JPH0533155Y2 - - Google Patents

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JPH0533155Y2
JPH0533155Y2 JP2072890U JP2072890U JPH0533155Y2 JP H0533155 Y2 JPH0533155 Y2 JP H0533155Y2 JP 2072890 U JP2072890 U JP 2072890U JP 2072890 U JP2072890 U JP 2072890U JP H0533155 Y2 JPH0533155 Y2 JP H0533155Y2
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tablet
drum
tablets
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door
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、錠剤収納取出装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
箱体の内部から外部に引き出し可能に設けられ
た引出体に複数の棚を多段に設け、各段の棚上に
錠剤フイーダを取付け、錠剤フイーダのそれぞれ
から排出される錠剤を箱体の内側下部に設けた共
通のホツパーに落下させるようにした錠剤収納取
出装置は、実公昭61−3761号公報に記載されてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記収納取出装置においては、箱体
の内部に引出体を引き出して錠剤フイーダの錠剤
の補給を行なう必要があるため、錠剤収納取出装
置の設置場所には、引出体を引き出し可能とする
ための空間を確保しなければならず、広い設置ス
ペースを必要とする不都合がある。また、引出体
を引出したとき、重心が箱体の前部に移動するた
め、安定性が悪く、さらに錠剤フイーダの配置
は、平面から見た場合、角形の配置であるため、
各錠剤フイーダから共通のホツパー内に落下した
錠剤がホツパー出口に移動するまでの排出時間が
異なり、ホツパーの下方に設けた分包装置は排出
時間の長い錠剤に合わせて低速で作動させる必要
が生じる。このため、分包作業を能率よく行なう
ことができない不都合もある。
上記のような不都合を解消するため、径の異な
る二つの筒状ドラムを同軸上に配置し、外側ドラ
ムには上端から下端に至る窓を形成し、各ドラム
の外周に多数の錠剤フイーダを取付けた錠剤収納
取出装置を本件出願人は既に提案している(実願
平1−94456号明細書)。
上記のように構成すれば、外側ドラムの錠剤フ
イーダに対してはその外側ドラムの周囲から錠剤
の補給作業を行なうことができると共に、内側ド
ラムの錠剤フイーダに対しては外側ドラムの窓か
ら補給作業を行なうことができるため、錠剤収納
取出装置の設置スペースの縮小化を図ることがで
きると共に、各錠剤フイーダから排出される錠剤
の排出時間を略均一化することができるという特
徴を有する。
この考案は、上記錠剤収納取出装置をさらに改
良し、錠剤フイーダの配置密度を高めることを技
術的課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この考案におい
ては、外側ドラムの窓を覆う扉を外側ドラムに開
閉自在に取付け、その扉の表面に複数の錠剤フイ
ーダを取付け、上記扉には錠剤フイーダのそれぞ
れから排出される錠剤をドラム下方に設けられた
ホツパーに落下案内する落下通路を形成した構成
を採用したのである。
〔作用〕
上記のように、扉にも錠剤フイーダを取付けた
ことにより、錠剤フイーダをきわめて高密度に配
置することができると共に、扉を開放することに
より、内側ドラムの錠剤フイーダに対して錠剤の
補給作業を行なうことができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図乃至第3図に示すように、ドラム収納ボ
ツクス1は上部ボツクス2と下部ボツクス3から
成り、上部ボツクス2の内側上部には支持板4が
設けられ、その支持板4と上部ボツクス2の底板
5のそれぞれに円形孔6が同軸上に設けられてい
る。
上部ボツクス2の内部には、径の異なる2本の
筒状ドラム7,8が上記円形孔6と同軸上に設け
られている。
筒状ドラム7,8のそれぞれは外壁9と内壁1
0より成る。実施例の場合は、幅方向の中央部か
ら折れ曲がる一対の板体を両側に有する多数の角
筒状セグメント11を環状に配置し、隣接するセ
グメント11を互に連結した構成としてあるが、
ドラム7,8の構成はこれに限定されない。
上記2つのドラム7,8のうち、外側ドラム7
の上下には環状板12が設けられ、下部環状板1
2は前記底板5の内周部に取付けた複数のローラ
13によつて回動自在に支持されている。一方、
上部環状板12は、前記支持板4の内周部に設け
た複数のローラ14によつて回動自在に支持され
ている。
内側ドラム8の上下にはフランジ15が設けら
れ、その下部フランジ15の外周部に取付けた複
数のローラ16は、外側ドラム7の下部環状板1
2に支持されている。また、上部フランジ15は
外側ドラム7の上部環状板12の内周に設けた複
数のローラ17で回転自在に支持されている。
外側ドラム7および内側ドラム8のそれぞれ
は、駆動装置20,20′の作動によつて単独に
回動されている。ここで、駆動装置20,20′
は、上部環状板12および上部フランジ15の外
周にギヤ21を形成し、そのギヤ21に噛合する
ピニオン22をモータ23で回転させるようにし
ている。
前記外側ドラム7には上端から下端に至る窓3
0が形成されている。この外側ドラム7および内
側ドラム8の外周には内周方向に等間隔に並ぶ複
数の錠剤フイーダ40が上下方向に多段に取付け
られている。
錠剤フイーダ40は、第4図に示すように、上
蓋41を有する錠剤ケース42と、その錠剤ケー
ス42を着脱自在に支持するケース支持台43と
から成り、上記錠剤ケス42の内部にロータ44
を組込み、そのロータ44をケース支持台43に
支持されたモータ45で回転して上記ロータ44
の外周下面に設けた複数のポケツト46内に錠剤
ケース42内に充填した錠剤を入り込ませ、その
錠剤ケース42の底板に形成した出口47より1
つずつ排出させるようにしており、上記ケース支
持台43がねじ止め等の手段を介して各ドラム
7,8の外周に固定される。
錠剤ケース42の出口47は、ケース支持台4
3に設けられた通路48と連通し、一方、通路4
8は各ドラム7,8の外壁9と内壁10間に形成
した上下方向に長い排出路49と連通している。
また排出路49は、第2図に示すように、外側ド
ラム7の下部環状板12および内側ドラム8の下
部フランジ15に設けた落下口50と連通してい
る。
前記外側ドラム7の窓30には扉31が設けら
れ、その扉31の表面一側部の上下にはヒンジ片
32が取付けられている。一方、窓30の一側上
下部には支持片33が取付けられ、その支持片3
3とヒンジ片32はピン34で連結されている。
このため、扉31はピン34を中心として回動自
在になり、その扉31の回動によつて窓30が開
閉される。
上記扉31の表面には複数の錠剤フイーダ40
が取付けられ、一方扉31には上記錠剤フイーダ
40から排出される錠剤の落下を案内する落下通
路35が設けられている。この落下通路35は、
扉31を閉鎖したとき、外側ドラム7の下部環状
板12に形成した落下口(図示省略)と連通して
いる。
前記下部ボツクス3の内部には、落下口50か
ら落下する錠剤の捕集用ホツパー51が設けら
れ、そのホツパー51の出口52下方に錠剤を分
包する分包装置60が設けられている。
ここで、分包装置60は、熱融着性ラミネート
紙Sの引き出し路に三角板61を設け、その三角
板61によりラミネート紙Sを幅方向に二つ折り
して三角板61とその前側に配置した一対の加熱
ローラ62間に袋部aを形成し、ホツパー51の
出口52から袋部a内に落下した錠剤をラミネー
ト紙Sと共に移動させ、その移動時に一対の加熱
ローラ62によつてラミネート紙Sの幅方向と両
側縁部とを帯状にシートシールするようにしてい
る。
実施例で示す錠剤収納取出装置は上記の構造か
ら成り、この装置は、制御装置を通じて錠剤フイ
ーダ40を作動し、その錠剤フイーダ40からホ
ツパー51内に錠剤を落下させ、ホツパー出口5
2から排出される錠剤を分包装置60によつて分
包するのである。
上記のような錠剤の取り出しによつて錠剤フイ
ーダ40の錠剤ケース42の錠剤が空になり、あ
るいは少量になると錠剤の補給を行なう。
外側ドラム7の錠剤フイーダ40に対する錠剤
の補給は、ドラム収納ケース1に設けられた図示
省略の蓋を開放し、外側ドラム7の回転により錠
剤の補給を必要とする錠剤フイーダ40を上記蓋
の開放によつて形成された開口に対向して錠剤の
補給作業を行なう。
一方、内側ドラム8の錠剤フイーダ40に対す
る錠剤の補給は、外側ドラム7の扉31を回動し
て窓30を開放し、内側ドラム8の回転により錠
剤の補給を必要とする錠剤フイーダ40を上記窓
30に対向し、その窓30から錠剤収納ケース4
2を取出して補給作業を行なう。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案に係る錠剤収納取出装
置によれば、外側ドラムの窓を開閉する扉に複数
の錠剤フイーダを取付けたので、錠剤フイーダを
きわめて高密度に配置することができると共に、
扉は開閉自在であるため、内側ドラムの錠剤フイ
ーダに対する錠剤の補給作業を確実に行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る錠剤収納取出装置の
斜視図、第2図は同上の縦断正面図、第3図は同
上の要部を示す平面図、第4図は同上の錠剤フイ
ーダの断面図である。 7……外側ドラム、8……内側ドラム、30…
…窓、31……扉、35……落下通路、40……
錠剤フイーダ、49……排出路、51……ホツパ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 径の異なる二つの筒状ドラムを同軸上に配置し
    て回転自在に支持し、外側ドラムには上端から下
    端に至る窓を設け、外側ドラムと内側ドラムの外
    周には、周方向に所要の間隔をおいて並ぶ複数の
    錠剤フイーダを上下方向に多段に設け、外側ドラ
    ムと内側ドラムには上下方向に並ぶ錠剤フイーダ
    のそれぞれから排出される錠剤をドラムの下方に
    設けられた共通ホツパーに落下案内する排出路を
    形成した錠剤収納取出装置において、前記外側ド
    ラムの窓を覆う扉を外側ドラムに開閉自在に取付
    け、その扉の表面に複数の錠剤フイーダを取付
    け、上記扉には錠剤フイーダのそれぞれから排出
    される錠剤を前記ホツパーに落下案内する落下通
    路を形成したことを特徴とする錠剤収納取出装
    置。
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