JPH0532421U - 車止め装置 - Google Patents

車止め装置

Info

Publication number
JPH0532421U
JPH0532421U JP10221091U JP10221091U JPH0532421U JP H0532421 U JPH0532421 U JP H0532421U JP 10221091 U JP10221091 U JP 10221091U JP 10221091 U JP10221091 U JP 10221091U JP H0532421 U JPH0532421 U JP H0532421U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
support shaft
stop device
car stop
wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10221091U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2504548Y2 (ja
Inventor
久次 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takano Co Ltd
Original Assignee
Takano Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takano Co Ltd filed Critical Takano Co Ltd
Priority to JP1991102210U priority Critical patent/JP2504548Y2/ja
Publication of JPH0532421U publication Critical patent/JPH0532421U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2504548Y2 publication Critical patent/JP2504548Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 チェーンの不使用状態で、チェーンを一方の
支柱内に自動的に収納でき、かつ、長尺なチェーンの収
納を可能とした車止め装置を提供するものである。 【構成】 所要の間隔で対峙する一対の支柱1a,1b
間にチェーン2を張架して成る車止め装置において、前
記一方の支柱1aの上部内に、垂直回転自在の作用支軸
8と、この作用支軸8に軸止され、外周囲にチェーン2
のリング素子2aと係合する係合凹部10を連続して設
けたホイール11と、前記作用支軸8に減速歯車機構1
2を介して接続された回転自在の付勢支軸9と、この付
勢支軸9の両端に支持され、チェーン2の引出しに伴う
回転により復元回転力を保有する一対のゼンマイバネ1
5a,15bとから成るチェーン引込み機構3を備え、
かつ、前記チェーン2を、一方の支柱1aの上部内側面
に開設した導入口19aより導入して、これを前記ホイ
ール11の係合凹部10に係合すると共に、その末端を
前記一方の支柱1aの下部に設けた固定部片21に取り
付けて成るものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願は、他人の自動車などの通行や進入を阻止するために、敷地や広場などの 入口に設置する車止め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、他人が自動車などの通行や進入を阻止するために、敷地や広場などの入 口に設置する車止め装置としては、一対の支柱を対峙して立設し、この一対の支 柱間に、一端を固定状態に、他端を取外し可能にしてチェーンを張架して成る車 止め装置が公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記した従来の車止め装置によれば、該装置の不使用時例えば設置 者自身の通行などのためにチェーンの張架を解いたとき、そのチェーンは固定側 の支柱近傍に露出状態におかれるので、体裁を著しく損なうと共に、チェーンに 損傷や錆損が生じ易いなどの欠陥があった。 そこで本願は、不使用時にチェーンを、一方の支柱内に収納でき、特に長尺な チェーンの収納ができるように構成して、従来のものの欠陥を改善したものであ る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願は上記した目的を達成するために、所要の間隔で対峙する一対の支柱間に チェーンを張架して成る車止め装置において、前記一方の支柱の上部内に、回転 自在の作用支軸と、この支軸に軸止され、外周囲にチェーンのリング素子と係合 する係合凹部を連続して設けたホイールと、前記作用支軸に減速歯車機構を介し て接続する回転自在の付勢支軸と、この付勢支軸に支持され、チェーンの引出し に伴う付勢支軸の回転により復元回転力を保有するゼンマイバネとから成るチェ ーン引込み機構を備え、かつ、その下部位置に固定部片を設け、かつ、前記チェ ーンを、一方の支柱の上部内側面に開設した導入口より導入して、これを前記ホ イールの係合凹部に係合すると共に、その末端を前記固定部片を取り付けたこと を特徴とするものであり、好ましくは、チェーンの巻込みに必要なトルクを得る ための一対のゼンマイバネを付勢支軸の両端部に支持して成るものである。
【0005】
【作用】
しかして、一対の支柱間にチェーンを張架しない不使用状態においては、ゼン マイバネはほぼ無負荷状態にあり、この状態でチェーンの先端部が導入口の前面 に位置すると共に、チェーンはホイールと係合した状態で、固定部片との間に収 納されている。この状態から導入口の前面に位置しているチェーンの先端部を牽 引すると、チェーンと係合凹部との係合を介してホイール及びこれを軸止してい る作動支軸が回転し、この回転に伴って減速歯車機構を介して付勢支軸が減速回 転し、ゼンマイバネは巻き込まれながら復元回転力を蓄積する。そしてチェーン を充分に引き出した状態で、チェーンの先端部を他方の支柱に係止すると、チェ ーンは一対の支柱間に張架する。またこの状態からチェーンの先端部を他方の支 柱より外すと、チェーンはゼンマイバネによる復元回転力により付勢支軸,減速 歯車機構を介して作動支軸及びホイールが回転することにより、自動的に一方の 支柱内に引き込まれて再び収納される。
【0006】
【実施例】
以下図面にもとづいて本願の実施例を詳述すると、1a,1bは例えば敷地な どの入口に所要の間隔をおいて立設される横断面方形状の一対の支柱で、その一 方の支柱1aに、不使用時にチェーン2を内部に自動的に引込むチェーン引込み 機構3が装備されている。
【0007】 一方の支柱1aの上部の、他方の支柱1bと対向する前後内面の中央部には、上 下方向に延びて左右で対向する一対の仕切板4a,4bが断面コ字状の取付片5 により並設してあり、この仕切板4a,4bに軸受6,6及び7,7を介して作 動支軸8と、付勢支軸9が上下に平行して回転自在に支承されている。前記作動 支軸8には、外周囲にチェーン2を構成するリング素子2aと係合する係合凹部 10を連続して形成したホイール11が軸止してあると共に、作動支軸8と前記 付勢支軸9の一端部は仕切板4bより外方に突出しており、作動支軸8の突出部 には、小径の従動歯車12bがまた付勢支軸9の突出部には前記従動歯車12b と噛合する大径の主動歯車12aが夫々軸止され、前記主動歯車12aと従動歯 車12bとから成る減速歯車機構12は仕切板4bとその外面に取付けた歯車カ バー13との間に介在されている。
【0008】 前記付勢支軸9の両端部には、仕切板4aと歯車カバー13から外方に夫々延び る細径の支軸9b,9bを有しており、これに平行して仕切板4aと歯車カバー 13との上部位置に突設した止片14aと14bとの間には夫々ゼンマイバネ1 5aと15bが配置され、このゼンマイバネ15a,15bの内端は、前記付勢 支軸9に設けた割溝9cに係止され、またその外端は前記止片14a,14bに 夫々固定され、従ってゼンマイバネ15a,15bは、チェーン2の引出しに伴 いホイール11、主動歯車12a、従動歯車12b及び付勢支軸9が夫々回転し てゼンマイバネ15a,15bが巻込まれて前記チェーン2を一方の支柱1a内 に収納する復元回転がホイール11に付与される。
【0009】 さらに前記一方の支柱1aの上部内には、ホイール11の周面上部と対向して 、チェーン2のリング素子2aと係合凹部10との係合を案内するように、下面 が円弧状に湾曲し、その幅方向の中央位置に案内溝16を有した前後一対の案内 部片17a,17bが配設してあり、前位の案内部片17aには前後方向で貫通 する通孔18を有し、かつ、前面にはチェーン2を導入する前記通孔18と連通 した十字状の導入口19aを開設した前面板19が設けてあり、この前面板19 が、支柱1aの上部に設けた窓孔20の位置に取り付けてある。
【0010】 さらにまた前記一方の支柱1aの下部には、正方形状の板から成る固定部片2 1が設けてあり、その中心部に、前記チェーンの末端を止着する止具22が設け てある。なお、図中23a,23bはチェーン2を一方の支柱1a内に収納した ときチェーン2がチェーン引込み機構3に接触しないよう前記仕切板4a,4b の下縁部に取付けた阻止板である。24,25はチェーン2の先端に取り付けた フックとストッパー、26は他方の支柱1bの上部内側面に設けた前記フック2 4と係脱可能な係止片である。
【0011】 しかして、一対の支柱1a,1b間にチェーン2を張架しない不使用状態にお いては、ゼンマイバネ15a,15bはほぼ無負荷状態にあり、この状態で第4 図で示すようにチェーン2の先端に設けたフック24及びストッパー25が導入 口19aの前面に位置すると共に、チェーン2はホイール11と係合した状態で 、固定部片21との間に収納されている。
【0012】 この状態から導入口19aの前面に位置しているフック24を牽引すると、リ ング素子2aと係合凹部10との係合を介してホイール11及びこれを軸止して いる作動支軸8が回転し、この回転に伴って減速歯車機構12を介して付勢支軸 9が減速回転し、ゼンマイバネ15a,15bは巻き込まれながら復元回転力を 蓄積する。そしてチェーン2を充分に引き出した状態で、フック24を他方の支 柱1bの係止片26に係止すると、チェーン2は一対の支柱1a,1b間に張架 する。
【0013】 またこの状態からフック24を係止片26より外すと、チェーン2はゼンマイ バネ15a,15bによる復元回転力により付勢支軸9,減速歯車機構12を介 して作動支軸8及びホイール11が回転することにより、自動的に一方の支柱1 a内に引き込まれて再び収納される。
【0014】 なお、上記実施例は、一対のゼンマイバネ15a,15bを備えて、ホイール 11に作用する復元回転力を分担する場合を示したが、上記実施例においてゼン マイバネ15a,15bのいづれか一方のみとしてもよく、その場合には、上記 実施例の場合と同様チェーン2の巻込みに必要な復元回転力を得るためにそのバ ネ幅を2倍に設定される。 また、チェーン2の長さ及び重量によって、減速歯車機構の回転比が適宜設定 される。
【0015】
【考案の効果】
以上のように、本願によれば、チェーンを張架しない不使用状態で、チェーン を一方の支柱内にゼンマイバネの付勢力により収納することができて、体裁が良 く、チェーンが損傷したり錆損したりする惧れもなく、また、減速歯車機構を備 えたので、チェーンの長さ及び重さの変更に対応できて汎用性に優れ、また、請 求項4記載の構成によれば支柱に収納されたチェーンがチェーン引込み機構に干 渉する惧れがなく、長尺なチェーンの収納に有効であり、さらに請求項5記載の 構成によれば付勢支軸の両端部にチェーンの巻込みに必要な復元回転力を分担す る一対のゼンマイバネを設けて成るので機械的にバランスのとれた構成となるな どの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】チェーンを張架した状態の正面図
【図2】一部を切欠した要部の分解斜視図
【図3】一部を残した要部の拡大縦断面図
【図4】一部を省略した要部の他の縦断面図
【符号の説明】
1 支柱 2 チェーン 3 チェーン引込み機構 8 作動支軸 9 付勢支軸 10 係合凹部 11 ホイール 12 減速歯車機構 15 ゼンマイバネ 17 案内部片 19a 導入口 21 固定部片 23 阻止板 25 ストッパー

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要の間隔で対峙する一対の支柱間にチ
    ェーンを張架して成る車止め装置において、前記一方の
    支柱の上部内に、垂直回転自在の作用支軸と、この作用
    支軸に軸止され、外周囲にチェーンのリング素子と係合
    する係合凹部を連続して設けたホイールと、前記作用支
    軸に減速歯車機構を介して接続された回転自在の付勢支
    軸と、この付勢支軸に支持され、チェーンの引出しに伴
    う回転により復元回転力を保有するゼンマイバネとから
    成るチェーン引込み機構を備え、かつ下部位置に固定部
    片を設け、かつ、前記チェーンを、一方の支柱の上部内
    側面に開設した導入口より導入して、これを前記ホイー
    ルの係合凹部に係合すると共に、その末端を前記固定部
    片に取り付けたことを特徴とする車止め装置。
  2. 【請求項2】 一方の支柱の上部内に、前記ホイールの
    周面上部と対向して、チェーンのリング素子と係合凹部
    との係合を案内する案内部片を配設して成る請求項1記
    載の車止め装置。
  3. 【請求項3】 チェーンの先端部にストッパーを設けて
    成る請求項1または2記載の車止め装置。
  4. 【請求項4】 チェーン引込み機構の下部に阻止板を設
    けて成る請求項1,2または3記載の車止め装置。
  5. 【請求項5】 付勢支軸の両端部に一対のゼンマイバネ
    を夫々支持して成る請求項1,2,3または4記載の車
    止め装置。
JP1991102210U 1991-10-11 1991-10-11 車止め装置 Expired - Lifetime JP2504548Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991102210U JP2504548Y2 (ja) 1991-10-11 1991-10-11 車止め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991102210U JP2504548Y2 (ja) 1991-10-11 1991-10-11 車止め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0532421U true JPH0532421U (ja) 1993-04-27
JP2504548Y2 JP2504548Y2 (ja) 1996-07-10

Family

ID=14321301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991102210U Expired - Lifetime JP2504548Y2 (ja) 1991-10-11 1991-10-11 車止め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2504548Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63126418U (ja) * 1987-02-13 1988-08-18
JPH01141809U (ja) * 1988-03-18 1989-09-28

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63126418U (ja) * 1987-02-13 1988-08-18
JPH01141809U (ja) * 1988-03-18 1989-09-28

Also Published As

Publication number Publication date
JP2504548Y2 (ja) 1996-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62172658U (ja)
JPH0532421U (ja) 車止め装置
US4088281A (en) Dual tension single spring retractor
EP1352871A2 (en) A reeling device for a hoisting system
JP2517085Y2 (ja) 車止め装置
JPH0427395Y2 (ja)
JPH0756037Y2 (ja) 張設ロープへの掛止補助具
RU2051822C1 (ru) Предохранительное устройство для удерживания пассажира на спальном месте в железнодорожном транспортном средстве
JPH0319896Y2 (ja)
JPH0333753Y2 (ja)
CN115257624B (zh) 一种汽车安全带卷收机构
JPH0745234Y2 (ja) 墜落防止用ベルトの巻取器
JPH0440950A (ja) ベルト式拘束装置
KR870002294Y1 (ko) 화물 자동차용 밧줄 자동 정리기
JP3035276U (ja) 柱状物の可脱式起立装置
JPH0750407Y2 (ja) チェーン収納型車止め用支柱
JPH0735847Y2 (ja) 車止め用支柱
JPH0735848Y2 (ja) 車止め用支柱
JPH01121445U (ja)
JPH0725974Y2 (ja) 高所作業用安全装置
JP3437486B2 (ja) ウエビング巻取装置
JPS5854137Y2 (ja) シ−トベルト巻取装置
JPH0228756Y2 (ja)
RU2035386C1 (ru) Ручная лебедка
JPH042278Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term