JPH05336727A - ステツピングモータ - Google Patents

ステツピングモータ

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Publication number
JPH05336727A
JPH05336727A JP16401592A JP16401592A JPH05336727A JP H05336727 A JPH05336727 A JP H05336727A JP 16401592 A JP16401592 A JP 16401592A JP 16401592 A JP16401592 A JP 16401592A JP H05336727 A JPH05336727 A JP H05336727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor magnet
stepping motor
pole tooth
pole
magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP16401592A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Hayashi
俊郎 林
Toshio Hashimoto
寿雄 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP16401592A priority Critical patent/JPH05336727A/ja
Publication of JPH05336727A publication Critical patent/JPH05336727A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ロータマグネツト及び当該ロータマグネツトの
着磁面に対向する極歯部材を有するステツピングモータ
において、回転負荷となるデイテントトルクを低減す
る。 【構成】ロータマグネツトの磁極の境界部に切欠部を形
成することにより、一段とデイテントトルクを低減し得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はステツピングモータに関
し、特にデイテントトルクを低減するようにしたもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、ステツピングモータにおいては、
図7に示すようにコイルボビン2にコイル3を巻回し、
さらに極歯部材5A及び5Bを被着してなる第1相のコ
イル部6と、コイルボビン7にコイル8を巻回し、さら
に極歯部材9A及び9Bを被着してなる第2相のコイル
部10とがそれぞれ電気角90°の位相差を以て固定され
ている。
【0003】第1相のコイル部6においては、極歯部材
5A及び5Bにそれぞれ極歯部5AT及び5BTが形成
されている。この極歯部5AT及び5BTをそれぞれコ
イルボビン2の内周面側に挿入するようにして極歯部材
5A及び5Bを当該コイルボビン2に被着する。
【0004】また第2相のコイル部10においても同様
にして、極歯部材9A及び9Bにはそれぞれ極歯部9A
T及び9BTが形成されている。この極歯部9AT及び
9BTをそれぞれコイルボビン7の内周面側にするよう
にして極歯部材9A及び9Bを当該コイルボビン7に被
着する。
【0005】さらに図8に示すように、極歯部材5A、
5B及び9A、9Bの内周側にロータマグネツト12を
回転自在に枢支することにより、当該ロータマグネツト
12の周側面の円周方向に沿つて順次交互に着磁されて
いるN極及びS極が極歯部材5A、5B及び9A、9B
に対向するようになされている。
【0006】従つて第1相及び第2相のコイル部6及び
10にそれぞれ駆動パルスを所定のタイミングで入力す
ることにより、当該駆動パルスに対応したステツプ数だ
けロータマグネツト12を回転させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種のステ
ツピングモータにおいては、ロータマグネツト12の着
磁ピツチは極歯部材5A、5B及び9A、9Bの極歯部
5AT、5BT及び9AT、9BTのそれぞれのピツチ
に対して一致するように形成されていることにより、図
9に示すように例えば円周方向に形成された各極歯部5
BTの正面をロータマグネツト12の各磁極の境界部が
横切る際に、当該境界部を挟むN極及びS極による磁束
Bによつて強いトルクが発生する。このトルクがいわゆ
るデイテントトルクとしてロータ部の回転負荷となる。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、デイテントトルクを低減し得るステツピングモータ
を提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め第1の発明においては、周側面の回転方向に順次磁極
が着磁形成されたロータマグネツト22及び当該ロータ
マグネツト22の着磁面に対向する極歯部5AT、5B
T、9AT、9BTを有するステツピングモータ20に
おいて、ロータマグネツト20の磁極の境界部に所定の
切欠部23、33を形成するようにする。
【0010】また第2の発明においては、切欠部23の
断面形状はV字形状でなるようにする。
【0011】また第3の発明においては、切欠部33の
断面形状はU字形状でなるようにする。
【0012】また第4の発明においては、周側面の円周
方向に順次磁極が着磁形成されたロータマグネツト42
及び当該ロータマグネツト42の着磁面に対向し、ロー
タマグネツト42の回転軸13に対して平行な方向に第
1相を形成する第1の極歯部5AT、5BT及び第2相
を形成する第2の極歯部9AT、9BTを有するステツ
ピングモータ20において、第1の極歯部5AT、5B
T及び第2の極歯部9AT、9BTの接合部に対向する
ロータマグネツト42の磁極の境界部に、所定の切欠部
43を形成するようにする。
【0013】
【作用】ロータマグネツト22の周側面に着磁形成され
た磁極の境界部に切欠部23、33又は43を形成する
ことにより、当該磁極面に対向して設けられた極歯部5
AT、5BT、9AT及び9BT及びロータマグネツト
22の磁極の境界部間で発生するデイテントトルクの発
生を低減することができる。
【0014】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0015】図7との対応部分に同一符号を付して示す
図1において、ステツピングモータ20はケース11に
固定された軸受16A及び16Bによつてロータマグネ
ツト22の回転軸13が回転自在に枢支されている。ロ
ータマグネツト22の周側面(着磁面)22Aは第1相
コイル部6の極歯部5AT及び5BTと、第2相コイル
部10の極歯部9AT及び9BTにそれぞれ対向する位
置に支持されている。
【0016】ここで図2に示すように、ロータマグネツ
ト22はその周側面22Aの円周方向に順次交互にN極
及びS極の磁極が着磁形成されている。また当該ロータ
マグネツト22は樹脂マグネツトでなり、射出成形時に
当該磁極の境界となる部分に断面V字形状の切欠部23
が上端部から下端部に亘つて形成されている。
【0017】以上の構成において、ステツピングモータ
20はロータマグネツト22の各磁極が極歯部5AT、
5BT及び9AT、9BTの正面を横切る場合、各磁極
の境界部に切欠部23が形成されていることにより、1
つの境界部を挟んで隣合う磁極(N極及びS極)の磁束
Bの1つの極歯部材5AT、5BT、9AT又は9BT
への透過量を少なくすることができる。従つて当該磁束
B及び、極歯部材5AT、5BT及び9AT、9BTに
よつて発生するデイテントトルクを低減することができ
る。
【0018】以上の構成によれば、ロータマグネツト2
2の磁極の境界部に断面V字形状の切欠部23を形成し
たことにより、回転負荷となるデイテントトルクの発生
を一段と低減することができる。
【0019】なお上述の実施例においては、磁極の境界
部に断面V字形状の切欠部23を形成したロータマグネ
ツト22について述べたが、本発明はこれに限らず、例
えば図3に示すように断面U字形状の切欠部33を形成
したロータマグネツト32を用いる等、切欠部の断面形
状は種々の形状を適用することができる。
【0020】また上述の実施例においては、ロータマグ
ネツト22の上端部から下端部に亘つて切欠部23を形
成した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
例えば図4及び図5に示すようにロータマグネツト42
の周側面(着磁面)42Aの磁極の境界部のうち、第1
相コイル部6及び第2相コイル部10(図1)の接合部
に対向する位置(すなわちロータマグネツト42の周側
面42Aの回転軸13に平行な方向の中心部分)に所定
長さ及び所定形状の切欠部43を形成するようにしても
良い。
【0021】このようにすれば、デイテントトルクが発
生する最も大きな原因となる第1相コイル部6及び第2
相コイル部10の接合部に対向するロータマグネツト4
2の着磁面からの磁束量を低減することができ、小さな
切欠面積で一段と有効にデイテントトルクを低減するこ
とができる。この場合、切欠部43の回転軸13に対し
て平行な方向の寸法は、極歯部材5A、5B及び9A、
9Bの材厚の2倍とすれば、デイテントトルクを一段と
有効に低減することができる。
【0022】また当該切欠部43の形状として、図6に
示すように、深さ方向にテーパ角を付けるようにした
り、さらには円形形状の切欠穴を形成する等、種々の形
状を適用することができる。
【0023】さらに上述の実施例においては、樹脂材料
でなるロータマグネツト22を用いた場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、例えば焼結材料等、他の
種々の材料でなるロータマグネツトを適用することがで
きる。この場合切欠部23を切削加工するようにすれば
良い。
【0024】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、ロータマ
グネツトの磁極の境界部に切欠部を形成したことによ
り、一段とデイテントトルクを低減し得るステツピング
モータを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるステツピングモータの一実施例を
示す断面図である。
【図2】本発明によるロータマグネツトの構成を示す斜
視図である。
【図3】ロータマグネツトの他の実施例を示す斜視図で
ある。
【図4】ロータマグネツトの他の実施例を示す斜視図で
ある。
【図5】ロータマグネツトの他の実施例を示す断面図で
ある。
【図6】切欠部の形状の他の実施例を示す断面図であ
る。
【図7】従来例を示す斜視図である。
【図8】従来例の構成を示す略線的斜視図である。
【図9】従来の問題点の説明に供する略線図である。
【符号の説明】
2、7……コイルボビン、5A、5B、9A、9B……
極歯部材、5AT、5BT、9AT、9BT……極歯
部、6……第1相コイル部、10……第2相コイル部、
13……回転軸、20……ステツピングモータ、22、
32、42……ロータマグネツト、23、33、43…
…切欠部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周側面の回転方向に順次磁極が着磁形成さ
    れたロータマグネツト及び当該ロータマグネツトの着磁
    面に対向する極歯部を有するステツピングモータにおい
    て、 上記ロータマグネツトの磁極の境界部に所定の切欠部を
    形成したことを特徴とするステツピングモータ。
  2. 【請求項2】上記切欠部の断面形状はV字形状でなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のステツピングモータ。
  3. 【請求項3】上記切欠部の断面形状はU字形状でなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のステツピングモータ。
  4. 【請求項4】周側面の円周方向に順次磁極が着磁形成さ
    れたロータマグネツト及び当該ロータマグネツトの着磁
    面に対向し、上記ロータマグネツトの回転軸に対して平
    行な方向に第1相を形成する第1の極歯部及び第2相を
    形成する第2の極歯部を有するステツピングモータにお
    いて、 上記第1の極歯部及び上記第2の極歯部の接合部に対向
    する上記ロータマグネツトの磁極の境界部に、所定の切
    欠部を形成したことを特徴とするステツピングモータ。
JP16401592A 1992-05-29 1992-05-29 ステツピングモータ Pending JPH05336727A (ja)

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JP16401592A JPH05336727A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 ステツピングモータ

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JP16401592A JPH05336727A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 ステツピングモータ

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JPH05336727A true JPH05336727A (ja) 1993-12-17

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ID=15785165

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16401592A Pending JPH05336727A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 ステツピングモータ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009124832A (ja) * 2007-11-14 2009-06-04 Tokyo Micro:Kk ロータマグネット及びそれを有するモータ並びにその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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