JPH05331150A - 2−アルコキシ−3−スルファニルアミドピラジンの製法 - Google Patents
2−アルコキシ−3−スルファニルアミドピラジンの製法Info
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- JPH05331150A JPH05331150A JP16438792A JP16438792A JPH05331150A JP H05331150 A JPH05331150 A JP H05331150A JP 16438792 A JP16438792 A JP 16438792A JP 16438792 A JP16438792 A JP 16438792A JP H05331150 A JPH05331150 A JP H05331150A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 2,3−ジクロロピラジンとスルファニルア
ミドとを、アルカリ金属炭酸塩の存在下、溶媒としてジ
メチルスルホキシド及び芳香族炭化水素を用いて反応さ
せて、2−クロロ−3−スルファニルアミドピラジンを
製造し、次いで2−クロロ−3−スルファニルアミドピ
ラジンを単離することなく、アルカリ金属水酸化物及び
アルコールと反応させて 【化1】 (式中、Rはアルキル基を表す。)で示される2−アル
コキシ−3−スルファニルアミドピラジンを製造する。 【効果】 生成する2−クロロ−3−スルファニルアミ
ドピラジンを単離することなく、反応液を2−アルコキ
シ−3−スルファニルアミドピラジンの製造工程に付
し、2−アルコキシ−3−スルファニルアミドピラジン
を高収率で製造できる。
ミドとを、アルカリ金属炭酸塩の存在下、溶媒としてジ
メチルスルホキシド及び芳香族炭化水素を用いて反応さ
せて、2−クロロ−3−スルファニルアミドピラジンを
製造し、次いで2−クロロ−3−スルファニルアミドピ
ラジンを単離することなく、アルカリ金属水酸化物及び
アルコールと反応させて 【化1】 (式中、Rはアルキル基を表す。)で示される2−アル
コキシ−3−スルファニルアミドピラジンを製造する。 【効果】 生成する2−クロロ−3−スルファニルアミ
ドピラジンを単離することなく、反応液を2−アルコキ
シ−3−スルファニルアミドピラジンの製造工程に付
し、2−アルコキシ−3−スルファニルアミドピラジン
を高収率で製造できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2−アルコキシ−3−ス
ルファニルアミドピラジンを製造する方法に関する。
ルファニルアミドピラジンを製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】2−アルコキシ−3−スルファニルアミ
ドピラジンの製法としては、以下に述べる方法が知られ
ている(米国特許明細書第4299962号)。すなわ
ち、2,3−ジクロロピラジンとスルファニルアミドと
を、アルカリ金属炭酸塩の存在下、溶媒としてN、N−
ジメチルホルムアミド(以下DMFと略す)及び芳香族
炭化水素を用いて反応させて、2−クロロ−3−スルフ
ァニルアミドピラジンを製造、単離し、次いで単離した
この化合物をアルカリ金属水酸化物及びメタノールと反
応させて2−メトキシ−3−スルファニルアミドピラジ
ンを製造する方法が知られている。
ドピラジンの製法としては、以下に述べる方法が知られ
ている(米国特許明細書第4299962号)。すなわ
ち、2,3−ジクロロピラジンとスルファニルアミドと
を、アルカリ金属炭酸塩の存在下、溶媒としてN、N−
ジメチルホルムアミド(以下DMFと略す)及び芳香族
炭化水素を用いて反応させて、2−クロロ−3−スルフ
ァニルアミドピラジンを製造、単離し、次いで単離した
この化合物をアルカリ金属水酸化物及びメタノールと反
応させて2−メトキシ−3−スルファニルアミドピラジ
ンを製造する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
知方法では2−クロロ−3−スルファニルアミドピラジ
ン生成反応液を2−アルコキシ−3−スルファニルアミ
ドピラジンの製造に付すと、溶媒として用いたDMFが
分解し、分解生成物と2−クロロ−3−スルファニルア
ミドピラジンと反応し、目的物である2−アルコキシ−
3−スルファニルアミドピラジンの収率が著しく低いも
のになるという問題が生じる。このため、前記公知方法
は、得られた2−クロロ−3−スルファニルアミドピラ
ジンを当該反応液から単離された後、2−アルコキシ−
3−スルファニルアミドピラジンの製造工程に付さなけ
ればならず、単離操作を必要とするので、操作が煩雑と
なり2−アルコキシ−3−スルファニルアミドピラジン
の工業的製造にとって満足できる方法とはいい難い。
知方法では2−クロロ−3−スルファニルアミドピラジ
ン生成反応液を2−アルコキシ−3−スルファニルアミ
ドピラジンの製造に付すと、溶媒として用いたDMFが
分解し、分解生成物と2−クロロ−3−スルファニルア
ミドピラジンと反応し、目的物である2−アルコキシ−
3−スルファニルアミドピラジンの収率が著しく低いも
のになるという問題が生じる。このため、前記公知方法
は、得られた2−クロロ−3−スルファニルアミドピラ
ジンを当該反応液から単離された後、2−アルコキシ−
3−スルファニルアミドピラジンの製造工程に付さなけ
ればならず、単離操作を必要とするので、操作が煩雑と
なり2−アルコキシ−3−スルファニルアミドピラジン
の工業的製造にとって満足できる方法とはいい難い。
【0004】
【課題解決するための手段】本発明者らは、かかる従来
技術の欠点を解決すべく、2,3−ジクロロピラジンと
スルファニルアミドからの2−クロロ−3−スルファニ
ルアミドピラジンの生成を経由する2−アルコキシ−3
−スルファニルアミドピラジンの製造方法について種々
検討した。その結果、2,3−ジクロロピラジンとスル
ファニルアミドの反応に溶媒としてジメチルスルホキシ
ド(以下DMSOと略す)及び芳香族炭化水素を用い、
2−クロロ−3−スルファニルアミドピラジンを単離す
ることなく該反応液を2−アルコキシ−3−スルファニ
ルアミドピラジンの製造工程に付すと、2−アルコキシ
−3−スルファニルアミドピラジンが高い収率で得られ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
技術の欠点を解決すべく、2,3−ジクロロピラジンと
スルファニルアミドからの2−クロロ−3−スルファニ
ルアミドピラジンの生成を経由する2−アルコキシ−3
−スルファニルアミドピラジンの製造方法について種々
検討した。その結果、2,3−ジクロロピラジンとスル
ファニルアミドの反応に溶媒としてジメチルスルホキシ
ド(以下DMSOと略す)及び芳香族炭化水素を用い、
2−クロロ−3−スルファニルアミドピラジンを単離す
ることなく該反応液を2−アルコキシ−3−スルファニ
ルアミドピラジンの製造工程に付すと、2−アルコキシ
−3−スルファニルアミドピラジンが高い収率で得られ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】本発明は、2,3−ジクロロピラジンとス
ルファニルアミドとを、アルカリ金属炭酸塩の存在下、
溶媒としてジメチルスルホキシド及び芳香族炭化水素を
用いて反応させて、
ルファニルアミドとを、アルカリ金属炭酸塩の存在下、
溶媒としてジメチルスルホキシド及び芳香族炭化水素を
用いて反応させて、
【化5】 で示される2−クロロ−3−スルファニルアミドピラジ
ンを製造し、次いで2−クロロ−3−スルファニルアミ
ドピラジンを単離することなく
ンを製造し、次いで2−クロロ−3−スルファニルアミ
ドピラジンを単離することなく
【化6】 (式中、Rはアルキル基を表わす。Mはアルカリ金属を
表わす。)で示されるアルカリ金属アルコラートと、又
は
表わす。)で示されるアルカリ金属アルコラートと、又
は
【化7】 (式中、Rは前記に同じ。)で示されるアルコール及び
アルカリ金属水酸化物と反応させることを特徴とする
アルカリ金属水酸化物と反応させることを特徴とする
【化8】 (式中、Rは前記に同じ。)で示される2−アルコキシ
−3−スルファニルアミドピラジンの製造法に関するも
のである。
−3−スルファニルアミドピラジンの製造法に関するも
のである。
【0006】まず、本発明の2−クロロ−3−スルファ
ニルアミドピラジンの製造法について説明する。アルカ
リ金属炭酸塩としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
などが挙げられる。芳香族炭化水素としては、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどが挙げられる。
ニルアミドピラジンの製造法について説明する。アルカ
リ金属炭酸塩としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
などが挙げられる。芳香族炭化水素としては、ベンゼ
ン、トルエン、キシレンなどが挙げられる。
【0007】スルファニルアミド及びアルカリ金属炭酸
塩の使用量はいずれも、2,3−ジクロロピラジンに対
して1〜2倍モルが好ましい。DMSOは2,3−ジク
ロロピラジンに対して2〜5倍重量、芳香族炭化水素は
DMSOの1/5〜1/3倍重量用いるのが好ましい。
塩の使用量はいずれも、2,3−ジクロロピラジンに対
して1〜2倍モルが好ましい。DMSOは2,3−ジク
ロロピラジンに対して2〜5倍重量、芳香族炭化水素は
DMSOの1/5〜1/3倍重量用いるのが好ましい。
【0008】反応温度は、通常、芳香族炭化水素と生成
する水との共沸物が還流する温度である。例えば、芳香
族炭化水素としてトルエンを用いた場合、常圧下での反
応温度は125〜135℃であり、また反応液の着色を
抑えることを目的とする減圧下での反応温度は115〜
120℃である。かかる温度での反応は7〜9時間で充
分完結する。
する水との共沸物が還流する温度である。例えば、芳香
族炭化水素としてトルエンを用いた場合、常圧下での反
応温度は125〜135℃であり、また反応液の着色を
抑えることを目的とする減圧下での反応温度は115〜
120℃である。かかる温度での反応は7〜9時間で充
分完結する。
【0009】次に、本発明の2−アルコキシ−3−スル
ファニルアミドピラジンの製造法について説明する。ア
ルカリ金属アルコラートとしては、アルカリ金属と低級
アルコールから構成される化合物が挙げられ、具体的に
はナトリウムメチラート、カリウムメチラート、ナトリ
ウムエチラート、カリウムエチラート、ナトリウムメプ
ロピラート、カリウムプロピラート、ナトリウムブチラ
ート、カリウムブチラートなどが挙げられる。アルコー
ルとしては、メタノール、エタノール、プロパノール、
ブタノール等の低級アルコールなどが挙げられる。アル
カリ金属水酸化物としては水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウムなどが挙げられる。
ファニルアミドピラジンの製造法について説明する。ア
ルカリ金属アルコラートとしては、アルカリ金属と低級
アルコールから構成される化合物が挙げられ、具体的に
はナトリウムメチラート、カリウムメチラート、ナトリ
ウムエチラート、カリウムエチラート、ナトリウムメプ
ロピラート、カリウムプロピラート、ナトリウムブチラ
ート、カリウムブチラートなどが挙げられる。アルコー
ルとしては、メタノール、エタノール、プロパノール、
ブタノール等の低級アルコールなどが挙げられる。アル
カリ金属水酸化物としては水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウムなどが挙げられる。
【0010】アルカリ金属水酸化物及びアルカリ金属ア
ルコラートの使用量はいずれも、2,3−ジクロロピラ
ジンに対して3〜6倍モルが好ましい。アルコールの使
用量は2,3−ジクロロピラジンに対して10〜60倍
モルが好ましい。アルカリ金属アルコラートを用いる方
法並びにアルカリ金属水酸化物及びアルコールを用いる
方法のいずれの方法でも、反応は75〜82℃で4〜5
時間にてほぼ完結する。
ルコラートの使用量はいずれも、2,3−ジクロロピラ
ジンに対して3〜6倍モルが好ましい。アルコールの使
用量は2,3−ジクロロピラジンに対して10〜60倍
モルが好ましい。アルカリ金属アルコラートを用いる方
法並びにアルカリ金属水酸化物及びアルコールを用いる
方法のいずれの方法でも、反応は75〜82℃で4〜5
時間にてほぼ完結する。
【0011】また、本発明方法の好ましい一実施態様を
次に説明する。2,3−ジクロロピラジン及びスルファ
ニルアミドをDMSOに加え溶解し、さらに芳香族炭化
水素を加え、アルカリ金属炭酸塩の存在下で反応を行
う。反応の進行と共に2−クロロ−3−スルファニルア
ミドピラジン、炭酸ガス、水などが生成する。この水を
芳香族炭化水素と共沸させ、共沸物をセパレーターに導
き、水と芳香族炭化水素とを分離する。分離された芳香
族炭化水素を反応器に戻し、一方、水を系外に連続的に
除去する。この水の分離除去操作により、炭酸ガスも同
時に系外に除去される。水の生成がなくなった後、反応
を終了する。反応終了液をそのまま、又は反応液の容積
効率を考慮して芳香族炭化水素及びDMSOの約1/2
量を減圧下で系外に留去した後、アルカリ金属アルコラ
ート、又はアルコール及びアルカリ金属水酸化物を加
え、反応し、2−アルコキシ−3−スルファニルアミド
ピラジンを得る。
次に説明する。2,3−ジクロロピラジン及びスルファ
ニルアミドをDMSOに加え溶解し、さらに芳香族炭化
水素を加え、アルカリ金属炭酸塩の存在下で反応を行
う。反応の進行と共に2−クロロ−3−スルファニルア
ミドピラジン、炭酸ガス、水などが生成する。この水を
芳香族炭化水素と共沸させ、共沸物をセパレーターに導
き、水と芳香族炭化水素とを分離する。分離された芳香
族炭化水素を反応器に戻し、一方、水を系外に連続的に
除去する。この水の分離除去操作により、炭酸ガスも同
時に系外に除去される。水の生成がなくなった後、反応
を終了する。反応終了液をそのまま、又は反応液の容積
効率を考慮して芳香族炭化水素及びDMSOの約1/2
量を減圧下で系外に留去した後、アルカリ金属アルコラ
ート、又はアルコール及びアルカリ金属水酸化物を加
え、反応し、2−アルコキシ−3−スルファニルアミド
ピラジンを得る。
【0012】2−アルコキシ−3−スルファニルアミド
ピラジンの単離は一般的に行われている方法で実施する
ことができる。例えば、反応終了液に水を加え、アルコ
ールを留去した後、塩酸等の酸でpHを4〜5とし、生
成する結晶をろ別、水洗、乾燥して、単離された2−ア
ルコキシ−3−スルファニルアミドピラジンを得る。
ピラジンの単離は一般的に行われている方法で実施する
ことができる。例えば、反応終了液に水を加え、アルコ
ールを留去した後、塩酸等の酸でpHを4〜5とし、生
成する結晶をろ別、水洗、乾燥して、単離された2−ア
ルコキシ−3−スルファニルアミドピラジンを得る。
【0013】
【実施例】本発明を実施例によって説明するが、本発明
は実施例のみに限定されるものではない。 実施例1 撹拌機、温度計及びセパレーターを備えた4ツ口フラス
コに2,3−ジクロロピラジン50g(0.336モ
ル)、スルファニルアミド60.5g(0.351モ
ル)、炭酸カリウム55.5g(0.402モル)、D
MSO150g及びトルエン40gを仕込み、撹拌下、
内温を115〜120℃に保ち、この温度でトルエンが
セパレーターを通し還流するように反応系を減圧に保
ち、9時間反応させた。この間生成する水はセパレータ
ーから分離除去した。次に、反応終了液を減圧下に濃縮
して、トルエン及びDMSOの1/2量を留去した後、
メタノール492g、水酸化ナトリウム13.5g
(0.338モル)を加え、撹拌下、72〜82℃に
4.5時間保った。この間、メタノール310gを系外
に留去した。その後、水を加え、次いでメタノールを留
去した。得られた水溶液を塩酸でpH5まで中和し、生
成した結晶をろ別、水洗後乾燥し、2−メトキシ−3−
スルファニルアミドピラジン86.7gを得た。その収
率は、2,3−ジクロロピラジンを基準にして、92.
0%であった。
は実施例のみに限定されるものではない。 実施例1 撹拌機、温度計及びセパレーターを備えた4ツ口フラス
コに2,3−ジクロロピラジン50g(0.336モ
ル)、スルファニルアミド60.5g(0.351モ
ル)、炭酸カリウム55.5g(0.402モル)、D
MSO150g及びトルエン40gを仕込み、撹拌下、
内温を115〜120℃に保ち、この温度でトルエンが
セパレーターを通し還流するように反応系を減圧に保
ち、9時間反応させた。この間生成する水はセパレータ
ーから分離除去した。次に、反応終了液を減圧下に濃縮
して、トルエン及びDMSOの1/2量を留去した後、
メタノール492g、水酸化ナトリウム13.5g
(0.338モル)を加え、撹拌下、72〜82℃に
4.5時間保った。この間、メタノール310gを系外
に留去した。その後、水を加え、次いでメタノールを留
去した。得られた水溶液を塩酸でpH5まで中和し、生
成した結晶をろ別、水洗後乾燥し、2−メトキシ−3−
スルファニルアミドピラジン86.7gを得た。その収
率は、2,3−ジクロロピラジンを基準にして、92.
0%であった。
【0014】
【発明の効果】本発明方法によれば、2,3−ジクロロ
ピラジンとスルファニルアミドの反応生成する2−クロ
ロ−3−スルファニルアミドピラジンを単離することな
く、当該反応液を2−アルコキシ−3−スルファニルア
ミドピラジンの製造工程に付して2−アルコキシ−3−
スルファニルアミドピラジンが高収率で製造できるの
で、従来技術に比べて簡便にかつ経済的に有利に2−ア
ルコキシ−3−スルファニルアミドピラジンを製造でき
る。
ピラジンとスルファニルアミドの反応生成する2−クロ
ロ−3−スルファニルアミドピラジンを単離することな
く、当該反応液を2−アルコキシ−3−スルファニルア
ミドピラジンの製造工程に付して2−アルコキシ−3−
スルファニルアミドピラジンが高収率で製造できるの
で、従来技術に比べて簡便にかつ経済的に有利に2−ア
ルコキシ−3−スルファニルアミドピラジンを製造でき
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉西 英樹 大阪市城東区放出西2丁目12番13号 広栄 化学工業株式会社研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】2,3−ジクロロピラジンとスルファニル
アミドとを、アルカリ金属炭酸塩の存在下、溶媒として
ジメチルスルホキシド及び芳香族炭化水素を用いて反応
させて、 【化1】 で示される2−クロロ−3−スルファニルアミドピラジ
ンを製造し、次いで2−クロロ−3−スルファニルアミ
ドピラジンを単離することなく 【化2】 (式中、Rはアルキル基を表わす。Mはアルカリ金属を
表わす。)で示されるアルカリ金属アルコラートと、又
は 【化3】 (式中、Rはアルキル基を表わす。)で示されるアルコ
ール及びアルカリ金属水酸化物と反応させることを特徴
とする 【化4】 (式中、Rは前記に同じ。)で示される2−アルコキシ
−3−スルファニルアミドピラジンの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16438792A JPH05331150A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 2−アルコキシ−3−スルファニルアミドピラジンの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16438792A JPH05331150A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 2−アルコキシ−3−スルファニルアミドピラジンの製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05331150A true JPH05331150A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15792161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16438792A Pending JPH05331150A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 2−アルコキシ−3−スルファニルアミドピラジンの製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05331150A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102212035A (zh) * | 2011-04-25 | 2011-10-12 | 扬州天和药业有限公司 | 磺胺甲氧吡嗪的制备方法 |
CN104945338A (zh) * | 2015-06-23 | 2015-09-30 | 郑州福源动物药业有限公司 | 一种磺胺氯吡嗪钠的制备工艺 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP16438792A patent/JPH05331150A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102212035A (zh) * | 2011-04-25 | 2011-10-12 | 扬州天和药业有限公司 | 磺胺甲氧吡嗪的制备方法 |
CN104945338A (zh) * | 2015-06-23 | 2015-09-30 | 郑州福源动物药业有限公司 | 一种磺胺氯吡嗪钠的制备工艺 |
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