JPH05332588A - クリーンルーム空気調和システム - Google Patents

クリーンルーム空気調和システム

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Publication number
JPH05332588A
JPH05332588A JP14386992A JP14386992A JPH05332588A JP H05332588 A JPH05332588 A JP H05332588A JP 14386992 A JP14386992 A JP 14386992A JP 14386992 A JP14386992 A JP 14386992A JP H05332588 A JPH05332588 A JP H05332588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operator
clean room
hepa filter
fan
worker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14386992A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Minoshima
雅彦 簑島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP14386992A priority Critical patent/JPH05332588A/ja
Publication of JPH05332588A publication Critical patent/JPH05332588A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】クリーンルーム内の作業者からの発塵を降下風
速を高めることにより短時間で収束させる機能を持つ空
調システムにおいて、局所的に降下風速を高めることに
よって作業者不在時の不経済運転を防ぐ。 【構成】反射式赤外線センサ13とファン付HEPAフ
ィルタ16とモータシャッタ18を有する穴明きアクセ
スフロア17及び制御盤14を設け、センサ13が作業
者11を検知した時制御盤14からの指令でファン付H
EPAフィルタ16のファンの回転数が上がり、また、
それに応じた分だけ穴明きアクセスフロア17のモータ
シャッタ18の開度が大きくなることにより、作業者1
1の存在している場所だけの降下風速が上がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクリーンルーム空気調和
システムに関し、特にセンサにより作業者を検知し、そ
の作業者付近の降下風速を上げる機能を備えるクリーン
ルーム空気調和システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクリーンルーム空調システムで
は、作業者の有無にかかわらず降下風速は一定であり、
作業者からの発塵の早期収束を目的として、生産設備の
作業面付近の降下風速を高速化した方式のものでは、図
3の断面図に示すようにサプライプレナムチャンバを高
速用サプライプレナムチャンバ31と低速用サプライプ
レナムチャンバ32とに分離し、それぞれ高速用ボリュ
ウムダンパ33,低速用ボリュウムダンパ34により空
調機41からの空気の風量調節を行ない、HEPAフィ
ルタ42を介してその作業室内の降下風速を生産設備4
0付近の高風速エリア35と生産設備40から離れた低
風速エリア36とに分けている。
【0003】また、降下風速を分けたことにより、層流
を保つために穴開きアクセスフロア37に付属している
シャッタ38,39の開口率を高速用と低速用とにあら
かじめ別々に設定しており、常に一定層流の状態になる
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来のクリーンル
ーム空調システムでは、高風速エリアにおいても作業者
の有無にかかわらず降下風速を一定に保持しているた
め、作業者不在の場合にも作業室内高風速エリア全体が
高風速運転を余儀なくされており、そのほとんどが主要
発塵源である作業者からの発塵の早期収束という本来の
目的を達成しないまま不経済な運転状態となっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のクリーンルーム
空調システムは、作業室内の作業者の有無を検知するセ
ンサと、センサからの信号に応じて垂直層流を保持した
まま降下風速を増減可能な制御盤と、ファン付HEPA
フィルタと、モータシャッタ付穴明きアクセスフロアと
を備えている。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の第1のクリーンルーム空調システム
の断面図である。
【0007】生産設備12の近傍の壁面に反射式赤外線
センサ13があり、天井にはファン付HEPAフィルタ
16、床面の穴明きアクセスフロア17にはモータシャ
ッタ18が取り付けてあり、これらは制御盤14により
動作を制御される。
【0008】次にこれらの動作について説明する。ま
ず、作業者11が生産設備12の前面で作業をしていな
い通常時には、反射式赤外線センサ13は作業者検知信
号を制御盤14に出力しないため、制御盤14に内蔵さ
れたインバータ15は生産設備12の作業面直上に設置
されたファン付HEPAフィルタ16に一定周波数の電
力を送電し、その周波数に応じた回転数でファンが回転
し、空調機19から送られた空気はクリーンルーム内へ
一定速度の気流となってダウンフローしている。この
時、ファンに送電されている電源周波数は、ファン付H
EPAフィルタ16に隣接するHEPAフィルタ20か
らの降下風速と同じとなる様に設定されている。
【0009】次に作業者11が作業のため生産設備12
に接近する作業時には、反射式赤外線センサ13が作業
者を検知し、信号を制御盤14へ出力し、作業者11直
上のファン付HEPAフィルタ16へのインバータ15
からの出力周波数が増加する。その結果、ファン付HE
PAフィルタ16のファンの回転数が増加し、作業者1
1付近の降下風速が大きくなる。
【0010】また、風速の増大に対応し、気流垂直度の
乱れを防止するため、ファン付HEPAフィルタ16直
下の穴明アクセスフロア17に付属するモータシャッタ
18の開度が大きくなる様制御される。作業終了後、作
業者11が生産設備12から離れると、赤外線センサ1
3が作業者無しを検知し通常状態にもどる。
【0011】次に本発明の第2の実施例につき図面を参
照して説明する。図2は本発明の第2の実施例のクリー
ンルームの断面図である。クリーンルーム作業室内に設
置されている生産設備22の上方の天井フィルタ支持フ
レームに赤外線センサ23が設置されており、このセン
サ付近にファン付HEPAフィルタ26、その直下の床
面の穴明きアクセスフロア27にはモータシャッタ28
が取り付けてあり、これらは制御盤24により動作を制
御される。なお、第1実施例と同様制御盤24にはイン
バータ25が内蔵され、ファン付HEPAフィルタ26
には隣接してHEPAフィルタ30が設けられている。
【0012】その動作は、赤外線センサ23により作業
者21を検知し、空調機29からの送られた空気はファ
ン付HEPAフィルタ26のファンの回転数を上げて降
下風速を大きくし、穴明きアクセスフロア27のモータ
シャッタ28の開度を大きくすることにより気流垂直度
の乱れを防ぐようになっており、第1実施例と変わらな
いが、センサ23の取付位置を壁面から天井フィルタ支
持フレームへ変更したことで、第1実施例では対応不可
能であった壁埋込み型以外の生産設備に対しても対応可
能となる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、作業者の
有無を検知し、作業者がウェハー作業をする時のみ局所
的に降下風速を上げることを可能としたため、作業者の
有無にかかわらず降下風速を上げていた従来のクリーン
ルーム空調システムに比べ、経済的であるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の断面図である。
【図2】本発明の第2実施例の断面図である。
【図3】従来のクリーンルーム空調システムの断面図で
ある。
【符号の説明】
11,12 作業者 12,22,40 生産設備 13,23 反射式赤外線センサ 14,24 制御盤 15,25 インバータ 16,26 ファン付HEPAフィルタ 17,27,37 穴明きアクセスフロア 18,28 モータシャッタ 19,29,41 空調機 20,30,42 HEPAフィルタ 31 高速用サプライプレナムチャンバ 32 低速用サプライプレナムチャンバ 33 高速用ボリュウムダンパ 34 低速用ボリュウムダンパ 35 高風速エリア 36 低風速エリア 38,39 シャッタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業室内に清浄空気をダウンフローさせ
    るクリーンルーム空気調和システムにおいて、作業室内
    に設けたセンサにより作業者の有無を検知し、この検知
    信号に基づき作業者有の場合作業者付近の降下風速を上
    げる制御手段を備えることを特徴とするクリーンルーム
    空気調和システム。
JP14386992A 1992-06-04 1992-06-04 クリーンルーム空気調和システム Pending JPH05332588A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14386992A JPH05332588A (ja) 1992-06-04 1992-06-04 クリーンルーム空気調和システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14386992A JPH05332588A (ja) 1992-06-04 1992-06-04 クリーンルーム空気調和システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05332588A true JPH05332588A (ja) 1993-12-14

Family

ID=15348890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14386992A Pending JPH05332588A (ja) 1992-06-04 1992-06-04 クリーンルーム空気調和システム

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JP (1) JPH05332588A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7017306B2 (en) * 2001-01-18 2006-03-28 Carlisle Process Systems Limited Containment assembly
US7674165B2 (en) * 2006-02-10 2010-03-09 Qisda Corporation Electronic device and heat dissipation module thereof
KR101501194B1 (ko) * 2013-07-24 2015-03-11 (주) 지트시스템 냉방 각도가 조절되는 전산실 냉방시스템

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7017306B2 (en) * 2001-01-18 2006-03-28 Carlisle Process Systems Limited Containment assembly
US7674165B2 (en) * 2006-02-10 2010-03-09 Qisda Corporation Electronic device and heat dissipation module thereof
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980331