JPH05333781A - 識別ラベル - Google Patents
識別ラベルInfo
- Publication number
- JPH05333781A JPH05333781A JP4162226A JP16222692A JPH05333781A JP H05333781 A JPH05333781 A JP H05333781A JP 4162226 A JP4162226 A JP 4162226A JP 16222692 A JP16222692 A JP 16222692A JP H05333781 A JPH05333781 A JP H05333781A
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- JP
- Japan
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 人間、機械の両者により容易に識別し得る極
めて安価な識別ラベルを提供する。 【構成】 識別ラベル１は、消去再使用可能な光学的表
示層を有する磁気シートで、表示層に人間が識別可能な
文字図形部１１と機械が識別可能な符合部１２とが形成
してある。 【効果】 表示層に文字図形部１１と符合部１２が形成
されているから、人間、機械のいずれによっても容易に
認識できる。文字図形部１１と符合部１２はいずれも光
学的な表示層内に同時に形成できるから、形成のための
個別の装置を必要とせず、また符合部１２の読み取り
も、広く普及している安価な光学読取り器により非接触
で簡易に行い得る。
めて安価な識別ラベルを提供する。 【構成】 識別ラベル１は、消去再使用可能な光学的表
示層を有する磁気シートで、表示層に人間が識別可能な
文字図形部１１と機械が識別可能な符合部１２とが形成
してある。 【効果】 表示層に文字図形部１１と符合部１２が形成
されているから、人間、機械のいずれによっても容易に
認識できる。文字図形部１１と符合部１２はいずれも光
学的な表示層内に同時に形成できるから、形成のための
個別の装置を必要とせず、また符合部１２の読み取り
も、広く普及している安価な光学読取り器により非接触
で簡易に行い得る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は識別ラベルに関し、特に
再使用可能で、人間と機械のいずれによっても簡易に識
別し得る識別ラベルに関する。
再使用可能で、人間と機械のいずれによっても簡易に識
別し得る識別ラベルに関する。
【０００２】
【従来の技術】再使用可能な安価な識別ラベルとして磁
気シートが知られており、該磁気シートは磁性粒子をシ
ート状に配し、必要箇所に磁界を作用せしめて粒子を特
定方向へ配向せしめることにより肉眼で識別可能な文字
や図形を表示するものである。この磁気シートは、書込
み器で粒子配列を元に戻す脱磁をなし、新たな識別情報
を書き込むことにより再度使用することができる。
気シートが知られており、該磁気シートは磁性粒子をシ
ート状に配し、必要箇所に磁界を作用せしめて粒子を特
定方向へ配向せしめることにより肉眼で識別可能な文字
や図形を表示するものである。この磁気シートは、書込
み器で粒子配列を元に戻す脱磁をなし、新たな識別情報
を書き込むことにより再度使用することができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、生産ライン
において、部品を収納したトレイに品番を付する等の用
途に上記識別ラベルを使用する場合、作業者による確認
を容易にするためには文字図形部が必要である一方、ラ
インの自動化のためには磁気シート上の文字等を機械で
読み取る必要があるため比較的高価なイメージリーダを
必要とし、製造コスト低減の要請に反する。
において、部品を収納したトレイに品番を付する等の用
途に上記識別ラベルを使用する場合、作業者による確認
を容易にするためには文字図形部が必要である一方、ラ
インの自動化のためには磁気シート上の文字等を機械で
読み取る必要があるため比較的高価なイメージリーダを
必要とし、製造コスト低減の要請に反する。
【０００４】そこで、磁気シートとともに機械が磁気的
に読み取り可能な磁気ストライプを併用することが考え
られるが、磁気シートの書込み器に加えて磁気ストライ
プの書込み器が必要となるとともに、読み取りにも比較
的高価な磁気ストライプ用読取り器が必要となる。ま
た、磁気ストライプは接触式の読み取りが必要であるた
め、塵等の多い工場内での使用ではメンテナンスに問題
がある。
に読み取り可能な磁気ストライプを併用することが考え
られるが、磁気シートの書込み器に加えて磁気ストライ
プの書込み器が必要となるとともに、読み取りにも比較
的高価な磁気ストライプ用読取り器が必要となる。ま
た、磁気ストライプは接触式の読み取りが必要であるた
め、塵等の多い工場内での使用ではメンテナンスに問題
がある。
【０００５】本発明はかかる課題を解決するもので、人
間、機械の両者により容易に識別し得る極めて安価な識
別ラベルを提供することを目的とする。
間、機械の両者により容易に識別し得る極めて安価な識
別ラベルを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の構成を説明する
と、識別ラベル１は、消去再使用可能な光学的表示層１
３を有し、該表示層１３に人間が識別可能な文字図形部
１１と機械が識別可能な符合部１２とを形成したもので
ある。
と、識別ラベル１は、消去再使用可能な光学的表示層１
３を有し、該表示層１３に人間が識別可能な文字図形部
１１と機械が識別可能な符合部１２とを形成したもので
ある。
【０００７】
【作用】上記構成においては、識別ラベル１の表示層１
３に文字図形部１１と符合部１２が形成されているか
ら、人間、機械のいずれによっても容易に認識される。
３に文字図形部１１と符合部１２が形成されているか
ら、人間、機械のいずれによっても容易に認識される。
【０００８】文字図形部１１と符合部１２はいずれも光
学的な表示層１３内に同時に形成できるから、形成のた
めの個別の装置を必要とせず、また符合部１２の読み取
りも、広く普及している安価な光学読取り器により非接
触で簡易に行い得る。
学的な表示層１３内に同時に形成できるから、形成のた
めの個別の装置を必要とせず、また符合部１２の読み取
りも、広く普及している安価な光学読取り器により非接
触で簡易に行い得る。
【０００９】
【実施例】図１において、識別ラベル１は長方形をなす
シート体であり、その上半部に文字図形部１１が形成さ
れて「１９９１−１２２４」等の品番が表示され、下半
部には符合部１２が形成されてカルラコードにより必要
情報が表示されている。識別ラベル１は全体が磁気シー
トにより構成され、その断面を模式的に図２に示す。
シート体であり、その上半部に文字図形部１１が形成さ
れて「１９９１−１２２４」等の品番が表示され、下半
部には符合部１２が形成されてカルラコードにより必要
情報が表示されている。識別ラベル１は全体が磁気シー
トにより構成され、その断面を模式的に図２に示す。
【００１０】図において、ポリエステルシートの基材１
４上に黒色のバックコート層１５が形成され、その上に
磁性粒子を収納した多数のマイクロカプセルを配して磁
化層１６としてある。磁化層１６の表面は透明なポリエ
ステル保護膜１７で覆ってある。このバックコート層１
５と磁化層１６により光学的表示層１３が構成されてい
る。
４上に黒色のバックコート層１５が形成され、その上に
磁性粒子を収納した多数のマイクロカプセルを配して磁
化層１６としてある。磁化層１６の表面は透明なポリエ
ステル保護膜１７で覆ってある。このバックコート層１
５と磁化層１６により光学的表示層１３が構成されてい
る。
【００１１】すなわち、書込み器により局部的に磁界を
作用せしめると、磁界が作用した部分のマイクロカプセ
ルの配向が変化し、この部分でのみ入射光がバックコー
ト層１５に達して吸収され、黒色に着色する。したがっ
て、例えば図３に示す如く、丸棒状コア２１の外周にコ
イル２２を巻回した書込みヘッドを多数配列し、所定位
置のコイル２２に通電して垂直磁界により直下の表示層
１３の必要部分を着色すれば、図４に示す如き「Ａ」等
の文字や、図１の数字あるいはカルラコードを容易に表
示することができる。
作用せしめると、磁界が作用した部分のマイクロカプセ
ルの配向が変化し、この部分でのみ入射光がバックコー
ト層１５に達して吸収され、黒色に着色する。したがっ
て、例えば図３に示す如く、丸棒状コア２１の外周にコ
イル２２を巻回した書込みヘッドを多数配列し、所定位
置のコイル２２に通電して垂直磁界により直下の表示層
１３の必要部分を着色すれば、図４に示す如き「Ａ」等
の文字や、図１の数字あるいはカルラコードを容易に表
示することができる。
【００１２】かかる識別ラベルを図５に示すように部品
収納トレイ３の側面に付ければ、作業者は文字図形部１
１の品番を肉眼Ｅで容易に確認することができるととも
に、符合部１２のカルラコードは普及型の簡易な光学読
取り器４により非接触で確実に読み取られる。このカル
ラコードを工業用ロボット５等の搬送装置に与える制御
情報としておけば、フレキシブルな自動化生産ラインを
実現することができる。なお、搬送装置が故障した場合
等には、作業員が識別ラベルの品番を確認して手作業に
より生産を続行することができる。
収納トレイ３の側面に付ければ、作業者は文字図形部１
１の品番を肉眼Ｅで容易に確認することができるととも
に、符合部１２のカルラコードは普及型の簡易な光学読
取り器４により非接触で確実に読み取られる。このカル
ラコードを工業用ロボット５等の搬送装置に与える制御
情報としておけば、フレキシブルな自動化生産ラインを
実現することができる。なお、搬送装置が故障した場合
等には、作業員が識別ラベルの品番を確認して手作業に
より生産を続行することができる。
【００１３】使用済みの識別ラベル１は回収され（図
６）、磁気シート書込み器６（図７）内で脱磁されると
ともに表示層に新たな文字等が書き込まれて再度使用さ
れる。
６）、磁気シート書込み器６（図７）内で脱磁されると
ともに表示層に新たな文字等が書き込まれて再度使用さ
れる。
【００１４】なお、上記実施例では磁気シートを使用し
たが、再使用可能な光学的表示層を有するものであれ
ば、例えば感熱シート等を使用できる。
たが、再使用可能な光学的表示層を有するものであれ
ば、例えば感熱シート等を使用できる。
【００１５】感熱シートは常温以上の高温下で適宜箇所
を着色でき、常温に戻すとその状態が固定されるもの
で、繰り返し使用が可能である。
を着色でき、常温に戻すとその状態が固定されるもの
で、繰り返し使用が可能である。
【００１６】
【発明の効果】以上の如く、本発明の識別ラベルは、簡
易かつ安価な構成で人間および機械のいずれによっても
容易に認識することができ、フレキシブルな自動化生産
システムを構築することができる。
易かつ安価な構成で人間および機械のいずれによっても
容易に認識することができ、フレキシブルな自動化生産
システムを構築することができる。
【図１】識別ラベルの平面図である。
【図２】識別ラベルの模式的断面図である。
【図３】書込みヘッドの概略構成を示す断面図である。
【図４】表示層の拡大平面図である。
【図５】識別ラベルを使用した生産ラインの部分斜視図
である。
である。
【図６】識別ラベルの斜視図である。
【図７】書込み器の全体斜視図である。
１ 識別ラベル １１ 文字図形部 １２ 符合部 １３ 表示層
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 邦彦 愛知県刈谷市昭和町１丁目１番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 大橋 竜也 愛知県刈谷市昭和町１丁目１番地 日本電 装株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 消去再使用可能な光学的表示層を有し、
該表示層に人間が識別可能な文字図形部と機械が識別可
能な符合部とを形成したことを特徴とする識別ラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4162226A JPH05333781A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 識別ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4162226A JPH05333781A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 識別ラベル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05333781A true JPH05333781A (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15750372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4162226A Pending JPH05333781A (ja) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | 識別ラベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05333781A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016110046A (ja) * | 2014-12-09 | 2016-06-20 | 秋吉 神村 | 情報表示ラベル |
-
1992
- 1992-05-28 JP JP4162226A patent/JPH05333781A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016110046A (ja) * | 2014-12-09 | 2016-06-20 | 秋吉 神村 | 情報表示ラベル |
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