JPH05329890A - 樹脂成形装置 - Google Patents

樹脂成形装置

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JPH05329890A
JPH05329890A JP16221792A JP16221792A JPH05329890A JP H05329890 A JPH05329890 A JP H05329890A JP 16221792 A JP16221792 A JP 16221792A JP 16221792 A JP16221792 A JP 16221792A JP H05329890 A JPH05329890 A JP H05329890A
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JP
Japan
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mold
base
fixed
chase
base portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP16221792A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Kurasawa
邦夫 倉沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Apic Yamada Corp
Original Assignee
Apic Yamada Corp
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Publication date
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  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モールドベースが熱膨張した際に型閉しても
ロックブロックを損傷することがない樹脂成形装置を提
供する。 【構成】 第1のベース部10、12と、第1のベース
部10、12に対して接離動可能な第2のベース部2
4、26と、一方の樹脂成形金型18が第2のベース部
24、26と対向する面に設けられ、第1の連結部16
を介して第1のベース部10、12に固定されている第
1のモールドベース14と、他方の樹脂成形金型34が
第1のベース部10、12と対向する面に設けられ、第
2の連結部30を介して第2のベース部24、26に取
り付けられると共に、第2のベース部24、26に対し
て若干の距離移動自在な第2のモールドベース28と、
第1のモールドベース14の第2のベース部24、26
と対向する面に設けられた第1のロックブロック20
と、第2のモールドベース28の第1のベース部10、
12と対向する面に設けられ、樹脂成形金型18、34
が型閉する際には第1のロックブロック20と嵌合可能
な第2のロックブロック36とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は樹脂成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の樹脂成形装置について図4および
図5と共に説明する。図4において、上型プレスプラテ
ン100は不図示の機構により上下動可能になってい
る。上型プレスプラテン100に固定されている上型モ
ールドベース102の下面には樹脂成形金型を構成する
上型チェイス104が取り付けられている。一方、下型
プレスプラテン106は位置が固定されている。下型プ
レスプラテン106に固定されている下型モールドベー
ス108の上面には樹脂成形金型を構成する下型チェイ
ス110が取り付けられている。上型プレスプラテン1
00等が下動して上型チェイス104と下型チェイス1
10が型閉し、型締が行われた後に樹脂が充填され成形
が行われる。その際、上型チェイス104と下型チェイ
ス110の位置が正確に決められていないと成形不良が
発生するので、チェイス104と110の型閉の位置決
め精度を確保すべく、上型モールドベース102と下型
モールドベース108にはそれぞれロックブロック11
2、114が設けられている。ロックブロック112、
114は両チェイス104、110が型閉した際には互
いに嵌合可能になっている。この嵌合により上型チェイ
ス104と下型チェイス110が正確な位置で型閉可能
になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の樹脂成形装置には次のような課題がある。例え
ば、上型モールドベース102は上型プレスプラテン1
00へ固定されている。この固定部分の構造は、図4の
X部断面図である図5に示すようにボルト116を締め
つけることにより行われている。ボルト116を締めつ
けると、上型モールドベース102は連結部であるスペ
ーサブロック118を介して上型プレスプラテン100
へ固定される。ところが、上型モールドベース102に
は樹脂を加熱するためのヒータが内蔵されているため温
度は摂氏200度以上になり、膨張する。一方、上型プ
レスプラテン100はスペーサブロック118等を介し
ているため温度はさほど上昇しない。その結果、膨張度
が大きい上型モールドベース102は位置が固定された
まま膨張しようとするので、反りが発生する。その、反
り、熱膨張により上型モールドベース102と下型モー
ルドベース108に設けられているロックブロック11
2と114にずれが生じ、両チェイス104、110が
型閉した際に、ロックブロック112と114が互いに
嵌合不能になる。この状態で無理に嵌合させようとする
とロックブロック112、114同士がかじり合い損傷
してしまうという課題がある。従って、本発明はモール
ドベースが熱膨張した際に型閉してもロックブロックを
損傷することがない樹脂成形装置を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、第1のベー
ス部と、該第1のベース部に対して相対的に接離動可能
な第2のベース部と、一方の樹脂成形金型が前記第2の
ベース部と対向する面に設けられ、第1の連結部を介し
て前記第1のベース部に固定されている第1のモールド
ベースと、他方の樹脂成形金型が前記第1のベース部と
対向する面に設けられ、第2の連結部を介して前記第2
のベース部に取り付けられると共に、第2のベース部に
対して若干の距離移動自在な第2のモールドベースと、
前記第1のモールドベースの前記第2のベース部と対向
する面に設けられた第1のロックブロックと、前記第2
のモールドベースの前記第1のベース部と対向する面に
設けられ、前記樹脂成形金型が型閉する際には前記第1
のロックブロックと嵌合可能な第2のロックブロックと
を具備することを特徴とする。例えば、前記第2の連結
部と前記第2のベース部とは、ボルトで連結され、該ボ
ルトは第2のベース部に遊嵌するようにしてもよい。
【0005】
【作用】作用について説明する。第2のモールドベース
は、第2の連結部を介して第2のベース部に取り付けら
れると共に、第2のベース部に対して若干の距離移動自
在になっている。従って、型閉に際して当初第1のロッ
クブロックと第2のロックブロックとの位置が多少ずれ
ていても、第1のロックブロックと第2のロックブロッ
クが嵌合するよう第2のモールドベースが第2のベース
部に対して移動し、第1のロックブロックと第2のロッ
クブロックを嵌合させることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面と共に詳述する。なお、本実施例においては樹脂成形
金型として半導体装置の樹脂封止に用いられるトランス
ファ成形装置を例に挙げて説明する。図1において、1
0は下型プレスプラテンであり、位置が固定されてい
る。下型プレスプラテン10の上面には下型バックアッ
ププレート12が固定されている。下型プレスプラテン
10および下型バックアッププレート12で第1のベー
ス部が構成される。
【0007】14は第1のモールドベースである下型モ
ールドベースであり、第1の連結部である下型スペーサ
ブロック16を介して下型バックアッププレート12の
上面に固定されている。下型モールドベース14、下型
スペーサブロック16、および下型バックアッププレー
ト12の3者はボルト(不図示)で一体に固定されてい
る。従って、下型モールドベース14は下型プレスプラ
テン10および下型バックアッププレート12に対して
移動不能になっている。下型モールドベース14には樹
脂加熱用のヒータが内蔵されている。18は一方の樹脂
成形金型である下型チェイスであり、下型モールドベー
ス14の上面に固定されている。20は第1のロックブ
ロックである下型ロックブロックであり、下型モールド
ベース14の上面に固定されている。下型ロックブロッ
ク20の上面には凹部22が形成されている。
【0008】24は上型プレスプラテンであり、不図示
の上下動機構(例えばモータで駆動されるリンク機構)
により上下動し、下型プレスプラテン10等に接離動可
能になっている。上型プレスプラテン24の下面には上
型バックアッププレート26が固定されている。上型プ
レスプラテン24および上型バックアッププレート26
で第2のベース部が構成される。28は第2のモールド
ベースである上型モールドベースであり、第2の連結部
である上型スペーサブロック30を介して上型バックア
ッププレート26に取り付けられている。上型モールド
ベース28と上型スペーサブロック30はボルト(不図
示)で一体に固定されている。一方、上型バックアップ
プレート26と上型スペーサブロック30との間は、ボ
ルト32を介して連結されているものの、詳しくは後述
するが、上型スペーサブロック30は上型バックアップ
プレート26に対して若干の距離、上下および水平方向
へ移動自在になっている。上型モールドベース28にも
樹脂加熱用のヒータが内蔵されている。
【0009】34は他方の樹脂成形金型である上型チェ
イスであり、上型モールドベース28の下面に固定され
ている。上型プレスプラテン24が下動し、上型チェイ
ス34も下動し、上型チェイス34と下型チェイス18
が型閉されると(図1の状態)、内部において樹脂成形
が可能になる。なお、上型チェイス34と下型チェイス
18は型閉後、不図示の型締装置により型締めされる。
36は第2のロックブロックである上型ロックブロック
であり、上型モールドベース28の下面に固定されてい
る。上型ロックブロック36の下面には凸部38が形成
されており、上型チェイス34と下型チェイス18が型
閉する際に凸部38が下型ロックブロック20の凹部2
2へ嵌合し、上型チェイス34と下型チェイス18の型
閉時の位置決めがなされる。40はポットであり、内部
をプランジャ42が上下動するようになっている。上型
チェイス34と下型チェイス18が型閉後、型締めされ
た状態で、プランジャ42を上動させることにより樹脂
を上型チェイス34と下型チェイス18の内部へ充填
し、樹脂成形が行われる。
【0010】次に図2(図1のA部断面図)を参照して
上型バックアッププレート26と上型スペーサブロック
30との間の連結構造について説明する。ボルト32は
上型バックアッププレート26内に貫設された段孔44
内に配設されている。ボルト32の下端部は上型スペー
サブロック30へ螺着されている。46はスリーブであ
り、段孔44の小径部48内においてボルト32の外周
へ遊嵌されている。スリーブ46の長さは小径部48の
長さより若干の距離a(例えば約1〜2ミリメートル)
だけ長く形成されている。また、スリーブ46の外径は
小径部48の内径より若干小径に形成されている。50
はスペーサであり、スリーブ46上端面とボルト32の
ヘッド部52下端面との間に挟持されている。スペーサ
50は段孔44の大径部54内に配され、スペーサ50
の外径は小径部48の内径より大径、かつ大径部54の
内径より若干小径に形成されている。このような連結構
造により、上型スペーサブロック30、上型モールドベ
ース28、上型チェイス34、および上型ロックブロッ
ク36は上型バックアッププレート26に対して若干の
距離、上下および水平方向へ移動自在になっている。
【0011】図3には型閉前の上型各部の状態を示す。
この状態において、上型バックパッププレート26と上
型スペーサブロック30との間はボルト32で連結され
ているものの、若干の距離a(図2の距離aに等しい)
のギャップが生じている。また、前記の上型バックアッ
ププレート26と上型スペーサブロック30との間の連
結構造により、上型モールドベース28、上型チェイス
34、上型ロックブロック36等は矢印B方向へ若干移
動可能になっている。この状態で上型各部が型閉のため
に下動すると、たとえ下型モールドベース14と上型モ
ールドベース28が熱膨張を起こし、下型ロックブロッ
ク20と上型ロックブロック36の凹部22と凸部38
が若干ずれていても、型閉の際に凹部22と凸部38が
嵌合するよう上型モールドベース28、上型チェイス3
4、上型ロックブロック36等は矢印B方向へ若干の距
離移動し、凹部22と凸部38は嵌合しながら型閉がな
される。この後、型締がなされるので上型バックパップ
プレート26と上型スペーサブロック30との間に遊び
が有っても問題はない。以上、本発明の好適な実施例に
ついて種々述べてきたが、本発明は上述の実施例に限定
されるのではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多く
の改変を施し得るのはもちろんである。
【0012】
【発明の効果】本発明に係る樹脂成形装置を用いると、
第2のモールドベースは、第2の連結部を介して第2の
ベース部に取り付けられると共に、第2のベース部に対
して若干の距離移動自在になっている。従って、型閉に
際して当初第1のロックブロックと第2のロックブロッ
クとの位置が多少ずれていても、第1のロックブロック
と第2のロックブロックが嵌合するよう第2のモールド
ベースが第2のベース部に対して移動し、第1のロック
ブロックと第2のロックブロックを嵌合させ、正確な位
置決めが可能となる。また、たとえモールドベースが熱
膨張した際に型閉してもロックブロックの損傷を防止可
能となる等の著効を槽する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る樹脂成形装置の実施例を示した正
面図。
【図2】図1のA部断面図。
【図3】図1の樹脂成形装置において、型閉前の上型各
部の状態を示した正面図。
【図4】従来の樹脂成形装置を示した正面図。
【図5】図4のX部断面図。
【符号の説明】
10 下型プレスプラテン 12 下型バックアッププレート 14 下型モールドベース 16 下型スペーサブロック 18 下型チェイス 20 下型ロックブロック 24 上型プレスプラテン 26 上型バックアッププレート 28 上型モールドベース 30 上型スペーサブロック 32 ボルト 34 上型チェイス 36 上型ロックブロック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のベース部と、 該第1のベース部に対して相対的に接離動可能な第2の
    ベース部と、 一方の樹脂成形金型が前記第2のベース部と対向する面
    に設けられ、第1の連結部を介して前記第1のベース部
    に固定されている第1のモールドベースと、 他方の樹脂成形金型が前記第1のベース部と対向する面
    に設けられ、第2の連結部を介して前記第2のベース部
    に取り付けられると共に、第2のベース部に対して若干
    の距離移動自在な第2のモールドベースと、 前記第1のモールドベースの前記第2のベース部と対向
    する面に設けられた第1のロックブロックと、 前記第2のモールドベースの前記第1のベース部と対向
    する面に設けられ、前記樹脂成形金型が型閉する際には
    前記第1のロックブロックと嵌合可能な第2のロックブ
    ロックとを具備することを特徴とする樹脂成形装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の連結部と前記第2のベース部
    とは、ボルトで連結され、該ボルトは第2のベース部に
    遊嵌されていることを特徴とする請求項1記載の樹脂成
    形装置。
JP16221792A 1992-05-27 1992-05-27 樹脂成形装置 Pending JPH05329890A (ja)

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JP16221792A JPH05329890A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 樹脂成形装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100357610B1 (ko) * 2000-11-22 2002-10-25 현대자동차주식회사 플라스틱 금형
JP2008168547A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Kata System:Kk 射出成形金型
WO2015059603A1 (en) * 2013-10-21 2015-04-30 Micron E.M.E. Ltd. Detachable filament guide and nozzle module for 3d printers

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KR100357610B1 (ko) * 2000-11-22 2002-10-25 현대자동차주식회사 플라스틱 금형
JP2008168547A (ja) * 2007-01-12 2008-07-24 Kata System:Kk 射出成形金型
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