JP3192712B2 - リライトカード - Google Patents

リライトカード

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JP3192712B2
JP3192712B2 JP29504791A JP29504791A JP3192712B2 JP 3192712 B2 JP3192712 B2 JP 3192712B2 JP 29504791 A JP29504791 A JP 29504791A JP 29504791 A JP29504791 A JP 29504791A JP 3192712 B2 JP3192712 B2 JP 3192712B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、目視できる可視データ
エリア有するリライトカードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリライトカードとして、
商店街やスーパー等で購入金額毎にポイントを加算して
いくポイントカードが知られている。図4は、リライト
カードの従来例を示した正面図、図5は図4の磁気シー
ト部の断面図である。従来のリライトカード20は、非
可視データエリア21と可視データエリア22とを有し
ていた。非可視データエリア21は、目視できない非可
視データを書き替え可能なエリアであり、磁気ストライ
プ、ICチップ等を使用することができる。また、可視
データエリア22は、目視できる可視データを書き替え
可能なエリアであり、図5に示すような磁気シート23
を貼付または埋設することによって実現できる(特開昭
51−78303号参照)ものが使用できる。
【0003】この磁気シート23は、約0.3mm程度
のシートであり、PET等の基材23aと、黒色等の背
景色を塗布したバックコート層23bと、磁性燐片を浮
遊状態で封入したマイクロカプセルを塗布したマイクロ
カプセル層23cと、透明な表面保護層23d等とから
構成されている。この磁気シート23に垂直磁界をかけ
る(図5のAの部分)と、マイクロカプセル層23c内
の磁性燐片の磁極の向きが変わり、光線がバックコート
層23bまで到達するために、その位置に黒点が形成さ
れる。
【0004】また、リライトカードとして、前述の磁気
シートを用いたもの以外にも、感熱材料を用いたものを
使用することができる。この感熱材料は、ある温度帯T
1 〜T2 のときには透明状態となり、また他の温度帯T
3 〜T4 のときには白濁状態となるものであり、透明状
態と白濁状態は何回でも可逆変化するので、一度印字し
た部分でも、消去して再度印字することができる(特願
平2−175280号参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のリライ
トカードでは、可視データエリアのデータは、非可視デ
ータエリアのデータと同一の内容のデータを表示して、
目視によって確認できるようにし、取り引きの簡素化、
迅速化を図ったものである。しかし、可視データエリア
のデータは、いたずらまたは偽造された場合に、そのカ
ードの正当性をチェックすることができなかった。
【0006】非可視データをリーダライタ等によって読
み取り、可視データエリアのデータと照合することも考
えられるが、店頭などでの照合に時間がかかるうえ、ど
ちらが異常なデータかは判断できないという問題があっ
た。
【0007】本発明の目的は、可視データエリアのみを
目視することにより、データの不正な書き替えが容易に
判別できるリライトカードを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明によるリライトカードは、目視できない非可
視データを書き替え可能な非可視データエリアと、目視
できる可視データを書き替え可能な可視データエリアと
を有するリライトカードであって、前記可視データエリ
アには、前記非可視データエリアに記録されているデー
タと同一のデータ、及び、前記非可視データエリアに記
録されているデータとカード毎に付与されたデータとを
用いて演算により算出される照合データが表示されてい
ることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、非可視データと同一の第1の
可視データおよびその非可視データに所定の演算を行っ
た第2の可視データを同時に表示するので、可視データ
エリアのみを目視するこにより、そのデータの正当性を
チェックすることができる。
【0010】
【実施例】以下、図面等を参照して、実施例について、
さらに詳しく説明する。図1は、本発明によるリライト
カードの実施例を示した正面図、図2および図3は、実
施例に係るリライトカードの使用方法を説明するための
図である。
【0011】この実施例のリライトカード10は、ポイ
ントカードを例にしたものであり、磁気ストライプ等の
書き替え可能な非可視データエリア11と、磁気シート
等の書き替え可能な可視データエリア12と、印刷やエ
ンボス等の書き替え不能な可視データエリア13とを有
している。
【0012】このリライトカード10には、データ〜
データの5種類のデータが記録されている。データ
は、非可視データエリア11に記録され、データ内容は
ポイント数である。データは、書き替え可能な可視デ
ータエリア12に記録され、データ内容はデータと同
じポイント数である。データは、非可視データエリア
11に記録され、カード毎に付与された重複しないシー
ケンス番号である。データは、書き替え可能な可視デ
ータエリア12に記録され、データ内容はデータのポ
イント数とデータのシーケンス番号とを用いて、論理
演算により算出される照合データである。データは、
書き替え不能な可視データエリア13に記録され、デー
タ内容はデータと同一である。また、データとデー
タとは、多数のカードを発行しても同じ番号のカード
が他に存在しないように発行する。
【0013】次に、このリライトカード10の使用方法
を説明する。通常処理によるカード書替においては、図
2に示すように、リーダライタ装置30は、販売店のレ
ジスターに接続されており、購入金額に対応したポイン
ト数を算出して、前回までのポイント数に加算した内容
のデータを可視データエリア12に記録し、データ
を可視データエリア12に記録する。また、データの
ポイント数とデータのシーケンス番号を用いて、論理
演算することにより、照合データであるデータを算出
し、可視データエリア12に記録する。
【0014】図1に示した最も簡単な例で説明すると、
データのポイント数が「123」、データのシーケ
ンス番号が「2」、論理演算が「乗算」である場合に
は、データは、「123×2=246」である。その
まま「246」の数字を表示してもよいが、それらをア
ルファベットの順番に「2→B」、「4→D」、「6→
F」と置き換えて、「BDF」として記録し、データ
の意味を分かりにくくしてもよい。
【0015】リーダライタ30によるカード読み取りに
よるチェックを説明する。リーダライタ30は、目視で
きないポイント数をデータとして表示部31に表示す
る。また、データのポイント数とデータのシーケン
ス番号とを用いて論理演算を行って算出した照合デー
タを表示部31に表示する。データの表示結果と、リ
ライトカード10上の可視データエリア12に表示され
ている目視できるデータの照合データを比較すること
によって、偽造されたものかどうかを判断できる。な
お、論理演算を簡単なものとすれば、目視できるデータ
とデータとによって、取扱者が目視のみによって、
照合データを算出できるので、リーダライタ30を用い
ることなく、データの表示と照合することができる。
【0016】図3に示すように、データやデータの
ことなるカードを、正常に1000ポイントに加算され
たリライトカード10A(図2参照)を参考にして、偽
造を行い、リライトカード10Bを作製したとする。こ
の場合には、通常はデータの意味は知りえないので、
可視データエリア12に記録されたデータとデータ
とを、リライトカード10Aと同じものに書き替えると
考えられる。しかし、このカード10Bのデータ,
はカード毎に異なるシーケンス番号であるので、たとえ
データの数値が同じであっても、データの内容は異
なるものでなければならない。従って、カード10B上
の目視できるデータ、、を用いて正しいデータか
否かを判断できる。
【0017】リーダライタ30によりカード目視できる
データと目視できないデータを照合して正当性を判
別してもよい。このとき、非可視データエリア11のデ
ータも書き替えて、データとデータを同一のポイ
ントにした場合でも、データを演算すれば、容易に正
当性のチェックを行うことができる。
【0018】以上説明した実施例に限定されず、種々の
変形ができる。例えば、データの演算の仕方として、
データ=1234、データ=2の場合に、(1) 加
算:データ=(1+2+3+4)+2、(2) 乗算:デ
ータ=(1+2+3+4)×2、(3) 相乗演算:1×
a+2×b+3×c+4×d+2×e、(4) それぞれの
結果をxで割った余りなど種々のものが挙げられる。ま
た、表示方法として、(1) 英字置換:1→A,2→B,
3→C等、(2) 絵柄(干支)置換:1→(ネズミの絵
柄),2→(ウシの絵柄),3→(トラの絵柄)等、
(3) 特定の数から減算した数などが挙げられる。
【0019】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、可視データエリアに照合用の第1のデータを記録
したので、カードの可視データエリアのみによってデー
タの正当性のチェックができる。このとき、偽造者が別
のカードの可視データエリアの表示をそっくりそのまま
偽造しても正当性のチェックができ、偽造防止に効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリライトカードの実施例を示した
正面図である。
【図2】実施例に係るリライトカードの正当な使用例を
示した図である。
【図3】実施例に係るリライトカードの偽造した使用例
を示した図である。
【図4】リライトカードの従来例を示した正面図であ
る。
【図5】図4の磁気シート部の断面図である。
【符号の説明】 〜 データ 10 リライトカード 11 非可視エリア 12 可視エリア 30 リーダライタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目視できない非可視データを書き替え可
    能な非可視データエリアと、 目視できる可視データを書き替え可能な可視データエリ
    アとを有するリライトカードであって、 前記可視データエリアには、前記非可視データエリアに
    記録されているデータと同一のデータ、及び、前記非可
    視データエリアに記録されているデータとカード毎に付
    与されたデータとを用いて演算により算出される照合デ
    ータが表示されていることを特徴とするリライトカー
    ド。
JP29504791A 1991-10-15 1991-10-15 リライトカード Expired - Fee Related JP3192712B2 (ja)

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