JPH05326404A - 分子線エピタキシャル結晶成長装置 - Google Patents

分子線エピタキシャル結晶成長装置

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JPH05326404A
JPH05326404A JP14868192A JP14868192A JPH05326404A JP H05326404 A JPH05326404 A JP H05326404A JP 14868192 A JP14868192 A JP 14868192A JP 14868192 A JP14868192 A JP 14868192A JP H05326404 A JPH05326404 A JP H05326404A
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JP
Japan
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molecular beam
substrate
crystal growth
layer
shutter
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JP14868192A
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Koji Ando
幸司 安東
Takuji Sonoda
琢二 園田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板面方向に分布を有するエピタキシャル成
長ができるエピタキシャル結晶成長装置を得ることを目
的とする。 【構成】 基板ホルダ2の前面に所定の形状を有する外
周部シャッタ11を設け、必要に応じてこれを作動させ
て分子線5を遮蔽し、基板1に到達する分子線の分布を
変化させることにより、基板1面方向に分布を有するエ
ピタキシャル成長を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体基板上に半導
体エピタキシャル層を形成する分子線エピタキシャル成
長装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来の分子線エピタキシャル
装置を示す断面図であり、図において、1は半導体基板
(ウェハ)、2はこの半導体基板1を保持するための基
板ホルダであり、ウェハ1を保持した状態で図示しない
駆動装置により一定速度で回転することができる。3a
〜3cはそれぞれ各種の元素を収納する分子線源、4a
〜4cは分子線源3a〜3cからそれぞれ放出する分子
線を必要に応じて遮蔽する分子線シャッタ、5はこの分
子線源4aより放出される分子線、6はこの分子線5が
基板1に到達するのを必要に応じて遮蔽するための基板
シャッタである。
【0003】また、図12は図11に示す従来の分子線
エピタキシャル装置を用いて形成したHEMT構造エピ
タキシャル・ウェハの断面図であり、図において、1は
GaAs半導体基板、7はGaAs半導体基板1上に形
成したGaAsバッファ層、8はバッファ層7上に形成
したInGaAsチャネル層、9はチャネル層8上に形
成したAlGaAs電子供給層、10は電子供給層9上
に形成したGaAsコンタクト層である。
【0004】次に図11の分子線エピタキシャル装置を
用いて図12のHEMT構造のエピタキシャル・ウェハ
を作成する際の動作について説明する。いま図示しない
2組の分子線源からGa,Asの分子接線の照射によ
り、基板ホルダ2に保持されて一定速度で回転している
GaAs基板1上に、GaAsバッファ層7が形成さ
れ、次いで、In原料の入った分子線源3aの分子線シ
ャッタ4aを開放し、InGaAsチャネル層8を形成
する。次いで、In原料の入った分子線源3aの分子線
シャッタ4aを閉鎖し、Al原料の入った分子線源3b
の分子線シャッタ4bおよびSi原料の入った分子線源
3cの分子線シャッタ4cを開放し、AlGaAs電子
供給層9を形成する。次いで、Al原料の入った分子線
源3bの分子線シャッタ4bを閉鎖し、GaAsコンタ
クト層10を形成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の分子線エピタキ
シャル結晶成長装置は以上のように構成されているの
で、基板面方向に分布が均一なエピタキシャル層しか成
長できず、例えば図12のHEMT構造において、ウェ
ハ状態でAlGaAs電子給電層9の特性を測定しよう
とした場合、下方のInGaAsチャネル層8の影響に
よりそのキャリア濃度等を正確に測定することができ
ず、実際には所定成長回数毎にInGaAsチャネル層
8を除いて結晶成長を行い、この状態でAlGaAs電
子給電層9の特性を測定し、その値をHEMT構造のA
lGaAs電子給電層9の測定値としたり、またInG
aAsチャネル層8の特性を測定する場合には、エッチ
ング等により該層より上方の層を取り除いて直接その特
性を測定する等により行われており、ウェハ状態で所望
とするエピタキシャル層の特性を測定することが不可能
であるといった問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、基板面方向に分布を有するエピ
タキシャル成長を成長させることができる分子線エピタ
キシャル結晶成長装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る分子線エ
ピタキシャル結晶成長装置は、基板に到達する分子線の
一部を遮蔽する分子線遮蔽手段を備えたものである。
【0008】
【作用】この発明においては、所定の形状を有する基板
シャッタ又は、基板ホルダに取り付けたマスク等の分子
線遮蔽手段により、基板に到達する分子線の一部を必要
に応じて遮蔽し、基板に到達する分子線の分布を変化さ
せることにより、基板面方向に分布を有するエピタキシ
ャル成長を行うことができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例による分子線エピ
タキシャル結晶成長装置を図1に基づいて説明する。図
1において、図11と同一符号は同一または相当部分を
示し、11は基板シャッタ6と基板1との間に配置さ
れ、分子線5が基板1の外周部に到達するのを必要に応
じて遮蔽するための外周部シャッタである。
【0010】また、図2は、図1に示す分子線エピタキ
シャル成長装置を用いて形成したHEMT構造エピタキ
シャルウェハの断面図であり、図において、8はバッフ
ァ層7上に形成したInGaAsチャネル層、9はチャ
ネル層8上に形成したAlGaAs電子供給層、9aは
本来チャネル層8が形成される領域に形成されたAlG
aAs電子供給層、10は電子供給層9及び9a上に形
成したGaAsコンタクト層である。
【0011】さらに図3は上記外周部シャッタ11の平
面図を示し、図に示すように、シャッタ11は、中心に
基板1よりも径の小さい円形の開口部11bを有する円
環状の板11aを回転軸11cを中心として矢印方法に
回動可能なように構成されている。
【0012】次に図1の分子線エピタキシャル装置を用
いて図2のHEMT構造エピタキシャル・ウェハを作成
する際の動作について説明する。基板シャッタ6及び外
周部シャッタ11を開放した後、図示しない2組の分子
線源からGa,Asの分子接線の照射により、基板ホル
ダ2に保持されて一定速度で回転しているGaAs基板
1上にGaAsバッファ層7を形成し、ここで一旦、各
分子線の供給を停止する。
【0013】次いで、外周部シャッタ11を閉鎖すると
ともに、In原料の入った分子線源3aの分子線シャッ
タ4aを開放し、ウェハ1の外周部を除く領域に選択的
にInGaAsチャネル層8を形成する。次いで、In
原料の入った分子線源3aの分子線シャッタ4aを閉鎖
しここで再度各分子線の供給を停止する。
【0014】そして遮蔽シャッタ11を開放し、引き続
きAl原料の入った分子線源3bの分子線シャッタ4b
およびSi原料の入った分子線源3cの分子線シャッタ
4cを開放し、AlGaAs電子供給層を形成する。こ
のときInGaAsチャネル層8上及び上記InGaA
sチャネル層8が形成されなかった基板1周辺のGaA
sバッファ層7上にそれぞれAlGaAs電子給電層9
及び9aが形成される。次いで、Al原料の入った分子
線源3bの分子線シャッタ4bを閉鎖し、GaAsコン
タクト層10を形成する。
【0015】このように本実施例によれば、基板シャッ
タ6と基板1との間に、基板1の外周部のみを覆う形状
の外周部シャッタ11を設け、必要に応じてこれを作動
させて各分子線源からの分子線を遮るようにしたから、
基板面方向に分布を有するエピタキシャル成長を行うこ
とができ、例えば図2では、基板1の周辺部分におい
て、GaAsコンタクト層10とGaAsバッファ層7
に挟まれたAlGaAs電子給電層9aを得ることがで
き、このAlGaAs電子給電層9aのキャリア濃度等
を測定することで、InGaAsチャネル層8の影響を
受けることなく正確にAlGaAs電子給電層9の特性
を知ることができる。
【0016】以下、本発明の第2の実施例による分子線
エピタキシャル装置を図4について説明する。図に示す
ように、この実施例では、外周部シャッタ11を半円弧
の2つの部材を組み合わせて構成したものであり、部材
110a,110bはそれぞれ回転軸111a,111
bを中心として矢印方向に回動するようになっている。
【0017】このような構成とすることで、遮蔽シャッ
タ11の開閉の際に、基板1の中央部を遮蔽シャッタ1
1が通過することが無く、上記第1の実施例のように遮
蔽シャッタ11の開閉動作毎に結晶成長を停止せずに、
GaAsバッファ層7,InGaAsチャネル層8,A
lGaAs電子給電層9及び9a,GaAsコンタクト
層10の各層を連続して成長させることができ、歩留り
向上を期待することができる。
【0018】以下、本発明の第3の実施例による分子線
エピタキシャル装置を図5について説明する。図5にお
いて、12は半導体基板1を保持するための基板ホルダ
であり、その下方にマスク15を支持するためのガイド
部材13を有する。
【0019】図6は上記基板ホルダ12の詳細な構成図
であり、図において、13はマスクを保持するためのガ
イド部材、14はマスク装着時のマスクの位置決めを行
うためのストッパである。
【0020】また図7は、図6の基板ホルダ12のガイ
ド部材13に装着され、基板1の外周部の一部を遮蔽す
るマスクであり、該マスク15にはその中央部に、基板
ホルダ12の開口部12aとほぼ同一な径の開口15a
が形成されており、また開口15aの内側に向けて遮蔽
用の突起部15bが形成されている。
【0021】次に上記第3の実施例による分子線エピタ
キシャル装置を用いてエピタキシャル成長を行う際の動
作について説明する。例えば図2に示した構造のエピタ
キシャル層を得ようとした場合、InGaAsチャネル
層8を形成する際に、一旦各分子線の供給を停止し、基
板ホルダ12にマスク15を装着し、再度Ga,As,
Inの各分子線を基板1に供給する。このときマスク1
5は基板1とともに回転するため、マスク15の突起部
15bに覆われた領域を除いてInGaAsチャネル層
8が形成される。続いて、再度、各分子線の供給を停止
して基板ホルダ12からマスク15を取り除いた後、必
要な分子線を供給してAlGaAs電子給電層9,Ga
Asコンタクト層10を形成する。
【0022】このようにすることで、ウェハ上の小さい
領域において所望とするエピタキシャル層の特性を測定
することができ、ウェハ外周部全面にわたって測定領域
を形成する第1及び第2の実施例に比べ、1枚のウェハ
からとれるチップ数を多く確保することができる。
【0023】以下、本発明の第4の実施例による分子線
エピタキシャル装置を図8について説明する。図8にお
いて、16は基板ホルダであり、その下方には基板表面
の一部を遮蔽可能な遮蔽板17が設けられている。図9
及び図10は上記基板ホルダ16の詳細な構成を示す図
であり、遮蔽板17が作動していない時は図9に示すよ
うに、遮蔽板17は基板ホルダ16に形成された係止部
18aによって係止され、基板ホルダ16の開口領域を
遮らないように配置されており、また作動時には、図1
0に示すように、遮蔽板17は軸17aを中心として回
動し、係止部18によって決まる位置に係止され、基板
表面の一部を覆うようになる。なお17b,17cは遮
蔽板17を回動させる際の応力を与えるための凸部であ
り、矢印方向に回転する基板ホルダ16に対して、図示
しない棒状の操作部材を高い方の凸部17bに接触させ
ると遮蔽板17は軸17aを中心として係止部18bに
当接するまで回動し、この位置に係止される。また低い
方の凸部17cに操作部材を接触させると遮蔽位置17
は係止部材18aに当接するまで回動し該位置に係止さ
れるようになる。なお、軸17aと遮蔽板17との嵌合
部は、基板ホルダ16の回転により発生する遠心力では
遮蔽板17の位置が変化しないように設計されているも
のとする。このようにすることで上記第3の実施例と同
様の効果を期待することができる。
【0024】なお上記第1及び第2の実施例では、外周
部シャッタ11を基板シャッタ11と基板ホルダ2との
間に配置するようにしたが、外周部シャッタ11の開口
から入射する分子線の廻り込み等の影響が少なければ基
板シャッタ6の前面等に配置するようにしてもよい。ま
た上記第2の実施例では、外周部シャッタ11を2つの
円弧状部材を用いて構成したが、3つ以上の複数の円弧
状部材を組み合わせて構成してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る分子線エ
ピタキシャル結晶成長装置によれば、所定の形状を有す
る基板シャッタ又は、基板ホルダに取り付けたマスク等
の分子線遮蔽手段により、基板に到達する分子線の一部
を必要に応じて遮蔽し、基板に到達する分子線の分布を
変化させるようにしたので、基板面方向に分布を有する
エピタキシャル成長が可能となり、エピタキシャル成長
層中の任意の層の特性を非破壊で測定することができ、
さらに同一ウェハ上に他の部分とは異なる素子パターン
を形成できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による半導体製造装置(分
子線エピタキシャル結晶成長装置)の構成を示す断面
図。
【図2】上記分子線エピタキシャル結晶成長装置を用い
て製造されたエピタキシャルウェハの断面図。
【図3】上記分子線エピタキシャル結晶成長装置のシャ
ッタの構成図。
【図4】本発明の第2の実施例による分子線エピタキシ
ャル結晶成長装置の分割されたシャッタの構成図。
【図5】本発明の第3の実施例による分子線エピタキシ
ャル結晶成長装置の構成を示す断面図。
【図6】上記実施例における分子線エピタキシャル結晶
成長装置の基板ホルダの構成を示す図。
【図7】上記基板ホルダに装着されるマスクの構成図。
【図8】本発明の第4の実施例による分子線エピタキシ
ャル結晶成長装置の構成を示す断面図。
【図9】上記実施例における分子線エピタキシャル結晶
成長装置の遮蔽板を備えた基板ホルダの非動作時の構成
図。
【図10】上記実施例における分子線エピタキシャル結
晶成長装置の遮蔽板を備えた基板ホルダの動作時の構成
図。
【図11】従来の分子線エピタキシャル結晶成長装置の
構成を示す断面図。
【図12】従来の分子線エピタキシャル結晶成長装置に
よるエピタキシャルウェハの断面図。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 基板ホルダ 3a〜3c 分子線源 4a〜3c 分子線シャッタ 5 分子線 6 基板シャッタ 11 外周部シャッタ 11a 円環状の板 11b 開口部 11c 回転軸 12 基板ホルダ 12a 開口部 13 ガイド部材 14 ストッパ 15 マスク 15a 開口 15b 突起部 16 基板ホルダ 17 遮蔽板 17a 軸 17b 凸部 17c 凸部 18a,18b 係止部
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の分子線エピタキ
シャル結晶成長装置は以上のように構成されているの
で、基板面方向に分布が均一なエピタキシャル層しか成
長できず、例えば図12のHEMT構造において、ウェ
ハ状態でAlGaAs電子供給層9の特性を測定しよう
とした場合、下方のInGaAsチャネル層8の影響に
よりそのキャリア濃度,Al組成等を正確に測定するこ
とができず、実際には所定成長回数毎にInGaAsチ
ャネル層8を除いて結晶成長を行い、この状態でAlG
aAs電子供給層9の特性を測定し、その値をHEMT
構造のAlGaAs電子供給層9の測定値としたり、ま
たInGaAsチャネル層8の特性を測定する場合に
は、エッチング等により該層より上方の層を取り除いて
直接その特性を測定する等により行われており、ウェハ
状態で所望とするエピタキシャル層の特性を測定するこ
とが不可能であるといった問題点があった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】そして遮蔽シャッタ11を開放し、引き続
きAl原料の入った分子線源3bの分子線シャッタ4b
およびSi原料の入った分子線源3cの分子線シャッタ
4cを開放し、AlGaAs電子供給層を形成する。こ
のときInGaAsチャネル層8上及び上記InGaA
sチャネル層8が形成されなかった基板1周辺のGaA
sバッファ層7上にそれぞれAlGaAs電子供給層9
及び9aが形成される。次いで、Al原料の入った分子
線源3bの分子線シャッタ4bを閉鎖し、GaAsコン
タクト層10を形成する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】このように本実施例によれば、基板シャッ
タ6と基板1との間に、基板1の外周部のみを覆う形状
の外周部シャッタ11を設け、必要に応じてこれを作動
させて各分子線源からの分子線を遮るようにしたから、
基板面方向に分布を有するエピタキシャル成長を行うこ
とができ、例えば図2では、基板1の周辺部分におい
て、GaAsコンタクト層10とGaAsバッファ層7
に挟まれたAlGaAs電子供給層9aを得ることがで
き、このAlGaAs電子供給層9aのキャリア濃度
Al組成等を測定することで、InGaAsチャネル層
8の影響を受けることなく正確にAlGaAs電子供給
層9の特性を知ることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】このような構成とすることで、遮蔽シャッ
タ11の開閉の際に、基板1の中央部を遮蔽シャッタ1
1が通過することが無く、上記第1の実施例のように遮
蔽シャッタ11の開閉動作毎に結晶成長を停止せずに、
GaAsバッファ層7,InGaAsチャネル層8,A
lGaAs電子供給層9及び9a,GaAsコンタクト
層10の各層を連続して成長させることができ、歩留り
向上を期待することができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】次に上記第3の実施例による分子線エピタ
キシャル装置を用いてエピタキシャル成長を行う際の動
作について説明する。例えば図2に示した構造のエピタ
キシャル層を得ようとした場合、InGaAsチャネル
層8を形成する際に、一旦各分子線の供給を停止し、基
板ホルダ12にマスク15を装着し、再度Ga,As,
Inの各分子線を基板1に供給する。このときマスク1
5は基板1とともに回転するため、マスク15の突起部
15bに覆われた領域を除いてInGaAsチャネル層
8が形成される。続いて、再度、各分子線の供給を停止
して基板ホルダ12からマスク15を取り除いた後、必
要な分子線を供給してAlGaAs電子供給層9,Ga
Asコンタクト層10を形成する。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/812

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルに収容した分子線原料を加熱して分
    子線を射出し、基板ホルダに保持された半導体基板表面
    に結晶成長を行なう分子線エピタキシャル結晶成長装置
    において、 上記半導体基板に入射する分子線の一部を遮蔽する分子
    線遮蔽手段を設けたことを特徴とする分子線エピタキシ
    ャル結晶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の分子線エピタキシャル結
    晶成長装置において、 上記分子線遮蔽手段は、 上記半導体基板の外周部に入射する分子線を遮蔽する円
    環状の可動シャッタであることを特徴とする分子線エピ
    タキシャル結晶成長装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の分子線エピタキシャル結
    晶成長装置において、 上記円環状の可動シャッタは、複数の領域に分割されて
    いることを特徴とする分子線エピタキシャル結晶装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の分子線エピタキシャル結
    晶成長装置において、 上記分子線遮蔽手段は、 上記基板ホルダに取り付けられ、上記半導体基板の外周
    部の一部に入射する分子線を遮蔽可能なマスク部材であ
    ることを特徴とする分子線エピタキシャル結晶成長装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の分子線エピタキシャル結
    晶成長装置において、 上記分子線遮蔽手段は、 上記基板ホルダに取り付けられ、上記半導体基板の外周
    部の一部に入射する分子線を遮蔽可能な可動シャッタで
    あることを特徴とする分子線エピタキシャル結晶成長装
    置。
JP14868192A 1992-05-14 1992-05-14 分子線エピタキシャル結晶成長装置 Pending JPH05326404A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100388424C (zh) * 2003-08-25 2008-05-14 夏普株式会社 分子束外延生长设备和控制它的方法
JP2009293074A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Canon Anelva Corp マスク、該マスクを用いた成膜装置、及び、該マスクを用いた成膜方法

Cited By (3)

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