JPH05338393A - 刻印装置 - Google Patents

刻印装置

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JPH05338393A
JPH05338393A JP15250392A JP15250392A JPH05338393A JP H05338393 A JPH05338393 A JP H05338393A JP 15250392 A JP15250392 A JP 15250392A JP 15250392 A JP15250392 A JP 15250392A JP H05338393 A JPH05338393 A JP H05338393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
marking
panel
panel component
spot welding
component
Prior art date
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Pending
Application number
JP15250392A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Miyoshi
史郎 三由
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP15250392A priority Critical patent/JPH05338393A/ja
Publication of JPH05338393A publication Critical patent/JPH05338393A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型にすることにより組み立てライン内に設
置でき、また取扱いが容易である刻印装置を提供する。 【構成】 クランプ部材21により支持されたパネル部
品Wを、テーブル19に取り付けられている当て金27
と刻印ヘッド31との共働により挟み、次にスポット溶
接ガン49の一対のチップ45,47により、当て金2
7と刻印ヘッド31とに圧力を加える。このようしてパ
ネル部品Wに製造番号や製造年月日などを刻印する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刻印装置に関し、特
に、スポット溶接されるパネル部品に刻印を行う刻印装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】製品の品質管理や出荷後のメンテナンス
は近年益々重要になっており、したがって現在では、製
品を構成する個々の部品にも製造番号や製造年月日等を
記し、部品の品質管理を行っている。
【0003】例えば自動車車体の場合、一般的には、刻
印により、車体を構成するパネル部品に製造年月日等を
記録している。
【0004】以前は、マルチウエルダープレスを用い、
刻印作業をインラインで行っていたが、溶接工程の増加
により、ラインの長さに制約がある既存の生産設備では
インラインによる作業が困難になっている。このため現
状では、刻印工程を組み立てライン外つまりオフライン
にて行うのが一般的である。
【0005】刻印作業を具体的に説明すると、生産され
たパネル部品は、まず作業者により組み立てラインから
取り出され、続いて刻印装置に搬入され、刻印される。
この後、再び組み立てラインに搬入される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オフラ
インにて刻印作業を行うには、刻印装置を別途設置しな
ければならず、費用や設置スペースが問題となる。この
ようなことから刻印装置を組み立てライン内に設置する
のが望ましいが、一般的に刻印装置には比較的大きな加
圧力が必要であり、空圧源または油圧源などを必要とす
る。したがって、メンテナンスおよび設計上の問題、お
よび装置の大型化などのため、刻印装置を、パネル部品
を載置するスライド装置やターンテーブル上に設置する
のは困難であった。
【0007】以上のような問題点に鑑みてなされた本発
明は、刻印装置を、小型化することにより組み立てライ
ン内に設置でき、また取扱いが容易である刻印装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、パネル部品を位置決め支持するクランプ部
材が取り付けられたテーブルに、前記パネル部品の一方
の面に接する当て金を取り付け、前記当て金との共働に
より前記パネル部品を挟む刻印ヘッドを、前記当て金に
対して開閉自在に前記テーブルに取り付け、前記パネル
部品を溶接すると共に、前記当て金と刻印ヘッドを挟圧
して前記パネル部品を刻印するスポット溶接ガンを、前
記テーブルに隣接して設置したことを特徴とする刻印装
置である。
【0009】
【作用】テーブルに載置されたパネル部品は、該テーブ
ルに取り付けられたクランプ部材により支持され、前記
テーブルに取り付けられている当て金に対面する。続い
て駆動手段により刻印ヘッドを揺動移動し、当該刻印ヘ
ッドと当て金との共働によりパネル部品を挟む。次にス
ポット溶接ガンにより当て金と刻印ヘッドとに圧力を加
えてパネル部品を挟圧し、パネル部品に製造番号や製造
年月日などを刻印する。このようにスポット溶接ガンの
加圧力を利用して刻印を行うので、テーブル上に比較的
高い圧力を出力する空圧源や油圧源など有する駆動手段
を設置する必要がなく、装置を小型化できる。また簡単
な構造をしており、耐久性や取り扱い性に優れる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は第1実施例の刻印装置を示す側面図であ
り、図2はこの刻印装置の平面図である。図1に示され
るように、本実施例の刻印装置はパネル部品Wに作業を
行うステージSを有している。図1および図2に示され
るように、このステージSにはスライドテーブルタイプ
の第1パネル載置治具13と第2パネル載置治具14と
が並列に2機設置されている。なお、両パネル載置治具
13,14は同様の構造である。第1パネル載置治具1
3には、第1エアシリンダ15により駆動されるリニア
アクチュエータ17に取り付けられるパネル載置テーブ
ル19が設置されており、このテーブル19は図1にお
いて実線で示されるパネル搬入位置と、二点鎖線で示さ
れる作業位置とに進退移動自在となっている。またパネ
ル載置テーブル19には、クランプ部材21が取り付け
られており、パネル載置テーブル19に搬入されたパネ
ル部品Wを位置決めすると共に保持する。したがって、
パネル載置位置に位置するテーブル19にパネル部品W
が載置されると、パネル部品はクランプ部材21により
クランプされ、この後テーブル19を前進移動すること
によりパネル部品Wが作業位置に搬送される。また図2
に示されるように、テーブル19には刻印治具23が取
り付けられている。
【0011】図3および図4に示されるように、パネル
載置テーブル19には刻印治具23の第1支持部材25
が固定されており、テーブル上に載置されたパネル部品
Wに当接する当て金27が取り付けられている。また図
3に示されるように、第1支持部材25には揺動軸29
回りに揺動自在である刻印ヘッド31が取り付けられて
おり、第1支持部材25に取り付けられる第2エアシリ
ンダ33により駆動されるようになっている。この刻印
ヘッドは、当て金27との共働により、テーブル19に
載置されたパネル部品Wをクランプする機能をも有す
る。なお、図3および図4に示されるように、テーブル
19には固定部材35と揺動部材37とからなるクラン
プ部材21が取り付けられており、固定部材35に揺動
自在に取り付けられた揺動部材37を、固定部材35に
取り付けられた第3エアシリンダ39により揺動するこ
とにより、パネル部品Wをクランプおよびクランプ解除
するようになっている。
【0012】また図1に示されるように、ステージSに
隣接する位置にはスポット溶接ロボット41が設置され
ている。ロボット41は回動自在であるアーム43を有
しており、アーム43の先端には、相対近接離反移動自
在である一対のチップ45,47を有するスポット溶接
ガン49が取り付けられている。したがって、このスポ
ット溶接ガン49により、ステージSの作業位置に搬送
されたパネル部品Wにスポット溶接を行う。そして図3
に示されるように、スポット溶接ガン49は、パネル部
品Wを挟む刻印ヘッド31と当て金27とを挟圧するよ
うになっており、この動作によりパネル部品Wに刻印を
行うようになっている。なお、スポット溶接ガン49に
より刻印ヘッド31と当て金27とを挟圧する際、両チ
ップ45,47には通電しない。
【0013】続いて、上記実施例の刻印装置により、パ
ネル部品に刻印を行う動作順を説明する。まず、ステー
ジSに作業者がパネル部品を搬入し、図2に示される第
1パネル載置治具13にパネル部品Wを搬入する。な
お、第2パネル載置治具14のテーブル19がパネル搬
入位置に位置していれば、これにパネル部品Wを搬入し
てもよい。この後、作業者がクランプ動作ボタンBを押
すと、パネル載置テーブル19に取り付けられたクラン
プ部材21により、パネル部品Wが保持されると共に位
置決めされ、同時にテーブル19が作業位置に移動す
る。作業位置に搬送されたパネル部品Wは、まず図4に
おいてPで示される溶接位置をスポット溶接ガン49に
よりスポット溶接される。スポット溶接が終了すると、
第2エアシリンダ33により刻印ヘッド31が揺動さ
れ、当て金27との共働によりパネル部品Wの端縁部を
挟む。このようにして刻印ヘッド31と当て金27とに
よりパネル部品Wを挟むと、続いて図3に示されるよう
に、スポット溶接ガン49により刻印ヘッド31と当て
金27が加圧され、刻印ヘッド31と当て金27の間に
介在するパネル部品Wに刻印が行われる。なお、刻印さ
れる情報は、製造年月日や製品番号など、製品管理がで
きる内容である。そしてスポット溶接ガン49の加圧力
は約250Kg/cm2である。そして刻印が行われる
と、エアシリンダ33を作動することにより刻印ヘッド
31をパネル部品Wから離反移動させ、同時にクランプ
部材21のクランプを解除し、パネル部品Wを次の工程
に搬送する。
【0014】次に、別の実施例について説明する。図5
は、別の実施例を示す平面図である。なお、すでに説明
した部材と同様の部材には同一の符号を付す。図5に示
されるように、この実施例の刻印装置においては、パネ
ル部品Wを搬入するステージSにターンテーブルタイプ
のパネル載置治具51が設置されている。パネル部品W
を位置決めすると共に保持するパネル載置治具51のパ
ネル載置テーブル53は矢視する方向に回転移動自在と
なっており、パネル搬入位置と作業位置とに移動自在と
なっている。このようなパネル載置テーブル53に、前
述した刻印治具23が設置されている。したがって、タ
ーンテーブル55の作業者M側つまりパネル搬入位置
に、作業者Mによりパネル部品Wが搬入されると、パネ
ル部品Wはクランプされた後、回転移動するテーブル5
5と共に作業位置に搬送される。作業位置に搬送された
パネル部品Wには、前述した手順と同様の手順でスポッ
ト溶接と刻印とが行われ、終了後にステージS2に搬送
される。
【0015】なお、図6に示されるように、相対開閉自
在である当て金27と刻印ヘッド31とを、バネ61に
より所定の角度開いた状態に支持して、第1支持部材2
5に取り付けてもよい。この場合、当て金27と刻印ヘ
ッド31は、第1支持部材25に対して進退移動自在に
取り付けられており、図示しない駆動手段により進退移
動するようになっている。刻印手順を説明すると、まず
図6において二点鎖線で示される後退位置に、当て金2
7と刻印ヘッド31とを位置させた状態で、パネル部品
Wをステージ上に載置し、クランプする。続いて、当て
金27と刻印ヘッド31とを図6において実線で示され
る前進位置に移動する。この後、溶接ガン49のチップ
45,47により当て金27と刻印ヘッド31とを挟圧
し、パネル部品Wに刻印を行う。刻印が終了し、溶接ガ
ン49による挟圧状態が解除されると、当て金27と刻
印ヘッド31は、バネ61の付勢により開状態になり、
後退位置に移動する。この後、パネル部品Wは、クラン
プを解除され、テーブル19から搬出される。
【0016】また、製造年月日等は、パネル部品表面に
明記されればよいものであるので、刻印治具の組み付け
精度は正確でなくてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によると、エア源や
油圧源などの刻印動作用動力源が不要であるので、刻印
治具を極めて小型なものにでき、移動体であるスライド
部材やターンテーブル上に簡単に設置できる。また刻印
治具の構造が簡単であるので、耐久性に優れ、さらに刻
印ヘッドの交換など取扱いが極めて容易である。また組
み立てラインのインラインにて刻印を行うので、すべて
のパネル部品に確実に刻印でき、品質管理を容易に行う
ことができる。したがって車体の精度向上や不良率低減
に役立つ。またロット管理が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、第1実施例の刻印装置を示す側面図、
【図2】は、この刻印装置の平面図、
【図3】は、刻印治具の側面図、
【図4】は、刻印治具の平面図、
【図5】は、別の実施例の概略平面図、
【図6】は、さらに別の実施例の側面図である。
【符号の説明】
13…パネル載置治具 19…パネル載
置テーブル 21…クランプ部材 23…刻印治具 27…当て金 31…刻印ヘッ
ド 37…揺動部材 41…スポット
溶接ロボット 49…スポット溶接ガン B…クランプ動作ボタン S…ステージ W…パネル部品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル部品を位置決め支持するクランプ
    部材が取り付けられたテーブルに、前記パネル部品の一
    方の面に接する当て金を取り付け、 前記当て金との共働により前記パネル部品を挟む刻印ヘ
    ッドを、前記当て金に対して開閉自在に前記テーブルに
    取り付け、 前記パネル部品を溶接すると共に、前記当て金と刻印ヘ
    ッドを挟圧して前記パネル部品を刻印するスポット溶接
    ガンを、前記テーブルに隣接して設置したことを特徴と
    する刻印装置。
JP15250392A 1992-06-11 1992-06-11 刻印装置 Pending JPH05338393A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15250392A JPH05338393A (ja) 1992-06-11 1992-06-11 刻印装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15250392A JPH05338393A (ja) 1992-06-11 1992-06-11 刻印装置

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Publication Number Publication Date
JPH05338393A true JPH05338393A (ja) 1993-12-21

Family

ID=15541890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15250392A Pending JPH05338393A (ja) 1992-06-11 1992-06-11 刻印装置

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JP (1) JPH05338393A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100783529B1 (ko) * 2006-12-14 2007-12-07 현대자동차주식회사 엔진 가공라인용 클램핑장치

Cited By (1)

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