JPH05328736A - 三相インバータの制御回路 - Google Patents
三相インバータの制御回路Info
- Publication number
- JPH05328736A JPH05328736A JP4148519A JP14851992A JPH05328736A JP H05328736 A JPH05328736 A JP H05328736A JP 4148519 A JP4148519 A JP 4148519A JP 14851992 A JP14851992 A JP 14851992A JP H05328736 A JPH05328736 A JP H05328736A
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- JP
- Japan
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- error voltage
- voltage
- peak value
- sine wave
- error
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 負荷変動に対しても直流入力電圧の利用率の
低下が抑制できる三相インバータの制御回路を得る。 【構成】 基準正弦波と三相出力電圧とから得られた誤
差電圧のピーク値をA/D変換器9を介してマイクロコ
ンピュータ2に入力し、このマイクロコンピュータ2に
よって前記ピーク値に対応した3倍調波をROM3から
送出させ、この3倍調波をD/A変換器4でアナログ変
換して加算器によって前記誤差電圧に加算し、得られた
3倍調波加算誤差電圧を比較器7でキャリア信号発生器
8からのキャリア信号と比較してゲート制御信号を得
る。 【効果】 負荷変動によって誤差電圧のピーク値が変動
しても、そのピーク値に対応した3倍調波を出力させる
ことができるので、負荷変動に対しても、直流入力電圧
の利用率が低下することはない。
低下が抑制できる三相インバータの制御回路を得る。 【構成】 基準正弦波と三相出力電圧とから得られた誤
差電圧のピーク値をA/D変換器9を介してマイクロコ
ンピュータ2に入力し、このマイクロコンピュータ2に
よって前記ピーク値に対応した3倍調波をROM3から
送出させ、この3倍調波をD/A変換器4でアナログ変
換して加算器によって前記誤差電圧に加算し、得られた
3倍調波加算誤差電圧を比較器7でキャリア信号発生器
8からのキャリア信号と比較してゲート制御信号を得
る。 【効果】 負荷変動によって誤差電圧のピーク値が変動
しても、そのピーク値に対応した3倍調波を出力させる
ことができるので、負荷変動に対しても、直流入力電圧
の利用率が低下することはない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、三相インバータの制御
回路に関するもので、さらに詳しく言えば、基準正弦波
と三相出力電圧とを比較して得た誤差電圧に基準正弦波
の3倍調波を加算して各相のゲート制御信号を出力させ
る三相インバータの制御回路に関するものである。
回路に関するもので、さらに詳しく言えば、基準正弦波
と三相出力電圧とを比較して得た誤差電圧に基準正弦波
の3倍調波を加算して各相のゲート制御信号を出力させ
る三相インバータの制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、三相インバータの制御回路にマイ
クロコンピュータを用いたものが普及し、三相出力電圧
の平均値に基づく振幅を有する基準正弦波をROMから
送出し、前記三相出力電圧と比較してゲート制御信号を
出力させるようにしたものが多用されている。
クロコンピュータを用いたものが普及し、三相出力電圧
の平均値に基づく振幅を有する基準正弦波をROMから
送出し、前記三相出力電圧と比較してゲート制御信号を
出力させるようにしたものが多用されている。
【0003】このような三相インバータの制御回路で
は、各相の出力電圧と基準正弦波とを比較して誤差電圧
を出力させ、この誤差電圧に3倍調波を加算して各相の
ゲート制御信号を得るようにしている。
は、各相の出力電圧と基準正弦波とを比較して誤差電圧
を出力させ、この誤差電圧に3倍調波を加算して各相の
ゲート制御信号を得るようにしている。
【0004】上記した三相インバータの制御回路の従来
例を図2により説明する。
例を図2により説明する。
【0005】図2において、10は三相出力電圧u,
v,wを入力して平均値化する平均値変換回路で、得ら
れた平均値をA/D変換器1でA/D変換し、このディ
ジタル変換された平均値をマイクロコンピュータ2に入
力して前記ディジタル変換された平均値に基づく振幅を
有する基準正弦波をROM3から送出させる。
v,wを入力して平均値化する平均値変換回路で、得ら
れた平均値をA/D変換器1でA/D変換し、このディ
ジタル変換された平均値をマイクロコンピュータ2に入
力して前記ディジタル変換された平均値に基づく振幅を
有する基準正弦波をROM3から送出させる。
【0006】前記基準正弦波は、D/A変換器4によっ
てアナログ変換され、このアナログ変換された基準正弦
波u0 ,v0 ,w0 と前記三相出力電圧u,v,wとが
誤差増幅器5に入力されて誤差電圧u1 ,v1 ,w1 を
出力させる。
てアナログ変換され、このアナログ変換された基準正弦
波u0 ,v0 ,w0 と前記三相出力電圧u,v,wとが
誤差増幅器5に入力されて誤差電圧u1 ,v1 ,w1 を
出力させる。
【0007】そして、前記ROM3に格納された基準正
弦波の3倍調波をD/A変換器4でアナログ変換して前
記誤差電圧u1 ,v1 ,w1 に加算する加算器6を設
け、キャリア信号発生器8からのキャリアと前記3倍調
波加算誤差電圧とを比較器7で比較してゲート制御信号
を得るようにしている。
弦波の3倍調波をD/A変換器4でアナログ変換して前
記誤差電圧u1 ,v1 ,w1 に加算する加算器6を設
け、キャリア信号発生器8からのキャリアと前記3倍調
波加算誤差電圧とを比較器7で比較してゲート制御信号
を得るようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の三相イ
ンバータの制御回路では、加算する3倍調波の振幅を誤
差電圧u1 ,v1 ,w1 の振幅の1/6にし、3倍調波
加算誤差電圧のピーク値が最小になるようにしてキャリ
ア信号発生器8からのキャリアの振幅を小さくできるよ
うにしているが、誤差電圧u1 ,v1 ,w1 のピーク値
がインバータの負荷変動によって変化するため、3倍調
波加算誤差電圧のピーク値が変動してインバータの直流
入力電圧の利用率が低下するという問題があった。
ンバータの制御回路では、加算する3倍調波の振幅を誤
差電圧u1 ,v1 ,w1 の振幅の1/6にし、3倍調波
加算誤差電圧のピーク値が最小になるようにしてキャリ
ア信号発生器8からのキャリアの振幅を小さくできるよ
うにしているが、誤差電圧u1 ,v1 ,w1 のピーク値
がインバータの負荷変動によって変化するため、3倍調
波加算誤差電圧のピーク値が変動してインバータの直流
入力電圧の利用率が低下するという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、三相出力電圧を検出して平均値化する平
均値変換回路と、この平均値をA/D変換するA/D変
換器と、このディジタル変換された平均値を入力して該
平均値に基づく振幅を有する基準正弦波をROMから送
出させるマイクロコンピュータと、この基準正弦波をD
/A変換するD/A変換器と、このアナログ変換された
基準正弦波と前記三相出力電圧とから誤差電圧を得る誤
差増幅器と、この誤差電圧をキャリア信号と比較してゲ
ート制御信号を得る比較器とを有する三相インバータの
制御回路において、前記ROMに基準正弦波の3倍調波
を格納し、かつこの格納された3倍調波をD/A変換し
て前記誤差電圧に加算する加算器を設け、この3倍調波
加算誤差電圧をキャリア信号と比較するように構成する
とともに、前記誤差電圧のピーク値をA/D変換して前
記マイクロコンピュータに入力し、このディジタル変換
されたピーク値に基づく振幅を有する3倍調波をROM
から送出させるようにしたことを特徴とするものであ
る。
め、本発明は、三相出力電圧を検出して平均値化する平
均値変換回路と、この平均値をA/D変換するA/D変
換器と、このディジタル変換された平均値を入力して該
平均値に基づく振幅を有する基準正弦波をROMから送
出させるマイクロコンピュータと、この基準正弦波をD
/A変換するD/A変換器と、このアナログ変換された
基準正弦波と前記三相出力電圧とから誤差電圧を得る誤
差増幅器と、この誤差電圧をキャリア信号と比較してゲ
ート制御信号を得る比較器とを有する三相インバータの
制御回路において、前記ROMに基準正弦波の3倍調波
を格納し、かつこの格納された3倍調波をD/A変換し
て前記誤差電圧に加算する加算器を設け、この3倍調波
加算誤差電圧をキャリア信号と比較するように構成する
とともに、前記誤差電圧のピーク値をA/D変換して前
記マイクロコンピュータに入力し、このディジタル変換
されたピーク値に基づく振幅を有する3倍調波をROM
から送出させるようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0010】
【作 用】従って、本発明は、基準正弦波と三相出力電
圧とから得られる誤差電圧のピーク値をA/D変換して
マイクロコンピュータに入力し、このピーク値に対応し
た振幅を有する3倍調波をマイクロコンピュータから送
出するようにしているので、インバータの負荷変動によ
って直流入力電圧の利用率が低下することはない。
圧とから得られる誤差電圧のピーク値をA/D変換して
マイクロコンピュータに入力し、このピーク値に対応し
た振幅を有する3倍調波をマイクロコンピュータから送
出するようにしているので、インバータの負荷変動によ
って直流入力電圧の利用率が低下することはない。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の三相インバータの制御回路
のブロック図で、図2と同じ機能を有する部分には同じ
符号を付して以下の説明を省略する。
のブロック図で、図2と同じ機能を有する部分には同じ
符号を付して以下の説明を省略する。
【0012】本発明の特徴は、基準正弦波u0 ,v0 ,
w0 と三相出力電圧u,v,wとを誤差増幅器5に入力
して誤差電圧u1 ,v1 ,w1 を出力させ、かつ前記誤
差電圧のピーク値をA/D変換器9に入力してディジタ
ル変換されたピーク値をマイクロコンピュータ2に入力
し、このピーク値に対応した振幅を有する3倍調波をマ
イクロコンピュータ2から送出させ、この3倍調波をD
/A変換器4でアナログ変換し、加算器6によって前記
誤差電圧u1 ,v1 ,w1 に加算するようにしたもので
ある。
w0 と三相出力電圧u,v,wとを誤差増幅器5に入力
して誤差電圧u1 ,v1 ,w1 を出力させ、かつ前記誤
差電圧のピーク値をA/D変換器9に入力してディジタ
ル変換されたピーク値をマイクロコンピュータ2に入力
し、このピーク値に対応した振幅を有する3倍調波をマ
イクロコンピュータ2から送出させ、この3倍調波をD
/A変換器4でアナログ変換し、加算器6によって前記
誤差電圧u1 ,v1 ,w1 に加算するようにしたもので
ある。
【0013】すなわち、本発明によれば、インバータの
負荷変動によって誤差電圧のピーク値が変動しても、こ
のピーク値に対応した振幅を有する3倍調波をマイクロ
コンピュータ2から送出させることができ、直流入力電
圧の利用率の低下を防止することができる。
負荷変動によって誤差電圧のピーク値が変動しても、こ
のピーク値に対応した振幅を有する3倍調波をマイクロ
コンピュータ2から送出させることができ、直流入力電
圧の利用率の低下を防止することができる。
【0014】
【発明の効果】上記した如く、本発明は、三相インバー
タの負荷変動があっても、直流入力電圧の利用率の低下
を防止することができる。
タの負荷変動があっても、直流入力電圧の利用率の低下
を防止することができる。
【図1】本発明の三相インバータの制御回路のブロック
図である。
図である。
【図2】従来の三相インバータの制御回路のブロック図
である。
である。
1,9 A/D変換器 2 マイクロコンピュータ 3 ROM 4 D/A変換器 5 誤差増幅器 6 加算器 7 比較器 8 キャリア信号発生器
Claims (1)
- 【請求項1】 三相出力電圧を検出して平均値化する平
均値変換回路と、この平均値をA/D変換するA/D変
換器と、このディジタル変換された平均値を入力して該
平均値に基づく振幅を有する基準正弦波をROMから送
出させるマイクロコンピュータと、この基準正弦波をD
/A変換するD/A変換器と、このアナログ変換された
基準正弦波と前記三相出力電圧とから誤差電圧を得る誤
差増幅器と、この誤差電圧をキャリア信号と比較してゲ
ート制御信号を得る比較器とを有する三相インバータの
制御回路において、前記ROMに基準正弦波の3倍調波
を格納し、かつこの格納された3倍調波をD/A変換し
て前記誤差電圧に加算する加算器を設け、この3倍調波
加算誤差電圧をキャリア信号と比較するように構成する
とともに、前記誤差電圧のピーク値をA/D変換して前
記マイクロコンピュータに入力し、このディジタル変換
されたピーク値に基づく振幅を有する3倍調波をROM
から送出させるようにしたことを特徴とする三相インバ
ータの制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4148519A JPH05328736A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 三相インバータの制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4148519A JPH05328736A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 三相インバータの制御回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05328736A true JPH05328736A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=15454594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4148519A Pending JPH05328736A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 三相インバータの制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05328736A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5773911A (en) * | 1994-09-28 | 1998-06-30 | Ngk Insulators, Ltd. | Surface acoustic wave device |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP4148519A patent/JPH05328736A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5773911A (en) * | 1994-09-28 | 1998-06-30 | Ngk Insulators, Ltd. | Surface acoustic wave device |
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