JPH0533530Y2 - - Google Patents

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JPH0533530Y2
JPH0533530Y2 JP1985106924U JP10692485U JPH0533530Y2 JP H0533530 Y2 JPH0533530 Y2 JP H0533530Y2 JP 1985106924 U JP1985106924 U JP 1985106924U JP 10692485 U JP10692485 U JP 10692485U JP H0533530 Y2 JPH0533530 Y2 JP H0533530Y2
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JP
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main pillar
road
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snow
main
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、防雪柵、特に、道路に沿つて、こ
の道路の幅方向端部より外れた路肩または路肩外
に、間隔を置いて立設された多数の主柱と、これ
らの主柱によつて、各主柱間に道路の幅方向端部
の道路面との間にすきまを設けて支承された防雪
板とからなる防雪柵に関するものである。
[従来の技術] この種の従来の防雪柵は、道路面と防雪板との
間のすきまを吹き抜ける加速された風により、風
下側に雪を堆積させることがなく、かつ、そのす
きまに除雪車の一部が入ることにより、除雪が容
易なために広く用いられようとしている。このよ
うな防雪柵の一例としては、この出願の出願人が
先に出願した実願昭60−19155号において示す第
5図のようなものがある。
図において、符号1は道路2の路肩3から外れ
て立設されている主柱であり、主柱1からは、防
雪板4を支承している支柱5が道路2の幅方向端
部に向かつて張り出すとともに、下端が道路2の
路面との間にすきま6を有して取り付け設けられ
ている。
[考案が解決しようとする問題点] 従来のこの種の防雪柵は、上記のように構成さ
れているが、主柱1も支柱5も一度設置すれば、
四季を通じて設置されたままであり、たとえ、防
雪板4を下げたり、取り外して収納されたとして
も、主柱1および支柱5は残置し、美観上および
自動車等走行車輌の運転手に対して視覚障害を与
える等の問題点を有し、また、支柱5はその先端
が道路に突出しているために、走行車両や通行者
に対して危険である等の問題点を有していた。
この考案は上記の問題点を解決するためになさ
れたもので、非防雪時には、美観を損なう主柱の
一部を隣接する主柱方向に回動して、あたかもガ
ードレールのような状態にし、走行車輌の運転手
の視覚障害にならないようにした防雪柵を提供す
ることをその目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この考案は、道路
に沿つて、この道路の幅方向端部より外れた路肩
または路肩外に、間隔を置いて立設された多数の
主柱と、これらの主柱によつて、各主柱間に道路
の幅方向端部の道路面との間にすきまを設けて支
承された防雪板とからなる防雪柵において、主柱
が、路肩または路肩外に立設される第1主柱と、
この第1主柱から道路の幅方向端部に向かつて水
平に延びる連結部材と、この連結部材の先端部に
立設され、前記防雪板を支承する第2主柱と、こ
の第2主柱を隣接する主柱方向に回動可能とする
ために、第1主柱に設けられた連結部材の支持手
段および/または連結部材に設けられた第2主柱
の支持手段とから構成されるものである。
[作用] 主柱が、路肩または路肩外に立設される第1主
柱と、この第1主柱から道路の幅方向端部に向か
つて水平に延びる連結部材と、この連結部材の先
端部に立設され、防雪板を支承する第2主柱と、
この第2主柱を隣接する主柱方向に回動可能とす
るために、第1主柱に設けられた連結部材の支持
手段および/または連結部材に設けられた第2主
柱の支持手段から構成されているので、非防雪時
には、第2主柱より防雪板を取り外して収納し、
第2主柱を第1主柱に設けられた連結部材の支持
手段または連結部材に設けられた第2主柱の支持
手段あるいは両支持手段によつて隣接する主柱方
向に回動し、防雪柵をあたかも道路のガードレー
ルのようにすることができるので、美観を損なわ
ず、走行車輌の運転手の視覚障害となることがな
い。
また、連結部材を路肩方向へその軸に沿つて摺
動したり、または、第2主柱を連結部材の軸に沿
つて路肩方向に滑動すれば、防雪柵の道路面への
突出がなくなり、危険をなくすことができる。
[実施例] 以下、この考案をその一実施例を示す図面に基
づいて説明する。
正面図を示す第1図および側面図を示す第2図
において、防雪板4は従来装置における防雪板と
同等のものであり、また、符号11は道路2の路
肩3の下部に基礎を設けて立設された第1主柱で
あり、12は防雪板4が支承されるとともに、下
部に道路2の路面との間にすきま6を有するよう
にして直立して設けられた第2主柱、13は、第
1主柱11から道路の幅方向に向かつて水平に延
び、道路面の上方に第2主柱12を立設するため
に、その先端部が、第2主柱12の下端に固定し
て設けられるとともに、他端は第1主柱11の上
端に設けられた支持手段である内面円形の軸受1
4に嵌合して、第1主柱11に対して回動しまた
図において左右方向に摺動可能に形成された断面
円形たとえば円筒状の連結部材である。もちろ
ん、連結部材13すなわち第2主柱12を回動し
たり摺動したりする場合には、軸受14の上部押
え金14aを締め付け固定している取付ねじ14
bを緩めて行い、所定位置に定置した後、取付ね
じを締め付けて、軸受14と連結部材13とを固
定する。また、上記所定位置に連結部材13を定
置する場合に連結部材13と軸受14とを固定す
るために、第3図および第4図に示すように、例
えば、連結部材13の端部に設けたフランジ1
5,16に設置のピン17,18と、軸受14の
両側に設けたフランジ19,20に設置のピン1
7,18に係合する穴21,22とが係合するよ
うにしてある。
この実施例は上記のように構成されているの
で、第1,2図に示す防雪時から第3,4図に示
す非防雪時の状態にするためには、防雪板4を非
防雪時状態例えば第3図に示すように第2主柱1
2から取り外して収納し、次いで、軸受14の取
付ねじ14bを緩めて第2図の矢印で示す方向A
に連結部材13すなわち第2主柱12をずらして
ピン18とフランジ20の穴22との係合を解除
した後、連結部材13を第1図に矢印で示す方向
Bに回動して倒し、次いで、連結部材13すなわ
ち第2主柱12を方向Aへ一ぱいに摺動させる。
その最後においてピン17とフランジ19の穴2
1とを係合させて連結部材13を軸受14に固定
し、次いで、取付ねじ14bを締め付けて第3,
4図の非防雪時状態とする。
また、第3,4図の非防雪時状態から第1,2
図の防雪時状態とするには、上記のほぼ逆の動作
によつて行えばよい。
なお、上記実施例では、第1主柱11の上端に
軸受14を設けるとともに第2主柱12の下端を
連結部材13に固着したが、その逆でもよく、ま
た、その両端共に軸受部を設けてもよく、また、
摺動のために連結部材13を全長にわたつて断面
円形とするとともに軸受の内面も円形としたが、
摺動のためには、円形に限らず、角形又はI形と
し、そのための軸受も内面を角形又はI形を押さ
えるようにしてもよく、このように摺動可能とす
ることにより、防雪柵を道路から離すことができ
る効果がある。
また、連結部材13と軸受部14との係合をピ
ンとこれが嵌入する穴とを設けて行つたが、これ
に限らず、いかなる係合手段によつてもよい。
更にまた、第2主柱12と連結部材13とを一
体に構成してもよく、倒された第2主柱12の先
端は隣接する倒された第2主柱によつて支持され
るようにしてもよい。
[考案の効果] この考案によれば、防雪板と道路面との間にす
きまを設けて、防雪柵の風下に雪が堆積せず、か
つ、除雪も容易である防雪柵を、非防雪時には、
その第1主柱や連結部材に設けられた支持手段に
よつて第2主柱を隣接する主柱の方向に回動させ
ることができるので、防雪柵があたかも道路のガ
ードレールのようになり、周囲の美観を損ねるこ
とがなく、走行車輌の運転手の視覚障害となるこ
とがない。
なお、必要に応じて、第2主柱を路肩側に移動
させることができるので、道路面に突出して危険
となることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の防雪時状態の正
面図、第2図は第1図の側面図、第3図は第1図
の非防雪時状態の部分側面図、第4図は第3図の
部分拡大図、第5図は従来の防雪柵の側面図であ
る。 2……道路、3……路肩、4……防雪板、11
……第1主柱、12……第2主柱、13……連結
部材、14……軸受、15……フランジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 道路に沿つて、この道路の幅方向端部より外
    れた路肩または路肩外に、間隔を置いて立設さ
    れた多数の主柱と、これらの主柱によつて、各
    主柱間に道路の幅方向端部の道路面との間にす
    きまを設けて支承された防雪板とからなる防雪
    柵において、前記主柱が、前記路肩または路肩
    外に立設される第1主柱と、この第1主柱から
    道路の幅方向端部に向かつて水平に延びる連結
    部材と、この連結部材の先端部に立設され、前
    記防雪板を支承する第2主柱と、この第2主柱
    を隣接する主柱方向に回動可能とするために、
    第1主柱に設けられた連結部材の支持手段およ
    び/または連結部材に設けられた第2主柱の支
    持手段とからなることを特徴とする防雪柵。 (2) 前記第1主柱に設けられた連結部材の支持手
    段が、連結部材をその軸方向に摺動可能に支持
    することを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の防雪柵。 (3) 前記連結部材に設けられた第2主柱の支持手
    段が、第2主柱を連結部材の軸方向に摺動可能
    に支持することを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の防雪柵。
JP1985106924U 1985-07-15 1985-07-15 Expired - Lifetime JPH0533530Y2 (ja)

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JP1985106924U JPH0533530Y2 (ja) 1985-07-15 1985-07-15

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JP1985106924U JPH0533530Y2 (ja) 1985-07-15 1985-07-15

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Publication Number Publication Date
JPS6216104U JPS6216104U (ja) 1987-01-30
JPH0533530Y2 true JPH0533530Y2 (ja) 1993-08-26

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ID=30982731

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JP1985106924U Expired - Lifetime JPH0533530Y2 (ja) 1985-07-15 1985-07-15

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61135910U (ja) * 1985-02-15 1986-08-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61135910U (ja) * 1985-02-15 1986-08-23

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JPS6216104U (ja) 1987-01-30

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