JPH05334599A - 駐車場案内システム - Google Patents

駐車場案内システム

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Publication number
JPH05334599A
JPH05334599A JP16671792A JP16671792A JPH05334599A JP H05334599 A JPH05334599 A JP H05334599A JP 16671792 A JP16671792 A JP 16671792A JP 16671792 A JP16671792 A JP 16671792A JP H05334599 A JPH05334599 A JP H05334599A
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JP
Japan
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parking lot
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user
parking
telephone
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JP16671792A
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English (en)
Inventor
Hideaki Tanaka
秀章 田中
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IWATSUU ENG KK
Iwatsu Electric Co Ltd
Original Assignee
IWATSUU ENG KK
Iwatsu Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は駐車場案内システムに関し、特に電
話により駐車場の情報を入手する駐車場案内システムに
関するものであり、その目的は、どこからでも手軽に駐
車場の混雑情報を入手可能にすることにある。 【構成】 本発明は、駐車場の混雑度を示す情報を収集
する手段と、前記駐車場情報を記憶する手段と、前記記
憶された情報に基づき、利用者からの電話による検索に
対して、蓄積された音声メッセージによる空き駐車場案
内を行うボイスメール手段とを備えたことを特徴とし、
さらに場所の案内や、FAXによる地図の伝送等のサー
ビス手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は駐車場案内システムに関
し、特に、電話により駐車場の情報が入手可能な駐車場
案内システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、駐車場案内システムとしては、図
15のようなシステムがある。図15において、1は、
通常の留守番電話機に駐車場情報送出機能を付加した駐
車場情報提供装置、2は加入者回線、3は電話網、IS
DNなどの公衆網、4はホストコンピュータ、5は、一
種の構内交換機である駐車場情報収集装置、6は専用
線、7は路上等にある駐車場情報表示装置である。
【0003】次に、動作を説明する。まず、駐車場管理
者が駐車場情報提供装置1に、空き、混雑、満車などの
情報をキー入力すると、この装置は駐車場情報収集装置
5に接続するために、自動的に発呼する。回線が接続さ
れると、提供装置1から、駐車場番号、押されたキーに
対応する混雑情報等の情報が、例えばPB信号等の多周
波信号に変調されて、送出される。
【0004】駐車場情報収集装置5は、送られて来た信
号を受信し、例えばRS−232C信号に直して、ホス
トコンピュータ4に情報を送る。ホストコンピュータ4
では、収集した情報を基に、駐車場情報表示装置7に表
示すべき情報を編集し、モデム(図示せず)、駐車場情
報収集装置5、専用線6を介して、駐車場情報表示装置
7へ伝送する。表示装置7では、送られてきた情報を電
光掲示板等に表示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の駐車
場案内システムでは次のような問題点があった。 (1)電光掲示板等の表示装置が高価である。 (2)運転者が電光掲示板を見逃してしまうことがあ
る。 (3)掲示板の設置場所まで行かないと、駐車場の混雑
情報が得られない。 本発明の目的は、前記のような従来技術の問題点を改良
し、どこからでも手軽に駐車場の混雑情報を入手可能に
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、各駐車場に設
置され、駐車場の混雑度、あるいは営業の有無を示す駐
車場情報を、公衆網を介して送信する駐車場情報提供装
置と、前記駐車場情報提供装置から公衆網を介して送ら
れてくる情報を受信する駐車場情報収集装置と、前記駐
車場情報収集装置から転送される前記駐車場情報を音声
メッセージと関連づけて記憶し、該情報に基づき、利用
者からの電話による検索に対して、記憶された音声メッ
セージによる空き駐車場名の案内を行い、更に、利用者
が選択した駐車場の、記憶された音声メッセージによる
道案内を行うボイスメール装置とを備えたことを特徴と
する。
【0007】更に、上記、駐車場情報収集装置およびボ
イスメール装置を有する駐車場管理センターを複数設置
し、利用者からの電話による検索により、利用者の希望
する地区の駐車場管理センターを決定し、該駐車場管理
センターへ、利用者からの電話を転送する手段を備えた
広域案内センターを設けることを特徴とする。
【0008】
【作用】このような手段により、利用者は、自宅や自動
車の中から駐車場の混雑情報を簡単に知ることができ、
さらに場所の案内や、FAXによる地図の伝送等のサー
ビスを受けることができる。
【0009】また、広域の案内センター経由で接続する
ことによって、利用者は簡単に目的の地区の駐車場情報
を得ることができる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。図1は本発明のシステム構成を表すブロ
ック図である。図中、従来と同様のものには同じ番号を
付与してある。8は既設の駐車場案内システム、9は、
駐車場情報収集装置5及び既設の駐車場情報システム8
からの信号を受信、編集して、ホスト4、ボイスメール
装置10、既設の駐車場情報システム8に伝送するイン
ターフェイス装置、10は利用者からの指示によって、
収集された駐車場情報を検索し、結果を、予め蓄積され
た音声またはファクシミリ信号で通知するボイスメール
装置、11は利用者の電話機、12はファクシミリ、1
3は自動車電話の基地局、14は利用者の自動車電話、
15は自動車電話用ファクシミリである。
【0011】次に、各装置の構成を説明する。図2は前
記駐車場情報提供装置1の一具体例を示すブロック図で
ある。21は電話回線2とのインターフェイス回路で、
直流ループの形成、呼び出し信号の検出などを行う。2
2はハイブリッド回路などの電話用音声回路、23は送
受器である。24はダイヤルパルス、あるいはPB信号
の送受信回路で、駐車場情報も、この回路によりPB信
号に変換されて、送出される。25はキーボード、ラン
プ回路で、通常の電話用のキーの他、駐車場情報入出力
用のキー、及びランプも備えられている。26は、駐車
場情報提供装置1の各種の状態、あるいは受信信号など
を、音声で利用者に知らせるための音声合成回路であ
る。
【0012】27は駐車場情報提供装置1全体を制御す
る制御回路、28は、登録された電話番号、駐車場番
号、いたずら防止のための暗証番号などを記憶しておく
メモリである。29は留守番電話用の録音、再生、アン
プ回路(本発明とは特に関係はない)、30はスピー
カ、31は電源である。
【0013】図3は駐車場情報提供装置1を正面から見
た外観図である。この装置は通常の留守番電話機のボタ
ン、ランプの他に、空車、混雑、満車、閉鎖に対応する
4個のボタン32〜35及びランプ36が備えられてい
る。駐車場管理者は状況に応じて、該当するボタンを押
すことにより、センターに情報を送出し、また返送され
てきた信号を、ランプで確認することによって、情報が
正しく受信されたか否かを確かめることが出来る。
【0014】図4は前記駐車場情報収集装置5の一実施
例を示すブロック図である。この装置は一種の構内交換
機であり、通話路スイッチ45に収容された、41、4
2などの複数の着信応答回路が電話回線に接続されてい
る。電話回線は2つのグループに分かれており、一方の
グループは駐車場情報提供装置1からの着信を受けるた
めのものであり、他方のグループは駐車場情報を知りた
い利用者からの呼が着信するためのものである。
【0015】DPパルス識別装置43は、前記他方のグ
ループの回線に接続された着信応答回路に付加され、検
索時にDP電話機からのダイヤルパルスを識別し、PB
信号に変換することによって、DP電話機でも駐車場情
報の検索を可能にするためのものである。また、通話路
スイッチ45には、駐車場情報提供装置1との間で信号
を送受信するためのPB送受信回路を備えた内線回路4
6、ボイスメール装置と接続するための内線回路48が
複数個接続され、交換機を制御するCPU44には、駐
車場情報をインターフェイス装置9に送出するための、
シリアルデータ送出回路47が接続されている。
【0016】図5は前記インターフェイス装置9の一具
体例を示すブロック図である。この装置は、本発明のシ
ステムと、既設の駐車場案内システム8との接続のため
に必要なものであり、駐車場情報表示装置7及び既設の
駐車場案内システム8と接続しない場合には、無くても
よい。図においては、既設の駐車場案内システム8の例
として、CATV駐車場案内システムが記載されてお
り、該システムは、リレー接点のインターフェイスを持
っている場合を示しているが、任意の駐車場案内システ
ムとインターフェイスが可能であることは言うまでもな
い。
【0017】内部バス55には、CPU51、ROM5
2、RAM53、各種インターフェイス回路56〜60
が接続されており、インターフェイス回路56〜60
は、それぞれ、駐車場情報収集装置5、ボイスメール装
置10、ホスト4、既設の駐車場案内システム8に接続
されている。この装置は、CPU51の制御により、駐
車場情報収集装置5及び既設の駐車場案内システム8か
ら、駐車場情報を受信、編集して、ボイスメール装置1
0、ホスト4、及び既設の駐車場案内システム8に伝送
する。
【0018】図6は前記ボイスメール装置10の一具体
例を示すブロック図である。61、62は発着信、ダイ
アル機能などを持つ電話回線用の回線インターフェイス
回路、63、64は、音声信号をデジタル信号に変換ま
たは逆変換し、またPB信号の受信を行う、A/D,D
/A変換、PB信号受信回路である。65は内部バス、
66はCPU、67は、検索処理プログラム、駐車場情
報、登録した音声メッセ−ジ、FAX地図情報などを蓄
積するためのメモリ、68はFAX信号送受信のための
FAX用信号処理回路、69は、駐車場情報を受信する
ための、RS232Cインターフェイス回路である。
【0019】以下、本実施例の動作を、3つの項目に分
けて説明する。 A. 音声メッセージ等の登録 この動作は駐車場管理者が、利用者に提供する情報を登
録する動作である。本発明のシステムでは、駐車場管理
者が一般のPB電話機から、利用者に情報提供する駐車
場名、道案内等の音声メッセージ、或いはFAXによる
地図情報を、ボイスメール装置10に登録することが出
来る。図7は、管理者用が音声メッセージをボイスメー
ル装置10に登録する場合のフローチャートである。図
において、破線で囲まれた処理は、ボイスメール装置1
0からの音声出力、二重線で囲まれた処理は、管理者、
或いは利用者の入力処理を表す。(他のフローチャート
についても同様) 以下、図7および図6に従って、動作を説明する。ま
ず、管理者は一般のPB電話機から発呼し、登録用の回
線に着信する。着信すると、管理者コード、暗唱番号の
入力を促す音声メッセージが送出される。そこで管理者
は、管理者コード、暗唱番号をPB信号によって入力す
る。これらが正しく入力されると、続いて、登録、削除
の処理を選択する番号の入力を促すメッセージが送出さ
れる。ここで、駐車場の新規登録の[1]を入力する
と、次に、駐車場番号、町番号の入力を促すメッセージ
が送出される。管理者は指示に従って、番号を入力す
る。最後に、やはり指示に従って駐車場名、道案内メッ
セージを音声で入力する。
【0020】入力された音声信号は、図6の回線インタ
ーフェイス回路61または62を通って、A/D,D/
A変換、PB信号受信回路63または64に入力され、
該回路63または64においてデジタル信号に変換さ
れ、圧縮処理されて、メモリ67に蓄積される。また、
図には示されていないが、FAXによる地図情報も同様
に登録できる。このような手続きにより、管理者は予め
ボイスメール装置10に、駐車場名、道案内メッセー
ジ、FAX用地図情報を登録しておく。
【0021】B. 駐車場情報の収集 この動作は、管理者が状況に応じて変化する駐車場情報
を、本発明のシステムに入力する動作であり、図1を参
照して説明する。
【0022】駐車場の空き、混雑、満車などの情報は、
管理者が状況に応じて、駐車場情報提供装置1のボタン
32〜35(図3参照)を押すことにより、自動的に送
出される。ボタンの種類は、この実施例では、「空
車」、「混雑」、「満車」、「閉鎖」の4種類である。
管理者がボタンを押すと、駐車場情報提供装置1は、予
め登録されている駐車場情報収集装置5の電話番号に発
呼する。接続されると、提供装置1は駐車場番号、混雑
情報、暗証番号等を、例えばPB信号によって送信す
る。送信が完了すると、提供装置1は、送出した情報を
音声合成回路26によって音声信号に変換し、アンプ回
路29、スピーカ30を介して管理者に知らせる。な
お、営業開始時には、必ずどれかのボタンを押すように
する。
【0023】駐車場情報収集装置5では、着信がある
と、図4の着信応答回路41によって自動的に応答し、
PB信号送受信回路を有する内線回路46に接続して、
提供装置1から送られてくるPB信号を受信する。そし
て、受信した情報を提供装置1に返送し、提供装置1に
おいて、確認のためにランプ表示する。収集装置5のC
PU44は、情報を受信する毎に、シリアルデータ送出
回路47を介して、インターフェイス装置9に情報を送
出する。図8は収集装置5から送出される信号のフォー
マット図である。この信号は、駐車場番号、駐車場状態
(駐車場情報)、受信時刻、通信時間、相手先番号、暗
証番号等を含んでおり、これらの前後に伝送制御用のヘ
ッダー、トレーラが付加されている。インターフェイス
装置9、或いはボイスメール装置10が調整中等で受信
出来ない場合には、相手装置からのビジー通知、あるい
は無応答により、収集装置5において、情報を蓄積して
おく。そして、相手装置が復旧し、ビジー終了通知を受
信したときに、蓄積していた情報を一括して送信する。
【0024】ボイスメール装置10では、インターフェ
イス装置9経由で受信した混雑情報によって、メモリ6
7の内容を更新する。
【0025】図9は、ボイスメイル装置10のメモリ6
7に記憶される情報とメッセージの関係を示す説明図で
ある。この例では、各駐車場に対応させて、満車、空車
等の情報が記憶されており、また前記A.音声メッセー
ジ等の登録処理において入力された、駐車場名(あ〜
く)、道案内メッセージ(イ〜チ)、FAX地図情報
(A〜H)が記憶されている。 C. 利用者の情報検索 図10、11、12は利用者が駐車場情報を検索する場
合のフローチャートである。以下、図に従って、検索動
作を説明する。まず、図10のステップS1において、
利用者が一般のPB(またはDP)電話機から発呼し、
収集装置5経由で、ボイスメール装置10に着信する
と、ステップS2において、CPU66はメモリ67か
ら定型のガイダンスメッセージを読み出し、A/D,D
/A変換、PB信号受信回路63で、音声信号に変換し
て、回線に送出する。次に、ステップS3において、町
の選択番号の入力を促すメッセージを、同様にして送出
する。
【0026】利用者が、所望の選択番号に対応するPB
電話機のボタンを押すと、A/D,D/A変換、PB信
号受信回路63がPB信号を受信し、CPU66に通知
する。この通知に従って、処理プログラムはそれぞれの
処理に移行する。例えば[3]を押した場合(ステップ
S6)には、ステップS10において、メモリ67に蓄
積されているデータの中から、C町の空き駐車場を検索
するが、空き駐車場が無いため、ステップS11におい
て、空きが無い旨のメッセージを送出し、ステップS3
に戻る。また、指定以外のボタンを押したか、あるいは
何も押さない(ステップS7)と、ステップS12で、
入力間違いの案内を送出し、ステップS3に戻る。ただ
し、所定回数間違えた場合には、回線を切断する。
【0027】次に、図11に従って、A町を選択した場
合について説明する。図9の表を検索した結果、2、3
番の駐車場が空いていた場合、ステップS14で、管理
者の登録した駐車場名(い)、(う)をアナウンスし、
ステップS15において処理の選択番号の入力を促すメ
ッセージを送出する。道案内を聞きたい場合に、[8]
を入力する(ステップS17)と、ステップS18にお
いて、駐車場選択番号の入力を促すメッセージを送出す
る。ここで、例えば[2]を入力する(ステップS1
9)と、ステップS21において(い)駐車場の道案内
メッセージが送出される。
【0028】最後に、ステップS23において、処理の
選択番号の入力を促すメッセージを送出し、ステップS
24において、入力された番号に従って、対応する処理
へ跳ぶ。なお、ステップS15の次に、FAXによる地
図情報の送信を選択する場合には、[7]を入力する
(ステップS25)。
【0029】図12は、FAXによる地図情報の送信を
選択した場合のフローチャートである。ステップS26
では、電話と同じ回線でFAXの受信を行うか、別回線
のFAXで受信するかを選択する番号の、入力を促すメ
ッセージを送出する。電話と同じ回線でFAXの受信を
行う番号を入力した場合(ステップS27)には、ステ
ップS28で、切り換えを促すメッセージを送出した
後、ステップS29では、CPU66は、メモリ67か
ら、該当するFAX地図情報を読み出し、FAX用信号
処理回路68、A/D,D/A変換、PB信号受信回路
64、回線インターフェイス回路62を介して、FAX
による地図情報を送信する。
【0030】別回線のFAXで受信する番号を入力した
場合(ステップS30)には、ステップS31におい
て、受取り先FAXの電話番号の入力を促すメッセージ
を送出し、ステップS32で、電話番号を受信すると、
該番号を音声で利用者に聞かせて、確認を取る。ステッ
プS33においては、ボイスメール装置は、駐車場情報
収集装置を介して、受信した電話番号に発呼し、FAX
による地図情報の送信を行う。
【0031】なお、図11においてはステップS15の
後で、全ての空き駐車場の、FAXによる地図情報の送
信を選択するようになっているが、1つの駐車場を選択
した後、例えばステップS23において、その駐車場の
地図情報のみを、FAXによって送信するようにしても
良い。以上、説明したように、利用者は一般の電話機あ
るいはFAXにより、簡単に駐車場情報を得ることが出
来る。
【0032】次に、他の実施例について説明する。図1
3は他の実施例のシステム構成を示すブロック図であ
る。図において、第一の実施例と異なるところは、地区
毎に駐車場管理センターが有り、また、複数の地区をカ
バーする広域案内センターを有するところである。
【0033】この広域案内センターは、中継、転送装置
70、及びボイスメール装置71から構成されている。
中継、転送装置70は交換機能を有しており、着信した
呼をボイスメール装置71に接続し、またボイスメール
装置71からの指示で、該呼を選択された区の駐車場管
理センターに転送する機能を持っている。また、ボイス
メール装置71には、利用者が地区を特定するための検
索処理手段が内蔵されている。
【0034】次に、動作を説明する。図14は、図13
のシステムを利用する場合のフローチャートである。以
下、図に従って動作を説明する。利用者は、まず、各地
区共通の広域案内センターの特番(例えば、1××)、
あるいは代表番号をダイアルすることにより、中継、転
送装置70と接続する。中継、転送装置70は、該着信
呼をボイスメール装置71に接続する。(ステップS3
0) ボイスメール装置71は、ステップS32において、地
域の選択番号の入力を促すメッセージを送出する。ここ
で利用者は、例えば[1]を入力する。(ステップS3
3) すると、ボイスメール装置71は、ステップS36にお
いて、該地域の中の地区の選択番号の入力を促すメッセ
ージを送出する。ここで利用者は、例えば[1]を入力
する。(ステップS36) ステップS37では、ボイスメール装置71からの指示
により、中継、転送装置70は、選択された地区の駐車
場管理センターに対して発呼し、呼の中継を行う。利用
者は目的の地区の駐車場管理センターに接続され、今度
は図10、11、12のフローに従って、駐車場情報の
検索を行う。従って、利用者は、目的の地区の駐車場管
理センターの電話番号を知らなくても、広域案内センタ
ーの番号さえ知っていれば、駐車場情報を入手すること
が出来る。
【0035】以上、2つの実施例について説明したが、
本発明は以下に示すような変形例も考えられる。まず、
駐車場情報提供装置1については、管理者が手動でボタ
ンを押すようになっているが、駐車場の利用台数を管理
する駐車場管理制御装置と駐車場情報提供装置1とを接
続し、駐車場情報を自動的に送出するようにすることも
可能である。また、送出する情報については、空き、満
車等だけではなく、より細分化した情報、或いは空き台
数を送るようにしても良い。蓄積される音声メッセー
ジ、及びFAX地図情報には、駐車場のコマーシャル等
が含まれていても良い。契約番号をダイヤルすることに
より、利用者を限定することも可能である。
【0036】
【発明の効果】このように、本発明の駐車場案内システ
ムによれば、下記のような効果がある。 (1)設備が安価であり、一般の電話機やFAXで、ど
こからでも簡単に駐車場情報を得ることができる。 (2)既設の駐車場案内システムとのインターフェイス
が容易である。 (3)管理センターの無人化が可能である。 (4)システムのネットワーク化が容易にでき、どの地
区の情報でも簡単に入手可能である。 今後、自動車電話、携帯電話、FAXが普及すれば、こ
れらの効果は一層顕著になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシステム構成を表すブロック図であ
る。
【図2】 本発明の駐車場情報提供装置のブロック図で
ある。
【図3】 本発明の駐車場情報提供装置を正面から見た
外観図である。
【図4】 本発明の駐車場情報収集装置のブロック図で
ある。
【図5】 本発明のインターフェイス装置のブロック図
である。
【図6】 本発明のボイスメール装置のブロック図であ
る。
【図7】 本発明において、管理者用が音声メッセージ
を登録する場合のフローチャートである。
【図8】 本発明の駐車場情報収集装置から送出される
信号のフォーマット図である。
【図9】 本発明における、記憶される情報とメッセー
ジの関係を示す説明図である。
【図10】 本発明において、利用者が駐車場情報を検
索する場合のフローチャート(その1)である。
【図11】 本発明において、利用者が駐車場情報を検
索する場合のフローチャート(その2)である。
【図12】 本発明において、利用者が駐車場情報を検
索する場合のフローチャート(その3)である。
【図13】 本発明の、他の実施例のシステム構成を示
すブロック図である。
【図14】 本発明の、他の実施例のシステムを利用す
る場合のフローチャートである。
【図15】 従来の駐車場情報システムのブロック図で
ある。
【符号の説明】
1…駐車場情報提供装置、2…加入者回線、3…公衆
網、4…ホストコンピュータ、5…駐車場情報収集装
置、6…専用線、7…駐車場情報表示装置、8…既設の
駐車場案内システム、9…インターフェイス装置、10
…ボイスメール装置、11…電話機、12…ファクシミ
リ、13…自動車電話基地局、14…自動車電話、15
…自動車電話用ファクシミリ 70…中継、転送装置、71…ボイスメール装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各駐車場に設置され、駐車場の混雑度、
    あるいは営業の有無を示す駐車場情報を、公衆網を介し
    て送信する駐車場情報提供装置と、 前記駐車場情報提供装置から公衆網を介して送られてく
    る情報を受信する駐車場情報収集装置と、 前記駐車場情報収集装置から転送される前記駐車場情報
    を音声メッセージと関連づけて記憶し、該情報に基づ
    き、利用者からの電話による検索に対して、記憶された
    音声メッセージによる空き駐車場名の案内を行い、更
    に、利用者が選択した駐車場の、記憶された音声メッセ
    ージによる道案内を行うボイスメール装置とを備えた駐
    車場案内システム。
  2. 【請求項2】 駐車場管理者が電話を介して、音声メッ
    セージの登録、変更を行うことを特徴とする、請求項1
    記載の駐車場案内システム。
  3. 【請求項3】 既設の駐車場案内システムとの、情報の
    やり取りを行うインタフェース手段を持つことを特徴と
    する請求項1記載の駐車場案内システム。
  4. 【請求項4】 利用者からの指示により、予め記憶され
    た、ファクシミリによる駐車場の地図情報を送出するこ
    とを特徴とする、請求項1記載の駐車場案内システム。
  5. 【請求項5】 各駐車場に設置され、駐車場の混雑度、
    あるいは営業の有無を示す駐車場情報を、公衆網を介し
    て送信する駐車場情報提供装置と、 前記駐車場情報提供装置から公衆網を介して送られてく
    る情報を受信する駐車場情報収集装置と、 前記駐車場情報収集装置から転送される前記駐車場情報
    を音声メッセージと関連づけて記憶し、該情報に基づ
    き、利用者からの電話による検索に対して、記憶された
    音声メッセージによる空き駐車場名の案内を行い、更
    に、利用者が選択した駐車場の、記憶された音声メッセ
    ージによる道案内を行うボイスメール装置と、を有する
    複数の駐車場管理センターと、 利用者からの電話による検索により、利用者の希望する
    地区の駐車場管理センターを決定し、該駐車場管理セン
    ターへ、利用者からの電話を転送する手段を備えた広域
    案内センターと、からなる駐車場案内システム。
JP16671792A 1992-06-03 1992-06-03 駐車場案内システム Pending JPH05334599A (ja)

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JP (1) JPH05334599A (ja)

Cited By (5)

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