JPH05325542A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH05325542A
JPH05325542A JP4129086A JP12908692A JPH05325542A JP H05325542 A JPH05325542 A JP H05325542A JP 4129086 A JP4129086 A JP 4129086A JP 12908692 A JP12908692 A JP 12908692A JP H05325542 A JPH05325542 A JP H05325542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digit lines
digit
layer wiring
memory device
semiconductor memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP4129086A
Other languages
English (en)
Inventor
Mineo Hayashi
林峰雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH05325542A publication Critical patent/JPH05325542A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジット線に交差部を有する半導体記憶装
置において、チップ面積を増大させることなく、ディジ
ット線の不平衡をなくす。 【構成】 同一センスアンプに接続された対をなすディ
ジット線D1 とD1 ′とを交差させて、一方を一層目配
線14、他方を二層目配線15という二層構造にし、デ
ィジット線を交差部分で、一方を二層目配線17、他方
を一層目配線16というように上下を入れ換えた構成を
とり、その間をそれぞれスルーホールコンタクト13に
て接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置に利用
され、特に、ディジット線の構成を改善した半導体記憶
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体記憶装置は種々の形のもの
が用いられているが、MOSトランジスタ1個と容量1
個でメモリセルを構成するいわゆる1トランジスタ型の
メモリセルは、1ビット当りの所要面積が小さくて済
み、大容量化に適しているので広く用いられている。
【0003】図2は一般的な1トランジスタ型の半導体
記憶装置の構成を示す回路図で、図3は隣接ディジット
線のノイズ軽減のためディジット線の一部を交差させた
ものである。
【0004】ワード線W1 〜W4 とディジット線D1
1 ′、D2 、D2 ′との交点にメモリセルMC1 、M
2 、…を配置する。メモリセルMC1 、MC2 、…
は、それぞれMOSトランジスタと容量とから構成され
る。ディジット線D1 とD1 ′との間にセンスアンプS
1 を、D2 とD2 ′との間にセンスアンプSA2 を接
続する。ディジット線D1 とD1 ′とは対関係を有して
センスアンプSA1 に差動的に結合される。ディジット
線D2 とD2 ′とについても同様である。
【0005】近年、メモリの集積度が増加するのに伴い
メモリセルのピッチを小さくする必要がでてきている。
図4はその一つの解決方法としてディジット線D1 とD
1 ′とを多層構造にしている。一つのディジット線D1
は下層(一層目配線14)にそしてもう一つのディジッ
ト線D1 ′は上層(二層目配線15)にそれぞれ形成さ
れ、平面的にみるとディジット線D1 とD1 ′とは一部
が重なり合うように配置されている。これによりメモリ
セルのピッチを小さくおさえようとするものである。
【0006】なお、図4において、11はソース・ドレ
イン領域、12は蓄積容量部、および13はスルーホー
ルコンタクトである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来の半導体記憶
装置におけるディジット線構造では、多層構造を用いて
いるために、例えば上層配線にはスルーホールコンタク
ト部が付加されるなど非対称となり、センスアンプに対
して電気的特性の不平衡を生じやすく、高精度なデータ
の感知が困難になる欠点があった。さらに、交差部を設
けるためにはメモリセルのピッチを増大させ重なり部を
大きくとることが必要で、チップ面積を増大させる欠点
があった。
【0008】本発明の目的は、前記の欠点を除去するこ
とにより、チップ面積を増大させることなく、対をなす
ディジット線の不平衡をなくし、センスアンプが高精度
なデータの感知を行うことができる半導体記憶装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のディジ
ット線およびワード線と、前記ディジット線と前記ワー
ド線との交点にそれぞれ接続されたメモリセルと、対を
なす2本のディジット線間に接続されたセンスアンプと
を備え、前記対をなす2本のディジット線は、それぞれ
上下の異なる配線層に設けられた半導体記憶装置におい
て、前記対をなす2本のディジット線の一部分が交差し
かつ上下関係が逆になるように構成された交差部を設け
たことを特徴とする。
【0010】また、本発明は、前記交差部におけるディ
ジット線の上下配線層間の接続は、前記メモリセルへの
スルーホールコンタクトを介して行われたものであるこ
とを特徴とする。
【0011】
【作用】対をなす2本のディジット線は、交差部におい
て上下関係が逆になるように、メモリセルへのスルーホ
ールコンタクトを介して接続される。
【0012】これにより、対をなす2本のディジット線
は、共にスルーホールコンタクトが付加され対称性が保
たれるので不平衡性をなくすことができる。
【0013】さらに、交差部は特に重ね合せ部を大きく
とることなく、スルーホールコンタクトを介して行うこ
とができ、チップ面積の増大を防止できる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例の半導体チップの
要部を示す模式的平面図で、図3に示したディジット線
の交差部を有する1トランジスタ型の半導体記憶装置で
その交差部を示したものである。
【0016】本実施例は、同一センスアンプに接続され
た対をなす2本のディジット線D1とD1 ′とが、本発
明の特徴とするところの、ディジット線D1 とD1 ′と
は、それぞれメモリセルへのスルーホールコンタクトを
介して接続され、上下関係が逆になるように構成された
交差部を有している。
【0017】すなわち、一層目配線14で構成されたデ
ィジット線D1 は、交差部において、スルーホールコン
タクト13を介して二層目配線17で構成され、二層目
配線15で構成されたディジット線D1 ′は、交差部に
おいて、スルーホールコンタクト13を介して一層目配
線16で構成される。
【0018】なお、図1において、11はソース・ドレ
イン領域、12は蓄積容量部、ならびにW1 〜W4 はワ
ード線である。
【0019】本実施例において、ディジット線D1 とD
1 ′とは半導体基板上にアルミニウム等の金属によりそ
れぞれ一層目、二層目というように形成され、メモリセ
ルのソース・ドレイン領域11にスルーホールコンタク
ト13を介して接続される。しかもディジット線D1
1 ′とを交差させ、かつ一層目と二層目の金属配線の
重複部分の接続も行うことにより、重なり部の面積の増
大をおさえている。
【0020】このように配置することにより、同一セン
スアンプに接続されたディジット線を途中で交差させる
構成になっているメモリセル配列においても、ディジッ
ト線の不平衡を防ぎ、かつ面積を増やすことなくメモリ
を構成することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディジット線の接続、かつまた交差部分にも余分な面積
を用いることなく構成することができる。これにより、
チップ面積を縮小し、まだディジット線に二層配線を用
いたことに起因する電気的不平衡をなくした半導体記憶
装置が得ることができ、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による半導体チップの要部を
示す模式的平面図。
【図2】従来の半導体記憶装置の一例の構成を示す回路
図。
【図3】従来の半導体記憶装置の他の例の構成を示す回
路図。
【図4】図2に示す従来例による半導体チップの要部を
示す模式的平面図。
【符号の説明】
11 ソース・ドレイン領域 12 蓄積容量部 13 スルーホールコンタクト 14、16 一層目配線 15、17 二層目配線 D1 、D1 ′、D2 、D2 ′ ディジット線 MC1 、MC2 メモリセル SA1 、SA2 センスアンプ W〜W4 ワード線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のディジット線およびワード線と、 前記ディジット線と前記ワード線との交点にそれぞれ接
    続されたメモリセルと、 対をなす2本のディジット線間に接続されたセンスアン
    プとを備え、 前記対をなす2本のディジット線は、それぞれ上下の異
    なる配線層に設けられた半導体記憶装置において、 前記対をなす2本のディジット線の一部分が交差しかつ
    上下関係が逆になるように構成された交差部を設けたこ
    とを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体記憶装置におい
    て、 前記交差部におけるディジット線の上下配線層間の接続
    は、前記メモリセルへのスルーホールコンタクトを介し
    て行われたものであることを特徴とする半導体記憶装
    置。
JP4129086A 1992-05-21 1992-05-21 半導体記憶装置 Pending JPH05325542A (ja)

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JP4129086A JPH05325542A (ja) 1992-05-21 1992-05-21 半導体記憶装置

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JP4129086A JPH05325542A (ja) 1992-05-21 1992-05-21 半導体記憶装置

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JPH05325542A true JPH05325542A (ja) 1993-12-10

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ID=15000735

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JP4129086A Pending JPH05325542A (ja) 1992-05-21 1992-05-21 半導体記憶装置

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JP (1) JPH05325542A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5773892A (en) * 1995-06-20 1998-06-30 Oki Electric Industry Co., Ltd. Multi-port semiconductor memory device with reduced coupling noise
US6665204B2 (en) 2000-02-04 2003-12-16 Nec Corporation Semiconductor memory device for decreasing a coupling capacitance

Cited By (3)

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US5773892A (en) * 1995-06-20 1998-06-30 Oki Electric Industry Co., Ltd. Multi-port semiconductor memory device with reduced coupling noise
US5886919A (en) * 1995-06-20 1999-03-23 Oki Electric Industry Co., Ltd. Multi-port semiconductor memory device with reduced coupling noise
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