JPH0533975U - レーザマーキング装置 - Google Patents

レーザマーキング装置

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JPH0533975U
JPH0533975U JP090959U JP9095991U JPH0533975U JP H0533975 U JPH0533975 U JP H0533975U JP 090959 U JP090959 U JP 090959U JP 9095991 U JP9095991 U JP 9095991U JP H0533975 U JPH0533975 U JP H0533975U
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vertical
magnification
pattern
horizontal
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Application number
JP090959U
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Inventor
明子 根岸
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縦横変倍の比率の変化に対する即座の対応を
可能とする。 【構成】 制御用ソフト10は縦横倍率の変更を指示す
る数値が入力されると、その数値に応じてCAD3から
のパターンデータの縦横倍率の変更を行うための信号を
生成して倍率変更回路11に出力する。倍率変更回路1
1はCAD3で作成されたパターンデータを制御用ソフ
ト10からの信号に応じて増幅して制御部12に出力す
る。制御部12は倍率変更回路11で増幅された信号に
したがってレーザ発振器13および光学系14を制御
し、マーキングサンプル4上へのレーザ光のX軸方向お
よびY軸方向の走査距離を夫々独立に制御する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本考案はレーザマーキング装置に関し、特にレーザ光により物質の表面に文字 やパターンなどを印字するレーザマーキング装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来、この種のレーザマーキング装置においては、図4に示すように、CAD 3で版下2にしたがってパターンデータが作成されると、このパターンデータが レーザマーキング装置6に渡される。
【0003】 レーザマーキング装置6において、制御用ソフト60は該パターンデータに基 づいたパターンをマーキングサンプル4に印字するための制御信号を生成し、そ の制御信号を制御部61に出力する。制御部61は制御用ソフト60からの制御 信号にしたがってレーザ発振器62およびガルバノメータを含む光学系63を制 御する。
【0004】 すなわち、制御部61は制御用ソフト60からの制御信号にしたがってレーザ 発振器62によるレーザ発振を制御し、レーザ発振器62から出射されたレーザ 光をマーキングサンプル4上で走査する光学系63のガルバノメータを制御し、 パターンをマーキングサンプル4上に印字する。
【0005】 縦横比のゆがんだパターンをマーキングする場合、CAD3上でパターンを編 集する際に縦横変倍の操作を行っている。しかしながら、低機能のCADソフト を使用してパターンデータを作成する場合には、版下2を用意する段階で縦横変 倍済みのものを用意しなければ、縦横変倍したマーキングデータを作成すること ができない。
【0006】 これに対して、高機能のCADソフトを使用する場合には、パターン作成中で も縦横変倍比率を数値入力することによって縦横比率の違うパターンの作成が可 能となる。この場合、パターン完成までの手間は最初からパターンを作成してい くのに比べて、格段に少ないというわけではない。
【0007】 このような従来のレーザマーキング装置では、縦横変倍の比率が少しでも変わ ると、それに応じてデータの再作成を行う必要があるので、縦横変倍の比率の変 化に即座に対応することができないという問題がある。
【0008】 平面に縦横変倍したパターンなどをマーキングする場合には、上記のようなや り方でも大きな障害が生じなかったが、近年ではマーキングの内容が多様化し、 図3に示すように、マーキングサンプル4のマーキング面4aと観察面4bとが 平行でない場合も多くなっている。
【0009】 この場合、マーキングサンプル4のマーキング面4aは加工エリアに対して水 平でなければならないので、マーキング面4aの角度を考慮して縦横変倍したパ ターンを作成してマーキングすることになる。しかしながら、作業者に縦横変倍 済みの版下2や変倍の比率が提供される例は少なく、またマーキング時のサンプ ル固定治具の誤差などが考えられるので、上記のようなやり方では完成品を作成 するまでにかなりの作業が必要となる。さらに、この種のマーキングを行う業界 ではマーキングサンプルの形状自体も頻繁に変わるので、縦横変倍の比率の変化 に対してフレキシブルな対応が必要となる。
【0010】
【考案の目的】
本考案は上記のような従来のものの問題点を除去すべくなされたもので、縦横 変倍の比率の変化に対して即座に対応することができるレーザマーキング装置の 提供を目的とする。
【0011】
【考案の構成】
本考案によるレーザマーキング装置は、マーキングパターンにしたがってX軸 およびY軸方向にレーザ光を走査することによってマーキングを行うレーザマー キング装置であって、外部からの前記マーキングパターンの縦横の倍率の変更指 示にしたがって前記X軸およびY軸方向の走査距離を夫々独立に可変する可変手 段を設けたことを特徴とする。
【0012】
【実施例】
次に、本考案について図面を参照して説明する。
【0013】 図1は本考案の一実施例の構成を示すブロック図である。図において、CAD 3は版下2にしたがって縦横倍率に対して特別な操作を行っていないパターンデ ータを作成し、レーザマーキング装置1に送出する。
【0014】 レーザマーキング装置1の制御用ソフト10には縦横倍率の変更が可能なよう にパラメータが予め設けられている。制御用ソフト10は縦横倍率の変更を指示 する数値が入力されると、その数値に応じてCAD3からのパターンデータの縦 横倍率の変更を行うための信号をパラメータを用いて生成し、この信号を倍率変 更回路11に出力する。
【0015】 倍率変更回路11ではCAD3で作成されたパターンデータを制御用ソフト1 0からの信号に応じて増幅し、増幅した信号を制御部12に出力する。制御部1 2は倍率変更回路11で増幅された信号にしたがって、つまり縦横倍率が変更さ れたパターンに基づいてレーザ発振器13および光学系14を制御し、マーキン グサンプル4上へのパターンの印字を行う。
【0016】 すなわち、制御部12は倍率変更回路11で増幅された信号に応じてレーザ発 振器13によるレーザ発振の発振時間を制御し、光学系14によるレーザ光のX 軸方向およびY軸方向の走査を夫々独立に制御する。これによって、マーキング サンプル4上で走査されるレーザ光のX軸方向およびY軸方向の走査距離を縮小 または拡大することができる。よって、マーキングパターンの縦横倍率を変更す る必要が生じた場合には、制御用ソフト10に入力する縦横倍率の数値を変更す るだけで、縦横倍率が変更されたパターンをマーキングサンプル4上に印字する ことができる。
【0017】 図2は本考案の他の実施例の構成を示すブロック図である。図において、本考 案の他の実施例によるレーザマーキング装置5は縦横変倍率計算ソフト55を付 加した以外は本考案の一実施例と同様の構成となっている。すなわち、制御用ソ フト50は本考案の一実施例の制御用ソフト10に、倍率変更回路51は倍率変 更回路11に、制御部52は制御部12に、レーザ発振器53はレーザ発振器1 3に、光学系54は光学系14に夫々対応しており、その動作も同様である。
【0018】 縦横変倍率計算ソフト55は観察面とマーキング面とが平行でないマーキング サンプル4に対してマーキングを行う場合に、マーキングサンプル4の形状とマ ーキングパターンの寸法とに関するデータを入力すると、このマーキングパター ンの縦横変倍率を計算し、その縦横変倍率を制御用ソフト50に通知する。制御 用ソフト50では縦横変倍率計算ソフト55で計算された縦横変倍率にしたがっ て上述した倍率変更処理を行う。
【0019】 図3は本考案の他の実施例によるマーキング例を示す図である。これら図2お よび図3を用いて本考案の他の実施例の動作について説明する。
【0020】 図3(a)に示すように、マーキングサンプル4のマーキング面4aと観察面 4bとが平行でない場合、マーキング面4aから見たマーキングパターン4cの 幅f[図3(c)参照]が分かっていなくとも、観察面4bから見たマーキング パターン4cの幅e[図3(c)参照]と、マーキングサンプル4のマーキング 面4aに関する情報であるマーキングサンプル4の高さa、下辺の長さb、上辺 の長さc[図3(a)参照]とを縦横変倍率計算ソフト55に与える。すると、 縦横変倍率計算ソフト55では図形的な各種の法則にしたがってマーキング面4 aから見たマーキングパターン4cの幅fを求め、幅fとなる図形がマーキング されるように縦横変倍率を自動計算する。
【0021】 よって、本考案の他の実施例では以下の如くマーキング動作が行われる。まず 、CAD3で版下2にしたがって縦横倍率に対して特別な操作を行っていないパ ターンデータ、つまり基本的なマーキングパターンが作成される。このとき、縦 横変倍率計算ソフト55にはマーキングサンプル4の形状とマーキングパターン 4cの寸法とに関するデータが与えられる。これによって、縦横変倍率計算ソフ ト55はその基本的なマーキングパターンの縦横変倍率を計算する。
【0022】 制御用ソフト50はCAD3から基本的なマーキングパターンが入力されると 、縦横変倍率計算ソフト55で計算された縦横変倍率を基に基本的なマーキング パターンの縦横倍率の変更を行うための信号を生成し、この信号を倍率変更回路 51に出力する。
【0023】 倍率変更回路51ではCAD3で作成された基本的なマーキングパターンを制 御用ソフト50からの信号に応じて増幅し、増幅した信号を制御部52に出力す る。制御部52は倍率変更回路51で増幅された信号にしたがって、つまり縦横 倍率が変更された基本的なマーキングパターンに基づいてレーザ発振器53およ び光学系54を制御し、マーキングサンプル4上へのマーキングパターンの印字 を行う。
【0024】 すなわち、制御部52は倍率変更回路51で増幅された信号に応じてレーザ発 振器53によるレーザ発振の発振時間を制御し、光学系54によるレーザ光のX 軸方向およびY軸方向の走査を夫々独立に制御する。これによって、マーキング サンプル4上で走査されるレーザ光のX軸方向およびY軸方向の走査距離を縮小 または拡大することができる。よって、マーキングパターンの縦横倍率を変更す る必要が生じた場合には、縦横変倍率計算ソフト55に与えるマーキングサンプ ル4の形状とマーキングパターン4cの寸法とに関するデータを変更するだけで 、縦横倍率が変更されたマーキングパターンをマーキングサンプル4上に印字す ることができる。
【0025】 このように、制御用ソフト10または縦横変倍率計算ソフト55に縦横倍率の 変更の指示が入力されたとき、CAD3で作成されたパターンデータを倍率変更 回路11,51で制御用ソフト10,50からの信号に応じて増幅し、この増幅 した信号にしたがって制御部12によってレーザ発振器13,53および光学系 14,54を制御してマーキングサンプル4上へのレーザ光のX軸およびY軸方 向の走査距離を夫々独立に可変するようにすることによって、マーキングサンプ ル4の多様化によって発生する縦横独立変倍の要求に対して、わずらわしい操作 を行うことなく、即座に対応することができる。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、外部からのマーキングパターンの縦横の 倍率の変更指示にしたがってX軸およびY軸方向の走査距離を夫々独立に可変す るようにすることによって、縦横変倍の比率の変化に対して即座に対応すること ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本考案の他の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】本考案の他の実施例によるマーキング例を示す
図である。
【図4】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,5 レーザマーキング装置 3 CAD 4 マーキングサンプル 10,50 制御用ソフト 11,51 倍率変更回路 12,52 制御部 14,54 光学系 55 縦横変倍率計算ソフト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マーキングパターンにしたがってX軸お
    よびY軸方向にレーザ光を走査することによってマーキ
    ングを行うレーザマーキング装置であって、外部からの
    前記マーキングパターンの縦横の倍率の変更指示にした
    がって前記X軸およびY軸方向の走査距離を夫々独立に
    可変する可変手段を設けたことを特徴とするレーザマー
    キング装置。
JP090959U 1991-10-09 1991-10-09 レーザマーキング装置 Pending JPH0533975U (ja)

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JP090959U JPH0533975U (ja) 1991-10-09 1991-10-09 レーザマーキング装置

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JP090959U JPH0533975U (ja) 1991-10-09 1991-10-09 レーザマーキング装置

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JPH0533975U true JPH0533975U (ja) 1993-05-07

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ID=14013035

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JP090959U Pending JPH0533975U (ja) 1991-10-09 1991-10-09 レーザマーキング装置

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JP (1) JPH0533975U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4636733B2 (ja) * 2001-06-04 2011-02-23 パナソニック電工Sunx株式会社 レーザマーキング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4636733B2 (ja) * 2001-06-04 2011-02-23 パナソニック電工Sunx株式会社 レーザマーキング装置

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