JPH05330608A - 立体搬送装置 - Google Patents

立体搬送装置

Info

Publication number
JPH05330608A
JPH05330608A JP14045592A JP14045592A JPH05330608A JP H05330608 A JPH05330608 A JP H05330608A JP 14045592 A JP14045592 A JP 14045592A JP 14045592 A JP14045592 A JP 14045592A JP H05330608 A JPH05330608 A JP H05330608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
track
rail
carrier
chain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP14045592A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisatoku Abiru
久徳 阿比留
Toshiyuki Fujii
俊行 藤井
Manabu Fujishiro
学 藤城
Yoshihiro Yuzaki
芳啓 湯崎
Katsunori Goshi
勝則 合志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP14045592A priority Critical patent/JPH05330608A/ja
Publication of JPH05330608A publication Critical patent/JPH05330608A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本搬送装置が適用される施設を立体的に設け
ることにより施設全体のスペースが大幅に低減されるこ
とを目的とする。 【構成】 搬送台車が上下のフロワー間に架設された複
数の軌道にそれぞれ駆動輪を嵌合させて略水平を保ちな
がら昇降するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被搬送品を例えば1階
フロワーから2階フロワーへ、または2階フロワーから
1階フロワーへ搬送する入出庫などに適用される立体搬
送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば自動車などの被搬送品を一
時的に倉庫内に格納したり、格納されている被搬送品を
出庫するなど被搬送品の一般的な入出庫に使用されてい
る従来の搬送装置の説明図である。図において、本搬送
装置bは駐車場eの自動車cを格納倉庫a内の棚a1
格納したり、棚a1 内に格納されている自動車c2 を自
動車点検場dなどへ出庫するようになっている。本搬送
装置bは格納倉庫aと駐車場eまたは自動車点検場dと
の間に同レベルで設置され、基礎上に平面的に敷設され
たループ状をなす軌道b1 およびこの軌道b1 上を走行
する図示しない搬送台車などで構成されている。
【0003】即ち、自動車c1 を入庫する際は、自動車
1 を前進させて搬送台車上に乗せ、搬送台車を軌道b
1 上を走行させて所定の格納位置まで搬送し、ここから
は別の移送手段により自動車c1 を後進状態で引込み、
所定の棚a1 に格納する。また、自動車c2 を出庫する
際は、自動車c2 を別の移送手段により前進状態で軌道
1 まで移送し、ここで軌道b1 上の搬送台車に移し替
えて搬送台車を軌道b 1 上を走行させ、例えば自動車点
検場dなど所定の場所まで搬送してここからは自動車c
2 を進行させて搬送台車から離す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の搬
送装置は、自動車などの被搬送品を駐車場から同一レベ
ルの格納倉庫a(一階)の棚a1 まで、或いは格納倉庫
a(一階)の棚a1 から同一レベルの自動車点検場dま
で移動させるようになっており、このような平面におけ
る移動のみが可能な搬送装置の場合は、例えば図におけ
る駐車場e、格納倉庫a、自動車点検場dなどを同じレ
ベル内に設ける必要があり、施設全体の敷地スペースが
広大になる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る立体搬送装
置は上記課題を解決することを目的にしており、上下の
フロワー間に架設された複数の軌道と、該複数の軌道に
それぞれ駆動輪を嵌合させて略水平を保ちながら昇降す
る搬送台車とを備えた構成を特徴とする。
【0006】
【作用】即ち、本発明に係る立体搬送装置においては、
搬送台車が上下のフロワー間に架設された複数の軌道に
それぞれ駆動輪を嵌合させて略水平を保ちながら昇降す
るようになっており、搬送台車により被搬送品を下位フ
ロワーから上位フロワーへ、或いは上位フロワーから下
位フロワーへ立体的に移動させることができる。
【0007】
【実施例】図1乃至図3は本発明の一実施例に係る搬送
装置の説明図である。図において、本実施例に係る搬送
装置は自動車の入出庫に使用されるもので、本搬送装置
bは図1に示すように駐車場eと格納倉庫aとの境界部
に設置されている。格納倉庫aは1階フロワーが自動車
点検場、また2階フロワー以上には複数の自動車格納用
の棚a1 が形成されている。本搬送装置bには駐車場e
(1階フロワー)の自動車cを2階フロワーの棚a1
で昇降させて搬送するように、ループ状の軌道b1 が1
階フロワーと2階フロワーとの間に立体的に架設されて
いる。本搬送装置bは1階フロワーと2階フロワーとを
ループ状に連結する幅方向に一対の軌道b1 と、この軌
道b1 に沿って走行する搬送台車1とで構成されてい
る。
【0008】搬送台車1は図3に示すように荷台1a、
搬送台車1中央部の左右にそれぞれ2個づつ設置されて
いる主ギャ車2a,2b、搬送台車1前後にそれぞれ設
置されてい補助ギャ車3a,3b及び押え車4a,4
b、搬送台車1の前側および後側にそれぞれ設置されて
いる左右一対の走行車輪5a,5bなどからなる。軌道
1 は図2に示すように上昇側立体部(図における左
側)が3条の軌道6a,7a,8aにより、また下降側
立体部(図における右側)も同様に3条の軌道6b,7
b,8bによりそれぞれ構成され、軌道6a,6bはそ
れぞれ一対のラック6cとガイド6dとにより、また軌
道7a,7bはそれぞれ一対のラック7c,7dによ
り、また、軌道8a,8bはそれぞれ一対のラック8c
とガイド8dとによりそれぞれ構成されている。このう
ち、軌道6a,6bは軌道b1 の2階フロワー側のみ、
また軌道8a,8bは軌道b1 の1階フロワー側のみに
それぞれ形成され、また軌道7a,7bは軌道b1 の全
範囲に形成されている。また、軌道b1 の1階フロワー
における直線部D〜A間には走行車輪5a,5b用のレ
ール9が、2階フロワーにおける直線部B〜C間にも同
様にレール10が敷設されている。
【0009】主ギャ車2aは軌道7a,7bのラック7
cと、主ギャ車2bは軌道7a,7bのラック7dとそ
れぞれ嵌合し、走行車輪5a,5bは、直線部D〜A間
でレール9と、直線部B〜C間でレール10とそれぞれ
係合する。また、前側の補助ギャ車3aは軌道8aのラ
ック8cおよび軌道6bのラック6cと、後側の補助ギ
ャ車3bは軌道6aのラック6cおよび軌道8bのラッ
ク8cとそれぞれ嵌合し、前側の押え車4aは軌道8
a,8bのガイド8dと、後側の押え車4bは軌道6
a,6bのガイド6dとそれぞれ係合するようになって
いる。また、主ギャ車2a,2bは互いに逆回転(例え
ば一方が左回転のとき他方は右回転)して駆動するよう
に構成され、また前側の補助ギャ車3aおよび後側の補
助ギャ車3bも互いに逆回転して駆動し、また前側の補
助ギャ車3aは前進回転する主ギャ車2aと同方向に回
転して駆動し、従って後側の補助ギャ車3bは他方の主
ギャ車2bと同方向に回転して駆動するように構成され
ている。
【0010】本搬送装置により搬送を行う場合、1階フ
ロワーにおける直線部D〜A間ではレール9と搬送台車
1の走行車輪5a,5bとが係合し、この走行車輪5
a,5bを駆動することにより搬送台車1はレール9上
を自由に走行することができる。搬送台車1が前進して
軌道b1 の上昇側立体部の入口Aに達すると、主ギャ車
2aが軌道7aのラック7cと、主ギャ車2bがラック
7dと、また前側補助ギャ車3aが軌道8aのラック8
cと、押え車9aがガイド8dとそれぞれ嵌合または係
合し、これら各ギャ車2a,3aを左回転駆動、主ギャ
車2bを右回転駆動することにより、搬送台車1は軌道
1 に沿って上昇する。この際、搬送台車1は各ギャ車
2a,3aを介して軌道7a,8aのラック7c,8c
で支持され、押え車4aを介してガイド8dにより右回
りの転倒を阻止される。
【0011】搬送台車1が1〜2階フロワーの中間位置
Eまで上昇すると、後側の補助ギャ車3bが軌道6aの
ラック6cと、押え車4bがガイド6dとそれぞれ嵌合
または係合するようになる。この際、補助ギャ車3bは
右回転駆動する。軌道b1 が垂直状をなすこのE点では
搬送台車1は全ギャ車2a,2b,3a,3bによって
支持されながら上昇する。搬送台車1が中間位置Eより
も上方まで上昇すると、前側の補助ギャ車3a及び押え
車4aがそれぞれ軌道8aのラック8c及びガイド8d
との係合から開放され、搬送台車1はギャ車2b,3b
を介して軌道6a,7aのラック6c,7cで支持して
駆動され、押え車4bを介して軌道6aのガイド6dに
より左回りの転倒を阻止される。
【0012】搬送台車1が上昇側立体部の出口B、即ち
2階フロワーの入口まで上昇すると、走行車輪5a,5
bが2階フロワーのレール10と係合し、同時に全ギャ
車2a,2b,3a,3b及び押え車4a,4bとラッ
ク6c,7c、7d,8c及びガイド6d,8dとの係
合がすべて開放され、走行車輪5a,5bを駆動するこ
とにより搬送台車1はレール10上を自由に走行するこ
とができる。また、下降側立体部を経由して搬送台車1
を2階フロワーのc位置から中間位置Fを経由して1階
フロワーのD位置へ下降させる場合には、主ギャ車2
a,2b及び補助ギャ車3a,3bを上昇時と逆回転し
て駆動させることにより行うことができる。
【0013】1階フロワーが自動車点検場、2階以上に
複数の自動車格納用の棚a1 が形成されている格納倉庫
aと1階フロワーと同一レベルの駐車場eとの境界部に
立体的に設置されている本搬送装置bにより1階フロワ
ーの駐車場eの自動車c1 を2階フロワーの自動車格納
用の棚a1 に格納する場合には、自動車c1 を前進させ
て搬送台車1上に乗せ、搬送台車1を駆動して2階フロ
ワーまで上昇させ、所定の自動車格納用の棚a1 の前位
置まで搬送する。そして、自動車c1 は別の手段により
後進状態で引き込まれ、所定の棚a1 内に格納される。
なお、この自動車c1 を2階フロワーから3階以上のフ
ロワーへ移送する場合は、例えばスタッカクレンなど別
の昇降装置により行う。また、2階フロワーの自動車格
納用の棚a1 に格納されている自動車c2 を1階フロワ
ーの自動車点検場へ搬送する場合には、別の手段により
前進状態で軌道b1 の位置まで押出して搬送台車1上に
乗せ、搬送台車1を駆動して1階フロワーまで下降さ
せ、自動車点検場まで搬送する。そして、自動車c2
駆動して自動車点検場の所定の位置まで移動させる。
【0014】平面における移動のみが可能な搬送装置の
場合は、駐車場e、格納倉庫a、自動車点検場などを同
じレベル内に設ける必要があり、施設全体の敷地スペー
スが広大になることは避けられないが、本搬送装置bは
搬送台車1がループ状の軌道b1 に沿って1階フロワー
から2階フロワーへ、或いは2階フロワーから1階フロ
ワーへ自由に走行することができ、搬送台車1を介して
被搬送品を立体的に移動させることができるので、本搬
送装置bを自動車点検場、格納倉庫a等に適用すること
によりこれらの施設を立体的に設けることができ、従来
のものに比べて施設全体の敷地スペースを大幅に低減さ
せることができる。
【0015】図4および図5は本発明の他の実施例に係
る搬送装置の説明図である。図において、本実施例に係
る搬送装置は自動車の入出庫に使用されるもので、本搬
送装置bは上記の実施例に係る搬送装置と同様に駐車場
eと格納倉庫aとの境界部に設置されいてる。格納倉庫
aは1階フロワーが自動車点検場、また2階フロワー以
上には複数の自動車格納用の棚a1 が形成されている。
本搬送装置には駐車場e(1階フロワー)の自動車cを
2階フロワーの棚a1 まで昇降させて搬送するように、
ループ状の軌道b1 が1階フロワーと2階フロワーとの
間に立体的に架設されている。本搬送装置bは1階フロ
ワーと2階フロワーとをループ状に連結する幅方向に一
対の軌道b1 と、この軌道b1 に沿って走行する搬送台
車1とで構成されている。
【0016】搬送台車1は図5に示すように荷台1a、
搬送台車1中央部の左右にそれぞれ2個づつ設置されて
いる主スプロケット12a,12b、搬送台車1前後に
それぞれ設置されている補助スプロケット13a,13
b、及び押え車4a,4b、搬送台車1の前側および後
側にそれぞれ設置されている左右一対の走行車輪5a,
5bなどからなる。軌道b1 は図4に示すように上昇側
立体部(図における左側)が4組のチェン軌道16a,
17a,18a,19a及びこのチェン軌道16a、1
9aと対向して設置されているガイド6d,8dによ
り、また下降側立体部(図における右側)も同様に4組
のチェン軌道16b,17b,18b,19b及びこの
チェン軌道16b,19bと対向して設置されているガ
イド6d,8dによりそれぞれ構成されている。これら
各チェン軌道にはチェン16c,17c,18c,19
cが張設され、それぞれスプロケット16d,17d,
18d,19dによりエンドレスに駆動されるようにな
っている。このうち、チェン軌道16a,16bは2階
フロワー側のみに、またチェン軌道19a,19bは1
階フロワー側のみに形成され、その他のチェン軌道17
a,17b,18a,18bは全範囲に形成されてい
る。また、軌道b1 の1階フロワーにおける直線部D〜
A間には走行車輪5a,5b用のレール9が、2階フロ
ワーにおける直線部B〜C間にも同様にレール10が敷
設されている。
【0017】主スプロケット12aはチェン軌道17
a,17bのチェン17cと、主スプロケット12bは
チェン軌道18a,18bのチェン18cとそれぞれ嵌
合し、走行車輪5a,5bは直線部D〜A間でレール9
と、直線部B〜C間でレール10とそれぞれ係合する。
また、前側の補助スプロケット13aはチェン軌道19
a,19bのチェン19cと、後側の補助スプロケット
13bはチェン軌道16a,16bのチェン16cとそ
れぞれ嵌合し、前側の押え車4aはガイド8dと、後側
の押え車4bはガイド6dとそれぞれ係合するようにな
っている。なお、主スプロケット12a,12bと補助
スプロケット13a,13bとは、回転しないように搬
送台車1に固定されている。各チェン軌道における各ス
プロケット16d,17d,18d,19dは、スプロ
ケット16d,17dは右回転されてチェン16c,1
7cは右回り駆動され、またスプロケット18c,19
cは左回転されてチェン18c,19cは左回り駆動さ
れる。また、下降側立体部においても各チェン軌道16
b,17b,18b,19bは総て上昇側立体部と同方
向に駆動され、即ちチェン16c,17cは右回りに、
チェン18c,19cは左回りに駆動される。
【0018】本搬送装置により搬送を行う場合、1階フ
ロワーにおける直線部D〜A間ではレール9と搬送台車
1の走行車輪5a,5bが係合し、この走行車輪5a,
5bを駆動することにより搬送台車1はレール9上を自
由に走行することができる。搬送台車1が前進して、軌
道b1 の上昇側立体部の入口Aに達すると、主スプロケ
ット12aがチェン軌道17aのチェン17cと、主ス
プロケット2bはチェン軌道18aのチェン18cと、
前側の補助スプロケット13aはチェン軌道19aのチ
ェン19cと、前側の押え車4aはガイド8dとそれぞ
れ嵌合または係合し、搬送台車1は軌道b1 に沿って上
昇する。この際、搬送台車1は主スプロケット12a,
12b、補助スプロケット13aを介してチェン17
c,18c,19cで支持され、押え車4aを介してガ
イド8dにより右回りの転倒を阻止される。
【0019】搬送台車1が1階フロワーと2階フロワー
との中間位置Eまで上昇すると、後側の補助スプロケッ
ト13bがチェン軌道16aのチェン16cと、押え車
4bがガイド6dとそれぞれ嵌合または係合するように
なる。軌道b1 が垂直状をなすこのE点では、搬送台車
1は全スプロケット12a,12b,13a,13bに
よって支持されながら上昇する。搬送台車1が中間位置
Eよりも上方に達すると、前側の補助スプロケット13
a及び押え車4aがそれぞれチェン19c及びガイド8
dとの嵌合または係合から開放され、搬送台車1はスプ
ロケット12a,12b,13bを介してチェン16
c,17c,18cで支持して駆動され、押え車4bを
介してガイド6dにより左回りの転倒を阻止される。
【0020】搬送台車1が上昇側立体部の出口B、即ち
2階フロワーの入口まで上昇すると、走行車輪5a,5
bが2階フロワーのレール10と係合し、同時に全スプ
ロケット12a,12b,13a,13bと各チェン1
6c,17c,18c,19cとの嵌合及び押え車4
a,4bと各ガイド6d,8dとの係合が総て開放さ
れ、走行車輪5a,5bを駆動することにより搬送台車
1はレール10上を自由に走行することができる。ま
た、下降側立体部を経由して搬送台車1を2階フロワー
のC位置から中間位置Fを経由して1階フロワーのD位
置へ下降させる場合は、各チェン軌道16b,17b,
18b,19bを上昇側立体部と同方向に駆動させるこ
とにより行うことができる。
【0021】1階フロワーが自動車点検場、2階以上に
複数の自動車格納用の棚a1 が形成されている格納倉庫
aと1階フロワーと同一レベルの駐車場eとの境界部に
立体的に設置されいてる本搬送装置bにより駐車場e
(1階フロワー)の自動車c1を2階フロワーの自動車
格納用の棚a1 に格納する場合には、自動車c1 を前進
させて搬送台車1上に乗せ、走行車輪5a,5b及び各
チェン軌道を駆動し、上昇側立体部を経由して2階フロ
ワーへ上昇させ、所定の棚a1 の前位置まで搬送する。
そして、自動車c1 を別の手段により後進状態で引き込
み、所定の棚a1内に格納する。なお、この自動車c1
を2階フロワーから3階以上のフロワーへ移送する場合
は、例えばスタッカクレンなど別の昇降装置により行
う。また、2階フロワーの自動車格納用の棚a1 に格納
されている自動車c2 を1階フロワーの自動車点検場へ
搬送する場合には、別の手段により前進状態で軌道b1
の位置まで押出して搬送台車1上に乗せ、走行車輪5
a,5b及び各チェン軌道を駆動して下降側立体部を経
由して1階フロワーまで下降させ、自動車点検場まで搬
送する。そして、自動車c2 を駆動して自動車点検場の
所定の位置まで移動する。
【0022】平面における移動のみが可能な搬送装置の
場合は、駐車場e、格納倉庫a、自動車点検場などを同
じレベル内に設ける必要があり、施設全体の敷地スペー
スが広大になることは避けられないが、本搬送装置bは
搬送台車1が軌道b1 に沿って1階フロワーから2階フ
ロワーへ、或いは2階フロワーから1階フロワーへ自由
に走行することができ、搬送台車1を介して被搬送品を
立体的に移動させることができるので、本搬送装置bを
自動車点検場、格納倉庫a等に適用することによりこれ
らの施設を立体的に設けることができ、従来のものに比
べて施設全体の敷地スペースを大幅に低減させることが
できる。
【0023】
【発明の効果】本発明に係る立体搬送装置は前記のよう
に構成されており、被搬送品を下位フロワーから上位フ
ロワーへ、或いは上位フロワーから下位フロワーへ立体
的に移動させることができるので、本搬送装置が適用さ
れる施設を立体的に設けることにより施設全体の敷地ス
ペースが大幅に低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の一実施例に係る搬送装置
の正面図、同図(b)は平面図である。
【図2】図2はその正面図である。
【図3】図3(a)はその搬送台車の平面図、同図
(b)は側面図、同図(c)は平面図である。
【図4】図4は本発明の他の実施例に係る搬送装置の正
面図である。
【図5】図5(a)はその搬送台車の平面図、同図
(b)は側面図、同図(c)は平面図である。
【図6】図6は従来の搬送装置の平面図である。
【符号の説明】
1 搬送台車 2a,2b 主ギャ車 3a,3b 補助ギャ車 4a,4b 押え車 5a,5b 走行車輪 6a,7a,8a 軌道 6b,7b,8b 軌道 6c,7c,7d,8c ラック 6d,8d ガイド 9,10 レール 12a,12b 主スプロケット 13a,13b 補助スプロケット 16a,17a,18a,19a チェン軌道 16b,17b,18b,19b チェン軌道 16c,17c,18c,19c チェン 16d,17d,18d,19d スプロケット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湯崎 芳啓 広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱 重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 合志 勝則 広島市西区観音新町四丁目6番22号 三菱 重工業株式会社広島製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下のフロワー間に架設された複数の軌
    道と、該複数の軌道にそれぞれ駆動輪を嵌合させて略水
    平を保ちながら昇降する搬送台車とを備えたことを特徴
    とする立体搬送装置。
JP14045592A 1992-06-01 1992-06-01 立体搬送装置 Withdrawn JPH05330608A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14045592A JPH05330608A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 立体搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14045592A JPH05330608A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 立体搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05330608A true JPH05330608A (ja) 1993-12-14

Family

ID=15269014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14045592A Withdrawn JPH05330608A (ja) 1992-06-01 1992-06-01 立体搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05330608A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10913622B2 (en) 2017-06-14 2021-02-09 Grow Solutions Tech Llc Systems and methods for providing a track for an industrial cart

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10913622B2 (en) 2017-06-14 2021-02-09 Grow Solutions Tech Llc Systems and methods for providing a track for an industrial cart

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3375061B2 (ja) ピッキングシステム
JPH04129907A (ja) 自動倉庫システムおよび自動倉庫
JPH05330608A (ja) 立体搬送装置
JPS6270107A (ja) 搬送装置
JP3051000B2 (ja) 立体駐車装置
JPS6115001B2 (ja)
JPH074296Y2 (ja) 駐車場設備
JPH0732778Y2 (ja) 駐車場装置
JP7289209B2 (ja) 機械式駐車装置
JP2602586B2 (ja) 立体自動倉庫
JP3616733B2 (ja) 搬送装置
JPS63154464A (ja) 複数の収納スペ−スを有する収納ラインを並列した収納装置
JPH04203176A (ja) 駐車装置
JPH0781417B2 (ja) 縦列式立体駐車装置
JP3111735B2 (ja) 機械式駐車装置
JPH06200654A (ja) 駐車場設備
JP3110305B2 (ja) 立体駐車装置
JP4065631B2 (ja) 平面往復式駐車装置
JPH06239416A (ja) パレットの搬送装置
JPH06115606A (ja) 荷搬送設備
JP2533140Y2 (ja) 立体駐車場の入庫装置
JPH06285729A (ja) 板状物搬送設備
JPH0978875A (ja) 車両搬送台車及び該台車を備えた駐車装置
JP3447889B2 (ja) 平面往復式駐車装置
JPH06200653A (ja) 駐車場設備

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990803