JPH05332593A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents

空気調和機の制御方法

Info

Publication number
JPH05332593A
JPH05332593A JP4144326A JP14432692A JPH05332593A JP H05332593 A JPH05332593 A JP H05332593A JP 4144326 A JP4144326 A JP 4144326A JP 14432692 A JP14432692 A JP 14432692A JP H05332593 A JPH05332593 A JP H05332593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
remote controller
setting
signal
air conditioner
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4144326A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Tsuchiyama
裕司 土山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4144326A priority Critical patent/JPH05332593A/ja
Priority to TW081107584A priority patent/TW200560B/zh
Priority to US08/026,531 priority patent/US5299430A/en
Priority to GB9304584A priority patent/GB2265026B/en
Priority to KR1019930003941A priority patent/KR970001287B1/ko
Publication of JPH05332593A publication Critical patent/JPH05332593A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 第1の設定部のスイッチ170〜172、1
83〜187で設定された運転条件に基づいて空調運転
を行なう空気調和機に、第2の設定部のスイッチ20
6,209で設定された運転条件に基づく信号を出力す
るリモートコントローラを接続し、第2の設定部で設定
された運転条件と第2設定部で設定されず第1の設定部
で設定された運転条件とに基づいて空調運転を行なう。 【効果】 すでにリモートコントローラが設置された部
屋に空気調和機を設置した場合、リモートコントローラ
の設定による空調運転を行ない、かつリモートコントロ
ーラにない上位の機能は空気調和機の本体が行ない、リ
モートコントローラ及び空気調和機の機能を最大に用い
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機本体に制御部
を有する空気調和機において、この空気調和機にリモー
トコントローラを接続する際の制御方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の制御方法としては特
開平3−233247号公報に記載されたようなものが
あった。この公報に記載されたものは、空気調和機本体
に搭載される制御装置であり、この制御装置の選択スイ
ッチを操作して運転信号を圧縮機や送風機に与え空気調
和機の運転を制御するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来の空気調和機の制御装置では、空気調和機本体に選
択スイッチがあったため、空気調和機の運転を行なう場
合は、利用者が空気調和機本体まで赴く必要があった。
【0004】また選択スイッチを空気調和機本体から分
離して利用者の使い勝手の良いところへ設ける場合は、
リレーやトランス等の部品を追加して電気回路を改良す
る必要があり、空気調和機を設置する際の電気工事が増
える問題点があった。
【0005】本発明はこのような問題点に対してリモー
トコントローラを用いて運転制御部の空気調和機本体か
らの分離を容易にした空気調和機の制御装置を提供する
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の制御方法は室
温、風量、冷房/暖房モード等の運転条件を設定する第
1の設定部、及びこの第1の設定部で設定された運転条
件に基づいて圧縮機、送風機、冷房/暖房切換手段等の
機器を動作させる信号を生成し、この信号に基づいて機
器の運転をコントロールして空調運転を行なうと共に前
記夫々の機器の異常時には所定の保護動作を行なう制御
部を本体に有する空気調和機において、室温、冷房/暖
房モードの運転条件を設定する第2の設定部で設定され
たこれらの運転条件に基づいて前記夫々の機器を動作さ
せる信号を生成するリモートコントローラを空気調和機
から分離して設けると共に、リモートコントローラで生
成された信号を用いて前記機器の運転を制御する際、前
記制御部は前記リモートコントローラで生成された信
号、及び第2の設定部で設定されず第1の設定部で設定
される運転条件に基づいて得られる信号に応じて前記機
器の運転をコントロールし、前記機器の異常時は前記リ
モートコントローラで生成される信号に影響されず前記
所定の保護動作を行なうものである。
【0007】
【作用】以上のように構成された空気調和機の制御方法
では、すでに部屋に取り付けられているリモートコント
ローラからの信号を用いて新らたに設置する空気調和機
の運転制御を行なう際に、空気調和機がリモートコント
ローラで設定されない運転条件による機能は第1の設定
部による設定値で制御されるものである。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は空気調和機の一部を切欠いた斜視図である。
1は空気調和機を構成する筐体であり、後側半分は家屋
の壁に後側が外気に接するように埋め込まれている。3
は前面パネルであり筐体1の前方の開口2を覆ってい
る。
【0009】4は隔壁であり、筐体1の内部を前面側の
室内側空間5と後側の室外側空間6とに分けている。
【0010】室内側空間5にはプレートフィン型の熱交
換器7、クロスフローファン8、支持部9a,9b,9
cで固定された2KWの第1電気ヒータ10と1.5K
Wの第2電気ヒータ11,12が収納されている。
【0011】室外側空間6には圧縮機13、プレートフ
ィン型の熱交換器14、ファンケーシング15、ファン
ケーシング15に収納されるプロペラファン16が収納
されている。
【0012】被調和室内の空気はクロスフローファン8
によって、前面パネル3に設けられた空気吸込口17、
エアフィルター18、熱交換器7、電気ヒータ10,1
1,12を介して吸込まれた後前面パネル3に設けられ
た空気吐出口19から被調和室に吐出される。
【0013】一方、外気はプロペラファン16によっ
て、筐体1の後側の一端のグリル20から熱交換器14
を介して吸込まれ後側の中央グリルから外へ吐出され
る。
【0014】冷房モードの時は熱交換器7が蒸発器とし
て作用し室内の空気を冷却する。暖房モードの時は熱交
換器7が凝縮器として作用し室内の空気を加熱し、電気
ヒータ10,11,12は暖房モードの時に条件に基づ
いて通電が制御される。
【0015】筐体1の前面下部には低いリブ22が形成
され、このリブ22と前面パネル3との間に空間21を
形成している。室内の空気はこの空間21と吸込口17
とを介して吸込まれる。
【0016】23は制御箱であり、筐体1の室内側空間
5の右側に配置されている。この制御箱23には運転条
件を設定する第1の設定部24が電気的に接続されてい
る。この制御箱23には圧縮機13、クロスフローファ
ン8を駆動するモータ25、プロペラファン16を駆動
するモータ26、電気ヒータ10,11,12をコント
ロールするための電気部品が収納されている。27はリ
モートコントローラを接続するコネクタである。
【0017】28は電源接続のための空間であり、空間
21の制御箱23に対向する位置に形成されている。電
源コード29は一端に一次側コネクタ30が接続され、
他端に空間21を介して筐体1の外部へ引出されるプラ
グ31が接続されている。一次側コネクタ30に嵌まる
二次側コネクタ32は制御箱23の空間28に面した壁
に取り付けられている。
【0018】34はプロテクターであり、温度ヒューズ
34a、バイメタルサーモスタット34bから構成さ
れ、電気ヒータ10,11,12の異常発熱時に電気ヒ
ータ10,11,12の通電を遮断する。
【0019】41,42,43,44は夫々温度センサ
であり、41は熱交換器7の温度、42は室内温度、4
3は外気温度、44は熱交換器14の温度を検出できる
ように取付けられている。
【0020】図2は図1に示した空気調和機の制御に用
いる電気回路図である。この図において50はマイクロ
プロセッサ(インテル社製TMS2600)であり、内
部の記憶部(ROM)に予め格納されたプログラムに基
づいて制御動作を行なうものである。
【0021】51は定電圧回路であり、コネクタ52を
介して入力される単相交流電力を全波整流回路(ダイオ
ードブリッジ)53で整流した後の整流電力を安定化さ
せる。54〜57は平滑用のコンデンサであり、コンデ
ンサ54で直流+24〔V〕の安定化を行ない、スイッ
チングトランジスタ62とこのトランジスタ62をON
/OFFさせるツェナーダイオード58とで直流+5
〔V〕の安定化を行なっている。59〜61はトランジ
スタ62、ツェナーダイオード58の電流制限用の抵抗
である。
【0022】63は差動増幅器であり電流ブースターと
して用いる。64,65は分圧用の抵抗であり、抵抗6
4,65で定まる基準電圧は差動増幅器63で電力増幅
された後マイクロプロセッサ50の端子VREFに与え
られる。66はコンデンサであり端子VREFに印加さ
れる電圧を安定化する。
【0023】66,67は分圧用の抵抗であり、分圧電
圧はマイクロプロセッサ50の端子VASSに与えられ
る。マイクロプロセッサ50の端子VREF,VASS
に印加された電圧差をA/D(アナログ/デジタル)変
換時のアナログ電圧入力幅に設定する。
【0024】68は差動増幅器であり、マイクロプロセ
ッサ50にリセット信号を与えるための比較器として用
いる。抵抗70、ツェナーダイオード71を介して電荷
が蓄積されるコンデンサ69の端子電圧が端子VASS
に印加されている電圧以上になった際にマイクロプロセ
ッサ50にリセット信号が与えられる。ダイオード72
はコンデンサ66に蓄積された電荷の放電路を構成す
る。
【0025】73はリレーコイルであり、このリレーコ
イルが通電されるとクロスフローファン8が回転し送風
を行なう。このリレーコイル73はマイクロプロセッサ
50の端子R13又はF(図3のFにつながる)から与
えられる出力に応答して動作するインバータ回路(バッ
ファ)74で通電される。インバータ回路74にH電圧
(+5〔V〕)が与えられた時リレーコイル73が通電
される。75,76は保護用のダイオード、77は抵抗
である。
【0026】78はリレーコイルであり、このリレーコ
イル78が通電されると四方弁が通電される。四方弁が
通電されると冷媒の流れる方向が変わり、冷房モード/
暖房モードが選択される。リレーコイル78が通電され
ない状態では冷房モードになり、室内側熱交換器7が蒸
発器として作用し、室外側熱交換器14が凝縮器として
作用して冷房運転が行なわれ、リレーコイル78が通電
された状態では暖房モードになり、室内側熱交換器7が
凝縮器として作用し、室外側熱交換器14が蒸発器とし
て作用して暖房運転が行なわれる。79はインバータ回
路、80,81はダイオードである。またEは図3のE
につながる。
【0027】82はリレーコイルであり、このリレーコ
イル82が通電されるとクロスフローファン8及びプロ
ペラファン16の回転数が切換る。リレーコイル82が
通電されない状態で低回転、リレーコイル82が通電さ
れると高回転になるものである。83はインバータ回路
である。
【0028】84〜86はリレーコイルであり、リレー
コイル84とリレーコイル85が通電されると電気ヒー
タ10が通電され、リレーコイル84とリレーコイル8
6が通電されると電気ヒータ11、電気ヒータ12が通
電される。マイクロプロセッサ50の端子R7から信号
が出力されるとリレーコイル84,85,73が通電さ
れ、端子R6から信号が出力されるとリレーコイル8
4,86,73が通電される。87,88はインバータ
回路、89〜92はダイオードである。
【0029】93,94はリレーコイルであり、リレー
コイル93が通電されると圧縮機13の通電を行ない、
リレーコイル94が通電されるとプロペラファン16が
回転する。95,96はインバータ回路である。
【0030】尚、図2中のPは図3中のPへつながる。
【0031】図3において、マイクロプロセッサ50の
端子A1〜A4はアナログ電圧入力端子であり、マイク
ロプロセッサ50はこの端子に印加された電圧をA/D
変換して内部に格納する。端子A1には室温を検出する
温度センサ42が接続されている。101〜104は抵
抗であり、温度センサ42の検出温度に基づく内部抵抗
の変化に対応する電圧変化を直線化するための回路を構
成している。105はノイズ吸収用のコンデンサであ
る。
【0032】同様に端子A2には熱交換器7の温度を検
出する温度センサ41が接続され、端子A3には熱交換
器14の温度を検出する温度センサ44が接続され、端
子A4には外気温を検出する温度センサ43が接続され
ている。106〜117は抵抗であり同様に直線化する
ための回路を構成している。118〜120はノイズ吸
収用のコンデンサである。
【0033】121は水晶振動子であり、抵抗122〜
124、コンデンサ125,126と共に発振回路を構
成している。この発振回路から得られる発振信号はマイ
クロプロセッサ50の基準信号になる。
【0034】マイクロプロセッサ50の端子R0,R
1,R2,R3,O6,O7はスキャン出力の出力端子
であり、端子K1,K2,K4,K8はスキャン入力端
子である。これらの端子間の開閉によってマイクロプロ
セッサ50は図4,図5に示す第1設定部の設定状態を
判断し格納する。127は出力端子保護用の抵抗アレ
ー、128〜132は出力端子に接続された出力抵抗で
ある。133〜136は抵抗、137〜140はコンデ
ンサであり夫々の入力端子へのノイズ侵入を抑制するフ
ィルター回路を構成している141は入力端子保護用の
抵抗アレーである。
【0035】142a,143a,144aはコネクタ
であり、夫々コネクタ142aは図4に示したコネクタ
142b、コネクタ143aは図5に示したコネクタ1
43b、コネクタ144aは図5に示したコネクタ14
4bに夫々の端子が一致するように接続される。
【0036】145は補助リレーであり、コイル146
と常開接片147,148を有している。図3はコイル
146が通電された状態である。コイル146が通電さ
れるのは図4に示す運転スイッチ149(押圧毎に接点
の開閉が切換る)の接片が閉じている時又は図5に示す
コネクタ150の端子間が短絡している時である。コネ
クタ150には開閉スイッチが接続され、この開閉スイ
ッチは遠隔操作用のスイッチである。
【0037】151〜154はアンドゲートであり信号
の論理積を取る。155〜161は抵抗、162〜16
4はコンデンサ、166〜169はダイオードである。
【0038】図4は図1に示した第1設定部24の電気
回路図であり、送風量、運転モード、設定温度などの空
調運転条件を設定する。170は風量選択スイッチであ
り、クロスフローファン8の回転数を設定する。この設
定は第1設定部24のつまみをLOW(小風量)、HI
GH(大風量)、AUTO(室温が設定値近くの時は小
風量、他は大風量に自動切換する)によって行なわれ
る。
【0039】171は運転モード選択スイッチであり、
つまみでCOOL(冷房モード)、FAN(送風モー
ド)、HEAT(暖房モード)を設定する。172は温
度設定スイッチであり、つまみで1〜12の値を設定す
る。この1〜12の値には夫々室温設定値が対応して定
められている。
【0040】173はサービスランプであり、空気調和
機に異常や故障が生じた時に点灯する。このランプ17
3は抵抗174を介して図3に示すマイクロプロセッサ
50の端子O1に接続されている。従って、端子O1の
出力がHレベル電圧(+5〔V〕)になった時、このラ
ンプ173は点灯する。
【0041】スイッチ170,171,172の設定状
態は、図3に示したマイクロプロセッサ50の端子R
0,R1から出力されるスキャン出力の有無をスキャン
端子K1,K2,K4,K8で判断して入力し格納す
る。例えば風量設定スイッチ170のつまみがAUTO
に設定されている時は端子ROから出力されたスキャン
出力が端子K1に伝えられて判断される。
【0042】175〜182はダイオードであり、スキ
ャン出力の伝送方向を規制している。
【0043】図5は図1に示した制御箱23に設けられ
たスイッチ部の電気回路図である。
【0044】183は切換スイッチであり、リモートコ
ントローラをコネクタ27に接続する(R)か否(N)
かを設定する。切換スイッチ183をR側に設定するこ
とによって、接片183aがR側になり、マイクロプロ
セッサ50の端子O6から出力されるスキャン出力を常
に端子K8へ与えてスイッチ183がR側に設定されて
いることをマイクロプロセッサ50に判断させる。接片
183bがR側にある時は、マイクロプロセッサ50の
端子R0から出力されるスキャン出力を図3に示すアン
ドゲート151,152側に与え、接片183bがN側
にある時はスキャン出力は図3に示したスイッチ171
に与えられる。
【0045】従って、リモートコントローラがコネクタ
27に接続されている時は、スイッチ171による設定
は無効になり、換りにリモートコントローラからの設定
信号がアンドゲート151,152を介してマイクロプ
ロセッサ50の端子K4,K8に与えられる。
【0046】接片183CがR側になっている時は、コ
ネクタ27の端子Rに+24〔V〕の直流電力が供給さ
れる。
【0047】184,185は設定スイッチであり、夫
々冷房モードで温度設定スイッチ172の下限値の上
昇、暖房モードで温度設定スイッチ172の上限値の下
降を行なう。例えば設定スイッチ184の設定がTL1
の時はスイッチ172の1で設定される値は2で設定さ
れる値と同じ値に変更され、設定スイッチ184の設定
がTL2の時はスイッチ172の1,2で設定される値
は3で設定される値と同じ値に変更され、…設定スイッ
チ184の設定がTL7の時はスイッチ172の1〜7
で設定される値は8で設定される値と同じ値に変更され
る。
【0048】186,187はスイッチであり、夫々設
定スイッチ184の設定を有効にするスイッチ、設定ス
イッチ185の設定を有効にするスイッチである。
【0049】188は電源スイッチであり、端子A,B
が電源供給線に接続され、この電源供給線の開閉を行な
う。
【0050】189,190は抵抗、191〜197は
ダイオードであり、信号の流れ方向を規制する。
【0051】図6は図5に示したコネクタ27に端子符
号が一致するように接続されるリモートコントローラ
(第2設定部)の電気回路図である。201,202は
サーモスタットの動作接片であり、設定温度と検知温度
との大小に応じてC側又はH1側、開放又はH2側に切
換る。動作接片202は動作接片201より所定温度低
い温度で動作するように構成されている。203〜〜2
05は電気ヒータであり、動作接片201,202がH
1,H2側の時に通電されて動作接片201,202の
動作にディファレンシャルを与える。
【0052】206は運転モードの切換スイッチであり
運転モード(HEAT,OFF,COOL)を設定す
る。207,208は連動する切換接片であり運転モー
ドに合わせて切換る。切換接片207,208がHEA
T(暖房モード)側にある時は切換接片208を介して
動作接片201,202へ電力が供給される。検出温度
が設定温度以下であれば動作接片201がH1側にある
ので端子Yに端子Rから得られた+24〔V〕の直流電
圧信号(圧縮機ONの信号)を出力する。また検出温度
が設定温度より所定温度低くなると動作接片202がH
2側になるので同様に端子Wから+24〔V〕の直流電
圧信号(補助熱源用の電気ヒータの通電信号)を出力す
る。また端子Bからは常に+24〔V〕の直流電圧信号
(四方弁の切換信号)が出力される。
【0053】切換接片207,208がCOOL(冷房
モード)側にある時は切換接片207を介して動作接片
201へ電力が供給される。検出温度が設定温度以上で
あれば動作接片201がC側にあるので端子Yに+24
〔V〕の直流電圧信号が出力される。
【0054】209はファンコントロールスイッチであ
り、AUTO(自動)の側にある時は端子Yから出力さ
れる直流電圧信号と同期して端子Gから+24〔V〕の
直流電圧信号(クロスフローファン8の運転信号)が出
力される。すなわち、圧縮機13のON/OFFにクロ
スフローファン8の運転を連動させるための信号を端子
Gから出力するものである。ファンコントロールスイッ
チ209がON(連続運転)の側にある時は圧縮機13
のON/OFFに関係なく直流電圧信号が連続出力され
るものである。
【0055】以上のように構成された空気調和機は切換
スイッチ183がN側にある時は図4に示した第1設定
部の設定された運転条件に基づいて空調運転が行なわれ
る、切換スイッチ183がR側にある時は図6に示した
リモートコントローラで設定された運転条件とリモート
コントローラで設定されない他の運転条件(風量選択ス
イッチ、設定スイッチ184,185の設定など)とに
基づいて空調運転を行なう。
【0056】図7,図8は図2,図3に示したマイクロ
プロセッサ50の主な動作を示すフローチャートであ
る。ステップS1はマイクロプロセッサ50の立上り後
に実行されるステップでありキースキャンを行なって夫
々の設定スイッチの設定状態を入力して記憶領域に格納
する。この記憶領域に格納されたスキャン結果に基づい
て次にステップS2でまずスイッチ183の接片183
aがREM(リモートコントローラ)側にあるかN側に
あるかの判断を行ない、REM側にある場合はステップ
S3のSUB(図8に示すフローチャート)に進む。
【0057】ステップS4では温度センサ41〜44を
用いて室内側熱交換器の温度、室温T、外気温度、室外
側熱交換器の温度をA/D変換して取入れ記憶領域に格
納する。
【0058】ステップS5では、同様にスキャン結果か
らスイッチ186,187がONになっているか否かの
判断を行ないスイッチ186,187のいずれかがON
になっている時はステップS6へ進む。ステップS6で
はスイッチ186がONで冷房モードの時(スイッチ1
71の設定がCOOLの時)は、設定スイッチ184の
設定に基づいて設定温度値が補正され、スイッチ187
がONで暖房モードの時は、設定スイッチ185の設定
に基づいて設定温度値が補正される。
【0059】ステップS7では設定温度値と室温Tとの
大小に基づいて圧縮機のON/OFFを記憶領域にセッ
トし(ON← →OFFの切換りには所定のディファレ
ンシャルを設定)、スイッチ170で設定された送風量
を記憶領域にセットし(AUTOに設定されている時は
設定温度値と室温Tとの温度差に基づいてLOW又はH
IGHが自動的に設定される。)、スイッチ171がH
EAT(暖房モード)に設定されていれば四方弁のON
を記憶領域にセットし、またCOOLの時及び除霜運転
時には四方弁のOFFを記憶領域にセットし、暖房モー
ドで設定温度値より室温Tが所定温度以上低い時、又は
外気温度が低い時にONを記憶領域にセットする。
【0060】ステップS8では空気調和機、又は各機器
の異常状態(室内側熱交換器、室外側熱交換器の温度異
常など)を判断し必要な保護動作を行なうものである。
【0061】ステップS9では記憶領域にセットされた
ON/OFFに基づいて各機器の運転を制御する。
【0062】従って、第1設定部で設定された空調条件
に基づいて圧縮機などの機器の運転が制御される。
【0063】図8は図7のステップS3の詳細を示すフ
ローチャートである。ステップS10ではまず四方弁信
号が出力されているか否かの判断を行なう。四方弁信号
は(+24〔V〕)はコネクタ27の端子Bから出力さ
れ、アンドゲート151でスキャン信号に同期したスキ
ャン出力に変えられマイクロプロセッサ50の端子K4
に与えられている。このスキャンはスイッチ171のH
EATの設定のスキャンと同じ端子で行なわれるがスイ
ッチ183の状態によって区別される。四方弁信号があ
る時はステップS11へ進み四方弁のONを記憶領域に
セットし、四方弁信号がない時はステップS12へ進み
四方弁のOFFを記憶領域にセットする。
【0064】ステップS13では同様にコネクタ27の
端子GにFAN信号(+24〔V〕)が出力されている
時ステップS14へ進み図7のステップS7で行なった
FANの送風量の設定と同じ動作を行ない記憶領域に送
風量の設定を行なう。
【0065】ステップS15ではFAN(クロスフロー
ファン)の停止を記憶領域に設定する。
【0066】ステップS16では同様にコネクタ27の
端子Y,Wに圧縮機のON信号(+24〔V〕)、電気
ヒータのON信号(+24〔V〕)が出力されているか
否かを判断する。信号の有無によってステップS17,
S18を実行し、圧縮機信号がある時は圧縮機のONを
設定し、圧縮機信号が無い時は圧縮機のOFFを設定
し、電気ヒータ信号がある時は電気ヒータのONを設定
し、電気ヒータ信号が無い時は電気ヒータのOFFを夫
々記憶領域に設定する。
【0067】次にステップS19でスイッチ186,1
87のON/OFFを判断し、ステップS19の条件を
満す時はステップS20,S21へ進み、冷房モードで
室温Tが下限(スイッチ184で設定される下限設定
値)以下の場合と、暖房モード室温Tが上限(スイッチ
185で設定される上限設定値)以上の場合にはステッ
プS22へ進み圧縮機のOFFを記憶領域に設定する。
【0068】次いでステップS23を経て図7に示した
ステップS8へ進む。
【0069】以上のような動作を行なうことによって、
スイッチ183がリモートコントローラ側に設定されて
いる時は、リモートコントローラから出力される圧縮機
のON信号、FANのON信号、電気ヒータのON信
号、四方弁のON信号によって夫々の機器の運転が制御
されるが、クロスフローファンの送風量は設定スイッチ
170の設定に基づいて行なわれ、温度設定値の上限、
下限は設定スイッチ184,185の設定に基づいて行
なわれるものである。
【0070】
【発明の効果】以上のように本発明の空気調和機の制御
方法を用いると、すでに設置されているリモートコント
ローラを本発明の空気調和機に接続した場合、リモート
コントローラで設定された運転条件に基づいて空調運転
が行なわれ、保護動作やリモートコントローラで設定さ
れない運転条件は第1設定部の設定に基づいて制御され
る。
【0071】すなわち、空気調和機の備える上位機能を
失うことなくリモートコントローラの設定に基づいて空
調運転を行なうことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す空気調和機の一部を切欠
いた斜視図である。
【図2】図1に示した空気調和機の制御に用いる電気回
路図である。
【図3】図1に示した空気調和機の制御に用いる電気回
路図である。
【図4】図3に示した電気回路図のコネクタに接続され
る電気回路図である。
【図5】図3に示した電気回路図のコネクタに接続され
る電気回路図である。
【図6】図5に示した電気回路図のコネクタに接続され
るリモートコントローラの電気回路図である。
【図7】図1に示した空気調和機の主な動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】図1に示した空気調和機の主な動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
24 第1の設定値 170 風量選択スイッチ 171 運転モード選択スイッチ 172 温度設定スイッチ 183 切換スイッチ 184,185 設定スイッチ 186,187 スイッチ 206 切換スイッチ 209 ファンコントロールスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室温、風量、冷房/暖房モード等の運転
    条件を設定する第1の設定部、及びこの第1の設定部で
    設定された運転条件に基づいて圧縮機、送風機、冷房/
    暖房切換手段等の機器を動作させる信号を生成し、この
    信号に基づいて機器の運転をコントロールして空調運転
    を行なうと共に前記夫々の機器の異常時には所定の保護
    動作を行なう制御部を本体に有する空気調和機におい
    て、室温、冷房/暖房モードの運転条件を設定する第2
    の設定部で設定されたこれらの運転条件に基づいて前記
    夫々の機器を動作させる信号を生成するリモートコント
    ローラを空気調和機から分離して設けると共に、リモー
    トコントローラで生成された信号を用いて前記機器の運
    転を制御する際、前記制御部は前記リモートコントロー
    ラで生成された信号、及び第2の設定部で設定されず第
    1の設定部で設定される運転条件に基づいて得られる信
    号に応じて前記機器の運転をコントロールし、前記機器
    の異常時は前記リモートコントローラで生成される信号
    に影響されず前記所定の保護動作を行なうことを特徴と
    する空気調和機の制御方法。
JP4144326A 1992-03-13 1992-06-04 空気調和機の制御方法 Pending JPH05332593A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4144326A JPH05332593A (ja) 1992-06-04 1992-06-04 空気調和機の制御方法
TW081107584A TW200560B (en) 1992-03-13 1992-09-25 Air conditioner controlling device
US08/026,531 US5299430A (en) 1992-03-13 1993-03-04 Air conditioner
GB9304584A GB2265026B (en) 1992-03-13 1993-03-05 Air conditioner
KR1019930003941A KR970001287B1 (ko) 1992-03-13 1993-03-13 공기조화기의 제어장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4144326A JPH05332593A (ja) 1992-06-04 1992-06-04 空気調和機の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05332593A true JPH05332593A (ja) 1993-12-14

Family

ID=15359508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4144326A Pending JPH05332593A (ja) 1992-03-13 1992-06-04 空気調和機の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05332593A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9021822B2 (en) 2009-12-16 2015-05-05 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Air conditioner having a variable speed indoor side blower and flaps being control based on outside air temperature and indoor heat exchanger temperature

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9021822B2 (en) 2009-12-16 2015-05-05 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Air conditioner having a variable speed indoor side blower and flaps being control based on outside air temperature and indoor heat exchanger temperature

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5778147A (en) Dew preventing device for air conditioners
KR960010637B1 (ko) 공기조화기의 제어장치
US5299430A (en) Air conditioner
JPH04257674A (ja) 冷凍機の制御装置
JP2865382B2 (ja) 空気調和機の制御装置
JP4259668B2 (ja) 空気調和機
KR0155395B1 (ko) 공기조화기의 제어장치
JPH05332593A (ja) 空気調和機の制御方法
JPH0942802A (ja) 商用電源供給機能付空気調和システム
JP3738091B2 (ja) 空気調和機
KR0168172B1 (ko) 공기조화기의 음이온발생장치
JPH0854138A (ja) 空気調和機
JP3086644B2 (ja) 空気調和機
JP2859066B2 (ja) 空気調和機
JP3075792B2 (ja) 空気調和機の風量変更装置
US20030102121A1 (en) Air conditioner and method of controlling the same
JPH07286737A (ja) 空気調和機
JPH0942803A (ja) 商用電源供給機能付空気調和システム
KR0146408B1 (ko) 제어장치의 오동작 방지기능을 가진 공기조화기
JP3919046B2 (ja) 空気調和機及びそれを用いた温水回路
JP2810588B2 (ja) 空気調和機の制御装置
JPS63117692A (ja) 空調電動機用制御回路
JPH062884A (ja) 換気エアコン
JPS61139507A (ja) 車両用空気調和装置
KR100337915B1 (ko) 벽걸이형 전자렌지의 직류 후드모터 회전속도 제어회로