JPH05326706A - 集積回路の配線設計法 - Google Patents

集積回路の配線設計法

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Publication number
JPH05326706A
JPH05326706A JP4080142A JP8014292A JPH05326706A JP H05326706 A JPH05326706 A JP H05326706A JP 4080142 A JP4080142 A JP 4080142A JP 8014292 A JP8014292 A JP 8014292A JP H05326706 A JPH05326706 A JP H05326706A
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JP
Japan
Prior art keywords
wiring
block
integrated circuit
patterns
pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP4080142A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Ishizuka
昭夫 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4080142A priority Critical patent/JPH05326706A/ja
Publication of JPH05326706A publication Critical patent/JPH05326706A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】集積回路の配線設計における配線率の向上およ
び高速化を図ることにある。 【構成】特定の位置に配置されたブロック6の端子7と
接続し、そのブロック6以外の配置ブロック2の配線禁
止領域3に違反せず、互いにショートしあうことのない
配線パタンのライブラリを有する。これらの配線パタン
の中からブロック6の端子位置と接続する配線パタン4
を選択し、この配線パタン4とネットの残りのブロック
9を接続する配線経路8を発見する自動配線プログラム
を備えている。これらにより、あらかじめ配線パタンを
最適設計し、全ての個別品種で容易にしかも高密度のブ
ロック上通過配線を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集積回路の設計に関し、
特に集積回路の自動配線設計法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、RAM等の大規模ブロックにおい
て、その内部領域のほとんどがブロック間の配線時には
配線禁止領域となる。通常、こうしたブロックは内部の
ブロック間の配線の障害となるため、チップの周辺部に
置かれることが多い。それは外部のI/Oブロックから
内部ブロックへの配線が困難になるからである。従来は
自動配線プログラムが大規模ブロックの周囲を迂回する
ような経路を自力で検索し、内部ブロックまで配線して
いる。また、近年の敷き詰め型ゲートアレイで用いられ
るRAMなどには、ブロック間の配線で使用できる2〜
3格子幅程度の間隙が存在する場合がある。この場合に
は、自動配線プログラムがこの間隙を縫うような経路を
自力で発見し、配線を行う必要がある。
【0003】図3は従来の一例を説明するための集積回
路におけるブロックの平面図である。図3に示すよう
に、該当ブロック2の内部はほとんど配線禁止である
が、一部に間隙があり、配線パタンを用いてブロック上
を通過可能である。従来の配線設計法では、各品種設計
ごとにこの通過配線パタンを自動配線プログラムによっ
て探索している。すなわち、ブロック2内の第1および
第2層は全面配線禁止であるが、第3層配線禁止区域1
7にはわずかに間隙16がある。2層配線10と2〜3
層ビア12および3層配線14は自動配線プログラムに
より配線されるが、このとき間隙16を一本の配線14
を通すために使っている。かかる自動配線プログラムは
配線を一本ずつ行うため、このような直線状の配線を実
現しやすい。また、自動配線プログラムにおいて、第1
および第3層は水平方向、第2層は垂直方向に配線する
ことを原則としているが、これらの貫通配線の方向は配
線禁止の間隙16の方向に依存するため、図のように垂
直方向に長い3層配線14を行う必要がある。しかし、
主軸方向に反する長い配線を実現するためには、一般に
自動配線では長い時間がかかる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の自動配
線プログラムの経路探索を用いた配線手法は、大規模ブ
ロックとチップ外周との間やブロック内の間隙といった
狭い領域を有効に利用できず、全ての配線要求を達成で
きずに終わることが多い。また、通常のブロック間配線
では第3層を水平方向に用いるのに対し、RAM上の第
3層でしかも垂直方向にのみ通過可能なような場合、線
分探索法のような逆方向配線を不得手とする配線プログ
ラムでは、配線不可能か、少なくとも多大な探索時間を
要する。従って、従来の設計手法では各個別品種ごとに
このような困難な配線処理を行う必要がある。
【0005】本発明の目的は、かかる狭い領域を有効利
用できる集積回路の配線設計法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の集積回路の配線
設計法は、特定の位置に配置されたブロックの端子に接
続し、前記ブロック以外の配置ブロックの配線禁止領域
に違反せず且つ互いにショートしあうことのない配線パ
タンのライブラリを有し、前記配線パタンの中からブロ
ックの端子位置と接続する配線パタンを選択した後、自
動配線によりこの配線パタンとネットの残りのブロック
を接続する経路を検索し、両配線パタンをもってネット
全体の配線を実現するように構成される。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。図1は本発明の一実施例を説明するための集
積回路の一部拡大平面図である。図1に示すように、本
実施例は特定の位置に配置されたブロック6の端子7に
接続し、このブロック6以外の配置ブロックの配線禁止
領域3に違反せず且つ互いにショートしあうことのない
配線パタンのライブラリを有する。また、配線パタンの
中からブロック2の端子位置と接続する配線パタン4を
選択し、しかる後自動配線によりこの配線パタン4とネ
ットの残りのブロックを接続する経路を検索し、両配線
パタンをもってネット全体の配線を実現することにあ
る。まず、配線領域1におけるブロック2はこの下地上
で配置される位置が決っており、このブロック2の配線
禁止領域3とショートしないようにブロック2上を通過
する配線パタン4の設計が可能である。また、この配線
パタン4は特定のI/Oセル5に配置されたI/Oブロ
ック6の内部ブロックと接続する側の端子7に接続する
ように設計されている。さらに、I/Oブロック6と接
続しない方の端点は内部に配置されたブロック9と接続
しやすい領域まで配線8を介して引き出されている。
【0008】本実施例の配線設計法では、下地及びブロ
ック2を設計する際に、これらの配線パタン4を設計
し、ライブラリに登録しておく。個別品種の設計の際に
は、自動配線プログラムがこれらの配線パタンの中から
I/Oブロック6の端子7と接続する配線パタン4を選
択し、この配線パタン4から内部ブロック9までの配線
8を行うことにより、I/Oブロック6と内部ブロック
9を接続する。
【0009】要するに、本実施例においては、配置され
た内部ブロックの配線禁止領域に違反せず、しかもI/
Oブロックを配置したときにI/Oブロックの端子と接
続する互いにショートしない配線パタンをラブラリファ
イルに登録しておく。しかる後、自動配線において、こ
れらの配線パタンの中からI/Oブロックの端子位置と
接続する配線パタンを選択し、あとはこの配線パタンと
内部ブロックを接続することにより、I/Oブロックと
内部ブロック間の配線を完結する。これらの配線パタン
はI/Oブロックの端子から大規模ブロックの周辺また
は内部を通過して、通常の内部ブロックが配置される領
域のすぐ近くまで引き出されているため、これと内部ブ
ロックを接続することは比較的容易である。また、配線
パタンは大規模ブロックに妨げられるすべてのI/Oセ
ル位置に対して定義されるため、配線ができなくなる端
子は生じない。さらに、ブロック上の通過配線パタンを
あらかじめ人手で設計するため、主配線方向と逆の方向
の配線も容易に実現できる。
【0010】図2は図1に示すブロックの平面図であ
る。図2に示すように、かかるブロック2の配線は3層
配線禁止区域17内の間隙16に、2層配線10,2−
3層間ビア12および3層配線14と、2層配線11,
2−3層間ビア13および3層配線15とを人手によっ
て設計した配線であり、同じ形状の間隙16の中を2本
通すように工夫している。このため、自動配線プログラ
ムですべての経路を求める方法と比較してこのブロック
2上を多くの配線を通過させることができ、結果として
高い配線率が期待できる。
【0011】また、これらの配線は下地設計の段階で用
意しておき、各品種設計時にはライブラリから取り出し
てそのまま使用することができるため、品種設計時に経
路探索のために多くの計算機時間を費やす必要がなくな
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の集積回路
の配線設計法は、大規模ブロックの周辺または内部を通
過してI/Oブロックの端子から通常の内部ブロックが
配置される領域のすぐ近くまで引き出す配線パタンを大
規模ブロックに妨げられるすべてのI/Oセル位置に対
して定義することにより、ブロック内または周囲の狭い
間隙を縫ってI/Oブロックから内部ブロックへの配線
をすべて実現できるという効果がある。また、本発明は
ブロック上の通過配線を人手により設計するため、自動
配線では実現しにくい主配線方向とは逆の方向の配線を
使用することも容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための集積回路の
一部拡大平面図である。
【図2】図1に示すブロックの平面図である。
【図3】従来の一例を説明するための集積回路における
ブロックの平面図である。
【符号の説明】
1 配線領域 2 ブロック 3 配線禁止領域 4 配線パタン 5 I/Oセル 6 I/Oブロック 7 端子 8 配線 9 内部ブロック 10,11 2層配線 12,13 2−3層間ビア 14,15 3層配線 16 間隙 17 3層配線禁止区域

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の位置に配置されたブロックの端子
    に接続し、前記ブロック以外の配置ブロックの配線禁止
    領域に違反せず且つ互いにショートしあうことのない配
    線パタンのライブラリを有し、前記配線パタンの中から
    ブロックの端子位置と接続する配線パタンを選択した
    後、自動配線によりこの配線パタンとネットの残りのブ
    ロックを接続する経路を検索し、両配線パタンをもって
    ネット全体の配線を実現することを特徴とする集積回路
    の配線設計法。
  2. 【請求項2】 特定の位置に配置されたブロックの端子
    と接続するステップと、前記ブロック以外の配置ブロッ
    クの配線禁止領域に違反せず且つ互いにショートしあう
    ことのない配線のライブラリを作成するステップと、前
    記配線パタンの中からブロックの端子位置に接続する配
    線パタンを選択するステップと、前記選択した配線パタ
    ンおよびネットの残りのブロックを自動配線接続するス
    テップとを含むことを特徴とする集積回路の配線設計
    法。
JP4080142A 1992-04-02 1992-04-02 集積回路の配線設計法 Pending JPH05326706A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4080142A JPH05326706A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 集積回路の配線設計法

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JP4080142A JPH05326706A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 集積回路の配線設計法

Publications (1)

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JPH05326706A true JPH05326706A (ja) 1993-12-10

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ID=13710020

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4080142A Pending JPH05326706A (ja) 1992-04-02 1992-04-02 集積回路の配線設計法

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JP (1) JPH05326706A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6970919B1 (en) 1999-01-11 2005-11-29 Fujitsu Limited Method and system for network management

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63304642A (ja) * 1987-06-03 1988-12-12 Mitsubishi Electric Corp スタンダ−ドセル方式の集積回路
JPH0193164A (ja) * 1987-10-02 1989-04-12 Nec Corp 半導体集積回路装置

Patent Citations (2)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980728