JPH0542557Y2 - - Google Patents

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JPH0542557Y2
JPH0542557Y2 JP1987094370U JP9437087U JPH0542557Y2 JP H0542557 Y2 JPH0542557 Y2 JP H0542557Y2 JP 1987094370 U JP1987094370 U JP 1987094370U JP 9437087 U JP9437087 U JP 9437087U JP H0542557 Y2 JPH0542557 Y2 JP H0542557Y2
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JP
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service equipment
turntable
machine room
pair
box
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JP1987094370U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、キヤツシユデイスペンサなどのサー
ビス機器を収容するためのサービス機器用ブース
に関し、特に防犯に役立つサービス機器用ブース
に関する。
[従来の技術] キヤツシユデイスペンサなどのサービス機器
は、いわゆるプレハブブースに収容されているも
のがある。
[考案が解決しようとする問題点] ところでこのようなブースに収容されたサービ
ス機器は、閉店後にブース内に侵入されていたず
らされたり、悪用されたりすることがある。
また従来のブースは、サービス機器の背面部や
側面部に保守点検用のスペースを設けてあり、ブ
ースが大型化するという問題点がある。
そこで本考案は、このような従来の問題点を解
決するために提案されたものであり、防犯に役立
つとともに、保守点検用のスペースを確保する必
要がなくブースを小型化できるサービス機器用ブ
ースを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案によるサービ
ス機器用ブースにおいては、客室と機械室とに区
画されたボツクスを有し、機械室にサービス機器
を設置するサービス機器用ブースであつて、 ボツクスは、正面に出入口を有し、左右側面、
背面、上面が覆われたものであり、袖板の対を有
し、 対の袖板は、ボツクス内を客室と機械室とに区
画するものであり、ボツクスの左右側面に設置さ
れ、 袖板の対間には、サービス機器の操作部を客室
に向けて開口する開口部が形成され、 客室は、前記出入口から対の袖板に至る客の進
入スペースを形成するボツクス内の区画であり、 機械室は、対の袖板から背面までの区画であ
り、ターンテーブル及び開閉用のドアを有し、 ターンテーブルは、サービス機器の設置台であ
り、回転駆動機構に連結され、覆い板を有し、 回転駆動機構は、ターンテーブルを所定の回転
角度に回転駆動するものであり、 覆い板は、前記袖板の対間の開口部を覆うに必
要な長さでターンテーブルの周縁一部に立上が
り、ターンテーブルの回転に伴つて前記開口部を
開閉するものであり、 ドアは、機械室内のサービス機器を点検するた
めのものであり、 サービス機器は、現金自動支払い機、現金自動
預け入れ・支払機などの機器であり、該機器の客
が操作する操作部及び保守、点検のために開かれ
る機器の面が覆い板に覆われないように方向を設
定してターンテーブル上に設置されたものであ
る。
[作用] 上述の本考案では、キヤツシユデイスペンサな
どのサービス機器によるサービス業務が停止され
る閉店中に、サービス機器を載置した上記ターン
テーブルを回転駆動機構によつて回転すること
で、サービス機器が方向転換され、機械室内に横
向きに格納されるとともに、上記覆い板も回転し
てこの覆い板と袖板によつて客室と機械室とが完
全に仕切られる。したがつて、機械室内へは人が
侵入できなくなり、防犯に役立つ。
また保守点検時には、機械室のドアを開いて行
うほか、保守、点検のために開かれるサービス機
器の側面部または背面部が客室側を向くようにタ
ーンテーブルを回転させれば、客室のスペースを
利用して、サービス機器の保守点検を行なうこと
ができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図には、本考案に係るサービス機器用ブー
スの縦断面図が示されており、第2図にはその縦
断正面図が示されている。
同図で、上記サービス機器用のボツクスは、現
金自動支払い機(キヤツシユデイスペンサ)や現
金自動預け入れ・支払い機(オートメイテツド・
テラー・マシーン)などのサービス機器1を収容
する機械室2と、このサービス機器1の操作用ス
ペースとなる客室3とに区画されている。機械室
2は、第3図に示されるように左右の側面板5,
6と背面板7によつて周囲が覆われており、背面
板7には、サービス機器の保守、点検用のドア7
aが設けられている。また客室3は、上記側面板
5,6に連続する左右の側面板8a,8bと客室
3への出入り用の正面ドア9によつて周囲が覆わ
れている。これら側面板8a,8bおよび正面ド
ア9は防犯ガラス板からなる。
ここで機械室2側の側面板5,6および背面板
7、客室3側の側面板8a,8b、屋根10は、
上記サービス機器用ブースのボツクス4を構成し
ている。
また機械室2の床面には、サービス機器1が載
置されるターンテーブル11が設けられている。
このターンテーブル11は、中心軸12が床下の
軸受13に軸支されているとともに、周辺部の下
面がほぼ90°毎に床下に配設された4個のボール
ベアリング14によつて支えられて回転自在とな
つている。このターンテーブル11の外周には、
ギア11aが形成されており、取付板15に固定
された減速モータ16の駆動軸16aに取付けて
あるギア17がこのギア11aと噛み合つてい
る。これにより、モータ16の回転駆動力を受け
て、サービス機器1を載せたターンテーブル11
が低速回転される。なおサービス機器1の頂部と
天井20の近傍間には、仕切板28が設けられて
いる。
また機械室2の床面には、客室3から機械室2
内への人の侵入を阻止するための左右の袖板1
8,19が立設されている。これら袖板18,1
9は、側面板5,6からターンテーブル11の近
傍までの間に設けられている。また袖板18,1
9は、保守点検時に機械室2に出入りできるよう
開閉可能となつている。したがつて、ボツクスの
正面ドア9から袖板18,19までの区画が客室
3であり、袖板18,19から背面板7までの区
画が機械室2であり、対の袖板18,19間に
は、サービス機器1の前面操作部1aを臨ませる
開口部29が形成される。
またターンテーブル11上にも、機械室1内へ
の侵入阻止用の袖板21,22が立設されてお
り、これら袖板21,22は第3図に示すように
上記袖板18,19の端部からサービス機器1の
側面部までの間に設けられている。
またターンテーブル11の周縁部には、第3図
に示すようにサービス機器1のたとえば保守・点
検のときにも開かれることがない左側面側を覆う
平面が円弧状の覆い板23が立設されている。こ
の覆い板23の幅長は、ターンテーンブル11が
第4図に示すように回転したときに、上記袖板1
8,19の端部間(入口29)を覆つて完全に機
械室1内への人の侵入を阻止できる長さとなつて
いる。
また機械室2には、ブース内の諸設備をスケジ
ユールによつて自動発停するためのスケジユール
タイマや、センターからの指令を受ける制御回
路、マニユアルによつて上記ターンテーブル11
を回転するためのスイツチなどが設けられた制御
ボツクス24が取り付けられている。
また機械室2の天井20には、空調器25が設
けられており、客室3の天井26には室内照明用
の蛍光灯27が取り付けられている。
このように構成される上記サービス機器用ブー
スでは、客が操作する前面操作部1A及び保守、
点検のために開かれることがある機器の背面1B
(又は右側面)が覆い板23に覆われないように
方向を選定してサービス機器1をターンテーブル
11上に据付ける。実施例では、機器の背面1B
が点検のために開かれる面である。実施例におい
て、第3図に示すように開店中はサービス機器1
の前面操作部1Aが客室3側を向いた状態にあ
り、客室3内よりサービス機器1の操作を行なう
ことができる。また、トラブル発生の際には、機
械室の点検用のドアを開いてサービス機器1の点
検を行う。
これに対して閉店時は、制御ボツクス24内の
スケジユールタイマからの指令やスイツチの操作
などによつて、モータ16が起動されて、第4図
に示すようにサービス機器1を載置したターンテ
ーブル11が反時計方向に90°回転される。これ
によりサービス機器1の前面操作部1Aは、側面
板6と対面して機械室2内に横向きに格納される
とともに、袖板18,19間の入口29は上記覆
い板23によつて完全に覆われるので、サービス
機器1の操作を客室1側からは行なえないととも
に、機械室2内へは人が侵入できなくなり、防犯
に役立つ。
またサービス機器1の保守点検時には、上記制
御ボツクス24内のスイツチを操作することによ
り、第3図の状態から180°反時計回りにタンテー
ブル11を回転させることができる。これによ
り、サービス機器1の背面1Bが客室3側を向く
ので、客室3のスペースを保守点検用のスペース
として使用し、第5図のようにサービス機器1の
保守点検を行なえる。
なお閉店から開店へ移行する際は、スケジユー
ルタイマからの指令や上記スイツチの操作によつ
て、第4図の状態からターンテーブルが時計方向
に90°回転されて第3図に示す状態となり、サー
ビス機器1の客室3からの操作が可能となる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案では、サービス機器
による業務が停止される閉店時に、サービス機器
を載置したターンテーブルを回転することによ
り、サービス機器の前面操作部が機械室内に横向
きに格納されるとともに、客室と機械室間の袖板
と、回転したターンテーブル上の覆い板とによつ
て客室と機械室とが完全に仕切られるようにな
る。したがつて機械室へは人が侵入できなくな
り、例え覆い板が破られて機械室内に侵入したと
しても、サービス機器の前面操作部が横向きとな
り、また、背面、側面とボツクスの各面との間の
間隙が狭いために、侵入者が容易には前面操作部
を操作したり、機器を開いたりすることができ
ず、閉店時の夜間や休日にサービス機器がいたず
らされたり、犯罪に利用されることが防止され、
防犯に役立つ。
またサービス機器の保守点検時には、サービス
機器の側面部または背面部が客室側を向くように
ターンテーブルを回転すれば、客室のスペースを
利用してサービス機器の保守点検を行なうことが
できる。したがつて、従来のようにサービス機器
の側部や後部に保守点検用のスペースを確保する
必要がなく、従来に比べてブースを小型化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のサービス機器用ブ
ースの縦断側面図、第2図は第1図の−線断
面図、第3図は開店時におけるターンテーブルの
回転位置を示す図、第4図は閉店時におけるター
ンテーブルの回転位置を示す図、第5図は保守点
検時におけるターンテーブルの回転位置を示す図
である。 図中、1……サービス機器、1A……前面操作
部、1B……背面、2……機械室、3……客室、
4……ボツクス、5,6,8a,8b……側面
板、7……背面板、7a……点検用ドア、9……
正面ドア、10……屋根、11……ターンテーブ
ル、11a……ギア、12……中心軸、13……
軸受、14……ボールベアリング、15……取付
板、16……減速モータ、16a……駆動軸、1
7……ギア、18,19,21,22……袖板、
20,26……天井、23……覆い板、24……
制御ボツクス、25……空調器、27……蛍光
灯、28……仕切板、29……開口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 客室と機械室とに区画されたボツクスを有し、
    機械室にサービス機器を設置するサービス機器用
    ブースであつて、 ボツクスは、正面に出入口を有し、左右側面、
    背面、上面が覆われたものであり、袖板の対を有
    し、 対の袖板は、ボツクス内を客室と機械室とに区
    画するものであり、ボツクスの左右側面に設置さ
    れ、 袖板の対間には、サービス機器の操作部を客室
    に向けて開口する開口部が形成され、 客室は、前記出入口から対の袖板に至る客の進
    入スペースを形成するボツクス内の区画であり、 機械室は、対の袖板から背面までの区画であ
    り、ターンテーブル及び開閉用のドアを有し、 ターンテーブルは、サービス機器の設置台であ
    り、回転駆動機構に連結され、覆い板を有し、 回転駆動機構は、ターンテーブルを所定の回転
    角度に回転駆動するものであり、 覆い板は、前記袖板の対間の開口部を覆うに必
    要な長さでターンテーブルの周縁一部に立上が
    り、ターンテーブルの回転に伴つて前記開口部を
    開閉するものであり、 ドアは、機械室内のサービス機器を点検するた
    めのものであり、 サービス機器は、現金自動支払い機、現金自動
    預け入れ・支払機などの機器であり、該機器の客
    が操作する操作部及び保守、点検のために開かれ
    る機器の面が覆い板に覆われないように方向を設
    定してターンテーブル上に設置されたものである
    ことを特徴とするサービス機器用ブース。
JP1987094370U 1987-06-18 1987-06-18 Expired - Lifetime JPH0542557Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987094370U JPH0542557Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987094370U JPH0542557Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS64183U JPS64183U (ja) 1989-01-05
JPH0542557Y2 true JPH0542557Y2 (ja) 1993-10-26

Family

ID=30957755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987094370U Expired - Lifetime JPH0542557Y2 (ja) 1987-06-18 1987-06-18

Country Status (1)

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JP (1) JPH0542557Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61147472U (ja) * 1985-02-28 1986-09-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS64183U (ja) 1989-01-05

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