JPS62218754A - 室内冷房方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷風を多数の吹出口から室内に供給する冷房方
法及びその装置に関する。

従来の技術　　　。

一般に室内の冷房を行う手段としては、室内が比較的狭
い場合には一側壁側に空調機を備え、水平流方式により
冷風を送り出す備造が採られ、面位が広い場合には冷却
された空気を天井に沿って敷設されたダクトに導ひき、
多数の吹出口から供給する垂直流方式が採られている。

ただし、ここにいう冷風とは狭義の冷風に限らず人体に
快感を与える湿度の空気を指すものである。

発明が解決しようとする問題点 上記多数の吹出口から冷風を供給する広い室内において
、作業の種類によっては小数の作業者が作業し、かつ作
業位置が一定しない場合があり、このため室内全体を冷
房する手段が採られているが冷風を供給する空調機もこ
れに応じて大きな能力を必要とし、消費電力も大となり
、きわめて不経済である。

本発明はかかる点に鑑み作業者が快適に作業できるよう
に作業者の移動に応じその近辺にのみ冷風を供給し、こ
れにより比較的小型の空調機により広い面積の室内の冷
房を可能とすることを目的とする。

問題点を解決するための手段 上記目的を達成するための第１の発明方法は室内Ａの上
方に主ダクト３及びこれに接続される多数の分岐ダク）
４１．ｉｔ設し、各分岐ダクトに設けられる多数の吹出
口２０から冷風を吹き出す室内冷房方法において、吹出
口２０には切換えダンパ２）を備え、常時は切換ダンパ
２）により吹出口を閉塞すると共に、作業者Ｗが吹出口
からの冷風供給範囲内にいるとき、これを検出し、所定
時間以上検出全継続したとき、切換ダンパ２）を作動し
吹出口２０を開口することを要旨とするものである。

第２の発明は上記方法を実施する装置に関し、冷風を送
り出す空調機２と、この空調機に連結される主ダクト３
及び主ダクトに取付けられる複数の分岐ダク）４を備え
、分岐ダクトにはそれぞれ多数の吹出口２０をｑＵえ、
吹出口から室内Ａに冷風を供給する室内空気冷房装置１
において、吹出口２０には切換ダンパ２）を備え、常時
は吹出口を閉塞すると共に、吹出口２０からの冷風供給
範囲内の作業者を検出する検出器２２並びに検出器がら
の検出信号を受入れるコントローラ２３ヲ備え、コント
ローラは所定時間以上の検出信号が継続印加したとき切
換ダンパ２）ヲ開放位置に回動するこちを要旨とするも
のである。

作用 作業者が吹出口２０に対する冷風供給範囲を通過すると
きの短時間の検出器２２の検出では切換ダンパ２）は作
動せず、閉塞状態にあるが、作業のため上記範囲内に所
定時間以上滞在するときは切換ダンパ２）　を回動し、
冷風を供給する。

実施例 以下、第１図乃至第３図に例示するところに従って本発
明による室内の冷房方法を説明する。

第２図は工場の呈同Ａに対する冷房のレイアウトを示す
ものである。冷ｆＰｊ装置１は適所に設けられる空調機
２と、この空調機２に接続される主ダクト３及び主ダク
ト３に取付けられる分岐ダクト４をＩｉ＆える。空調ｍ
２は一般にエアハンドリングユニットと称せられ、吸引
する空気を濾過するエアフィルタ５と熱交換器６及びエ
リミネータ７並びにファン８をＶｉｆｆえ、熱交換ａ６
は冷凍機１０に連結され、７アン８の駆動により空気取
入口９から吸引される空気はエアフィルタ５によりＦ＋
過し、熱交換器６により冷却し、エリミネータフにょう
水油を防止し、７アン８により主ダクト３を介して各分
岐ダクト４．４・・・に分配供沿する。

各分岐ダクト４．４・・・は室内Ａの天井に沿っては寸
等間隔に敷設され、それぞれ所定間隔を存して多数の吹
出口２０が取付けられる。

それぞれの吹出口２０には切換ダンパ２）　＊　ｔｗえ
る。

この切換ダンパ２）は例えば電動機により開開する電動
式とし、常時は閉塞状態に維持する。

２２は吹出口２０に対向する位置付近に近接する作業者
Ｗを検知する検知器であり、赤外線センサ等を以て構成
され、吹出口２０からの冷風供給範囲Ｂ内に位置する作
業者を検出するため上記冷風供給範囲Ｂに対応する検知
角度Ｃｆｃ有するもので、作□業者Ｗを検出したときコ
ントローラ２３を作動し、前記切換ダンパ２）　を作動
し開放位置に回動する。

ただし、コントローラ器は、作業者が単に当該吹出口の
冷風供給範囲Ｂを通過したのみでは、その都度切換ダン
パ２）をＯＮ、ＯＦＦさせる必要がなく、検知器２２か
らの信号が一定時間持モヱした後に切換ダンパ２）を作
動し開放位置に回動する。また作業者の作業によっては
、作業中に上記冷風供給範囲Ｂ即ち検知角度Ｃから一時
的に外れることがある。

このためコントローラ詔は検出器２２からの信号が断続
した場合においても切換ダンパ２）　を継続して開放状
態に維持するように検知器２２からの信号がＯＦＦとな
った後も所定時間切戻ダンパ２）を開放状態に維持する
。

図中２５は各分岐ダクト４の先端に取付けられる吹出し
空気の調節ダンパである。これは主ダクト３及び分岐ダ
クト４中の空気が室温により上昇し、開口した吹出口２
０から高温の空気の噴出による不快感を防止するため、
各ダクト中は常時僅少の空気を流出し、ダクト内の空気
温度の上昇を防止するようにしたもので、吹き出し空気
量は室温等により手動あるいは適宜の手段にてＡ節する
。

上記構成において、空調機２から送り出された冷風は主
ダクト３を介して各分岐ダクト４，４・・・に分配供給
され、各分岐ダクトに設けた吹出口２０゜２０・・・は
閉塞状態にあるも分岐ダクト中の冷風の一部は先端の調
節ダンパ２５から排出され、従ってダクト中の空気温度
は上昇することがない。

この状態において作業者Ｗが適宜の吹出口２０付近に近
接し、この吹出口２０に対応する検知器２２の検知角度
Ｃに入ったとき、検知器２２は検知信号をコントローラ
乙に印加する。ただし作業者が単に吹出口の前面を通過
するのみで検知信号発生時間が短いときはコントローラ
おは出力せず、従って切換ダンパ２工は閉塞状態にある
。この状態を第３図において（１）として示す。

次に作業者Ｗが吹出口２０の対向位置にて作業するとき
、検知器２２からは検知信号が継続してコントローラ詔
に印加され、コントローラ詔は一定時間ｔ１経過後切換
ダンパ２）　ｋ作動し開放位置に回動し、吹出口２０か
ら冷風を吹き出させる。作業者が作業を終了し検知器２
２の検知角度Ｃを外れた後即ち検知信号が終了後若干の
設定時間ｔ２後コントローラ詔は切換ダンパ２）を旧に
復し吐出口２０を遮断する。この状ＴｔＱ　を第３図に
おいて（ＩＩ）にて示す。

上記設定時間ｔ２は作業者Ｗが作業の都合上短時間検知
角度Ｃから外れることがある。この場合切換ダンパ２）
はそのま＼開放状態に維持させる余裕時間に設定するも
ので、作業者が再び検知角度Ｃ内に復帰したとき、冷風
は引き続き吹き出される。この状Ｍｌ　ｗ第３図におい
て（１）にて示す。

なお切換ダンパ２）がすべて全閉状態になるときファン
がしめ切り運転となる。これを防ぐためインバータ等に
より風量調整を行い、最低風量を流すようにする。

発明の効果 本発明によるときは、作業者が作業をする場所に対して
のみ冷風を供給するようにしたから１作業者は快適な状
態で作業することができ、切換ダンパは作業者が単に吹
出口下方を通過する時は作動せず、作業のため一定時間
以上検知器の検知範囲内にいるとき開放して冷風を供給
すると共に、その切換えは自動的に行うようにしたから
空調機の送り出し風量は小量で足り、従って比較的小型
の空調機により広い室内の冷房を行うことができる等の
効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法を実施するための装置の概略説明図
、第２図は該装置のレイアウト図、第３図は、検知器、
切換ダンパ一時間線図である。 ＩＶ１室内冷房装置、２は空調機、３は主ダクト、４は
分岐ダクト、２０は吹出口、２）は切換ダンパ、２２は
検知器、２３はコントローラ、２５は調節ダンパ、Ａは
室内、Ｂは冷風供給範囲、Ｗは作業者である。 特許出願人　　日立冷熱株式会社 代　理　人　　池　１）万喜生 外１名 第１図 ５　６’　−Ｂ　−−→　　−ｂ ７　　　　・９−タ範沁 第２図 第３図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）室内上方に多数のダクトを敷設し、それぞれのダ
   クトに設けられる多数の吹出口から冷風を吹き出す室内
   冷房方法において、吹出口には切換ダンパを備え、常時
   は切換ダンパにより吹出口を閉塞すると共に、作業者が
   吹出口からの冷風供給範囲内にいるとき、これを検出し
   、所定時間以上検出を継続したとき上記切換ダンパを作
   動し吹出口を開口することを特徴とする室内冷房方法。
2. （２）それぞれのダクトは先端から常時適量の電気を噴
   出し、ダクト内の空気温度の上昇を防止することを特徴
   とする特許請求の範囲第１項に記載の室内冷房方法。
3. （３）冷風を送り出す空調機と、この空調機に連結され
   る主ダクト及び主ダクトに取付けられる複数の分岐ダク
   トを備え、分岐ダクトにはそれぞれ多数の吹出口を備え
   、吹出口から室内に冷風を供給する室内冷房装置におい
   て、吹出口には切換ダンパを備え、常時は吹出口を閉塞
   すると共に、吹出口からの冷風供給範囲内の作業者を検
   出する検出器並びに検出器からの検出信号を受入れるコ
   ントローラを備え、コントローラは所定時間以上の検出
   信号が継続印加したとき切換ダンパを開放位置に回動す
   ることを特徴とする室内冷房装置。
4. （４）各分岐ダクト先端には調節ダンパを取付け、常時
   適量空気を放出することを特徴とする特許請求の範囲第
   ３項に記載の室内冷房装置。