JPH05324663A - 生産履歴管理装置 - Google Patents

生産履歴管理装置

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JPH05324663A
JPH05324663A JP12844392A JP12844392A JPH05324663A JP H05324663 A JPH05324663 A JP H05324663A JP 12844392 A JP12844392 A JP 12844392A JP 12844392 A JP12844392 A JP 12844392A JP H05324663 A JPH05324663 A JP H05324663A
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JP
Japan
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production
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time
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Application number
JP12844392A
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English (en)
Inventor
Masamichi Sakaino
真道 境野
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 システム全体の簡素化を図りながらデータ授
受の信頼性を向上させる。 【構成】 生産設備1の状態を生産履歴管理装置2の生
産履歴データ作成部4で監視し、その生産設備1の状態
の変化を認識してその変化の発生した時刻情報を含む生
産履歴データを作成し、時刻情報の古い順に順次生産履
歴データバッファ5に格納する。外部のホストコンピュ
ータ3,3…からは随時生産履歴管理装置2に対して、
いつからの生産履歴データが欲しいかを特定するための
時刻情報を含む読み出し要求フレームFRが発せられ
る。読み出し要求フレームFRを受けた応答処理部6
は、その要求条件に応じて生産履歴データバッファ5を
検索して、一回の送信処理で応答可能な読み出し応答デ
ータFAを作成してホストコンピュータ3に応答する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば生産ラインの生
産設備の状態を監視して、該当する生産設備の起動、停
止および異常等の履歴を管理する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の生産履歴管理装置としては例え
ば図5および図6に示すものがある。図5に示すもの
は、生産設備51に生産履歴管理装置52が直結されて
いて、生産設備51からのその状態に関する情報(起
動、停止、異常等々)をもとに履歴作成ソフトウエア5
4に基づいて生産履歴データを作成してこれを蓄積する
ことで履歴ファイル53を作成して保存する。なお、上
記生産履歴データにはデータとして保存すべき状態の発
生時刻情報が含まれる。一方、生産履歴管理装置52は
LAN等の通信手段により上位の複数のホストコンピュ
ータ55,55…と接続されていて、いずれかのホスト
コンピュータ55から読み出し要求があると応答処理部
56の応答データ検索部57がその要求条件に応じて履
歴ファイル53を検索し、該当する生産履歴データを応
答する。この場合、応答すべきデータが、一度に送信可
能なデータ長よりも大きい場合には応答データを数回に
分割して送信する必要があり、エラーチェックを含む分
割、再送等の制御が通信制御部58で行われる。
【0003】他方、図6に示す生産履歴管理装置59
は、生産設備51からサンプリングした生産履歴データ
に個別のシリアルナンバーを付加して識別性をもたせた
上、サンプリングした時刻順にその生産履歴データを生
産履歴バッファ60に格納する。そして、ホストコンピ
ュータ55側からの読み出し要求時には、ホストコンピ
ュータ55は生産履歴データのシリアルナンバーを指定
し、これに対し生産履歴管理装置59の応答処理部61
はそのシリアルナンバーにより生産履歴バッファ60を
検索して該当する生産履歴データを応答する。なお、ホ
ストコンピュータ55は、生産履歴バッファ60内の生
産履歴データのうちどこまでのデータをホストコンピュ
ータ55側でも保有しているかを、所定のシリアルナン
バー管理テーブルで管理しており、生産履歴管理装置5
9からの履歴応答の際にその生産履歴データが正しく受
け取れた場合にはその管理テーブルのシリアルナンバー
を更新する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5に示した前者の生
産履歴管理装置52においては、前述したように応答す
べきデータが一回で送信可能なデータ長よりも大きい場
合には、一回の読み出し要求に対して複数回のデータの
送受信を行わなければならない。そのため、一般的に仮
想回線と呼ばれる通信路を設けて分割送信を行ったり、
エラー時の再送信制御を行うための質の高い通信機能が
ホストコンピュータ55,55…および生産履歴管理装
置52の双方に必要となって、システム全体が複雑化す
るとともにコストアップを招くことになるほか、データ
授受の信頼性向上に限界がある。
【0005】また、複数のホストコンピュータ55,5
5…からの同時要求に対して迅速に対応しようとする
と、図5の応答処理部56を実質的に複数用意しておか
なければならず、システム全体の複雑化とコストアップ
を一段と助長することとなって好ましくない。
【0006】一方、図6に示した後者の生産履歴管理装
置59においては、シリアルナンバーの付与によって、
ホストコンピュータ55,55…との間で生産履歴デー
タの識別と管理とを行っているが、ホストコンピュータ
55,55…との間で万一シリアルナンバーの同期がず
れた場合、例えばいずれか一方もしくは双方を交換ある
いは追加した場合には初期化処理を行う必要がある。よ
り具体的には、いずれか一方のシリアルナンバーを他方
に合わせて修正し、場合によってはホストコンピュータ
55,55…は完全同期がとれるまでの間に二重に受け
取った生産履歴データを内容を確認しながら破棄しなけ
ればならず、ソフト的な負担が大きくなる。
【0007】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、とりわけシステム全体のハード面およびソ
フト面での簡素化を図りながら、データ授受の信頼性の
向上を図った生産履歴管理装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、生産設備に付
随して設けられ、前記生産設備の状態を監視するととも
にその状態の変化を生産履歴データとして収集し、複数
の外部コンピュータとの間で前記生産履歴データを含む
データの授受を行う生産履歴管理装置であって、前記生
産設備の状態を所定の周期で監視し、その生産設備の状
態の変化を事象として認識するとともに、その事象と事
象が発生した時刻情報とを含む生産履歴データを作成し
て生産履歴データ記憶手段に出力する生産履歴データ作
成手段と、前記生産履歴データ作成手段から出力された
生産履歴データを前記事象が発生した時刻情報の順に記
憶する生産履歴データ記憶手段と、通信手段を経由して
外部コンピュータから発せられるとともにいつからの生
産履歴データが欲しいかを特定するための時刻情報を含
む生産履歴データ読み出し要求に対し、その読み出し要
求条件に応じ前記生産履歴データ記憶手段を検索して一
回の送信処理で応答可能な読み出し応答データを作成し
た上で前記通信手段を介して外部コンピュータに応答す
る応答処理手段とから構成される。
【0009】
【作用】この構造によると、生産履歴データ作成手段
は、生産設備の状態を一定の周期で監視し、前回の状態
と比べて抽出すべき変化があった場合に、その詳細情報
とサンプリングした時刻情報とを合わせて生産履歴デー
タを作成して順次生産履歴データ記憶手段に格納する。
そして、生産履歴データ記憶手段には上記の生産履歴デ
ータが時刻情報の早い順番で記憶される。
【0010】一方、外部コンピュータは生産履歴管理装
置に対し通信手段を介して随時生産履歴データを要求す
ることになるが、この外部コンピュータからの読み出し
要求フレームには、外部コンピュータ内に保持してある
最終読み出し時刻が含まれている。ここにいう最終読み
出し時刻とは、過去最後に外部コンピュータが生産履歴
管理装置から生産履歴データを読み出した際に、生産履
歴管理装置からの読み出し応答データのなかに含まれて
いた時刻データである。
【0011】そして、外部コンピュータからの読み出し
要求を受けた生産履歴管理装置の応答処理手段は、生産
履歴データ記憶手段に記憶されているデータを検索し、
要求条件に応じた読み出し応答データを作成して応答す
る。
【0012】この時、読み出し応答データの大きさが一
回の応答で送信できるだけの大きさの場合には、その読
み出し応答データに含まれる一つあるいは複数個の生産
履歴データのうち一番新しい生産履歴データのもつ時刻
データを読み出し応答データの最終読み出し時刻として
設定して応答する。
【0013】これに対して、読み出し応答データの大き
さが一回の応答で送信できない場合(読み出し応答デー
タの最大フレーム長(最大データ長)が決められてい
て、読み出し応答データのフレーム長(データ長)がこ
の最大フレーム長を越えてしまう場合)には、最大フレ
ーム長に折衝された生産履歴データ、すなわち最大フレ
ーム長に完全に入り得る個数の生産履歴データを読み出
し応答データとして外部コンピュータに送信する。この
際にも、読み出し応答データのなかに含まれる生産履歴
データのうち一番新しい生産履歴データのもつ時刻デー
タを読み出し応答データの最終読み出し時刻として設定
して応答する。
【0014】一方、生産履歴データ記憶手段に一つも生
産履歴データが記憶されていない場合、最終読み出し時
刻すなわち前記読み出し条件として指定された最終読み
出し時刻を読み出し応答データとして応答する。また、
生産履歴データ記憶手段に生産履歴データが記憶されて
いても、要求条件に合致しない場合には上記と同様に処
理する。
【0015】このように、上記のルールで作成された読
み出し応答データを外部コンピュータが正常に受け取っ
た場合には、外部コンピュータはその内部の最終読み出
し時刻管理テーブルで管理している最終読み出し時刻を
その都度読み出し応答データ(読み出し応答フレーム)
に含まれる最終読み出し時刻で更新する。そして、この
処理を繰り返すことにより、常に最新の生産履歴情報を
外部コンピュータ内にアップロードすることができると
ともに、外部コンピュータと生産履歴管理装置との間の
データの授受は常に一往復だけで済むことになる。
【0016】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す構成説明図で
ある。同図に示すように、所定の生産設備1に接続され
た生産履歴管理装置2は、外部の複数のホストコンピュ
ータ3,3…と例えばLAN等の通信手段により接続さ
れている。生産履歴管理装置2は、生産設備1の生産履
歴データを作成する生産履歴データ作成部4と、生産履
歴データ作成部4で作成された生産履歴データを格納し
て記憶する生産履歴データ記憶手段としての生産履歴デ
ータバッファ5と、ホストコンピュータ3,3…との間
の情報の授受を司る応答処理部6等から構成される。
【0017】生産履歴データ作成部4は、生産設備1の
状態、例えば生産設備1の起動、停止、運転モードおよ
び異常等を所定の周期で監視しており、前回の監視時に
比べて特に抽出すべき変化があった場合に、そのサンプ
リング時刻情報(状態の変化が発生した時刻情報)と状
態の変化の詳細情報とを合わせて生産履歴データとして
作成し、この生産履歴データを時刻情報の古い順に順次
生産履歴データバッファ5に格納する。そして、一番最
初のサンプリング開始時にはそのサンプリング開始時刻
がサンプリング開始時刻記憶部7に記憶され、記憶され
たサンプリング開始時刻は初期化処理を行わないかぎり
保持される。
【0018】上記の生産履歴データDは図2に示すよう
に時刻情報フィールドF1と事象フィールドF2とから
なり、時刻情報フィールドF1には年月日および時刻と
ともに同時刻シリアルナンバーが含まれ、また事象フィ
ールドには事象とその発生場所および事象の詳細情報と
が含まれる。例えば、生産履歴データDとして「199
1,10,24,10,23,48,S10,ローダ異
常」と記憶され、これは「1991年10月24日10
時23分48秒にS10工程でローダ異常」と解釈され
る。
【0019】上記の生産履歴データバッファ5が容量的
に満杯になった場合には、上書きを行うことにより常に
最新の複数の生産履歴データD,D…が生産履歴データ
バッファ5に記憶・保持される。
【0020】また、上記生産履歴データバッファ5に生
産履歴データDを登録する際に、今回登録する生産履歴
データDの時刻情報とその一つ前に登録した生産履歴デ
ータDの時刻情報とが全く同一であった場合、一つ前の
生産履歴データDの時刻情報フィールドF1の同時刻シ
リアルナンバーとして+(プラス)1したものを登録す
る。一つ前の生産履歴データDの時刻情報と今回登録の
生産履歴データDの時刻情報が異なる場合には上記の同
時刻シリアルナンバーは0である。このように、それぞ
れの生産履歴データDに固有の時刻情報フィールドF1
を含ませることにより生産履歴データDの識別性を持た
せ、かつ時刻の早い順番で並ぶように生産履歴データバ
ッファ5に格納される。
【0021】一方、生産履歴管理装置2の上位のそれぞ
れのホストコンピュータ3,3…は、通信手段を介して
随時生産履歴管理装置2に対し生産履歴データDを要求
してくる。この読み出し要求フレーム(読み出し要求デ
ータ)FRには図3に示すように最終読み出し時刻フィ
ールドF3と、読み出し条件フィールドF4とが含まれ
る。上記最終読み出し時刻フィールドF3の最終読み出
し時刻とは、それぞれのホストコンピュータ3,3…の
最終読み出し時刻管理テーブル8で管理されている時刻
で、この時刻は、生産履歴管理装置2からホストコンピ
ュータ3が読み出し応答フレーム(読み出し応答デー
タ)FAを正常に受け取る度にその読み出し応答データ
Aに付随している時刻情報をもって更新される。した
がって、各ホストコンピュータ3,3…の最終読み出し
時刻管理テーブル8には、各ホストコンピュータ3,3
…が保有している生産履歴データD,D…のうちの最新
の生産履歴データDに含まれている時刻が常に保持され
る。
【0022】また、ホストコンピュータ3,3…が初め
て生産履歴管理装置2に対して生産履歴データDを要求
する場合、その読み出し要求フレームFRの最終読み出
し時刻フィールドF3として「いつからの時刻の生産履
歴データが欲しいか」が設定される。例えば、3日前の
8時から現在に至るまでの生産履歴データをアクセスし
たい場合には、3日前の日付と8:00、ならびに同時
刻シリアルナンバーとして「0」を設定する。日時およ
び時刻を特に指定しない場合には、ホストコンピュータ
3,3…からの読み出し要求フレームFRを受けた生産
履歴管理装置2側では、生産履歴管理装置2が扱う最も
過去の時刻からの生産履歴データDが要求されているも
のと解釈する。
【0023】上記の読み出し要求フレームFRの読み出
し条件フィールドF4には、例えば特定の場所のみの生
産履歴データDを欲する場合、あるいは異常情報のみの
生産履歴データを欲する場合等に応じて、その旨を示す
パラメータを含ませる。
【0024】そして、上記のような読み出し要求フレー
ムFRを受信した生産履歴管理装置2は、応答処理部6
で最終読み出し時刻フィールドF3および読み出し条件
フィールドF4に含まれている読み出しパラメータを解
釈し、生産履歴データバッファ5を検索して読み出し条
件に応じた読み出し応答フレームすなわち読み出し応答
データFAを作成する。この読み出し応答フレームFA
は、図4に示すように生産履歴データD,D…の個数フ
ィールドF5と最終読み出し時刻フィールドF6および
生産履歴データフィールドF7とが含まれており、した
がって生産履歴データフィールドF7には複数個の生産
履歴データD,D…を含ませたかたちで応答することが
できる。
【0025】検索の結果、読み出し応答データFAの大
きさが一回の送信で応答できる場合には、応答する生産
履歴データDの個数を読み出し応答データFAの個数フ
ィールドF5に格納するとともに、その個数の生産履歴
データD,D…を時間的に古い順に生産履歴データフィ
ールドF7に格納する。同時に応答する生産履歴データ
D,D…のなかで時間的に最も新しい生産履歴データD
がもつ時刻情報(同時刻シリアルナンバーを含む)を読
み出し応答データFAの最終読み出し時刻フィールドF
6に格納・設定し、読み出し応答データFAとしてホス
トコンピュータ3に応答する。
【0026】これに対して、読み出し応答データFA
大きさが一回の応答処理で送信できない大きさの場合
(読み出し応答データFAのデータ長が一回で送信可能
な最大データ長(最大フレーム長)を越えてしまう場
合)には、その最大データ長と該当する個数の生産履歴
データD,D…の長さとをその都度折衝して、その最大
データ長に完全に含ませることのできる個数だけの生産
履歴データD,D…を読み出し応答データFAとしてホ
ストコンピュータ3に送信する。この時にも、その読み
出し応答データFAに含まれる生産履歴データD,D…
のうち時刻的に最も新しい生産履歴データDのもつ時刻
情報(同時刻シリアルナンバーを含む)を読み出し応答
データFAの最終読み出し時刻フィールドF6に格納・
設定する。
【0027】一方、生産履歴データバッファ5内に生産
履歴データDが一つも格納されていない場合には、生産
履歴管理装置2の応答処理部6では、読み出し応答デー
タFAの個数フィールドF5に生産履歴データ数「0」
を格納するとともに、最終読み出し時刻フィールドF6
には、読み出し要求フレームFRで指定された最終読み
出し時刻(ただし、ホストコンピュータ3,3…が初め
て生産履歴管理装置2に対してアクセスを行った場合に
は、生産履歴データ作成部4のサンプリング開始時刻記
憶部7に記憶されているサンプリング開始時刻)をその
まま格納して読み出し応答データFAを作成して応答す
る。
【0028】また、生産履歴データバッファ5内に生産
履歴データDが記憶されてはいるが、検索の結果、読み
出し要求フレームFRの要求条件に該当する生産履歴デ
ータがない場合にも、上記と同様の応答処理をする。
【0029】上記のようにして作成された読み出し応答
データFAをホストコンピュータ3,3…が正常に受け
取った場合、ホストコンピュータ3,3…はその内部の
最終読み出し時刻管理テーブル8で管理している最終読
み出し時刻を、その都度読み出し応答データFAに含ま
れる最終読み出し時刻をもって更新する。そして、この
ような処理を繰り返すことにより、常に最新の生産履歴
データDを各ホストコンピュータ3,3…にアップロー
ドすることができる。
【0030】ここで、生産履歴管理装置2に対して複数
のホストコンピュータ3,3…から併行して読み出し要
求があった場合には、後から読み出し要求を出したホス
トコンピュータ3は、先に読み出し要求を出したホスト
コンピュータ3と生産履歴管理装置2との間の通信回線
が切れるまで読み出し要求を出しながら待機することに
なる。この時の待機時間は、最大でも先に読み出し要求
を出したホストコンピュータ3と生産履歴管理装置2と
の間で一回のデータの送受信に要する時間だけであるこ
とから、比較的短い時間で済むことになる。
【0031】また、通信が失敗に終わった場合、ホスト
コンピュータ3内の最終読み出し時刻が更新されないの
で、もう一度同じ読み出し要求を行うことで再読み出し
が行え、特別な再送処理のための手段を必要としない。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、生産履歴
管理装置の生産履歴データ作成手段側では、生産設備の
状態の変化を事象として認識するとともに、その事象と
事象が発生した時刻情報とを含む生産履歴データを作成
して生産履歴データ記憶手段に記憶する一方、生産履歴
管理装置の応答処理手段側では、いつからの生産履歴デ
ータが欲しいかを特定するための時刻情報を含む外部コ
ンピュータからの生産履歴データ読み出し要求に対し、
その読み出し要求条件に応じ一回の送信処理で応答可能
な読み出し応答データを作成して応答するようにしたも
のである。
【0033】したがって、一回の読み出し要求について
外部コンピュータと生産履歴管理装置との間で常に一往
復のデータの授受しか行われないため、通信手段を単純
化して外部コンピュータ、生産履歴管理装置ならびに通
信回線のソフトおよびハード面での負担を軽減でき、シ
ステム全体の簡素化とコストダウンを実現できる。
【0034】また、複数の外部コンピュータから生産履
歴管理装置に対して併行して読み出し要求があっても、
その読み出し応答はそれぞれの外部コンピュータ内の最
終読み出し時刻に基づいて正確に行われるのでデータの
授受の信頼性が向上するとともに、後から読み出し要求
を出した外部コンピュータは先に読み出し要求を出した
外部コンピュータと生産履歴管理装置の間の通信が切れ
るまで待たされることになるが、その待ち時間は最大で
も先に読み出し要求を出した外部コンピュータと生産履
歴管理装置との間の一回のデータの授受に要する時間だ
けで済むことから、従来のように生産履歴管理装置内に
複数の応答処理部を備える必要がなく、これによっても
生産履歴管理装置の構造の簡素化が図れる。
【0035】さらに、生産履歴データを時刻情報により
管理することで、各々の外部コンピュータの時計さえ合
っていれば従来のような面倒な生産履歴データの管理の
ための面倒な初期化手順等も必要でなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成説明図。
【図2】生産履歴データの内容を示す説明図。
【図3】読み出し要求フレーム(読み出し要求データ)
の内容を示す説明図。
【図4】読み出し応答データ(読み出し応答フレーム)
の内容を示す説明図。
【図5】従来の生産履歴管理装置の一例を示す構成説明
図。
【図6】従来の生産履歴管理装置の他の例を示す構成説
明図。
【符号の説明】
1…生産設備 2…生産履歴管理装置 3…ホストコンピュータ(外部コンピュータ) 4…生産履歴データ作成部(生産履歴データ作成手段) 5…生産履歴データバッファ(生産履歴データ記憶手
段) 6…応答処理部(応答処理手段) 8…最終読み出し時刻管理テーブル D…生産履歴データ FA…読み出し応答データ(読み出し応答フレーム) FR…読み出し要求フレーム(読み出し応答データ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生産設備に付随して設けられ、前記生産
    設備の状態を監視するとともにその状態の変化を生産履
    歴データとして収集し、複数の外部コンピュータとの間
    で前記生産履歴データを含むデータの授受を行う生産履
    歴管理装置であって、 前記生産設備の状態を所定の周期で監視し、その生産設
    備の状態の変化を事象として認識するとともに、その事
    象と事象が発生した時刻情報とを含む生産履歴データを
    作成して生産履歴データ記憶手段に出力する生産履歴デ
    ータ作成手段と、 前記生産履歴データ作成手段から出力された生産履歴デ
    ータを前記事象が発生した時刻情報の順に記憶する生産
    履歴データ記憶手段と、 通信手段を経由して外部コンピュータから発せられると
    ともにいつからの生産履歴データが欲しいかを特定する
    ための時刻情報を含む生産履歴データ読み出し要求に対
    し、その読み出し要求条件に応じ前記生産履歴データ記
    憶手段を検索して一回の送信処理で応答可能な読み出し
    応答データを作成した上で前記通信手段を介して外部コ
    ンピュータに応答する応答処理手段、 とから構成されていることを特徴とする生産履歴管理装
    置。
JP12844392A 1992-05-21 1992-05-21 生産履歴管理装置 Pending JPH05324663A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12844392A JPH05324663A (ja) 1992-05-21 1992-05-21 生産履歴管理装置

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JPH05324663A true JPH05324663A (ja) 1993-12-07

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JP12844392A Pending JPH05324663A (ja) 1992-05-21 1992-05-21 生産履歴管理装置

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JP (1) JPH05324663A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001350511A (ja) * 2000-06-07 2001-12-21 Nakamura Tome Precision Ind Co Ltd 製造ラインのリモートメンテナンスシステム
JP2004223822A (ja) * 2003-01-22 2004-08-12 Toppan Printing Co Ltd 後加工の遠隔拠点における品質管理システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001350511A (ja) * 2000-06-07 2001-12-21 Nakamura Tome Precision Ind Co Ltd 製造ラインのリモートメンテナンスシステム
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