JPH05336287A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05336287A
JPH05336287A JP4164399A JP16439992A JPH05336287A JP H05336287 A JPH05336287 A JP H05336287A JP 4164399 A JP4164399 A JP 4164399A JP 16439992 A JP16439992 A JP 16439992A JP H05336287 A JPH05336287 A JP H05336287A
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JP4164399A
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Keiji Kusumoto
啓二 楠本
Kenichi Muroki
賢一 室木
Shoji Imaizumi
祥二 今泉
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6011Colour correction or control with simulation on a subsidiary picture reproducer
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems

Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタルカラ−複写機で読み取った画像をモ
ニタに表示し、モニタ上で色調整等を施し、該調整後の
画像と同等の画質の画像を用紙上に再現する。 【構成】 フィルムスキャナ(FS)装置30側でプレビ
ュ−モ−ドを設定し、複写機90側で画像読取動作を実行
させる。読み取られたRGB画像デ−タをFS装置30側
で受信してモニタ300 に表示する。モニタ300 上で色調
整等の画像調整を施して調整デ−タを複写機90側へ送
る。複写機90では3 回の画像読取動作が行われ、上記の
調整デ−タを加味して、プリント用のCMYデ−タが生
成される。該デ−タはFS装置30側へ送られてモニタ上
に表示される。こうして、プリント用のデ−タに基づく
表示が行われ、プリント前の確認が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタルカラ−複写機
等の画像形成装置に関する。詳しくは、プリントアウト
前に、プリントされるべき画像を、ディスプレイ上に表
示して確認できる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】(1) 特開昭63−174076号公報に
は、プレビュ−装置を備えた電子写真印刷機が開示され
ている。これは、原稿画像の読み取りにより発生される
ビデオ信号に基づいて画像をモニタに表示するととも
に、原稿を露光走査して電子写真方式により画像を用紙
上に再現する装置である。 (2) 特公平4−15931号公報には、カラ−フィルム
検定装置が開示されている。これは、カラ−フィルムの
走査により得られる画像デ−タを記憶し、該画像デ−タ
に基づいて色及び濃度の最適補正量を演算してルックア
ップテ−ブルを修正し、このルックアップテ−ブルで前
記画像デ−タを処理してモニタに表示する装置である。
また、この装置は、フィルムプリント時の最適なプリン
ト用デ−タの出力機能も備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】デジタルカラ−複写機
を使用する場合には、プリントアウト前に、プリント画
像の色等の画質を確認して、ミスコピ−を防止したいと
いう要請がある。そのためには、前記公報で行われてい
る方式のように、画像をモニタ上に表示して確認するの
がよい。しかし、色の微妙な再現性の重視される用途に
デジタルカラ−複写機を使用する場合には、上記公報の
方式では、不十分である。
【0004】即ち、上記公報の方式では、原稿の読み取
りによって得られる色分解デ−タに基づいてモニタへの
表示を行っているのであるが、この色分解デ−タは、感
光体の特性,トナ−の特性,或いは、使用環境等の要因
のため、プリントアウト用のデ−タ(記録系のデ−タ;
Y・M・Cデ−タ)とはリニアな関係にはない。したが
って、モニタに表示される画像の画質も、厳密には、プ
リントアウトされる画像の画質とは同等ではない。
【0005】本発明は上記の事情に鑑みたものであり、
プリントアウトされるべき画像と同等の画質の画像を、
モニタに表示できるようにすることを目的とする。ま
た、本発明は、上記の如き厳密さが要求されない場合に
は、装置の操作及び動作を簡略化できるようにすること
を第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿画像を読
み取って3色の色分解デ−タを生成する原稿読取手段
と、前記色分解デ−タをプリント用デ−タに変換する画
像デ−タ処理手段と、前記プリント用デ−タに基づいて
用紙上に画像を形成するプリント手段と、表示用デ−タ
に基づいて画像を表示する表示手段と、プリント動作前
にプリント画像の形態を前記表示手段に表示するプレビ
ュ−モ−ドの設定を指令するためのプレビュ−モ−ド入
力手段と、前記プレビュ−モ−ドが設定されると前記プ
リント用デ−タを前記表示用デ−タに変換して前記表示
手段に入力させて表示させる表示制御手段と、を備えた
画像形成装置である。
【0007】また、前記第2の目的に対応する本発明
は、原稿画像を読み取って3色の色分解デ−タを生成す
る原稿読取手段と、前記色分解デ−タをプリント用デ−
タに変換する画像デ−タ処理手段と、前記プリント用デ
−タに基づいて用紙上に画像を形成するプリント手段
と、表示用デ−タに基づいて画像を表示する表示手段
と、プリント動作前に読取画像の形態を前記表示手段に
表示する第1プレビュ−モ−ド又はプリント動作前にプ
リント画像の形態を前記表示手段に表示する第2プレビ
ュ−モ−ドの設定を指令するためのプレビュ−モ−ド入
力手段と、前記第1プレビュ−モ−ドが設定された場合
には前記色分解デ−タを前記表示用デ−タに変換して前
記表示手段に入力させて表示させ前記第2プレビュ−モ
−ドが設定された場合には前記プリント用デ−タを前記
表示用デ−タに変換して前記表示手段に入力させて表示
させる表示制御手段と、を備えた画像形成装置である。
【0008】
【作用】原稿画像の読み取りにより生成される3色の色
分解デ−タを変換して得られるプリント用デ−タは、プ
レビュ−モ−ドの設定下で、表示用デ−タとして表示手
段に入力される。したがって、表示手段では、プリント
アウトされるべき画像と同等の画像が表示されることと
なる。
【0009】前記第2の目的に対応する発明では、プレ
ビュ−モ−ドとして、第1のモ−ドと第2のモ−ドとが
用意されている。第1のモ−ドでは、原稿画像の読み取
りにより生成される3色の色分解デ−タに基づく表示が
行われる。一方、第2のモ−ドでは、プリント用デ−タ
に基づく表示が行われる。なお、プリント用デ−タの生
成には、通常、3回の読み取り動作が必要とされる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を、 〔1〕システムの概要 〔2〕フィルムスキャナ装置 〔3〕デジタルカラ−複写機 〔4〕画像処理の概要 〔5〕システムの制御(フロ−チャ−ト参照) の順に説明する。
【0011】〔1〕システムの概要 図1はフィルムスキャナ装置30とデジタルカラ−複写機
90とから成る実施例のシステムを示す。
【0012】フィルムスキャナ装置30は、装置本体40の
トロッコ750 にセットされるフィルム(ネガフィルム又
はポジフィルム) の画像を走査して、CRTディスプレ
イ300 に表示するとともに、読み取った画像デ−タをデ
ジタルカラ−複写機90側へ送信して、用紙上にカラ−画
像を形成させ得る装置である。
【0013】デジタルカラ−複写機90は、原稿台901 上
にセットされる原稿画像を読み取って画像デ−タを生成
する画像読取部900 と、該画像読取部900 又は上記フィ
ルムスキャナ装置30から送信されるRGB画像デ−タに
基づきCMYデ−タを生成して、用紙上に画像を形成す
るプリンタ部950 とから成る。
【0014】本システムでは、フィルムスキャナ装置30
の操作パネル350 上のキ−スイッチ群等(図19参照)
と、CRTディスプレイ300 の画面スイッチ群(図8 参
照)とからの操作入力により、以下の処理もしくは動作
の実行を指令できる。
【0015】(1) デジタルカラ−複写機90側での原稿読
取動作。 (2) 前記(1) の原稿読取によって生成される画像デ−タ
をフィルムスキャナ装置30側へ送信させて、CRTディ
スプレイ300 に画像を表示させる処理。送信される画像
デ−タとしては、RGBデ−タの場合と、下記のように
3 回の原稿読取動作で生成されるCMYデ−タの場合と
がある。
【0016】(3) 前記(2) のRGBデ−タに基づきCR
Tディスプレイ300 に表示されている画像に色調整等の
画像調整を施し、その結果を、デジタルカラ−複写機90
側へ送信させる処理。例えば、色変換・色消し,輪郭抽
出・縁取り,色調切換,シャ−プネス,画質モニタ等の
結果を送信可能である。デジタルカラ−複写機90側で
は、送信されて来るデ−タに対応して、例えば、γ補正
用等のデ−タが補正される。次に、3 回の原稿読取動作
が行われてCMYデ−タが生成され、上記補正後のデ−
タを用いて処理されて、フィルムスキャナ装置30側へ送
信される。フィルムスキャナ装置30では、このデ−タに
基づいて、CRTディスプレイ300 に再び画像が表示さ
れる。
【0017】(4) 前記(2) のRGBデ−タに基づいてC
RTディスプレイ300 に表示されている画像に、トリミ
ング等の編集処理を施すことにより、デジタルカラ−複
写機90側でのプリントアウトの態様を指定すること。例
えば、他に、マスキング, 変倍, 移動, 鏡像等の指定が
可能である。
【0018】(5) 前記(3) で補正されたデ−タを用い
て、デジタルカラ−複写機90での複写動作を実行させる
こと。即ち、3 回の原稿読取動作とその結果得られるデ
−タからのCMYデ−タの生成、前記(3) での補正後の
デ−タを用いての補正処理、及び、CMYデ−タに基づ
くプリントアウト、が実行される。
【0019】〔2〕フィルムスキャナ装置 図19はフィルムスキャナ装置30の本体40の上面に設けら
れる操作パネル350 のキ−スイッチを示す説明図であ
り、図8 はCRTディスプレイ300 の画面表示例を示す
説明図である。また、図4 はフィルムスキャナ装置30の
制御回路の構成を示すブロック図である。
【0020】[2-1] 画面表示と操作入力手段 本フィルムスキャナ装置のCRTディスプレイ300 に
は、図8 のように、フィルムスキャナ装置30で読み取ら
れた画像又はデジタルカラ−複写機90で読み取られた画
像等を表示するための画像領域301 の他、各種のメッセ
−ジを表示するためのメッセ−ジ領域302 、プルダウン
メニュ−を表示するためのプルダウンメニュ−領域303,
304 、設定されたコピ−(プリント)枚数を表示するた
めの枚数表示領域314 、設定されたコピ−(プリント)
倍率を表示するための倍率表示領域315 、及び、フィル
ムサイズ表示領域317 が設けられる。
【0021】また、CRTディスプレイ300 には、画像
調整スイッチ305 、トリミングスイッチ306 、拡大連写
スイッチ307 、縮小連写スイッチ308 、出力確認スイッ
チ309 、出力サイズスイッチ310 、リセットスイッチ31
1 、クリアスイッチ312 、コピ−枚数増減スイッチ313
、及び、複写機側プレビュ−スイッチ316 等、各種の
スイッチ用の領域(画面スイッチ)が設けられる。これ
らの画面スイッチは、図19のトラックボ−ル351 の操作
で移動されるカ−ソルにより位置指定され、タブキ−
(トラックボ−ル入力キ−)352 の操作でオン/オフさ
れるものであり、オン/オフされる毎に、当該スイッチ
領域の表示は反転される。
【0022】前記のメッセ−ジ領域302 には、オペレ−
タに対する入力の指示、フィルムキャリアが引抜かれて
いる旨、或いは、フィルムの種類及び出力用紙サイズ等
の各種のメッセ−ジが表示される。前記の画面スイッチ
の機能は、概略、以下のようなものである。例えば、拡
大連写スイッチ307 のオンによりサブメニュ−が表示さ
れて、出力サイズが設定可能になる。縮小連写スイッチ
308 のオンにより縮小連写モ−ドが設定される。出力サ
イズスイッチ310 のオンによりサブメニュ−が表示され
て用紙サイズが設定可能になる。リセットスイッチ311
のオンによりコピ−モ−ドが初期化される。コピ−枚数
増減スイッチ313 のオンによりコピ−枚数がアップ又は
ダウンされる。なお、複写機側プレビュ−スイッチ316
、画像調整スイッチ305 、トリミングスイッチ306 、
出力確認スイッチ309 については、後述する。また、画
面スイッチとしては、上記スイッチ以外に、後述のプル
ダウンメニュ−に於いて、図10、図11の如き画面スイッ
チも設けられる。
【0023】CRTディスプレイ300 上の上記画面スイ
ッチの他、本フィルムスキャナ装置30には、本体40側の
上面に設けられた操作パネル350 上のキ−スイッチ群、
或いは、本体40の内部に設けられた不図示の内部パネル
上のキ−スイッチ群が備えられており、これらの操作に
よっても、種々の指令が入力される。
【0024】例えば、操作パネル350 上には、図19のよ
うに、トラックボ−ル351 、タブキ−(トラックボ−ル
入力キ−)352、フィルムスキャナ装置30側又はデジタル
カラ−複写機90側での原稿画像の読取動作と読み取られ
た画像をCRT300 上へ表示することを指令するための
画像入力キ−353 、動作の停止を指令するためのストッ
プキ−354 、及び、デジタルカラ−複写機90側でのプリ
ントアウトを指令するためのプリントキ−(コピ−キ
−)355 が配設されている。
【0025】トラックボ−ル351 は手操作で自在に回転
される球体であり、該トラックボ−ル351 の回転によ
り、CRTディスプレイ300 上のカ−ソルが移動され
る。タブキ−(トラックボ−ル入力キ−)352は、カ−ソ
ルで指定される座標を入力するためのキ−である。例え
ば、カ−ソルが前記画面スイッチの何れかを指示してい
る状態でタブキ−(トラックボ−ル入力キ−)352が操作
されると、当該画面スイッチの示すモ−ドもしくは動作
が選択される。
【0026】[2-2] 制御回路 本フィルムスキャナ装置30は、図4 に示すCPU1によ
って制御される。
【0027】CPU1は、デ−タバス651 及びアドレス
バス652 を介して、プログラムROM601 、テ−ブルR
OM602 、RAM603 、EEPROM604 、タイマ605
、通信ポ−ト606 、パラレルI/O607 、R・G・B
入力画像メモリ608 に接続されている。この入力画像メ
モリ608 は、R,G,Bの各々に用意されている。
【0028】プログラムROM601 にはCPU1のプロ
グラムが格納されている。RAM603 は上記のプログラ
ムを実行する際に必要な各種の変数の記憶に用いられ
る。EEPROM604 は、装置個々のバラツキを調整す
るためのパラメ−タの記憶に用いられる。タイマ605
は、CPU1からの設定によりクロック信号から所定の
タイマ値を作成するのに用いられる。通信ポ−ト606 は
外部装置との情報の送受信に用いられる。パラレルI/
O607 は、周辺装置を制御するための制御信号の出力、
及び、周辺装置の状態信号の入力に用いられる。入力画
像メモリ608 は、読み取られた画像デ−タの記憶に用い
られる。
【0029】一方、CRTディスプレイ300 での表示を
制御する表示コントロ−ラ(AGDC)610は、AGDC
アドレスバス662 及びAGDCデ−タバス661 を介し
て、漢字ROM611 、作業用のRAM612 、及び、VR
AM613 に接続されている。このVRAM613 は、各色
の画像デ−タのための3個のイメ−ジプレ−ンと、CR
Tディスプレイ300 上の前記画面スイッチ等の固定要素
及びカ−ソル或いはトリミング枠等の移動表示要素のた
めの2個のキャラクタプレ−ンC1・C2の、合計5個
のプレ−ンを有している。
【0030】なお、上記VRAM613 の各イメ−ジプレ
−ンには、前記入力画像メモリ608に記憶されている画
像デ−タが、AGDC610 の制御により転送されて記憶
されるが、その際、CPU1からの指令に応じて、画像
デ−タの一部の切り出し・拡大・縮小等が行われる。
【0031】〔3〕デジタルカラ−複写機 図2 はデジタルカラ−複写機90の内部構成を示し、図3
は該複写機90での画像処理過程を示す。
【0032】[3-1] 機構 デジタルカラ−複写機90は、原稿台901 上の原稿画像を
読み取るための原稿読取部900 と、該原稿読取部900 又
は前記フィルムスキャナ装置30側からの画像デ−タに基
づいて用紙上に画像を形成するプリンタ部950 とから成
る。
【0033】原稿読取部900 では、不図示の複写機操作
パネルのコピ−キ−からの入力、又は、フィルムスキャ
ナ装置30側からのスキャン要求(図17・S541参照)に対
応して、読取動作が開始される。即ち、走査モ−タM1の
駆動力により、走査部910 が原稿台901 の下面に沿って
移動され、これにより、原稿画像がライン単位で読み取
られて、イメ−ジセンサ911 にて光電変換される。
【0034】上記の光電変換により得られる電気信号
は、画像処理回路部400 に入力されて処理された後、プ
リントヘッド制御部951 へ入力され、これにより、プリ
ンタ部950 でのプリント動作が可能となる。なお、画像
処理回路部400 での信号処理については、図3 に即して
後述する。
【0035】次に、プリンタ部950 について説明する。
上記プリントヘッド制御部951 により駆動されるレ−ザ
装置953 によって、感光体ドラム960 の表面に、画像デ
−タに対応する静電潜像が形成される。
【0036】この静電潜像は、現像ユニット970 により
現像されて、可視のトナ−像とされる。現像ユニット97
0 は、シアンC,マゼンタM,イエロ−Y,及び, ブラ
ックBkの何れかのトナ−の収納された4個の現像器を
備えており、現像プロセスに応じて選択される現像器
が、所定の現像位置に位置決めされる。
【0037】上記の何れかの現像機によって感光体ドラ
ム960 の表面で現像されたトナ−像は、次に、転写ドラ
ム980 上に巻付けられている用紙に転写される。ここ
に、用紙は、用紙収納部986 又は中間トレイ985 から引
き出されて給紙され、所定のタイミングで位置決めされ
て転写ドラム980 に巻付けられているものである。
【0038】こうして、カラ−モ−ドに応じた必要回数
の転写が終了すると、用紙は、転写ドラム980 から剥が
され、定着装置990 へ搬送されて、熱圧着による定着処
理を施され、その後、機外の排紙トレイ995 上へ排出さ
れる。なお、同一用紙に対する画像形成が再度必要なモ
−ドの場合には、排紙トレイ995 側ではなく、中間トレ
イ985 側へ送り込まれて、再び画像形成処理を施され
る。
【0039】[3-2] 画像処理過程 画像処理回路部400 では、図3 の如き処理が行われる。
まず、前記の光電変換により得られる電気信号は、A/
D変換部にてRGBのデジタルデ−タに変換された後、
次に、シェ−ディング補正部にて、露光ランプ及び光学
系の光量のムラ、及び、イメ−ジセンサ911 の各画素の
感度のバラツキを補正される。
【0040】シェ−ディング補正部からのRGB出力
は、各々、セレクタ部415 と、ドライバ450 とへ送られ
る。セレクタ部415 は、プリンタ部950 側へ送るRGB
画像デ−タを、複写機の原稿読取部900 側から取り入れ
るか、又は、フィルムスキャナ装置(外部装置)30側か
ら取り入れるかを切り換えるブロックである。この切換
は、CPU2で制御されるコントロ−ル信号1によって
行われる(図17・S521,S523 参照)。ドライバ450 は、
複写機の原稿読取部900 で生成されるRGB画像デ−タ
を、フィルムスキャナ装置(外部装置)30側へ送信する
か否かを切り換えるブロックである。この切換は、CP
U2で制御されるコントロ−ル信号3によって行われる
(図17・S531,S533 参照)。
【0041】セレクタ部415 へ入力されるRGB画像デ
−タは、反射率濃度変換部へ送られて、反射率−濃度変
換処理を施される。これは、後段のブロックでの処理を
行い易くするためである。また、本ブロックで、ハイラ
イト部強調,シャド−部強調等の調子再現処理も行われ
る。
【0042】反射率濃度変換部から出力されるRGB画
像デ−タは、色補正部で合成処理されて、Y,M,C,
(Bk)の何れかのデ−タ(プリント系のデ−タ)に変
換される。何れのデ−タに変換するかの選択は、プリン
タ部950 側での動作との関連してCPU2により管理さ
れる。
【0043】色補正部からの出力は、編集制御部、MT
F補正部、変倍・移動部を経て、γ補正部445 へ送られ
る。編集制御部は編集処理を行うブロックであり、例え
ば、トリミング編集時には指定領域外の消去が行われ
る。MTF補正部では、エッジ強調,スム−ジング等の
処理が行われる。変倍・移動部では、主走査方向の画素
密度の変換,画像のシフト,同一領域の繰り返し出力等
の処理が行われる。
【0044】γ補正部445 では、読み取られた原稿濃度
と再現される画像濃度との関係が補正される。即ち、感
光体の特性, トナ−の特性, その他の環境要因等のた
め、読み取られる原稿濃度と再現される画像濃度とがリ
ニアではない。このため、γ補正部445 での補正処理が
行われる。また、本システムでは、内蔵されている種々
のγカ−ブ設定ROMをCPU2からの指令で切り換え
ることにより、画質・色調等が調整される(図18・S56
1,S563 参照)。ここでの処理方式としては、図20に示
すように、入出力の傾きを変更する方式(a) 、バイアス
レベルを変更する方式(b) 、及び、これらを組み合わせ
た方式が行われる。
【0045】γ補正部445 の出力は、前記プリントヘッ
ドコントロ−ル部951 と、ドライバ460 とへ送られる。
プリントヘッドコントロ−ル部951 は、前述のように、
レ−ザ装置953 を駆動制御するブロックであり、これに
より、プリント動作が可能とされる。ドライバ460 は、
上記画像処理回路部400 での処理で生成されたY,M,
Cの画像デ−タ、即ち、プリント系の画像デ−タを、フ
ィルムスキャナ装置(外部装置)30側へ送信するか否か
を切り換えるブロックである。この切換は、CPU2で
制御されるコントロ−ル信号2により行われる(図18・
S551,S553 参照)。
【0046】〔4〕画像処理の概要 次に、図5 〜図7 に即して、フィルムスキャナ装置30側
での画像デ−タ処理の概要を説明する。 [4-1] スキャナ側入力 フィルムスキャナ装置30の一次元カラ−CCD201 は、
前記トロッコ750 内の所定位置にセットされたフィルム
からの透過光をR,G,Bに分解して、ライン単位で読
み取る。以下、主としてR信号に即して説明するが、G
信号,B信号についても同様である。
【0047】CCDイメ−ジセンサ201 から出力される
R信号は、ビデオアンプ202 にて増幅される。その増幅
率は、ここでは、MAX値が所定値になるように、デ−
タバスからD/Aコンバ−タ203 を介して設定される。
これにより、MAXレベルでフィルムの種類の相違によ
るRGB感度の相違の補正と、露光条件の相違の補正と
が可能となる。
【0048】ビデオアンプ202 から出力されるR信号
は、次に、A/Dコンバ−タ204 によりA/D変換され
る。この時、シェ−ディング補正用メモリ205 の基準デ
−タを参照して、シェ−ディング補正も行われる。即
ち、事前の走査で記憶されている基準デ−タが、シェ−
ディング補正用メモリ205 から読み出され、D/Aコン
バ−タ206 にてD/A変換された後、参照電圧として、
上記のA/Dコンバ−タ204 に入力される。
【0049】A/D変換及びシェ−ディング補正後のR
デ−タは、次に、RGB間位置合わせ部230 へ入力され
る。このブロック230 は、前記CCDイメ−ジセンサ20
1 のR,G,B各ラインの間隔に起因して発生している
Gデ−タ及びBデ−タとのタイミングのずれを補正する
ブロックである。RGB間位置合わせ部230 から出力さ
れるRGBデ−タは、CRTディスプレイ300 側への表
示用のル−ト(ブロック232 〜255 側)と、デジタルカ
ラ−複写機90側へのル−ト(ブロック260 〜265 側)に
分岐される。
【0050】[4-2] CRTディスプレイ側へのル−ト セレクタ232 は、フィルムスキャナ装置30で読み取られ
た画像をCRTディスプレイ300 に表示するか、又は、
デジタルカラ−複写機90側で読み取られた画像をCRT
ディスプレイ300 に表示するかを、CPU1からの指令
に応じて切り換えるブロックである。本システムでは、
複写機側プレビュ−モ−ドが設定されると、デジタルカ
ラ−複写機90側からの画像デ−タの取込みが行われて
(図12・S11,S15 参照)、CRTディスプレイ300 に表
示される。
【0051】セレクタ232 から取り込まれた画像デ−タ
は、CRTディスプレイ300 に表示するためのメモリ24
0 〜242 に格納される。このメモリは、RGBデ−タ毎
に用意されており、CPU1から読み出し可能とされて
いる。また、不図示のキャラクタ用のメモリも別途用意
されている。なお、複写機90側からのデ−タが取り込ま
れる場合には、RGBデ−タの場合とCMYデ−タの場
合とがある。
【0052】各メモリからの出力は、各々対応するLU
T250 に入力される。フィルムスキャナ装置30側からの
画像デ−タを処理する場合には、このLUT250 で、正
規化補正処理, ネガ・ポジ反転処理, RGB独立色調整
処理が行われる。正規化補正処理は、RGB各信号のM
IN値で、入力に対する出力幅が所定幅になるようにす
る処理である。ネガ・ポジ反転処理は、ネガフィルムの
読取デ−タをポジデ−タに変換し、また、原稿の反射率
に対してリニアなデ−タへ変換する処理である。RGB
独立色調整処理は、CRTディスプレイ300 での色調整
操作によって、入出力の関係をRGBライン独立で操作
する処理である。一方、デジタルカラ−複写機90側から
の画像デ−タを処理する場合には、このLUT250 は、
入出力がリニアになるように設定される。なお、デジタ
ルカラ−複写機90側からの画像デ−タを処理する場合で
あって、そのデ−タがCMYデ−タである場合には、ネ
ガ・ポジ反転処理が行われる。
【0053】上記LUT250 から出力されるデ−タに対
する処理は、フィルムスキャナ装置30側からの画像デ−
タを処理する場合と、デジタルカラ−複写機90側からの
画像デ−タを処理する場合とで、各々異なる。
【0054】*フィルム読取デ−タを処理する場合 まず、ブロック251 で、R・G・Bデ−タからY・Cr
・Cbデ−タへの変換処理と、直行座標回転処理による
色相回転処理が実行される。即ち、
【0055】
【数1】 の処理が実行される。
【0056】ブロック251 の出力は、Y・Cr・Cbの
各LUT252 へ入力される。このLUT252 では、CR
Tディスプレイ300 での色調整操作の中、色の濃さ調
整, 明るさ調整, コントラスト調整操作が実行される。
ここに、明るさ・コントラスト調整は、Yデ−タライン
のLUT252 を、色の濃さ調整はCr・Cbデ−タライ
ンのLUT252 を、各々変化させることにより達成でき
る。
【0057】上記LUT252 の出力は、ブロック253,25
5 へ入力される。ブロック253 では、Y・Cr・Cbデ
−タからR・G・Bデ−タへの変換処理と、フィルム読
取デ−タをCRTディスプレイ300 の出力デ−タへ色補
正する処理とが実行される。即ち、
【0058】
【数2】 の処理が実行される。また、ブロック255 では、上記色
補正を各色空間毎に行って色補正効果を高めるために、
上記変化係数組〔Xij〕が選択される。選択は、Y・C
r・Cbデ−タから色空間を判断して達成される。
【0059】ブロック253 の出力はLUT254 へ入力さ
れ、非線形変換処理を施される。このLUT254 はR・
G・Bデ−タ毎に設けられており、原稿の反射率に対し
てリニアな特性から、CRTディスプレイ300 に特有の
非線形な特性への変換処理が行われる。なお、LUT25
4 の出力は、不図示のD/Aコンバ−タを介して、CR
Tディスプレイ300 へ送られる。
【0060】*複写機側の読取デ−タを処理する場合 複写機90側からRGBデ−タが送られて来る場合には、
ブロック251 の係数行列に、単位係数行列がセットされ
る。即ち、
【0061】
【数3】 の処理が実行される。また、LUT252 には、入出力を
リニアにするデ−タがセットされる。
【0062】また、ブロック253 では、複写機からのR
GBデ−タを、CRTディスプレイ300 への出力色デ−
タ(表色系デ−タ)へ変換する処理、即ち、
【0063】
【数4】 が実行される。
【0064】一方、複写機90側からCMYデ−タが送ら
れて来る場合にも、ブロック251 の係数行列に、単位係
数行列がセットされ、また、LUT252 には、入出力を
リニアにするデ−タがセットされる。また、ブロック25
3 では、複写機からのCMYデ−タを、CRTディスプ
レイ300 への出力色デ−タ(表色系デ−タ)へ変換する
処理、即ち、
【0065】
【数5】 が実行される。
【0066】[4-3] 複写機側へのル−ト 次に、前記RGB間位置合わせ部230 から、複写機側へ
のル−トについて説明する。ブロック230 の出力は、L
UT260 へ入力される。このLUT250 で、正規化補正
処理, ネガ・ポジ反転処理, RGB独立色調整処理が行
われる。正規化補正処理は、RGB各信号のMIN値
で、入力に対する出力幅が所定幅になるようにする処理
である。ネガ・ポジ反転処理は、ネガフィルムの読取デ
−タをポジデ−タに変換し、原稿の反射率に対してリニ
アなデ−タへ変換する処理である。RGB独立色調整処
理は、CRTディスプレイ300 での色調整操作によっ
て、入出力の関係をRGBライン独立で操作する処理で
あり、ディスプレイ300 で操作された結果がフィ−ドバ
ックされる。
【0067】LUT260 の出力は、ブロック261 へ入力
される。ブロック261 では、R・G・Bデ−タからY・
Cr・Cbデ−タへの変換処理と、直行座標回転処理に
よる色相回転処理が実行される。即ち、
【0068】
【数6】 が実行される。なお、直行座標回転処理は、CRTディ
スプレイ300 での色調整操作によって決められた色相回
転角θがフィ−ドバックされる。
【0069】ブロック261 の出力は、Y・Cr・Cbの
各LUT262 へ入力される。このLUT262 では、CR
Tディスプレイ300 での色調整操作の中、色の濃さ調
整, 明るさ調整, コントラスト調整操作を実行した結果
がフィ−ドバックされる。
【0070】上記LUT262 の出力は、ブロック263,26
5 へ入力される。ブロック263 では、Y・Cr・Cbデ
−タからR・G・Bデ−タへの変換処理と、フィルム読
取デ−タを複写機のプリンタ部950 の出力デ−タへ色補
正する処理とが実行される。即ち、
【0071】
【数7】 が実行される。また、ブロック265 では、上記色補正を
各色空間毎に行って色補正効果を高めるために、上記変
化係数組〔Yij〕が選択される。選択は、Y・Cr・C
bデ−タから色空間を判断して達成される。
【0072】ブロック263 の出力は、ブロック264 の主
方向変倍・移動・連写処理部へ入力されて処理される。
この出力デ−タが、ドライバ234 を介して、複写機90側
へ送られる。一方、複写機90側から送られて来るデ−タ
は、レシ−バ234 を介して、主・副デ−タ変換部233 を
介して、前記セレクタ232 へ送られる。この主・副デ−
タ変換部233 は、複写機90側から送られて来るデ−タ数
が、前記表示用メモリ240 〜242 より多いので、調整の
ために設けられたブロックである。
【0073】 〔5〕システムの制御(フロ−チャ−ト参照) 次に、図14〜図18に示すフロ−チャ−トに即して、プレ
ビュ−モ−ドでの制御を説明する。
【0074】[5-1] 全体制御:図12 まず、図8 の画面に於いて、複写機側プレビュ−モ−ド
スイッチ316 がオンされると(S11;YES) 、該プレビュ−
モ−ドスイッチ316 が図9 〜図11のように反転表示され
るとともに、複写機90側に対して『複写機の読取部900
により読み取られるデ−タが同複写機のプリンタ部950
へ送られるように』図3 のセレクタ部415 を切り換える
べき旨、指令される(S13) 。この指令に対応して、複写
機90側では、図17のステップS521,S523 に示すように、
セレクタ部415 の切換が、コントロ−ル信号1により行
われる。
【0075】また、上記スイッチ316 のオン(S11;YES)
に対応して、フィルムスキャナ装置30のセレクタ232(図
6)が、複写機90側からのデ−タ(ブロック233 側からの
デ−タ)を受け入れるように、切り換えられる(S15) 。
【0076】プレビュ−モ−ドスイッチ316 のオンによ
り上記2 つのセレクタ415,232 が各々上記の如く切り換
えられた状態で、図19のイメ−ジスキャンキ−353 がオ
ンされると(S21;YES) 、複写機側へスキャン要求が送信
される(S23) 。これに対応して、複写機の読取部900 で
は、図17のステップS541,S543 に示すように、原稿台90
1 上の原稿を読み取ってRGBデ−タを生成する処理が
実行される。なお、この場合のスキャン動作は1 回で足
りる。
【0077】また、上記スキャンキ−353 のオン(S21;Y
ES) に対応して、複写機90側に対して『複写機の読取部
900 により読み取られたRGBデ−タがそのままフィル
ムスキャナ装置30側へ送られるように』図3 のドライバ
450 をアクティブにすべき旨指令される(S25) 。この指
令に対応して、複写機90側では、図17のステップS531,S
533 に示すように、コントロ−ル信号3により、ドライ
バ450 がアクティブにされる。なお、この後、複写機90
側から送信されて来るRGBデ−タの取込みが完了する
まで、待機される(S31) 。
【0078】次に、複写機側から送信されて来るRGB
デ−タの取込みが完了すると(S31;YES) 、RGBデ−タ
用の表示用変換係数〔Zij〕が、図6 のブロック253 に
セットされる(S33) 。また、上記の如く取り込まれたデ
−タに基づく表示が、CRTディスプレイ300 上に行わ
れる(S35) 。
【0079】[5-2] 入力処理:図14(図13) ステップS41 では入力処理が実行される。この処理は、
図14に示すように、カ−ソルで指定される画面スイッチ
(図8参照)の入力に基づき(S101;YES)、オンされた画
面スイッチに対応するモ−ドを設定する処理である。
【0080】例えば、画像調整スイッチ305 がオンされ
た場合は(S111;YES)、画像調整モ−ドがセットされる(S
113)。これにより、画像調整スイッチ305 が図10のよう
に反転表示されるとともに、プルダウンメニュ−表示エ
リア303 には、画像調整のためのスイッチ群等3031が表
示されて、色調整が可能となる。なお、画像調整モ−ド
で終了スイッチ3032がオンされると、ハ−ドコピ−上に
再現されるべき色と同等の色で、読み取られた画像が画
面上に表示される。この処理については、後に、図15に
即して詳述する。
【0081】トリミングスイッチ306 がオンされた場合
には(S121;YES)、トリミングモ−ドがセットされる(S12
3)。これにより、トリミングスイッチ306 が図11のよう
に反転表示される。さらに、プルダウンメニュ−表示エ
リア304 にはトリミングのためのスイッチ群(トリミン
グメニュ−)3041が表示され、また、画像領域301 に
は、トリミング枠3011が表示される。なお、トリミング
モ−ドでの処理については、後に、図16に即して説明す
る。
【0082】拡大連写スイッチ307 がオンされた場合に
は(S131;YES)、拡大連写モ−ドがセットされる(S133)。
出力確認スイッチ309 がオンされた場合には(S141;YE
S)、出力確認モ−ドがセットされる(S143)。これによ
り、出力確認スイッチ309 が図9 のように反転表示され
る。さらに、プリントアウト用の用紙と画像との関係を
示すために、用紙枠3012が表示される。なお、ステップ
S153は、他のスイッチのオンに対応するその他のモ−ド
のセット等を一括して示すステップである。
【0083】[5-3] 画像調整処理:図15 上記ステップS113の如く、画像調整モ−ドがセットされ
ると、画像調整処理(S51) が実行される。まず、図10の
ように、プルダウンメニュ−表示エリア303 に、画像調
整のためのスイッチ群等(画像調整メニュ−)3031が表
示される(S201)。さらに、該スイッチ群等3031で、Y,
M, C, D, S等の色を増減させるためのスイッチがオ
ンされると(S203/選択) 、それに応じて画像の色を調整
するための処理(色調整処理)が実行される(S211)。
【0084】また、図10の画面で、終了スイッチ3032が
オンされると、画像調整メニュ−3031,3032 が非表示と
される(S221)。さらに、複写機90側へ、スキャン要求(S
223)、ステップS211での色調整結果(S225)、及び、YM
Cラインのセレクト要求(S227)が、それぞれ送信され
る。
【0085】上記のスキャン要求(S223)に対応して、複
写機90側では、図17のステップS541,S543 に示すよう
に、原稿台901 上の原稿を読み取ってRGBデ−タを生
成して、これに基づいてYMCデ−タを生成する処理が
実行される。なお、この場合のスキャン動作はYMCデ
−タ生成のために3 回必要となる。上記の色調整結果(S
225)のデ−タの受信に対応して、複写機90側では、図18
のステップS561,S563 に示すように、図3 のγ補正部44
5 のデ−タを、上記色調整結果のデ−タで補正する処理
が行われる。上記のYMCラインのセレクト要求(S227)
に対応して、複写機90側では、図18のステップS551,S55
3 に示すように、コントロ−ル信号2により、図3 のド
ライバ460 がアクティブにされる。こうして、YMCデ
−タを複写機90側からフィルムスキャナ装置30側へ送信
させるための処理が行われると、複写機90側から送信さ
れて来るYMCデ−タの取込みが完了するまで、待機さ
れる(S231)。
【0086】次に、上記のYMCデ−タの取込みが完了
すると(S231;YES)、YMCデ−タ用の表示用変換係数
〔Pij〕が、図6 のブロック253 にセットされる(S23
3)。さらに、上記の如く取り込まれたデ−タに基づく表
示が、CRTディスプレイ300 上に行われる(S235)。
【0087】[5-4] トリミング処理:図16 前記図14のステップS123の如く、トリミングモ−ドがセ
ットされると、トリミング処理(S53) が実行される。ま
ず、前記プルダウンメニュ−表示エリア304 に、図11の
ように、トリミングのためのスイッチ群(トリミングメ
ニュ−)3041が表示される(S301)。また、画像領域301
には、カ−ソルにより自由に設定されるトリミング枠30
11が表示されて、トリミング領域の設定が可能とされ
る。
【0088】次に、トリミング領域の設定が完了すると
(S311;YES)、出力確認スイッチ309のオンが待機され、
オンされると(S313;YES)、設定されたトリミング領域と
用紙との関係が、CRTディスプレイ300 に表示される
(S315)。
【0089】[5-5] コマンド受信:図17〜図18 コマンド受信処理は、フィルムスキャナ装置30側から送
信されて来るコマンドに応じて、複写機90のCPU2で
実行される処理である。ステップS521〜S563の処理につ
いては、前記図12〜図16の説明中で言及したため、ここ
での説明は省略する。
【0090】フィルムスキャナ装置30側から、プリント
要求(図19のコピ−キ−355 の入力に対応して送信され
る要求)が送信されて来ると(S571;YES)、コピ−動作処
理(S573)が実行される。即ち、原稿台901 上の原稿が読
み取られてRGBデ−タが生成され、YMCデ−タに変
換された後、該YMCデ−タに基づいて、用紙上への画
像形成が行われる。なお、前記の画像調整処理が実行さ
れている場合には、図3 のγ補正部445 のデ−タとして
は、前記ステップS563で補正されたデ−タが採用され
る。これにより、画面上で調整された色と同等の色での
プリントアウトが実現される。
【0091】
【発明の効果】本発明では、プレビュ−モ−ドが設定さ
れると、色分解デ−タを変換して得られるプリント用デ
−タが、表示用デ−タに変換されて表示手段に入力され
る。したがって、表示手段で表示される画像は、プリン
トアウト用の画像と同等の画質を有するものとなる。こ
のため、微妙な色の再現性が要求される用途に本画像形
成装置を用いる場合でも、十分にモニタできる。
【0092】また、第2の目的に対応する発明では、2
つのプレビュ−モ−ドが用意されており、用途に応じて
使い分けられるようにされている。一般に、プリント用
デ−タ(Y,M,Cデ−タ)を得るためには3回の画像
読取動作が必要であるが、この第2の発明では、例えば
トリミング等、微妙な色の再現性は要求されない用途で
画像をモニタしたい場合には、1回の画像読取動作で簡
単にモニタできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルムスキャナ装置とデジタルカラ−複写機
とから構成される実施例システムの概略正面図である。
【図2】図1の複写機の機構を示す構成説明図である。
【図3】図1の複写機の画像処理制御を示すブロック図
である。
【図4】図1のフィルムスキャナ装置の制御回路の構成
を示すブロック図である。
【図5】図1のフィルムスキャナ装置での画像処理を示
すブロック図の一部である。
【図6】図1のフィルムスキャナ装置での画像処理を示
すブロック図の一部である。
【図7】図1のフィルムスキャナ装置での画像処理を示
すブロック図の残部である。
【図8】図1のフィルムスキャナ装置のCRTディスプ
レイでの表示例を示す説明図である。
【図9】複写機側プレビュ−モ−ド及び出力確認モ−ド
が設定された場合における図8のCRTディスプレイで
の表示を示す説明図である。
【図10】複写機側プレビュ−モ−ド及び画像調整モ−
ドが設定された場合における図8のCRTディスプレイ
での表示を示す説明図である。
【図11】複写機側プレビュ−モ−ド及びトリミングモ
−ドが設定された場合における図8のCRTディスプレ
イでの表示を示す説明図である。
【図12】図4のCPU1で実行される処理であって、
複写機側プレビュ−モ−ドに関連する処理の一部を説明
するフロ−チャ−トである。
【図13】図4のCPU1で実行される処理であって、
複写機側プレビュ−モ−ドに関連する処理の残部を説明
するフロ−チャ−トである。
【図14】図13の入力処理(S41) を示すフロ−チャ−
トである。
【図15】図13の画像調整処理(S51) を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図16】図13のトリミング処理(S53) を示すフロ−
チャ−トである。
【図17】図3のCPU2で実行される処理であって、
フィルムスキャナ装置側から受信されるコマンドに対応
する処理の一部を説明するフロ−チャ−トである。
【図18】図3のCPU2で実行される処理であって、
フィルムスキャナ装置側から受信されるコマンドに対応
する処理の残部を説明するフロ−チャ−トである。
【図19】フィルムスキャナ装置の操作パネルを示す説
明図である。
【図20】図3のγ補正部の処理内容を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
30 フィルムスキャナ装置(外部装置) 201 フィルムスキャナ装置のイメ−ジセンサ 232 フィルムスキャナ装置のセレクタ 300 CRTディスプレイ 90 デジタルカラ−複写機 900 読取部 911 デジタルカラ−複写機のイメ−ジセンサ 950 プリンタ部 415 デジタルカラ−複写機のセレクタ部 450 ドライバ 460 ドライバ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取って3色の色分解デ−
    タを生成する原稿読取手段と、 前記色分解デ−タをプリント用デ−タに変換する画像デ
    −タ処理手段と、 前記プリント用デ−タに基づいて用紙上に画像を形成す
    るプリント手段と、 表示用デ−タに基づいて画像を表示する表示手段と、 プリント動作前にプリント画像の形態を前記表示手段に
    表示するプレビュ−モ−ドの設定を指令するためのプレ
    ビュ−モ−ド入力手段と、 前記プレビュ−モ−ドが設定されると、前記プリント用
    デ−タを前記表示用デ−タに変換して前記表示手段に入
    力させて表示させる表示制御手段と、 を備えた画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に於いて、 前記プリント用デ−タはYデ−タ,Mデ−タ,Cデ−タ
    であり、前記表示用デ−タはRデ−タ,Gデ−タ,Bデ
    −タである、 画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に於いて、 前記原稿読取手段は、前記プレビュ−モ−ドが設定され
    ると、同一原稿に対して3回の読み取り動作を順次行っ
    て、各々3色の色分解デ−タを生成し、 前記画像デ−タ処理手段は、前記各読み取り動作に各々
    対応して、順次Yデ−タ,Mデ−タ,Cデ−タへの変換
    を行って記憶し、 前記表示制御手段は、記憶された前記Yデ−タ,Mデ−
    タ,Cデ−タに基づいて、前記表示用デ−タへの変換を
    行う、 画像形成装置。
  4. 【請求項4】 原稿画像を読み取って3色の色分解デ−
    タを生成する原稿読取手段と、 前記色分解デ−タをプリント用デ−タに変換する画像デ
    −タ処理手段と、 前記プリント用デ−タに基づいて用紙上に画像を形成す
    るプリント手段と、 表示用デ−タに基づいて画像を表示する表示手段と、 プリント動作前に読取画像の形態を前記表示手段に表示
    する第1プレビュ−モ−ド、又は、プリント動作前にプ
    リント画像の形態を前記表示手段に表示する第2プレビ
    ュ−モ−ド、の設定を指令するためのプレビュ−モ−ド
    入力手段と、 前記第1プレビュ−モ−ドが設定された場合には前記色
    分解デ−タを前記表示用デ−タに変換して前記表示手段
    に入力させて表示させ、前記第2プレビュ−モ−ドが設
    定された場合には前記プリント用デ−タを前記表示用デ
    −タに変換して前記表示手段に入力させて表示させる表
    示制御手段と、 を備えた画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に於いて、 前記表示手段に表示されている画像を調整するための調
    整入力手段を備え、 前記画像デ−タ処理手段は、前記第1又は第2プレビュ
    −モ−ドが設定されている場合には、前記調整入力手段
    により調整された画像の調整用デ−タを取り入れて記憶
    し、プリント動作が指令されると、前記記憶したデ−タ
    を参照して、前記色分解デ−タを前記プリント用デ−タ
    に変換する、 画像形成装置。
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