JPH05331579A - グレー発色アルミニウム合金 - Google Patents
グレー発色アルミニウム合金Info
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- JPH05331579A JPH05331579A JP13946692A JP13946692A JPH05331579A JP H05331579 A JPH05331579 A JP H05331579A JP 13946692 A JP13946692 A JP 13946692A JP 13946692 A JP13946692 A JP 13946692A JP H05331579 A JPH05331579 A JP H05331579A
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- JP
- Japan
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- treatment
- weight
- alloy
- concentration
- gray
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、濃いグレー色の色調を得ることが
でき、かつ押出加工性にも優れる高生産性のグレー発色
アルミニウム合金を提供する。 【構成】 Fe0.50〜1.00重量%,Si0.6
0〜1.20重量%,Mg0.30〜0.70重量%を
それぞれ含有し、残部がAl及び不可避的不純物からな
る合金を、均質化処理し、陽極酸化処理した後に、さら
に金属塩浴で電解処理する。
でき、かつ押出加工性にも優れる高生産性のグレー発色
アルミニウム合金を提供する。 【構成】 Fe0.50〜1.00重量%,Si0.6
0〜1.20重量%,Mg0.30〜0.70重量%を
それぞれ含有し、残部がAl及び不可避的不純物からな
る合金を、均質化処理し、陽極酸化処理した後に、さら
に金属塩浴で電解処理する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サッシ、エクステリ
ア、外装パネルなどの建材に用いられる美麗な外観を有
する高生産性のグレー発色アルミニウム合金に関する。
ア、外装パネルなどの建材に用いられる美麗な外観を有
する高生産性のグレー発色アルミニウム合金に関する。
【0002】
【従来の技術】AlMgSi系アルミニウム合金(JI
S6000系アルミニウム合金)は、熱間変形能が良好
であり、十分な機械的強度と良好な冷間加工性とを兼ね
備えているため、種々の複雑形状に成形することがで
き、押出形材の製造に最も適した材料とされている。
S6000系アルミニウム合金)は、熱間変形能が良好
であり、十分な機械的強度と良好な冷間加工性とを兼ね
備えているため、種々の複雑形状に成形することがで
き、押出形材の製造に最も適した材料とされている。
【0003】このうち、6063S合金は、機械的強度
が180〜260N/mm2 の範囲にあり、押出加工性に
優れているので、サッシ、エクステリアなどの建材に採
用されている。このような建材には種々の色調のものが
実用化されている。
が180〜260N/mm2 の範囲にあり、押出加工性に
優れているので、サッシ、エクステリアなどの建材に採
用されている。このような建材には種々の色調のものが
実用化されている。
【0004】一般に、グレー発色合金をビル外装の装飾
建材として用いる場合は、次に示すような性能を有する
ことが望ましい。すなわち、ある程度の濃い色調である
こと、色調のバラツキが少ないこと、鋳塊の異常組織、
熱間圧延、焼鈍、押出加工等に起因するストリークス及
び筋目等の模様の無い均一な外観を呈すること、耐食性
(耐候性)に優れていること、ある程度以上の強度レベ
ルを有すること、曲げ加工性が良好であること、などの
諸性能を備えていることが一般に要求される事項であ
る。とくに、カーテンウォールに代表されるアルマイト
建材は、無彩色のグレー色が主体であり、地味で落ち着
いたトーンであることが好まれる。特公平2−5641
4号公報には、建材用のグレー発色アルミニウム合金が
記載されている。また、特公平2−56417号公報に
は、建材用の乳白色発色アルミニウム合金が記載されて
いる。
建材として用いる場合は、次に示すような性能を有する
ことが望ましい。すなわち、ある程度の濃い色調である
こと、色調のバラツキが少ないこと、鋳塊の異常組織、
熱間圧延、焼鈍、押出加工等に起因するストリークス及
び筋目等の模様の無い均一な外観を呈すること、耐食性
(耐候性)に優れていること、ある程度以上の強度レベ
ルを有すること、曲げ加工性が良好であること、などの
諸性能を備えていることが一般に要求される事項であ
る。とくに、カーテンウォールに代表されるアルマイト
建材は、無彩色のグレー色が主体であり、地味で落ち着
いたトーンであることが好まれる。特公平2−5641
4号公報には、建材用のグレー発色アルミニウム合金が
記載されている。また、特公平2−56417号公報に
は、建材用の乳白色発色アルミニウム合金が記載されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
合金は、濃いグレー色を得るためにFeが多量に添加さ
れているので、素材の押出速度を増大すると、表面に肌
荒れなどの欠陥を生じるおそれがあり、複雑形状に成形
しにくくなるとともに、高能率生産を達成することがで
きない。また、後者の合金は、押出加工性の点では問題
ないが、Fe含有量が少ないので、陽極酸化処理のみで
は濃いグレー色とならず、乳白色を呈する。
合金は、濃いグレー色を得るためにFeが多量に添加さ
れているので、素材の押出速度を増大すると、表面に肌
荒れなどの欠陥を生じるおそれがあり、複雑形状に成形
しにくくなるとともに、高能率生産を達成することがで
きない。また、後者の合金は、押出加工性の点では問題
ないが、Fe含有量が少ないので、陽極酸化処理のみで
は濃いグレー色とならず、乳白色を呈する。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであって、押出加工性を損なうことなく、濃いダーク
グレーの落ち着いた色調を有するグレー発色アルミニウ
ム合金を提供することを目的とする。
のであって、押出加工性を損なうことなく、濃いダーク
グレーの落ち着いた色調を有するグレー発色アルミニウ
ム合金を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】この発明に係
るグレー発色アルミニウム合金は、Fe0.50〜1.
00重量%,Si0.60〜1.20重量%,Mg0.
30〜0.70重量%をそれぞれ含有し、残部がAl及
び不可避的不純物からなる素材を、均質化処理し、陽極
酸化処理した後に、さらに金属塩浴で電解処理すること
を特徴とする。合金の組成をこのような成分範囲とした
理由について、各成分元素ごとに説明する。
るグレー発色アルミニウム合金は、Fe0.50〜1.
00重量%,Si0.60〜1.20重量%,Mg0.
30〜0.70重量%をそれぞれ含有し、残部がAl及
び不可避的不純物からなる素材を、均質化処理し、陽極
酸化処理した後に、さらに金属塩浴で電解処理すること
を特徴とする。合金の組成をこのような成分範囲とした
理由について、各成分元素ごとに説明する。
【0008】Siは、アルミニウム合金の高強度化に必
要な必須の基本成分であり、Mgと共に添加することに
より化合物Mg2 Siを形成し、合金の時効硬化に寄与
する。また、発色元素としても濃色化に寄与する。Si
含有量が0.6重量%を下回ると、所望の強度レベルを
確保することができず、淡色となる。一方、Si含有量
が1.2重量%を上回ると、押出加工性が低下し、押出
速度を高めることができない上に、表面に肌荒れが生じ
やすくなる。このため、Si含有量を0.6〜1.2重
量%の範囲とする必要がある。
要な必須の基本成分であり、Mgと共に添加することに
より化合物Mg2 Siを形成し、合金の時効硬化に寄与
する。また、発色元素としても濃色化に寄与する。Si
含有量が0.6重量%を下回ると、所望の強度レベルを
確保することができず、淡色となる。一方、Si含有量
が1.2重量%を上回ると、押出加工性が低下し、押出
速度を高めることができない上に、表面に肌荒れが生じ
やすくなる。このため、Si含有量を0.6〜1.2重
量%の範囲とする必要がある。
【0009】Mgは、アルミニウム合金の高強度化に必
要な必須の基本成分であり、Siと共に添加することに
より化合物Mg2 Siを形成し、合金の時効硬化に寄与
する。Mg含有量が0.3重量%を下回ると、所望の強
度レベルを確保することができない。一方、Mg含有量
が0.7重量%を上回ると、押出加工性が低下し、押出
速度を高めることができない上に、表面に肌荒れが生じ
やすくなる。このため、Mg含有量を0.3〜0.7重
量%の範囲とする必要がある。
要な必須の基本成分であり、Siと共に添加することに
より化合物Mg2 Siを形成し、合金の時効硬化に寄与
する。Mg含有量が0.3重量%を下回ると、所望の強
度レベルを確保することができない。一方、Mg含有量
が0.7重量%を上回ると、押出加工性が低下し、押出
速度を高めることができない上に、表面に肌荒れが生じ
やすくなる。このため、Mg含有量を0.3〜0.7重
量%の範囲とする必要がある。
【0010】Feは、アルミニウム合金中に多量に含ま
れると、合金の機械的強度を著しく低下させるととも
に、耐食性(耐候性)をも低下させてしまう。とくに、
Fe含有量が1.0重量%を上回ると、押出加工性にも
悪影響を及ぼすようになるので、その量はできるだけ少
ないほうがよい。従って、Fe含有量の上限値を1.0
重量%とすることが好ましく、さらには0.8重量%と
することが望ましい。
れると、合金の機械的強度を著しく低下させるととも
に、耐食性(耐候性)をも低下させてしまう。とくに、
Fe含有量が1.0重量%を上回ると、押出加工性にも
悪影響を及ぼすようになるので、その量はできるだけ少
ないほうがよい。従って、Fe含有量の上限値を1.0
重量%とすることが好ましく、さらには0.8重量%と
することが望ましい。
【0011】しかしながら、Feは、合金中においてA
l6 FeやAl3 Feなどを晶出してグレー発色に大い
に寄与する成分元素である。このため、Fe含有量を減
らしすぎるとグレー色が薄くなってしまい、魅力ある色
調を得ることができなくなる。とくに、Fe含有量が
0.5重量%を下回ると、濃いダークグレーの色調を得
ることが極めて困難になるので、その量の低減には限界
がある。従って、Fe含有量の下限値を0.5重量%と
することが好ましく、さらには0.6重量%とすること
が望ましい。
l6 FeやAl3 Feなどを晶出してグレー発色に大い
に寄与する成分元素である。このため、Fe含有量を減
らしすぎるとグレー色が薄くなってしまい、魅力ある色
調を得ることができなくなる。とくに、Fe含有量が
0.5重量%を下回ると、濃いダークグレーの色調を得
ることが極めて困難になるので、その量の低減には限界
がある。従って、Fe含有量の下限値を0.5重量%と
することが好ましく、さらには0.6重量%とすること
が望ましい。
【0012】Fe以外の不可避的不純物には、Ti,M
n,Cr,Ni,Zn,V,B,Naなどがあげられ
る。このうちTiは、一般に組織の微細化に寄与して均
質化を向上させるが、過剰に存在すると、粗大な晶出物
を生成し、逆に押出加工性を低下させるので、0.03
重量%以下の含有量であることが望ましい。また、M
n,Cr,Ni,Zn,V,B,Naなどの不純物は、
過剰に存在すると、粗大な晶出物を生成し、押出加工性
を低下させるので、Fe及びTi以外のこれらの不純物
の総量を0.15重量%未満とすることが好ましい。な
お、Cuを若干量添加すると、色調が変化し、表面仕上
がりが美麗なパネルを得ることができる。
n,Cr,Ni,Zn,V,B,Naなどがあげられ
る。このうちTiは、一般に組織の微細化に寄与して均
質化を向上させるが、過剰に存在すると、粗大な晶出物
を生成し、逆に押出加工性を低下させるので、0.03
重量%以下の含有量であることが望ましい。また、M
n,Cr,Ni,Zn,V,B,Naなどの不純物は、
過剰に存在すると、粗大な晶出物を生成し、押出加工性
を低下させるので、Fe及びTi以外のこれらの不純物
の総量を0.15重量%未満とすることが好ましい。な
お、Cuを若干量添加すると、色調が変化し、表面仕上
がりが美麗なパネルを得ることができる。
【0013】均質化処理は、鋳造組織中のMg2 Si相
を溶体化するため、Mg濃度およびSi濃度の均一化の
ため、鋳造組織中の析出化合物AlFeSiの変態と凝
集を図るため、などに必要な処理である。この場合には
色調の濃色化をも考慮し、均質化処理温度を500℃以
下に設定し、これに続く熱間押出しを430〜470℃
の温度域で行なうことが望ましい。
を溶体化するため、Mg濃度およびSi濃度の均一化の
ため、鋳造組織中の析出化合物AlFeSiの変態と凝
集を図るため、などに必要な処理である。この場合には
色調の濃色化をも考慮し、均質化処理温度を500℃以
下に設定し、これに続く熱間押出しを430〜470℃
の温度域で行なうことが望ましい。
【0014】陽極酸化処理は、素材表面に安定でポーラ
スな酸化アルミニウムの層を生成し、グレー発色を実現
するための第一段階の処理である。グレーに発色するの
は、合金中の晶出物および析出物であり、これらの金属
間化合物が陽極酸化処理により酸化されないことが必要
である。陽極酸化処理時に酸化されない金属間化合物と
しては、Al6 Fe、Al6 Mn、単体Siなどがあ
る。AlFe系の晶出物は、Al6 Feの他には、Al
3 Fe及びAlmFeなどがある。このようにAlFe
系の晶出物はグレー発色に大いに寄与する。
スな酸化アルミニウムの層を生成し、グレー発色を実現
するための第一段階の処理である。グレーに発色するの
は、合金中の晶出物および析出物であり、これらの金属
間化合物が陽極酸化処理により酸化されないことが必要
である。陽極酸化処理時に酸化されない金属間化合物と
しては、Al6 Fe、Al6 Mn、単体Siなどがあ
る。AlFe系の晶出物は、Al6 Feの他には、Al
3 Fe及びAlmFeなどがある。このようにAlFe
系の晶出物はグレー発色に大いに寄与する。
【0015】ところで、濃色化を図るためには、陽極酸
化処理を高電圧化することが望ましい。処理を高電圧化
すると、被膜の成長方向がランダムになり、低電圧領域
の処理では得られないような表面凹凸が形成され、濃色
化に寄与するからである。具体的には、硫酸浴の温度を
20℃より低く、浴中の硫酸濃度を100g/lより低
く、電流密度を2.2A/dm2 より大きくすることが
好ましい。このように陽極酸化処理すると、次工程の金
属塩浴処理(二次電解処理)により合金表面に強い色調
の濃いグレー色を発色させることができる。
化処理を高電圧化することが望ましい。処理を高電圧化
すると、被膜の成長方向がランダムになり、低電圧領域
の処理では得られないような表面凹凸が形成され、濃色
化に寄与するからである。具体的には、硫酸浴の温度を
20℃より低く、浴中の硫酸濃度を100g/lより低
く、電流密度を2.2A/dm2 より大きくすることが
好ましい。このように陽極酸化処理すると、次工程の金
属塩浴処理(二次電解処理)により合金表面に強い色調
の濃いグレー色を発色させることができる。
【0016】二次電解処理は、さらに濃いグレー色を合
金表面に発現させるために、また合金成分のばらつき、
素材製造条件のばらつきによる色むらを抑えるために必
要な処理である。この処理には、ニッケル硼酸塩または
錫塩などの金属塩浴を用いることが望ましい。二次電解
処理では、陽極酸化処理により生成されたポーラス層の
孔中に金属塩を侵入させ、表面の色調を改質することが
できる。これにより合金表面がさらに低反射率となり、
濃い色調のダークグレーを発色させることができる。
金表面に発現させるために、また合金成分のばらつき、
素材製造条件のばらつきによる色むらを抑えるために必
要な処理である。この処理には、ニッケル硼酸塩または
錫塩などの金属塩浴を用いることが望ましい。二次電解
処理では、陽極酸化処理により生成されたポーラス層の
孔中に金属塩を侵入させ、表面の色調を改質することが
できる。これにより合金表面がさらに低反射率となり、
濃い色調のダークグレーを発色させることができる。
【0017】
【実施例】以下、添付の図面を参照しながら、この発明
の実施例について具体的に説明する。
の実施例について具体的に説明する。
【0018】本発明者らは、押出形材用アルミニウム合
金のグレー発色につき鋭意研究を重ねた結果、押出加工
性を低下させることなく、濃い色調のダークグレーを発
色させ得る合金組成およびその表面処理法を見出だし
た。
金のグレー発色につき鋭意研究を重ねた結果、押出加工
性を低下させることなく、濃い色調のダークグレーを発
色させ得る合金組成およびその表面処理法を見出だし
た。
【0019】表1は、各種素材の組成、均質化処理条
件、押出温度、並びに表面処理条件をそれぞれ示すもの
である。組成番号1乃至4は、本発明の実施例として挙
げたものであり、本発明の素材の成分範囲に含まれる。
組成番号5乃至9は、比較例として挙げたものである。
表面処理のうち一次電解(陽極酸化)処理条件は、硫酸
浴の温度および電流密度を表示した。
件、押出温度、並びに表面処理条件をそれぞれ示すもの
である。組成番号1乃至4は、本発明の実施例として挙
げたものであり、本発明の素材の成分範囲に含まれる。
組成番号5乃至9は、比較例として挙げたものである。
表面処理のうち一次電解(陽極酸化)処理条件は、硫酸
浴の温度および電流密度を表示した。
【0020】また、表面処理のうち二次電解処理条件
は、ニッケル硼酸塩浴を用い、処理の有り無しで表示し
た。実施例1乃至4のものはすべて二次電解処理し、比
較例5乃至9のものはすべて二次電解処理しなかった。
は、ニッケル硼酸塩浴を用い、処理の有り無しで表示し
た。実施例1乃至4のものはすべて二次電解処理し、比
較例5乃至9のものはすべて二次電解処理しなかった。
【0021】この場合に、均質化処理の条件は、処理温
度を470〜500℃、処理時間を7〜10時間とす
る。また、押出加工の温度は、430〜470℃とす
る。さらに、一次電解処理の条件は、浴の温度を17〜
23.5℃、電流密度を2.2〜2.5A/dm2 、処
理時間を30分間とする。表2は、上記組成番号1乃至
9の素材の硬度、押出性、明度、耐食性につきそれぞれ
調べた結果を示すものである。硬度は、合金の強度を間
接的に知る目安となるものであり、ビッカース硬さで表
示した。ビッカース硬さ58以上を合格とする。
度を470〜500℃、処理時間を7〜10時間とす
る。また、押出加工の温度は、430〜470℃とす
る。さらに、一次電解処理の条件は、浴の温度を17〜
23.5℃、電流密度を2.2〜2.5A/dm2 、処
理時間を30分間とする。表2は、上記組成番号1乃至
9の素材の硬度、押出性、明度、耐食性につきそれぞれ
調べた結果を示すものである。硬度は、合金の強度を間
接的に知る目安となるものであり、ビッカース硬さで表
示した。ビッカース硬さ58以上を合格とする。
【0022】押出性は、ビレットを種々のラム速度で熱
間押出加工し、長さ数10メートルで、かつ、図1に示
すような横断面を有する押出形材10を製造することに
より評価した。押出加工性に優れたJIS6063Sの
限界速度の70%以上のラム速度で押出したときに、肌
荒れを生じないものを合格とする。
間押出加工し、長さ数10メートルで、かつ、図1に示
すような横断面を有する押出形材10を製造することに
より評価した。押出加工性に優れたJIS6063Sの
限界速度の70%以上のラム速度で押出したときに、肌
荒れを生じないものを合格とする。
【0023】明度L* は、JIS規格に基づき指数表示
した。すなわち、色差計CR−200(ミノルタ製)を
用いて測色した。明度L* の指数が小さいものほど濃色
となる。シルバーは明度L* の指数が80〜90に相当
し、ブラックは明度L* の指数が27〜28に相当す
る。一次電解処理後の明度L* は指数70以下を目標と
し、二次電解処理後の明度L* は指数60以下を目標と
する。最終的な明度L* は指数70以下を合格とする。
耐食性は、JIS規格のキャス試験(塩化銅溶液中に浸
漬する加速試験)に基づき評価した。耐食性指数が9.
3以上を合格とする。
した。すなわち、色差計CR−200(ミノルタ製)を
用いて測色した。明度L* の指数が小さいものほど濃色
となる。シルバーは明度L* の指数が80〜90に相当
し、ブラックは明度L* の指数が27〜28に相当す
る。一次電解処理後の明度L* は指数70以下を目標と
し、二次電解処理後の明度L* は指数60以下を目標と
する。最終的な明度L* は指数70以下を合格とする。
耐食性は、JIS規格のキャス試験(塩化銅溶液中に浸
漬する加速試験)に基づき評価した。耐食性指数が9.
3以上を合格とする。
【0024】図2は、横軸に合金のFe濃度をとり、縦
軸にビッカース硬さ及び明度L* をとって、Fe濃度の
両者に及ぼす影響につき調べた結果を示すグラフ図であ
る。合金中のSiを0.7重量%にMgを0.4重量%
にそれぞれ組成を固定し、Fe濃度を0.3重量%、
0.5重量%、1.0重量%、1.5重量%に種々変え
て試験した。表面処理(一次電解処理)条件は、硫酸濃
度170g/l、電流密度2.2A/dm2 、浴温2
3.5℃とした。図中、丸は硬さを示し、三角は明度L
* を示す。図から明らかなように、Fe濃度が高くなる
ほど硬さ及び明度L* の両者は低下する。
軸にビッカース硬さ及び明度L* をとって、Fe濃度の
両者に及ぼす影響につき調べた結果を示すグラフ図であ
る。合金中のSiを0.7重量%にMgを0.4重量%
にそれぞれ組成を固定し、Fe濃度を0.3重量%、
0.5重量%、1.0重量%、1.5重量%に種々変え
て試験した。表面処理(一次電解処理)条件は、硫酸濃
度170g/l、電流密度2.2A/dm2 、浴温2
3.5℃とした。図中、丸は硬さを示し、三角は明度L
* を示す。図から明らかなように、Fe濃度が高くなる
ほど硬さ及び明度L* の両者は低下する。
【0025】図3は、横軸に合金のFe濃度をとり、縦
軸に耐食性評価指数とって、Fe濃度の耐食性に及ぼす
影響につき調べた結果を示すグラフ図である。上記と同
様に合金中のSiを0.7重量%にMgを0.4重量%
にそれぞれ組成を固定し、Fe濃度を0.3重量%、
0.5重量%、1.0重量%、1.5重量%に種々変え
て試験した。表面処理(一次電解処理)条件も、上記と
同様である。図から明らかなように、Fe濃度が高くな
るほど耐食性が低下する。とくに、Fe濃度が1.0重
量%を越えると、耐食性は急激に低下する。
軸に耐食性評価指数とって、Fe濃度の耐食性に及ぼす
影響につき調べた結果を示すグラフ図である。上記と同
様に合金中のSiを0.7重量%にMgを0.4重量%
にそれぞれ組成を固定し、Fe濃度を0.3重量%、
0.5重量%、1.0重量%、1.5重量%に種々変え
て試験した。表面処理(一次電解処理)条件も、上記と
同様である。図から明らかなように、Fe濃度が高くな
るほど耐食性が低下する。とくに、Fe濃度が1.0重
量%を越えると、耐食性は急激に低下する。
【0026】図4は、横軸に合金のSi濃度をとり、縦
軸にビッカース硬さ及びラム速度とって、Si濃度の両
者に及ぼす影響につき調べた結果を示すグラフ図であ
る。合金中のFeを1.0重量%にMgを0.4重量%
にそれぞれ組成を固定し、Si濃度を0.7重量%、
1.0重量%、1.3重量%に種々変えて試験した。表
面処理(一次電解処理)条件は、上記と同様である。
軸にビッカース硬さ及びラム速度とって、Si濃度の両
者に及ぼす影響につき調べた結果を示すグラフ図であ
る。合金中のFeを1.0重量%にMgを0.4重量%
にそれぞれ組成を固定し、Si濃度を0.7重量%、
1.0重量%、1.3重量%に種々変えて試験した。表
面処理(一次電解処理)条件は、上記と同様である。
【0027】図5は、横軸に合金のMg濃度をとり、縦
軸にビッカース硬さ及びラム速度とって、Mg濃度の両
者に及ぼす影響につき調べた結果を示すグラフ図であ
る。合金中のSiを1.2重量%にFeを0.7重量%
にそれぞれ組成を固定し、Mg濃度を0.2重量%、
0.3重量%、0.4重量%、0.5重量%に種々変え
て試験した。表面処理(一次電解処理)条件は、上記と
同様である。
軸にビッカース硬さ及びラム速度とって、Mg濃度の両
者に及ぼす影響につき調べた結果を示すグラフ図であ
る。合金中のSiを1.2重量%にFeを0.7重量%
にそれぞれ組成を固定し、Mg濃度を0.2重量%、
0.3重量%、0.4重量%、0.5重量%に種々変え
て試験した。表面処理(一次電解処理)条件は、上記と
同様である。
【0028】図6は、横軸に電流密度をとり、縦軸に明
度L* をとって、両者の関係につき調べた結果を示すグ
ラフ図である。合金中のSiを1.0重量%にMgを
0.4重量%にFeを0.7重量%にそれぞれ組成を固
定し、電流密度を1.1A/dm2 、2.2A/d
m2 、3.3A/dm2 に種々変えて試験した。図から
明らかなように、電流密度が増大するに従って濃色化す
る。
度L* をとって、両者の関係につき調べた結果を示すグ
ラフ図である。合金中のSiを1.0重量%にMgを
0.4重量%にFeを0.7重量%にそれぞれ組成を固
定し、電流密度を1.1A/dm2 、2.2A/d
m2 、3.3A/dm2 に種々変えて試験した。図から
明らかなように、電流密度が増大するに従って濃色化す
る。
【0029】図7は、横軸に浴の温度をとり、縦軸に明
度L* をとって、両者の関係につき調べた結果を示すグ
ラフ図である。上記と同様の組成の合金を用いて、浴の
温度を15℃、20℃、23.5℃に種々変えて試験し
た。図から明らかなように、浴の温度が低くなるほど濃
色化する。
度L* をとって、両者の関係につき調べた結果を示すグ
ラフ図である。上記と同様の組成の合金を用いて、浴の
温度を15℃、20℃、23.5℃に種々変えて試験し
た。図から明らかなように、浴の温度が低くなるほど濃
色化する。
【0030】図8は、横軸に浴の硫酸濃度をとり、縦軸
に明度L* をとって、両者の関係につき調べた結果を示
すグラフ図である。上記と同様の組成の合金を用いて、
浴の硫酸濃度を50g/l、100g/l、170g/
lに種々変えて試験した。図から明らかなように、硫酸
濃度が低くなるほど濃色化する。
に明度L* をとって、両者の関係につき調べた結果を示
すグラフ図である。上記と同様の組成の合金を用いて、
浴の硫酸濃度を50g/l、100g/l、170g/
lに種々変えて試験した。図から明らかなように、硫酸
濃度が低くなるほど濃色化する。
【0031】図9は、横軸に合金中のFe濃度をとり、
縦軸に明度L* をとって、二次電解処理をした実施例の
結果と、処理しない比較例の結果とを比較するグラフ図
である。合金中のSiを0.9重量%にMgを0.4重
量%にそれぞれ組成を固定し、Fe濃度を0.3重量
%、0.5重量%、0.7重量%、1.0重量%、1.
5重量%に種々変えて試験した。表面処理(一次電解処
理)条件は、硫酸濃度170g/l、電流密度2.2A
/dm2 、浴温23.5℃とした。二次電解処理には、
ニッケル硼酸塩浴を用いた。図中、白丸は二次電解処理
をしない比較例の結果を示し、黒丸は二次電解処理をし
た実施例の結果を示す。図から明らかなように、二次電
解処理すると著しく濃色化し、Fe濃度が0.5重量%
程度と少ない場合であっても明度L* の指数は70程度
になる。
縦軸に明度L* をとって、二次電解処理をした実施例の
結果と、処理しない比較例の結果とを比較するグラフ図
である。合金中のSiを0.9重量%にMgを0.4重
量%にそれぞれ組成を固定し、Fe濃度を0.3重量
%、0.5重量%、0.7重量%、1.0重量%、1.
5重量%に種々変えて試験した。表面処理(一次電解処
理)条件は、硫酸濃度170g/l、電流密度2.2A
/dm2 、浴温23.5℃とした。二次電解処理には、
ニッケル硼酸塩浴を用いた。図中、白丸は二次電解処理
をしない比較例の結果を示し、黒丸は二次電解処理をし
た実施例の結果を示す。図から明らかなように、二次電
解処理すると著しく濃色化し、Fe濃度が0.5重量%
程度と少ない場合であっても明度L* の指数は70程度
になる。
【0032】図10は、横軸に二次電解処理の有無をと
り、縦軸に明度L* および色調のばらつきσをとって、
実施例の結果と比較例の結果とを比較して総合評価する
グラフ図である。合金中のSiを1.0重量%にMgを
0.4重量%にFe濃度を0.7重量%にそれぞれ組成
を固定し、一次電解処理後、一方は二次電解処理をし、
他方は二次電解処理をしなかった。一次電解処理条件
は、硫酸濃度175g/l、電流密度2.5A/d
m2 、浴温17℃とした。二次電解処理には、ニッケル
硼酸塩浴を用いた。図中、三角は明度L* を示し、四角
は色調のばらつきσを示す。図から明らかなように、二
次電解処理したものは明度L* および色調のばらつきσ
ともに優れ、均一で落ち着いた色調のダークグレーを発
色させることができた。
り、縦軸に明度L* および色調のばらつきσをとって、
実施例の結果と比較例の結果とを比較して総合評価する
グラフ図である。合金中のSiを1.0重量%にMgを
0.4重量%にFe濃度を0.7重量%にそれぞれ組成
を固定し、一次電解処理後、一方は二次電解処理をし、
他方は二次電解処理をしなかった。一次電解処理条件
は、硫酸濃度175g/l、電流密度2.5A/d
m2 、浴温17℃とした。二次電解処理には、ニッケル
硼酸塩浴を用いた。図中、三角は明度L* を示し、四角
は色調のばらつきσを示す。図から明らかなように、二
次電解処理したものは明度L* および色調のばらつきσ
ともに優れ、均一で落ち着いた色調のダークグレーを発
色させることができた。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、アルミニウム合金素
材の押出加工性を損なうことなく、濃いダークグレーを
素材表面に発色させることができる。これにより低反射
率で落ち着いた色調の押出形材を得ることができる。
材の押出加工性を損なうことなく、濃いダークグレーを
素材表面に発色させることができる。これにより低反射
率で落ち着いた色調の押出形材を得ることができる。
【図1】アルミニウム合金押出加工材の横断面図。
【図2】合金中のFe濃度が機械的性質および明度に及
ぼす影響について調べた結果を示すグラフ図。
ぼす影響について調べた結果を示すグラフ図。
【図3】合金中のFe濃度が耐食性に及ぼす影響につい
て調べた結果を示すグラフ図。
て調べた結果を示すグラフ図。
【図4】合金中のSi濃度が機械的性質および押出加工
性に及ぼす影響について調べた結果を示すグラフ図。
性に及ぼす影響について調べた結果を示すグラフ図。
【図5】合金中のMg濃度が機械的性質および押出加工
性に及ぼす影響について調べた結果を示すグラフ図。
性に及ぼす影響について調べた結果を示すグラフ図。
【図6】陽極酸化処理における電流密度が明度に及ぼす
影響について調べた結果を示すグラフ図。
影響について調べた結果を示すグラフ図。
【図7】陽極酸化処理における浴の温度が明度に及ぼす
影響について調べた結果を示すグラフ図。
影響について調べた結果を示すグラフ図。
【図8】陽極酸化処理における硫酸濃度が明度に及ぼす
影響について調べた結果を示すグラフ図。
影響について調べた結果を示すグラフ図。
【図9】合金中のFe濃度が明度に及ぼす影響につい
て、実施例の結果と比較例の結果とを比較するグラフ
図。
て、実施例の結果と比較例の結果とを比較するグラフ
図。
【図10】明度および色調のばらつきについて、実施例
の結果と比較例の結果とを比較するグラフ図である。
の結果と比較例の結果とを比較するグラフ図である。
10…押出加工材。
Claims (1)
- 【請求項1】 Fe0.50〜1.00重量%,Si
0.60〜1.20重量%,Mg0.30〜0.70重
量%をそれぞれ含有し、残部がAl及び不可避的不純物
からなる素材を、均質化処理し、陽極酸化処理した後
に、さらに金属塩浴で電解処理することを特徴とするグ
レー発色アルミニウム合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13946692A JPH05331579A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | グレー発色アルミニウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13946692A JPH05331579A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | グレー発色アルミニウム合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05331579A true JPH05331579A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15245895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13946692A Pending JPH05331579A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | グレー発色アルミニウム合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05331579A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07197166A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-01 | Tostem Corp | グレー発色アルミニウム合金 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57207197A (en) * | 1981-06-12 | 1982-12-18 | Nippon Kentetsu Co Ltd | Neutral electrolytic coloring liquid |
JPS60103197A (ja) * | 1983-11-09 | 1985-06-07 | Nippon Light Metal Co Ltd | パステル調の色調を帯びたアルミニウム展伸加工品の製造方法 |
JPH01152234A (ja) * | 1987-12-10 | 1989-06-14 | Sankyo Alum Ind Co Ltd | グレー発色アルミニウム合金 |
JPH01212734A (ja) * | 1988-02-18 | 1989-08-25 | Kobe Steel Ltd | 灰色自然発色アルミニウム合金 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP13946692A patent/JPH05331579A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57207197A (en) * | 1981-06-12 | 1982-12-18 | Nippon Kentetsu Co Ltd | Neutral electrolytic coloring liquid |
JPS60103197A (ja) * | 1983-11-09 | 1985-06-07 | Nippon Light Metal Co Ltd | パステル調の色調を帯びたアルミニウム展伸加工品の製造方法 |
JPH01152234A (ja) * | 1987-12-10 | 1989-06-14 | Sankyo Alum Ind Co Ltd | グレー発色アルミニウム合金 |
JPH01212734A (ja) * | 1988-02-18 | 1989-08-25 | Kobe Steel Ltd | 灰色自然発色アルミニウム合金 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07197166A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-01 | Tostem Corp | グレー発色アルミニウム合金 |
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