JPS63154464A

JPS63154464A - 複数の収納スペ−スを有する収納ラインを並列した収納装置

Info

Publication number: JPS63154464A
Application number: JP30340886A
Authority: JP
Inventors: 安田　之彦; 寿大坪
Original assignee: Yasuda Kogyo KK
Current assignee: Yasuda Kogyo KK
Priority date: 1986-12-18
Filing date: 1986-12-18
Publication date: 1988-06-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、例えばマシニングセンタの周辺に設置され
て、短時間に加工物などを、整理して収納するための装
置に関するものである。

（従来の技術）この種の装置として、一般にコンピュータ制御子「され
た自動倉庫が用いられている。この自動倉庫では、収納
用ラックの横を、スタッカークレーンが走行して、収納
物の出し入れを行う。

又は、収納用ラックへの出し入れを、ロボソト化したフ
ォークリフト、或いは有人のフヘオーリフトを用いて行
うものもある。

（発明が解決しようとする問題点）これらのものは、いずれも収納用ラックの他にスタンカ
ークレーン、又はフォークリフト走行用スペースが必要
であり、狭隘な我が国では、このフロアスペースを用意
するのが困難な場合があって、製品コスト上昇の一因と
もなっている。

又、自動倉庫では設備が著しく高価になり、フォークリ
フトを使用するものは、収納物の出し入れに時間がかか
る欠点がある。

さらにいずれも、収納用ラックによって、収納物の高さ
が制限される不便がある。

この発明は、フロアスペースを極力小さくするとともに
、短時間に収納物の出し入れを可能にすることを目的と
する。

即ち、並列する複数のレールにそれぞれ並設した収納フ
レームに、収納物を載置するラックを収納する、複数の
′収納スペースで構成される収納ラインをレール上方に
設ける。

このレール群に対して垂直に配設したトラバースレール
を、走行用駆動装置、及び駆動装置を制御する制御部を
有して走行する、台車に設けた上部レールから、指定さ
れた収納ラインの下のレールへ移動する搬送車に、走行
用駆動装置、ラックを上下する昇降装置、及び駆動装置
と昇降装置とを制御する制御部とを設ける。

さらに、各収納スペースには、指定された収納スペース
の下で停止した搬送車の昇降装置で持ち上げた、ラック
の一方の１組の係止具と係止解放自在に係止する、他方
の１組の係止具を設けたことを要旨とする。

（作用）搬送車を積載した台車を、例えばラック供給コンベヤの
位置に停止させ、収納物を載置してラック供給コンベア
から供給されたラックを搬送車に移し替える。

次ぎに、複数の収納ラインのうち、指定された収納スペ
ースのある、収納ラインの下のレールの位置まで台車を
移動させる。台車には、トラバースレールに対して垂直
な上部レールが設けられており、又、トラバースレール
は、各レールに対して垂直に並列しているので、指定の
収納ラインの下にあるレールへ容易に搬送車を移動でき
る。

レールに並設する収納フレームに設けられた各収納スペ
ースは、ラックを載置収納するため、ラック側の１組の
係止具と係止解放自在な、他方の１組の係止具を具備し
ている。

そこで、指定した収納スペースの下へ搬送車を停止させ
、次いで、昇降装置を作動させてラックを持ち上げれば
、両係止具が互いに係止して、ラックを指定の収納スペ
ースに！！装収容できる。

なお、収納したラックを取り出すときには、上記と逆に
搬送車、昇降装置、台車を作動させればよい。

（効果）トラバースレールに対し垂直に並列された複数のレール
の上に、それぞれ複数の収納ラインが並設されており、
しかも各収納ラインは、それぞれ複数の収納スペースを
有するので、従来に比し、必要とするフロアスペースが
極めて小さくてすむ。

しかも、制御される台車及び搬送車を用いるので、短時
間に収納物の出し入れを行うことが可能である。

（実施例）第１図ないし第３図に於いて、１はトラバースレールで
、道床と一体にコンクリートで形成されて、ラック供給
コンベヤＣに近接してフロアに設置されており（第１図
参照）、内側にはラックレール２が、外側部に給電部３
が設けられている４はトラバースレールｌを走行する台
車であって、誘導軸５、速度制御可能な走行用モータＭ
１、制御部６、集電部７を有する。モータＭ１にはプー
リが、又、前記ラックレール２に歯合するビニオン８に
は、プーリがそれぞれ取付けらでいる。したがって、モ
ータ肘の回転を、両プーリに掛回されたベルトを介して
ビニオン８へ伝達することによって（或いは、モータに
取付けたビニオンを直接ラックレールに歯合させること
によって）、台車４はトラバースレール１を走行する。

さらに、台車４上には、後述の搬送車を積載するための
上部レール９が、トラバースレール１に対して垂直に突
設され、又、上部レールの内側にはラックレール１０が
、外側には給電部１１が、それぞれ上部レールと平行に
設けられている。

第２図、第４図に於いて、２１はフロアに設置されたレ
ール群で、前記の台車に設けた上部レール９と同じ高さ
を有しており、かつ始端は上部レールと近接位置にあっ
て、トラバースレールｌに対して垂直に、即ち、上部レ
ール９と平行して、複数平行に並列する。勿論、上部レ
ータと同幅である。又、トラバースレールと同様に、各
レール２１は、道床と一体にコンクリートで形成され、
内側にラックレール２２、外側に給電部２３を有する。

２４は台車４から移動してレール２１を走行する搬送車
で、外側には、レール１及び台車の上部レール９を走行
するための誘導輪２５が取付けられている。２６はモー
タ収納庫で、前記ラックレール２２及び台車のラックレ
ール１１と歯合するビニオン２７を取付けた、速度制御
可能な搬送車走行用モータ門２が収容されている。２８
は集電部で、レール側給電部２３及び台車側給電部１１
から集電する。

したがって、搬送車２４を積載した台車４を、指定され
た収納スペース下のレール２１の位置へ停止させたのち
、搬送車を駆動すれば、搬送車は台車の上部レール９か
ら、レール２１へ移動することができる。

台車、搬送車の集電手段は、集電部を用いることもでき
、又、給電部をトラバースレール、レールの内側へ、集
電部を台車、搬送車の内側へ設けることも可能でる。

２９はパンタグラフ型昇降装置であって、上部にラック
を載置する荷台３０を有し、図外電気シリンダで駆動さ
れる。駆動源として油圧、空圧等任意であり、パンタグ
ラフ型以外の形式のものを用いることも任意である。

３１は、モータＭ２及び昇降装置２９を制御する制御部
である。

４１はラックで、収納物Ｗの出し入れが便利なように、
底面を除いて解放されており、額縁状の４隅の下端部に
は、左右方向（レール２１に対して垂直方向）へ一方の
係止具となる１組のボス４２が突設されている。このラ
ックの構造も、収納物の出し入れに便利なものであれば
よい。

５１は収納フレームで、各レール２１を挟んで立設され
、フロアに固定された下フレーム５２、下フレームに一
定間隔で立設された柱フレーム５３、柱フレームに支持
される上フレーム５４、及び横フレーム５５とから構成
されている。

５６は４個１ＭＬの受は部材で、前記の一方の係止具で
ある、ラックに突設した１組のボス４２と、係止解放自
在に係止する、他方の係止具となるものである。受は部
材５６は、上に開口したへの字状（或いは半リング状）
に形成され、前後の横フレーム５５間に於いて、平行す
る２本の上フレーム５４内面に２個ずつ、ボス４２と等
しい前後間隔で対向国定されている。

即ち、対向する上フレーム５４と横フレーム５５間には
、１組の他方の係止具を有する収納スペースＡが形成さ
れ、この複数の収納スペース群で１本の収納ラインＬが
構成されて、この収納ラインが並設することになる。

実施例では、第２図中矢印で示すように、収納スペース
への下に搬送車２４を停止させ、ラック４１を載置した
荷台３０を、昇降装置２９によって持ち上げのち、ラッ
クのボス４２が、収納スペースの受は部材５６の真上に
位置するまで搬送車を前進させたのち、荷台を降下させ
てボス４２を受は部材５６へ係止する。

逆に、ラックを持ち上げたままで搬送車を後退させたの
ち、ラックを降下させるよう、構成することも可能であ
る。

したがって、横フレーム５５間は、持ち上げたままで荷
台３０を前進させるだけの間隔を要するとともに、左右
に突出するボス４２が左右の上フレーム５４に干渉しな
いだけの幅が必要である。

又、係止具は実施例に限られるものではなく、前記のよ
うにラックを移動させて係止解放できるものであればよ
い。又は、スプリングにより、ラック側の係止具が当接
すれば引っ込んだのら飛び出し、又或いは回転したのち
、ラック側の係止具と係止するものも採用でき、この場
合は、搬送車を収納スペース側の係止具の真下に停止さ
せ、ラックを持ち上げたのち、移動させることなく真下
に降下させればよい。

収納フレームは実施例のように、柱フレーム、横フレー
ムの間隔は必ずしも等間隔でなくてもよく、又、前後横
フレーム間に複数組の受は具を設ける、即ち複数の収納
スペースを設けることもできる。

なお、台車４、搬送車２４の移動、停止、昇降装置の作
動は無線によって行う。

【図面の簡単な説明】

第１図は収納ラインの配設状態を示す平面略図、第２図
はその側面図、第３図は搬送車を積載した台車の正面図
である。第４図は収納ラインの正面図である。Ｌ・・・・収納ラインＡ・・・・収納スペースＷ・・・・収納物１・・・・トラバースレール４・・・・台車６・・・・制御部旧・・・・モータ９・・・・上部レール２１・・・・レール２４・・・・搬送車？＋２・・・・モータ２９・・・・昇降装置３１・・・・制御部４１・・・・ラック４２・・・・ボス（係止具）５１・・・・収納フレーム

Claims

【特許請求の範囲】

（１）並列する複数のレールにそれぞれ並設した収納フ
レームに、収納物載置用ラックを収納する、複数の収納
スペースで構成される収納ラインをレール上方に設け、
レール群に対して垂直に配設したトラバースレールを、
走行用駆動装置、及び駆動装置を制御する制御部を有し
て走行する、台車に設けた上部レールから、指定された
収納ラインの下のレールへ移動する搬送車に、走行用駆
動装置、ラックを上下する昇降装置、及び駆動装置と昇
降装置とを制御する制御部を設けるとともに、各収納ス
ペースには、指定された収納スペースの下で停止した搬
送車の昇降装置で持ち上げた、ラックの一方の１組の係
止具と係止解放自在に係止する、他方の１組の係止具を
設けたことを特徴とする、複数の収納スペースを有する
収納ラインを並列した収納装置。
（２）収納スペースの係止具は、搬送車を停止して昇降
装置で持ち上げたラックを、搬送車を移動させたのち降
下させることにより、ラックの係止具と係止可能に取付
けられたことを特徴とする、特許請求の範囲第１項記載
の複数の収納スペースを有する収納ラインを並列した収
納装置。