JPH0533643U - 液晶駆動電源の制御回路 - Google Patents

液晶駆動電源の制御回路

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JPH0533643U
JPH0533643U JP8296091U JP8296091U JPH0533643U JP H0533643 U JPH0533643 U JP H0533643U JP 8296091 U JP8296091 U JP 8296091U JP 8296091 U JP8296091 U JP 8296091U JP H0533643 U JPH0533643 U JP H0533643U
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power supply
output
supply control
liquid crystal
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JP8296091U
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丈 森下
正寛 斎藤
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶素子の長寿命化をはかる。 【構成】 ＬＣＤ電源制御部１，ＤＣ／ＤＣコンバータ
２，出力ＯＦＦ検出回路３からなり、ＬＣＤ電源制御部
１及びＤＣ／ＤＣコンバータ２は、それぞれＶD （ＬＣ
Ｄ駆動電源）とＶEE 液晶駆動電源）とを出力する。ま
た、出力ＯＦＦ検出回路３は、ＤＣ／ＤＣコンバータ２
の出力であるＶEEがＯＦＦを検出する、ＯＦＦ検出信号
をＬＣＤ電源制御部１に出力する。そして、ＬＣＤ電源
制御部はＯＦＦ検出信号の指示により出力がＯＦＦにな
るため、ＶEEはＶD よりも早くＯＦＦとなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は液晶表示装置を駆動する電源制御回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、液晶表示装置（以下ＬＣＤという）を駆動する電源制御回路は、図４に 示すように、ＬＣＤ電源制御部１１と、この出力より負電源電圧出力を生成する ＤＣ／ＤＣコンバータ１２とから構成され、これらはＶIN（５Ｖ入力電源）によ り作動し、それぞれＶD （ＬＣＤ駆動電源）とＶEE（液晶駆動電源）とを出力す る。そして、ＶD 及びＶEEはＣＯＮＴ信号（ＬＣＤ電源制御信号）により制御さ れ同時にＯＮ／ＯＦＦする。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のＬＣＤ電源制御部と負電源電圧出力生成用ＤＣ／ＤＣコンバー タとには、通常、コンデンサがそれぞれ接続されており、これらのコンデンサに 充電された電荷は、ＶD 及びＶEEがＯＦＦになる際に、それぞれの時定数を持っ て放電する。
【０００４】 そして、一般的に、ＶEEの時定数はＶD の時定数よりも大きく設定されている 。従って、ＶD とＶEEとを同時にＯＦＦにすると、ＶEEはＶD よりも遅れてＯＦ Ｆになる。このとき、ＬＣＤの画面上に濃い縞状の線が現われる。すなわち、電 源がＯＮ／ＯＦＦする都度、液晶素子にストレスが加わり寿命が短くなるという 欠点がある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本考案は、液晶表示装置の駆動電源を制御する電源制御部と、この出力より液 晶素子の駆動電圧を生成するＤＣ／ＤＣコンバータとを有する液晶駆動電源の制 御回路において、前記ＤＣ／ＤＣコンバータの出力ＯＦＦを検出すると、前記電 源制御部に電源ＯＦＦを指示する出力ＯＦＦ検出回路を備えている。
【０００６】
【実施例】
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【０００７】 図１は本考案の一実施例を示すブロック図である。
【０００８】 本実施例の液晶駆動電源の制御回路は、図１に示すように、ＬＣＤ電源制御部 １，ＤＣ／ＤＣコンバータ２及び出力ＯＦＦ検出回路３からなり、ＬＣＤ電源制 御部１及びＤＣ／ＤＣコンバータ２は、従来例と同様に、ＶIN（５Ｖ入力電源） により作動し、それぞれＶD （ＬＣＤ駆動電源）とＶEE（液晶駆動電源）とを出 力する。また、出力ＯＦＦ検出回路３は、ＶIN（５Ｖ入力電源）により作動し、 ＤＣ／ＤＣコンバータ２の出力であるＶEEのＯＦＦを検出すると、ＶEEのＯＦＦ 検出信号としてＬＣＤ電源制御部１に出力する。
【０００９】 次に、本実施例の動作について説明する。
【００１０】 図２は図１のブロック図の詳細を示す回路図である。
【００１１】 図３は本実施例の動作を示すタイムチャートであり、図中の符号は図２に示す 符号にそれぞれ対応している。
【００１２】 ＬＣＤ電源がＯＮになるときは、まず、ＣＯＮＴ信号が０Ｖとなる。これによ り、ＡＮＤゲート５の出力は０ＶとなりＴｒ１，Ｔｒ２がＯＮとなる。また、Ｔ ｒ２がＯＮになると、ＤＣ／ＤＣコンバータ２はＯＮとなりＶEEがＯＮとなる。 Ｃ1 ，Ｃ2 は平滑用のコンデンサである。ここで、ＶD ，ＶEEの時定数の差（ＶEE の時定数＞ＶD の時定数）により、ＶD の電圧はＶEEの電圧よりも早く立ち上 がる。そして、ＶEEがＯＮとなるとコンパレータ４の出力（すなわち、ＶEEのＯ ＦＦ検出信号）は０Ｖとなる。
【００１３】 次に、ＬＣＤ電源がＯＦＦになるときは、ＣＯＮＴ信号が５Ｖとなり、Ｔｒ２ がＯＦＦとなる。従って、ＤＣ／ＤＣコンバータ２がＯＦＦとなり、ＶEEは時定 数を持って減衰する。そして、ＶEEがＯＦＦレベル（略０Ｖ）になると、予め設 定したＲ3 〜Ｒ6 の分圧比によりコンパレータ４の出力は５Ｖとなる。従って、 ＡＮＤゲート５の出力も５Ｖとなり、Ｔｒ１はＯＦＦとなる。すなわち、ＶD は ＯＦＦとなる。
【００１４】 なお、図３において、破線で示した箇所は従来例の場合を示しており、ＬＣＤ 電源のＯＦＦ時には、本実施例は従来例に比較して、ＶD のＯＦＦが遅延してい るのがわかる。
【００１５】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、ＶEEのＯＦＦ検出信号に基づいてＶD をＯＦＦ にするため、ＶEEはＶD よりも早くＯＦＦとなる。これにより、電源のＯＦＦの 際に液晶素子にストレスが加わることもなく、長寿命化がはかれるという効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例を示すブロック図である。
【図２】図１のブロック図の詳細を示す回路図である。
【図３】本実施例の動作を示すタイムチャートである。
【図４】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
１，１１ ＬＣＤ電源制御部 ２，１２ ＤＣ／ＤＣコンバータ ３ 出力ＯＦＦ検出回路 ４ コンパレータ ５ ＡＮＤゲート Ｔｒ１，Ｔｒ２ トランジスタ Ｒ1 〜Ｒ6 抵抗器 Ｃ1 ，Ｃ2 コンデンサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 液晶表示装置の駆動電源を制御する電源
    制御部と、この出力より液晶素子の駆動電圧を生成する
    ＤＣ／ＤＣコンバータとを有する液晶駆動電源の制御回
    路において、前記ＤＣ／ＤＣコンバータの出力ＯＦＦを
    検出すると、前記電源制御部に電源ＯＦＦを指示する出
    力ＯＦＦ検出回路を備えることを特徴とする液晶駆動電
    源の制御回路。
JP8296091U 1991-10-14 1991-10-14 液晶駆動電源の制御回路 Pending JPH0533643U (ja)

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