JPH05327421A - シュミット回路 - Google Patents

シュミット回路

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JPH05327421A
JPH05327421A JP4122440A JP12244092A JPH05327421A JP H05327421 A JPH05327421 A JP H05327421A JP 4122440 A JP4122440 A JP 4122440A JP 12244092 A JP12244092 A JP 12244092A JP H05327421 A JPH05327421 A JP H05327421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
comparator
resistors
reference voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP4122440A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobutaka Nagai
信孝 長井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH05327421A publication Critical patent/JPH05327421A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コンパレータを用いて構成されるシュミット回
路であって、回路構成素子数が少なく、消費電流の小さ
いミット回路。 【構成】電源電圧を抵抗R4,R5の組および抵抗R
6,R7の組で、シュミット回路のスレッショルド電圧
になるように分圧する。抵抗R6,R7の間にNMOS
トランジスタN3,N4の直列回路からなるスイッチン
グ回路を設け、抵抗R4,R5の間にNMOSトランジ
スタN1,N2の直列回路からなるスイッチング回路を
設ける。それぞれのスイッチング回路の開閉状態を、コ
ンパレータ1の出力信号の反転信号(インバータ6の出
力)または正転信号(インバータ7の出力)で互いに反
対状態になるように制御し、分圧電圧を切り替えてコン
パレータ1のリファレンス電圧として−端子に入力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシュミット回路に関し、
特に、コンパレータを用いて構成されているシュミット
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシュミット回路は図3に
示すように、+入力端子同士が接続されそれぞれの−入
力端子に、抵抗R1〜R4による分圧等でつくられた異
なるリファレンス電圧が印加される2つのコンパレータ
1A,1Bと、これらのコンパレータ1A,1Bの出力
をそのまま、またはインバータ2を介して入力される2
つのNOR回路4A,4BからなるRSラッチ回路とで
構成されている。
【0003】以下に、このシュミット回路の動作につい
て図4を用いて説明する。今、図3において、入力端子
(2つのコンパレータ1A,1Bの+入力端子)9に0
Vから入力電圧VINを追加していったとき、コンパレー
タ1A,1Bのリファレンス電圧が例えば1Vと2Vで
あるとすると、入力電圧が0Vのときは2つのコンパレ
ータ1A,1B共ロウ出力であるので、ラッチ回路の出
力はロウとなる。入力電圧VINが2V(図4中Bで示
す)を越えると、2つのコンパレータ1A,1Bの出力
が共にハイとなるのでラッチ回路の出力はハイとなる。
【0004】逆に、入力電圧VINを5Vから0Vへと下
げていくと、VIN=5Vの時はラッチ回路の出力はハイ
である。そして、入力電圧VINが1V(図4中Aで示
す)より下がると、ラッチ回路の出力がロウとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のシュミ
ット回路は、回路構成が複雑であり、半導体集積回路の
チップ上にレイアウトしようとした場合大きな面積をと
ってしまう。また、コンパレータを2つ使っているので
回路電流が多く流れてしまうという問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題に鑑みてなされたも
のであって、回路構成が簡単で消費電流の少ないシュミ
ット回路を提供することを特徴とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のシュミット回路
は、入力電圧をリファレンス電圧入力端の電圧と比較
し、比較結果に応じて出力を反転させるコンパレータ
と、所定電圧を分圧する少なくとも二以上の抵抗の互い
に隣り合う抵抗の間に、MOS電界効果トランジスタの
直列回路からなり直列接続点が前記コンパレータのリフ
ァレンス電圧入力端に接続される第1のスイッチング回
路が設けられ、このスイッチング回路が閉状態の時に直
列接続点に第1のリファレンス電圧を発生する第1の分
圧回路と、所定電圧を分圧する少なくとも二以上の抵抗
の互いに隣り合う抵抗の間に、MOS電界効果トランジ
スタの直列回路からなり直列接続点が前記コンパレータ
のリファレンス電圧入力端に接続される第2のスイッチ
ング回路が設けられ、このスイッチング回路が閉状態の
時に直列接続点に前記第1のリファレンス電圧とは異な
る第2のリファレンス電圧を発生する第2の分圧回路
と、前記コンパレータの出力信号の反転信号および正転
信号により、前記第1のスイッチング回路の開閉状態と
前記第2のスイッチング回路の開閉状態とを互いに反対
状態に制御する手段とを備えたことを特徴としている。
【0008】
【実施例】次に本発明の好適な実施例について図面を参
照して説明する。図1は本発明の第1の実施例の回路図
である。図1を参照すると、本実施例では、外部信号の
入力端子9がコンパレータ1の+入力端子に接続されて
いる。コンパレータ1の−入力端子は、高位電源線3と
接地線5との間に設けられた抵抗R4,R5の組および
抵抗R6,7の組とこれらの抵抗組を構成する2つの抵
抗にはさまれこれらの抵抗と直列につながれているMO
SトランジスタN1,N2の直列回路およびNMOSト
ランジスタN3,N4の直列回路で作られるリファレン
ス電圧が与えられている。抵抗の値は、このシュミット
回路のスレッショルド電圧により決定され、例えば、電
源が5Vのとき、スレッショルド電圧を1Vと2Vにす
るには、抵抗R4と抵抗R5の抵抗値比は4:1となる
様にし、抵抗R6と抵抗R7の比を3:2となる様にす
る。
【0009】更に、コンパレータ1の出力端には2つの
インバータ回路6,7が直列につながれている。各々の
インバータ回路の出力端は、リファレンス電圧をつくる
ために設けられた直列接続のNMOSトランジスタN
3,N4の共通ゲート又は直列接続のNMOSトランジ
スタN1,N2の共通ゲートにつながれている。
【0010】本実施例の動作について、以下に説明す
る。図1において、入力端子9に例えば0Vが印加され
たとすると、コンパレータ1の出力はロウとなる。従っ
て、1段目のインバータ6の出力はハイとなり2段目の
インバータ7の出力はロウとなる。よって、1段目のイ
ンバータ6の出力端に接続されたNMOSトランジスタ
N3,N4はオンし、2段目のインバータ7の出力端に
接続されたNMOSトランジスタN1,N2はオフす
る。この結果、リファレンス電圧は電源電圧5Vが抵抗
R6と抵抗R7とによって分圧された値となり、本実施
例の場合2Vとなっている。従って、この後入力電圧V
INを0Vから少しづつ上げてゆき、2Vを越えると、コ
ンパレータ1の出力は図4に示すように反転する。この
ため、NMOSトランジスタN3,N4がオフし、代っ
てもう一方のNMOSトランジスタN1,N2がオンす
る。その結果、リファレンス電圧は2Vから1Vに切り
替る。
【0011】尚、本実施例において、NMOSトランジ
スタN1,N2をPMOSトランジスタに代え、ゲート
にインバータ6の出力を入力し、NMOSトランジスタ
N3,N4をPMOSトランジスタに代えてゲートにイ
ンバータ7の出力を入力するようにしても、同様の効果
が得られる。
【0012】次に、本発明の第2の実施例のついて図面
を説明する。図2は、本発明の第2の実施例の回路図で
ある。図2を参照すると、本実施例は、外部信号の入力
端子9がコンパレータ1の+入力端子に接続されてい
る。コンパレータ1の−入力端子には高位電源線3と接
地線5との間に設けられた抵抗R4,R5の組および抵
抗R6,R7の組とこれらの抵抗組を構成する2つの抵
抗にはさまれこれらの抵抗と直列につながれているPM
OSトランジスタP1とNMOSトランジスタの直列回
路およびPMOSトランジスタP2とNMOSトランジ
スタN6の直列回路によって作られるリファレンス電圧
が与えられている。抵抗の値は、このシュミット回路の
スレッショルド電圧により決定され、例えば、電源が5
Vのときスレッショルド電圧を1Vと2V程度にするに
は、抵抗R4と抵抗R5の抵抗値比は3:2になるよう
にし、抵抗R6と抵抗R7の抵抗値比を3:1となるよ
うにする。
【0013】更に、コンパレータ1の出力端には2つの
インバータ回路6,7が直列につながれている。各々の
インバータ回路の出力端は、リファレンス電圧をつくる
ために設けられたPMOSトランジスタP2とNMOS
トランジスタのゲートまたはPMOSトランジスタP1
とNMOSトランジスチN6のゲートにそれぞれ接続さ
れている。
【0014】本実施例は、以下のように動作する。図2
において、入力端子9に0Vが印加されたとするとコン
パレータ1の出力はロウとなる。従って、1段目のイン
バータ6の出力はハイとなり、2段目のインバータ7の
出力はロウとなる。よって、1段目のインバータ6の出
力端に接続されたNMOSトランジスタN5がオンし、
又、2段目のインバータ7の出力端に接続されたPMO
SトランジスタP1もオンするので、リファレンス電圧
は、電源電圧5Vが抵抗R4と抵抗R5によって分圧さ
れた値となる(2V)。従ってこの後入力電圧VINを0
Vから少しづつ上げてゆき、2Vを越えると、コンパレ
ータ1の出力は図4に示すように反転し、これによって
リファレンス電圧は2Vから1Vに切り替る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、コンパ
レータを1つにし、抵抗により分圧されたリファレンス
電圧を、直列につないだNMOSトランジスタまたはP
MOSトランジスタを介して入力電圧によって選択し取
りだしコンパレータに与えているので、トランジスタの
数を、コンパレータを2つ用いた従来のシュミット回路
の65%に低減できる。また、回路の消費電流も従来の
1/2に低減できる。同様な入力回路が複数ある場合で
も、抵抗等は1組で済むので、シュミット回路の構成素
子数の低減効果は更に顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例の回路図である。
【図3】従来のシュミット回路の一例の回路図である。
【図4】シュミット回路の入出力特性を示す図である。
【符号の説明】
1,1A,1B コンパレータ 2,6,7 インバータ 3 高位電源線 4A,4B NOR回路 5 接地線 9 入力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電圧をリファレンス電圧入力端の電
    圧と比較し、比較結果に応じて出力を反転させるコンパ
    レータと、 所定電圧を分圧する少なくとも二以上の抵抗の互いに隣
    り合う抵抗の間に、MOS電界効果トランジスタの直列
    回路からなり直列接続点が前記コンパレータのリファレ
    ンス電圧入力端に接続される第1のスイッチング回路が
    設けられ、このスイッチング回路が閉状態の時に直列接
    続点に第1のリファレンス電圧を発生する第1の分圧回
    路と、 所定電圧を分圧する少なくとも二以上の抵抗の互いに隣
    り合う抵抗の間に、MOS電界効果トランジスタの直列
    回路からなり直列接続点が前記コンパレータのリファレ
    ンス電圧入力端に接続される第2のスイッチング回路が
    設けられ、このスイッチング回路が閉状態の時に直列接
    続点に前記第1のリファレンス電圧とは異なる第2のリ
    ファレンス電圧を発生する第2の分圧回路と、 前記コンパレータの出力信号の反転信号および正転信号
    により、前記第1のスイッチング回路の開閉状態と前記
    第2のスイッチング回路の開閉状態とを互いに反対状態
    に制御する手段とを備えたことを特徴とするシュミット
    回路。
JP4122440A 1992-05-15 1992-05-15 シュミット回路 Pending JPH05327421A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009025096A1 (ja) * 2007-08-21 2009-02-26 Seiko Instruments Inc. 磁気センサ回路

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Date Code Title Description
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Effective date: 19981201