JPH0533545A - すべり出し窓のスイング装置 - Google Patents

すべり出し窓のスイング装置

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JPH0533545A
JPH0533545A JP21436291A JP21436291A JPH0533545A JP H0533545 A JPH0533545 A JP H0533545A JP 21436291 A JP21436291 A JP 21436291A JP 21436291 A JP21436291 A JP 21436291A JP H0533545 A JPH0533545 A JP H0533545A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 すべり出し窓に適用される折りたたみリンク
方式のスイング装置にあおり止め機能を付加する。 【構成】 スイング装置を構成するガイド枠3の内部
に、スライダ10と同行移動する横長のねじ棒21と、
このねじ棒21に係合してスライダ10の移動を阻止す
るロック体22を設ける。ロック体22は切換えレバー
24でばね23に抗してスライド操作できる。この切換
えレバー24の往復動作を利用して、切換爪35の姿勢
を一対の接当片36・37で切り換え、ロック体22を
ロック状態とロック待機状態とに循環的に切り換え可能
とする。 【効果】 切換えレバー24のワンタッチ操作ごとにロ
ック状態とロック待機状態とが得られる。任意の開き位
置で窓を固定できる。構造を簡素化してコストを低減で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、あおり止め機能を備え
ているすべり出し窓用のスイング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、実公昭57−12146号公報
や実開昭63−28769号公報に、あおり止め機能を
有するスイング装置が公知である。また、本発明が適用
対象とする折りたたみリンク方式のスイング装置は、例
えば実開平2−9671号公報、実開昭63−4657
5号公報、特開昭59−161570号公報に公知であ
る。このスイング装置は図4に示すように、少なくとも
3個のリンクを備えており、各リンクの最大揺動角を9
0度以下にすることで、窓の開閉動作を滑らかなものと
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】あおり止め機能を有す
る上記のスイング装置は、窓を全開位置と半開位置の2
位置でしか固定できない。そのため、換気時の通風量を
自由に変更できず、例えば、雨の降り込みを避け、ある
いは書類等の飛散を防止しながら換気を行うことができ
ない。半開時の窓は、開口面に対しておよそ45度の角
度で傾斜しており、スイング先端側の窓面と開口面との
間隔が相当に大きく、いたずらや過失による転落の危険
があり、安全性の点で適用個所に制約を受ける。
【0004】例えば実公昭58−35824号公報に見
られるような専用のあおり止め装置をスイング装置とは
別に設けると、上記のような不利は一掃できる。しか
し、この場合はすべり出し窓の全体コストが増える。更
にこの種のスイング装置は、全閉姿勢にある窓と窓枠と
の間の小さな上下隙間に配設する形態になっており、既
存のあおり止め装置を付加する場合は、全閉状態におい
てその全てが室内に露出して体裁状好ましくない。
【0005】そこで本発明の目的は、あおり止め機能を
備えた折りたたみリンク方式のスイング装置を実現し
て、窓の開度調節を自由に行えるようにし、さらに専用
のあおり止め装置を付加する場合に比べてコストの増加
を抑止し、この種スイング装置の全体コストの低減化を
図るにある。本発明の他の目的は、あおり止めのための
機構をロック状態とロック待機状態とにワンタッチで切
り換えられるようにし、この種スイング装置の操作性を
向上することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のスイング装置
は、窓枠1に装着されるガイド枠3と、揺動端が窓2に
連結されて該窓2をすべり出し操作する長短2個の第1
シフトリンク5および第2シフトリンク6と、両シフト
リンク5・6の少なくとも一方の最大揺動角を規定する
制御リンク7とを有すること、第2シフトリンク6およ
び制御リンク7の揺動中心ピン16・18と、第1シフ
トリンク5の揺動中心ピン15とのいずれか一方が、ス
ライダ10を介してガイド枠3でスライド自在に支持さ
れていること、ガイド枠3の内部にスライダ10と同行
して移動する横長のねじ棒21が設けられていること、
このねじ棒21の移動領域に面するガイド枠3の内部
に、ねじ棒21を介してスライダ10の移動を阻止する
あおり止め機構が設けられていること、あおり止め機構
は、ねじ棒21と、これに係合するロック体22と、ロ
ック体22をねじ棒21へ向かって移動付勢するばね2
3と、ガイド枠3の外部に設けられて、ロック体22を
ばね23の付勢力に抗してねじ棒21から引き離し操作
する切換えレバー24と、切換えレバー24とガイド枠
3との間に設けられるロック待機機構とを含んで構成さ
れていること、ロック待機機構は、ロック体22ないし
は切換えレバー24に回転可能に支持された切換爪35
と、ガイド枠3に設けられて切換爪35の姿勢を切り換
え操作する一対の接当片36・37とを有すること、ね
じ棒21に対するロック体22の往復移動に連動して、
切換爪35がねじ棒21側の接当片36に受け止められ
て、ロック体22を係合待機姿勢に保持する待機状態
と、切換爪35と接当片36の係合が解除されて、ロッ
ク体22がねじ棒21に係合するロック状態とに、循環
的に切り換え可能にロック待機機構を構成したことを要
件とする。
【0007】
【作用】窓2の開閉時に、ロック体22の配置位置は固
定しているが、ねじ棒21はスライダ10の変位に同行
してロック体22の一側を通過する。従って、ねじ棒2
1のロック体22に対する係合位置を変更すると、必要
な変位位置でスライダ10の移動を阻止し、窓2を任意
の開き位置で固定できる。スライダ10をロック操作の
対象とし、さらにガイド枠3を利用してその内部にねじ
棒21およびロック体22を配置するので、あおり止め
の機構を簡素化できる。ロック待機機構は、切換えレバ
ー24を操作することにより切換爪35の状態が変更わ
り、ロック体22をこれがねじ棒21と係合するロック
状態と、ロック体22がねじ棒21から離れる待機状態
とに、循環的に切り換える。つまり、切換えレバー24
をばね23に抗してスライド操作するだけであおり止め
機構の状態を変えられる。
【0008】
【発明の効果】本発明のスイング装置では、ガイド枠3
の内部にねじ棒21およびロック体22を組み込み、こ
れら両部材21・22を機械的に係合させることでスラ
イダ10の移動を阻止し、以て窓2の開度調整を行うの
で、従来装置に比べて窓2の開度調節を任意の開き位置
で自由に行える。さらにスイング装置のスライダ10を
ロック対象とし、ガイド枠3を利用してその内部にねじ
棒21とロック体22を収容したので、専用のあおり止
め装置をスイング装置とは別に設ける場合に比べて、全
体構造を簡素化してその販売コストを低減できる。ねじ
棒21およびロック体22をガイド枠3の内部に配置す
るので、従来装置と同様の上下隙間にスイング装置を納
めることができる。更に、切換えレバー24を除くあお
り止め機構をガイド枠3内に配置するので、スイング装
置をコンパクト化しその体裁を向上できる。切換えレバ
ー24をばね23に抗して操作するだけで、即ちワンタ
ッチ動作であおり止め機構をロック状態とロック待機状
態に切り換えることができ、切り換え後はその状態を維
持し続けることができるので、あおり止め機構を意識す
ることなく窓2の開閉を容易に行え、しかも、切換えレ
バー24を再度操作することで任意の開き位置において
窓2を固定でき、全体としてこの種スイング装置の操作
性を向上できる。
【0009】
【実施例】 (第1実施例)図1ないし図8は本発明に係るスイング
装置の第1実施例を示す。図4において、符号1は窓
枠、2は窓である。窓2の上下各枠と窓枠1の上下各枠
との間に、それぞれ折りたたみリンク方式のスイング装
置を配置し、この装置で窓2を全閉姿勢と全開姿勢との
間で開閉自在に支持している。窓2は全開姿勢におい
て、二点鎖線で示すように窓開口面に対して直交する姿
勢となる。上下のスイング装置は装着する向きが上下に
異なるだけであるから、下方のスイング装置のみを説明
する。
【0010】スイング装置は、窓枠1の側にビス止めさ
れるガイド枠3と、窓2にビス止めされる取付ブラケッ
ト4と、ガイド枠3と取付ブラケット4との間に設けら
れて窓2をすべり出し操作する第1・第2シフトリンク
5・6と、第1シフトリンク5の最大揺動角を規制する
制御リンク7と、ガイド枠3の内面に沿って左右移動す
るスライダ10と、あおり止め機構などで構成する。ガ
イド枠3は下向きに開口するハット形断面のプレス成形
品であり、その上面壁に横長のスライド溝9を設ける。
ガイド枠3の右端には窓2を閉じ操作するとき、取付ブ
ラケット4の一端の爪部4aを正規の収まり位置へと案
内する誘導壁12を突設する。
【0011】上記スライダ10と取付ブラケット4の爪
部4aとを短寸の第2シフトリンク6で連結し、取付ブ
ラケット4の中途部とガイド枠3の左端部寄りとを長寸
の第1シフトリンク5で連結して窓2を支持する。窓2
が開き操作されるとき、第1シフトリンク5はピン15
を支点にして外向きに揺動し、窓2を外面へ向かって押
し出す。第2シフトリンク6は、スライド溝9に沿って
第1シフトリンク5の側へ接近スライドしながらピン1
6を支点として外向きに揺動し、取付ブラケット4と第
1シフトリンク5のピン17を中心にして窓2を時計ま
わり方向へ揺動操作する。
【0012】制御リンク7の基端は、第2シフトリンク
6用のピン16とは別位置に設けたピン18を介してス
ライダ10に連結する。これらのピン16およびピン1
8はスライド溝9に沿って左右に移動できる。制御リン
ク7の遊端は第1シフトリンク5の中途部に連結されて
おり、その基端に設けたピン18がスライド溝9の端部
に接当することで、それ以上に各シフトリンク5・6が
外向きに揺動することを阻止する。第2シフトリンク6
の最大揺動角は第1シフトリンク5のそれに比べて大き
いが、最大でも90度を越えないよう設定しておく。
【0013】図1において、あおり止め機構は、ガイド
枠3の内部に組み込まれたねじ棒21、ロック体22、
圧縮コイル形のばね23、ロック体22を操作する切換
えレバー24、およびロック待機機構などで構成する。
ねじ棒21の一端はスライダ10にビス止めしてあり、
その左右寸法はスライダ10の移動ストロークを基準に
して、これより大きく設定する。
【0014】図8に示すように、ロック体22は横長の
金属ブロックからなり、その一側にねじ棒21に外接す
る凹弧面を形成し、凹弧面にねじ軸とかみ合うねじ山2
5を形成する。凹弧面と対向する面壁の左右端にばね2
3を収容するばね穴26を形成し、これらばね穴26の
内側に一対の連結腕27を突設する。図1および図2に
示すように、ロック体22はガイド枠3に切欠かれた開
口28から連結腕27が枠外へ突出状態で組み込まれ、
ガイド枠3の内面に固定した一対のガイドブロック29
で、前後進退のみ自在に案内される。ばね23はばね穴
26と前記開口28の両側壁との間に配置されて、ロッ
ク体22をねじ棒21へ向かって常に移動付勢する。
【0015】図1において、切換えレバー24はガイド
枠3の上面上に被さるカバー壁31と、これの後端に突
設した操作部32とを有するプラスチック成形品からな
り、操作部32の下側部分はくり抜かれて一対のボス3
3が設けてある。このボス33にロック体22の連結腕
27を接合し、ボス33と連結腕27をビス34で締結
することによりロック体22と切換えレバー24を一体
化している。次に説明するロック待機機構を無視すれ
ば、ロック体22はばね23に押されてそのねじ山25
がねじ棒21と常に係合し、切換えレバー24をばね2
3に抗して引き出し操作すると、ねじ山25がねじ棒2
1から離れる。
【0016】ロック体22をロック待機状態とロック状
態とに切り換えてその状態を保持するために、切換えレ
バー24とガイド枠3との間にロック待機機構を設けて
いる。図8において、ロック待機機構は、ロック体22
の連結腕27間に配置された切換爪35と、これの姿勢
を切り換え操作する一対の接当片36・37を有し、切
換えレバー24の往復動作を利用して切換爪35の姿勢
を循環的に切り換える。図1ないし図3において、切換
爪35は長手方向両端にV字形の係合部38を設けた断
面鼓状の金属ブロックからなり、ブロック中央の一側に
軸部39を他側にピン穴40をそれぞれ設ける。軸部3
9を一方の連結腕27に設けた穴41で支持し、他方の
連結腕27の穴41に挿嵌した爪ピン42でピン穴40
を支えることにより、切換爪35の全体が連結腕27に
対して回転できる。この回転動作を必要時にのみ限定
し、切換爪35の自由な姿勢変更を防ぐために、ピン穴
40と爪ピン42との間に圧縮コイルばねからなる制動
ばね43を配置している。
【0017】一対の接当片36・37は、それぞれ切換
爪35の移動軌跡を前後に挟んで対向状に設けられてお
り、その一方の接当片36はガイド枠3に設けた開口2
8より下方の立壁部を利用して形成する。図8において
他方の接当片37は、取付ベース45とこれの後端から
起立する逆L字形の腕部46とを有し、取付ベース45
をガイド枠3にビス止めする。この接当片37は切換え
レバー24のガイド体としても機能している。各接当片
36・37は、切換爪35の回転中心を通る水平面を上
下に挟む状態で配置する。切換爪35を一定方向へ回転
させて、その姿勢を変えるためである。
【0018】次に主としてあおり止め機構の動作を説明
する。図1はロック体22がロック待機状態に切り換わ
る直前の状態を示しており、この状態では切換爪35の
係合部38が接当片36と係合し、この係合位置より後
方に切換爪35の中心が位置しているので、切換爪35
が接当片36の上端面に接当した後は、それ以上回転す
ることができず、ばね23の付勢力に抗してロック体2
2をねじ棒21から離した位置で保持できる。この状態
において窓2は開くことも閉じることもできる。
【0019】ロック体22をロック状態に切り換えると
きは、図5に矢印aで示すように、切換えレバー24を
ばね23に抗してスライド限界まで引っ張り操作する。
すると、切換爪35の上部側面が接当片37の腕部46
の突端に接当し、切換爪35の全体が反時計回転方向へ
回転する。次に切換えレバー24の操作力を解放する
と、ロック体22および切換えレバー24はばね23に
押されてねじ棒21側に移動し、これに伴い、切換爪3
5の下部側面が接当片36に当たって、矢印bで示すよ
うに反時計回転方向へさらに回転する。この状態では、
切換爪35の回転中心より下方の部分が接当片36に接
当しているので、切換爪35はさらに回転し、図6に示
すように接当片36を乗り越えて開口28内へ入り込
む。ロック体22は図6の状態からさらに矢印c分だけ
移動し、そのねじ山25がねじ棒21と噛み合ってロッ
ク状態に切り換わる。このとき、切換爪35は想像線で
示すように横長姿勢になっている。
【0020】再びロック待機状態へ戻すときは、図7に
矢印dで示すように切換えレバー24をスライド限界ま
で引っ張り操作する。すると、それまで横長水平姿勢に
なっていた切換爪35の係合部38が接当片37の腕部
46と接当し、切換爪35は反時計回転方向へ回転す
る。この回転によって前側の係合部38の下端は開口2
8の側の接当片36の上端より下方に位置する。従っ
て、切換えレバー24の操作力を解放して、ロック体2
2をねじ棒21の側へ移動させると、前側の係合部38
の下端が接当片36と接当し、切換爪35の全体が起立
状に回転して図1で示す状態へと切り換わる。
【0021】以上のように、あおり止め機構は切換えレ
バー24を室内側へ引っ張り操作したのち、その操作力
を解放するだけでロック状態とロック待機状態とに切り
換え、その状態を維持できるので、任意の開き位置にお
いて窓2を固定でき、あるいはあおり止め機構に煩わさ
れることなく自由に窓2を開閉できる。
【0022】上記実施例においては、切換爪35を水平
軸回りに回転可能に支持したがその必要はない。例え
ば、連結腕27を下方へずらして設け、連結腕27とカ
バー壁31との間に切換爪35を配置して垂直軸回りに
回転可能に支持してもよい。開口28側の接当片36は
ガイド枠3とは別の部材として形成してあってもよく、
必要があれば、内外の接当片36・37を一個の部品と
してまとめて形成することもできる。この発明が対象と
する折りたたみリンク式のスイング装置は、第1・第2
シフトリンク5・6のそれぞれに制御リンクを接続する
こともある。さらに、第1シフトリンク5のピン15を
ガイド溝9を介してスライダ10に連結することもあ
る。図示例では縦すべり窓を示したが、本発明は横すべ
り出し窓や丸窓のすべり出し装置にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】あおり止め機構を示す縦断側面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】図1におけるB−B線断面図である。
【図4】すべり出し窓のスイング装置の平面図である。
【図5】あおり止め機構をロック待機状態からロック状
態へ切り換える途中の状態を示す縦断側面図である。
【図6】あおり止め機構がロック状態に切り換わる直前
の状態を示す縦断側面図である。
【図7】あおり止め機構をロック待機状態へ切り換える
途中の状態を示す縦断側面図である。
【図8】あおり止め機構の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 窓枠 2 窓 3 ガイド枠 5 第1シフトリンク 6 第2シフトリンク 7 制御リンク 10 スライダ 21 ねじ棒 22 ロック体 23 ばね 24 切換えレバー 35 切換爪 36・37 接当片

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 窓枠1に装着されるガイド枠3と、揺動
    端が窓2に連結されて該窓2をすべり出し操作する長短
    2個の第1シフトリンク5および第2シフトリンク6
    と、両シフトリンク5・6の少なくとも一方の最大揺動
    角を規定する制御リンク7とを有し、 第2シフトリンク6および制御リンク7の揺動中心ピン
    16・18と、第1シフトリンク5の揺動中心ピン15
    とのいずれか一方が、スライダ10を介してガイド枠3
    でスライド自在に支持されおり、 ガイド枠3の内部にスライダ10と同行して移動する横
    長のねじ棒21が設けられており、 このねじ棒21の移動領域に面するガイド枠3の内部
    に、ねじ棒21を介してスライダ10の移動を阻止する
    あおり止め機構が設けられているすべり出し窓のスイン
    グ装置であって、 あおり止め機構は、ねじ棒21と、これに係合するロッ
    ク体22と、ロック体22をねじ棒21へ向かって移動
    付勢するばね23と、ガイド枠3の外部に設けられて、
    ロック体22をばね23の付勢力に抗してねじ棒21か
    ら引き離し操作する切換えレバー24と、切換えレバー
    24とガイド枠3との間に設けられるロック待機機構と
    を含んで構成されており、ロック待機機構は、ロック体
    22ないしは切換えレバー24に回転可能に支持された
    切換爪35と、ガイド枠3に設けられて切換爪35の姿
    勢を切り換え操作する一対の接当片36・37とを有
    し、 ねじ棒21に対するロック体22の往復移動に連動し
    て、切換爪35がねじ棒21側の接当片36に受け止め
    られて、ロック体22を係合待機姿勢に保持する待機状
    態と、切換爪35と接当片36の係合が解除されて、ロ
    ック体22がねじ棒21に係合するロック状態とに、循
    環的に切り換え可能にロック待機機構を構成したすべり
    出し窓のスイング装置。
JP21436291A 1991-07-30 1991-07-30 すべり出し窓のスイング装置 Expired - Lifetime JPH07113300B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7354080B2 (en) * 2005-05-23 2008-04-08 Compal Electronics, Inc. Lock mechanism for electronic device
WO2009072839A1 (en) * 2007-12-05 2009-06-11 General Rotor Co., Ltd. Locking device for a window

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