JP2008046486A - 表示制御装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリの増設やCPUを高性能化することなく、表示部においてカラー画像表示を高速に行えるようにする。
【解決手段】表示画像を白黒表示データ(モノクロ2値グラフィックデータ)とエリア色データ(カラーエリアデータ)に分けて記憶部11に記憶させる。制御部10は、ユーザからの指示があると、記憶部11に格納されている白黒表示データとエリア色データとを読み出して、転送部12を介して操作パネル13に転送する。操作パネル13の表示データ変換部14は、転送部12から送られてきた白黒表示データとエリア色データとに基づいて、表示部15の1ドット単位毎にRGBデータを指定して、最終的な表示データとしてのカラーグラフィックデータを生成する。表示部15は、表示データ変換部14で生成されたカラーグラフィックデータを用いてカラー表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カラー表示制御を行う表示制御装置、およびその表示制御装置を備えた画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置の操作パネルなどに設置されている表示部は、画像形成状況の確認やユーザによる操作を行うため、視認性に優れた表示部(兼操作部)として大型液晶パネルが用いられることが多くなってきている。さらに、その表示部は、これまでモノクロ表示が主流であったが、近年はより視認性に優れたカラー表示が多用されるようになってきた。
そこで、表示部にカラー画像を表示するためには、表示部の1ドット毎にRGBデータを指定する処理が必要となることから、データ処理量が増大し、データを格納するメモリ容量が大きくなって、表示速度が鈍化する傾向にある。例えば、類似技術としては、複数ページからなる画像ファイルの閲覧を容易にするため、自動ページ送りにより電子文書を閲覧する際に、レイヤ構造で構成された電子文書の符号データの中から一部のレイヤの符号データのみを抽出し、その抽出された符号データを復号化して、一部のレイヤに割り当てられた画像要素のみを要約画像として表示するものがあった(特許文献1参照)。
また、表示制御装置のメモリ容量の増大に起因するコスト上昇を抑え、1画素単位の着色と1文字単位の着色とをそれぞれ実現するため、表示制御装置に属性ビットデータに基づいてキャラクタコードの属性を識別するメモリアドレス制御回路を備え、識別結果がドットパターンデータに対応する場合は、パターンメモリの文字領域からパターンデータを読み出してパラレルシリアル変換し、識別結果がビットマップグラフィックデータに対応する場合は、パターンメモリのグラフィック領域からパターンデータを4ビットの1画素分データに区切りながら読み出して出力するものがあった(特許文献2参照)。
さらに、ホスト側から表示側にシリアルで表示データをデータ転送する際に、ホスト側の負荷を軽減するため、ホスト側から表示側にシリアル転送する表示用データの1〜数ライン分をラインバッファに格納し、ラインバッファの表示用データと一致する表示用データが予備表示用RAMに格納されているかを比較し、一致する表示用データを予備表示用RAMから読み出して表示用RAMに書き込み、それに格納された表示用ビットマップデータに基づいてLCDパネルに表示するものがあった(特許文献3参照)。
特開2005−346519号公報 特開平6−284352号公報 特開2001−202229号公報
しかしながら、上記特許文献にあっては、表示部に表示する画データを本体制御手段から表示部へ転送する際に、例えば、液晶ディスプレイ等の表示部が大画面になるほど表示するためのデータ転送量が増大すると共に、表示データがモノクロデータからカラーデータになることで、RGBの各データを取り扱わなければならないことからデータ転送量が増大する。即ち、上述したように、カラー表示化するには表示部の1ドット毎にRGBデータを指定する必要があり、大画面化、フルカラー化すると、表示データを格納する本体側のメモリが必然的に増大し、表示処理ステップも膨大となるため、制御部のCPUに負荷がかかり、操作部における表示スピードが鈍化するという課題があった。
そこで、その対策として、現在では表示部にカラー画像を高速に表示するため、メモリを増設することや、CPUをより高性能にすることで対応せざると得ない状況にある。しかし、市場からのコストダウン要求も根強く、一概に高性能化に踏み切れないというメーカー側の事情があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、メモリの増設やCPUを高性能化することなく、表示部においてカラー画像表示を高速に行うことができる表示制御装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる表示制御装置は、カラー表示を可能とした表示手段と、前記表示手段に表示する表示画像をモノクロ表示として表現するための白黒表示データと、前記表示手段の表示領域を複数の領域に分割し、該分割された分割エリア毎に表示される前記表示画像の表示色を指定するためのエリア色データとを格納する記憶手段と、前記表示手段に前記表示画像を表示する際に、前記記憶手段に格納された前記白黒表示データおよび前記エリア色データに基づいて前記表示手段の1ドット単位毎にRGB色データを指定し、当該表示手段に表示する最終表示データを生成する表示データ変換手段とを備え、前記エリア色データを任意に設定することにより、前記白黒表示データを変更せずに前記表示手段に表示する最終表示データを任意に変更可能としたことを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の表示制御装置において、前記記憶手段に記憶された前記白黒表示データと前記エリア色データとを前記表示データ変換手段に転送する転送手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または2に記載の表示制御装置において、前記表示手段の表示領域は、通常のフルカラー表示が可能な通常エリアと、前記白黒表示データおよび前記エリア色データに基づく合成カラー表示が可能な合成エリアとに分けて使用することを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の表示制御装置において、前記エリア色データと複数のカラーパターンとを対応付けて記憶させるパターンテーブルをさらに備え、前記パターンテーブルに対して特定のカラーパターンを指定するだけで、対応する前記エリア色データを設定可能にしたことを特徴とする。
また、請求項5にかかる画像形成装置は、請求項1〜4に記載の表示制御装置を備えていることを特徴とする。
本発明にかかる表示制御装置によれば、表示手段を使ってカラー表示させる場合に、本体側の記憶手段には、表示画像をモノクロ表示として表現する白黒表示データと、表示手段の表示領域を複数の領域に分割した分割エリア毎に表示される表示画像の表示色を指定するエリア色データとを格納する。表示手段に表示画像を表示する場合は、表示データ変換手段によって記憶手段に格納された白黒表示データとエリア色データとを所定の変換アルゴリズムによって変換し、表示手段の1ドット単位毎にRGB色データを指定し、その表示手段に表示する最終表示データを生成する。このため、エリア色データを任意に設定することにより、白黒表示データを変更することなく、表示手段に表示される最終表示データを任意に変更することが可能である。このように、カラー表示する場合のデータ量を大幅に削減することができるため、メモリの増設やCPUを高性能化する必要がなくなり、表示手段におけるカラー表示が高速に行えるという効果を奏する。
また、本発明にかかる画像形成装置によれば、上記のような表示制御装置を備えているため、画像形成装置の操作部の表示手段を使ってカラー表示する場合であっても、メモリの増設やCPUを高性能化する必要がなくなり、操作パネルなどの表示手段におけるカラー表示を高速に行うことができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる表示制御装置、およびそれを備えた画像形成装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、画像形成装置における表示制御装置の概略構成を説明するブロック図であり、図2は、図1の制御部から転送されるデータと表示データ変換部により変換されたデータとを説明する図であり、図3は、エリア色データの指定色を変更するだけで最終表示データを変更する例を示す図であり、図4−1は、分割したエリア単位でエリア色データを指定した例を示す図であり、図4−2は、行単位でエリア色データを指定した例を示す図であり、図4−3は、文字単位でエリア色データを指定した例を示す図である。
本実施の形態にかかる表示制御装置は、図1に示すように、本体側に制御部10、記憶部11、および転送部12を具備し、システムバス16を介して相互に接続され、ユーザが操作する操作パネル13には、表示データ変換部14と表示部15とを備えている。
制御部10は、表示制御装置全体を予め格納されているプログラムに基づいて制御を行うメインプロセッサである。
記憶部11は、表示部15に表示するカラー表示画像をモノクロ表示として表現する白黒表示データとしてのモノクロ2値グラフィックデータと、表示部15の表示領域を複数の領域に分割し、その分割エリア毎に表示される表示画像の表示色を指定するエリア色データとしてのカラーエリアデータとを格納するものである。この記憶部11に格納されているモノクロ2値グラフィックデータ(白黒表示データ)とカラーエリアデータ(エリア色データ)との受け渡し処理は、上記制御部10によって行われる。
転送部12は、制御部10が記憶部11より読み出したデータを操作パネル13などに対してデータ転送するための手段である。なお、図1の操作パネル13は、本実施の形態の一例を示したものにすぎず、転送部12が転送するデータ転送先を操作パネル13に限定する趣旨ではない。
表示データ変換部14は、転送部12により転送されたデータを受け取って、表示部15のデータ受信形態に合わせたデータに変換するためのものである。特に、本実施の形態では、モノクロ2値グラフィックデータとカラーエリアデータに分けられた2つのデータ情報を、表示部15のデータ受信形態に合わせた最終表示データとしてのカラーグラフィックデータに変換し、データ送信を行うことを特徴としている。
表示部15は、表示データ変換部14より送られてくるデータに基づいてカラーグラフィック表示を行うものである。表示部15としては、例えば液晶ディスプレイなどが用いられる。
システムバス16は、制御部10、記憶部11、転送部12と繋がり、各ブロック間のデータ受け渡しを行うものである。
本実施の形態にかかる表示制御装置は、上述のように構成されており、表示部15においてカラーグラフィックデータを表示する際に、記憶部11にモノクロ2値グラフィックデータとカラーエリアデータとに分けて記憶されたデータを表示データ変換部14に転送し、表示部15で表示するためのカラーグラフィックデータに変換する点に特徴がある。
つまり、従来は、転送部12から表示部15に表示データ(1ドット毎のRGBデータ)をそのまま送っていたため、大画面化やフルカラー化すると転送データ量が飛躍的に増大してしまい、メモリの増設やCPUを高性能化する必要があった。しかし、本実施の形態では、記憶部11に格納する転送前データをモノクロ2値グラフィックデータ(白黒表示データ)とカラーエリアデータ(エリア色データ)とに分けることにより、記憶容量や転送データ量が少なくて済み、データ転送時間が短縮され、制御部10の負荷も軽減することが可能となる。
例えば、図2に示すように、画像形成装置の操作パネル等に用いられる表示部には、ある程度決められた定型表示が行われるだけで十分である。このため、PC等の液晶ディスプレイのように、文書や写真などといったユーザが任意に必要とするデータを表示させる必要はなく、図2の右側に示したカラーグラフィックデータ例のように、画像形成装置の動作状況など事前に決められた定型ステータスを分かりやすくカラー表示できればユーザニーズを満足させることができる。
そこで、本実施の形態では、記憶部11に格納するデータを図2のモノクロ2値グラフィックデータとカラーエリアデータの2種類のデータとし、これに基づいて白抜き矢印右側のカラーグラフィックデータに変換することによりカラー表示を可能とする。具体的には、カラー表示を行うにも関わらず表示すべきデータをモノクロデータの白黒表示データ(モノクロ2値グラフィックデータ)として格納すると共に、表示部15の表示領域を任意にエリア分割し、そのエリア毎に表示色を指定するエリア色データ(カラーエリアデータ)を記憶部11に格納する。
例えば、図2では白黒表示データ(モノクロ2値グラフィックデータ)の例として、『コピーできます』という画情報をモノクロデータとして持ち、それに対応するエリア色データ(カラーエリアデータ)は『青』が指定されている。本発明の特徴的な構成要素である表示データ変換部14は、転送部12によって転送された『コピーできます』という白黒表示データと、そのエリアを『青』として指定するエリア色データとに基づいて、表示部15に表示するための1ドット単位のRGBデータに変換する。一例として、表示データ変換部14は、エリア色データを先に受信し、その後送られてくる1ドット単位の白黒表示データをエリア色データに鑑みてドット単位でRGBデータに逐次に変換し、表示部15に対して最終的な表示データ(カラーグラフィックデータ)を渡している。
図2の例では、表示部15の表示領域を4つのエリアに分割して色指定しているので、最終的な表示データは、最上位エリアが青字表示となり、その他のエリアは黒字表示となる。このことから、図2に示すエリア色データ(カラーエリアデータ)を変更するだけで、最終的な表示データ(カラーグラフィックデータ)の色の組み合わせを容易に変更することが可能となる。例えば、エリア色データの並びを「青・黒・黒・黒」から「黒・青・青・青」とすれば、最終的な表示は『コピーできます』だけを黒表示とし、他の表示を青表示に容易に変更することが可能となる。
このため、図3に示すように、白黒表示データは変更しなくても、エリア色データの指定色を「黒」、「赤」、「青」、「緑」にそれぞれ変更するだけで、最終的に表示部15で表示されるカラーグラフィックデータの色イメージを簡単に変更することができる。
そこで、図4−1では、エリア色データの指定例として、表示領域を2つの領域に分割する分割エリアの表示例を示している。つまり、最上位の「A」領域のみを赤領域とし、「B」と「C」の領域を黒領域として指定している。
また、図4−2では、表示領域を行単位で分割し、上から順番に赤、青、緑、黒の4領域に分割して指定している。
さらに、図4−3では、1文字単位でカラー領域を格子状に分割した例を示している。つまり、エリア指定は任意に行うことができ、格子状分割することによって文字色を細かく指定することも可能となる。但し、格子状分割を細かくしすぎると、究極的には従来のように1ドット単位の色指定に近づくためデータ量が膨大になりすぎて、本発明の趣旨から逸脱することは言うまでもない。
このように、エリア色データの生成手法は様々な手法を採用することが可能である。例えば、図4−1や図4−2に示すように、分割ライン毎にエリアを分割した場合は、RGBデータを各ラインに1つだけ持てば色指定できるため、データ量を大幅に削減することが可能となる。
図5は、表示部を通常エリアと合成エリアとに分割した例を示す図である。本実施の形態では、表示部15の表示領域を、従来の表示部と同様に写真表示などのフルカラー表示が可能な通常エリアと、上記説明した本発明の白黒表示データとエリア色データとを合成することによりカラー表示する合成エリアとに分けて表示するようにしたものである。つまり、表示部15の全表示領域を合成エリアのみで構成すると、分割された領域毎のカラー表示となるため、例えば複写機などにおける液晶ディスプレイ上でのプレビュー画面表示やその他用途による細かい画像表示を行いたい場合に対応が困難となる。
また、表示部15の全表示領域を通常エリアで構成すると、フルカラーデータの転送を行わなくてはならないため、メモリ量が増大してしまい、データ転送時間も膨大となって、制御部の負荷も膨大となる。
このため、表示部15の表示領域を2分割して、従来の表示部(通常エリア)と本発明の表示部(合成エリア)とを組み合わせることにより、通常エリアを用いて高精細な表示を行ないつつ、合成エリアでは表示データ量を削減した表示を行うことを可能にしたものである。
なお、図5に示すように、表示領域を通常エリアと合成エリアの2分割表示する場合は、図1の記憶部11に対して、通常エリアに表示させるカラーグラフィックデータと、合成エリアに表示させるモノクロ2値グラフィックデータとカラーエリアデータとを予め格納しておき、転送部12を介して操作パネル13に転送する。
図6は、各ドットRGB6bitのカラー表示データを表示部に表示させる表示制御を行う表示制御装置の構成図である。図6の表示部15に対して、各ドットRGB6bitの画像を表示する場合、通常は各ドットRGB6bitとなり計18bitのデータを送らなければならない。例えば、縦64ドット、横168ドットの表示装置の場合、18bit*64*168=193536bitのデータ転送量が必要となる。これに対して、図6の表示データ変換部14を持った構成とすると、モノクロ2値グラフィックデータ(1bit*64*168=10752bit)と、カラーエリアデータ(例えば、4ラインのエリア分割の場合、18bit*4=72bit)の計10824bitをデータ転送すれば表示が可能となるため、データ転送量を大幅に削減することができる。
なお、図6の構成において、データ転送量を削減できるのは表示データ変換部14までで、データ変換後のカラーグラフィックデータは、通常のフルカラーデータと同じデータ量となる。また、図6におけるカラーエリアデータとは、RGBの多値データであり、エリアごとに任意の色指定が可能となる。
図7は、少ないエリア色データで各ドットRGB6bitのカラー表示データを表示部に表示させる表示制御を行う表示制御装置の構成図である。図7に示す表示制御装置は、図6の場合よりもさらにカラーエリアデータのデータ量を減少させるようにした点に特徴がある。
つまり、RGB各6bitの色諧調が必要ない場合は、例えば、RGB各1bitのカラーエリアデータを転送し、表示データ変換部14で表示部15に必要なbit数に変換するような機能を付加することにより、表示データ変換部14までのデータ量を減らすことができる。
また、図7において、カラーエリアデータをRGBの各2値の計8色とし、カラーエリアデータ量を最小に抑えることもできる。ただし、その場合、表示部15にあったカラーデータとする必要があるため、RGB各2値をRGB各多値データに変換する色変換部を表示データ変換部14に内蔵している(図7参照)。
図8−1は、カラーエリアの構成をパターン化して表示制御を行う表示制御装置の構成図であり、図8−2は、カラーエリアの構成のパターン例を示す図である。図8−1の表示制御装置は、図6の表示制御装置よりもカラーエリアデータの転送制御をより簡略化した点に特徴がある。
使用するカラーエリアの構成が数パターンに限られる場合は、図8−2に示すように、例えば4つのパターンを決めて記憶部11に記憶させ、各パターンに対応するパターンデータ(2bit)を用いたパターンテーブルを予め記憶部11内に生成する。
ユーザは、パターン1〜4までの何れかをパターンデータ(2bit)を指定するだけで、制御部10が記憶部11内のパターンテーブルを使ってカラーエリアデータに変換し、それを転送部12が表示データ変換部14へ転送するように構成されている。
このように、図8−1の表示制御装置では、表示部15にカラー表示させる際に、ユーザがカラーエリアのパターンデータを指示するだけで、意図したカラーエリアデータが送出可能となり、カラーエリアデータの指定手続きを簡略化することができる。
また、上記例では、各エリアの色を直接RGBの各データで対応させているため、さまざまに色を組み合わせることが可能である。しかし、実際には、数パターンの固有のフォーマットを使用することが多いことから、いくつかのカラーパターンを用意しておき、パターンデータを用いて指定することで、カラーエリアデータをさらに削減することが可能となる。このカラーパターンのパターンテーブルも記憶部11内に生成される。
このように、図8−1の表示制御装置では、表示部15にカラー表示させる際に、ユーザがカラーパターンのパターンデータを指示するだけで、意図したカラーエリアデータが送出可能となり、カラーエリアデータの指定手続きを簡略化することができる。
ところで、上記図8−1の表示制御装置では、データ量の大きなカラーエリアデータを表示データ変換部14に送ることになるため、データ転送量の低減効果が得られない。そこで、図9に示す表示制御装置では、パターンデータテーブルを表示データ変換部14に移すことにより、転送部12を介して転送されるカラーパターンデータを削減することができる。
図9は、図8−1において転送データ量を減少させる表示制御装置の構成図である。図9の表示制御装置は、図8−1の表示制御装置の記憶部11が持っていたパターンデータテーブルと、制御部10が持っていたパターンデータをエリアデータに変換する手段を、表示データ変換部14側に持たせることにより、表示データ変換部14までのデータ転送量を削減できるようにした点に特徴がある。
図10は、図9におけるカラーパターンデータを白黒表示データとは別の手段で転送するようにした表示制御装置の構成図である。図9の表示制御装置では、転送部12を介してカラーパターンデータをシリアル転送していたが、図10の表示制御装置では、カラーパターンデータをポートにて直接表示データ変換部14に伝えるようにした点に特徴がある。
これにより、図10の表示制御装置は、転送部12によるシリアル転送においてモノクロ2値グラフィックデータのみを扱えば良いため、データ量をより削減することができる。また、転送部12とは別に、ポート等を使って別途カラーパターンデータを表示データ変換部14に伝えることにより、カラーグラフィックデータを生成することが可能となる。
さらに、このことをモノクロ表示装置に応用した場合は、図10に示す表示データ変換部14を付加するという最小限の構成変更だけで、カラー表示化することが可能になるという利点がある。
図11は、図10におけるエリア色データ量を減少させる表示制御装置の構成図である。図11の表示制御装置は、図9に示す表示制御装置のようにカラーパターンデータをポートにて表示データ変換部14に伝えるのではなく、カラーエリアデータを、ポートにて直接変換手段に伝えるように構成した点に特徴がある。
これにより、転送部12を介するシリアル転送では、モノクロ2値グラフィックデータのみを扱うことになるため、データ量を削減することができる。また、転送部12とは別に、ポート等を使って別途カラーエリアデータを表示データ変換部14に伝えることにより、カラーグラフィックデータを生成することが可能である。
さらに、このことをモノクロ表示装置に応用した場合は、図11に示す表示データ変換部14を付加するという最小限の構成変更だけで、カラー表示化することが可能になるという利点がある。
本実施の形態にかかる表示制御装置は、以上のように構成することも可能である。以下、図12を用いて本実施の形態の基本的な動作について説明する。
図12は、本実施の形態にかかる表示制御装置の動作を説明するフローチャートである。図1および図12に示すように、表示画像を白黒表示データ(モノクロ2値グラフィックデータ)とエリア色データ(カラーエリアデータ)に分けて記憶部11に記憶させる(ステップS100)。
制御部10は、ユーザからの指示があると、記憶部11に格納されている白黒表示データ(モノクロ2値グラフィックデータ)とエリア色データ(カラーエリアデータ)とを読み出し、転送部12を介して操作パネル13に転送する(ステップS101)。
操作パネル13の表示データ変換部14は、転送部12から送られてきた白黒表示データ(モノクロ2値グラフィックデータ)とエリア色データ(カラーエリアデータ)とに基づいて、表示部15の1ドット単位毎にRGBデータを指定して、最終的な表示データとしてのカラーグラフィックデータを生成する(ステップS102)。
表示部15は、表示データ変換部14で生成されたカラーグラフィックデータを用いてカラー表示する(ステップS103)。
以上述べたように、本実施の形態によれば、記憶部11から白黒表示データとエリア色データに分けて表示データ変換部14に転送することにより、転送される表示データ量を削減することが可能となり、メモリ増設もCPUの高性能化も行なう必要がなくなり、低コスト化できると共に、カラー表示を迅速に行なうことができる。
また、上記した表示制御装置を複写機、プリンタ、ファックス、あるいは、それらを組み合わせた複合機などの画像形成装置に用いることにより、転送される表示データ量を削減することが可能となり、メモリ増設もCPUの高性能化も行なう必要がなくなり、低コスト化できると共に、カラー表示が迅速に行なえる画像形成装置を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる表示制御装置、およびそれを用いた画像形成装置は、カラー表示が可能な表示部を備えた表示制御装置と、それを用いた複写機、プリンタ、ファックスあるいは複合機などの画像形成装置に適している。
画像形成装置における表示制御装置の概略構成を説明するブロック図である。 図1の制御部から転送されるデータと表示データ変換部により変換されたデータとを説明する図である。 エリア色データの指定色を変更するだけで最終表示データを変更する例を示す図である。 分割したエリア単位でエリア色データを指定した例を示す図である。 行単位でエリア色データを指定した例を示す図である。 文字単位でエリア色データを指定した例を示す図である。 表示部を通常エリアと合成エリアとに分割した例を示す図である。 各ドットRGB6bitのカラー表示データを表示部に表示させる表示制御を行う表示制御装置の構成図である。 少ないエリア色データで各ドットRGB6bitのカラー表示データを表示部に表示させる表示制御を行う表示制御装置の構成図である。 カラーエリアの構成をパターン化して表示制御を行う表示制御装置の構成図である。 カラーエリアの構成のパターン例を示す図である。 図8−1において転送データ量を減少させる表示制御装置の構成図である。 図9におけるカラーパターンデータを白黒表示データとは別の手段で転送するようにした表示制御装置の構成図である。 図10におけるエリア色データ量を減少させる表示制御装置の構成図である。 本実施の形態にかかる表示制御装置の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 制御部
11 記憶部
12 転送部
13 操作パネル
14 表示データ変換部
15 表示部

Claims (5)

  1. カラー表示を可能とした表示手段と、
    前記表示手段に表示する表示画像をモノクロ表示として表現するための白黒表示データと、前記表示手段の表示領域を複数の領域に分割し、該分割された分割エリア毎に表示される前記表示画像の表示色を指定するためのエリア色データとを格納する記憶手段と、
    前記表示手段に前記表示画像を表示する際に、前記記憶手段に格納された前記白黒表示データおよび前記エリア色データに基づいて前記表示手段の1ドット単位毎にRGB色データを指定し、当該表示手段に表示する最終表示データを生成する表示データ変換手段と
    を備え、前記エリア色データを任意に設定することにより、前記白黒表示データを変更せずに前記表示手段に表示する最終表示データを任意に変更可能としたことを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記記憶手段に記憶された前記白黒表示データと前記エリア色データとを前記表示データ変換手段に転送する転送手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示手段の表示領域は、
    通常のフルカラー表示が可能な通常エリアと、前記白黒表示データおよび前記エリア色データに基づく合成カラー表示が可能な合成エリアとに分けて使用することを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記エリア色データと複数のカラーパターンとを対応付けて記憶させるパターンテーブルをさらに備え、
    前記パターンテーブルに対して特定のカラーパターンを指定するだけで、対応する前記エリア色データを設定可能にしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の表示制御装置。
  5. 請求項1〜4に記載の表示制御装置を備えた画像形成装置。




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