JPH0532617B2 - - Google Patents
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- JPH0532617B2 JPH0532617B2 JP60278549A JP27854985A JPH0532617B2 JP H0532617 B2 JPH0532617 B2 JP H0532617B2 JP 60278549 A JP60278549 A JP 60278549A JP 27854985 A JP27854985 A JP 27854985A JP H0532617 B2 JPH0532617 B2 JP H0532617B2
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- speed sensor
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01M—TESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01M15/00—Testing of engines
- G01M15/04—Testing internal-combustion engines
- G01M15/042—Testing internal-combustion engines by monitoring a single specific parameter not covered by groups G01M15/06 - G01M15/12
- G01M15/046—Testing internal-combustion engines by monitoring a single specific parameter not covered by groups G01M15/06 - G01M15/12 by monitoring revolutions
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P21/00—Testing or calibrating of apparatus or devices covered by the preceding groups
- G01P21/02—Testing or calibrating of apparatus or devices covered by the preceding groups of speedometers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D2200/00—Input parameters for engine control
- F02D2200/02—Input parameters for engine control the parameters being related to the engine
- F02D2200/10—Parameters related to the engine output, e.g. engine torque or engine speed
- F02D2200/1015—Engines misfires
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、車両の自動変速機の出力軸に設けら
れた車速センサの異常を判定する車速センサの異
常判定装置に関する。
れた車速センサの異常を判定する車速センサの異
常判定装置に関する。
［従来の技術］
車両に使用される電子式自動変速機において
は、車速とスロツトル開度とに基づいてソレノイ
ドへ選択的に通電することにより、複数の変速段
に亘る切り替え動作が行なわれている。このよう
な電子式自動変速機を備えた車両では、車速等を
確実に検出できないと、自動変速制御を行なうこ
とができない。このため、従来より、車速の検出
に用いられる車速センサの異常判定装置が開発さ
れている。例えば、「車両用電子制御式変速機の
ダイアグノーシス装置」（特開昭59−145945号公
報）等が提案されている。すなわち、２つの車速
センサが各々検出する車速を互いに比較し、一方
の車速センサにより検出された車速が他方の車速
センサにより検出された車速に対して所定の割合
以上、あるいは所定の割合以上になつた時に２つ
の車速センサの少なくともいずれか一方が故障あ
るいは異常作動していると判定し、このことを所
定のデイジタルコードにて記憶した後、出力して
自己診断を行なう装置である。
は、車速とスロツトル開度とに基づいてソレノイ
ドへ選択的に通電することにより、複数の変速段
に亘る切り替え動作が行なわれている。このよう
な電子式自動変速機を備えた車両では、車速等を
確実に検出できないと、自動変速制御を行なうこ
とができない。このため、従来より、車速の検出
に用いられる車速センサの異常判定装置が開発さ
れている。例えば、「車両用電子制御式変速機の
ダイアグノーシス装置」（特開昭59−145945号公
報）等が提案されている。すなわち、２つの車速
センサが各々検出する車速を互いに比較し、一方
の車速センサにより検出された車速が他方の車速
センサにより検出された車速に対して所定の割合
以上、あるいは所定の割合以上になつた時に２つ
の車速センサの少なくともいずれか一方が故障あ
るいは異常作動していると判定し、このことを所
定のデイジタルコードにて記憶した後、出力して
自己診断を行なう装置である。
［発明が解決しようとする問題点］
ところで、上述した２つの車速センサの一方は
電子式自動変速機の出力軸に配設され、他方はス
ピードメータ内に設けられている。該スピードメ
ータ内の車速センサは、上記出力軸と機械的に結
合され回転する磁石と該磁石を検出するリードス
イツチとの組の合わせからなるものである。一
方、上記出力軸に配設された車速センサは、第７
図に示すように、出力軸３００に設けられたパル
スギヤ３０２からなるロータ３０４と、該ロータ
３０４に近接対向して設けられ、コア３１２、コ
イル３１４およびマグネツト３１６からなる電磁
ピツクアツプ３１０とから構成されている。
電子式自動変速機の出力軸に配設され、他方はス
ピードメータ内に設けられている。該スピードメ
ータ内の車速センサは、上記出力軸と機械的に結
合され回転する磁石と該磁石を検出するリードス
イツチとの組の合わせからなるものである。一
方、上記出力軸に配設された車速センサは、第７
図に示すように、出力軸３００に設けられたパル
スギヤ３０２からなるロータ３０４と、該ロータ
３０４に近接対向して設けられ、コア３１２、コ
イル３１４およびマグネツト３１６からなる電磁
ピツクアツプ３１０とから構成されている。
上記２つの車速センサは、いずれも出力軸の回
転速度を検出するものであるが、自動変速機がＮ
レンジまたはＰレンジに設定される停車中にエン
ジンレーシングを行なうと、該エンジンレーシン
グに起因する振動によりロータ３０４には第７図
に矢印ＡおよびＢで示す方向に微小な振動が生じ
る。このため、電磁ピツクアツプ３１０はこの振
動を検出して速度信号を出力する。一方、出力軸
３００が回転するわけではないので、スピードメ
ータ内に設けられた車速センサは速度信号を出力
しない。
転速度を検出するものであるが、自動変速機がＮ
レンジまたはＰレンジに設定される停車中にエン
ジンレーシングを行なうと、該エンジンレーシン
グに起因する振動によりロータ３０４には第７図
に矢印ＡおよびＢで示す方向に微小な振動が生じ
る。このため、電磁ピツクアツプ３１０はこの振
動を検出して速度信号を出力する。一方、出力軸
３００が回転するわけではないので、スピードメ
ータ内に設けられた車速センサは速度信号を出力
しない。
したがつて、このような場合には両車速センサ
は共に正常であるにもかかわらず、その出力信号
の相違から少なくとも一方は故障と判定されて該
判定結果が記憶され、車両整備時等に行なわれる
自己診断において、誤つた情報を与えるという問
題があつた。
は共に正常であるにもかかわらず、その出力信号
の相違から少なくとも一方は故障と判定されて該
判定結果が記憶され、車両整備時等に行なわれる
自己診断において、誤つた情報を与えるという問
題があつた。
本発明は、停車時のエンジンレーシングに起因
する車速センサの誤つた故障判定結果が記憶され
るのを防止する車速センサの異常判定装置の提供
を目的とする。
する車速センサの誤つた故障判定結果が記憶され
るのを防止する車速センサの異常判定装置の提供
を目的とする。
［問題点を解決するための手段］
上記問題を解決する本発明は、第１図に例示す
るように、 車両の自動変速機のシフト位置を検出し、該シ
フト位置が中立状態もしくは停止状態にあるか否
かを判定するシフト位置判定手段と、 上記自動変速機の出力軸の回転速度を検出して
車速を計測し、該車速を速度信号として出力する
第１の車速センサと、 上記出力軸と機械的に連結されて回転する部材
の回転速度を検出して車速を計測する第２の車速
センサと、 上記第１の車速センサから出力される速度信号
と上記第２の車速センサの出力信号とを比較し
て、これらセンサの異常を判定する異常判定手段
と、 該異常判定手段によつて異常であると判定され
た場合には、異常である旨を記憶する異常記憶手
段と、 を備えた車速センサの異常判定装置において、 上記シフト位置判定手段によつてシフト位置が
中立状態もしくは停止状態にあると判定された場
合には、上記異常記憶手段への異常の記憶を禁止
する記憶禁止手段と、 を備えたことを特徴とする車速センサの異常判定
装置。
るように、 車両の自動変速機のシフト位置を検出し、該シ
フト位置が中立状態もしくは停止状態にあるか否
かを判定するシフト位置判定手段と、 上記自動変速機の出力軸の回転速度を検出して
車速を計測し、該車速を速度信号として出力する
第１の車速センサと、 上記出力軸と機械的に連結されて回転する部材
の回転速度を検出して車速を計測する第２の車速
センサと、 上記第１の車速センサから出力される速度信号
と上記第２の車速センサの出力信号とを比較し
て、これらセンサの異常を判定する異常判定手段
と、 該異常判定手段によつて異常であると判定され
た場合には、異常である旨を記憶する異常記憶手
段と、 を備えた車速センサの異常判定装置において、 上記シフト位置判定手段によつてシフト位置が
中立状態もしくは停止状態にあると判定された場
合には、上記異常記憶手段への異常の記憶を禁止
する記憶禁止手段と、 を備えたことを特徴とする車速センサの異常判定
装置。
［作用］
本発明の車速センサの異常判定装置は、
異常判定手段によつて、第１の車速センサから
出力される速度信号と第２の車速センサからの出
力信号と比較して、これらセンサに異常があるか
否かを判定し、異常がある場合には、異常である
旨を異常記憶手段に記憶している。
出力される速度信号と第２の車速センサからの出
力信号と比較して、これらセンサに異常があるか
否かを判定し、異常がある場合には、異常である
旨を異常記憶手段に記憶している。
また、シフト位置判定手段によつて、自動変速
機のシフト位置が中立状態もしくは停止状態にあ
るか否かを判定し、シフト位置が中立状態もしく
は停止状態にあると判定されたときには、記憶禁
止手段によつて、異常記憶手段への異常である旨
の記憶を禁止している。
機のシフト位置が中立状態もしくは停止状態にあ
るか否かを判定し、シフト位置が中立状態もしく
は停止状態にあると判定されたときには、記憶禁
止手段によつて、異常記憶手段への異常である旨
の記憶を禁止している。
したがつて、自動変速機のシフト位置が中立状
態もしくは停止状態にあるとき、つまり自動変速
機のエンジン側と出力軸とが切り離されていてエ
ンジンレーシングが発生するときに、このエンジ
ンレーシングによつて車速センサに異常信号が生
じ、該異常信号出力に基づいて車速センサが異常
であると判定されても、その異常である旨は異常
記憶手段に記憶されることはない。
態もしくは停止状態にあるとき、つまり自動変速
機のエンジン側と出力軸とが切り離されていてエ
ンジンレーシングが発生するときに、このエンジ
ンレーシングによつて車速センサに異常信号が生
じ、該異常信号出力に基づいて車速センサが異常
であると判定されても、その異常である旨は異常
記憶手段に記憶されることはない。
［実施例］
第２図は、本発明の一実施例の構成図であつ
て、１は車両を示し、２は該車両１のエンジン、
３はエンジン２の出力を変速する自動変速機、４
は自動変速機３の出力を後輪５へ伝達するプロペ
ラシヤフト、６は自動変速機３の変速レバー、７
はシフトポジシヨンセンサ、８は自動変速機３の
出力軸の回転速度を検出する、第７図に示したも
のと同じ構成の電磁ピツクアツプ式の第１回転速
度センサ（SP1）、９はスピードメータ１０内に
設けられたリードスイツチ式の第２回転速度セン
サ（SP2）、１１〜１３は自動変速機３を油圧で
変速制御するための電磁弁Ｓ１、Ｓ２、Ｓ３、１
４はエンジン２のスロツトル開度を検出するスロ
ツトル開度センサ、１５は自動変速機３を変速制
御する電子制御装置である。この電子制御装置１
５には、CPU２０、ROM２１、RAM２２、入
力ポート２３、出力ポート２４、およびコモンバ
ス２５が備えられていて、この入力ポート２３に
は、シフトポジシヨンスイツチ７、第１および第
２回転速度センサ（SP1，SP2）８，９および
Ａ／Ｄコンバータ２７を介してスロツトル開度セ
ンサ１４からの信号が入力され、上記出力ポート
２４からは、電磁弁駆動部２８〜３０を介して電
磁弁S1，S2，S3に変速信号とランプ駆動部３１
を介して異常表示ランプ３２に表示信号とが出力
されている。
て、１は車両を示し、２は該車両１のエンジン、
３はエンジン２の出力を変速する自動変速機、４
は自動変速機３の出力を後輪５へ伝達するプロペ
ラシヤフト、６は自動変速機３の変速レバー、７
はシフトポジシヨンセンサ、８は自動変速機３の
出力軸の回転速度を検出する、第７図に示したも
のと同じ構成の電磁ピツクアツプ式の第１回転速
度センサ（SP1）、９はスピードメータ１０内に
設けられたリードスイツチ式の第２回転速度セン
サ（SP2）、１１〜１３は自動変速機３を油圧で
変速制御するための電磁弁Ｓ１、Ｓ２、Ｓ３、１
４はエンジン２のスロツトル開度を検出するスロ
ツトル開度センサ、１５は自動変速機３を変速制
御する電子制御装置である。この電子制御装置１
５には、CPU２０、ROM２１、RAM２２、入
力ポート２３、出力ポート２４、およびコモンバ
ス２５が備えられていて、この入力ポート２３に
は、シフトポジシヨンスイツチ７、第１および第
２回転速度センサ（SP1，SP2）８，９および
Ａ／Ｄコンバータ２７を介してスロツトル開度セ
ンサ１４からの信号が入力され、上記出力ポート
２４からは、電磁弁駆動部２８〜３０を介して電
磁弁S1，S2，S3に変速信号とランプ駆動部３１
を介して異常表示ランプ３２に表示信号とが出力
されている。
上記構成にて行なわれる本実施例ブロツク図を
第３図に、タイミングチヤートを第４図に示す。
第３図は第１および第２回転速度センサ（SP1，
SP2）８，９およびスロツトル開度等の車両状態
信号に基づいて行なう変速（シフト）および本実
施例の第１および第２回転速度センサ８，９の異
常判定のブロツク図である。以下に該ブロツク図
を用いて、本実施例を適用するための前提である
シフト手段３６、第１および第２回転速度センサ
８，９の異常補償（フエイルセイフ）手段３８を
説明する。該シフト手段３６では、まず、第１お
よび第２回転速度センサ（SP1，SP2）８，９の
出力信号を入力手段３９を介して入力した後、車
速演算手段４０，４１にて車速信号に変換して、
該両車速信号を車速信号切替手段４２を介してシ
フト判断手段４３に入力している。該シフト判断
手段４３では、該車速信号と各種車両状態信号４
４とが入力され、該両信号にもとづいてシフトの
判断が行なわれる。次に、該シフト判断手段４３
の結果をシフト出力手段４５にて電磁弁（S1，
S2，S3）１１，１２，１３の駆動信号に変換し、
駆動手段４６により電磁弁（S1，S2，S3）１１，
１２，１３のシフトが行なわれる。
第３図に、タイミングチヤートを第４図に示す。
第３図は第１および第２回転速度センサ（SP1，
SP2）８，９およびスロツトル開度等の車両状態
信号に基づいて行なう変速（シフト）および本実
施例の第１および第２回転速度センサ８，９の異
常判定のブロツク図である。以下に該ブロツク図
を用いて、本実施例を適用するための前提である
シフト手段３６、第１および第２回転速度センサ
８，９の異常補償（フエイルセイフ）手段３８を
説明する。該シフト手段３６では、まず、第１お
よび第２回転速度センサ（SP1，SP2）８，９の
出力信号を入力手段３９を介して入力した後、車
速演算手段４０，４１にて車速信号に変換して、
該両車速信号を車速信号切替手段４２を介してシ
フト判断手段４３に入力している。該シフト判断
手段４３では、該車速信号と各種車両状態信号４
４とが入力され、該両信号にもとづいてシフトの
判断が行なわれる。次に、該シフト判断手段４３
の結果をシフト出力手段４５にて電磁弁（S1，
S2，S3）１１，１２，１３の駆動信号に変換し、
駆動手段４６により電磁弁（S1，S2，S3）１１，
１２，１３のシフトが行なわれる。
なお、第１および第２回転速度センサの異常補
償手段３８の車速センサフエイルカウント手段４
８にて、両回転速度センサ（SP1，SP2）８，９
の出力のパルス数の差を比較し、この差が所定以
上であればパルス数の小さい方を異常と判定する
動作を行なつている。この異常の判定出力は、車
速信号切替手段４２に加えられ、シフト判断手段
４３に用いられる車速演算手段４０，４１の信号
の選択に用いられている。また、該異常判定結果
は、ダイアグメモリ手段５０に記憶されている。
該ダイアグメモリ手段５０の異常の記憶内容は、
駆動手段５１を介して異常表示ランプ３２に出力
されている。
償手段３８の車速センサフエイルカウント手段４
８にて、両回転速度センサ（SP1，SP2）８，９
の出力のパルス数の差を比較し、この差が所定以
上であればパルス数の小さい方を異常と判定する
動作を行なつている。この異常の判定出力は、車
速信号切替手段４２に加えられ、シフト判断手段
４３に用いられる車速演算手段４０，４１の信号
の選択に用いられている。また、該異常判定結果
は、ダイアグメモリ手段５０に記憶されている。
該ダイアグメモリ手段５０の異常の記憶内容は、
駆動手段５１を介して異常表示ランプ３２に出力
されている。
次に、上記の各動作に対して行なわれる本実施
例の要部を第３図および第４図を用いて説明す
る。
例の要部を第３図および第４図を用いて説明す
る。
回転速度センサ（SP1）８からは、停車時には
第４図Ａの時刻Ｔ０〜Ｔ４に示すような一定の信
号が出力され、発進時には時点Ｔ４以後に示すよ
うな断続信号が出力される。一方、例えば停車時
に該センサ（SP1）８に、エンジンレーシングに
起因する振動等が加わつて第４図Ｂの時刻Ｔ１〜
Ｔ２に示すような断続信号が出力された場合であ
つても、該断続信号にもとづく異常の判定結果が
ダイアグメモリ手段５０に記憶されないようにす
る。そのために該継続信号が生じる可能性のある
時刻Ｔ０〜Ｔ４の間、すなわち、自動変速機３の
変速段がＰレンジ（停車状態）もしくはＮレンジ
（中立状態）にある場合には、ダイアグメモリ手
段５０の記憶を中止させる記憶中止手段６０を設
けている。この記憶中止手段６０では、シフトポ
ジシヨンスイツチ７の出力信号を入力手段３９を
介して入力し、自動変速機３の変速段がＰレンジ
もしくはＮレンジに設定されているか否かを変速
判定手段６１，６２により判定する。次に、両変
速判定手段６１，６２の判定結果を論理手段
（NOR回路）６３を介してダイアグメモリ手段５
０に加えている。すなわち、自動変速機３がＰレ
ンジもしくはＮレンジに設定されている場合に
は、変速判定手段６１，６２のいずれか一方の出
力がハイレベルとなるので、論理手段６３を介し
てダイアグメモリ手段５０にロウレベル信号が出
力される。このため、上述したような時刻Ｔ０〜
Ｔ４の間は、ダイアグメモリ手段５０の記憶が禁
止されるのである。
第４図Ａの時刻Ｔ０〜Ｔ４に示すような一定の信
号が出力され、発進時には時点Ｔ４以後に示すよ
うな断続信号が出力される。一方、例えば停車時
に該センサ（SP1）８に、エンジンレーシングに
起因する振動等が加わつて第４図Ｂの時刻Ｔ１〜
Ｔ２に示すような断続信号が出力された場合であ
つても、該断続信号にもとづく異常の判定結果が
ダイアグメモリ手段５０に記憶されないようにす
る。そのために該継続信号が生じる可能性のある
時刻Ｔ０〜Ｔ４の間、すなわち、自動変速機３の
変速段がＰレンジ（停車状態）もしくはＮレンジ
（中立状態）にある場合には、ダイアグメモリ手
段５０の記憶を中止させる記憶中止手段６０を設
けている。この記憶中止手段６０では、シフトポ
ジシヨンスイツチ７の出力信号を入力手段３９を
介して入力し、自動変速機３の変速段がＰレンジ
もしくはＮレンジに設定されているか否かを変速
判定手段６１，６２により判定する。次に、両変
速判定手段６１，６２の判定結果を論理手段
（NOR回路）６３を介してダイアグメモリ手段５
０に加えている。すなわち、自動変速機３がＰレ
ンジもしくはＮレンジに設定されている場合に
は、変速判定手段６１，６２のいずれか一方の出
力がハイレベルとなるので、論理手段６３を介し
てダイアグメモリ手段５０にロウレベル信号が出
力される。このため、上述したような時刻Ｔ０〜
Ｔ４の間は、ダイアグメモリ手段５０の記憶が禁
止されるのである。
上記本実施例の制御動作フローチヤートを第５
図および第６図に示す。
図および第６図に示す。
該制御動作では、まず第１および第２回転速度
センサ（SP1，SP2）８，９の各々の車速信号を
入力して（ステツプ１００）、第１回転速度セン
サ（SP1）８の出力から車速SSP１を演算し（ス
テツプ１１０）、第２回転速度センサ（（SP2）９
の出力から車速SSP２を演算している（ステツプ
１２０）。さらに、シフトポジシヨンスイツチ７
からの信号を入力する（ステツプ１３０）。
センサ（SP1，SP2）８，９の各々の車速信号を
入力して（ステツプ１００）、第１回転速度セン
サ（SP1）８の出力から車速SSP１を演算し（ス
テツプ１１０）、第２回転速度センサ（（SP2）９
の出力から車速SSP２を演算している（ステツプ
１２０）。さらに、シフトポジシヨンスイツチ７
からの信号を入力する（ステツプ１３０）。
次に故障判定フラグEFの値に基づいて車速セ
ンサの故障が判定される（ステツプ１４０）。こ
の故障判定処理について、第６図に基づき説明す
る。まず、第１および第２回転速度センサ
（SP1，SP2）８，９の各車速信号を入力し（ス
テツプ２００）、上記両センサ８，９の出力パル
ス数の差が所定値以上である場合には、いずれか
のセンサが故障と判定し、故障判定フラグEFを
値１にセツトして本処理を一旦終了する（ステツ
プ２１０，２２０）。一方、上記出力パルス数の
差が所定値未満の場合には、故障判定フラグEF
を値０にリセツトして本処理を一旦終了する（ス
テツプ２１０，２３０）。以後、本処理は所定時
間毎に繰り返して実行される。
ンサの故障が判定される（ステツプ１４０）。こ
の故障判定処理について、第６図に基づき説明す
る。まず、第１および第２回転速度センサ
（SP1，SP2）８，９の各車速信号を入力し（ス
テツプ２００）、上記両センサ８，９の出力パル
ス数の差が所定値以上である場合には、いずれか
のセンサが故障と判定し、故障判定フラグEFを
値１にセツトして本処理を一旦終了する（ステツ
プ２１０，２２０）。一方、上記出力パルス数の
差が所定値未満の場合には、故障判定フラグEF
を値０にリセツトして本処理を一旦終了する（ス
テツプ２１０，２３０）。以後、本処理は所定時
間毎に繰り返して実行される。
第５図に示すステツプ１４０では、上述したよ
うにセツトまたはリセツトされる故障判定フラグ
EFの値に基づき判定を行なう。故障判定フラグ
EFが値０にリセツトされている場合には、本制
御処理を一旦終了する。一方、故障判定フラグ
EFが値１にセツトされている場合には、上述し
たシフトポジシヨンスイツチ７からの信号に基づ
き、自動変速機３がＰレンジまたはＮレンジに設
定されているか否かを判定する（ステツプ１５
０）。ＰレンジまたはＮレンジに設定されている
と判定された場合には、故障判定の記憶が行なわ
れず、本制御処理を一旦終了する。
うにセツトまたはリセツトされる故障判定フラグ
EFの値に基づき判定を行なう。故障判定フラグ
EFが値０にリセツトされている場合には、本制
御処理を一旦終了する。一方、故障判定フラグ
EFが値１にセツトされている場合には、上述し
たシフトポジシヨンスイツチ７からの信号に基づ
き、自動変速機３がＰレンジまたはＮレンジに設
定されているか否かを判定する（ステツプ１５
０）。ＰレンジまたはＮレンジに設定されている
と判定された場合には、故障判定の記憶が行なわ
れず、本制御処理を一旦終了する。
一方、ＰレンジまたはＮレンジに設定されてい
ないと判定された場合には、車速センサ故障メモ
リに記憶し、本制御処理を一旦終了する（ステツ
プ１６０）。以後、本制御処理は所定時間毎に繰
り返して実行される。
ないと判定された場合には、車速センサ故障メモ
リに記憶し、本制御処理を一旦終了する（ステツ
プ１６０）。以後、本制御処理は所定時間毎に繰
り返して実行される。
したがつて、停車中のエンジンレーシング等に
起因して、第４図Ｂの時刻Ｔ１〜Ｔ２に示すよう
な信号の出力を生じた場合でも、自動変速機３が
ＰレンジまたはＮレンジに設定されている場合に
は、上述した制御処理により、故障判定結果は記
憶されない。
起因して、第４図Ｂの時刻Ｔ１〜Ｔ２に示すよう
な信号の出力を生じた場合でも、自動変速機３が
ＰレンジまたはＮレンジに設定されている場合に
は、上述した制御処理により、故障判定結果は記
憶されない。
このため、エンジンレーシング等に起因する回
転速度センサSP１の誤検出を、車速センサの故
障と誤判定し記憶することがないので、電子制御
装置１５の自己診断データの信頼性を向上させる
ことができる。
転速度センサSP１の誤検出を、車速センサの故
障と誤判定し記憶することがないので、電子制御
装置１５の自己診断データの信頼性を向上させる
ことができる。
さらに、上記効果に伴い、車両整備時の作業効
率が向上するという利点も生じる。
率が向上するという利点も生じる。
なお、本実施例は、自動変速機３がＰレンジお
よびＮレンジ以外の変速段に設定されている場合
には、車速センサの故障の記憶を行なうので、正
常な自己診断機能を有するものである。
よびＮレンジ以外の変速段に設定されている場合
には、車速センサの故障の記憶を行なうので、正
常な自己診断機能を有するものである。
以上本発明の実施例について説明したが、本発
明はこのような実施例に何等限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
明はこのような実施例に何等限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
［発明の効果］
本発明は、エンジンレーシングによつて車速セ
ンサに異常信号が発生した場合でも、自動変速機
が中立状態もしくは停車状態にあると判定された
場合には、車速センサの異常が記憶されないよう
になされている。
ンサに異常信号が発生した場合でも、自動変速機
が中立状態もしくは停車状態にあると判定された
場合には、車速センサの異常が記憶されないよう
になされている。
したがつて、自動変速機の出力軸の回転速度を
検出して車速を計測する車速センサに関して、エ
ンジンレーシングの振動に起因して誤つてその異
常が記憶されることがない。例えば自動変速機が
中立状態でかつ惰性走行を行なつている時に、エ
ンジンレーシングが発生した時に、エンジンレー
シングによる振動によつて速度センサに異常があ
ると判定されて場合でも、異常の記憶がされるこ
とはない。
検出して車速を計測する車速センサに関して、エ
ンジンレーシングの振動に起因して誤つてその異
常が記憶されることがない。例えば自動変速機が
中立状態でかつ惰性走行を行なつている時に、エ
ンジンレーシングが発生した時に、エンジンレー
シングによる振動によつて速度センサに異常があ
ると判定されて場合でも、異常の記憶がされるこ
とはない。
その結果、自己診断機能の信頼性が向上すると
共に、車両の点検整備時の作業能率も向上する。
共に、車両の点検整備時の作業能率も向上する。
第１図は本発明の内容を例示した基本的構成
図、第２図は本発明一実施例の全体構成図、第３
図は同じくそのブロツク図、第４図Ａ，Ｂは同じ
くそのタイミングチヤート、第５図および第６図
は同じくその制御を示すフローチヤート、第７図
は回転速度センサの構成を示す説明図である。 ７……シフトポジシヨンスイツチ、８……第１
回転速度センサ（SP1）、９……第２回転速度セ
ンサ（SP2）、１５……電子制御装置、２０……
CPU。
図、第２図は本発明一実施例の全体構成図、第３
図は同じくそのブロツク図、第４図Ａ，Ｂは同じ
くそのタイミングチヤート、第５図および第６図
は同じくその制御を示すフローチヤート、第７図
は回転速度センサの構成を示す説明図である。 ７……シフトポジシヨンスイツチ、８……第１
回転速度センサ（SP1）、９……第２回転速度セ
ンサ（SP2）、１５……電子制御装置、２０……
CPU。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 車両の自動変速機のシフト位置を検出し、該
シフト位置が中立状態もしくは停止状態にあるか
否かを判定するシフト位置判定手段と、 上記自動変速機の出力軸の回転速度を検出して
車速を計測し、該車速を速度信号として出力する
第１の車速センサと、 上記出力軸と機械的に連結されて回転する部材
の回転速度を検出して車速を計測する第２の車速
センサと、 上記第１の車速センサから出力される速度信号
と上記第２の車速センサの出力信号とを比較し
て、これらセンサの異常を判定する異常判定手段
と、 該異常判定手段によつて異常であると判定され
た場合には、異常である旨を記憶する異常記憶手
段と、 を備えた車速センサの異常判定装置において、 上記シフト位置判定手段によつてシフト位置が
中立状態もしくは停止状態にあると判定された場
合には、上記異常記憶手段への異常の記憶を禁止
する記憶禁止手段と、 を備えたことを特徴とする車速センサの異常判定
装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60278549A JPS62137454A (ja) | 1985-12-11 | 1985-12-11 | 車速センサの異常判定装置 |
| CA000523890A CA1259118A (en) | 1985-12-11 | 1986-11-26 | Abnormality determination device for a vehicle speed sensor |
| US06/936,313 US4759212A (en) | 1985-12-11 | 1986-12-01 | Abnormality determination device for a vehicle speed sensor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60278549A JPS62137454A (ja) | 1985-12-11 | 1985-12-11 | 車速センサの異常判定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62137454A JPS62137454A (ja) | 1987-06-20 |
| JPH0532617B2 true JPH0532617B2 (ja) | 1993-05-17 |
Family
ID=17598805
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60278549A Granted JPS62137454A (ja) | 1985-12-11 | 1985-12-11 | 車速センサの異常判定装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4759212A (ja) |
| JP (1) | JPS62137454A (ja) |
| CA (1) | CA1259118A (ja) |
Families Citing this family (28)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0717007Y2 (ja) * | 1987-05-28 | 1995-04-19 | 日産自動車株式会社 | 車速センサ−異常検出装置 |
| JPS6415661A (en) * | 1987-07-10 | 1989-01-19 | Diesel Kiki Co | Trouble detector of rotary pulse generator |
| JP2699417B2 (ja) * | 1988-06-14 | 1998-01-19 | トヨタ自動車株式会社 | 四輪駆動式車輌に於ける回転速度センサの異常判定装置 |
| JP2666474B2 (ja) * | 1989-05-30 | 1997-10-22 | 日産自動車株式会社 | 自動変速機のフェイルセーフ制御装置 |
| JPH0361125A (ja) * | 1989-07-12 | 1991-03-15 | Robert Bosch Gmbh | 自動車の運転方法 |
| GB9002436D0 (en) * | 1990-02-03 | 1990-04-04 | Grau Ltd | Control system |
| US5182512A (en) * | 1990-10-29 | 1993-01-26 | Snap-On Tools Corporation | Method and apparatus for determining relative contributions of individual cylinders of internal combustion engine using contact tachometer |
| JPH06098585A (en) * | 1992-09-14 | 1994-04-08 | Aisin Aw Co | Motor-driven vehicle |
| JP3331753B2 (ja) * | 1994-07-12 | 2002-10-07 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | ロータ位置検出手段の異常検出装置及び異常検出方法並びにモータ制御装置 |
| US5583287A (en) * | 1994-11-25 | 1996-12-10 | Chrysler Corporation | Drainage and pressure relief vent for a sensor |
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| US8175886B2 (en) | 2001-03-29 | 2012-05-08 | Intellisist, Inc. | Determination of signal-processing approach based on signal destination characteristics |
| US20050065779A1 (en) * | 2001-03-29 | 2005-03-24 | Gilad Odinak | Comprehensive multiple feature telematics system |
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| US10696307B2 (en) | 2018-07-10 | 2020-06-30 | Ford Global Technologies, Llc | Anomaly detector for vehicle control signals |
| CN114738132B (zh) * | 2022-04-07 | 2023-06-20 | 上海船舶运输科学研究所有限公司 | 基于实船数据的增压器转速传感器故障诊断方法及系统 |
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-
1985
- 1985-12-11 JP JP60278549A patent/JPS62137454A/ja active Granted
-
1986
- 1986-11-26 CA CA000523890A patent/CA1259118A/en not_active Expired
- 1986-12-01 US US06/936,313 patent/US4759212A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62137454A (ja) | 1987-06-20 |
| CA1259118A (en) | 1989-09-05 |
| US4759212A (en) | 1988-07-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |