JPH0533478U - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH0533478U
JPH0533478U JP9064991U JP9064991U JPH0533478U JP H0533478 U JPH0533478 U JP H0533478U JP 9064991 U JP9064991 U JP 9064991U JP 9064991 U JP9064991 U JP 9064991U JP H0533478 U JPH0533478 U JP H0533478U
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JP
Japan
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shield case
side plates
housing
connector
piece
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Pending
Application number
JP9064991U
Other languages
English (en)
Inventor
淳 金原
学 松岡
Original Assignee
エスエムケイ株式会社
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Publication date
Application filed by エスエムケイ株式会社 filed Critical エスエムケイ株式会社
Priority to JP9064991U priority Critical patent/JPH0533478U/ja
Publication of JPH0533478U publication Critical patent/JPH0533478U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シールドケースがハウジングから外れるのを
なくし、且つ組立てを容易化する。 【構成】 シールドケース20の両側板21に切り起こ
し形成した抜止め片21aを備え、ハウジング10の側
面11には、シールドケース20が装着されたときに当
該抜止め片21aに係合して該シールドケース20を抜
止めする凹陥部11aと、該シールドケース20の両側
板21の端縁の一部が係合し該両側板21が開くのを止
める覆い止め部13を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、車載用の電子機器に設けられている回路基板等に取付けら れるコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のコネクタは、図4において、開閉可能な両側板2を有するコ字 形断面のシールドケース1をハウジング3に装着すると、両側板2に開けられて いる穴2aにハウジングの両側面の凸部4が嵌合して抜止めされるようになって いた。この場合凸部4に形成してある傾斜面4aに両側板2の先端を沿わせ該両 側板2を無理に開き変形させてシールドケース1をハウジング3に装着し、該両 側板2の先端が凸部4を乗り越えたところで当該開き変形した両側板2が戻り、 凸部4が穴2aに嵌入され抜止めされるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来のコネクタでは、シールドケース1の開き変形した両側板2が 元に完全には戻らず、抜止めが不十分で、組立て時及び輸送時にシールドケース 1がハウジング3から外れ易いという問題点があった。また、かかるコネクタで は、抜け止めを確実にしようとすると凸部4の突出量を大きくする必要があり、 そのため組立てのとき、両側板2先端が凸部4を乗り越えるようにするのが容易 でなく、組立ての作業性が良くないという欠点があった。 本考案の目的は、シールドケースがハウジングから外れることがなく、且つ組 立てが容易なコネクタを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、折曲形成した両側板を有しハウジングに 装着されるシールドケースを備えたコネクタにおいて、該シールドケースの両側 板には内側へ切り起こし形成した抜止め片を備え、前記ハウジングの側面には、 前記シールドケースが装着されたときに前記抜止め片に係合して前記シールドケ ースを抜止めする凹陥部と、該シールドケースの前記両側板の端縁の少なくとも 一部を覆い該両側板が開くのを止める覆い止め部を備えたことを特徴とする。
【0005】
【作用】
本考案に係るコネクタは、ハウジングにシールドケースを装着したときに、 シールドケースの両側板に内側へ切り起こし形成した抜止め片の先端が、ハウジ ングの側面に備えた凹陥部に係合して抜止めされると同時に、該シールドケース の両側板の端縁がハウジングの側面に備えた覆い止め部に係合し、該両側板の開 きが止められる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。 図1は本考案に係るコネクタを示す正面図である。 本考案に係るコネクタは、ブリキ等の金属板をコ字形に折り曲げて若干開閉可 能に形成した両側板21,21を有するシールドケース20(図3参照)をハウ ジング10に装着してあり、該シールドケース20の両側板21,21には内側 へ切り起こして形成した抜止め片21aを備え、ハウジング10の両側面11, 11には、シールドケース20が装着されたときに抜止め片21aに係合して当 該シールドケース20を抜止めする凹陥部11aと、該シールドケース20の両 側板21,21の端縁の一部を覆って該両側板21,21が開くのを止める覆い 止め部13を備えている。
【0007】 図2は、本考案に係るハウジングを示し、(A) は平面図、(B) は右側面図であ る。 ハウジング10の両側面11,11の凹陥部11aは、正面側端縁から背面側 の途中の位置まで一定幅で連続した左右対称の溝状をなし、上端に真直な段差面 11bを形成していて、ハウジング10にシールドケース20が装着されたとき に抜止め片21aの先端が段差面11bに当たってシールドケース20を抜止め する。
【0008】 両覆い止め部13は、互に対称の形状をなし且つ対称配置され、ハウジング1 0の両側面11,11の下端背面側寄りの位置に一体に突設した四角形突起12 の上辺からハウジング10の側面11に沿って下方へ彫り設けた浅溝13a及び これに続く深溝13bを備え、両溝間に溝段差面13cを形成している。
【0009】 ハウジング10の両側面11,11には、覆い止め部13以外に案内凸片14 ,15が設けてある。右側面11の案内凸片14は、背面側の縁に沿い真直に連 続した長凸条14aと正面側の縁に沿って中間位置のみに突設した短凸条14b とからなり、この両凸条間の内寸法がシールドケース20の側板21の幅寸法に 略合わせてある。左側面11の案内凸片15は、背面側の長凸条15aが右側面 の14aで示すものと同様であり、正面側上端の小突起15bが右側面11の短 凸条14bに対応するものとして設けられており、長凸条15aと小突起15b との内寸法がシールドケース20の側板21の幅寸法に略合わせてある。
【0010】 ハウジング10の上面16の前後両縁には、シールドケース20の中間板25 (図3参照)の幅寸法に略合わせた間隔で位置決め凸片として長凸条17a及び 短凸条17bが設けられ、この両凸条間にシールドケース20の中間板25が位 置決め嵌入される。 そしてハウジング10は、長凸条17a及び短凸条17bの内面側角部17c と、側面11と上面16とが交差する角部18,18が面取りされ、また、図示 しないコンタクトを組込むための2種類の複数の組込み穴19a,19bを有し ている。
【0011】 図3は、本考案に係るシールドケースを示し、(A) は平面図、(B) は右側面図 である。 シールドケース20は、中間板25に対し折り曲げ形成した両側板21,21 の基部及び該中間板25の一部に亙ってコ字状に切り抜いて残した残片を内側へ 切り起こした抜止め片21aと、両側板21,21の先端の一部を角形に切欠い て形成した嵌合切欠き22と、この嵌合切欠き22の近傍に鈎状に突設した掛止 片23と、一方の右側板21のみに正面向きに突設した突出片24とを備え、こ の突出片24以外の部分はいずれも左右対称である。嵌合切欠き22は、ハウジ ング10の四角形突起12の正面側の案内面12aと溝段差面13cとの間の寸 法に見合う幅で切欠いて形成してある。そしてハウジング10にシールドケース 20を装着したときに、この嵌合切欠き22の内縁が浅溝13a及び深溝13b に嵌入され四角形突起12で覆われ、両側板21,21の開きが確実に止められ る。
【0012】 このようなコネクタは、ハウジング10の両側面11,11にシールドケース 20の対応する側板21を位置合わせして、ハウジング10を両側板21,21 間に入れて両側板21,21の先端が対応する四角形突起12の上端に接触する ところまで押し込め、ここで両側板21,21を閉じる方向に外面側から押圧力 を加えながら嵌合切欠き22の内縁22aを、覆い止め部13の浅溝13a及び 深溝13bに嵌入させるとともに、上面16が中間板25の内面に当たるところ まで押し込めると、両抜止め片21a,21aが凹陥部11a,11aに入り、 シールドケース20が抜止めされてハウジング10に装着される。そしてこのコ ネクタは、シールドケース20の掛止片23,23を図示しない回路基板の所定 穴に挿通させ、半田付けにて該回路基板に固定して用いられる。
【0013】 本実施例の場合、ハウジング10の側面11に案内凸片14,15が設けてあ り、ハウジング10の上面16に位置決め用の長凸条17a及び短凸条17bが 設けてあるので、ハウジング10へのシールドケース20の装着及び位置決めが 非常に円滑且つ容易に行えるという利点がある。 なお、本考案は、上記実施例によって限定されるものではなく、要旨から逸脱 しない範囲で種々の変形が可能である。
【0014】
【考案の効果】 以上説明したように本考案に係るコネクタは、シールドケースの両側板には切 り起こして形成した抜止め片を備え、ハウジングの側面には、シールドケースが 装着されたときに当該抜止め片に係合して該シールドケースを抜止めする凹陥部 と、該シールドケースの両側板の端縁の少なくとも一部が係合し該両側板が開く のを止める覆い止め部を備えたことにより、シールドケースがハウジングから外 れることがなく、且つ簡単に組立てられ、組立て工数を大幅に削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るコネクタを示す正面図で
ある。
【図2】本考案の実施例に係るハウジングを示し、(A)
は平面図、(B) は右側面図である。
【図3】本考案の実施例に係るシールドケースを示し、
(A) は平面図、(B) は右側面図である。
【図4】従来のコネクタのシールドケースを装着する前
の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ハウジング 11 側面 11a 凹陥部 11b 段差面 12 突起 13 覆い止め部 13a 浅溝 13b 深溝 13c 溝段差面 14 案内凸片 14a 長凸条 14b 短凸条 15 案内凸片 15a 長凸条 15b 小突起 16 上面 17a 長凸条 17b 短凸条 20 シールドケース 21 側板 21a 抜止め片 22 嵌合切欠き 22a 内縁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折曲形成した両側板を有しハウジング
    に装着されるシールドケースを備えたコネクタにおい
    て、該シールドケースの両側板には内側へ切り起こし形
    成した抜止め片を備え、前記ハウジングの側面には、前
    記シールドケースが装着されたときに前記抜止め片に係
    合して前記シールドケースを抜止めする凹陥部と、該シ
    ールドケースの前記両側板の端縁の少なくとも一部を覆
    い該両側板が開くのを止める覆い止め部を備えたことを
    特徴とするコネクタ。
JP9064991U 1991-10-09 1991-10-09 コネクタ Pending JPH0533478U (ja)

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JP9064991U JPH0533478U (ja) 1991-10-09 1991-10-09 コネクタ

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JP9064991U JPH0533478U (ja) 1991-10-09 1991-10-09 コネクタ

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JPH0533478U true JPH0533478U (ja) 1993-04-30

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ID=14004365

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JP9064991U Pending JPH0533478U (ja) 1991-10-09 1991-10-09 コネクタ

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JP (1) JPH0533478U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0626174U (ja) * 1992-09-01 1994-04-08 ミツミ電機株式会社 コネクタ
JPWO2007086117A1 (ja) * 2006-01-26 2009-06-18 富士通株式会社 電子機器および支持部材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0626174U (ja) * 1992-09-01 1994-04-08 ミツミ電機株式会社 コネクタ
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