JPH05332067A - 自動取引装置用ブース - Google Patents

自動取引装置用ブース

Info

Publication number
JPH05332067A
JPH05332067A JP10001091A JP10001091A JPH05332067A JP H05332067 A JPH05332067 A JP H05332067A JP 10001091 A JP10001091 A JP 10001091A JP 10001091 A JP10001091 A JP 10001091A JP H05332067 A JPH05332067 A JP H05332067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
booth
rotary table
automatic transaction
transaction device
maintenance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10001091A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Oyama
晃弘 大山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10001091A priority Critical patent/JPH05332067A/ja
Publication of JPH05332067A publication Critical patent/JPH05332067A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】取扱時間終了後の自動取引装置の防犯性の向上
と、現金カセットの交換と機械室内で行なう保守点検ス
ペースを確保し、使い勝手の優れた自動取引装置用ブー
スを提供する。 【構成】開店状態(a)から閉店する時には、回転テー
ブル4が反時計方向に、90°回転して防犯パネル12
を客室2側に向けて停止し(b)、自動取引装置1後部
と外壁との間隔が狭いため、客室2から及び保守扉7を
破壊して機械室3に侵入しても、現金カセットを引出す
ことは困難であり、また、保守点検時にはさらに反時計
方向に180°回転し(c)自動取引装置1の後部点検
扉から装置本体1cを客室2側へ引出す。現金カセット
交換時には、開店時の状態(a)から回転テーブル4
を、時計方向に、90°回転させて停止し(d)、機械
室3内で現金カセットを交換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動取引装置を収容す
る屋外ブースに係り、特に防犯性と設置空間の有効利用
に好適な自動取引装置用ブースに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の屋外ブース内に設置した自
動取引装置1を示す平面図である。回転テーブル4上に
は半円形防犯パネル12が設置されており、保守及び現
金交換時には、回転テーブル4を180°回転させ自動
取引装置1の後部にある点検扉を客室2の側へ向けて作
業を行なうため、現金交換状態が外から見え防犯的に問
題があった。また、外壁10に設けた外部保守扉16
は、回転テーブル4の機構部などの修理時に使用されて
いるが、外部から破壊される危険があり、また、機械室
3が狭く警備用監視盤17の収納する余裕がないという
問題点もあった。特願平2−64055号は、本発明の
先行出願として複数台の自動取引装置を収容する屋外ブ
ースの設置スペースに関するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、取扱時間終
了後の自動取引装置の防犯性の向上と、現金カセットの
交換と機械室内で行なう保守点検スペースを確保し、使
い勝手の優れた自動取引装置用ブースを提供することを
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
は特許請求の範囲に記載されている。すなわち、本発明
の目的は、外壁で囲まれたブースと、該ブース内の一隅
に設けられ自動取引装置を載置して回転・停止する回転
テーブルと、前記一隅を形成する外壁との間を除く前記
回転テーブル周辺に設けた取扱空間と、前記回転テーブ
ルを所定の位置に停止させる制御装置と、前記自動取引
装置の顧客操作側と反顧客操作側は開放し左右両側は覆
うように前記回転テーブル上にその外周に沿って対向・
立設した1対の枠体と、前記枠体と協同して前記ブース
内を自動取引装置内側と客室側とに区分する仕切板と、
前記仕切板の一部に開閉口を備えてなる自動取引装置用
ブースによって達成される。
【0005】
【作用】開店状態から閉店する時には、回転テーブルが
反時計方向に、90°回転して防犯パネル面を顧客操作
側に向けて停止し、自動取引装置後部と外壁との間隔が
狭いため、客室から及び保守扉を破壊して機械室に侵入
しても、現金カセットを引出すことは困難であり、ま
た、保守点検時にはさらに反時計方向に180°回転し
自動取引装置の後部の点検扉から装置本体を客室側へ引
出すことができる。また、現金カセット交換時には、開
店時の状態から回転テーブルを時計方向に、90°回転
させて停止し、機械室内で現金カセットを交換すること
ができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面によって説明
する。図1は、本発明に係る現金自動取引装置1を設置
した屋外ブース50の一実施側の側面断面図、図2は、
同正面断面図を示し、図6に示した従来技術と同一符号
は同一機能を有する。すなわち自動取引装置1は、屋外
ブース50の外壁10内部に収納されており、回転テー
ブル4上に固定した1対の枠体、すなわち防犯パネル1
2と化粧パネル13が、自動取引装置1を囲んで立設さ
れている。また、屋外ブース50は仕切板9によって客
室2と機械室3とに区分されており、客室2からは保守
扉7を開いて機械室3へ入室することができる。
【0007】図3は、開店時(a)、閉店時(b)、保
守時(c)、現金交換時(d)の位置関係を示す屋外ブ
ース50の平面断面図である。図3(a)は開店時の自
動取引装置1の取扱状態を示す図であって、半円形断面
の防犯パネル12と化粧パネル13とが対向して回転テ
ーブル4上に固定され自動取引装置1の顧客操作側と後
部側の2方向は開口している。回転テーブル4はギヤー
モータ5により、時計方向と反時計方向に回転可能のよ
うに構成されている。また回転テーブル4には仕切板9
aを固定し、屋外ブース50の外壁10には仕切板9b
を設置する事により、屋外ブース50の内を機械室3、
客室2に区分し、自動取引装置1の後部へは入室できな
いようにしてある。また、仕切板9bには、通常は施錠
されているが開閉可能な保守扉7を設け、客室2から機
械室3への出入りが可能のようにしている。機械室3内
には屋外ブース50の警備用監視盤17が設置されてお
り、自動取引装置1、回転テーブル4の駆動、及び照
明、テレレビカメラ、空調装置の動作を行うようになっ
ている。
【0008】図3(b)は閉店時の位置を示し、図3
(a)の位置から、回転テーブル4が反時計方向に90
°回転した状態を示すもので、半円形断面の防犯パネル
12の表面が顧客操作側に正対し、自動取引装置1が客
室2側から見えないようにしている。
【0009】図3(c)は保守時の位置を示す。回転テ
ーブル4は図3(b)の位置からさらに90°回転し、
自動取引装置1後部の点検扉1aは客室2側に向き内部
装置1cを客室2側へ引出して保守点検を行なう。
【0010】図3(d)は現金カセット交換時の位置を
示し、図3(a)の位置から、回転テーブル4が時計方
向に90°回転した状態を示し、化粧パネル13の表面
が顧客操作側に向き自動取引装置1が客室2側から見え
ないようにしている。現金カセットの交換要領は保守扉
7を開いて機械室3の内部に入り、保守扉7を閉め自動
取引装置1の後面の点検扉1aを開き現金カセット1b
を交換する。交換終了後は反時計方向に90°させ回転
させて元の状態に戻す。
【0011】以上のように、回転テーブル4の回転によ
り自動取引装置1の位置は、図3(a)、(b)、
(c)、(d)の4つの取扱状態となる。次に防犯パネ
ル12は、2層以上の特殊材料を積層して強度を高めて
防犯性の向上を図ったている。化粧パネル13は、現金
交換時のみ客室2側と対向するだけであるから、プラス
チック板などで軽量化することが好ましい。また、これ
ら防犯パネル12、化粧パネル13は半円形断面のもの
を示したが平板形あるいは多角形断面を有するものでも
よい。一方機械室3内には、自動取引装置1、照明、I
TV、空調機等の制御を行う制御盤14の他に、時間指
示、防犯センサの制御を行なう警備用監視盤17を実装
する空間が設けられる。
【0012】また、これら4つの状態の停止位置を確認
するセンサの動作を図4によって説明する。図4は、開
店時(a)、閉店時(b)、保守時(c)、現金交換時
(d)のセンサによる4つの異なる停止位置を示す。4
つの停止位置を指定するには、一般に4個の近接センサ
を使用するが、本実施例では図4に示すように、3個の
センサと5個の反射板を組み合わせて位置の制御を行っ
ている。例えば3個の近接センサ(例えば磁気センサ)
20a、20b、20cを屋外ブース50の固定部にセ
ットし、回転テーブル4に反射板21、22、23、2
4、25を配設し回転テーブル4の停止位置の指定動作
を制御している。図5は前記4つ状態に対する各センサ
のON−OFF関係を示す図表である。但し、例えば、
開店から閉店への状態に回転テーブル4が動作する場合
には、反射板21と対向しているセンサ20aのON→
OFF動作は、反射板23と対向しているセンサ20c
のON→ON動作より遅れるから、先ずOFF動作を先
行させるなど、反射板21〜25の位置の相違による動
作時間の若干の調整が必要である。
【0013】なお、請求項1記載の取扱空間とは、実施
例における現金カセットの交換に必要な空間、または保
守点検に必要な空間をいい、開閉口とは、例えば実施例
では保守扉7を指すが、扉型のみでなく引き戸式のもの
も含めたものをいい、設置位置も図示に限定されない。
また、請求項1記載の回転テーブルを所定の位置に停止
させる制御装置とは、例えば実施例のセンサ20及び反
射板21〜25を指すものである。上記実施例は、現金
交換時に開放する点検扉1aを自動取引装置1の後部に
有する、いわゆる後面機について記したが、点検扉1a
を前面に備える前面機にも同様に適用が可能である。
【0014】従来、機械室3へ入室する保守扉7が外壁
10と一体に屋外ブース50の側面または後面に付設さ
れていたため、監視が容易でなく破壊されることも多か
ったが、本実施例では現金の交換時には、客室2に臨ん
で設けた保守扉7を開いて機械室3へ入室することがで
き、しかもガラス壁15を透して保守扉7を監視するこ
とができるので防犯性が良い。また、現金交換時には自
動取引装置1を90°回転させ、保守扉7を開いて機械
室3に入り、客室2からから見られることなく現金カセ
ット1bを交換することができる。このとき化粧パネル
12が客室2側に向いており、顧客に対し取扱業務の一
時停止中であることの表示を兼ねることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明の実施により、閉店時には、自動
取引装置の現金カセットが外壁との間の狭い空間に守ら
れて防犯性が向上し、現金カセットの交換時には、機械
室内の保守点検空間で十分な取扱いスペースを確保する
ことができ、保守点検時には、作業を客室内で行なうこ
とができ、しかも機械室へは客室に面した保守扉から出
入りすることができるなど、防犯性と使い勝手の優れた
自動取引装置用ブースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動取引装置用ブースの側面断面
図である。
【図2】同じく自動取引装置用ブースの正面断面図であ
る。
【図3】同じく自動取引装置用ブース開店時(a)、閉
店時(b)、保守時(c)、現金交換時(d)状態を示
すの平面断面図である。
【図4】図3における4つの状態の停止位置を確認する
センサの動作を示す図である。
【図5】図4に対する各センサのON−OFF関係を示
す図表である。
【図6】従来の自動取引装置用ブースの平面断面図であ
る。
【符号の説明】
1 現金自動取扱装置 1a 点検扉 1b 現金カセット 1c 装置本体 2 客室 3 機械室 4 回転テーブル 5 ギヤモータ 6 ベアリング 7 保守扉 8 入口扉 9 仕切板 10 外壁 11 天井 12 防犯パネル 13 化粧パネル 14 制御盤 15 ガラス板 16 外部保守扉 17 警備用監視盤 20 センサ 21、22、23、24 反射板 50 屋外ブース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁で囲まれたブースと、 該ブース内の一隅に設けられ自動取引装置を載置して回
    転・停止する回転テーブルと、 前記一隅を形成する外壁との間を除く前記回転テーブル
    周辺に設けた取扱空間と、 前記回転テーブルを所定の位置に停止させる制御装置
    と、 前記自動取引装置の顧客操作側と反顧客操作側は開放し
    左右両側は覆うように前記回転テーブル上にその外周に
    沿って対向・立設した1対の枠体と、 前記枠体と協同して前記ブース内を自動取引装置内側と
    客室側とに区分する仕切板と、 前記仕切板の一部に開閉口を備えてなることを特徴とす
    る自動取引装置用ブース。
  2. 【請求項2】 前記回転テーブルが停止した位置によ
    り、前記枠体の何れか一方が前記自動取引装置を前記客
    室側から隠蔽するように構成したことを特徴とする請求
    項1記載の自動取引装置用ブース。
  3. 【請求項3】 前記枠体の何れか一方が前記自動取引装
    置を前記客室から隠蔽した位置において、前記顧客操作
    側若しくは反顧客操作側の何れか一方は、前記取扱空間
    に対面するように構成したことを特徴とする請求項1記
    載の自動取引装置用ブース。
JP10001091A 1991-05-01 1991-05-01 自動取引装置用ブース Pending JPH05332067A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10001091A JPH05332067A (ja) 1991-05-01 1991-05-01 自動取引装置用ブース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10001091A JPH05332067A (ja) 1991-05-01 1991-05-01 自動取引装置用ブース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05332067A true JPH05332067A (ja) 1993-12-14

Family

ID=14262592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10001091A Pending JPH05332067A (ja) 1991-05-01 1991-05-01 自動取引装置用ブース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05332067A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0855257A (ja) * 1994-06-06 1996-02-27 Dengenshiya:Kk 現金取り扱い装置
JP2006037616A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Toppan Printing Co Ltd 金融店舗用構造体
JP2014123217A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Oki Electric Ind Co Ltd 現金処理装置
JP2020021431A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 光水 佃 賃貸用店舗構造および店舗管理システム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0855257A (ja) * 1994-06-06 1996-02-27 Dengenshiya:Kk 現金取り扱い装置
JP2006037616A (ja) * 2004-07-29 2006-02-09 Toppan Printing Co Ltd 金融店舗用構造体
JP2014123217A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Oki Electric Ind Co Ltd 現金処理装置
CN104838429A (zh) * 2012-12-20 2015-08-12 冲电气工业株式会社 现金处理装置
US9666011B2 (en) 2012-12-20 2017-05-30 Oki Electric Industry Co., Ltd. Cash processing apparatus
JP2020021431A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 光水 佃 賃貸用店舗構造および店舗管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4399755A (en) Structure for automatic teller machine
US4627193A (en) Revolving door control system
US4681044A (en) Access door system
US5526615A (en) Automatic transaction machine storing apparatus
US20080244978A1 (en) Motorized security revolving door
EP0305340A1 (en) A security vestibule entry for controlled access to banks and the like
GB2087473A (en) Secured Transaction Processing System
JPH05332067A (ja) 自動取引装置用ブース
USRE33407E (en) Revolving door control system
JPH02127387A (ja) エレベータの乗場三方枠装置
JPH0718850Y2 (ja) サービス機器用ブース及びサービス機器用スライド装置
JPH0542557Y2 (ja)
JP3387841B2 (ja) 回転式遮蔽扉装置
JP5274273B2 (ja) 建物
JPH0565783A (ja) 部内への立入を管理する回転ドア
JPH03266093A (ja) 自動取引装置
JPH0142035B2 (ja)
JP2000259972A (ja) 管理室制御盤
JPH04185870A (ja) スライド式カプセルブース
JP2530030Y2 (ja) 開閉扉の防犯装置
JPH1176439A (ja) シート扉付きのシャッター装置
KR970010960B1 (ko) 자동 거래기 수납 장치
JPH05195669A (ja) 自動取引店舗
JP2010196428A (ja) セキュリティゲート
JPH04304591A (ja) 自動取引店舗