JP3026093B2 - 画像の修正方法及び装置 - Google Patents
画像の修正方法及び装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、原稿の画像データを読取りレイアウト処理
を行った後レイアウト済の画像データを出力する印刷製
版用レイアウト装置における画像の修正方法および装置
に関する。
を行った後レイアウト済の画像データを出力する印刷製
版用レイアウト装置における画像の修正方法および装置
に関する。
（従来の技術） 近年、スキャナによる原稿の色分解とともに、印刷物
１頁分の画像データをコンピュータ処理により合成する
レイアウト装置が印刷製版の分野で使用されている。こ
のレイアウト装置はスキャナに頁編集機能をもったコン
ピュータを接続したものであり、スキャナによって取込
んだ原稿の画像データを上記コンピュータでレイアウト
等の処理を施した後、露光フィルム上に出力するもので
ある。
１頁分の画像データをコンピュータ処理により合成する
レイアウト装置が印刷製版の分野で使用されている。こ
のレイアウト装置はスキャナに頁編集機能をもったコン
ピュータを接続したものであり、スキャナによって取込
んだ原稿の画像データを上記コンピュータでレイアウト
等の処理を施した後、露光フィルム上に出力するもので
ある。
このようにレイアウト装置においては、スキャナによ
って取込んだ画像をモニター上に表示し、画像の修正、
消去、ボカシ、合成等の各種レタッチ作業が行えるよう
になっている。このレタッチ作業のうち、画像を部分的
に修正する手段として、指定された間隔をもって２つの
画素を同時にマーキングする２重座標ペンを用いて、あ
る部分の色を他の部分に移植する方法が、特開昭59−11
5673号公報に示されている。
って取込んだ画像をモニター上に表示し、画像の修正、
消去、ボカシ、合成等の各種レタッチ作業が行えるよう
になっている。このレタッチ作業のうち、画像を部分的
に修正する手段として、指定された間隔をもって２つの
画素を同時にマーキングする２重座標ペンを用いて、あ
る部分の色を他の部分に移植する方法が、特開昭59−11
5673号公報に示されている。
（発明が解決しようとする課題） ところが、特開昭59−115673号公報に記載された発明
は、１つの画面に１つの画像を表示し、表示された画像
内において２重ペンでマーキングされた領域の色を修正
するものであり、同一画像内でかつ等倍率でしか修正を
行うことができず、２つの画像を合成したり、倍率を変
えて修正を行うことができないという問題が生じてい
た。
は、１つの画面に１つの画像を表示し、表示された画像
内において２重ペンでマーキングされた領域の色を修正
するものであり、同一画像内でかつ等倍率でしか修正を
行うことができず、２つの画像を合成したり、倍率を変
えて修正を行うことができないという問題が生じてい
た。
本発明は上述の問題点に鑑みてなされたもので、異な
る画像間で倍率を変えて部分的に画像の修正を行うこと
ができる方法および装置を提供することを目的とする。
る画像間で倍率を変えて部分的に画像の修正を行うこと
ができる方法および装置を提供することを目的とする。
（課題を解決するための手段） この目的達成のため本発明は、原稿の画像データを読
取りレイアウト処理を行った後レイアウト済の画像デー
タを出力する印刷製版用レイアウト装置において、 まず、モニター上に第１の画像及び第２の画像を表示
し、ポインテイングデバイスにより前記第１の画像の基
準点G1及び前記第２の画像の基準点G2を指定し、さら
に、前記第１の画像内の任意の点P1を指定し、前記基準
点G1、G2及び前記任意の点P1の位置関係および変倍率よ
り前記第２の画像上に前記任意の点P1に対応する点P2を
求め、前記任意の点P1に対応する前記第１の画像の画素
値に基づき、前記点P2に対応する前記第２の画像の画素
値を修正する画像の修正方法を提供し、 次に、原稿の画像データを記憶する画像データ記憶手
段と、この画像データ記憶手段に記憶された画像データ
に基づき第１の画像と第２の画像を同時に表示する表示
装置と、この表示装置上に表示された前記第１の画像お
よび前記第２の画像内の任意の点を指示するポインテイ
ングデバイスと、修正すべき画像の倍率を指定する倍率
指定手段と、前記ポインテイングデバイスで指定された
座標値および前記倍率指定手段から与えられる倍率値か
ら、前記の第２の画像中の修正すべき部分の座標値を算
出する修正画像座標値算出手段と、この修正画像座標値
算出手段で算出された座標値の画素値を前記第１の画像
の対応する位置の画素値に基づき修正する画素値修正手
段と、この画素値修正手段により修正された第２の画像
を記憶する修正画像データ記憶手段とを具備する画像の
修正装置を提供する。
取りレイアウト処理を行った後レイアウト済の画像デー
タを出力する印刷製版用レイアウト装置において、 まず、モニター上に第１の画像及び第２の画像を表示
し、ポインテイングデバイスにより前記第１の画像の基
準点G1及び前記第２の画像の基準点G2を指定し、さら
に、前記第１の画像内の任意の点P1を指定し、前記基準
点G1、G2及び前記任意の点P1の位置関係および変倍率よ
り前記第２の画像上に前記任意の点P1に対応する点P2を
求め、前記任意の点P1に対応する前記第１の画像の画素
値に基づき、前記点P2に対応する前記第２の画像の画素
値を修正する画像の修正方法を提供し、 次に、原稿の画像データを記憶する画像データ記憶手
段と、この画像データ記憶手段に記憶された画像データ
に基づき第１の画像と第２の画像を同時に表示する表示
装置と、この表示装置上に表示された前記第１の画像お
よび前記第２の画像内の任意の点を指示するポインテイ
ングデバイスと、修正すべき画像の倍率を指定する倍率
指定手段と、前記ポインテイングデバイスで指定された
座標値および前記倍率指定手段から与えられる倍率値か
ら、前記の第２の画像中の修正すべき部分の座標値を算
出する修正画像座標値算出手段と、この修正画像座標値
算出手段で算出された座標値の画素値を前記第１の画像
の対応する位置の画素値に基づき修正する画素値修正手
段と、この画素値修正手段により修正された第２の画像
を記憶する修正画像データ記憶手段とを具備する画像の
修正装置を提供する。
（作用） 本発明の画像の修正方法においては、モニター上に２
つの画像が表示され、ポインテイングデバイスに各々の
基準点G1、G2を指定することにより、２つの画像の各位
置が対応づけられ、一方の画像内の任意の点P1および変
倍率を指定することにより、他方の画像内の点P1に対応
する点P2が特定され、点P1の位置にある画像の画素値に
基づき、点P2の位置にある画像の画素値が修正されるた
め、異なる画像間でしかも倍率を変えて画像の修正を行
うことができる。
つの画像が表示され、ポインテイングデバイスに各々の
基準点G1、G2を指定することにより、２つの画像の各位
置が対応づけられ、一方の画像内の任意の点P1および変
倍率を指定することにより、他方の画像内の点P1に対応
する点P2が特定され、点P1の位置にある画像の画素値に
基づき、点P2の位置にある画像の画素値が修正されるた
め、異なる画像間でしかも倍率を変えて画像の修正を行
うことができる。
次に、本発明の画像の修正装置においては、画像デー
タ記憶手段に記憶された原稿の画像デに基づき、表示装
置に第１の画像と第２の画像が同時に表示され、ポイン
テイングデバイスにより前記第１の画像および第２の画
像内の任意の点を指示し、倍率指定手段により修正すべ
き画像の倍率を指定することにより、修正画像座標値算
出手段が前記第２の画像中の修正すべき部分の座標値を
算出し、画素値修正手段がこの算出された座標値の画素
値を前記第１の画像の対応する位置の画素値に基づき修
正するため、異なる画像間でしかも倍率を変えて画像の
修正を行うことができる。
タ記憶手段に記憶された原稿の画像デに基づき、表示装
置に第１の画像と第２の画像が同時に表示され、ポイン
テイングデバイスにより前記第１の画像および第２の画
像内の任意の点を指示し、倍率指定手段により修正すべ
き画像の倍率を指定することにより、修正画像座標値算
出手段が前記第２の画像中の修正すべき部分の座標値を
算出し、画素値修正手段がこの算出された座標値の画素
値を前記第１の画像の対応する位置の画素値に基づき修
正するため、異なる画像間でしかも倍率を変えて画像の
修正を行うことができる。
（実施例） 以下図面に基づいて本発明の実施例について説明す
る。
る。
第１図は本発明の画像修正装置の一例を示した概略構
成図である。
成図である。
図において、Ａスキャナ部、５は磁気デイスクであ
り、入力ドラム１にセットされた原稿を走査ヘッド（図
示せず）で読取り、色分解処理を行った後、インタフエ
イス３を介して分解画像データを磁気デイスクに記憶す
る。磁気デイスク５に記憶された画像データは編集処理
等が行われた後、インタフエイス４を介して露光ドラム
２上にセットされた露光フイルム上に出力される。
り、入力ドラム１にセットされた原稿を走査ヘッド（図
示せず）で読取り、色分解処理を行った後、インタフエ
イス３を介して分解画像データを磁気デイスクに記憶す
る。磁気デイスク５に記憶された画像データは編集処理
等が行われた後、インタフエイス４を介して露光ドラム
２上にセットされた露光フイルム上に出力される。
６はカラーモニタであり、第１画像6a、第２画面6bを
有し、磁気デイスク５から読出された画像等を表示す
る。７は画像表示用メモリであり、第１画面6aに画像を
表示するための第１メモリ7aと、第２画面6bに画像を表
示するための第２メモリ7bよりなる。８はマウス、デジ
タイザ等よりなるポインティングデバイスであり、カラ
ーモニタ６に表示された画像の位置座標を入力する。９
はキーボード等よりなる倍率指定手段であり、倍率値の
数値入力を行う。
有し、磁気デイスク５から読出された画像等を表示す
る。７は画像表示用メモリであり、第１画面6aに画像を
表示するための第１メモリ7aと、第２画面6bに画像を表
示するための第２メモリ7bよりなる。８はマウス、デジ
タイザ等よりなるポインティングデバイスであり、カラ
ーモニタ６に表示された画像の位置座標を入力する。９
はキーボード等よりなる倍率指定手段であり、倍率値の
数値入力を行う。
10はコンピュータであり、修正画像座標値算出手段1
1、画素値修正手段12および画像集版手段13を有してい
る。修正画像座標値算出手段11はポインティングデバイ
ス８で指定された座標値および倍率指定手段９から与え
られる倍率値から、カラーモニタ６の第２画面6bに表示
された画像の修正すべき部分の座標値を算出し、画素値
修正手段12は、修正画像座標値算出手段11で算出された
位置の画素値を、第１画面6a上の対応する位置の画素値
に基づき修正する。また、画像集版手段13は、磁気デイ
スク５に記憶された画像を読出してトリミングレイアウ
ト等のページメイクアップ処理を行う。
1、画素値修正手段12および画像集版手段13を有してい
る。修正画像座標値算出手段11はポインティングデバイ
ス８で指定された座標値および倍率指定手段９から与え
られる倍率値から、カラーモニタ６の第２画面6bに表示
された画像の修正すべき部分の座標値を算出し、画素値
修正手段12は、修正画像座標値算出手段11で算出された
位置の画素値を、第１画面6a上の対応する位置の画素値
に基づき修正する。また、画像集版手段13は、磁気デイ
スク５に記憶された画像を読出してトリミングレイアウ
ト等のページメイクアップ処理を行う。
なお、メインメモリ14は、コンピュータ10で修正処理
等を行う画像データ、あるいは修正後の画像データ等を
記憶するものであり、データ量がオーバーした場合の補
助としての補助記憶装置15を有している。
等を行う画像データ、あるいは修正後の画像データ等を
記憶するものであり、データ量がオーバーした場合の補
助としての補助記憶装置15を有している。
次に、第１図に示す装置の動作について説明する。
まず、スキャナ部Ａにおいて、入力ドラム１にセット
された原稿を走査ヘッドで読取り、色分解処理を行った
後、インタフエイス３を介して分解されたＹ（イエロ
ー）、Ｍ（マゼンタ）、Ｃ（シアン）、Ｋ（ブラック）
の画像データを磁気デイスク５に記憶する。コンピュー
タ10は、磁気デイスクに記憶された分解画像データから
修正すべき画像データを読出しメインメモリ14に記憶す
る。次いで、メインメモリ14に記憶された画像データに
対して修正処理を施す。
された原稿を走査ヘッドで読取り、色分解処理を行った
後、インタフエイス３を介して分解されたＹ（イエロ
ー）、Ｍ（マゼンタ）、Ｃ（シアン）、Ｋ（ブラック）
の画像データを磁気デイスク５に記憶する。コンピュー
タ10は、磁気デイスクに記憶された分解画像データから
修正すべき画像データを読出しメインメモリ14に記憶す
る。次いで、メインメモリ14に記憶された画像データに
対して修正処理を施す。
第２図は画像の修正処理におけるコンピュータ10の動
作を示したフローチャート、第３図はカラーモニター６
に表示された第１画像と第２画像の対応関係を示す説明
図であり、以下図に基づいて画像の修正処理を説明す
る。
作を示したフローチャート、第３図はカラーモニター６
に表示された第１画像と第２画像の対応関係を示す説明
図であり、以下図に基づいて画像の修正処理を説明す
る。
まず、修正元となる第１画像と修正先となる第２画像
が選択されるのを待機し（S1）、キーボード（図示せ
ず）等により選択されたら、選択された第１画像および
第２画像をメインメモリ14から読出して、一旦第１メモ
リ7aおよび第２メモリ7bに記憶した後、カラモニター６
の第１画面6aに第１画像を、第２画面6bに第２画像を表
示する（S2）。この場合、第１画像と第２画像は同一画
像であってもよい。次いで、ポインティングデバイス８
より基準点G1、G2の位置座標が入力されるのを待機する
（S3）。基準点G1としては第１画像内の修正元となる領
域の中心付近の点を選択し、基準点G2としては第２画像
内の修正領域の中心付近の点を選択する。モニター６上
にはポインティングデバイス８の入力に連動して動くカ
ーソルが表示されるため、基準点G1、G2の入力は容易に
行うことができる。この基準点G1、G2の位置座標が入力
されたら、キーボード等より構成される倍率指定手段９
から倍率値が入力されるを待機する（S4）。ｘ方向とｙ
方向の倍率を変える場合は、x,y方向の倍率値mx,myを入
力すればよい。倍率値が入力されたら、ポインティング
デバイス８から第１画像内の任意の点P1の位置座標が入
力されるのを待機する。（S5）。任意の点P1としては、
第１画像内の修正元となる領域の内の点を選択する。任
意の点P1の位置座標が入力されると、修正画像座標値算
出手段11が入力された点G1、G2、P1の座標値および倍率
値に基づいて第２画像内の修正点P2の座標値を算出する
（S6）。
が選択されるのを待機し（S1）、キーボード（図示せ
ず）等により選択されたら、選択された第１画像および
第２画像をメインメモリ14から読出して、一旦第１メモ
リ7aおよび第２メモリ7bに記憶した後、カラモニター６
の第１画面6aに第１画像を、第２画面6bに第２画像を表
示する（S2）。この場合、第１画像と第２画像は同一画
像であってもよい。次いで、ポインティングデバイス８
より基準点G1、G2の位置座標が入力されるのを待機する
（S3）。基準点G1としては第１画像内の修正元となる領
域の中心付近の点を選択し、基準点G2としては第２画像
内の修正領域の中心付近の点を選択する。モニター６上
にはポインティングデバイス８の入力に連動して動くカ
ーソルが表示されるため、基準点G1、G2の入力は容易に
行うことができる。この基準点G1、G2の位置座標が入力
されたら、キーボード等より構成される倍率指定手段９
から倍率値が入力されるを待機する（S4）。ｘ方向とｙ
方向の倍率を変える場合は、x,y方向の倍率値mx,myを入
力すればよい。倍率値が入力されたら、ポインティング
デバイス８から第１画像内の任意の点P1の位置座標が入
力されるのを待機する。（S5）。任意の点P1としては、
第１画像内の修正元となる領域の内の点を選択する。任
意の点P1の位置座標が入力されると、修正画像座標値算
出手段11が入力された点G1、G2、P1の座標値および倍率
値に基づいて第２画像内の修正点P2の座標値を算出する
（S6）。
いま、基準点G1,G2、任意の点P1、修正点P2を第３図
に示すように設定し、第１画像内の２点G1,P1間の距離L
1のｘ成分,y成分をL1x,L1y、第２画像内の２点G2,P2間
の距離L2のｘ成分,y成分をL2x,L2yとしすると、ｘ方向,
y方向の倍率値がmx,myであるから、 L2x＝ｍｘ ・L1x L2y＝ｍｙ ・L1y となる。
に示すように設定し、第１画像内の２点G1,P1間の距離L
1のｘ成分,y成分をL1x,L1y、第２画像内の２点G2,P2間
の距離L2のｘ成分,y成分をL2x,L2yとしすると、ｘ方向,
y方向の倍率値がmx,myであるから、 L2x＝ｍｘ ・L1x L2y＝ｍｙ ・L1y となる。
このようにして、基準点G1,G2、任意の点P1の位置座
標、ｘ方向,y方向の倍率値より、修正点P2の位値座標を
求めることができる。
標、ｘ方向,y方向の倍率値より、修正点P2の位値座標を
求めることができる。
ここで、ポインティングデバイス８により第画像内の
任意の点P1を連続的に入力すなわちトレースすれば、第
２画像内に対応する点P2が連続的に求められる。第１画
像内に複数の点を入力した場合、第１画像内の点P1,Q1
とし、これに対応する第２画像内の点をP2,Q2とし、２
点P1,Q1の距離d1のｘ成分,y成分をd1x,d1y、２点P2,Q2
間の距離d2のｘ成分,y成分をd2x,d2yとすると、 d2x＝ｍｘ ・d1x d2y＝ｍｙ ・d1y となる。
任意の点P1を連続的に入力すなわちトレースすれば、第
２画像内に対応する点P2が連続的に求められる。第１画
像内に複数の点を入力した場合、第１画像内の点P1,Q1
とし、これに対応する第２画像内の点をP2,Q2とし、２
点P1,Q1の距離d1のｘ成分,y成分をd1x,d1y、２点P2,Q2
間の距離d2のｘ成分,y成分をd2x,d2yとすると、 d2x＝ｍｘ ・d1x d2y＝ｍｙ ・d1y となる。
このように第２画像内の修正点P2の位置座標が求まる
と、第１画像内の点P1の位置の画素値に基づいて点P2の
位置にある画素値の変換を行う（S7）。この場合、変換
後の点P2の画素値を点P1の画素値と同一にすれば複写修
正となり、点P1と点P2の画素値の各々に適当な係数を掛
けて、その和を変換後の点P2の画素値とすればすかし修
正となり、この点P1と点P2の画素値に掛ける係数を基準
点G1からの距離によって変化させれば、第２画像内の修
正部分の周辺部等にグラデーション効果が与えられたぼ
かし修正となる。そらに、点P1と点P2の画素値とは無関
係の値も加味して変換後の点P2の画素値を決定すれば、
トーンの修正等を同時に行うことができる。
と、第１画像内の点P1の位置の画素値に基づいて点P2の
位置にある画素値の変換を行う（S7）。この場合、変換
後の点P2の画素値を点P1の画素値と同一にすれば複写修
正となり、点P1と点P2の画素値の各々に適当な係数を掛
けて、その和を変換後の点P2の画素値とすればすかし修
正となり、この点P1と点P2の画素値に掛ける係数を基準
点G1からの距離によって変化させれば、第２画像内の修
正部分の周辺部等にグラデーション効果が与えられたぼ
かし修正となる。そらに、点P1と点P2の画素値とは無関
係の値も加味して変換後の点P2の画素値を決定すれば、
トーンの修正等を同時に行うことができる。
以上のようにして第２画像の修正位置および修正画素
値が決定されると、第２画像を表示する第２メモリ7bの
内容を修正後のデータニ変更し、修正後の第２画像を第
２画面に表示する（S8）。これによりオペレータは修正
結果を容易に確認することができる。次いで、修正後の
第２画像を新たな画像データとしてメインモリ14に記憶
し（S9）、画像の修正処理を終了する。
値が決定されると、第２画像を表示する第２メモリ7bの
内容を修正後のデータニ変更し、修正後の第２画像を第
２画面に表示する（S8）。これによりオペレータは修正
結果を容易に確認することができる。次いで、修正後の
第２画像を新たな画像データとしてメインモリ14に記憶
し（S9）、画像の修正処理を終了する。
ここで、点P1および点P2の位置にある画素は１画素に
限定する必要はなく、種々の形状を構成する複数の画素
としてもよい。
限定する必要はなく、種々の形状を構成する複数の画素
としてもよい。
第４図は修正対象となる画素の組合せパターンを示し
た模式図であり、同図（ａ）〜（ｄ）は標準的なパター
ンを、同図（ｅ）〜（ｇ）はエアーブラシ効果を与える
ためのパターンを示している。図示の如く、第４図
（ａ）は点P1の位置の画素を中心として周囲４画素より
なるパターンであり、同図（ｂ）は周囲８画素よりなる
パターンであり、同図（ｃ）は周囲12画素よりなるパタ
ーンであり、同図（ｄ）は周囲20画素よりなるパターン
である。このように種々のパターンを用いることによ
り、一度の指定で複数画素を修正することができる。ま
た、第４図（ｅ）は点P1の画素を中心として対角４画素
よりなるパターンであり、同図（ｆ）は同図（ｃ）のパ
ターンより周囲４画素を除いたパターンであり、同図
（ｇ）は同図（ｂ）のパターンの周囲に８画素を点在さ
せたパターンである。このように標準的なパターンから
部分的に画素を除くことにより画像にエアーブラシ効果
を与えることができる。
た模式図であり、同図（ａ）〜（ｄ）は標準的なパター
ンを、同図（ｅ）〜（ｇ）はエアーブラシ効果を与える
ためのパターンを示している。図示の如く、第４図
（ａ）は点P1の位置の画素を中心として周囲４画素より
なるパターンであり、同図（ｂ）は周囲８画素よりなる
パターンであり、同図（ｃ）は周囲12画素よりなるパタ
ーンであり、同図（ｄ）は周囲20画素よりなるパターン
である。このように種々のパターンを用いることによ
り、一度の指定で複数画素を修正することができる。ま
た、第４図（ｅ）は点P1の画素を中心として対角４画素
よりなるパターンであり、同図（ｆ）は同図（ｃ）のパ
ターンより周囲４画素を除いたパターンであり、同図
（ｇ）は同図（ｂ）のパターンの周囲に８画素を点在さ
せたパターンである。このように標準的なパターンから
部分的に画素を除くことにより画像にエアーブラシ効果
を与えることができる。
なお、ある画像をスキャナ等で入力した場合、入力画
像にゴミや原稿の傷が入ってしまうことがよくある。こ
の場合でも、本発明においては、ゴミや傷の入っている
画像を第２画像としてモニターに表示し、第１画像に同
じ画像または異なる画像を選択して、ゴミや傷のない状
態と同一の色やパターンを有する部分を第１画像中に指
定して第２画像の修正を行うことにより、容易に入力画
像のごみや傷を消すことができる。また、本発明によれ
ば、ある画像中の特定の部分のみに変倍をかけることも
容易に行うことができる。
像にゴミや原稿の傷が入ってしまうことがよくある。こ
の場合でも、本発明においては、ゴミや傷の入っている
画像を第２画像としてモニターに表示し、第１画像に同
じ画像または異なる画像を選択して、ゴミや傷のない状
態と同一の色やパターンを有する部分を第１画像中に指
定して第２画像の修正を行うことにより、容易に入力画
像のごみや傷を消すことができる。また、本発明によれ
ば、ある画像中の特定の部分のみに変倍をかけることも
容易に行うことができる。
（発明の効果） 以上のように本発明においては、モニター上に２つの
画像が表示され、ポインテイングデバイスニ各々の基準
点G1、G2を指定することにより、２つの画像の各位置が
対応づけられ、一方の画像内の任意の点P1および変倍率
を指定することにより、他方の画像内の点P1に対応する
点P2が特定され、点P1の位置にある画像の画素値に基づ
き、点P2の位置にある画像の画素値が修正されるため、
異なる画像間でしかも倍率を変えて画像の修正を行うこ
とができ、簡単な操作で単純な複写修正以外の画像合成
等の種々の修正を言うことができるという効果を奏す
る。
画像が表示され、ポインテイングデバイスニ各々の基準
点G1、G2を指定することにより、２つの画像の各位置が
対応づけられ、一方の画像内の任意の点P1および変倍率
を指定することにより、他方の画像内の点P1に対応する
点P2が特定され、点P1の位置にある画像の画素値に基づ
き、点P2の位置にある画像の画素値が修正されるため、
異なる画像間でしかも倍率を変えて画像の修正を行うこ
とができ、簡単な操作で単純な複写修正以外の画像合成
等の種々の修正を言うことができるという効果を奏す
る。
第１図は本発明の画像修正装置の一例を示した概略構成
図、第２図は画像の修正処理におけるコンピュータ10の
動作を示したフローチャート、第３図はカラーモニター
６に表示された第１画像と第２画像の対応関係を示す説
明図、第４図は修正対象となる画素の組合せパターンを
示した模式図である。 １……入力ドラム、２……露光ドラム ３、４……インタフエイス ５……磁気デイスク、６……カラーモニタ 6a……第１画面、6b……第２画面 ７……画像表示用メモリ 7a……第１メモリ、7b……第２メモリ ８……ポインテイングデバイス ９……倍率指定手段、10……コンピュータ 11……修正画像座標値算出手段 12……画素値修正手段、13……画像集版手段 14……メインメモリ、15……補助記憶装置 Ａ……スキャナ部
図、第２図は画像の修正処理におけるコンピュータ10の
動作を示したフローチャート、第３図はカラーモニター
６に表示された第１画像と第２画像の対応関係を示す説
明図、第４図は修正対象となる画素の組合せパターンを
示した模式図である。 １……入力ドラム、２……露光ドラム ３、４……インタフエイス ５……磁気デイスク、６……カラーモニタ 6a……第１画面、6b……第２画面 ７……画像表示用メモリ 7a……第１メモリ、7b……第２メモリ ８……ポインテイングデバイス ９……倍率指定手段、10……コンピュータ 11……修正画像座標値算出手段 12……画素値修正手段、13……画像集版手段 14……メインメモリ、15……補助記憶装置 Ａ……スキャナ部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−115673（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−11062（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−265370（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−87139（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−39158（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−206554（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G03F 1/00 - 1/16 G03F 3/00 - 3/10
Claims (2)
- 【請求項１】原稿の画像データを読取りレイアウト処理
を行った後レイアウト済の画像データを出力する印刷製
版用レイアウト装置において、 モニター上に第１の画像及び第２の画像を表示し、 ポインテイングデバイスにより前記第１の画像の基準点
G1及び前記第２の画像基準点G2を指定し、さらに、前記
第１の画像内の任意の点P1を指定し、 前記基準点G1、G2及び前記任意の点P1の位置関係および
変倍率より前記第２の画像上に前記任意の点P1に対応す
る点P2を求め、 前記任意の点P1に対応する前記第１の画像の画素値に基
づき、前記点P2に対応する前記第２の画像の画素値を修
正することを特徴とする画像の修正方法。 - 【請求項２】原稿の画像データを読取りレイアウト処理
を行った後レイアウト済の画像データを出力する印刷製
版用レイアウト装置において、 原稿の画像データを記憶する画像データ記憶手段と、 この画像データ記憶手段に記憶された画像データに基づ
き第１の画像と第２の画像を同時に表示する表示装置
と、 この表示装置上に表示された前記第１の画像および前記
第２の画像内の任意の点を指示するポインテイングデバ
イスと、 修正すべき画像の倍率を指定する倍率指定手段と、 前記ポインティングデバイスで指定された座標値および
前記倍率指定手段から与えられる倍率値から、前記の第
２の画像中の修正すべき部分の座標値を算出する修正画
像座標値算出手段と、 この修正画像座標値算出手段で算出された座標値の画素
値を前記第１の画像の対応する位置の画素値に基づき修
正する画素値修正手段と、 この画素値修正手段により修正された第２の画像を記憶
する修正画像データ記憶手段と、 を具備することを特徴とする画像の修正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2147390A JP3026093B2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 画像の修正方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2147390A JP3026093B2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 画像の修正方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03226754A JPH03226754A (ja) | 1991-10-07 |
| JP3026093B2 true JP3026093B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=12055946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2147390A Expired - Lifetime JP3026093B2 (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | 画像の修正方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3026093B2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-31 JP JP2147390A patent/JP3026093B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03226754A (ja) | 1991-10-07 |
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