JPH05330335A - 中空合成樹脂枠体付き硝子窓の製造方法 - Google Patents
中空合成樹脂枠体付き硝子窓の製造方法Info
- Publication number
- JPH05330335A JPH05330335A JP16398792A JP16398792A JPH05330335A JP H05330335 A JPH05330335 A JP H05330335A JP 16398792 A JP16398792 A JP 16398792A JP 16398792 A JP16398792 A JP 16398792A JP H05330335 A JPH05330335 A JP H05330335A
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- JP
- Japan
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- synthetic resin
- glass
- hollow
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- die
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- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】合成樹脂枠体付き硝子窓の製造工程数を減ら
し、時間とコストの低減化を図るとともに硝子割れを防
止する。 【構成】成形型内に配置した硝子板の周縁部と成形型内
面との間に形成されたキャビティ空間に沿って、ブロー
成形により合成樹脂を導入・成形する。
し、時間とコストの低減化を図るとともに硝子割れを防
止する。 【構成】成形型内に配置した硝子板の周縁部と成形型内
面との間に形成されたキャビティ空間に沿って、ブロー
成形により合成樹脂を導入・成形する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用窓や建築用窓部
に適した合成樹脂枠体付き硝子窓の製造方法に関するも
のである。
に適した合成樹脂枠体付き硝子窓の製造方法に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】車両用、建材用の硝子窓部においては、
硝子と硝子を嵌め込んだ開口部との隙間に装飾あるいは
シール性を高めるためにガスケットやモール等の合成樹
脂枠体を取り付けることが通常行われている。
硝子と硝子を嵌め込んだ開口部との隙間に装飾あるいは
シール性を高めるためにガスケットやモール等の合成樹
脂枠体を取り付けることが通常行われている。
【０００３】従来、この合成樹脂枠体の取り付けは、車
両用硝子窓においては、例えば特開昭５７−１５８４７
９号公報、特開昭５７−１５８４８０号公報のように射
出成形や押し出し成形等によりあらかじめ成形した合成
樹脂枠体を窓硝子の周縁部に嵌め込み、接着したり、硝
子を開口部に嵌め込んだ後、隙間に押し出し成形等で作
ったガスケットを押し込んだりする方法が行われてい
る。しかし、これらの方法では、人手に頼る部分が多く
て工程の自動化が困難であり、また工程数も多くコスト
高となるという問題がある。
両用硝子窓においては、例えば特開昭５７−１５８４７
９号公報、特開昭５７−１５８４８０号公報のように射
出成形や押し出し成形等によりあらかじめ成形した合成
樹脂枠体を窓硝子の周縁部に嵌め込み、接着したり、硝
子を開口部に嵌め込んだ後、隙間に押し出し成形等で作
ったガスケットを押し込んだりする方法が行われてい
る。しかし、これらの方法では、人手に頼る部分が多く
て工程の自動化が困難であり、また工程数も多くコスト
高となるという問題がある。
【０００４】そこでこの問題を解決するため特開昭５７
−１５８４８１号公報、特開昭５８−７３６８１号公報
に例示されるように、硝子を配置した型内のキャビティ
空間に合成樹脂材料、またはその原料を射出して硝子と
合成樹脂枠体を一体成形するいわゆるエンキャプシュレ
ーション法が提案されている。しかし、このエンキャプ
シュレーション法においては、金属等の剛直な型内に硝
子を挟み込み、硝子周縁部と型内面とで構成されるキャ
ビティ空間に合成樹脂を射出することから、成形時の人
手が少なく、更に製品の寸法精度が高いという利点の反
面、射出成形時の金型内での合成樹脂圧が通常２００ｋ
ｇ／ｃｍ2 以上と非常に高いため成形時に硝子割れが生
じるという問題を有している。硝子割れが生じると、そ
の破片の除去に多大な時間を要すると同時に、高価な硝
子の損失や金型表面の傷つきにより大きなコスト増を生
じるという点で重大な問題である。
−１５８４８１号公報、特開昭５８−７３６８１号公報
に例示されるように、硝子を配置した型内のキャビティ
空間に合成樹脂材料、またはその原料を射出して硝子と
合成樹脂枠体を一体成形するいわゆるエンキャプシュレ
ーション法が提案されている。しかし、このエンキャプ
シュレーション法においては、金属等の剛直な型内に硝
子を挟み込み、硝子周縁部と型内面とで構成されるキャ
ビティ空間に合成樹脂を射出することから、成形時の人
手が少なく、更に製品の寸法精度が高いという利点の反
面、射出成形時の金型内での合成樹脂圧が通常２００ｋ
ｇ／ｃｍ2 以上と非常に高いため成形時に硝子割れが生
じるという問題を有している。硝子割れが生じると、そ
の破片の除去に多大な時間を要すると同時に、高価な硝
子の損失や金型表面の傷つきにより大きなコスト増を生
じるという点で重大な問題である。
【０００５】一方、建材用硝子窓においては、塩化ビニ
ル樹脂を主体とする熱可塑性合成樹脂やアルミニウムを
押し出し成形法にて成形し、これを定寸に切断加工して
コーナー部をネジ止めあるいは溶接によって枠体に組み
上げ、これに硝子を組み込む方法が一般に用いられてい
る。
ル樹脂を主体とする熱可塑性合成樹脂やアルミニウムを
押し出し成形法にて成形し、これを定寸に切断加工して
コーナー部をネジ止めあるいは溶接によって枠体に組み
上げ、これに硝子を組み込む方法が一般に用いられてい
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、予め押し出
し成形や射出成形等により成形・加工した合成樹脂枠体
に硝子を嵌め込むという従来法が有していたところの、
加工に人手がかかる、寸法精度が悪い、外観が不充分と
いった欠点を解決すると同時に、従来の射出成形による
エンキャプシュレーション法における成形時の合成樹脂
圧力の高いことによる硝子割れを防ぎ、かつ軽量化のた
めに中空構造を持つ合成樹脂枠体付き硝子窓の製造方法
を提供するものである。
し成形や射出成形等により成形・加工した合成樹脂枠体
に硝子を嵌め込むという従来法が有していたところの、
加工に人手がかかる、寸法精度が悪い、外観が不充分と
いった欠点を解決すると同時に、従来の射出成形による
エンキャプシュレーション法における成形時の合成樹脂
圧力の高いことによる硝子割れを防ぎ、かつ軽量化のた
めに中空構造を持つ合成樹脂枠体付き硝子窓の製造方法
を提供するものである。
【０００７】即ち、従来の硝子を後で樹脂枠体に嵌め込
む方法においては、一定形状に押し出した材料を切断し
樹脂枠体に組み立てる工程はその大部分を人手に頼って
おり、コストがかかると同時に継目を生じて外観が充分
でなく、また製品の寸法精度も良くない。
む方法においては、一定形状に押し出した材料を切断し
樹脂枠体に組み立てる工程はその大部分を人手に頼って
おり、コストがかかると同時に継目を生じて外観が充分
でなく、また製品の寸法精度も良くない。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の問題点を
解決すべくなされたものであり、成形型内に硝子板を配
置し、この硝子板の周縁部と成形型内面との間に形成し
た合成樹脂枠体成形用キャビティ空間に沿って、ブロー
成形により合成樹脂材料を導入・成形することを特徴と
する中空合成樹脂枠体付き硝子窓の製造方法を提供する
ものである。
解決すべくなされたものであり、成形型内に硝子板を配
置し、この硝子板の周縁部と成形型内面との間に形成し
た合成樹脂枠体成形用キャビティ空間に沿って、ブロー
成形により合成樹脂材料を導入・成形することを特徴と
する中空合成樹脂枠体付き硝子窓の製造方法を提供する
ものである。
【０００９】即ち、本発明によれば樹脂枠体の成形と硝
子への一体化を同時に行えるために、従来の樹脂枠体の
成形・加工・組立てに要していた手間を省略することが
できる。さらにブロー成形では金型内での樹脂圧は中空
部に加えるガス圧とほぼ同じで射出成形に比べて非常に
低いため、エンキャプシュレーション法の欠点である硝
子割れの発生を防止でき、非常に安価にかつ効率よく外
観の良い中空樹脂枠体付き硝子窓を製造することができ
る。
子への一体化を同時に行えるために、従来の樹脂枠体の
成形・加工・組立てに要していた手間を省略することが
できる。さらにブロー成形では金型内での樹脂圧は中空
部に加えるガス圧とほぼ同じで射出成形に比べて非常に
低いため、エンキャプシュレーション法の欠点である硝
子割れの発生を防止でき、非常に安価にかつ効率よく外
観の良い中空樹脂枠体付き硝子窓を製造することができ
る。
【００１０】
【実施例】図に従って本発明の実施例を詳細に説明す
る。図１は下型のキャビティに沿って中空形状の溶融合
成樹脂を押し出しながら硝子板と一体化させる装置の構
成の例を示している。装置は主として中空溶融合成樹脂
押し出し機１、下型２、上型３よりなる金型、２軸方向
への移動機構を持つ型締め機４より構成される。
る。図１は下型のキャビティに沿って中空形状の溶融合
成樹脂を押し出しながら硝子板と一体化させる装置の構
成の例を示している。装置は主として中空溶融合成樹脂
押し出し機１、下型２、上型３よりなる金型、２軸方向
への移動機構を持つ型締め機４より構成される。
【００１１】合成樹脂材料は、溶融装置５によって溶融
されて所定の粘度にされた後、一旦貯留部６に蓄えら
れ、次いでピストン７によって所定の流量でダイ８より
中空形状を保ちながら下型２上に押し出される。このと
き下型２を２軸方向に移動させることによって合成樹脂
材料を下型２に彫り込まれたキャビティ形状に沿って導
入する。あるいは別の機構として、金型は固定とし、ダ
イまたはダイを含む溶融押し出し機全体を移動させるこ
とにより、合成樹脂材料をキャビティ形状に沿って導入
することもできる。次いで、上型３を下型２の上に被せ
て型を閉じ、ガスを溶融合成樹脂の中空部に注入するこ
とによって中空構造の合成樹脂枠体を成形し、この成形
体に硝子板を嵌め込むことによって中空合成樹脂枠体付
き硝子窓を製造する。
されて所定の粘度にされた後、一旦貯留部６に蓄えら
れ、次いでピストン７によって所定の流量でダイ８より
中空形状を保ちながら下型２上に押し出される。このと
き下型２を２軸方向に移動させることによって合成樹脂
材料を下型２に彫り込まれたキャビティ形状に沿って導
入する。あるいは別の機構として、金型は固定とし、ダ
イまたはダイを含む溶融押し出し機全体を移動させるこ
とにより、合成樹脂材料をキャビティ形状に沿って導入
することもできる。次いで、上型３を下型２の上に被せ
て型を閉じ、ガスを溶融合成樹脂の中空部に注入するこ
とによって中空構造の合成樹脂枠体を成形し、この成形
体に硝子板を嵌め込むことによって中空合成樹脂枠体付
き硝子窓を製造する。
【００１２】また、合成樹脂材料を下型のキャビティ形
状に沿って導入する際に、あらかじめ下型２上に硝子板
９を配しておくか、合成樹脂を下型２のキャビティ形状
に沿って導入した後に硝子板９を下型２の所定の位置に
配した後、上型３を下型２の上に被せて型を閉じ、ガス
を溶融合成樹脂の中空部に注入することによって、硝子
板と中空合成樹脂枠体の成形体が一体となった硝子窓を
製造することができる。
状に沿って導入する際に、あらかじめ下型２上に硝子板
９を配しておくか、合成樹脂を下型２のキャビティ形状
に沿って導入した後に硝子板９を下型２の所定の位置に
配した後、上型３を下型２の上に被せて型を閉じ、ガス
を溶融合成樹脂の中空部に注入することによって、硝子
板と中空合成樹脂枠体の成形体が一体となった硝子窓を
製造することができる。
【００１３】図２〜図４には、本発明方法によって成形
された中空合成樹脂枠体付き硝子窓の周辺部の部分横断
面図を示す。図３の合成樹脂枠体の横断面は最もシンプ
ルな形状のものであるが、ダイより押し出すときの合成
樹脂の肉厚を変えることにより図２のような形状の中空
合成樹脂枠体も成形できる。さらに、金型に彫り込まれ
るキャビティ形状によっては、図４のごとき形状も成形
可能である。
された中空合成樹脂枠体付き硝子窓の周辺部の部分横断
面図を示す。図３の合成樹脂枠体の横断面は最もシンプ
ルな形状のものであるが、ダイより押し出すときの合成
樹脂の肉厚を変えることにより図２のような形状の中空
合成樹脂枠体も成形できる。さらに、金型に彫り込まれ
るキャビティ形状によっては、図４のごとき形状も成形
可能である。
【００１４】本発明で用いられる合成樹脂としては、通
常のブロー成形で用いられる熱可塑性樹脂であれば使用
可能であり、このような合成樹脂としてはポリエチレン
テレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリフェニレンサルファイド
樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ナイロ
ン樹脂、ポリアクリロニトリルブタジエンスチレン樹
脂、ポリカーボネート樹脂等が例示されるが、これらに
限られるものではない。
常のブロー成形で用いられる熱可塑性樹脂であれば使用
可能であり、このような合成樹脂としてはポリエチレン
テレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリフェニレンサルファイド
樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ナイロ
ン樹脂、ポリアクリロニトリルブタジエンスチレン樹
脂、ポリカーボネート樹脂等が例示されるが、これらに
限られるものではない。
【００１５】これらの合成樹脂は、スクリューを持つ溶
融装置５によって溶融され、保温された貯留部６に一旦
充填される。このとき溶融装置を複数設けて異なった種
類の合成樹脂を貯留部に充填することにより、部分的に
種類の異なった合成樹脂からなる中空合成樹脂枠体を成
形することもできる。
融装置５によって溶融され、保温された貯留部６に一旦
充填される。このとき溶融装置を複数設けて異なった種
類の合成樹脂を貯留部に充填することにより、部分的に
種類の異なった合成樹脂からなる中空合成樹脂枠体を成
形することもできる。
【００１６】合成樹脂貯留部に充填された溶融合成樹脂
は、ピストン７によってダイ８より中空形状に押し出さ
れる。ダイ８の形状によって中空形状の成形体の周方向
の合成樹脂厚みを均一にすることも、また周方向に沿っ
て異なった厚みを持つようにすることもできる。また、
押し出し時に経時的に厚みを変え、長さ方向に沿って合
成樹脂厚みを変えることも可能である。
は、ピストン７によってダイ８より中空形状に押し出さ
れる。ダイ８の形状によって中空形状の成形体の周方向
の合成樹脂厚みを均一にすることも、また周方向に沿っ
て異なった厚みを持つようにすることもできる。また、
押し出し時に経時的に厚みを変え、長さ方向に沿って合
成樹脂厚みを変えることも可能である。
【００１７】ダイ８より中空形状で押し出された溶融合
成樹脂は、上記のように合成樹脂の押し出しと同期して
金型を動かすかあるいはダイを動かすかのいずれかの方
法により、下型のキャビティ形状に沿って導入される。
このときにあらかじめ下型上に硝子板９をセットしてお
くか、合成樹脂導入後に硝子板をセットするかいずれか
を行った後、型を閉じ中空部にガス注入して内部より合
成樹脂を加圧して金型のキャビティ内面に押し付け、合
成樹脂の冷却固化後に型を開けて成形品を取り出すこと
により、硝子板と合成樹脂枠体とが一体化した中空合成
樹脂枠体付き硝子窓を成形することができる。必要であ
れば、硝子板の合成樹脂との接触部分の密着性を高める
ために、硝子板にプライマーや接着剤を塗布しておく等
の前処理を行うこともできる。
成樹脂は、上記のように合成樹脂の押し出しと同期して
金型を動かすかあるいはダイを動かすかのいずれかの方
法により、下型のキャビティ形状に沿って導入される。
このときにあらかじめ下型上に硝子板９をセットしてお
くか、合成樹脂導入後に硝子板をセットするかいずれか
を行った後、型を閉じ中空部にガス注入して内部より合
成樹脂を加圧して金型のキャビティ内面に押し付け、合
成樹脂の冷却固化後に型を開けて成形品を取り出すこと
により、硝子板と合成樹脂枠体とが一体化した中空合成
樹脂枠体付き硝子窓を成形することができる。必要であ
れば、硝子板の合成樹脂との接触部分の密着性を高める
ために、硝子板にプライマーや接着剤を塗布しておく等
の前処理を行うこともできる。
【００１８】また、硝子板を下型にセットせずに合成樹
脂枠体だけを成形し、後で硝子板を嵌め込むこともでき
る。このときにガスを注入する圧力としては、１０ｋｇ
／ｃｍ2 以下が好ましく、さらには５ｋｇ／ｃｍ2 以下
が硝子板の割れを防止するために好ましい。
脂枠体だけを成形し、後で硝子板を嵌め込むこともでき
る。このときにガスを注入する圧力としては、１０ｋｇ
／ｃｍ2 以下が好ましく、さらには５ｋｇ／ｃｍ2 以下
が硝子板の割れを防止するために好ましい。
【００１９】硝子板材料としては、通常の無機硝子板以
外にも例えばポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂のよ
うな合成樹脂材料あるいはこれらに表面処理を施したい
わゆる有機硝子も用いることができる。また、硝子板と
しては単板の硝子板のみでなく、合わせ硝子、複層硝子
を用いることもでき、また、曲げ加工を施したこれらの
硝子板も同様に用いることができる。
外にも例えばポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂のよ
うな合成樹脂材料あるいはこれらに表面処理を施したい
わゆる有機硝子も用いることができる。また、硝子板と
しては単板の硝子板のみでなく、合わせ硝子、複層硝子
を用いることもでき、また、曲げ加工を施したこれらの
硝子板も同様に用いることができる。
【００２０】
【発明の効果】本発明により、合成樹脂枠体を低圧で成
形することが可能となり、硝子割れを生じることなく合
成樹脂枠体付き硝子窓の一体成形が可能になり、特に割
れやすい合わせ硝子や複層硝子のような特殊な硝子を用
いた場合の成形に有効である。
形することが可能となり、硝子割れを生じることなく合
成樹脂枠体付き硝子窓の一体成形が可能になり、特に割
れやすい合わせ硝子や複層硝子のような特殊な硝子を用
いた場合の成形に有効である。
【００２１】建材用硝子窓については中空一体成形によ
って、従来人手に頼ることが多かった切断・加工・組立
て工程を大幅に省略することができ、工程の簡略化とコ
スト低減が可能となる。さらに合成樹脂枠体の小型軽量
化が可能になると同時に、実質的に継目がないために非
常に外観が良くなり高意匠の窓が実現できる。
って、従来人手に頼ることが多かった切断・加工・組立
て工程を大幅に省略することができ、工程の簡略化とコ
スト低減が可能となる。さらに合成樹脂枠体の小型軽量
化が可能になると同時に、実質的に継目がないために非
常に外観が良くなり高意匠の窓が実現できる。
【００２２】また、自動車用硝子窓においては、中空構
造によって弾性が高まり、シール性が高められた合成樹
脂枠体付き硝子窓を得ることができる。
造によって弾性が高まり、シール性が高められた合成樹
脂枠体付き硝子窓を得ることができる。
【図１】本発明の方法を実施するための装置全体の概略
図
図
【図２】本発明の方法により得られた合成樹脂枠体付き
硝子窓の周辺部の部分横断面図
硝子窓の周辺部の部分横断面図
【図３】本発明方法により得られた合成樹脂枠体付き硝
子窓の周辺部の部分横断面図
子窓の周辺部の部分横断面図
【図４】本発明方法により得られた合成樹脂枠体付き硝
子窓の周辺部の部分横断面図
子窓の周辺部の部分横断面図
１：中空溶融合成樹脂押し出し機 ２：下型 ３：上型 ４：型締め機 ５：合成樹脂溶融装置 ６：合成樹脂貯留部 ７：ピストン ８：ダイ ９：硝子板 １０：中空溶融合成樹脂枠体
Claims (8)
- 【請求項１】成形型の内面に形成された合成樹脂枠体成
形用キャビティ空間、あるいは成形型内に配置した硝子
板の周縁部と成形型内面との間に形成した合成樹脂枠体
成形用キャビティ空間に沿って、ブロー成形により合成
樹脂材料を導入・成形することを特徴とする中空合成樹
脂枠体付き硝子窓の製造方法。 - 【請求項２】請求項１において、所定の断面の形状を彫
り込んだ金型によってキャビティ空間を形成し、ついで
ブロー成形機から中空形状の溶融合成樹脂材料をキャビ
ティ空間に沿って導入した後、型締めとガス加圧を行っ
て中空合成樹脂枠体を成形し、これに硝子板を嵌め込む
ことを特徴とする中空合成樹脂枠体付き硝子窓の製造方
法。 - 【請求項３】請求項１において、あらかじめ硝子板を下
型の上に配置し、ついでブロー成形機から中空形状の溶
融合成樹脂材料をキャビティ空間に沿って導入した後、
型締めとガス加圧を行って成形を行うことを特徴とする
中空合成樹脂枠体付き硝子窓の製造方法。 - 【請求項４】請求項１において、下型のキャビティ空間
に沿ってブロー成形機から中空形状の溶融合成樹脂材料
を導入し、ついでこの上に硝子板を配置した後、型締め
とガス加圧を行って成形を行うことを特徴とする中空合
成樹脂枠体付き硝子窓の製造方法。 - 【請求項５】請求項１において、下型のみあるいは下型
上に硝子板を配置して形成されたキャビティ空間に沿っ
て中空形状の溶融合成樹脂材料を導入する際、下型を移
動させることを特徴とする中空合成樹脂枠体付き硝子窓
の製造方法。 - 【請求項６】請求項１において、下型のみあるいは下型
上に硝子板を配置して形成されたキャビティ空間に沿っ
て中空形状の溶融合成樹脂材料を導入する際、ダイを移
動させることを特徴とする中空合成樹脂枠体付き硝子窓
の製造方法。 - 【請求項７】請求項１において、硝子板が無機硝子、ま
たはプラスチック材料からなる有機硝子であることを特
徴とする中空合成樹脂枠体付き硝子窓の製造方法。 - 【請求項８】請求項１において、硝子板が合わせ硝子ま
たは複層硝子であることを特徴とする中空合成樹脂枠体
付き硝子窓の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16398792A JPH05330335A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 中空合成樹脂枠体付き硝子窓の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16398792A JPH05330335A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 中空合成樹脂枠体付き硝子窓の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05330335A true JPH05330335A (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=15784609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16398792A Withdrawn JPH05330335A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 中空合成樹脂枠体付き硝子窓の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05330335A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018168641A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | 不二サッシ株式会社 | 複合サッシ |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP16398792A patent/JPH05330335A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018168641A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | 不二サッシ株式会社 | 複合サッシ |
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