JPH05333757A - 電子写真法 - Google Patents

電子写真法

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JPH05333757A
JPH05333757A JP4138524A JP13852492A JPH05333757A JP H05333757 A JPH05333757 A JP H05333757A JP 4138524 A JP4138524 A JP 4138524A JP 13852492 A JP13852492 A JP 13852492A JP H05333757 A JPH05333757 A JP H05333757A
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JP
Japan
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toner
cleaning
fad
particle size
electrophotographic method
Prior art date
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Pending
Application number
JP4138524A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Yamamura
和彦 山村
Keiichi Tanida
啓一 谷田
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 球形トナーを用いる場合に生じる問題点を解
消し、球形トナーを使用し、ブレードクリーニングを行
った場合にも、クリーニング不良を生じることのない電
子写真法を提供する。 【構成】 ゴムブレードによるクリーニングを用いる電
子写真法において、トナーとして真円度が0.85以上
のトナーを使用すると共に、電子写真感光体及びトナー
として、遠心分離法による粒子付着力測定で、下記式 fad=(π/6)2 ・ρ・Di3 ・r・(2nπ/60)2 式中、Di はトナー粒径(m)であり、ρはトナーの密
度(kg/m3 )であり、rは回転半径(m)であり、
遠心力による分離率が50%の時の回転数(rpm)で
ある、から求められる平均付着力(fad)が6.0×1
- 8 Nよりも小となる組み合わせを用いる電子写真
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写、ファックス、プ
リンター等の各種電子写真法の改善に関するもので、よ
り詳細には、球形トナーを使用して良好なクリーニング
作業が可能となる電子写真法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法では、感光体表面に静電潜像
を形成し、静電潜像をトナーを用いて現像し、形成され
るトナー像を紙等に転写し、転写されたトナー像を定着
するシステムが一般に採用されているが、トナー転写後
の感光体表面には未転写のトナーが必ず残留するため、
この残留トナーをプロセス反復に先立って、クリーニン
グにより除去することが必要となる。
【0003】感光体のクリーニングには、ファブラシ、
磁気ブラシを使用する方法や、ゴムブレードを使用する
方法等各種の方法が使用されているが、クリーニング機
構のコストや操作の簡便さの点でゴムブレードによる方
法が優れている。
【0004】特開平1−99060号公報には、天然色
カラー現像を用いた場合に、クリーニングブレードが反
転したり、ブレードのエッジ部分が摩擦のために引きち
ぎられて欠けたり現像を生じるのを防止するため、ゴム
ブレードによるクリーニング手段及びガラス転移点60
℃以下の結着樹脂を有する乾式非磁性トナーと樹脂コー
ト磁性体を用いる現像手段を有するプロセススピード8
0mm/秒以上の電子写真プロセスに表面平均面粗さが
0.3から5.0の範囲にある電子写真感光体を用いる
ことが堤写されている。
【0005】
【発明が解決しようとす問題点】上記先行技術におい
て、トナーの樹脂ガラス転移点(Tg)を60℃以下と
限定し且つプロセススピードを80mm/秒と限定して
いるのは、低Tgのトナーを高速でブレードクリーニン
グすると、クリーニングブレードの反転やブレードエッ
ジ部のかけ等が発生し易いことによる。
【0006】近年、粉砕分級法による不定形トナーに代
わって、懸濁重合法や分散重合法による球形トナーや、
熱気流、流動造粒法による球形トナーが流動性に優れ、
現像作業性にも優れたトナーとして着目されているが、
球形トナーを用いる場合に解決しなければならない問題
点として、感光体表面に残留するトナーのクリーニング
性の悪さがある。
【0007】即ち、球形トナー、特に真円度(後で詳述
する)が0.85以上の球形トナーは、不定形トナーに
比して、ブレードクリーニング性が悪く、トナー構成樹
脂としてガラス転移点が60℃よりも高いものをしよう
しても、またプロセススピードをドを80mm/sec
よりも低くしても、感光体との付着力が大きく、クリー
ニング不良といった問題を生じる。
【0008】この問題を解決するため、球形トナーを用
いるシステムでは、クリーニング行程にブラシを取り付
けたり、或いはクリーニングブレードの線圧を上げるこ
とが行われているが、前者の場合には複写機のコスト高
を招くし、後者の場合には感光体にダメージを与えた
り、ブレードが反転するという問題がある。
【0009】従って、本発明の目的は、球形トナーを用
いる場合に生じる上記問題点を解消し、球形トナーを使
用し、ブレードクリーニングを行った場合にも、クリー
ニング不良を生じることのない電子写真法を提供するに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ゴムブ
レードによるクリーニングを用いる電子写真法におい
て、トナーとして真円度が0.85以上のトナーを使用
すると共に、電子写真感光体及びトナーとして、遠心分
離法による粒子付着力測定で、下記式 「数1」 fad=(π/6)2 ・ρ・Di3 ・r・(2nπ/60)2 式中、Di はトナー粒径(m)であり、ρはトナーの密
度(kg/m3 )であり、rは回転半径(m)であり、
nは遠心力による分離率が50%の時の回転数(rp
m)である、から求められる平均付着力(fad)が6.
0×10- 8 N(ニュウトン)よりも小となる組み合わ
せを用いることを特徴とする電子写真法が提供される。
【0011】本発明では、電子写真感光体として表面平
均粗さ(Rz)が0.1乃至2μmの範囲にあるものを
使用することも重要である。ゴムブレードの感光体に対
する線圧を2.0〜30g/cmの範囲としてクリーニ
ングを行うことが好ましい。用いるトナーは、3〜25
μmの範囲のものが90個数%以上となる粒度分布を有
するものであることが望ましく、特に用いるトナーが、
粒径5μm未満の個数が3%以下となる粒度分布を有す
るものであるのがよい、用いるトナーは、特に制限され
ないが、非磁性トナーであるのがよい。更に、本発明で
は、感光体表面上に形成された粗さ形成用の溝とゴムブ
レードの走行方向とのなす角度を10乃至80度の範囲
として、クリーニングを行うのが望ましい。
【0012】
【作用】本発明は、真円度が0.85以上の球形トナー
であっても、遠心分離法による粒子付着力測定による平
均付着力(fad)が、或一定の範囲にある電子写真感光
体とトナーとの組み合わせを使用すると、ゴムブレード
によるクリーニング性を顕著に向上させ得るという知見
に基づくものである。
【0013】本明細書において、真円度とは、下記式
【数2】真円度=4πA/(PRM)2 式中、Aは粒子の透過像を画像解析装置で測定して得ら
れる粒子面積であり、PRMは上記の測定で得られる粒
子周囲長である、で定義される。
【0014】既に指摘した通り、球形トナー、特に真円
度(後で詳述する)が0.85以上の球形トナーは、不
定形トナーに比して、ブレードクリーニング性が悪いと
いう欠点がある。これは、球形トナーは、不定形トナー
に比して、感光体表面との接触面積が大きいという事実
と密接に関連しているものと思われる。
【0015】本発明者らは、球形トナーを用いる場合の
ゴムブレードによるクリーニングのしやすさは、遠心分
離法による粒子付着力測定で求めた平均付着力(fad)
と密接な関係があり、「数1」から求められるこの平均
付着力(fad)が 6.0×108 Nよりも小となる電
子写真感光体とトナーとの組み合わせでは、クリーニン
グ不良を解消し得ることを見いだした。
【0016】本発明による遠心分離法による粒子付着力
測定の原理を説明すると、次の通りである。質量miの
粒子(球形とする)[粒径:Di 、密度:ρ]の平面か
らの分離力fi は下記式
【数3】 fi =mi・α=mi・r・ω2 =(π/6)2 ・ρ・Di ・r・ω2 式中、αは加速度、rは回転半径、ωは角速度である、
で表される。
【0017】ここで、粒子の遠心分離力による分離率が
50%の時の遠心力を平均付着力(fad)とすると、分
離力=付着力であるので、下記式
【数4】 fad=mi・r・ω2 =(π/6)2 ・ρ・Di3 ・r・ω2 となり、ここで、回転数をnとすると、ω=(2nπ/
60)であるので、「数1」が導き出され、粒子が分離
した時点での回転数を求めることにより付着力が求めら
れる。
【0018】測定に用いた装置の詳細及び測定法の詳細
は、後述する例に記されている。
【0019】トナー粒子の粒径を変化させ、粒径毎の回
転数に対する粒子残留率を求めると、「図1」に示す曲
線が得られる。「図1」は、回転数を横軸、残留率を縦
軸として両者の関係をプロットしたものであるが、同じ
粒径では、回転数を上げると残留率は減少するが、同じ
回転数では、粒径が大きくなるほど残留率が小さくなる
ことを示している。
【0020】「図1」からトナー残留率50%における
回転数nが求められ、この回転数nから「数1」により
平均付着力(fad)が求められる。「図2」は粒子径を
横軸とし、平均付着力(fad)を縦軸として両者の関係
をプロットしたものである。
【0021】本発明者による多数の実験によると、上記
測定による平均付着力(fad)と、実際のゴムブレード
クリーニングの際のクリーニング不良とはかなり良い対
応があり、平均付着力(fad)が6.0×10- 8 N以
上ではクリーニング不良が発生するが、この値を下回る
ようなトナーと電子写真感光体との組み合わせでは、ク
リーニング不良を解消することができる。
【0022】「図3」はトナー粒子の真円度を横軸と
し、平均付着力(fad)を縦軸として両者の関係をプロ
ットしたものであるが、真円度が大きくなるに従って、
付着力は増大する。「図3」において、斜線の領域はク
リーニング不良の発生する領域であり、クリーニング不
良の始まる座標位置は、真円度が0.85、平均付着力
(fad)が6.0×10- 8 Nの位置である。
【0023】「図4」は電子写真感光体の表面平均粗さ
(Rz)を横軸とし、平均付着力(fad)を縦軸として
各種トナーについての両者の関係をプロットしたもので
あるが、表面平均粗さ(Rz)がある値で平均付着力
(fad)が最も小さく、この値よりも表面平均粗さ(R
z)が大きくなっても、また小さくなっても、平均付着
力(fad)は増大する傾向があることが分かる。更に、
真円度が0.75の不定形トナーと真円度が0.93の
球形トナーとを比較すると、同じ表面平均粗さ(Rz)
の感光体に対して、前者は後者に比して小さい平均付着
力(fad)を示す。「図4」において、斜線の領域はク
リーニング不良の発生する領域であり、クリーニング不
良の始まる座標位置はやはり、平均付着力(fad)が
6.0×10 - 8 Nの位置であるが、球形トナーでは、
電子写真感光体の表面平均粗さ(Rz)が0.1よりも
小さいところ、2.0よりも大きいところに相当する。
【0024】トナーと電子写真感光体表面との接触状態
を説明するための「図5」において、(A)に示す真円
度が0.85以上の球形トナーTと電子写真感光体の平
滑表面Pとの組み合わせでは、(B)に示す不定形トナ
ーTaと電子写真感光体の平滑表面Pとの組み合わせに
比して、両者の接触面積が大きく、これが平均付着力
(fad)が増大する原因である。これに対して、(C)
に示すとおり、電子写真感光体の表面を粗面化された表
面Pbとすると、球形トナーTであっても、両者の接触
面積が減少し、平均付着力(fad)を本発明で規定した
範囲に制御することが可能となり、クリーニング不良を
解消し得るのである。しかしながら、電子写真感光体表
面が、(D)に示すあまりにも粗い表面Pcとなってい
る場合には、トナー粒子Tが溝Gの中に入り込み、接触
面積が増大して、平均付着力(fad)が本発明で規定し
た範囲を越え、クリーニング不良を発生するようにな
る。
【0025】本発明によれば、トナーと電子写真感光体
とを、平均付着力(fad)が6.0×10- 8 Nよりも
小となる組み合わせで用いることにより、球形トナーを
使用する場合のクリーニング不良の問題を解消し、クリ
ーニングブラシを用いることなしに、ゴムブレードによ
り良好なクリーニングを行うことができる。また、クリ
ーニングに用いる線圧も、2.0乃至30g/cmの比
較的小さい範囲とする事ができ、感光体やゴムブレード
の摩耗を防止して、優れたクリーニング作業性が得られ
る。更に、球形トナーとしても粒度の均斉なものを使用
でき、特に粒径の微細なもの(粒径5μm以下のもの)
が含有されていなくとも、クリーニング性に悪い影響が
なく、微粒子トナー含有によるトナー飛散やかぶり発生
を防止し得ることになる。
【0026】本発明において、電子写真感光体として表
面平均粗さ(Rz)が0.1乃至2μmの範囲にあるも
のを使用すると、平均付着力(fad)を本発明で規定し
た範囲に制御することが容易であり、また感光体表面上
に形成された粗さ形成用の溝とゴムブレードの走行方向
とのなす角度を10乃至80度の範囲として、クリーニ
ングを行うと、球形トナーのクリーニング作業性が向上
する。
【0027】
【発明の好適態様】本発明の電子写真法に用いる装置を
示す「図7」において、駆動回転される金属ドラム1の
表面には、感光体層(光導電体層)2が設けられてい
る。この光導電体層2は、例えばSe、ZnO、Cd
S、非晶質シリコン等の無機光導電体或いは機能分離型
またはその他のタイプの有機光導電体等から成る。
【0028】このドラムの周囲には、主帯電用コロナチ
ャージャ3;原稿露光用ランプ4、原稿支持透明板5及
び光学系6から成る画像露光機構;現像剤7を有する現
像機構8;トナー転写用コロナチャージャ9;紙分離用
コロナチャージャ10;除電ランプ11;及びブレード
クリーニング機構12がこの順序に設けられている。
【0029】この電子写真法による画像形成は次の通り
行われる 先ず、光導電体層2をコロナチャージャ3で
一定極性の電荷で帯電させる。次いで、ランプ4で複写
すべき原稿13を照明し、光学系6を経て原稿の光線像
で光導電体層2を露光し、原稿画像に対応する静電潜像
を形成させる。この静電潜像を、現像機構8により顕像
化し、トナー像を形成する。転写紙14を、トナー転写
用チャージャ9の位置でドラム表面と接触するように供
給し、転写紙14の背面から静電像と同極性のコロナチ
ャージャを行って、トナー像を転写紙14に転写させ
る。トナー像が転写された転写紙14は、分離用コロナ
チャージャ10の除電によってドラムから静電的に剥離
され、定着域(図示せず)等の処理域に送られる。
【0030】トナー転写後の光導電体層2は除電ランプ
11による全面露光で残留電荷が消去され、次いでブレ
ードクリーニング機構12によって光導電体層2からの
残留トナーの除去が行われる。
【0031】本発明では、トナーとして真円度が0.8
5以上、特に0.90以上の球形トナーを使用する。こ
の球形トナーは、流動性や現像作業性、更には電気特性
には優れているが、クリーニングに劣るのが難点である
が、本発明では、クリーニング性が向上するので、球形
トナーの利点を生かすことができる。粒子形状が上記範
囲にある限り、このトナーは、溶融混練・粉砕法で製造
された不定形のものを熱気流中で球状化したものやこの
不定形粒子を衝撃加圧力でメカノケミカル的に球状化し
たものでも、また分散乃至懸濁重合法で製造された球状
のものでもよいが、製造が簡単であるので、後者のもの
が好ましい。
【0032】本発明に用いるトナーは、顕電性、着色性
及び定着性を有するそれ自体公知の組成のトナーであ
り、定着用樹脂媒質中に着色剤及び電荷制御剤或いは更
にそれ自体周知のトナー用配合剤を含有するものであ
る。
【0033】先ず定着用樹脂媒体としては、熱可塑性樹
脂や、未硬化或いは初期縮合物の形の熱硬化性樹脂が何
れも使用され、例えばポリスチレン等のビニル芳香族樹
脂、アクリル樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリエ
ステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、石油樹
脂、ポリオレフィン樹脂等が挙げられ、これらの内でも
スチレン系樹脂、アクリル系樹脂或いはスチレン−アク
リル系共重合体樹脂が好適に使用される。
【0034】樹脂中に含有させる着色剤としては、例え
ば次に示す無機または有機の顔料や染料等が単独または
2種以上の組合せで使用されるが、勿論これに限定され
ない。ファーネスブラック、チャンネルブラック等のカ
ーボンブラック;四三酸化鉄等の鉄黒;ルチル型または
アナターゼ型等の二酸化チタン;フタロシアニンブル
ー;フタロシアニングリーン;カドミウムイエロー;モ
リブテンオレンジ;ピラゾロンレッド;ファストバイオ
レットB等。
【0035】電荷制御剤としては、それ自体公知の任意
の電荷制御剤、例えば、ニグロシンベース(CI50415)、オ
イルブラック(CI20150) 、スピロンブラック等の油溶性
染料や、1:1型或いは2:1型金属錯塩染料、ナフテ
ン酸金属塩、脂肪酸や石鹸、樹脂酸石鹸等が使用され
る。
【0036】本発明で用いるトナーは、粒子径が3乃至
25μmの範囲内のものが90個数%以上となる粒度分
布を有するのがよく、粒度分布が上記範囲よりも小さい
側に片寄った場合には、クリーニング性が低下する傾向
があり、また、粒度分布が上記範囲よりも大きい側に片
寄った場合には、解像力が低下する傾向がある。更に、
粒子径5μm未満の個数のものが全体の3重量%以下で
ある粒度分布を有するのがよく、これにより、微粒子ト
ナーによるトナー飛散やかぶり発生を防止し得る。
【0037】本発明の好適なトナーは、ラジカル重合開
始剤、ビニル系単量体及び着色剤を少なくとも含有する
トナー形成用組成物を水性媒体中で懸濁重合させて、こ
の懸濁系で直接トナー粒子を生成させることにより得ら
れる。生成するトナー粒子は、ビニル系重合体の定着剤
の他に着色剤等のトナーに必要な成分を含有し、しかも
粒子は球形で、メジアン径がトナーに適した3乃至25
μm、特に5乃至15μmの範囲に一様に調節されてい
て、D25/D75で表わす粒径の分散度が1.7 以下、特に
1.5 以下と粒度が単分散乃至それに近い形となってい
る。
【0038】上記トナーは、四三酸化鉄等の磁性体を含
有する一成分系磁性トナーとして、単独で使用すること
もできるが、本発明では、非磁性トナーを使用し、磁性
キャリアーとに組み合わせで二成分現像剤として用いる
のが好ましい。
【0039】本発明では、磁性キャリヤとして四三酸化
鉄、フェライト、鉄粉、樹脂中に磁性粉を分散したもの
等のそれ自体公知のものが使用される。特にフェライト
系の磁性キャリヤが好適である。用いるキャリヤは、無
コートキャリヤでもよく、また、それ自体公知の樹脂、
例えば、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹
脂、フッ素樹脂等でコートされた樹脂コートキャリヤで
あってもよい。
【0040】本発明で使用するキャリアーは、平均粒子
径が30乃至200μm、好ましくは50〜150μm
で、粒径50μm以下のものの占める割合が1重量%以
下の粒度分布を有するものを使用するのが好ましい。磁
性キャリヤの密度は、キャリヤ濃度C/Dにも依存する
が、一般に密度ρc が2.0乃至8.0g/cm3 のも
のが好ましく、キャリヤの飽和磁化は30乃至70em
u/gの範囲にあるのが望ましい。磁性キャリヤは、上
記条件を満足するフェライトキャリヤ、特に球状のフェ
ライトキャリヤが好適なものである。その粒度分布は、
前述した条件を満足するものであるが、正規分布或いは
これに近い分布を有するものが好ましい。
【0041】現像剤中のトナー重量分率T/Dは一般に
2.0乃至10%、特に3.0乃至6.0%の範囲内と
するのがよい。また、現像剤全体としての電気抵抗は、
1×107 乃至1×101 1 Ω・cmの範囲にあるのが
よい。
【0042】感光体としては、遠心分離法による粒子付
着力測定で、用いる球形トナーとの組み合わせで、平均
付着力(fad)が6.0×10- 8 N以下となる感光体
であれば、任意の電子写真感光体を使用することができ
る。例えば、セレン感光体、非晶質シリコン感光体、酸
化亜鉛感光体、セレン化カドミウム感光体、硫化カドミ
ウム感光体、機能分離積層型或いは単一層型の各種有機
感光体等がすべて使用される。
【0043】有機感光体としては、導電性基体上に有機
感光層を設けたもので、有機感光層が樹脂媒質中に分散
された電荷発生剤及び電荷輸送剤から成る単一分散層タ
イプのものや、導電性基体上に電荷発生層および電荷輸
送層をこの順序で設けた積層型の有機感光体等が使用さ
れる。
【0044】電荷発生剤としては、例えば、セレン、セ
レン−テルル、アモルファスシリコン、ピリリウム塩、
アゾ系顔料、ジスアゾ系顔料、アンサンスロン系顔料、
フタロシアニン系顔料、インジコ系顔料、スレン系顔
料、トルイジン系顔料、ピラゾリン系顔料、ペリレン系
顔料、キナクリドン系顔料等が、一種または二種以上の
組み合わせで用いられる。
【0045】電荷輸送剤の内、正孔輸送剤としては、任
意の正孔輸送物質が使用され、例えばオキサジアゾール
系化合物、スチリル化合物、カルバゾール系化合物、有
機ポリシラン化合物、ピラゾリン化合物、ヒドラゾン化
合物、トリフェニルアミン系化合物、インドール系化合
物、オキサゾール系化合物、イソオキサゾール系化合
物、チアゾール系化合物、チアゾアゾール系化合物、イ
ミダゾール系化合物、ピラゾール系化合物、トリアゾー
ル系化合物等の含窒素還式化合物、縮合多還式化合物等
が使用される。一方、電子輸送剤としては、ジフェノキ
ノン誘導体、キノン誘導体等が使用される。
【0046】また、上記の各剤を分散させる樹脂媒質と
しては、種々の樹脂が使用でき、例えば、スチレン系重
合体、アクリル系重合体、スチレン−アクリル系重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン、
アイオノマー等のオレフィン系重合体、ポリ塩化ビニ
ル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、
アルキッド樹脂、ポリアミド、ポリウレタン、エポキシ
樹脂、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリスルホ
ン、ジアリルフタレート樹脂、シリコーン樹脂、ケトン
樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリエーテル樹脂、
フェノール樹脂や、エポキシアクリレート等の光硬化型
樹脂等、各種の重合体が例示できる。これらの結着樹脂
は、一種または二種以上混合して用いることもできる。
【0047】この種の有機感光体において、電荷発生剤
は固形分当たり2.0乃至5.0重量%、特に3.0乃
至4.0重量%の量で感光層中に含有されるのがよく、
また電荷輸送剤は、固形分当たり30乃至80重量%、
特に40乃至60重量%で感光層中に含有させるのがよ
い。
【0048】本発明では、平均付着力(fad)を本発明
で規定した範囲にするために、電子写真感光体として表
面平均粗さ(Rz)が0.1乃至2μmの範囲にあるも
のを使用する。本明細書において、表面平均粗さ(R
z)とは、JIS B0601で定義されるものであ
る。この規格によれば、粗さには、最大高さ粗さ、十点
平均粗さ、中心線平均粗さがあるが、本明細書における
粗さは、十点平均粗さで定義されるものを言う。
【0049】電子写真感光層表面に、この粗面を形成さ
せるには、それ自体公知の任意の方法、例えば、研磨剤
を用いる方法、サンドブラスト方法当の機械的研磨方法
や、有機感光層の乾燥条件を調節して表面を粗面化する
方法、予め形成された粗面を感光層表面に転写する方
法、導電性基体表面に粗面を予め形成させておき、この
粗面を感光層表面に現出させる方法等が、感光層の厚み
や種類によって、適宜使用できる。これらの内でも機械
的研磨による方法が、精度再や現性の点で好ましい。
【0050】また、感光体表面への粗面形成に際して、
感光体表面上に形成された粗さ形成用の溝とゴムブレー
ドの走行方向とのなす角度を10乃至80度の範囲とす
ると、クリーニング性の点で満足すべき結果が得られ
る。
【0051】本発明において、クリーニングに用いるゴ
ムブレードとしては、ウレタンゴム、シリコーンゴム、
フッ素樹脂系ゴム、NBR、SBR等の各種ゴムが使用
され、ブレードとしては、厚みが1乃至3mmのものが
使用される。
【0052】ゴムブレードによるクリーニングは、それ
自体公知の手段で行い得るが、本出願人の提案にかかる
特開昭60−25684号公報に記載されているとお
り、このブレードの根元を支持するホールダーと、この
ホールダーを揺動可能に支持する支点と、このブレード
先端を感光体表面に押圧させる加圧機構とを用いて、こ
の支点及びブレードを、感光体の送り出し側においてブ
レード先端と感光体の接触角(α)よりも先端と支点と
を結ぶ線が感光体との間になす角度(β)が大きくなる
ように配置すると共に、加圧機構及びブレードを、加わ
る応力が大きくなる程ブレード先端が後退し且つブレー
ドの撓みが大きくなるような弾性的係合関係で配置し
て、クリーニングを行うことが好ましい。角度αは一般
に10乃至35度、角度βは一般に25乃至45度の範
囲にあることが好ましい。
【0053】ゴムブレードの感光体に対する線圧は、特
に制限されないが、本発明ではこの線圧を2.0〜30
g/cmの比較的小さい範囲としてクリーニングを行う
ことができる。
【0054】
【実施例】本発明を次の例で更に具体的に説明する。
【0055】(1)付着力の測定 付着力の測定には、下記の装置を使用した。 遠心分離機用ローター:日立工機製アングルローターR
R24A 遠心分離機用アダプタ:日立工機製(特注品)ガラスプ
レートをローターに固定する治具 遠心分離機 :日立工機製CR20B2 仕様 最大回転数 20000rpm 最大加速度 40700G(r=91mm) 画像解析装置 :アビオニクス製EXCEL−I
I。 ローターの配置は、「図6」に示すように行った。即
ち、ローター20内にガラスプレート21を、粒子付着
面22が外側となるように、且つ回転軸23と粒子付着
面22との距離rが91mmとなるように配置し、回転
数を変化させて、「数1」から粒子付着力を求めた。
【0056】(2)トナーの作成 実施例1〜4、比較例1〜5、8のトナーについて
は以下の方法で作成した。水400重量部に懸濁安定剤
としてポリビニルアルコール(日本合成化学社製の「ゴ
ーセノールGH−17」)100重量部を加えた連続相
に下記組成の混合物を投入し、ホモミキサーを用いて造
粒し、緩攪はん下で80℃にて8時間重合反応を行っ
た。
【0057】
【表1】 得られた重合物を水洗、濾過、再分散を3度繰り返すこ
とにより真円度0.92のトナーを得た。このトナーに
は粒径5.0μm以下のものが1個数%含まれている。
【0058】 比較例6のトナーの作成 スチレン−アクリル系樹脂 100重量部 カーボンブラック 8.5重量部 クロム錯塩染料 1.5重量部 低分子量ポリプロピレン 3重量部 上記トナー配合成分をヘンシェルミキサーを用いて攪は
ん混合し、二軸押しだし機を用いて溶融混練し、冷却後
ジェットミルを用いて粉砕し、アルピネ分級機で風力分
級を行って、真円度0.75で粒径5μm以下のものが
1個数%含まれるトナーを得た。
【0059】 比較例7のトナーの作成 ポリビニルアルコール(日本合成化学社製の「ゴーセノ
ールGH−17」)120重量部を加えた以外は実施例
1と同様にしてトナーを作成した。このトナーの真円度
は0.92であり、粒径5μm以下が4個数%含まれて
いる。
【0060】(3)現像剤の作成 上記作成されたトナー4重量部をアクリル系重合体で被
覆した磁性フェライト粉キャリア100重量部と混合し
て二成分現像剤を作成した。
【0061】 (4)感光体の作成 ポリ−(4,4′−シクロヘキシリデンジフェニル)カーボネート(三菱 瓦斯化学社製、商品名ポリカーボネートZ) 100重量部 N,N′−ジ(3,5−ジメチルフェニル)ペリレン−3,4,9,10 −テトラカルボキシジイミド 8重量部 X型メタルフリーフタロシアニ(ン大日本インキ社製) 0.2重量部 3,3′−ジメチル−N,N,N′,N′−テトラキス−4−メチルフェ ニル(1,1′−ビフェニル)−4,4′−ジアミン 95重量部 N−エチル−3−カルバゾリルアルデヒドN,N−ジフェニルヒドラゾン 5重量部 酸化防止剤 5重量部 ポリジメチルシロキサン(信越化学社製) 0.01重量部 及び所定のテトラヒドロフランを超音波分散機で混合分
散し単層型感光層用分散液を調整すると共に、アルマイ
ト処理されたアルミニウム素管上に塗布し感光層を形成
し約100℃で熱処理加工することにより感光体を作成
した。表面粗さは0.0μmであった。この感光体を表
面粗さが0.1,2.0,3.5μmとなるように所定
角度でラッピングテープ等で研磨した。
【0062】(5)耐刷試験 (3),(4)で作成した現像剤、感光体を用いて耐刷
試験を行った。試験機としては複写機DC−4055
(三田工業社製)を用いた。試験結果を表2に示す。
【0063】
【表2】
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、真円度が0.85以上
の球形トナーであっても、遠心分離法による粒子付着力
測定による平均付着力(fad)が、或る一定の範囲にあ
る電子写真感光体とトナーとの組み合わせを使用するこ
とにより、ゴムブレードによるクリーニング性を顕著に
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 トナー粒子の粒径を変化させ、粒径毎の回転
数に対する粒子残留率を求め、回転数を横軸、残留率を
縦軸として両者の関係をプロットしたグラフである。
【図2】 粒子径を横軸とし、平均付着力(fad)を縦
軸として両者の関係をプロットしたグラフである。
【図3】 トナー粒子の真円度を横軸とし、平均付着力
(fad)を縦軸として両者の関係をプロットしたグラフ
である。
【図4】 電子写真感光体の表面平均粗さ(Rz)を横
軸とし、平均付着力(fad)を縦軸として各種トナーに
ついての両者の関係をプロットしたグラフである。
【図5】 トナーと電子写真感光体表面との接触状態を
説明するための説明図であって、(A)は真円度が0.
85以上の球形トナーと電子写真感光体の平滑表面との
組み合わせ、(B)は不定形トナーと電子写真感光体の
平滑表面との組み合わせ、(C)は粗面化された感光体
表面と球形トナーとの組み合わせ、(D)はあまりにも
粗い表面とトナー粒子との組み合わせを示す。
【図6】 粒子付着力の測定に用いた装置の配置図であ
る。
【図7】 本発明の電子写真法に用いる装置を示す概略
配置図である。
【符号の説明】
Tは球形トナー、Taは不定形トナー、Pは感光体の平
滑表面、Pbは粗面化された感光体表面、Pcはあまり
にも粗い感光体表面、Gは感光体表面の溝、1は金属ド
ラム、2は感光体層(光導電体層)、3は主帯電用コロ
ナチャージャ、4は原稿露光用ランプ、5は原稿支持透
明板、6は光学系、7は現像剤、8は現像機構、9はト
ナー転写用コロナチャージャ、10は紙分離用コロナチ
ャージャ、11は除電ランプ、12はブレードクリーニ
ング機構、13は原稿、14は転写紙、20はロータ
ー、22は粒子付着面、23は回転軸。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴムブレードによるクリーニングを用い
    る電子写真法において、トナーとして真円度が0.85
    以上のトナーを使用すると共に、電子写真感光体及びト
    ナーとして、遠心分離法による粒子付着力測定で、下記
    式 【数1】 fad=(π/6)2 ・ρ・Di3 ・r・(2nπ/60)2 式中、Di はトナー粒径(m)であり、ρはトナーの密
    度(kg/m3 )であり、rは回転半径(m)であり、
    nは遠心力による分離率が50%の時の回転数(rp
    m)である、から求められる平均付着力(fad)が6.
    0×10- 8 Nよりも小となる組み合わせを用いること
    を特徴とする電子写真法。
  2. 【請求項2】 電子写真感光体として表面平均粗さ(R
    z)が0.1乃至2μmの範囲にあることを特徴とする
    請求項1記載の電子写真法。
  3. 【請求項3】 ゴムブレードの感光体に対する線圧を
    2.0〜30g/cmの範囲としてクリーニングを行う
    ことを特徴とする請求項1または2記載の電子写真法。
  4. 【請求項4】 用いるトナーが3〜25μmの範囲のも
    のが90個数%以上となる粒度分布を有するものである
    請求項1または2記載の電子写真法。
  5. 【請求項5】 用いるトナーが、粒径5μm未満の個数
    が3%以下となる粒度分布を有するものである請求項1
    または2記載の電子写真法。
  6. 【請求項6】 用いるトナーが非磁性トナーである請求
    項1または2の電子写真法。
  7. 【請求項7】 感光体表面上に形成された粗さ形成用の
    溝とゴムブレードの走行方向とのなす角度を10乃至8
    0度の範囲として、クリーニングを行うことを特徴とす
    る請求項1または2記載の電子写真法。
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