JPS63192478A - ジグソ−パズルにおけるパズル片の係止方法とその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明はジグソーパズルにおけるパズル片の係止方法
とその装置に関する。

［従来技＊］ 今日、ジグソーパズルは単なる遊びの範晴をこえジグソ
ーパズルを組み立てた後、室内に壁面にかけ装飾品、美
術品として利用する場合か多い。

今日市販されているジグソーパズルの中には、複製技術
の高度化により有名な浮世絵や西洋画まて登場している
。完成したジグソーパズルの面積も大型化している。

さて、多数のバラバラになったパズル片を組立て、所定
の絵模様に整列完成した後、これらのパズル片を掛けて
も脱落しないように完全に係止しておかねばならない。

次に、従来行なわれている係止方法について第４図に基
づき説明する。

図中、４０は、ジグソーパズルの表面である。

４１は、ポリビニールアルコール樹脂製の透明な接着剤
である。４２は、ジグソーパズル片の表面の接着剤４１
を均一にのばすためのスポンジである。

すなわち、接着剤４１の入った袋の一端を切り開いて、
完成したジグソーパズル表面に塗布し、その後スポンジ
４２でよくのばし、隣接し合うジグソーパズル間の僅少
なギャップ４３にこの接着剤が入りこむようにすみずみ
まて均一よくのばすと、多数のジグソーパズル片は一体
的に確実に係止される。

［発明か解決しようとする問題点］ この従来の係止方法には次のような問題点かある。

ａ、ジグソーパズル片の表面か布地等の素材て出来てい
る場合は、この接着 剤の塗布による布地の表面をいた め、布地本来の良さは完全に消えて しまう。

ｂ２接若剤塗布により時間の経過と共にジグソーパズル
片表面か変色、変質 してしまう。

Ｃ，ジグソーパズル片表面に接着剤を塗布する場合、台
紙をひいて接着剤が 他へ流れ込んだりしないように配慮 したり、接着剤をスポンジ等で均一 に引きのばすといった手間がか かる。

この発明は、上述のごとき従来の係止方法の不都合を解
消するためになされたものである。

［問題点を解決するための手段コ この発明は整列完成したジグソーパズルの各パズル片の
脱落、散逸を防止するためジグソーパズルの背面に各パ
ズル片相互の係上手段を程こすことにより、ジグソーパ
ズルにおけるパズル片の係止方法とその装置を提供する
。

［実施例］ 以下に、この発明の実施例を添付図面に従って説明する
。

実ｍｍｘ この実施例は、ジグソーパズルにΣけるパズル片の係止
方法に関する。

第１図（Ａ）は、ジグソーパズルの表面ｌを示す図で、
下側台紙２上に整列配置されている。

この表面１は所望の絵模様を示すが、図面ては省略され
ている。

整列完成したジグソーパズルの表面ｌに上側台紙３をの
せ、第１図（Ｂ）に示す通り両端を両手でしっかり把持
して反転させる。

反転の結果、上になった下側台紙２を取除くと、第１図
（Ｃ）に示す通り、ジグソーパズル背面４か現われる。

この背面４に糊状の接着剤を適宜の手段゛で均一に塗布
した後、同上第１図（Ｃ）て取除いた下側台紙を接着層
にはり合せれば、整列完成した多数のジグソーパズル片
は一体的に完全に係止される。

一体的に完全に係止されたジグソーパズルを、額ぶち、
フレーム等に入れて壁面にかければ装飾品又は美術品と
して楽しむことがてきる。

実施例２ この実施例はジグソーパズルにおけるパズル片の係止装
鐙に関し、第２図（八）、ＣＢ）及び第３図に基づきそ
の構成を説明する。

第２図は（＾）この実施例の斜視図で２．１は整列完成
したジグソーパズルの表面、６はジグソーパズルの上下
左右の端部を取囲む枠体である。７は整列完成したジグ
ソーパズルを載置するための基板兼後述するところの引
抜きシートである。８は基板アの端部中央に設けた把手
である。９は、接着剤を塗布した接着層シートである。

接着剤は糊状のものかよく均一にのばせる例えばポリビ
ニールアルコール樹脂からできた接着剤などが好ましい
。

なお、ジグソーパズルの表面１は実施例１同様所望の絵
模様を示すが、図示されていない。

次に、この実施例における係止方法手順について説明す
る。

第２図は（Ａ）に示す通り、多数のパズル片を基板γ上
に整列配置し、枠体６により取囲まれたジ照）。この接
着層シートはテーブル等の所定の第に置かれている。

次に、第３図に示す通り、枠体Ｃの上端と接着Ａシート
９の下端を指で押えて、基板７の把手８を矢印方向に引
抜くと、ジグソーパズルの表面ｌは順次接着Ａシートの
表面に付着してゆく。

接着にシート９上の接着剤は液状の糊であるため、基板
７の底面は極めて円滑に移動可能で、接着層の接着剤を
必要十分に残しながら基板７を引抜くことかてきる。

こうして一定時間経過後、整列配置した多数のジグソー
パズル片は接着層シート９に完全に接着するのて、それ
らか脱落、散逸することはない。

［発明の効果］ 以下に、この発明の効果を列挙する。

ａ、この発明によれば、整列完成したジグソーパズルの
多数のパズル片は、その背面から係止方法することかて
きるので、従来のようにジグソーパズルの表面から接着
剤を塗布して、その表面を傷めるということは皆無とな
る。従って、この発明はシタソーパズルの表面か布地型
の場合等に極めて有用である。

ｂ、係止方法とその構成は極めて簡単で、整列完成した
ジグソーパズル片を脱落、散逸させることなく係止可能
である。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）　、（Ｂ）　、（Ｃ）は、この発明に係る
ジグソーパズルにおけるパズル片の係止方法の手順を示
す展開図、 第２図（Ａ）、（８）、（Ｃ）は、この発明に係るシタ
ソーパズルにおけるパズル片の係止装置の説明図、第３
Ｕ：ｊｉは第２図（Ａ）のＩｆ−Ｉｆ線断面図、第４図
は従来例の説明図、 第５図はその断面図である。 ■　・・・　・・・　ジグソーパズルの表面２　・・・
　・・・　下側台紙 ３　・・・　・・・　上側台紙 ４　・・・　・・・　ジグソーパズルの背面５　・・・
　・・・　接着層 ６　・・・　・・・　枠体 ７　・・・　・・・　基板 ８　・・・　・・・　把手

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）整列完成したジグソーパズルの各パズル片の脱落
   、散逸を防止するためジグソーパズルの背面に各パズル
   片相互の係止手段を施すようにしたことを特徴とするジ
   グソーパズルにおけるパズル片の係止方法。
2. （２）イ、下側台紙上に各パズル片を整列する、ロ、整
   列完成したジグソーパズルの上面に上側台紙を載置する
   、 ハ、上・下台紙間にジグソーパズルをはさんだまま反転
   させ、上になった下側台紙を 取除く、 ニ、整列完成したジグソーパズルの背面に接着剤を塗布
   して上・下台紙のいずれかを その上に被せて接着する、 以上の工程からなることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項記載のジグソーパズルにおけるパズル片の係止方法
   。
3. （３）整列完成したジグソーパズルの多数のパズル片を
   載置した基板と、 前記ジグソーパズルの左右上下側部を取囲む枠体と、 接着剤を塗布した接着層シートから成り、前記基板上に
   配置し枠体に取囲まれたジグソーパズルの背面を接着層
   シート上に載置して、基板の一側に設けた把手を把持し
   て基板を引抜くことによりジグソーパズルの背面を接着
   層シート上に係止するようにしたジグソーパズルに置け
   るパズル片の係止装置。