JPH05336243A

JPH05336243A - ボタン電話装置

Info

Publication number: JPH05336243A
Application number: JP16529792A
Authority: JP
Inventors: Tetsuya Yubie; 哲也指江
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1992-06-01
Filing date: 1992-06-01
Publication date: 1993-12-17

Abstract

(57)【要約】【目的】自動応答設定時において、外線着信があった
場合、発信者に対応したメッセージを送出することを可
能とする。【構成】ボタン電話装置は、主装置１００を有し、こ
の主装置は、電話機１１０〜１１２、及び、サービス総
合ディジタル網（ＩＳＤＮ）２００に接続されている。
この主装置１００は、複数の応答メッセージを記憶する
手段１０３と、特定相手先番号を記憶し前記応答メッセ
ージと対応づけて登録する手段１０４を有し、自動答応
設定時に、ＩＳＤＮ２００から着信があった場合、発番
号により発信者を（電話機２１０〜２１４）を識別し、
発番号が特定相手番号であった時に、対応した応答メッ
セージを送出する。また、発番号が登録されていない番
号であった時には、登録されていない番号用の応答メッ
セージを送出する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ボタン電話装置、より
詳細には、ボタン電話装置の自動応答設定時における着
信応答に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のボタン電話装置において、自動応
答設定時にＩＳＤＮからの着信があった時は、共通の
（全ての発信者に対して同じ内容の）応答メッセージを
ＩＳＤＮに対して送出していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする問題点】上述したように従来
のボタン電話装置においては、自動答応設定時にＩＳＤ
Ｎからの着信があった時に、発呼者を識別する手段がな
く、発呼者に対応したメッセージを送出することが出来
ないという問題点があった。

【０００４】

【問題点を解決するための手段】本発明によるボタン電
話装置は、メッセージ応答機能を有し、内線側が電話機
に接続され、局線側がＩＳＤＮに接続された主装置と、
複数の応答メッセージを電話機から主装置に記憶させる
手段と、特定相手先番号を記憶し、前記応答メッセージ
と対応づける登録を電話機から主装置に行う手段と、自
動応答設定時に、ＩＳＤＮから着信があった時に、主装
置において、発番号により発信者を識別する手段と、発
番号が特定相手番号であった時に、対応した応答メッセ
ージを送出する手段とを有し、更に、発番号が登録され
ていない番号であった時には、登録されていない番号用
の応答メッセージを送出する手段を有する。

【０００５】

【作用】ボタン電話装置において、自動応答設定時にＩ
ＳＤＮからの着信があった場合、その着信の発番号が登
録された番号であった時に、指定した応答メッセージを
送出し、発番号が登録されていない番号であった時は、
登録されていない番号用応答メッセージを送出する。

【０００６】

【実施例】図１は、本発明のメッセージ応答方式が実施
される通信システムの一例を示す図で、図中、１００は
本発明を実現するボタン電話装置の主装置を示し、この
主装置１００は、制御装置１０１、交換機スイッチ１０
２、複数の応答メッセージを記憶しておく応答メッセー
ジ登録メモリ１０３、応答メッセージと特定相手先番号
とを対応づけて記憶しておく相手先番号登録メモリ１０
４から構成されている。１１０〜１１２は主装置に接続
されている電話機、２００はＩＳＤＮ、２１０〜２１４
はＩＳＤＮに接続されている電話機で、主装置１００と
各電話機２１０〜２１４はＩＳＤＮ２００を介して接続
されている。

【０００７】図２は、ＩＳＤＮ２００に接続されている
電話機２１０〜２１４とその電話番号の対応表で、電話
機の番号は図１での電話機の番号に対応し、電話番号は
ＩＳＤＮ番号である。

【０００８】図３は、応答メッセージ登録メモリ１０３
の内容設定例（メッセージ番号とメッセージ内容）を示
す。図４は、相手先番号登録メモリ１０４の内容設定例
（相手先電話号とメッセージ番号との対応）を示す。図
５は、応答メッセージを登録する手順を示す。図６は、
応答メッセージと特定相手先番号の対応づけを設定する
手順を示す。

【０００９】最初に、図５を参照して、電話機１１０〜
１１２から主装置１００に応答メッセージを数種類登録
する例について説明する。操作者は、例えば、電話機１
１０から、応答メッセージ登録用の特番を利用して発信
する。これによって電話機１１０は、主装置１００に対
して発番号を応答メッセージ登録用特番にして、呼設定
メッセージを送出する。受け取った主装置１００は、電
話機１１０に呼設定受付メッセージを送出する。電話機
１１０は、主装置１００からの呼設定受付メッセージを
受け取ると、応答メッセージである音声情報を主装置１
００に送出する。操作者は応答メッセージ入力終了後、
電話機１１０にあるテンキーの番号を押下することによ
り、メッセージ登録終了及びメッセージ番号を主装置１
００に通知する。このメッセージ番号を受け取った主装
置１００は、制御装置１０１を通して応答メッセージ登
録メモリ１０３に応答メッセージ情報及びメッセージ番
号の登録を行う。応答メッセージ情報及びメッセージ番
号を受け取った主装置１００は、解放メッセージを電話
機１１０に送出し、その解放メッセージを受け取った電
話機１１０は、解放完了メッセージを送出する。主装置
１００が解放完了メッセージを受け取ることにより一つ
の応答メッセージ登録手順が終了する。この後、必要な
応答メッセージの数だけ、同様にして登録を行う。ここ
でメッセージ番号０には、登録番号用ではなく、その他
の非登録番号用の応答メッセージを登録しておく。図４
は、これら相手先と応答メッセージの対応づけの例を示
す。

【００１０】次に、図６を参照して特定相手先番号を記
憶して、前述のごとくして登録した応答メッセージと対
応づける操作の一例を説明する。電話機１１０から主装
置１００に、ＩＳＤＮ番号登録用の特番を持つ呼設定メ
ッセージを送出する。呼設定メッセージを受け取った主
装置１００は、ＩＳＤＮ番号登録状態になり、呼設定受
付メッセージを電話機１１０に送出する。電話機１１０
は、呼設定受付メッセージを受け取ると、特定相手先番
号とメッセージ番号を主装置１００に通知する。この通
知方法として、例えば、相手先番号とメッセージ番号の
間及びメッセージ番号の後に、電話機１１０のテンキー
の＊を押下する方法がある。主装置１００は相手先番号
及びメッセージ番号が通知されると、その情報を主装置
１００内の、相手先登録メモリ１０４に登録する。この
例を表したのが図４である。主装置１００は、この登録
が終了すると、解放メッセージを電話機１１０に送出
し、その解放メッセージを受け取った電話機１１０は、
解放完了メッセージを送出する。主装置１００が解放完
了メッセージを受け取ることにより、主装置１００はＩ
ＳＤＮ番号登録状態から通常状態に戻る。これにより特
定相手先番号と、登録した応答メッセージを対応づける
一連の処理が終了する。この処理を、登録したい相手先
毎に繰り返す。これらの登録の内容例を図４に示す。こ
こで、相手先番号（０３１１１１１１１０）に対しては
メッセージ番号１が、相手先番号（０３１１１１１１１
１）に対してはメッセージ番号２が、相手先番号（０３
１１１１１１１２）に対してはメッセージ番号２が、相
手先番号（０３１１１１１１１３）に対してはメッセー
ジ番号１が、それぞれ対応づけられ、主装置１００内の
相手番号登録メモリ１０４に登録されている。ここで、
相手先番号（０３１１１１１１１４）は登録されていな
い番号である。

【００１１】次に、自動応答設定時における応答メッセ
ージ送出手順について説明する。主装置１００が電話機
２１０より呼設定メッセージを受信すると、主装置１０
０内の交換制御装置１０１は呼設定メッセージの中の、
発番号（０３１１１１１１１０）を読み出し、相手先番
号登録メモリ１０４を参照する。ここでこの発番号（０
３１１１１１１１０）は相手先番号登録メモリに登録さ
れており、さらに図４によりメッセージ番号を参照する
と１番になっている。これによって応答メッセージ登録
メモリ１０３より、メッセージ番号１番のメッセージ１
情報を読みだす。この間に主装置１００はＩＳＤＮ２０
０に対して呼出メッセージを送出し、電話機２１０と情
報チャネルを設定し、設定終了後、メッセージ番号１番
の応答メッセージ１を送出する。応答メッセージ送出終
了後、主装置１００はＩＳＤＮ２００に対して切断メッ
セージを送出して、応答メッセージ送出手順を終了す
る。同様にして、電話機２１１からかかって来たときは
メッセージ番号２番の応答メッセージ２を、電話機２１
２からかかって来たときはメッセージ番号２番の応答メ
ッセージ２を、電話機２１３からかかってきたときはメ
ツセージ番号１番の応答メッセージ１をそれぞれ送出す
る。

【００１２】次に、登録されていない電話機２１４から
電話がかかって来たときの制御手順について説明する。
主装置１００は電話機２１４より呼設定メッセージを受
信すると、主装置内交換制御装置１０１により、呼設定
メッセージの中の発番号（０３１１１１１１１４）を読
み出し、相手番号登録メモリ１０４を参照する。ここ
で、この発番号（０３１１１１１１１４）は登録されて
いないので、メッセージ番号０番の非登録番号用メッセ
ージ情報を読み出す。この間に主装置１００はＩＳＤＮ
２００に対して呼出メッセージを送出し、電話機２１４
との情報チャネルを設定し、設定終了後、主装置１００
内の交換制御装置１０１は、応答メッセージ０番を送出
する。主装置１００は、応答メッセージ送出終了後、Ｉ
ＳＤＮ２００に対して切断メッセージを送出し、応答メ
ッセージ送出手順を終了する。

【００１３】

【発明の効果】以上に説明したように、本発明による
と、ボタン電話装置の主装置に複数の応答メッセージを
登録し、特定の発信者の番号と対応づけておくことによ
り、自動応答設定時において着信があった時、発信者に
対応した応答メッセージを送出することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のメッセージ応答方式が実施される通信
システムの一例を示すブロック図である。

【図２】図１のＩＳＤＮ２００に接続される電話機の電
話番号を示す表である。

【図３】主装置１００内の応答メッセージ登録メモリ１
０３内のメッセージ番号とメッセージ内容の登録例を示
す図である。

【図４】主装置１００内の相手先番号登録メモリ１０４
内の電話番号とメッセージ番号の対応テーブルの内容設
定例を示す図である。

【図５】応答メッセージを登録する手順を示す図であ
る。

【図６】応答メッセージと特定相手先番号の対応づけの
設定を行う手順を示す図である。

【符号の説明】

１００…主装置、１０１…主装置内交換制御装置、１０
２…交換機スイッチ、１０３…応答メッセージ登録メモ
リ、１０４…相手先番号登録メモリ、１１０〜１１２…
電話機、２００…ＩＳＤＮ、２１０〜２１４…電話機。

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】局線側はサービス総合ディジタル網（Ｉ
ＳＤＮ）に接続され、また内線側には電話機が接続さ
れ、メッセージ応答機能を主装置に有するボタン電話装
置において、前記主装置は、電話機からの応答メッセー
ジを記憶する手段と、前記応答メッセージと対応づけて
特定相当先番号を記憶する手段と、自動応答設定時に、
ＩＳＤＮからの着信があった場合、発番号により発信者
を識別し発番号が前記特定相手先番号であった時に、対
応した応答メッセージを送出する手段とを有することを
特徴とするボタン電話装置。
【請求項２】発番号が登録されていない番号であった
時には、登録されていない番号用の応答メッセージを送
出する手段を有することを特徴とする請求項１に記載の
ボタン電話装置。