JPH05331456A - 人工雪粒子および人工雪 - Google Patents

人工雪粒子および人工雪

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JPH05331456A
JPH05331456A JP3235591A JP3235591A JPH05331456A JP H05331456 A JPH05331456 A JP H05331456A JP 3235591 A JP3235591 A JP 3235591A JP 3235591 A JP3235591 A JP 3235591A JP H05331456 A JPH05331456 A JP H05331456A
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三浦雄一郎
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上林泰二
Takayuki Nate
名手孝之
Masanao Otsuka
大塚政尚
Toshitake Nagai
永井俊剛
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Tonen Chemical Corp
Osaka Organic Chemical Industry Co Ltd
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MIURA DOLPHINS KK
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Osaka Organic Chemical Industry Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2303/00Special arrangements or features for producing ice or snow for winter sports or similar recreational purposes, e.g. for sporting installations; Special arrangements or features for producing artificial snow
    • F25C2303/044Snow making using additional features, e.g. additives, liquid gas

Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の人工雪の持つ欠点を改良した優れた人
工雪であり、特に屋内スキー場のゲレンデに適した、天
然のしまり雪と似た雪粒子構造を有する人工雪を提供す
ること。 【構成】 粒状高吸水性樹脂に吸水させて、膨潤させた
後、曝気することなく、例えば、液体窒素、ドライアイ
ス、液化炭酸などの冷却剤と混合して凍結する等の方法
により作ることができ、粒状高吸水性樹脂製の核とその
核の外表面を完全に取り囲むように氷層が形成されて氷
の玉状の人工雪粒子になり、そして人工雪粒子それぞれ
が氷層や雪粒子を介して結び付いて瓢箪形となった人工
雪は天然のしまり雪と似た雪粒子構造を有し、スキーに
適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は人工雪粒子および人工雪
に関するものである。さらに詳しくは、天然の「しまり
雪」の雪粒子構造によく似た雪粒子構造を有し、そして
スキーに適する人工雪粒子および人工雪に関するのであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、人工雪を用いた人工スキー場の開
発が盛んに行われている。例えば、特公平2−3663
5号公報には水膨潤性ポリマーと水を水膨潤性ポリマー
の最大保水能力以下において混合し、吸水させて水性ゲ
ルとし、水性ゲルを曝気させ、曝気後、凍結させ人工雪
とする方法が開示されているが、実際にこの方法で作ら
れた人工雪はごつごつした細かい氷、ざらめ雪状のも
の、またはアイスバーンと同じ状態のものであり、スキ
ーに適した人工雪とはいえない。天然の新しく積もった
雪、いわゆる新雪はその体積の9割以上が空隙であって
スキーに適していないが、この新雪が自然にしまったい
わゆるしまり雪、あるいはそれを雪かためした雪はスキ
ーに適した雪である。そこで新雪、しまり雪および上記
の人工雪の顕微鏡写真をとり比較した。
【0003】図1は新雪の雪粒子の顕微鏡写真であり星
状雪粒子が見られ、また、星状雪粒子の六本の枝が所々
くびれて小さい氷の玉となったり、隣の氷の玉とつなが
って瓢箪形になったりしている部分が見られる。図2は
天然のしまり雪の雪粒子の顕微鏡写真であり星状雪粒子
は見られず、上記の氷の玉の融合が進んで、ほとんど隣
の氷の玉とつながって瓢箪形になっており、空隙は少な
くなったが、隣の氷の玉とつながって瓢箪形となった氷
相互間に依然として全体的に均一に分布する空隙が存在
していることが判る。図3は上記の人工雪の顕微鏡写真
であり、水膨潤性ポリマー(黒く見える部分)と氷が渾
然一体となって凍結しているので両者の区別がつき難
く、氷が水膨潤性ポリマー全体を完全に覆っておらず、
水膨潤性ポリマー自体が人工雪の表面に現れており、ま
た空隙は大きなボイド(白く見える部分)の形で偏在し
ており、天然のしまり雪の雪粒子に見られる氷の玉や氷
の玉がつながった瓢箪形は見られない。
【0004】さらに市販の高吸水性樹脂を用いて、吸水
させ、その後凍結させて作った人工雪の顕微鏡写真の例
を図4および図5に示す。図4は膨潤した高吸水性樹脂
が膨潤した状態のまま凍結した状態になっており、図3
の場合とほぼ同様な人工雪である。図5は膨潤した高吸
水性樹脂の粒体(丸く見える部分)がそのまま凍結した
状態になっており、図3の場合とは少し異なる人工雪の
ように見えるが、実際は高吸水性樹脂粒体の表面にはそ
れが破壊された多くの傷跡(黒い樹枝状の模様に見える
もの)があり、氷が吸水性樹脂粒体全体を完全に覆って
おらず、吸水性樹脂自体が人工雪の表面に現れており、
また空隙があまり見られず、天然のしまり雪の雪粒子構
造と異なるものである。図3から図5に示されるような
人工雪は実際にスキーで滑ってテストしてみると滑走性
の悪いものであった。即ち、上記の人工雪は天然のしま
り雪とは全く異なることが判った。上記の人工雪の場合
は、水膨潤性ポリマーや高吸水性樹脂と氷が渾然一体と
なって凍結しており、内部に大きなボイドが偏在してい
たり、また均一に分布する空隙が見られず、水膨潤性ポ
リマーや高吸水性樹脂が破壊されていたり、それらが人
工雪の表面に出ているような人工雪であるので、得られ
た人工雪はごつごつした細かい氷、ざらめ雪状のもの、
またはアイスバーンと同じ状態のものである。そして高
吸水性樹脂などが雪粒子の表面に現れているとスキーの
ソール面と直接接触することになって摩擦抵抗が大きく
なり、スキーの滑走性が悪くなり、スキーに適さないも
のとなったと考えられる。従って、人工雪が図2のよう
な天然のしまり雪と似た雪粒子構造を有するものであれ
ば、スキーに適したものとなることが予想される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の人工雪はスキー
に適した天然のしまり雪の雪粒子構造を有さず、スキー
に適さない。天然のしまり雪と似た雪粒子構造を有する
スキーに適した人工雪粒子および人工雪を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は従来の問題
点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明の目的
は、屋内スキー場のゲレンデなどにも適する天然のしま
り雪と似た雪粒子構造を有する人工雪粒子および人工雪
を提供するものである。本発明の人工雪粒子および人工
雪は、粒状高吸水性樹脂に吸水させて、膨潤させた後、
曝気することなく、例えば、液体窒素、ドライアイス、
液化炭酸などの冷却剤と混合して凍結する方法、基板を
−5℃以下に冷却した上に膨潤した粒状高吸水性樹脂を
載せて凍結する方法、−5℃以下の冷凍庫中に層状に置
いた膨潤した粒状高吸水性樹脂を凍結する方法等により
作ることができる。凍結する方法によってさらさらした
雪質ものから、或る程度硬い雪質ものまで作ることがで
きるので、必要に応じて使い分けることが可能である。
膨潤した粒状高吸水性樹脂は凍結する際に、吸水された
水は粒状高吸水性樹脂の表面から粒状高吸水性樹脂を破
壊することなく滲出し、同時に粒状高吸水性樹脂自体の
体積は減少して行き、この状態で凍結が進行すると、粒
状高吸水性樹脂を核としその外表面を完全に取り囲むよ
うにして氷層が形成されて氷の玉状の人工雪粒子が形成
される。この氷の玉状の人工雪粒子それぞれが氷層およ
び/または雪粒子を介して互いに結び付いて人工雪が形
成される。そして瓢箪形となった人工雪の相互間に全体
的に均一に分布する空隙ができて、結果として天然のし
まり雪と似た雪粒子構造を有するスキーに適した人工雪
粒子および人工雪が得られることを見いだして本発明を
完成するに至った。曝気することなく本発明の人工雪粒
子および人工雪を作ることができる理由は明らかではな
いが、上記のような粒状高吸水性樹脂の吸水、膨潤、凍
結、吸水した水の滲出、体積減少、氷層による粒状高吸
水性樹脂核の被覆、氷の玉状の人工雪粒子形成および人
工雪粒子それぞれが氷層および/または雪粒子を介して
互いに結び付いた人工雪の形成などからなる本発明の人
工雪粒子および人工雪の生成プロセス中に微細な空隙が
自然に人工雪粒子および人工雪相互間および全体に均一
に分布するようにできるので、人為的な曝気を行うこと
なく作ることができたものと考えられる。勿論、曝気す
ることなく本発明の人工雪粒子および人工雪を作ること
ができるメカニズムはこれに限定されるものではない。
【0007】本発明の請求項1の発明は、粒状の高吸水
性樹脂製の核とこの核を取り囲む氷層とからなる人工雪
粒子である。本発明の請求項2の発明は、粒状の高吸水
性樹脂が吸水した後も粒状を保ち互いに非粘着性であ
り、脱イオン水に対する吸水能が約30〜500倍、吸
水前の粒径が約20〜500μm であり、吸水後の粒径
が約0.05〜5mmとなるような高吸水性樹脂であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の人工雪粒子である。本
発明の請求項3の発明は、吸水後の粒径が約0.05〜
5mmで、氷/高吸水性樹脂の重量比が約5〜100で
あることを特徴とする請求項1に記載の人工雪粒子であ
る。本発明の請求項4の発明は、光崩壊および/または
生分解性を有する高吸水性樹脂を用いたことを特徴とす
る請求項1に記載の人工雪粒子である。本発明の請求項
5の発明は、賦香および/または着色されていることを
特徴とする請求項1記載の人工雪粒子である。本発明の
請求項6の発明は、高吸水性樹脂が、ポリアクリル酸
塩、ビニルアルコールとアクリル酸塩共重合体またはイ
ソブチレンと無水マレイン酸との共重合体ケン化物であ
ることを特徴とする請求項1に記載の人工雪粒子であ
る。本発明の請求項7の発明は、天然の雪、人工雪ある
いは氷塊を粉砕した氷雪と混合したことを特徴とする請
求項1に記載の人工雪粒子である。本発明の請求項8の
発明は、粒状の高吸水性樹脂製の核とこの核を取り囲む
氷層とからなる人工雪粒子それぞれが氷層および/また
は雪粒子を介して互いに結び付いている人工雪である。
本発明の請求項9の発明は、天然の雪、人工雪あるいは
氷塊を粉砕した氷雪と混合したことを特徴とする請求項
8に記載の人工雪である。
【0008】本発明の人工雪粒子および人工雪の顕微鏡
写真の例を図6に示す。粒状高吸水性樹脂を核としてそ
の外表面を完全に取り囲むようにして氷層が形成されて
氷の玉状の人工雪粒子になり、そしてこの氷の玉状の人
工雪粒子それぞれが氷層および/または雪粒子を介して
互いに結び付いて、瓢箪形となった人工雪となり、その
相互間に全体的に均一に分布する空隙ができており、結
果として天然のしまり雪と似た雪粒子構造となってい
る。この人工雪粒子および人工雪は実際に人工スキー場
のゲレンデに使用するとスキー滑走性に優れている。本
発明の人工雪粒子および人工雪に用いられる高吸水性樹
脂としては、デンプン系、セルロース系あるいはアクリ
ルアミド、アクリル酸、アクリル酸塩、メタアクリル酸
塩、スチレン、ビニルエーテル等のポリマー、コポリマ
ー、ターポリマー等の合成樹脂系などがあげられるが、
とりわけ粒状を示す、有機溶剤中で逆相懸濁重合して得
られるポリアクリル酸塩、ビニルアルコールとアクリル
酸塩共重合体またはイソブチレンと無水マレイン酸との
共重合体ケン化物が好適である。本発明に用いられる高
吸水性樹脂の形態は粒状であり、好ましくは粒径が吸水
させる前で約20〜500μm、吸水後で約0.05m
m〜5mm程度になるものがよい。粒径が吸水させる前
で約20μm以下では細か過ぎて人工雪粒子および人工
雪が硬くなり過ぎ、500μm以上では人工雪粒子およ
び人工雪がざらめ状になり好ましくない。
【0009】本発明に用いられる粒状高吸水性樹脂は吸
水しても粒状を保ち互いに非粘着性であることが好まし
い。高吸水性樹脂の中には吸水した時、糊状ゲルになる
ものがあるが、糊状ゲルになると凍結した時、その人工
雪は図3や図4に示すようなものになり、上記のように
スキーに適さないものとなるので好ましくない。粒状高
吸水性樹脂が吸水しても粒状を保って流動性を保持し、
互いに非粘着性であり、本発明に好ましく用いられる粒
状高吸水性樹脂とするためには、多価エポキシや多価ア
ミンで架橋度を高めてやればよいが、架橋し過ぎると吸
水能が低下するので、適当な吸水能になるよう架橋剤量
を調節するのが好ましい。本発明に用いられる高吸水性
樹脂は脱イオン水に対する吸水能が30〜500倍、好
ましくは50〜200倍がよい。30倍より吸水能が小
さい場合は得られる人工雪の吸水能力が低いため人工雪
粒子および人工雪が溶けて発生する液体の水を吸収し
て、目的条件の雪質に維持することが難しくなる。一
方、500倍より大きい場合は吸水した時のゲル強度が
弱く、圧力が加わると破壊され易くなり好ましくない。
【0010】高吸水性樹脂に添加する水の量は、高吸水
性樹脂の最大保水量以下あるいは最大保水量以上であ
る。吸水倍率では約5〜100倍である。軟らかい人工
雪を得たい場合は約5〜50倍とし、硬い人工雪を得た
い場合は約30〜100倍とするのが好ましい。高吸水
性樹脂の最大保水量以下に吸水させた場合は、それを凍
結して造った人工雪粒子および人工雪は未だ吸水能力が
あり、外気温の上昇などにより溶けて発生した液体の水
を吸収して目的条件の雪質が変化しないように維持する
ことができる。然し、高吸水性樹脂の最大保水量以上の
水を添加して吸水させた場合でも、吸水して膨潤した粒
状高吸水性樹脂を凍結する際に、上記のように吸水した
水が滲出して、核となる粒状高吸水性樹脂の外表面を完
全に覆うように氷層が形成されるので、このようにして
造られた人工雪粒子および人工雪も未だ吸水能力があ
り、溶けて発生した液体の水を吸収する能力がある。高
吸水性樹脂の最大保水量以上の水を添加して吸水させる
場合、最大保水量の100%から120%まで、より好
ましくは100%から110%までである。最大保水量
の120%以上の水を添加して凍結させて造られた人工
雪は空隙が少なくなり、硬い、ごつごつした雪になるの
で好ましくない。
【0011】例えば、硬くて重い人工雪を得たい場合は
粒径が小さく(20〜150μm)、吸水倍率/吸水能
の比率を大きく(30〜80%)する。反対に軟らかく
て軽い人工雪を得たい場合は粒径大(150〜500μ
m)、吸水倍率/吸水能の比率を小さく(10〜50
%)すればよい。本発明の人工雪粒子および人工雪の密
度は約0.3〜0.8(g/cm3 )、強度は約1〜2
0(Kg/cm2 )である。一般のスキーヤーにとって
滑り易い強度は、初心者で約1Kg/cm2 であり、上
達するにしたがって硬い雪へ移り、オリンピック級の選
手になると約10Kg/cm2 以上の硬い雪が必要とさ
れる。本発明の人工雪粒子および人工雪の密度や強度は
これらの範囲を含むものであり、必要に応じて任意の密
度や強度の人工雪とすることができる。高吸水性樹脂に
吸水させる方法はどんな方法でもよく特に限定されるも
のではない。例えば攪拌した水の中に粒子を投入し、吸
水倍率にもよるが数分間放置するだけでよい。吸水した
高吸水性樹脂はそのまま室温に放置しても水分を放出せ
ず長時間安定に保つことができる。吸水して膨潤した粒
状高吸水性樹脂などを凍結させる方法は手動でも、機械
を用いて自動的に行なう方法でもよい。然し、凍結させ
て人工雪粒子および人工雪を作った後、人工スキー場ゲ
レンデに配置し易いように、プラスチックス、アルミニ
ウムなどの金属や合金類、セラミックス、コンクリート
やセメント、木材などのシート、板、波板、織布、ケー
ス、パネル、箱などを用いてそれらの上や内部に凍結さ
せてもよい。
【0012】本発明の人工雪粒子および人工雪はそのま
ま単独で、あるいは天然の雪、人工雪あるいは氷塊を粉
砕した氷雪と混合した後、直接スロープや平地に使用す
ることができる。混合する場合は、例えば、前者と後者
の混合比(重量比)で約3/1〜1/30から適宜選択
されるが、特に限定されるものではない。また、スロー
プや平地の表面の凹凸などの形状、面積、材質などにな
どに合わせて人工雪を作って配設するのがよい。隣接す
る人工雪同志の係留、一体化、接着などを行うために、
製造時に予め人工雪同志が噛み合うような形状にした
り、一旦製造した人工雪を後加工したり、その他機械的
あるいは化学的デバイスを施してもよい。スロープや平
地は土、コンクリート、金属、木材、プラスチックス、
セラミックスその他特に限定されるものではなく、また
断熱材および/または冷却、冷凍システムを設けていて
もよい。長期にわたって人工スキー場ゲレデを維持する
場合は、断熱材および/または冷却、冷凍システムを設
けることが好ましい。本発明の人工雪粒子および人工雪
とこれらのスロープ表面との間の滑りを防止するために
機械的あるいは化学的デバイスを施してもよい。本発明
の硬い人工雪を根雪としてスロープや平地に配設し、そ
の上に、本発明の人工雪の中でも「さらさらした人工雪
粒子や人工雪」を適当な厚さで配設してゲレンデを構成
してもよく、このようにするとストックが立たないなど
の問題がなくなり、天然のスキーゲレンデに一層似たも
のとなる。
【0013】本発明で用いる粒状高吸水性樹脂は適当な
方法により分離回収し、乾燥するなどして再使用するこ
とができる。それ自体光崩壊性、生分解性を有するの
で、使用後、廃棄しても問題がないが、特に早期の光崩
壊や生分解を望む場合は、高吸水性樹脂に光崩壊、生分
解用の公知促進剤、触媒、添加剤等を配合、添加、含
浸、塗布などしてもよい。高吸水性樹脂自体は人体に対
して安全なものであるから、これらの添加剤も安全性に
配慮して選択するのが好ましい。本発明の人工雪粒子、
人工雪および/または本発明に用いる高吸水性樹脂を顔
料、染料などを用いる公知の方法で着色してもよい。着
色された人工雪粒子および人工雪は美しいので、新しい
商業的価値を付加することができる。例えば、上級者用
ゲレンデ、初心者用ゲレンデ等を色で区別することなど
にも使用することができスキーをより楽しいものとす
る。本発明の人工雪粒子、人工雪および/または本発明
に用いる高吸水性樹脂に公知の香水、芳香剤、香料など
を用いて賦香することによりまた新しい商業的価値を付
加することができる。本発明に用いる高吸水性樹脂に酸
化防止剤、紫外線吸収剤、蛍光剤、雪結晶の生成を促進
するようなバクテリアなどの造核剤あるいはその他の核
剤、増量剤、低摩擦係数を持つ物質、その他添加剤など
を本発明の主旨をを損なわない範囲で添加、配合、塗
布、含浸などしてもよい。
【0014】
【実施例】次に本発明を実施例によって具体的に説明す
るが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
なお、以下の実施例および比較例における吸水能、流動
性、凍結後の人工雪の密度および強度は次の操作により
求められる。 (脱イオン水に対する吸水能)乾燥ポリマー0.5gを
1gの脱イオン水に分散し、24時間静置後、60メッ
シュの金網で濾過し得られた水膨潤体重量(W)を測定
し、この値を初めの乾燥ポリマー(W0 )で割って得ら
れた値である。 (吸水後の流動性)乾燥ポリマー1.0gに脱イオン水
50cc加えて吸水し切った後、動かしながら水膨潤体
を観察し、流動性を○、×、△で示した。安息角を測定
した。 (凍結後の人工雪の密度)体積のわかった雪を取りだ
し、秤量し、重量を体積で割って求める。単位はg/c
3 。雪が軟らかいときは、薄いステンレス製の内容積
のわかった箱を積雪に差し込めば、体積のわかった雪が
取れる。硬い雪の場合は、鋸で四角に雪を切りだし、寸
法を物差しで計って体積を計算する。 (凍結後の人工雪の強度)木下式硬度計で、人工雪にお
もりを落下させ、落下強度を測定する。単位はKg/c
2 。円板の人工雪への沈みが7〜30mmに入るよう
アダプターを交換し、換算表から強度を求める。
【0015】(粒状高吸水性樹脂の合成例)攪拌機、還
流冷却器、滴下漏斗、温度計および窒素ガス導入管を付
した500mlセパラブルフラスコに脱イオン水150
gを仕込み、分散剤として部分ケン化ポリビニルアルコ
ール(日本合成化学(株)製GH−23)0.2gを添
加し、加熱溶融させた後、窒素置換した。一方、あらか
じめ、三角フラスコ中でアクリル酸ラウリル、トリデシ
ル混合エステル(大阪有機化学(株)製LTA)22.
5g、メタクリル酸ヒドロキシエチル10.0g、メタ
クリル酸メチル17.5gにアゾビスジメチルバレロニ
トリル1.0gを加えて溶解し、上記のセパラブルフラ
スコに窒素気流バブリング下に1時間かけて滴下した。
65℃で5時間保持し、反応を終了させ、冷却後固形物
を濾過し、水洗した後、減圧乾燥してビーズ状の分散剤
を得た。攪拌機、還流冷却器、滴下漏斗、温度計および
窒素ガス導入管を付した1000mlセパラブルフラス
コにn−ヘキサン360.7g、上記分散剤4.32g
を仕込み、50℃まで昇温し分散溶解した後、窒素置換
した。
【0016】一方、あらかじめ、三角フラスコ中でアク
リル酸72.0gを脱イオン水103.6gに溶解した
水酸化ナトリウム32.2gで部分中和し、さらに室温
下で過硫酸カリウム0.24gを溶解した。この単量体
水溶液を上記のセパラブルフラスコに300rpmの攪
拌速度で窒素気流バブリング下に1時間かけて滴下し、
2時間還流後、30%過酸化水素水0.1gを添加し、
さらに還流を1時間続け重合を完結させた。その後、エ
チレングリコールジグリシジルエーテル0.73gを添
加し、共沸脱水を行い濾過後、減圧乾燥して白色の粒状
高吸水性樹脂を得た。この粒状高吸水性樹脂は、平均粒
径が100μmであり優れた流動性を示す。常温の水中
で攪拌しながら19秒吸水させると50倍吸水して膨潤
し、その平均粒径は0.4mmとなり、これも優れた流
動性を示した。50倍吸水させ膨潤した粒状高吸水性樹
脂を室温で60日以上放置したが、放水することなく安
定に保持することができた。脱イオン水に対する吸水能
は100倍であった。粒状高吸水性樹脂の製造法、粒
径、吸水能などを変えた例を表1に示す。
【表1】
【0017】(実施例1):人工雪粒子および人工雪の
製造例1 50倍吸水させ膨潤した上記粒状高吸水性樹脂および市
販の粒状高吸水性樹脂(温度約19℃)を木製ケース
(巾20cm、長さ30cm、深さ3cm)に一杯に入
れ、−30℃の冷凍庫中で約1〜2時間凍結させて人工
雪を製造した。その結果を次に示す。 粒状高吸水性樹脂 吸水倍率 人工雪 密度(g/cm3) 強度(Kg/cm2) PQポリマーBL−100 50 0.5 10 アクアリックCA−W 50 0.8以上 20以上 スミカゲルS−50 50 0.8以上 20以上パーマスノー社のポリマー 50 0.8以上 20以上 人工雪を薄くスライスし、透過型顕微鏡を用いて雪粒子
構造を観察し、顕微鏡写真を撮った(倍率15倍)。P
QポリマーBL−100を用いた場合の本発明の人工雪
粒子および人工雪の顕微鏡写真を図6に示す。粒状高吸
水性樹脂製の核とこの核の外表面を完全に取り囲むよう
にして氷層が形成されて氷の玉状の人工雪粒子になり、
この氷の玉状の人工雪粒子それぞれが氷層および/また
は雪粒子を介して互いに結び付いて、瓢箪形となった人
工雪となり、人工雪の相互間に全体的に均一に分布する
微細で緻密な空隙ができており、結果として天然のしま
り雪と似た雪粒子構造になっている。
【0018】一方、パーマスノー社のポリマーを用いた
場合の人工雪の顕微鏡写真を図3に示す。水膨潤性ポリ
マー(黒く見える部分)と氷が渾然一体となって凍結し
ている氷状であるので両者の区別がつき難く、水膨潤性
ポリマー自体が氷の表面に現れており、また空隙は大き
なボイド(白く見える部分)の形で偏在しており、天然
のしまり雪とは全く異なる。アクアリックCA−Wを用
いた場合の人工雪の顕微鏡写真を図4に示す。高吸水性
樹脂(黒く見える部分)と氷が渾然一体となって凍結し
ている氷状であるので両者の区別がつき難く、全体とし
て図3の人工雪に似ている。スミカゲルS−50を用い
た場合の人工雪の顕微鏡写真を図5に示す。膨潤した高
吸水性樹脂の粒体(丸く見える部分)がそのまま凍結し
た状態になっており、図3の場合とは少し異なる人工雪
のように見えるが、実際は高吸水性樹脂粒体の表面には
それが破壊された多くの傷跡(黒い樹枝状の模様に見え
るもの)があり、また氷が吸水性樹脂粒体全体を完全に
覆っていないので吸水性樹脂自体が人工雪の表面に現れ
ており、また空隙があまり見られず、結果として天然の
しまり雪とは全く異なるものとなっている。PQポリマ
ーBL−100を用いた人工雪粒子および人工雪を−1
℃に保存して、経時変化を調べたが、1か月後でも未だ
製造直後の状態を維持していた。
【0019】(実施例2):人工スキー場ゲレンデの製
造例 発泡スチロール(厚さ約3cm)を敷いた木製の人工ス
キー場スロープ(巾約40cm、傾斜角度約100 で長
さ約4mのスロープ部とそれに連続している長さ約2m
の水平部分からなる)の上にドライアイス細片を約20
Kg蒔き、その上に全面に実施例1で製造したPQポリ
マーBL−100を用いた人工雪ブロック(巾約20c
m、長さ約30cm、厚さ約3.3cm)を配設して根
雪とした。別に50倍吸水させ膨潤した高吸水性樹脂粒
状体(PQポリマーBL−100)100重量部と粒状
のドライアイス60重量部とを、−8.3℃の室温下に
ミキサーを用いて約5分間混合して凍結させ、さらさら
な人工雪粒子および人工雪としたものを、上記根雪の上
に全面に厚さ約4cm敷き詰めてゲレンデを作った。
【0020】約21℃の外気温下、人工雪温度約−10
から−30℃でスキーの滑走性を調べた。その結果滑走
性が優れており、加速性は天然の粉雪と大体同じであっ
た。人工雪温度が約−10から−30℃とばらついて
も、あるいは人工雪の表雪が多少融解してゲルとなって
も滑走性が優れていた。ゲレンデはストックをつかない
と登れなかった。ストックはゲレンデに容易に刺さっ
た。スキーのエッジはかけ易かった。またスキーで踏む
とキュツキュツと音がして心地がよかった。人工雪の表
雪が多少融解してゲルとなった時、粒状のドライアイス
を適当量混合すると再びさらさらした粉雪の状態とする
ことができ、これを繰り返すことによってこのゲレンデ
を長時間良好な状態に維持することができた。同様にし
て市販の粒状高吸水性樹脂(アクアリックCA−W、ス
ミカゲルS−50、パーマスノー社のポリマー)を用い
た人工雪で人工スキー場ゲレンデを作り、上記と同様に
スキーの滑走性を調べたが、いずれも氷状の雪であり、
滑走性が悪かった。
【0021】
【発明の効果】本発明は、従来の人工雪の持つ欠点を改
良した、特に屋内スキー場のゲレンデに適した人工雪粒
子および人工雪を提供する。本発明の人工雪粒子および
人工雪は、粒状高吸水性樹脂に吸水させて、膨潤させた
後、曝気することなく、例えば、液体窒素、ドライアイ
ス、液化炭酸などの冷却剤と混合して凍結する等の方法
により作ることができ、粒状高吸水性樹脂製の核とこの
核の外表面を完全に取り囲むように氷層が形成されて氷
の玉状の人工雪粒子になり、そしてこの人工雪粒子それ
ぞれが氷層や雪粒子を介して互いに結び付いて瓢箪形と
なった人工雪になり、かつ人工雪の相互間に全体的に均
一に分布する空隙があり、天然のしまり雪と似た雪粒子
構造を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】天然の新雪の雪粒子構造を示す顕微鏡写真。
【図2】天然のしまり雪の雪粒子構造を示す顕微鏡写
真。
【図3】水膨潤性ポリマーを用いた人工雪の顕微鏡写
真。
【図4】市販の粒状高吸水性樹脂を用いた人工雪の顕微
鏡写真。
【図5】他の市販の粒状高吸水性樹脂を用いた人工雪の
顕微鏡写真。
【図6】本発明の人工雪粒子および人工雪の雪粒子構造
を示す顕微鏡写真。
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】天然の新雪の雪粒子構造を示す顕微鏡写真。
【図2】天然のしまり雪の雪粒子構造を示す顕微鏡写
真。
【図3】水膨潤性ポリマーを用いた人工雪の雪粒子構造
を示す顕微鏡写真。
【図4】市販の粒状高吸水性樹脂を用いた雪粒子構造を
示す人工雪の顕微鏡写真。
【図5】他の市販の粒状高吸水性樹脂を用いた人工雪の
雪粒子構造を示す顕微鏡写真。
【図6】本発明の人工雪粒子および人工雪の雪粒子構造
を示す顕微鏡写真。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000221627 東燃化学株式会社 東京都中央区築地4丁目1番1号 (71)出願人 391014088 大塚 政尚 群馬県邑楽郡大泉町城之内2−15−17 (71)出願人 000001889 三洋電機株式会社 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 (72)発明者 三浦雄一郎 東京都渋谷区神宮前1−10−34 (72)発明者 平野和夫 東京都千代田区一ツ橋一丁目1番1号 東 燃株式会社内 (72)発明者 上林泰二 奈良県大和高田市蔵之宮町6番4号 (72)発明者 名手孝之 東京都中央区築地4丁目1番1号 東燃化 学株式会社内 (72)発明者 大塚政尚 群馬県邑楽郡大泉町城之内2−15−17 (72)発明者 永井俊剛 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒状の高吸水性樹脂製の核とこの核を取
    り囲む氷層とからなる人工雪粒子。
  2. 【請求項2】 粒状の高吸水性樹脂が吸水した後も粒状
    を保ち互いに非粘着性であり、脱イオン水に対する吸水
    能が約30〜500倍、吸水前の粒径が約20〜500
    μm であり、吸水後の粒径が約0.05〜5mmとなるよ
    うな高吸水性樹脂であることを特徴とする請求項1に記
    載の人工雪粒子。
  3. 【請求項3】 吸水後の粒径が約0.05〜5mmで、
    氷/高吸水性樹脂の重量比が約5〜100であることを
    特徴とする請求項1に記載の人工雪粒子。
  4. 【請求項4】 光崩壊および/または生分解性を有する
    高吸水性樹脂を用いたことを特徴とする請求項1に記載
    の人工雪粒子。
  5. 【請求項5】 賦香および/または着色されていること
    を特徴とする請求項1記載の人工雪粒子。
  6. 【請求項6】 高吸水性樹脂が、ポリアクリル酸塩、ビ
    ニルアルコールとアクリル酸塩共重合体またはイソブチ
    レンと無水マレイン酸との共重合体ケン化物であること
    を特徴とする請求項1に記載の人工雪粒子。
  7. 【請求項7】 天然の雪、人工雪あるいは氷塊を粉砕し
    た氷雪と混合したことを特徴とする請求項1に記載の人
    工雪粒子。
  8. 【請求項8】 粒状の高吸水性樹脂製の核とこの核を取
    り囲む氷層とからなる人工雪粒子それぞれが氷層および
    /または雪粒子を介して互いに結び付いている人工雪。
  9. 【請求項9】 天然の雪、人工雪あるいは氷塊を粉砕し
    た氷雪と混合したことを特徴とする請求項8に記載の人
    工雪。
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