JPH053258Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH053258Y2
JPH053258Y2 JP1985105180U JP10518085U JPH053258Y2 JP H053258 Y2 JPH053258 Y2 JP H053258Y2 JP 1985105180 U JP1985105180 U JP 1985105180U JP 10518085 U JP10518085 U JP 10518085U JP H053258 Y2 JPH053258 Y2 JP H053258Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
compound
sheet
slit hole
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985105180U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6213568U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985105180U priority Critical patent/JPH053258Y2/ja
Publication of JPS6213568U publication Critical patent/JPS6213568U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH053258Y2 publication Critical patent/JPH053258Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、シート状物に接着剤、絶縁剤、グ
リースなど糊状のコンパウンドを塗布する装置に
関する。
(従来の技術) パワートランジスタと放熱板との間に挟み込ま
れて、両者間の電気的絶縁を保つために使われる
マイラシート1には、シリコンコンパウンド3が
塗布される。
従来、コンパウンドをヘラなどによつて塗布す
る作業を簡略化する方法として、コンパウンド3
のような塗布材を入れる容器に、マイラシート1
のような塗布材を塗布されるべき物品と同形状の
穴を設け、前記塗布材を塗布されるべき物品を前
記容器の穴に差し込み、抜き出す方法があつた。
(特公昭52−14251号公報参照)。
ところが、塗布材を塗布されるべき物品を容器
の穴に差し込み抜き出すだけでは、塗布材が一方
向にしか引き伸ばされないので、塗布材の均一な
膜厚が得にくいという問題点があつた。
また、自動制御機械等を用いることなく、容器
の穴と塗布材を塗布されるべき物品の位置合せを
するのは困難である。
この考案は前記従来の課題を解消するために成
されたもので、塗布材が均一に引き延ばされ、塗
布されるべき物品と容器の穴との位置合せを簡単
にすることができるようなコンパウンド塗布装置
を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、この考案によるコン
パウンド塗布装置は、シート状物が挿入されうる
上下方向に延びるスリツト穴を、上端が開口した
枡状容器の一隅に前記開口と連続して設け、前記
容器の内部に糊状のコンパウンドを充填し、前記
容器外から前記スリツト孔に挿入され引出された
前記シート状物に前記容器内のコンパウンドが塗
布されるように構成されている。
(作用) このように構成されているので、シート状物が
容器のスリツト孔に上方向から挿入され、外側へ
引き出されることにより、コンパウンドは垂直・
水平両方向に引き伸ばされ、均一な膜厚が形成さ
れる。
また、シート状物が容器のスリツト孔に挿入さ
れる際、シート状物が容器開口のふちに沿つて自
然にスリツト孔に導かれる。
(実施例) 以下図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。
コンパウンド塗布装置は、第1図および第2図
に示すように、容器10の一部適所にシート状物
11が挿入されうるこれより僅かに大きい幅のス
リツト孔12が設けられ、容器10の内部に固体
と液体との中間の流動性と粘り気を有する糊状の
コンパウンド13が充填され、容器10の外から
スリツト孔12に挿入されて引出されたシート状
物11の両面に、容器10内にあるコンパウンド
13が塗布されるようになつている。
容器10は、ベース板14の上に設けられた枡
状で上端が開口し、この上端開口と連続した上下
方向のスリツト孔12が、容器10の一隅に形成
されている。そして、スリツト孔12を形成して
いる容器10の対向面にはスリツト孔12の長手
方向に沿つて連続した凹凸部15が形成されてい
る。容器10としては、多角筒形や三角筒形のも
のでも良い。また、一つの容器の複数の隅にこの
ようなスリツト孔を設けるようにしても良い。
このように構成されており、第1図および第2
図に矢印で示すように、スリツト孔12にシート
状物11を差込んで引抜くだけの簡単な作業で、
その両面にコンパウンド13が均一に直接塗布さ
れる。図示の実施例では、シート状物11をスリ
ツト孔12に上から下方向へ差込んで外側へ引抜
けば良い。
シート状物11が上から下へ垂直方向に挿入さ
れて、水平方向に引出されることにより、コンパ
ウンド13は垂直・水平両方向に引伸ばされて、
より均一により確実に塗布される。
また、スリツト孔12は枡状容器10の一隅に
容器の開口と連続して設けられているので、シー
ト状物11を容器10の上方向から差し込む際
に、シート状物11は容器10の開口のふちに沿
つて、自然にスリツト孔12に導かれ、スリツト
孔12とシート状物11の位置合わせが容易とな
る。さらに、凹凸部15を設けて、スリツト孔1
2がギザギザ形状になるようにすれば、シート状
物11の両面にコンパウンド13が一様に平均し
て塗布され、塗布量も両面でそれぞれほぼ等しく
なる。
(考案の効果) 上述のようにこの考案によれば、シート状物と
枡状容器のスリツト孔の位置合せが簡単にでき、
シート状物の両面へ同時に、糊状のコンパウンド
を水平・垂直両方向へ引き延ばしながら均一に直
接塗布することができ、作業能率・時間を大幅に
向上・短縮することができる、という実用上顕著
な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案を実施したコン
パウンド塗布装置の斜視図である。 10……容器、11……シート状物、12……
スリツト孔、13……コンパウンド、15……凹
凸部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シート状物が挿入されうる上下方向に延びる
    スリツト孔を上端が開口した枡状容器の一隅に
    前記開口と連続して設け、前記容器の内部に糊
    状のコンパウンドを充填し、前記容器外から前
    記スリツト孔に挿入され引出された前記シート
    状物に前記容器内のコンパウンドが塗布される
    ようにしてなるコンパウンド塗布装置。 (2) スリツト孔を形成する容器の対向面にスリツ
    ト孔の長手方向に沿つて連続した凹凸部を形成
    してなる実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の
    コンパウンド塗布装置。
JP1985105180U 1985-07-09 1985-07-09 Expired - Lifetime JPH053258Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985105180U JPH053258Y2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985105180U JPH053258Y2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6213568U JPS6213568U (ja) 1987-01-27
JPH053258Y2 true JPH053258Y2 (ja) 1993-01-26

Family

ID=30979365

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985105180U Expired - Lifetime JPH053258Y2 (ja) 1985-07-09 1985-07-09

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH053258Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5214251A (en) * 1975-07-23 1977-02-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd Water cooling system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5214251A (en) * 1975-07-23 1977-02-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd Water cooling system

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6213568U (ja) 1987-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH053258Y2 (ja)
DE2616299C2 (de) Waschdichte Schutzvorrichtung für ein elektromechanisches Bauelement und Verfahren zu dessen Abdichtung
CN205303437U (zh) 半导体封装用装置
JP2512608Y2 (ja) 自動包装機用縦シ―ル装置
JPH0642767Y2 (ja) 液体塗布装置
JPH0782974B2 (ja) 電子部品の電極形成方法
JPH05129168A (ja) 電子部品の外部電極形成方法
CN205428943U (zh) 有机半导体薄膜晶体管以及显示装置与背板
JPH0330853Y2 (ja)
JP2580045Y2 (ja) 電子部品の外部電極形成治具
JPS6238781Y2 (ja)
JPH0513423Y2 (ja)
JPS6331577Y2 (ja)
JPH082300Y2 (ja) タイルユニット
JPS6218217Y2 (ja)
JP2557764Y2 (ja) 液晶表示器
DE19725413C1 (de) Verfahren zum gleichzeitigen Verlegen von mehreren Wandfliesen und Anordnung zur Durchführung des Verfahrens
JPH0333671Y2 (ja)
JPS6226825B2 (ja)
JPS62162337A (ja) Bステ−ジ状樹脂による電子装置の外装方法
JPS585036Y2 (ja) 手摺り,面格子等に張設する目隠し板
JPS63192478A (ja) ジグソ−パズルにおけるパズル片の係止方法とその装置
JPH03284731A (ja) 電気泳動表示装置用表示パネルの製造法
JPS58186857U (ja) 静電装置
JPH02256225A (ja) 電子部品の電極形成方法