JPH0533067Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0533067Y2 JPH0533067Y2 JP3333988U JP3333988U JPH0533067Y2 JP H0533067 Y2 JPH0533067 Y2 JP H0533067Y2 JP 3333988 U JP3333988 U JP 3333988U JP 3333988 U JP3333988 U JP 3333988U JP H0533067 Y2 JPH0533067 Y2 JP H0533067Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- branch
- cable
- circuit
- trunk
- branch circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Description
本考案は、有線テレビ(CATV)やローカル
エリアネツトワーク(LAN)に使用される分岐
器に係り、特に分岐数を容易に増減できるような
改良に関する。
エリアネツトワーク(LAN)に使用される分岐
器に係り、特に分岐数を容易に増減できるような
改良に関する。
【従来の技術】
第2図は従来の通信システムの説明図である。
図において、1は幹線、2は通信機能を有するス
テーシヨン、3はステーシヨン2を幹線1に接続
する支線、4は幹線1に複数のステーシヨンを結
合させる分岐器で、インピーダンス整合をとつて
反射を防止する。5は幹線1の終端に設けられる
終端器で、通信信号の反射を防止している。 この様な装置において、ステーシヨン間の通信
の順路は、ステーシヨン→支線→分岐器→幹線→
分岐器→支線→ステーシヨンの順になつている。
図において、1は幹線、2は通信機能を有するス
テーシヨン、3はステーシヨン2を幹線1に接続
する支線、4は幹線1に複数のステーシヨンを結
合させる分岐器で、インピーダンス整合をとつて
反射を防止する。5は幹線1の終端に設けられる
終端器で、通信信号の反射を防止している。 この様な装置において、ステーシヨン間の通信
の順路は、ステーシヨン→支線→分岐器→幹線→
分岐器→支線→ステーシヨンの順になつている。
この様な通信システムにおいて、接続される通
信装置の場所変更が頻繁に発生するものがある。
この様な用途では、幹線1に多数の分岐器4を装
着して将来の移動に備えたいが、分岐器4により
幹線1の通信信号が減衰するので設置可能な数は
限定されている。 そこでシステムのレイアウト変更のたびに配線
工事をする必要に迫られるという課題がある。ま
たこれに付随して配線工事中は通信が行えず、通
信システムの稼動が停止するという課題があつ
た。 この様な課題を解決するものとして、本出願人
は実開昭62−93033号『分岐器』を提案している。
当該出願では幹線ケーブルに幹線接続ユニツトを
設けて、分岐をするときは分岐ユニツトを当該幹
線接続ユニツトに取付けて、支線ケーブルとの接
続を行つている。しかし、前記幹線接続ユニツト
と分岐ユニツトの構成は複雑であり、もつと単純
な構成が望まれていた。 本考案はこのような課題を解決したもので、幹
線上の通信を阻害するほどの減衰を発生すること
無く、支線との結合の行える分岐器を提供するこ
とを目的とする。
信装置の場所変更が頻繁に発生するものがある。
この様な用途では、幹線1に多数の分岐器4を装
着して将来の移動に備えたいが、分岐器4により
幹線1の通信信号が減衰するので設置可能な数は
限定されている。 そこでシステムのレイアウト変更のたびに配線
工事をする必要に迫られるという課題がある。ま
たこれに付随して配線工事中は通信が行えず、通
信システムの稼動が停止するという課題があつ
た。 この様な課題を解決するものとして、本出願人
は実開昭62−93033号『分岐器』を提案している。
当該出願では幹線ケーブルに幹線接続ユニツトを
設けて、分岐をするときは分岐ユニツトを当該幹
線接続ユニツトに取付けて、支線ケーブルとの接
続を行つている。しかし、前記幹線接続ユニツト
と分岐ユニツトの構成は複雑であり、もつと単純
な構成が望まれていた。 本考案はこのような課題を解決したもので、幹
線上の通信を阻害するほどの減衰を発生すること
無く、支線との結合の行える分岐器を提供するこ
とを目的とする。
このような目的を達成する本考案は、幹線ケー
ブルの間に挿入され支線ケーブルに信号を分岐す
る分岐器において、次の構成としたものである。 即ち、一端が第1の幹線ケーブルに接続され、
他端が第2の幹線ケーブルに接続されると共に、
この幹線ケーブルに流れる信号を第1の支線ケー
ブルに分岐する第1の分岐回路と、第2の支線ケ
ーブルが接続された第2の分岐回路と、第1の分
岐回路接続前の第1の幹線ケーブルが接続された
第1の極、第1の分岐回路を経た第1の幹線ケー
ブル及び第2の幹線ケーブルが接続された第2の
極、第2の分岐回路の信号入力端子が接続された
第3の極よりなる選択回路を有している。 そして、前記第1および第2の極間を接続して
幹線ケーブルの短絡をし、前記第1、第2及び第
3の極間を接続無接続として第1の分岐回路を動
作させ、前記第2および第3の極間を接続して第
1及び第2の分岐回路を動作させている。
ブルの間に挿入され支線ケーブルに信号を分岐す
る分岐器において、次の構成としたものである。 即ち、一端が第1の幹線ケーブルに接続され、
他端が第2の幹線ケーブルに接続されると共に、
この幹線ケーブルに流れる信号を第1の支線ケー
ブルに分岐する第1の分岐回路と、第2の支線ケ
ーブルが接続された第2の分岐回路と、第1の分
岐回路接続前の第1の幹線ケーブルが接続された
第1の極、第1の分岐回路を経た第1の幹線ケー
ブル及び第2の幹線ケーブルが接続された第2の
極、第2の分岐回路の信号入力端子が接続された
第3の極よりなる選択回路を有している。 そして、前記第1および第2の極間を接続して
幹線ケーブルの短絡をし、前記第1、第2及び第
3の極間を接続無接続として第1の分岐回路を動
作させ、前記第2および第3の極間を接続して第
1及び第2の分岐回路を動作させている。
本考案の各構成要素はつぎの作用をする。選択
回路の各極の接続状態により、分岐をしない場合
と、1分岐のみする場合と、2分岐する場合とを
選択している。
回路の各極の接続状態により、分岐をしない場合
と、1分岐のみする場合と、2分岐する場合とを
選択している。
以下図面を用いて、本考案を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す構成図であ
る。図において、分岐器10は、第1の幹線ケー
ブル1aと第2の幹線ケーブル1b及び第1の支
線ケーブル3aと第2の支線ケーブル3bを接続
している。 次に、分岐器10の詳細を説明する。第1の分
岐回路11は、トランスを有している。トランス
一次側の一端は第1の幹線ケーブル1aに接続さ
れ、他端が第2の幹線ケーブル1bに接続されて
いる。トランス二次側は一端が第1の支線ケーブ
ル3aに接続され、他端はケーブルの外部導体共
通電位に接地されている。第2の分岐回路12も
トランスを有しており、二次側は一端が第2の支
線ケーブル3bに接続され、他端はケーブルの外
部導体共通電位に接地されている。 選択回路13は3端子の設定ピン若しくはスイ
ツチよりなる。第1の極は、第1の分岐回路11
接続前の第1の幹線ケーブル1aが接続されてい
る。第2の極は、第1の分岐回路11を経た第1
の幹線ケーブル1a及び第2の幹線ケーブル1b
が接続されている。第3の極は、第2の分岐回路
12の一次側巻線の一端が接続されている。 尚、第2の分岐回路12の一次側巻線の他端は
接地されている。また、分岐回路11,12は一
般的なものであり、トランスのほか抵抗などが必
要に応じて取付けられている。 このように構成された装置の動作を、場合を分
けて次に説明する。 (1) 分岐をしない場合 選択回路13の第1及び第2の極の間を短絡し
て、第1の分岐回路11を動作させない。この結
果、支線ケーブルには信号が伝送されないと共
に、幹線ケーブルの間の信号の減衰もない。 (2) 1分岐する場合 選択回路13の第1、第2及び第3の極の間を
無接続にして、第1の分岐回路11を動作させ
る。この結果、支線ケーブル3aに信号が流れ
る。幹線ケーブル1にも信号は流れるが、多少の
信号の減衰が発生する。 (3) 2分岐とする場合 選択回路13の第2及び第3の極の間を短絡し
て、第1及び第2の分岐回路11,12を共に動
作させる。この結果、支線ケーブル3a,3bに
信号が伝送されると共に、幹線ケーブルの間の信
号の減衰も多く発生する。 即ち、上記3態様における幹線ケーブルの信号減
衰は、(1)→(2)→(3)の順で信号の挿入損失が増大す
る。
る。図において、分岐器10は、第1の幹線ケー
ブル1aと第2の幹線ケーブル1b及び第1の支
線ケーブル3aと第2の支線ケーブル3bを接続
している。 次に、分岐器10の詳細を説明する。第1の分
岐回路11は、トランスを有している。トランス
一次側の一端は第1の幹線ケーブル1aに接続さ
れ、他端が第2の幹線ケーブル1bに接続されて
いる。トランス二次側は一端が第1の支線ケーブ
ル3aに接続され、他端はケーブルの外部導体共
通電位に接地されている。第2の分岐回路12も
トランスを有しており、二次側は一端が第2の支
線ケーブル3bに接続され、他端はケーブルの外
部導体共通電位に接地されている。 選択回路13は3端子の設定ピン若しくはスイ
ツチよりなる。第1の極は、第1の分岐回路11
接続前の第1の幹線ケーブル1aが接続されてい
る。第2の極は、第1の分岐回路11を経た第1
の幹線ケーブル1a及び第2の幹線ケーブル1b
が接続されている。第3の極は、第2の分岐回路
12の一次側巻線の一端が接続されている。 尚、第2の分岐回路12の一次側巻線の他端は
接地されている。また、分岐回路11,12は一
般的なものであり、トランスのほか抵抗などが必
要に応じて取付けられている。 このように構成された装置の動作を、場合を分
けて次に説明する。 (1) 分岐をしない場合 選択回路13の第1及び第2の極の間を短絡し
て、第1の分岐回路11を動作させない。この結
果、支線ケーブルには信号が伝送されないと共
に、幹線ケーブルの間の信号の減衰もない。 (2) 1分岐する場合 選択回路13の第1、第2及び第3の極の間を
無接続にして、第1の分岐回路11を動作させ
る。この結果、支線ケーブル3aに信号が流れ
る。幹線ケーブル1にも信号は流れるが、多少の
信号の減衰が発生する。 (3) 2分岐とする場合 選択回路13の第2及び第3の極の間を短絡し
て、第1及び第2の分岐回路11,12を共に動
作させる。この結果、支線ケーブル3a,3bに
信号が伝送されると共に、幹線ケーブルの間の信
号の減衰も多く発生する。 即ち、上記3態様における幹線ケーブルの信号減
衰は、(1)→(2)→(3)の順で信号の挿入損失が増大す
る。
以上説明したように、本考案によれば以下の実
用上の効果がある。 選択回路13の接続状態により、幹線ケーブ
ルの通信を阻害すること無く分岐せず、1分
岐、2分岐の機能を選択することができる。 分岐数に応じて最小の挿入損ですむようにし
ているので、通信システム上分岐数に応じた最
小の通信出力で済む。
用上の効果がある。 選択回路13の接続状態により、幹線ケーブ
ルの通信を阻害すること無く分岐せず、1分
岐、2分岐の機能を選択することができる。 分岐数に応じて最小の挿入損ですむようにし
ているので、通信システム上分岐数に応じた最
小の通信出力で済む。
第1図は、本考案の一実施例を示す構成図、第
2図は従来の通信システムの説明図である。 10……分岐器、11,12……分岐回路、1
3……選択回路。
2図は従来の通信システムの説明図である。 10……分岐器、11,12……分岐回路、1
3……選択回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 幹線ケーブルの間に挿入され支線ケーブルに信
号を分岐する分岐器において、 一端が第1の幹線ケーブルに接続され、他端が
第2の幹線ケーブルに接続されると共に、この幹
線ケーブルに流れる信号を第1の支線ケーブルに
分岐する第1の分岐回路と、 第2の支線ケーブルが接続された第2の分岐回
路と、 第1の分岐回路接続前の第1の幹線ケーブルが
接続された第1の極、第1の分岐回路を経た第1
の幹線ケーブル及び第2の幹線ケーブルが接続さ
れた第2の極、第2の分岐回路の信号入力端子が
接続された第3の極よりなる選択回路を有し、 前記第1および第2の極間を接続して幹線ケー
ブルの短絡をし、前記第1、第2及び第3の極間
を接続無接続として第1の分岐回路を動作させ、
前記第2および第3の極間を接続して第1及び第
2の分岐回路を動作させること、 を特徴とする分岐器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3333988U JPH0533067Y2 (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3333988U JPH0533067Y2 (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01137615U JPH01137615U (ja) | 1989-09-20 |
JPH0533067Y2 true JPH0533067Y2 (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=31260000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3333988U Expired - Lifetime JPH0533067Y2 (ja) | 1988-03-14 | 1988-03-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0533067Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-14 JP JP3333988U patent/JPH0533067Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01137615U (ja) | 1989-09-20 |
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