JPH05336323A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05336323A
JPH05336323A JP4168547A JP16854792A JPH05336323A JP H05336323 A JPH05336323 A JP H05336323A JP 4168547 A JP4168547 A JP 4168547A JP 16854792 A JP16854792 A JP 16854792A JP H05336323 A JPH05336323 A JP H05336323A
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JP
Japan
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bar code
image forming
reading
forming apparatus
data
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JP4168547A
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English (en)
Inventor
Yuji Sawai
雄次 澤井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Color Electrophotography (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バーコードを用いた新規な管理方式を採用し
た画像形成装置を提供する。 【構成】 バーコードの読み取りにバーコードリーダー
600を採用する。バーコードリーダー600はインタ
ーフェース610を介して複写機のCPU400aに接
続し、操作ボード300の所定キーの操作による指示で
バーコードの読み取りを行う。そしてこのバーコードリ
ーダー600で読み取られたバーコードのデータがRA
M400cへの記録や、既にRAM400cに記憶され
ているデータとの比較、更には既にRAM400cに記
憶されているデータの消去などに用いられる。バーコー
ド管理モードでは、バーコードリーダー600で読み取
ったバーコードのデータとRAM400cに予め登録し
たバーコードデータとが一致するときのみコピーができ
るように状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、バ
ーコードを用いた装置動作管理を可能にした画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、画像形成装置である例えば複
写機では、集中管理をしたり、使用者の制限をしたいと
いう要求がある。この要求は、1枚当りのコピーコスト
が高いフルカラーコピーが可能な複写機については特に
高まっている。このような複写機などの管理の方法とし
ては、キーカウンタあるいはキーカードシステムが利用
されている。キーカウンター、キーカード共、これを複
写機に装着することにより、コピー可能となり、更に装
着してのコピー枚数をカウントする積算カウンターを備
えているものである。このキーカウンター方式では、コ
ピー枚数がキーカウンターのカウンター表示部により1
目で見られて便利であるが、キーカウンター自体が大き
く保管に不便であるという不具合あった。また、キーカ
ードシステム(例えば磁気カードを用いたシステム)で
は、キーカード自体が高価になり、登録方法も磁気プリ
ンターが必要で不便であった。
【0003】また、キーカウンターから入力する暗証番
号を利用した管理方式も提案されている(例えば特開昭
63−121856号公報、特開昭63−121858
号公報)が、これにおいても使用者が暗証番号を忘れて
しまった場合の不具合が残されている。
【0004】なお、感光体等の部品交換等に伴う画像形
成条件の初期設定等のために、交換部品や装置側板にバ
ーコードを添付しておいて、部品交換時等にこのバーコ
ードを読み取って画像形成条件の初期設定等を行うこと
は提案されている(例えば特開平2−137858号公
報、特開平1−312557号公報)が、バーコードを
画像形成装置の上記のような管理に使用するものは知ら
れていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の問題点
に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、
バーコードを用いた新規な管理方式を採用した画像形成
装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の画像形成装置は、あらかじめ用意され
た所定の情報を表わすバーコードを読み取るバーコード
読み取り手段と、該バーコード読み取り手段により読み
取られた該バーコードのデータに基づいて装置を、画像
形成禁止状態から画像形成可能状態に切り替える状態切
り替え手段とを設けたことを特徴とするものであり、請
求項2の画像形成装置は、請求項1の画像形成装置にお
いて、上記バーコード読み取り手段により読み取られた
バーコード毎に、かつ、該画像形成モード毎に画像形成
回数を係数する係数手段を設けたことを特徴とするもの
であり、請求項3の画像形成装置は、請求項1の画像形
成装置において、上記バーコードに対応させるべき表示
用のデータを入力するための入力手段と、該入力手段で
入力されたデータを該バーコードに対応させて記憶する
記憶手段とを設けたことを特徴とするものであり、請求
項4の画像形成装置は、請求項1の画像形成装置におい
て、原稿を読み取る原稿読み取り装置を備えた請求項1
の画像形成装置において、上記バーコード読み取り手段
を、上記画像形成禁止状態でも該原稿読み取り装置を読
み取り可能状態にする原稿読み取り制御手段と、該原稿
読み取り装置からの読み込みデータに基づいて、バーコ
ードデータを識別する識別手段とで構成したことを特徴
とするものである。
【0007】
【作用】請求項1乃至4の画像形成装置においては、バ
ーコード読み取り手段によりバーコードを読み取る。そ
して、状態切り替え手段により、読み取られたバーコー
ドのデータとあらかじめ記憶されているバーコードデー
タとを比較し、両者が一致している場合に、装置を画像
形成禁止状態から画像形成可能状態に切り替える。特
に、請求項2の画像形成装置においては、係数手段によ
って、上記バーコード読み取り手段により読み取られた
バーコード毎に、かつ、該画像形成モード毎に画像形成
回数を係数する。また、請求項3の画像形成装置におい
ては、あらかじめ入力手段によりバーコードに対応させ
るべき表示用のデータを入力し、このデータを記憶手段
によりバーコードに対応させて記憶させておく。この表
示用のデータを、バーコード毎に画像形成回数を表示す
るときなどの表示用に用い、これにより、管理者が一見
して対象部門等を判別しやすいようにする。また、請求
項4の画像形成装置においては、原稿読み取り制御手段
により上記画像形成禁止状態でも原稿読み取り装置を読
み取り可能状態する。そして、例えば画像形成禁止状態
のときの原稿読み取り装置からの読み込みデータに基づ
いて識別手段によりバーコードデータを識別する。これ
により、原稿読み取り装置をバーコードデータ読み取り
手段に兼用する。
【0008】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置である電子写真
複写機(以下、複写機という)に適用した一実施例につ
いて説明する。図1は本発明の一実施例のデジタルフル
カラー複写機の全体構成図である。この複写機の機構部
は、イメージスキャナとプリンタで構成されている。ま
ず、イメージスキャナを説明すると、原稿1はプラテン
(コンタクトガラス)2の上に置かれ、原稿照明用蛍光
灯3a,3bにより照明され、その反射光が移動可能な
第1ミラー4a,第2ミラ−4bおよび第3ミラー4c
で反射され、結像レンズ5を経て、ダイクロイックプリ
ズム6に入り、ここで3つの波長の光、レッド(R),
グリーン(G)およびブルー(B)に分光される。分光
された光は、固体撮像素子であるCCD7r,7gおよ
び7bにそれぞれ入射する。即ち、レッド光はCCD7
rに、グリーン光はCCD7gに、またブルー光はCC
D7bにそれぞれ入射する。
【0009】蛍光灯3a,3bと第1ミラー4aが第1
キャリッジ8に搭載され、第2ミラー4bと第3ミラー
4cが第2キャリッジ9に搭載され、第2キャリッジ9
が第1キャリッジ8の1/2の速度で移動することによ
って、原稿1からCCDまでの光路長が一定に保たれ、
原画像読み取り時には第1および第2キャリッジが右か
ら左へ走査される。キャリッジ駆動モータ10の軸に固
着されたキャリッジ駆動プーリ11に巻き付けられたキ
ャリッジ駆動ワイヤ12に第1キャリッジ8が結合さ
れ、第2キャリッジ9上の図示しない動滑車にワイヤ1
2が巻き付けられている。これにより、モータ10の
正,逆転により、第1キャリッジ8と第2キャリッジが
往動(原画像読み取り走査),復動(リターン)し、第
2キャリッジ9が第1キャリッジ8の1/2の速度で移
動する。
【0010】第1キャリッジ8が図1に示すホームポジ
ションにあるとき、第1キャリッジ8が反射形のフォト
センサであるホームポジションセンサ39で検出され
る。第1キャリッジ8が露光走査で右方に駆動されてホ
ームポジションから外れると、センサ39は非受光(キ
ャリッジ非検出)となり、第1キャリッジ8がリターン
でホームポジションに戻ると、センサ39は受光(キャ
リッジ検出)となり、非受光から受光に変わったときに
キャリッジ8が停止される。
【0011】イメージスキャナ200のCCD7r,7
gおよび7bが出力するR,GおよびB色の画像信号
は、図2に示すように、画像処理ユニット100に印加
されて各種処理を施こされ、C(シアン),M(マゼン
タ),Y(イエロー),BK(ブラック)の記録用画像
信号に変換され、モード切換回路410を介してレーザ
書込ユニット420に印加される。
【0012】レーザ書込ユニット420には、レーザド
ライバと、BK,Y,MおよびCの各色記録系に設けら
れた半導体レーザ43bk,43y,43mおよび43
cが備わっている。各レーザから出射されたレーザ光
は、それぞれ回転多面鏡13bk,13y,13mおよ
び13cで反射され、f−8レンズ14bk,14y,
14mおよび14cを経て、第4ミラー15bk,15
y,15mおよび15cと第5ミラー16bk,16
y,16mおよび16cで反射され、多面鏡面倒れ補正
シリンドリカルレンズ17bk,17y,17mおよび
17cを経て、感光体ドラム18bk,18y,18m
および18cに結像照射する。回転多面鏡13bk,1
3y,13mおよび13cは、多面鏡駆動モータ41b
k,41y,41mおよび41cの回転軸に固着されて
おり、各モータは一定速度で回転し多面鏡を一定速度で
回転駆動する。多面鏡の回転により、前述のレーザ光
は、感光体ドラムの回転方向(時計方向)と垂直な方
向、すなわちドラム軸に沿う方向に走査される。
【0013】また、感光体ドラムの表面は、図示しない
負電圧の高圧発生装置に接続されたジャージスコロトロ
ン19bk,19y,19mおよび19cにより一様に
帯電されられる。記録信号によって変調されたレーザ光
が一様に帯電された感光体表面に照射されると、光導電
現象で感光体表面の電荷がドラム本体の機器アースに流
れて消滅する。ここで、原稿濃度の濃い部分はレーザを
点灯させないようにし、原稿濃度の淡い部分はレーザを
点灯させる。これにより感光体ドラム18bk,18
y,18mおよび18cの表面の、原稿濃度の濃い部分
に対応する部分は−800Vの電位に、原稿濃度の淡い
部分に対応する部分は−100V程度になり、原稿の濃
淡に対応して、静電潜像が形成される。この静電潜像を
それぞれ、ブラック現像ユニット20bk,イエロー現
像ユニット20y,マゼンタ現像ユニット20mおよび
シアン現像ユニット20cによって現像し、感光体ドラ
ム18bk,18y,18mおよび18cの表面にそれ
ぞれブラック,イエロー,マゼンタおよびシアントナー
画像を形成する。尚、現像ユニット内のトナーは撹拌に
より、正に帯電される。現像ユニットは、図2の現像バ
イアス電源470により−200V程度にバイアスさ
れ、感光体の表面電位が現像バイアス以上の場所にトナ
ーが付着し、原稿に対応したトナー像が形成される。ま
た、各感光体ドラム18db,18y,18mおよび1
8cの周囲の、チャージスコロトロンと現像ユニットと
の間には、それぞれ、表面電位計51,52,53およ
び54が感光体ドラムの表面に対向して設けられてい
る。これらの表面電位計は、各々の感光体ドラムの帯電
電位を測定する。この実施例では、感光体ドラムの帯電
電位を一定にするために、各表面電位計の検出電位が所
定の範囲内に収まるまで、各々のチャージスコロトロン
に印加する電圧を調整し、その後で画像の形成を行なう
ようにしている。
【0014】一方、転写紙カセット22に収納された記
録紙267が送り出しローラ23の給紙動作により繰り
出されて、レジストローラ24で、所定のタイミングで
転写ベルト25に送られる。転写ベルト25に載せられ
た記録紙は、転写ベルト25の移動により、感光体ドラ
ム18dk,18y,18mおよび18cの下部を順次
に通過し、各感光ドラム18dk,18y,18mおよ
び18cを通過する間、転写ベルトの下部で転写用コロ
トロンの作用により、ブラック、イエロー、マゼンタお
よびシアンの各トナー像が記録紙上に順次転写される。
転写された記録紙は次に熱定着ユニット36に送られそ
こでトナーが記録紙に固着され、記録紙はトレイ37に
排出される。なお、転写後の感光体面の残留トナーは、
クリーナユニット21bk,21y,21mおよび21
cで除去される。転写ベルト25は、ベルト除電チャー
ジャ435によって除電される。
【0015】ブラックトナーを収集するクリーナユニッ
ト21bkとブラック現像ユニット20bkはトナー回
収パイプ42で結ばれ、クリーナユニット21bkで収
集したブラックトナーを現像ユニット20bkに回収す
るようにしている。なお、感光体ドラム18yには転写
時に記録紙よりブラックトナーが逆転写するなどによ
り、クリーナユニット21y,21mおよび21cで収
集したイエロー、マゼンタおよびシアントナーには、そ
れらのユニットの前段の異色現像器のトナーが入り混じ
っているので、再使用のための回収はしない。
【0016】なお、各現像ユニットは、それぞれトナー
濃度センサ45bk,45y,45m,45cを備えて
おり、各現像ユニットのトナー濃度に応じた信号が、図
示しないトナー濃度制御ユニットに出力される。トナー
濃度制御ユニットは、トナー画像形成のために消費され
たトナーを補給し、各現像ユニットのトナー濃度を一定
に保つために、各トナー濃度センサの出力に応じて各現
像ユニットに設けられた図示しないトナー補給モータを
駆動するためのトナー補給モータの回転軸には、トナー
補給ローラ46bk,46y,46mおよび46cがそ
れぞれ固着されており、トナー補給信号に応じて各トナ
ー補給ローラがそれぞれ従動し各現像ユニットにトナー
が補給される。
【0017】記録紙を感光体ドラム18bkから18c
の方向に送る転写ベルト25は、アイドルローラ26,
駆動ローラ,アイドルローラ28およびアイドルローラ
30に張架されており、駆動ローラ27で反時計方向に
回転駆動される。駆動ローラ27は、軸32に枢着され
たレバー31の左端に枢着されている。レバー31の右
端には図示しない黒モード設定ソレノイドのプランジヤ
35が枢着されている。プランジヤ35と軸32の間に
圧縮コイルスプリング34が配設されており、このスプ
リング34がレバー31に時計方向の回転力を与えてい
る。記録紙を載せる転写ベルト25は感光体ドラム44
bk,44y,44mおよび44cに接触している。従
って、転写ベルト25に記録紙を載せて全ドラムにトナ
ー像を形成すると記録紙の移動に伴って記録紙上に各色
のトナー像が順番に転写し重なってカラー画像を再現す
る。
【0018】図2に、図1の複写機のプリンタ装置の電
装部の構成概略を示す。図2を参照すると、このプリン
タ装置には、CPU,ROM,RAM,I/O,A/D
変換器等々を含むマイクロコンピュータを主体とする制
御装置400が備わっている。この制御装置400に
は、操作ボード300,ベルト除去高電圧電源430,
各種センサ440、表面電位計51,52,53,5
4,帯電高圧電源450,転写高圧電源460,現像バ
イアス高圧電源470,補給バイアス高圧電源481
0,ドライバ490,510,ランプ制御ユニット52
0,ヒータ制御ユニット530およびモード切換回路4
00が接続されている。帯電高圧電源450は、4つの
互いに独立した出力端子を備えており、それらの各々
が、チャージスコロトロン19bk,19y,19m,
19cと接続されている。各々の出力端子の電圧は、各
々独立に制御装置400からの指示で調整可能に構成さ
れている。操作ボード300には、一般の複写機と同様
に多数のキーが設けられており、その中には、カラーモ
ードを指定するキーも含まれている。
【0019】次に、本実施例におけるコピー管理につい
て説明する。本実施例では、現在ほとんどの商品につい
ているバーコードを記録しそのバーコードでコピー管理
を行なうものである。バーコードは身の回りに氾濫して
おり重なり合う可能性は極めて少なく、良好なソース源
である。図3は本実施例に使われるバーコードの標準バ
ージョンの構成を示す。メーカー名、商品名で各々10
万表示させることが可能となっている。図4にバーコー
ドを用いたコピー管理に関する電装部のブロック図を示
す。本実施例ではバーコードの読み取りにバーコードリ
ーダー600を採用する。バーコードリーダー600は
インターフェース610を介してCPU400aに接続
され、操作ボード300の所定キーの操作による指示で
バーコードの読み取りを行う。そしてこのバーコードリ
ーダー600で読み取られたバーコードのデータがRA
M400cへの記録や、既にRAM400cに記憶され
ているデータとの比較、更には既にRAM400cに記
憶されているデータの消去などに用いられる。
【0020】以下、以上のようなバーコードを用いたコ
ピー管理の具体的な制御例について説明する。まず、図
5を用いて使用するバーコードの初期登録等について説
明する。 実施例1,3 この複写機は、コピー管理が行われない標準モード、後
述するコピー管理がおこなれるバーコード管理モードで
使用されるバーコードを初期登録するためのバーコード
登録モード、及び、初期登録済みのバーコードを消去す
るためのバーハード消去モードを備えている。操作ボー
ド300等に設けられたモード選択キーにより、これら
のモードのうちのいずれか1つのモードに選択的に設定
される。そして、この選択キーの操作により図5に示す
操作部状況読み取り制御に入り、バーコード登録モード
とバーコード消去モードのいずれかが選択されているを
判断し、これらのいずれかが選択されている場合には所
定の処理を行う。すなわち、まずステップ1乃至3でい
ずれのモードに設定されているかを判断する。標準モー
ドに設定されていれば(ステップ1でY)通常のメイン
制御に戻る。一方、選択キー操作でバーコード入力モー
ドが選択されると(ステップ2でY)、操作ボード30
0の表示部(液晶のメッセージディスプレー)に「バー
コードを入力してください」と表示させ(ステップ
4)、バーコードの読み取り(入力)を持つ(ステップ
5でNのときステップ4に戻る)。登録したいバーコー
ドのバーコードリーダー600による読み込みが終了す
ると(ステップ5でY)、「ユーザーコードを入力して
ください。3ケタの数字」と表示部に表示させ(ステッ
プ6)、ユーザーコードの入力を待つ(ステップ7でN
のときステップ6に戻る)。ここで、操作ボード300
のテンキーでユーザーコードとして例えば「111」と
入力した後にエンターキーを入力すると、ユーザーコー
ドの入力が完了したものとして(ステップ7でY)、表
示部に「登録しますか」と表示させ(ステップ8)、エ
ンターキーの押下を待つ(ステップ9でNのときステッ
プ8に戻る)。エンターキーが押下されると(ステップ
9でY)、入力ずみのユーザーコードをRAM400c
内の暗号レジスタに登録し(ステップ10)、これによ
り、バーコード登録を終了してメイン制御に戻る。ま
た、選択キー操作でバーコード消去モードが選択される
と(ステップ3でY)、表示部に「バーコード又はユー
ザーコードを入力してください」と表示させ(ステップ
11)、バーコードリーダー600による消去対象であ
るバーコードと対応させて登録しているユーザーコード
のテンキーからの入力を待つ(ステップ12及びステッ
プ13でNのときステップ11に戻る)。バーコードリ
ーダー600でのバーコードの読み取りかテンキーでの
ユーザーコードの入力がされると(ステップ12又はス
テップ13でY)、読み込まれたバーコードに対応する
又は入力されたユーザーコード、例えば「111」を消
去しますかと表示部に表示させ(ステップ15)、所定
キー、例えば「1」のテンキーとエンターキーとが同時
に押下されるのを待つ(ステップ15でNのときにステ
ップ14に戻る)。これらのキーが同時に押下されると
(ステップ15でY)、上記暗号レジスターの消去対象
のバーコード及びそれに対応するユーザーコードを消去
し(ステップ16)、これにより、バーコード消去を終
了してメイン制御に戻る。
【0021】以上のバーコードの初期登録においては、
バーコードリーダー600で読み込んだバーコードを初
期登録し、これを後述するバーコード管理モードで用い
るので、特に専用のバーコードをプリント等で作成しな
くても、市場で使用済みのバーコードを、初期登録して
バーコード管理モードに用いることができる。例えば、
商品の包装等に添付してあるバーコードラベルを剥が
し、これを社員証等の裏面に貼付け、これをバーコード
登録モードで登録しておけば、以降、このバーコードを
コピー管理上のその社員用のバーコードとして用いるこ
とができる。また、バーコードの初期登録時にバーコー
ドと対応させてユーザーコードを登録するので、後述す
る部門毎等のコピー枚数の実績管理時にユーザーコード
を集計表等に表することができる。従って、このユーザ
ーコードとして管理者に判読容易なコード体系下のもの
を使用するようにする等することによって、管理が容易
になる。更に、上記のようにバーコード消去モードで消
去するバーコードの確認のためにも用いることができる
(ステップ14)。また、本実施例のバーコード消去モ
ードにおいては、消去しようとするバーコードの読み取
りと、同バーコードに対応したユーザーコードのいずれ
によってもバーコード等を消去できるようにしているの
で、消去時の操作を使用者が選択できる。
【0022】なお、バーコードの標準バージョンの構成
では、上述のようにメーカー名、商品名で各々10万表
示させることが可能であるが、コピー管理上それほど大
量の識別を要することはないので、バーコードの一部の
みをコピー管理上のバーコードデータとして読み込み登
録して用い、バーコード記憶用の記憶部を節約しても良
い。この場合、標準バージョンの商品アイテムコードの
みを登録することが望ましい。これは標準バージョンの
メーカー名は重複しやすいが商品アイテムコードは重複
の可能性が小さいからである。これにより、バーコード
記憶用の記憶部容量を約半減することができる。
【0023】また、このように標準バージョンの一部の
みをコピー管理用のバーコードデータとして用い(特に
メーカー名を用いた場合)、コピー管理上のバーコード
の重複の恐れがある場合などは、複数のバーコードをセ
ットにして登録するようにしても良い。図6は複数のバ
ーコードをセットする場合の操作部状態読み取り制御の
一例を示すフローチャートである。このフローチャート
が上述の図5のフローチャートと異なる点は、操作ボー
ド300のキー操作でバーコード入力モードが選択され
たときに(ステップ2でY)、表示部に「バーコードの
登録数は」と表示させるとともに、テンキーによる登録
数の入力を行えるようにしている点(ステップA1,A
2,A3)であり、他のステップは基本的に同一であ
り、対応するステップには同一の符号を付してある。こ
の異なるステップについて説明すると、操作ボード30
0のキー操作でバーコード入力モードが選択されたとき
に(ステップ2でY)、表示部に「バーコードの登録数
は」と表示させてバーコード数の入力を待つ(ステップ
A1,A2)。例えばテンキーで登録数として「2」が
入力させると「1つめのバーコードを入力してくださ
い」と表示部に表示させ(ステップ4)、バーコードの
読み取り(入力)を持つ。1つめのバーコードの入力が
完了すると(ステップ5でY)、上記登録数とバーコー
ドの読み取り回数との比較から登録数のバーコードの読
み取りが完了したかを判断し(ステップA3)、完了し
ていない場合には(ステップA3でN)、ステップ4に
戻り、「2つめのバーコードを入力してください」と表
示部に表示させ(ステップ4)、これにより、上記読み
取りずみのバーコードの次のバーコードの読み込みを催
促する。このようにして、登録数、この場合2つのバー
コードの読み取りが完了したら(ステップA3でY)、
「ユーザーコードを入力して下さい。3ケタの数字」と
表示部に表示させ、以降図5のフローチャートと同様に
処理を行う。
【0024】また、バーコード登録時に、そのバーコー
ド使用者に対して許容するコピーモードを同時に登録で
きるようにし、きめの細かいコピー管理をするようにし
ても良い。図7は、バーコード登録時に、そのバーコー
ド使用者に許容するコピーモードをバーコードに対応さ
せて登録する場合の、操作部状態読み取り制御の一例を
示すフローチャートである。このフローチャートが上述
の図5のフローチャートと異なる点は、操作ボード30
0のキー操作でバーコード入力モードが選択されユーザ
ーコードの入力まで終了したときに(ステップ7で
Y)、表示部に「コピーの制約をして下さい」と表示さ
せるとともに、テンキー等によるコピーの制約(例え
ば、制約内容又は許容コピーモードとテンキーとの対応
を予め定めておく)の入力を行えるようにしている点
(ステップB1,B2)であり、他のステップは基本的
に同一であり、対応するステップには同一の符号を付し
てある。この異なるステップであるステップB1におけ
る表示は例えば「コピーの制約は、0:無し 1:単
色」というように、制約内容又は許容コピーモードとテ
ンキーとの対応を表示するようにしても良い。この場
合、例えば制約が無く全コピーモードを使用可能にした
いときには「0」をテンキーで入力するとともにエンタ
ーキーを押下する。これにより、コピーの制約入力が完
了したと判断する。このようなコピー制約内容等はステ
ップ10の暗号レジスタにバーコードと対応させて登録
される。コピー制約の仕方としては、例えば通常のコピ
ー動作のモードの他に複写機に設けられたフロッピーデ
ィスクドライブ装置で読み取ったフロッピーディスクの
データなど用いた記録媒体からの複写のモードも備えた
複写機では、このいずれかを禁止するというような制約
をしても良い。
【0025】次に、図8を用いて以上のように操作部状
態読み取り制御のバーコード登録モードで登録されたバ
ーコードデータを用いたコピー管理モードについて説明
する。機械が、操作ボード300による所定キーやディ
プスイッチ等の操作によってバーコード管理モードに設
定されると、定着温度は立ち上った待機状態でもプリン
トキーは赤ランプが点灯し、これにより、コピー不可を
表示する。この時、登録しているバーコードをバーコー
ドリーダー600に読み込ませると、読み込んだバーコ
ードデータと暗号レジスタに登録されているバーコード
データとを比較し、両者が一致しているときのみプリン
トキーに緑ランプを点灯し、コピー可能モードのコピー
を可能にする(ステップ1,2,3,4)。この後に操
作ボード300上のモードクリアキーが押下されるか又
はコピー後1分経過するかを判断し、いずれかに該当す
る場合には、ステップ1に戻る(ステップ5,6)。
【0026】次に、コピー管理のためのコピー実績管理
について説明する。バーコード管理モードを行う複写機
におけるコピー枚数のカウンターは、必要に応じて、全
体のコピー枚数,黒コピー,フルカラーコピー,シング
ルカラーコピー枚数等を個別に係数できる例えば電子カ
ウンターで構成することが望ましい。更に登録されてい
るバーコード毎にコピー枚数を集計するように構成する
ことが望ましい。そして、これらの複写機内のデータを
I/0端子620からこれに接続されたパソコン等に送
り、パソコンに集計表を表示、出力できるようにするこ
とが望ましい。又、I/0端子620に接続したパソコ
ン等に表示させる代わりに、例えば操作ボード300上
の所定キーの操作で、複写機自体に集計表を出力させる
ようにしても良い。このような集計表の出力に当って
は、ユーザー名はバーコードでなく同時に登録している
ユーザーコードで表示させることが望ましい。
【0027】なお、本実施例においては、バーコードの
読み取りを行うのに、バーコードリーダー600を用い
たが、これに代え、原稿読み取り用のイメージスキャナ
ーをバーコード読み取り用に兼用しても良い。この場
合、例えば、バーコード管理モードに設定されていると
プリントキーは赤が点灯し定着が立ち上っていると「バ
ーコードを入力して下さい」と表示部に表示させる。そ
して、バーコードを原稿の先端中央にセットするように
し、操作ボード300に設けられたバーコードキーを押
下することによりスキャナーをハーフスキャンさせてバ
ーコードを読み込むようにする。読み込んだバーコード
が登録されているバーコードと一致するとプリントキー
を緑ランプを点灯させる。なお、バーコードの読み取り
はデジタル複写機のスキャナーにおけるCCD等による
代わりに、例えば感光体上にバーコードの潜像又はこれ
を現像したトナー像を形成し、その電位パターン又は濃
度パターン等を電位センサー又は光学センサー等で検出
し、パターン認識によつてバーコードデータを判別する
ようにしても良い。この場合、転写紙の無駄な消費を防
止するためには上記パターンは少なくとも転写紙には転
写しないようにすることが望ましい。
【0028】
【発明の効果】請求項1乃至4の画像形成装置において
は、バーコード読み取り手段によりバーコードを読み取
り、状態切り替え手段により、読み取られたバーコード
のデータとあらかじめ記憶されているバーコードデータ
とを比較し、両者が一致している場合に、装置を画像形
成禁止状態から画像形成可能状態に切り替えるので、バ
ーコードを用いた管理が可能である。
【0029】特に、請求項2の画像形成装置において
は、係数手段によって、上記バーコード読み取り手段に
より読み取られたバーコード毎に、かつ、該画像形成モ
ード毎に画像形成回数を係数するので、きめの細かな管
理が可能である。
【0030】また、請求項3の画像形成装置において
は、あらかじめ入力手段によりバーコードに対応させる
べき表示用のデータを入力し、このデータを記憶手段に
よりバーコードに対応させて記憶させておくので、この
表示用のデータを、バーコード毎に画像形成回数を表示
するときなどの表示用に用いることができる。従って、
管理者が集計表などを見る場合に、対象部門等を判別し
やすい。
【0031】また、請求項4の画像形成装置において
は、原稿読み取り制御手段により上記画像形成禁止状態
でも原稿読み取り装置を読み取り可能状態する。そし
て、例えば画像形成禁止状態のときの原稿読み取り装置
からの読み込みデータに基づいて識別手段によりバーコ
ードデータを識別するので、原稿読み取り装置をバーコ
ードデータ読み取り手段に兼用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る複写機の概略構成を示す正面図。
【図2】同複写機の電装部の概略構成を示すブロック
図。
【図3】同複写機のコピー管理に利用することができる
バーコードの説明図。
【図4】同コピー管理に関する電装部の概略構成を示す
ブロック図。
【図5】同コピー管理のための操作部状況読み取り制御
のフローチャート。
【図6】変形例に係る同制御のフローチャート。
【図7】他の変形例に係る同制御のフローチャート。
【図8】同コピー管理のバーコード管理モードのフロー
チャート。
【符号の説明】
300 操作ボード 400a CPU 600 バーコードリーダー 610 インターフェース 400b ROM 400c RAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】あらかじめ用意された所定の情報を表わす
    バーコードを読み取るバーコード読み取り手段と、該バ
    ーコード読み取り手段により読み取られた該バーコード
    のデータに基づいて装置を、画像形成禁止状態から画像
    形成可能状態に切り替える状態切り替え手段とを設けた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】複数の種類の画像形成モードを備えた請求
    項1の画像形成装置において、上記バーコード読み取り
    手段により読み取られたバーコード毎に、かつ、該画像
    形成モード毎に画像形成回数を係数する係数手段を設け
    たことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】上記バーコードに対応させるべき表示用の
    データを入力するための入力手段と、該入力手段で入力
    されたデータを該バーコードに対応させて記憶する記憶
    手段とを設けたことを特徴とする請求項1の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】原稿を読み取る原稿読み取り装置を備えた
    請求項1の画像形成装置において、上記バーコード読み
    取り手段を、上記画像形成禁止状態でも該原稿読み取り
    装置を読み取り可能状態にする原稿読み取り制御手段
    と、該原稿読み取り装置からの読み込みデータに基づい
    て、バーコードデータを識別する識別手段とで構成した
    ことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
JP4168547A 1992-06-02 1992-06-02 画像形成装置 Pending JPH05336323A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11338951A (ja) * 1998-05-29 1999-12-10 Hitachi Ltd 電子カルテ管理データの処理システム
US7170626B2 (en) 2001-08-07 2007-01-30 Konica Corporation Image processing apparatus management method and image processing apparatus
JP2008306582A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Canon Inc 二次元コードを含む原稿のアクセス制御を行う画像処理装置、画像処理方法、プログラム、および記憶媒体

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