JPH0532376A - 張力検出装置 - Google Patents

張力検出装置

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JPH0532376A
JPH0532376A JP19173891A JP19173891A JPH0532376A JP H0532376 A JPH0532376 A JP H0532376A JP 19173891 A JP19173891 A JP 19173891A JP 19173891 A JP19173891 A JP 19173891A JP H0532376 A JPH0532376 A JP H0532376A
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JP
Japan
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tension
wire
drum
detecting device
wire rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP19173891A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Matsuoka
義之 松岡
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 巻線作業の進展によって変化する線材の繰出
位置や巻取位置に自動的に追従できる張力検出装置を得
る。 【構成】 線材4の振れを検出し、その振れに応じて信
号を出力する第1および第2の検出装置15、16を設け
る。両ドラム3、26間の線材4が、ドラムの回転軸とほ
ぼ直交するように、第1の検出装置15は第2の駆動装置
25に信号を送り第2の台車9を駆動し、第2の検出装置
16は第1の駆動装置7に信号を送り第1の台車2を駆動
する。 【効果】 巻線作業の省力化が実現し、使用するドラム
幅の制限も緩和される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、筒状のドラムに巻回
される線材の張力を制御するためドラム間で線材の張力
を検出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の張力検出装置を用いた巻
線装置の平面図である。図において、1,1は一対のレ
ール、2はレール1,1上に配置された走行可能な台
車、3は繰出ドラムで、線材4が整列巻きされている。
5は繰出ドラム3にバックテンションを与えるモータ、
6はモータ5のトルクを繰出ドラム3へ伝えるパウダク
ラッチ、26は線材4が整列巻きされる巻取ドラム、27は
巻取ドラム26を回転させる駆動装置、28は台車2に載置
された張力検出台、29a〜29cは張力検出部を構成する
ローラで、繰出ドラム3とほぼ同じ長さで互いに平行に
所定の間隔をあけ、それぞれのローラ29a〜29cが線材
4と接触して回転するように線材4が通される。30は中
間に配置されたローラ29bの回転から線材4の張力を検
出する検出器である。上記28〜30で、検出した張力が所
定の値より小さいときに所定の信号を出す張力検出装置
31が構成される。
【0003】次に、動作について説明する。図3におい
て、繰出ドラム3に整列巻きされた線材4を引き出し、
張力検出装置31の各ローラ29a〜29cが線材4と接触し
て回転するように、線材4を通し巻取ドラム26に初期巻
回を施した後駆動装置27を始動させる。これによって、
繰出ドラム3から繰り出された線材4は、張力検出装置
31で張力が検出されながら巻取ドラムに巻き取られる。
このとき、張力検出装置31が検出した張力が、所定の値
より小さいと張力検出装置31から信号が出される。この
信号を受けたモータ5とクラッチ6とにより、繰出ドラ
ム3の回転トルクが所定の値に制御され、巻取ドラム26
には所定の張力の線材4が巻回される。上記により、巻
取ドラム26への線材4の巻取作業が進展すると、図示の
ように繰出ドラム3から線材4を繰り出す繰出位置が変
化するが、張力を検出するローラ29a〜29cの幅は繰出
ドラム3の幅と同一ないしそれ以上に設定されているの
で、張力検出装置31は繰出ドラム3上での線材4の位置
にかかわらずその張力を検出することができる。一方、
巻取ドラム26は、巻取作業の進展とともに図示のように
巻取位置がドラム軸方向に変化するので、張力検出装置
31との関係を確認しながら、線材4の変化に張力検出装
置31を追従させるように台車2を人力で移動させて、巻
取ドラム26への線材4の巻回が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の張力検出装置は
以上のように構成されているので、巻取ドラムの線材巻
取位置の変化に応じて、張力検出装置を人力で移動する
必要があり、作業が煩雑となり、さらに、張力検出装置
は繰出ドラムの長手方向とほぼ同じ長さの広幅ローラを
備えたものとする必要がありドラム幅が制限される等の
問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、省力化が可能で、しかも広幅の
ドラムも使用可能な張力検出装置を得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る張力検出
装置は、両ドラムと張力検出装置との3者の軸方向の相
対位置を各別に移動させる駆動装置と、上記張力検出装
置の前後で線材の振れを検出する検出装置とを備えたも
のである。
【0007】
【作用】この発明では、両ドラム間の線材が常にドラム
回転軸とほぼ直角の方向となるよう検出装置の出力に追
従して駆動装置が制御される。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例による張力検出装置を
用いた巻線装置の平面図である。図において、1,1は
所定の間隔をあけて互いに平行に配置された一対の第1
のレール、2は第1のレール1,1に走行可能に載置さ
れた第1の台車、3は第1の台車2に積載された繰出ド
ラムで、所定の線材4が整列巻されている。5は繰出ド
ラム3にバックテンションを与えるモータ、6はモータ
5のモータトルクを繰出ドラム3へ伝えるパウダクラッ
チ、7は第1の台車2を信号によって駆動する第1の駆
動装置、8,8は第1の台車2上に配置された一対の第
2のレールで、繰出ドラム3の回転軸と平行に配置され
ている。9は第2のレール8,8上に移動可能に載置さ
れた第2の台車、10は第2の台車9のほぼ中央部に設け
られた張力検出台、11a〜11cは張力検出台10の長手方
向の中心線上に所定の間隔をあけて配置されたリール
で、それぞれ線材4と接触して回転されるように線材4
が通される。12は中央に配置されたリール11bの回転か
ら線材4の張力を測定する張力検出器、上記10〜12で検
出した張力が所定の値より小さいときに所定の信号を出
す張力検出部13が構成される。14,14はそれぞれ張力検
出部13の両端と所定の間隔をあけて第2の台車9に配置
された線材ガイド、15は線材4の振れ、即ち、繰出ドラ
ム3から張力検出部13へ入る線材4と張力検出部13との
相対角度を検出し、後述する信号を出力する第1の検出
装置、16は張力検出部13から出る線材4と張力検出部13
との相対角度を検出し、所定の信号を出力する第2の検
出装置、上記9、13〜16で張力検出装置24が形成され
る。25は張力検出装置24をレール8,8に沿って移動さ
せる第2の駆動装置、26は繰出ドラム3と平行に配置さ
れた巻取ドラム、27は巻取ドラム26を回転させる駆動装
置である。
【0009】ここで、第1と第2の検出装置15、16を図
2によって説明する。図2は、この内、第1の検出装置
15の詳細を示すが、第2の検出装置16は15と上下対称の
形状のもので内容は全く同一のもので、その説明は省略
する。図において17は第2の台車9の幅方向の中心線、
18は線材ガイド14と所定の間隔をあけた中心線上に設け
られた支軸、19は支軸18に回動可能に装着された揺動レ
バーで、支軸18と反対側の端部には所定の高さの隔壁19
aが支軸18を中心とした円弧状に形成され、隔壁19aの
中心部には所定の幅と深さを有するスリット19bが設け
られている。20、20は線材4と接触して揺動レバー19を
揺動動作させる一対の検出ガイドで、隔壁19aから所定
の距離のところで揺動レバー19の中心線から等距離の位
置に配置されている。21〜23は第1〜第3の検出器で、
それぞれ信号を出す検出素子21a〜23aと信号を受けて
所定の信号を出す検出素子21b〜23bで構成されてい
る。第1の検出器21は、第2の台車9の中心線17上に隔
壁19aと対向して配置され、第2と第3の検出器22、23
は第1の検出器21の両側に所定の間隔をあけて配置され
ている。上記18〜23で、検出素子21b〜23bが動作した
とき、第1〜第3の信号を出す第1の検出装置15が構成
される。
【0010】次に動作について説明する。図1に示すよ
うに、繰出ドラム3に巻かれた線材4の端部を、第1の
検出装置15の検出ガイド20、20間と線材ガイド14を通し
て、さらに、張力検出部13のリール11a〜11cと所定の
面で接触するように線材4を通す。これにより、線材4
が張力検出部13を通過するときは、リール11a、11cは
同一方向に回転し、リール11bはリール11a、11cとは
反対方向に回転する。このように通した線材4を線材ガ
イド14を経て第2の検出装置16の検出ガイド20、20間を
通して巻取ドラム26に線材4を初期巻回する。このよう
にした状態で、駆動装置25を始動させると、回転する巻
取ドラム26によって、繰出ドラム3に整列巻きされた線
材4が、第1の検出装置15、張力検出部13、第2の検出
装置16を通って巻取ドラム26に整列巻きされる。このと
き、張力検出部13を通る線材4の張力が検出され、検出
した張力の値が所定の値より小さい値であると、張力検
出部13から信号が出力され、この信号をうけたモータ5
とクラッチ6は、励磁電流の制御などで線材4が所定の
張力となるように繰出ドラム3の回転トルクを制御す
る。このように、ほぼ一定の張力で巻取ドラム26に巻回
される線材4は、繰出ドラム3から繰り出される繰出位
置と、第2の検出装置16を通って巻取ドラム26に巻かれ
る巻取位置が、巻線作業の進展とともにそれぞれ変化
し、張力検出装置24との相対角度が変化する。この相対
角度の変化により線材4が検出ガイド20に接触し揺動レ
バー19を同一方向に揺動する。この揺動に応じてスリッ
ト19bの位置も移動するので、第1〜第3の検出器21〜
23がこの動きを検出する。
【0011】ここで、第1の検出装置15の検出動作を図
2によって更に詳しく説明する。図は、線材4が中心線
17を越え矢印A方向に移動中であり、この状態で更に線
材4が移動すると、スリット19bが第3の検出器、すな
わち検出素子23a、23b間を通るとき、検出素子23aが
出す信号を検出素子23bが受け、第3の信号が出力され
る。第3の信号を受けた第2の駆動装置25は、第2の台
車9を駆動して張力検出装置24を矢印B方向に移動させ
るように動作し、線材4が中心線17とほぼ同一線上にま
で戻ると、スリット19bを検出した第1の検出器21が動
作し、駆動装置25を停止させる第1の信号を出す。ま
た、第2の検出器22がスリット19bを検出する、即ち線
材4がAと反対の方向に大きく移動していることを検出
すると、第2の信号を出して第2の駆動装置25を動作さ
せ、張力検出装置24を線材4に追従するように移動させ
る。第1の検出装置15は、以上のように、その揺動レバ
ー19が線材4とほぼ一体に揺動してその移動を検出し、
張力検出装置24が線材4に追従する方向に動作させる信
号を出力する。また、第2の検出装置16も第1の検出装
置15と同様の動作で信号を出力し、この信号で第1の駆
動装置7を動作させ第1の台車2を駆動する。
【0012】以上のように、両ドラム3、26の回転によ
って線材4の繰出位置や巻取位置は変化するが、それら
の変化に追従して繰出ドラム3および張力検出装置24と
巻取ドラム26との相対位置が制御され、両ドラム間にお
ける線材4が常に回転軸とほぼ直角の方向に自動的に保
たれることになる。従って、省力化が実現し、張力検出
部も簡便な機構のもので足り、しかも、ドラム幅の制限
が大幅に緩和される。
【0013】上記実施例においては、巻取ドラム26を固
定し、繰出ドラム3を第1の台車2上に搭載し、更にこ
の第1の台車2上に設けた第2の台車9上に張力検出装
置24を搭載し、繰出ドラム3と張力検出装置24との相対
移動は第2の台車9を駆動する第2の駆動装置25によ
り、また、張力検出装置24と巻取ドラム26との相対移動
は、もっぱら第1の台車2を駆動する第1の駆動装置7
により行う方式としたが、繰出ドラムを固定、他の2者
を各台車に搭載する方式を採用してもよい。
【0014】
【発明の効果】この発明は以上のように構成されている
ので、両ドラム間の線材が常にその回転軸とほぼ直交す
る形に自動的に保たれるので、巻線作業が簡便となり、
張力検出部も簡便な機構のもので足り、使用するドラム
幅の制限も緩和される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による張力検出装置を用い
た巻線装置の平面図である。
【図2】図1中の第1の検出装置の拡大平面図である。
【図3】従来の張力検出装置を用いた巻線装置の平面図
である。
【符号の説明】
2 第1の台車 3 繰出ドラム 4 線材 7 第1の駆動装置 9 第2の台車 13 張力検出部 15 第1の検出装置 16 第2の検出装置 24 張力検出装置 25 第2の駆動装置 26 巻取ドラム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 回転軸が相互に平行となるよう配置され
    た2個のドラムの一方から繰り出し他方へ巻き取る線材
    の張力を制御するため上記両ドラム間に配置され上記線
    材に加わる張力を検出する張力検出装置において、 上記両ドラムと張力検出装置との3者の上記軸方向の相
    対位置を各別に移動させる駆動装置と、上記張力検出装
    置の前後で上記線材の振れを検出する検出装置とを備
    え、上記両ドラム間の線材が常に上記回転軸とほぼ直角
    の方向となるよう上記検出装置の出力に追従して上記駆
    動装置を制御するようにしたことを特徴とする張力検出
    装置。
JP19173891A 1991-07-31 1991-07-31 張力検出装置 Pending JPH0532376A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018203518A (ja) * 2017-06-08 2018-12-27 グローブライド株式会社 巻き上げ装置
US11853037B2 (en) 2017-04-17 2023-12-26 Globeride, Inc. Electric hoisting machine and control device and control method therefor

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US11853037B2 (en) 2017-04-17 2023-12-26 Globeride, Inc. Electric hoisting machine and control device and control method therefor
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