JPH1189289A - 駆動制御装置 - Google Patents

駆動制御装置

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JPH1189289A
JPH1189289A JP9245360A JP24536097A JPH1189289A JP H1189289 A JPH1189289 A JP H1189289A JP 9245360 A JP9245360 A JP 9245360A JP 24536097 A JP24536097 A JP 24536097A JP H1189289 A JPH1189289 A JP H1189289A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の全体構成の大幅な複雑化を伴わずに、
モーターを駆動するための供給電力の低減する。 【解決手段】 ビデオカメラのレンズブロック2内の所
定のレンズを変位させるステッピングモーター3にかか
る負荷が通電による所定の構成要素の温度上昇に伴って
小さくなる性質に沿って、ステッピングモーター3を駆
動する駆動回路4に可変電源5から供給される電力を制
御することにより消費電力の低減を図る。具体的には、
CPU8が本体電源スイッチ6から供給される信号に基
づいて本体電源が投入された時点を認識し、かかる電源
投入時点を起点として経過時間tを計測する。そして、
予め実測によって得られた、経過時間と駆動回路4に供
給されるべき電力との関係を示すデータを参照して、経
過時間tに基づいて、可変電源5に対する供給電力の制
御を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定の構成要素
を変位させるモーターを駆動する駆動手段に電力を供給
する駆動制御装置および駆動制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばカラービデオカメラにおいては、
ズーム機能等を実現するためにズームレンズおよびフォ
ーカスレンズレンズ等を変位させるステッピングモータ
ーが使用される。これらのレンズの変位に伴う摩擦力
は、一般に温度上昇に伴って低下するので、装置の通常
の使用条件の下で装置全体に対する通電によって温度が
上昇することにより、ステッピングモーターにかかる負
荷が減少する。
【0003】従って、変位部分の温度が上昇した時に
は、ステッピングモーターを駆動するために供給される
供給電力を減少させても良い。そこで、変位部分の温度
を計測する温度センサーを設け、この温度センサーの計
測データに基づいて変位部分の温度が上昇した時に供給
電力を低下させるように制御することによって、消費電
力を低減する技術が知られている。
【0004】このような制御を行なうカラービデオカメ
ラの一例を図7に示す。レンズブロック2内の所定のレ
ンズを変位させるために、駆動回路4によって駆動され
るステッピングモーター3が設けられている。レンズブ
ロック2内には温度センサー30が設けられ、温度セン
サー30が計測した計測データがA/D変換器31を介
してCPU(マイコン)8に供給される。CPU8は、
駆動指示信号を生成することによって駆動回路4の動作
を制御すると共に、A/D変換器31の出力に基づいて
供給電力可変指示信号を生成することによって可変電源
5が駆動回路4に供給する供給電力を制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような制御に
おいては、筐体内に温度センサーを設ける必要がある。
また、モーターを駆動するための供給電力は、モーター
自体の温度、および上述したレンズ等、モーターによっ
て変位させられる対象の温度、並びにかかる対象にモー
ターの動力を伝達する部品の温度等様々な構成要素の温
度に依存して変化する。このため、供給電力を高精度で
行なうためには、温度センサーを複数個備える構成とし
なければならず、装置全体の構成が複雑化するという問
題が生じるので、実現が困難であった。
【0006】また、温度センサーの計測データの誤り等
に起因して、供給電力の制御に係る誤動作が生じるおそ
れもある。しかも、このような誤動作が生じる確率は、
温度センサーの個数が増える程高くなる。
【0007】従って、この発明の目的は、装置全体の構
成を複雑化すること無く、若しくは複雑化の程度を大幅
なものとせずに、モーターを駆動するための供給電力を
低減させる駆動制御装置および駆動制御方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電子
機器内に設けられる、所定の構成要素を変位させるモー
ターを駆動する駆動装置に電力を供給する駆動制御装置
において、電子機器本体の通電によって生じる、モータ
ー、モーターによって変位させられる構成要素、および
モーターから構成要素に動力を伝達する伝達部の温度上
昇に応じて、モーターを駆動する駆動装置に供給する電
力をより小とすることを特徴とする駆動制御装置であ
る。
【0009】請求項9の発明は、電子機器内に設けられ
る、所定の構成要素を変位させるモーターを駆動する駆
動装置に電力を供給する駆動制御方法において、電子機
器本体の通電によって生じる、モーター、モーターによ
って変位させられる構成要素、およびモーターから構成
要素に動力を伝達する伝達部の温度上昇に応じて、モー
ターを駆動する駆動装置に供給する供給電力をより小と
することを特徴とする駆動制御方法である。
【0010】以上のような発明によれば、温度センサー
を使用しなくても、モーターを駆動するための供給電力
を低減させるように制御することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】ビデオカメラにこの発明を適用し
た、この発明の実施の一形態について図1を参照して説
明する。図1中で、図7を参照して上述した従来の構成
の一例と同様の構成要素には、同一の符号を付した。レ
ンズブロック2内のズームレンズ、フォーカスレンズ等
のレンズは、ステッピングモーター3によって変位させ
られる。ステッピングモーター3は、駆動回路4によっ
て駆動される。駆動回路4には、CPU8から駆動動作
を指示する駆動指示信号が供給され、また、可変電源5
から動作に必要な電力が供給される。
【0012】可変電源5は、CPU8から供給電力の大
きさ等を指示する供給電力指示信号を供給され、この供
給電力指示信号に従って供給電力を制御する。実際の制
御方法としては、チョッパーの駆動におけるデューティ
を変化させる、または、ステータコイルに供給するモー
ターの電源電圧を変化させる、或いは、定電流駆動にお
いて電流値を変化させる等の方法で供給電力を制御する
等がある。また、モーターとしてステッピングモーター
以外に、直流モーター等が使用される場合にも、この発
明を適用することができる。
【0013】CPU8は、所定の操作手段を介してユー
ザが行なう指令等に従って駆動指示信号を生成する。ま
た、CPU8は、本体電源スイッチ6から、本体電源の
投入に関連する所定の信号を供給される。そして、かか
る信号に基づいて、後述するように供給電力指示信号を
生成する。上述した各構成要素は、何れも筐体1内に設
けられている。これらの内、ステッピングモーター3に
かかる負荷を変化させる要因となる、後述するような温
度上昇を生じる構成要素(すなわちレンズブロック2、
ステッピングモーター3自体および両者の間の動力伝達
に係る部品)以外の構成要素は、必ずしも筐体1内に設
けなくても良い。
【0014】一般に、レンズブロック2においては、温
度が高くなるに従ってグリースの流動性が大きくなる等
の要因により、レンズを変位させるためにステッピング
モーター3にかかる負荷が小さくなる。このため、本体
への通電によって温度が高くなるに従って、ステッピン
グモーター3を駆動するのに必要な電力が小さくなる性
質がある。このような性質に沿って駆動回路4に供給す
る供給電力を制御するようにすれば、消費電力を低減さ
せることが可能となる。この発明は、装置全体の構成を
複雑にすること無く、このような制御を実現するもので
ある。
【0015】図2は、この発明の実施の一形態におい
て、通電開始後、すなわち本体電源投入後の経過時間
と、ステッピングモーター3およびレンズブロック2の
温度変化の関係の一例を示したものである。ステッピン
グモーター3については実線10で示し、また、レンズ
ブロック2については実線11で示した。さらに、比較
のために、従来の装置において使用されている温度セン
サーによるデータを実線12として記載した。
【0016】本体電源が投入されると共に、各部品温度
が上昇を開始し、それぞれ異なった時間が経過した後に
熱平衡状態に達する。そして、ステッピングモーター3
とレンズブロック2とが共に熱平衡状態となるまでに要
するまでの期間Aが経過した時点以降においては、レン
ズブロック2の温度上昇分Xが安定したものとなること
がわかる。このような期間Aおよび温度上昇分Xは、通
常の使用条件においては周囲温度等に依存せず、ビデオ
カメラ等のシステム毎に、すなわち装置の機種毎に固有
の値をとる。
【0017】従って、原理的には、機種毎に一台の装置
についてデータをとることによって期間Aおよび温度上
昇分Xを決定することができる。実際には、測定のばら
つき等も考慮して適当な個数の装置についてデータをと
るようにしても良い。一方、温度上昇分Xとそれに対応
する供給電力の低減分P(X)も、機種毎に所定の個数
の装置についてデータをとることによって求めることが
できる。そして、本体電源投入後の経過時間を計測し、
計測された経過時間に基づいて上述の2種類のデータを
参照することにより、可変電源5から駆動回路4に供給
される供給電力を制御する。
【0018】上述の経過時間は、具体的には以下のよう
に計測される。図1中のCPU8は、本体電源スイッチ
6から供給される信号によって本体電源の投入が認識さ
れた時点を起点として経過時間tを計測する。
【0019】供給電力制御の一例について図3を参照し
て説明する。図3は、実線で示すように、電源投入後の
経過時間tが上述の期間Aと等しくなる時点において、
可変電源5に対する供給電力指示信号を切替えることに
よって以下のような制御を行なうようにしたものであ
る。すなわち、かかる切替え時点以前には、電源投入時
の供給電力Bを可変電源5が駆動回路4に供給する。一
方、かかる切替え時点以後には、Bから温度上昇分Xに
対応する低減分P(X)を差し引いた電力(B−P
(X))を可変電源5が駆動回路4に供給する。
【0020】図3に示す例においては、供給電力の計算
は、上述の2種類のデータ(すなわち、ステッピングモ
ーター3とレンズブロック2とが共に熱平衡状態となる
までの経過時間Aと温度上昇X,および温度上昇分Xと
それに対応する供給電力の低減分P(X))を参照する
ことによって得られる。従って、これら2種類のデータ
を本体の通電開始時の供給電力Bと共にCPU8内のR
OM等の記憶手段に記憶しても良いし、また、供給電力
の計算に直接必要とされるA,P(X)およびBのみを
記憶するようにしても良い。
【0021】このように記憶されたデータに基づく制御
について、図4のフローチャートを参照して具体的に説
明する。ステップS1として、本体電源スイッチ6から
供給される上述の信号に基づき、本体電源の投入/未投
入が検出される。本体電源が未投入である場合には、ス
テップS1が継続される。本体電源が投入されている場
合には、ステップS2に移行する。ステップS2におい
ては、本体電源投入時を起点として経過時間tが計測さ
れる。ステップS3として、ステップS2において計測
された経過時間tが上述の期間Aより大きいか否かが判
定される。tがAより大きいと判定される場合にはステ
ップS4に移行し、それ以外の場合には、ステップS5
に移行する。
【0022】ステップS4においては、可変電源5に対
して、供給電力(B−P(X))を供給するように指示
する供給電力可変指示信号が生成される。一方、ステッ
プS5においては、可変電源5に対して、本体電源スイ
ッチ6投入時の供給電力Bを供給するように指示する供
給電力可変指示信号が生成される。ステップS4および
S5が完了した後には、ステップS1に戻る。以上のよ
うな手順により、図3を参照して上述した供給電力の制
御が実現される。
【0023】一方、供給電力制御の他の一例について図
5を参照して説明する。図5には、本体電源投入後の経
過時間tが期間Aと等しくなる時点において供給電力指
示信号を切替える制御に加えて、経過時間tが期間Aよ
り小さい期間にもtに応じた供給電力の最適値を指示す
る供給電力指示信号を生成する制御をも行なう場合につ
いて図示した。すなわち、実線で示すように、かかる切
替え時点以前には、電源投入時の供給電力Bから経過時
間tに応じた低減分を差し引いた電力を可変電源5が駆
動回路4に供給する。一方、かかる切替え時点以後に
は、Bから温度上昇分Xに対応する(tに対しては一定
の)低減分P(X)を差し引いた電力(B−P(X))
を可変電源5が駆動回路4に供給する。
【0024】図5に示す例においては、供給電力の計算
は、上述の2種類のデータ(すなわち、ステッピングモ
ーター3とレンズブロック2とが共に熱平衡状態となる
までの経過時間Aと温度上昇X,および温度上昇分Xと
それに対応する供給電力の低減分P(X))を順次参照
することによって得られる。従って、これら2種類のデ
ータを本体の通電開始時の供給電力Bと共にCPU8内
のROM等の記憶手段に記憶しても良いし、また、A,
P(X)およびBのみを記憶するようにしても良い。
【0025】このように記憶されたデータに基づく制御
について、図6のフローチャートを参照して具体的に説
明する。ステップS11として、本体電源スイッチ6か
ら供給される上述の信号に基づき、本体電源の投入/未
投入が検出される。本体電源が未投入である場合には、
ステップS11が継続される。本体電源が投入されてい
る場合には、ステップS12に移行する。ステップS1
2においては、本体電源投入時を起点として経過時間t
が計測される。ステップS13として、ステップS12
において計測された経過時間tが上述の期間Aより大き
いか否かが判定される。tがAより大きいと判定される
場合にはステップS14に移行し、それ以外の場合に
は、ステップS15に移行する。
【0026】ステップS14においては、可変電源5に
対して、供給電力(B−P(X))を供給するように指
示する供給電力可変指示信号が生成される。一方、ステ
ップS15においては、経過時間tに応じた供給電力の
最適な低減分が計算され、計算値をBから差し引いた値
の供給電力を供給するように指示する供給電力可変指示
信号が生成される。具体的には、経過時間tに応じた供
給電力の最適な低減分として(P(X)/A)×tが計
算される。ステップS14およびS15が完了した後に
は、ステップS11に戻る。以上のような手順により、
図5参照して上述した供給電力の制御が実現される。
【0027】図5および図6を参照して上述した制御に
おいては、経過時間がAに等しくなる以前の期間におけ
る、経過時間tに応じた供給電力の最適な低減分が(P
(X)/A)×tとされている。すなわち、経過時間t
に比例し、経過時間tが期間Aと等しくなった時点でP
(X)となるようになされている。これに対して、より
一般の場合には、供給電力の最適な低減分を、この発明
を適用しようとする装置に適合するように予め求めた計
算式等によって得るようにすれば良い。例えば、経過時
間tに応じた供給電力の最適な低減分が簡単な計算式で
算出できないような場合には、予めデータテーブル等の
形で所定の記憶手段に記憶しておくようにする等の方法
を用いても良い。
【0028】さらに、上述したこの発明の実施の一形態
においては、温度センサーは用いられていないが、温度
センサーを備え、温度センサーによる検出結果と電源投
入後の経過時間との両方に基づいて供給電力を制御す
る、ハイブリッド制御を行なうようにしても良い。
【0029】
【発明の効果】上述したように、この発明は、例えばビ
デオカメラに備えられている、レンズを変位させるステ
ッピングモーター等,モーター自体の温度、変位させら
れるレンズ等の所定の構成要素の温度変化等によってモ
ーターにかかる負荷が変化する性質に沿って、当該モー
ターが駆動されるために必要な供給電力を制御するよう
にしたものである。すなわち、例えば本体電源投入後の
経過時間として認識される通電時間と所定の構成要素の
温度上昇との関係に係るデータ、および温度上昇とそれ
による供給電力の低減分との関係に係るデータを参照し
て、通電時間に基づいて制御するようにしたものであ
る。
【0030】このため、装置内に温度センサーを有しな
くても、供給電力を最適に制御することが可能となる。
従って、装置全体の構成を大幅に複雑化すること無く消
費電力を低減することができる。また、温度センサーの
検出データの誤りに起因して誤動作が行なわれる可能性
を無くすことができる。
【0031】特に、温度センサーを用いて供給電力を精
度良く制御したい場合には、温度センサーを多数備える
構成としなければならず、装置全体の構成を大幅に複雑
化させる必要が生じる。これに対して、この発明によれ
ば、本体電源投入後の経過時間と経過時間に応じた適切
な供給電力との関係を予め充分な精度で求めておくこと
により、装置全体の構成の複雑さ、および温度センサー
の検出データの誤りに起因して誤動作が行なわれる可能
性を増大させること無く、充分な精度で供給電力を制御
することが可能となる。
【0032】さらに、本体電源投入後の経過時間と、温
度センサーの検出データとの両方に基づいて供給電力を
制御する、ハイブリッド制御を行なう構成も可能であ
る。このような場合にも、温度センサーの検出データの
みに基づく制御を行なう場合に比較して、より少ない個
数の温度センサーを有する構成によって同等以上の精度
で供給電力を制御できる。従って、装置全体の構成の複
雑さ、および温度センサーの検出データの誤りに起因し
て誤動作が行なわれる可能性を低減することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態の全体構成について説
明するためのブロック図である。
【図2】この発明を適用することができるビデオカメラ
において、本体電源投入後の経過時間と、特定の構成要
素の温度変化の関係の一例を示す略線図である。
【図3】この発明の実施の一形態において行なわれる制
御の一例について説明するための略線図である。
【図4】図3に示した制御を行なう方法の一例について
説明するためのフローチャートである。
【図5】この発明の実施の一形態において行なわれる制
御の他の一例について説明するための略線図である。
【図6】図5に示した制御を行なう方法の一例について
説明するためのフローチャートである。
【図7】従来の構成の一例について説明するためのブロ
ック図である。
【符号の説明】
2・・・レンズブロック、3・・・ステッピングモータ
ー、4・・・駆動回路、5・・・可変電源、8・・・C
PU(マイコン)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器内に設けられる、所定の構成要
    素を変位させるモーターを駆動する駆動装置に電力を供
    給する駆動制御装置において、 電子機器本体の通電によって生じる、モーター、上記モ
    ーターによって変位させられる構成要素、および上記モ
    ーターから上記構成要素に動力を伝達する伝達部の温度
    上昇に応じて、上記モーターを駆動する駆動装置に供給
    する電力をより小とすることを特徴とする駆動制御装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記モーター、上記構成要素、および上記伝達部が筐体
    内に設けられることを特徴とする駆動制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記駆動制御装置は、 上記電子機器本体の通電開始後の経過時間を計測する経
    過時間計測手段と、 上記通電開始後の経過時間と上記駆動装置に供給すべき
    供給電力との関係を示す供給電力データとを記憶する記
    憶手段と、 上記供給電力データを参照して、上記経過時間計測手段
    による計測結果に基づいて上記駆動制御装置に供給すべ
    き供給電力を指示する信号を生成するものであることを
    特徴とする駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記駆動制御装置は、 上記電子機器本体の通電開始後の経過時間を計測する経
    過時間計測手段と、 上記通電開始後の経過時間と上記温度上昇との関係を示
    す第1のデータと、上記温度上昇と上記駆動装置に供給
    すべき供給電力との関係を示す第2のデータとを記憶す
    る記憶手段と、 上記第1のデータおよび上記第2のデータを参照して、
    上記経過時間計測手段による計測結果に基づいて上記駆
    動制御装置に供給すべき供給電力を指示する信号を生成
    するものであることを特徴とする駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、 上記経過時間計測手段は、上記電子機器本体に電源が投
    入された時点を起点として経過時間を計測するものであ
    ることを特徴とする駆動制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項3において、 上記供給電力データは、予め所定個数の上記電子機器本
    体についての実測によって得られたものであることを特
    徴とする駆動制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項4において、 上記第1のデータおよび上記第2のデータは、予め所定
    個数の上記電子機器本体についての実測によって得られ
    たものであることを特徴とする駆動制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項3または4において、 電子機器内にさらに温度センサーを有し、 上記駆動制御装置は、上記経過時間計測手段による計測
    結果と、上記温度センサーがによる計測結果とに基づい
    て、上記駆動制御装置に供給すべき供給電力を指示する
    信号を生成するものであることを特徴とする駆動制御装
    置。
  9. 【請求項9】 電子機器内に設けられる、所定の構成要
    素を変位させるモーターを駆動する駆動装置に電力を供
    給する駆動制御方法において、 電子機器本体の通電によって生じる、モーター、上記モ
    ーターによって変位させられる構成要素、および上記モ
    ーターから上記構成要素に動力を伝達する伝達部の温度
    上昇に応じて、上記モーターを駆動する駆動装置に供給
    する供給電力をより小とすることを特徴とする駆動制御
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010057272A (ja) * 2008-08-28 2010-03-11 Nikon Corp ステッピングモータの駆動装置、レンズ鏡筒、電子カメラ
JP2014143775A (ja) * 2013-01-22 2014-08-07 Minebea Co Ltd モータ制御装置及びモータの制御方法

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