JPH05333230A - 光ファイバカプラの製造方法 - Google Patents

光ファイバカプラの製造方法

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JPH05333230A
JPH05333230A JP4163719A JP16371992A JPH05333230A JP H05333230 A JPH05333230 A JP H05333230A JP 4163719 A JP4163719 A JP 4163719A JP 16371992 A JP16371992 A JP 16371992A JP H05333230 A JPH05333230 A JP H05333230A
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JP
Japan
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optical fiber
tapered
fiber coupler
adhesive
taper
Prior art date
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Pending
Application number
JP4163719A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Mori
常雄 森
Kazuo Kamiya
和雄 神屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to US08/069,698 priority patent/US5329602A/en
Publication of JPH05333230A publication Critical patent/JPH05333230A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/28Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals
    • G02B6/2804Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals forming multipart couplers without wavelength selective elements, e.g. "T" couplers, star couplers
    • G02B6/2821Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals forming multipart couplers without wavelength selective elements, e.g. "T" couplers, star couplers using lateral coupling between contiguous fibres to split or combine optical signals
    • G02B6/2835Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals forming multipart couplers without wavelength selective elements, e.g. "T" couplers, star couplers using lateral coupling between contiguous fibres to split or combine optical signals formed or shaped by thermal treatment, e.g. couplers

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明は−40℃〜+85℃という過酷な条件
での温度特性試験でも特性変化量の少ない光ファイバカ
プラの製造方法の提供を目的とするものである。 【構成】 本発明による光ファイバカプラの製造方法
は、融着、延伸法で形成された両端が非テーパ部、中央
がテーパ部よりなるファイバ形カプラの非テーパ部であ
って、テーパ部端からファイバ端に向かった方向の左右
少なくとも2箇所の、テーパ部から0〜8mmの位置に接
着剤を塗布して補強層を構成してなることを特徴とする
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバカプラの製造
方法、特には通信システムやセンサシステムなどに利用
される補強された光ファイバカプラの製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】光を分岐、結合あるいは分波、合波する
ために利用される光ファイバカプラは光通信システムの
構築のためには不可欠な部品とされており、特に光ファ
イバを加工した光ファイバカプラは光ファイバとの結合
性にすぐれており、低損失であることから実用的であ
り、多くの用途、分野で使用されている。
【0003】この光ファイバカプラは通常複数本の光フ
ァイバを加熱融着したのち、この結合した部分を一定張
力で延伸することによって作られているが、このものは
この延伸で細くなっているために強度が弱く、したがっ
てこれは補強材に固定することが必要とされるのである
が、これについては固定のために使用される接着材のヤ
ング率を規定し、4点以上で点付けする方法が提案され
ているし(特開平3-107111号公報参照)、またこれにつ
いては、この接着剤による固定長とケースの隔離を規定
することも提案されており(特開平3-78712 号公報参
照)、これらによれば機械的強度はもとより、ヒートサ
イクル試験などの温度特性試験に対しても良好な結果が
得られるとされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実際に上記の
ようにして作られた光ファイバカプラについてのヒート
サイクル試験を行なったところ、通常のヒートサイクル
試験ではとくに大きな特性変動はみられなかったもの
の、これについては−40℃〜+85℃の過酷な温度特性試
験である熱衝撃試験を行なったところ、いくつかのもの
は分岐比が変動してしまい、これを解決する方法が求め
られている。なお、ヒートサイクル試験と熱衝撃試験の
時間に対する温度変化について図4に示したとおりの条
件で行なうものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決した光ファイバカプラの製造方法に関するもので
あり、これは融着、延伸法で形成された両端が非テーパ
部、中央がテーパ部よりなるファイバ形カプラの、非テ
ーパ部であってテーパ部端からファイバ端に向かった方
向の左右少なくとも2箇所の、テーパ部端から0〜8mm
の位置に接着剤を塗布して補強層を構成してなることを
特徴とするものである。
【0006】すなわち、本発明者らは上記したような過
酷な熱衝撃試験においても特性(分岐比、損失)が変動
しないか、変動してもそれが極めて小さい光ファイバカ
プラを製造する方法について種々検討した結果、光ファ
イバの融着、延伸で作られた光ファイバカプラを接着剤
を用いて固定して補強する方法において、この接着剤を
テーパ部端からファイバ端に向かう方向のテーパ部端か
ら0〜8mmの位置に塗布して補強層を作れば、この過酷
な熱衝撃試験でも特性の変化が極めて小さい光ファイバ
カプラを得ることができることを見出し、この接着剤の
塗布箇所、接着剤の種類などについての研究を進めて本
発明を完成させた。以下にこれをさらに詳述する。
【0007】
【作用】本発明は光ファイバカプラの製造方法に関する
ものであり、これは融着、延伸法という公知の方法で作
られた両端が非テーパ部、中央がテーパ部よりなる光フ
ァイバカプラの非テーパ部であって、テーパ部端からフ
ァイバ端に向かった方向でテーパ部端から0〜8mmの位
置の少なくとも2箇所に接着剤を塗布して補強層を構成
してなるものであるが、これによれば−40℃〜+85℃の
過酷な熱衝撃試験でも特性変化が極めて小さい光ファイ
バカプラを得ることができるという有利性が与えられ
る。
【0008】本発明は、光ファイバカプラの製造方法に
関するものであり、これは複数本の光ファイバを加熱融
着したのち、張力をかけて延伸するという公知の方法で
光ファイバを製造したのち、この光ファイバカプラの非
テーパ部に接着剤を塗布して補強層を形成するのである
が、この接着剤の塗布場所をテーパ部端からファイバ端
に向かう方向のテーパ部端から0〜8mmの位置とすると
いうものである。
【0009】しかし、この接着剤の塗布による補強層の
構成は光ファイバカプラが光ファイバの融着、延伸で作
られるもので、この延伸により作られた直径の細くなる
テーパ部で特に強度が弱くなることから、このテーパ部
の両端部付近で行なう必要があり、したがって、このテ
ーパ部を挟んだ少なくとも2箇所で行なう必要がある。
【0010】すなわち、これは例えば図1に示したよう
に公知の融着、延伸で作られた光ファイバカプラ1の非
テーパ部2でテーパ状に細くなり、ファイバ外径が5%
以上減少している部位をテーパ部3とし、テーパ状に細
くなり始めた位置をテーパ部端4と定義すると、このテ
ーパ部端4からファイバ端に向かう方向の少なくとも2
箇所にこのテーパ部端から0〜8mmの位置、すなわち、
図のtの位置に接着剤を塗布しここに補強層を構成させ
ると、この光ファイバカプラにはこれを−40℃〜+85℃
という過酷な熱衝撃試験を行なっても分岐度変動が1%
という小さいものになるし、この損失の変動も0.1dB 以
下になるということが見出され、この接着剤の塗布長に
ついてはこれが長くしてもそれがテーパ端部から8mm以
下の位置であれば同じような効果の得られることも確認
された。
【0011】しかし、この場合でも例えば図3に示した
ようにこのテーパ部端14からファイバ端に向かう方向の
2箇所に接着剤を塗布するとしても、この接着剤の塗布
位置をテーパ部端から8mm以上離れたt’位置としてこ
こに補強層を構成させると、これは熱衝撃試験したとき
の特性変動が急激に上昇してこれが2〜6%になるとい
うことが確認されたので、この接着剤の塗布はテーパ部
端から0〜8mmの位置とすることが必須要件とされる。
【0012】なお、ここに使用される接着剤は従来から
使用されている変性アクリレートを主成分とすればよい
が、これはエポキシ系またはメタクリル酸系の接着剤と
しても同様の効果を得ることができる。
【0013】
【実施例】つぎに本発明の実施例、比較例を示す。 実施例、比較例 直径が 125μm、長さ4mである光ファイバの2本をま
とめ、これらを加熱、溶着したのち、延伸してテーパ部
長16mm、テーパ部最小直径が45μmである光ファイバカ
プラを製作した。
【0014】ついで、この光ファイバのテーパ部端4か
らファイバ端に向かう方向の少なくとも2箇所に図1に
示したようにテーパ部端4から0〜8ミリの範囲にアク
リレート接着剤を厚さ 500μmに塗布してこの部位に補
強層5を形成させ、図4に示す条件でこの光ファイバカ
プラに−40〜+85℃の温度条件で温度特性試験を行なっ
たところ、図2に示したとおりの結果が得られ、この場
合の分岐比変動量は図示のように 0.2〜1%であった。
【0015】しかし、比較のためにこの接着剤の塗布部
位を図3に示したようにテーパ部端から9〜15mmの場所
として塗布したのち、実施例と同じ条件で温度特性試験
を行なったところ、この場合には図2に示したように分
岐比変動量が急激に増加してこの塗布場所がテーパ部端
から9mmのときに2%、10mmのときに 2.5%、11mmのと
きに5〜 5.5%、15mmのときに8%にまで上昇すること
が確認された。
【0016】
【発明の効果】本発明は光ファイバカプラの製造方法に
関するものであり、これは前記したように融着、延伸法
で形成された両端が非テーパ部、中央がテーパ部よりな
るファイバ系カプラの非テーパ部であって、テーパ部端
からファイバ端に向かった方向の左右少なくとも2箇所
に、ファイバ部端から0〜8mmのところに接着剤を塗布
して補強層を構成してなることを特徴とするものであ
り、これによればここに得られる光ファイバカプラは−
40〜+85℃という過酷な条件での温度特性試験でもその
分岐比変動、損失変動などの特性変動率を1%以下に抑
えることができるという有利性が与えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例による光ファイバカプラへの
接着剤塗布方法の縦断面図を示したものである。
【図2】 本発明の実施例、比較例による接着剤塗布位
置と分岐比変動量の関係図を示したものである。
【図3】 比較例による光ファイバカプラへの接着剤塗
布方法の縦断面図を示したものである。
【図4】 公知の光ファイバカプラの−40〜+85℃とい
う過酷な条件下における熱衝撃試験結果およびヒートサ
イクル試験結果を示したものである。
【符号の説明】
1,11…光ファイバカプラ、2,12…非テーパ部、3,
13…テーパ部、 4,14…テーパ部端、5,15…
接着剤塗布部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】融着、延伸法で形成された両端が非テーパ
    部、中央部がテーパ部よりなるファイバ形カプラの、非
    テーパ部であってテーパ部端からファイバ端に向かった
    方向の左右少なくとも2箇所の、テーパ部端から0〜8
    mmの位置に接着剤を塗布して補強層を構成してなること
    を特徴とする光ファイバカプラの製造方法。
JP4163719A 1992-05-29 1992-05-29 光ファイバカプラの製造方法 Pending JPH05333230A (ja)

Priority Applications (2)

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JP4163719A JPH05333230A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 光ファイバカプラの製造方法
US08/069,698 US5329602A (en) 1992-05-29 1993-05-28 Optical fiber coupler

Applications Claiming Priority (1)

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JP4163719A JPH05333230A (ja) 1992-05-29 1992-05-29 光ファイバカプラの製造方法

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JPH05333230A true JPH05333230A (ja) 1993-12-17

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ID=15779356

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5949935A (en) * 1997-11-26 1999-09-07 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Infrared optical fiber coupler

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0378712A (ja) * 1989-08-22 1991-04-03 Sumitomo Electric Ind Ltd ファイバ形カプラの補強構造
JPH03267903A (ja) * 1990-03-19 1991-11-28 Sumitomo Electric Ind Ltd フアイバ型カプラの補強方法

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US5329602A (en) 1994-07-12

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