JPH0532829Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0532829Y2 JPH0532829Y2 JP1985169310U JP16931085U JPH0532829Y2 JP H0532829 Y2 JPH0532829 Y2 JP H0532829Y2 JP 1985169310 U JP1985169310 U JP 1985169310U JP 16931085 U JP16931085 U JP 16931085U JP H0532829 Y2 JPH0532829 Y2 JP H0532829Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- row
- electrodes
- matrix
- column
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 claims description 31
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 6
- 210000002858 crystal cell Anatomy 0.000 claims 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 101100489584 Solanum lycopersicum TFT1 gene Proteins 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、液晶テレビ装置等の液晶表示装置の
駆動回路に関する。
駆動回路に関する。
(ロ) 従来の技術
従来、アクテイブマトリクス方式の液晶パネル
を用いた液晶TVは、例えば雑誌「日経エレクト
ロニクスNo.351」（昭和59年９月10日発行）の第
233〜235頁に記載されている如く液晶素子の劣化
防止の点から、印加される映像信号の極性を１フ
イールド毎に反転されることにより液晶素子を交
流駆動している。第３図は上述のアクテイブマト
リクス型液晶表示装置の等価回路図であり、 図中、１，１……はTFT（薄膜トランジスタ）、
ＧはこのTFTのゲート電極ライン、Ｓはソース
電極ライン、Ｄはドレイン電極、LC，LC……は
前記TFTのドレイン電極と対向電極ライン２，
２……との間に配された液晶である。
を用いた液晶TVは、例えば雑誌「日経エレクト
ロニクスNo.351」（昭和59年９月10日発行）の第
233〜235頁に記載されている如く液晶素子の劣化
防止の点から、印加される映像信号の極性を１フ
イールド毎に反転されることにより液晶素子を交
流駆動している。第３図は上述のアクテイブマト
リクス型液晶表示装置の等価回路図であり、 図中、１，１……はTFT（薄膜トランジスタ）、
ＧはこのTFTのゲート電極ライン、Ｓはソース
電極ライン、Ｄはドレイン電極、LC，LC……は
前記TFTのドレイン電極と対向電極ライン２，
２……との間に配された液晶である。
次に上述の装置の駆動について第４図と共に説
明する。
明する。
図中、Vvは１フイールド毎に極性反転してい
るビデオ信号、VG1，VG2……VGNは各行のゲート
電極ラインＧ，Ｇ……に印加されるゲート信号、
VP1，VP2……VPNは各行の液晶LCにより保持さ
れる電圧である。TFT１はゲート信号のハイ期
間にオンとなり、このとき、サンプリングされた
ビデオ信号の電圧が液晶に印加され、前記TFT
１がオフとなつた後、１フイールド期間、保持さ
れるが、実際には、TFT１のオフ抵抗を介して
ソース電極ラインＳへ充放電するため、例えば、
１行目の液晶に対する保持電圧はVP1に示される
如く、所定の割合で充放電される。また、２行目
以降の液晶に対しては電圧保持中にビデオ信号
Vvが反転するため、ドレイン電極Ｄとソース電
極ラインＳとの電位差が急激に増大するため
VP2，VPNの如く反転後の充放電の割合が増加す
る。
るビデオ信号、VG1，VG2……VGNは各行のゲート
電極ラインＧ，Ｇ……に印加されるゲート信号、
VP1，VP2……VPNは各行の液晶LCにより保持さ
れる電圧である。TFT１はゲート信号のハイ期
間にオンとなり、このとき、サンプリングされた
ビデオ信号の電圧が液晶に印加され、前記TFT
１がオフとなつた後、１フイールド期間、保持さ
れるが、実際には、TFT１のオフ抵抗を介して
ソース電極ラインＳへ充放電するため、例えば、
１行目の液晶に対する保持電圧はVP1に示される
如く、所定の割合で充放電される。また、２行目
以降の液晶に対しては電圧保持中にビデオ信号
Vvが反転するため、ドレイン電極Ｄとソース電
極ラインＳとの電位差が急激に増大するため
VP2，VPNの如く反転後の充放電の割合が増加す
る。
よつて、下方の行になるほど液晶（LC）に印
加される電圧の実効値が減少し、画面下方の輝度
が低下するシエーデイング現象が起こる欠点があ
つた。
加される電圧の実効値が減少し、画面下方の輝度
が低下するシエーデイング現象が起こる欠点があ
つた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
本考案は上述の点に鑑み為されたものであり、
画面上の輝度の均一化を図ることを目的とする。
画面上の輝度の均一化を図ることを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は複数の表示素子が行列配置された液晶
パネルと、この液晶パネルの所定の行を順次選択
して駆動する行駆動部と、所定周波数で極性反転
するビデオ信号が供給される列駆動部とからなる
液晶表示装置の駆動回路において、前記ビデオ信
号の極性反転周波数を垂直同期周波数のｐ／ｑ
（ｐ，ｑは互いに素な正の整数）倍の周波数とし
てなる液晶表示装置の駆動回路である。
パネルと、この液晶パネルの所定の行を順次選択
して駆動する行駆動部と、所定周波数で極性反転
するビデオ信号が供給される列駆動部とからなる
液晶表示装置の駆動回路において、前記ビデオ信
号の極性反転周波数を垂直同期周波数のｐ／ｑ
（ｐ，ｑは互いに素な正の整数）倍の周波数とし
てなる液晶表示装置の駆動回路である。
(ホ) 作用
本考案は上述の手段により、画面上で同調され
たビデオ信号の極性が反転する位置が移動する。
従つて画面上の位置に係わらず、TFTのオフ期
間中の充放電による液晶印加電圧の実効値の減少
の割合が一定に近くなる。このため、画面上の輝
度が均一化される。
たビデオ信号の極性が反転する位置が移動する。
従つて画面上の位置に係わらず、TFTのオフ期
間中の充放電による液晶印加電圧の実効値の減少
の割合が一定に近くなる。このため、画面上の輝
度が均一化される。
(ヘ) 実施例
以下、図面に従い本考案の一実施例を説明す
る。
る。
第１図は本実施例回路のブロツク図であり、図
中、３は液晶パネル、４はこのパネルの各１行分
を順次選択して行くシフトレジスタからなる行ド
ライブ回路、５はシフトレジスタ６及びサンプル
ホールド回路７より構成され、選択された行の各
表示素子にビデオ信号を印加する列ドライブ回
路、８は水平、垂直各同期パルスHp，Vpを基準
として上記各ドライバ回路４，５に供給するスタ
ートパルスST1，ST2は行方向の駆動クロツクCP
を作成する同期制御回路である。９は垂直同期パ
ルスVpでトリガされフイールド周期で反転する
60Hzの信号（第２図イ）を出力するフリツプフロ
ツプ、１０はこのフリツプフロツプ出力を60Hzよ
りも若干高い70Hzの周波数（第２図ロ）に変換す
る周波数変換回路、１１，１２はビデオ信号及び
これをインバータ１３で反転した信号を夫々入力
とする第１，第２アナログスイツチであり、
夫々、前記周波数変換回路出力及びこれをインバ
ータ１４で反転した出力で制御される。そして、
この第１，第２アナログスイツチ出力は混合され
て前記サンプルホールド回路７へ供給される。
中、３は液晶パネル、４はこのパネルの各１行分
を順次選択して行くシフトレジスタからなる行ド
ライブ回路、５はシフトレジスタ６及びサンプル
ホールド回路７より構成され、選択された行の各
表示素子にビデオ信号を印加する列ドライブ回
路、８は水平、垂直各同期パルスHp，Vpを基準
として上記各ドライバ回路４，５に供給するスタ
ートパルスST1，ST2は行方向の駆動クロツクCP
を作成する同期制御回路である。９は垂直同期パ
ルスVpでトリガされフイールド周期で反転する
60Hzの信号（第２図イ）を出力するフリツプフロ
ツプ、１０はこのフリツプフロツプ出力を60Hzよ
りも若干高い70Hzの周波数（第２図ロ）に変換す
る周波数変換回路、１１，１２はビデオ信号及び
これをインバータ１３で反転した信号を夫々入力
とする第１，第２アナログスイツチであり、
夫々、前記周波数変換回路出力及びこれをインバ
ータ１４で反転した出力で制御される。そして、
この第１，第２アナログスイツチ出力は混合され
て前記サンプルホールド回路７へ供給される。
上述の回路によれば、サンプルホールド回路へ
供給されるビデオ信号は１フイールドより短かい
周期で反転され、画面上で、ビデオ信号が反転す
る位置が同一位置とはならず、順次移動するた
め、画面上の輝度が均一化される。また、画面上
で同一の位置に来るまでの周期は、垂直同期周波
数をfv、極性反転周波数をｆとしてｆ＝（ｐ／
ｑ）・fvで表されるならば（ただし、ｐ，ｑは互
いに素な整数）、ｑ／fvとなる。言い換えればｑ
倍の垂直同期期間（フイールド）がフイールド間
で同一位置で反転する一周期となる。そして、ｑ
が奇数の場合ｑ倍の、ｑが偶数の場合２・ｑ倍の
垂直同期期間（フイールド）がそれぞれ同一位置
での同一極性反転の一周期となる。
供給されるビデオ信号は１フイールドより短かい
周期で反転され、画面上で、ビデオ信号が反転す
る位置が同一位置とはならず、順次移動するた
め、画面上の輝度が均一化される。また、画面上
で同一の位置に来るまでの周期は、垂直同期周波
数をfv、極性反転周波数をｆとしてｆ＝（ｐ／
ｑ）・fvで表されるならば（ただし、ｐ，ｑは互
いに素な整数）、ｑ／fvとなる。言い換えればｑ
倍の垂直同期期間（フイールド）がフイールド間
で同一位置で反転する一周期となる。そして、ｑ
が奇数の場合ｑ倍の、ｑが偶数の場合２・ｑ倍の
垂直同期期間（フイールド）がそれぞれ同一位置
での同一極性反転の一周期となる。
さらに、インターレース走査では１フレーム
毎、ノンインターレース走査では１フイールド毎
に表示される画面が、極性反転による線状の反転
ムラを同じ位置に表示しないため、見易くなる。
毎、ノンインターレース走査では１フイールド毎
に表示される画面が、極性反転による線状の反転
ムラを同じ位置に表示しないため、見易くなる。
尚、上述の実施例ではビデオ信号の反転周期を
１フイールドより短かくしたが、１フイールドよ
り長くなる様に設定しても良い。
１フイールドより短かくしたが、１フイールドよ
り長くなる様に設定しても良い。
(ト) 考案の効果
上述の如く本考案に依れば、画面上の位置によ
る輝度の変動が補償され、画面上の輝度の均一化
が図れるための非常に見やすい再生画像が得られ
る。
る輝度の変動が補償され、画面上の輝度の均一化
が図れるための非常に見やすい再生画像が得られ
る。
第１図は本考案の一実施例における液晶表示装
置の駆動回路のブロツク図、第２図は、第１図の
要部波形図、第３図は従来の液晶表示装置の等価
回路図、第４図はその要部波形図である。 ３……液晶パネル、４……行駆動部、５……列
駆動部、９……フリツプフロツプ、１０……周波
数変換回路、１１，１２……第１，第２アナログ
スイツチ。
置の駆動回路のブロツク図、第２図は、第１図の
要部波形図、第３図は従来の液晶表示装置の等価
回路図、第４図はその要部波形図である。 ３……液晶パネル、４……行駆動部、５……列
駆動部、９……フリツプフロツプ、１０……周波
数変換回路、１１，１２……第１，第２アナログ
スイツチ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 マトリクス状に配された複数の液晶セルと、こ
の複数の液晶セル毎に設けられ各液晶セルの一方
の電極に接続されたスイツチングトランジスタ
と、前記マトリクスの各列毎に前記スイツチング
トランジスタの入力電極に共通接続された複数の
列電極と、前記マトリクスの各行毎に前記スイツ
チングトランジスタのゲートに共通接続された複
数の行電極と、前記液晶セルの他方の電極に共通
接続された対向電極とを有する液晶パネルと、 前記行電極を順次選択する行駆動部と、 同調されたビデオ信号を垂直同期周波数のｐ／
ｑ（ｐ，ｑは互いに素な正の整数）倍の一定の周
波数で極性反転する極性反転回路と、 この極性反転回路出力を前記列電極に供給する
列駆動部とからなる液晶表示装置の駆動回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985169310U JPH0532829Y2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985169310U JPH0532829Y2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6279222U JPS6279222U (ja) | 1987-05-21 |
| JPH0532829Y2 true JPH0532829Y2 (ja) | 1993-08-23 |
Family
ID=31102997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985169310U Expired - Lifetime JPH0532829Y2 (ja) | 1985-11-01 | 1985-11-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0532829Y2 (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5153415A (ja) * | 1974-11-06 | 1976-05-11 | Hitachi Ltd | Ekishohyojisochi |
| JPS5236994A (en) * | 1975-09-19 | 1977-03-22 | Hitachi Ltd | Phase modulation circuit |
| JPS5344196A (en) * | 1976-10-04 | 1978-04-20 | Seiko Epson Corp | Liquid crystal driving system |
| JPS6191696A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-09 | 株式会社日立製作所 | 液晶表示装置 |
-
1985
- 1985-11-01 JP JP1985169310U patent/JPH0532829Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5153415A (ja) * | 1974-11-06 | 1976-05-11 | Hitachi Ltd | Ekishohyojisochi |
| JPS5236994A (en) * | 1975-09-19 | 1977-03-22 | Hitachi Ltd | Phase modulation circuit |
| JPS5344196A (en) * | 1976-10-04 | 1978-04-20 | Seiko Epson Corp | Liquid crystal driving system |
| JPS6191696A (ja) * | 1984-10-11 | 1986-05-09 | 株式会社日立製作所 | 液晶表示装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6279222U (ja) | 1987-05-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5093655A (en) | Liquid-crystal display apparatus | |
| US4804951A (en) | Display apparatus and driving method therefor | |
| US5253091A (en) | Liquid crystal display having reduced flicker | |
| EP0351253B1 (en) | Liquid crystal projection apparatus and driving method thereof | |
| KR0147917B1 (ko) | 전력 손실의 감소와 프레임 제어시의 수직 스트라이프 세이드의 감소를 도모한 액정 디스플레이 및 그의 제어 방법 | |
| JP2505864B2 (ja) | デイスプレ―のクロスト―ク減少方法と装置 | |
| JPH0228873B2 (ja) | ||
| JPH0411035B2 (ja) | ||
| JP4902185B2 (ja) | 表示装置 | |
| JPH0766249B2 (ja) | 液晶表示装置の駆動方法 | |
| JP3055620B2 (ja) | 液晶表示装置およびその駆動方法 | |
| JP3128965B2 (ja) | アクティブマトリクス液晶表示装置 | |
| JPH06337657A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH0532829Y2 (ja) | ||
| JP4278215B2 (ja) | 液晶表示装置および液晶表示装置の駆動方法 | |
| KR100909048B1 (ko) | 액정표시장치 및 그 구동방법 | |
| JPH0654962B2 (ja) | 液晶表示装置の駆動回路 | |
| JP3532703B2 (ja) | 液晶表示装置およびその駆動方法 | |
| JPH08248929A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JP2524113B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH0766252B2 (ja) | 画像表示装置の駆動回路 | |
| JP5226115B2 (ja) | 表示装置 | |
| JP3064586B2 (ja) | インターレース走査回路 | |
| JPH0530352B2 (ja) | ||
| JPH071621Y2 (ja) | 液晶表示装置 |