JPH0532265Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0532265Y2 JPH0532265Y2 JP17405387U JP17405387U JPH0532265Y2 JP H0532265 Y2 JPH0532265 Y2 JP H0532265Y2 JP 17405387 U JP17405387 U JP 17405387U JP 17405387 U JP17405387 U JP 17405387U JP H0532265 Y2 JPH0532265 Y2 JP H0532265Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cavity
- mold
- lid
- resin
- pressurization
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 7
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 6
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 15
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 15
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 8
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 239000002928 artificial marble Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007872 degassing Methods 0.000 description 1
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
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- -1 steam Substances 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［技術分野］
本考案は人造大理石カウンター等を注型成形す
る注型成形装置に関するものである。
る注型成形装置に関するものである。
［背景技術］
一般に、注型成形するとき注型する樹脂に気泡
が含まれていると成形品にボイドができるため樹
脂中の気泡を脱泡する必要がある。従来この樹脂
中の気泡を脱泡する場合、注型前に樹脂を圧力容
器に入れて脱泡したり、成形型に注型後成形型全
体を振動させて振動脱泡したりしていた。しかし
上記いずれの脱泡の場合も圧力容器や成形型の振
動させる装置等の大掛かりな装置を必要とし、成
形にコストがかかるという欠点があつた。
が含まれていると成形品にボイドができるため樹
脂中の気泡を脱泡する必要がある。従来この樹脂
中の気泡を脱泡する場合、注型前に樹脂を圧力容
器に入れて脱泡したり、成形型に注型後成形型全
体を振動させて振動脱泡したりしていた。しかし
上記いずれの脱泡の場合も圧力容器や成形型の振
動させる装置等の大掛かりな装置を必要とし、成
形にコストがかかるという欠点があつた。
［考案の目的］
本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところは従来のように大
掛かりな装置を要せず簡単な設備で安価に成形で
きる注型成形装置を提供するにある。
て、本考案の目的とするところは従来のように大
掛かりな装置を要せず簡単な設備で安価に成形で
きる注型成形装置を提供するにある。
［考案の開示］
本考案注型成形装置は、成形型１のキヤビテイ
２の上面開口を蓋体３にて気密的に閉塞し、蓋体
３に加圧兼減圧口４を設けてこの加圧兼減圧口４
を加圧手段５と減圧手段６とに連通させたもので
あつて、上述のように構成することにより従来例
の欠点を解決したものである。つまり、上記のよ
うに構成したことにより、キヤビテイ２内に樹脂
７を充填して減圧手段６にて加圧兼減圧口４から
キヤビテイ２内を減圧すると、樹脂７内の気泡を
脱泡できるものであつて、簡単な設備で脱泡して
品質のよい成形品を安価に製造できるようにな
り、しかも脱泡後、加圧手段５にて加圧兼減圧口
４からキヤビテイ２内を加圧すると、樹脂７の硬
化時収縮にてキヤビテイ２の面から離れるのを防
止して精度のよい成形品を得ることができるよう
になつた。
２の上面開口を蓋体３にて気密的に閉塞し、蓋体
３に加圧兼減圧口４を設けてこの加圧兼減圧口４
を加圧手段５と減圧手段６とに連通させたもので
あつて、上述のように構成することにより従来例
の欠点を解決したものである。つまり、上記のよ
うに構成したことにより、キヤビテイ２内に樹脂
７を充填して減圧手段６にて加圧兼減圧口４から
キヤビテイ２内を減圧すると、樹脂７内の気泡を
脱泡できるものであつて、簡単な設備で脱泡して
品質のよい成形品を安価に製造できるようにな
り、しかも脱泡後、加圧手段５にて加圧兼減圧口
４からキヤビテイ２内を加圧すると、樹脂７の硬
化時収縮にてキヤビテイ２の面から離れるのを防
止して精度のよい成形品を得ることができるよう
になつた。
以下本考案を実施例により詳述する。
成形型１の中央には上面を開口せるキヤビテイ
２を設けてあり、成形型１の周縁のフランジ８に
はクランプ手段９を設けてある。このクランプ手
段９はパンドル９ａを回動操作することにより、
押圧部９ｂで押圧したり押圧部９ｂの押圧を解除
したりできるようになつている。成形型１のキヤ
ビテイ２内には必要に応じて加圧蓋１１を挿入で
きるようになつている。また成形型１は加熱用熱
媒体１５にて接触させて加熱できるようになつて
いる。かかる加熱用熱媒体１５としては水、エア
ー、スチーム、油等がある。成形型１のフランジ
８上にはキヤビテイ２の全周に沿うようにガスケ
ツト１０を載設してあり、このガスケツト１０を
介してキヤビテイ２の上面開口を覆う蓋体３を載
置してある。この蓋体３は上記クランプ手段９の
押圧部９ｂで押圧して気密的に装着される。この
蓋体３の中央には加圧兼減圧口４を設けてあり、
加圧兼減圧口４から連結ホース１２を連出してあ
り、チーズのような分岐部１３を介して加圧手段
５と減圧手段６に連通させてある。加圧手段５は
エアのような加圧流体を供給する加圧ポンプ等で
ある。減圧手段６はエアを吸引する減圧（真空）
ポンプ等である。加圧手段５と分岐部１３との間
及び減圧手段６と分岐部１３との間には夫々開閉
弁１４ａ，１４ｂを配設してある。
２を設けてあり、成形型１の周縁のフランジ８に
はクランプ手段９を設けてある。このクランプ手
段９はパンドル９ａを回動操作することにより、
押圧部９ｂで押圧したり押圧部９ｂの押圧を解除
したりできるようになつている。成形型１のキヤ
ビテイ２内には必要に応じて加圧蓋１１を挿入で
きるようになつている。また成形型１は加熱用熱
媒体１５にて接触させて加熱できるようになつて
いる。かかる加熱用熱媒体１５としては水、エア
ー、スチーム、油等がある。成形型１のフランジ
８上にはキヤビテイ２の全周に沿うようにガスケ
ツト１０を載設してあり、このガスケツト１０を
介してキヤビテイ２の上面開口を覆う蓋体３を載
置してある。この蓋体３は上記クランプ手段９の
押圧部９ｂで押圧して気密的に装着される。この
蓋体３の中央には加圧兼減圧口４を設けてあり、
加圧兼減圧口４から連結ホース１２を連出してあ
り、チーズのような分岐部１３を介して加圧手段
５と減圧手段６に連通させてある。加圧手段５は
エアのような加圧流体を供給する加圧ポンプ等で
ある。減圧手段６はエアを吸引する減圧（真空）
ポンプ等である。加圧手段５と分岐部１３との間
及び減圧手段６と分岐部１３との間には夫々開閉
弁１４ａ，１４ｂを配設してある。
しかして上記のように構成せる注型成形装置に
て注型成形するにあたつては次のように行う。蓋
体３を開いて成形型１のキヤビテイ２内に注型用
の樹脂７を充填し、必要に応じて加圧蓋１１を被
せ、キヤビテイ２の上面開口を覆うように成形型
１に蓋体３を被せ、クランプ手段９にて蓋体３を
押さえる。樹脂７は例えば人造大理石の材料とな
る熱硬化性樹脂を主成分とするものである。次い
で開閉弁１４ａを閉じた状態で開閉弁１４ｂを開
いて減圧手段６にてキヤビテイ２内を減圧して樹
脂７内の気泡を脱泡する。樹脂７の気泡を終える
と。開閉弁４ｂを閉じて開閉弁４ａを開いて加圧
手段５にてキヤビテイ２内を加圧し、この加圧状
態で加熱用熱媒体１５にて加熱しながら硬化させ
て成形品を得る。
て注型成形するにあたつては次のように行う。蓋
体３を開いて成形型１のキヤビテイ２内に注型用
の樹脂７を充填し、必要に応じて加圧蓋１１を被
せ、キヤビテイ２の上面開口を覆うように成形型
１に蓋体３を被せ、クランプ手段９にて蓋体３を
押さえる。樹脂７は例えば人造大理石の材料とな
る熱硬化性樹脂を主成分とするものである。次い
で開閉弁１４ａを閉じた状態で開閉弁１４ｂを開
いて減圧手段６にてキヤビテイ２内を減圧して樹
脂７内の気泡を脱泡する。樹脂７の気泡を終える
と。開閉弁４ｂを閉じて開閉弁４ａを開いて加圧
手段５にてキヤビテイ２内を加圧し、この加圧状
態で加熱用熱媒体１５にて加熱しながら硬化させ
て成形品を得る。
［考案の効果］
本考案は叙述のように成形型のキヤビテイの上
面開口を蓋体にて気密的に閉塞し、蓋体に加圧兼
減圧口を設けてこの加圧兼減圧口を加圧手段と減
圧手段とに連通させているので、キヤビテイ内に
樹脂を充填して減圧手段にて加圧兼減圧口からキ
ヤビテイ内を減圧すると、樹脂内の気泡を脱泡で
きるものであつて、簡単な設備で脱泡して品質の
よい成形品を安価に製造できるものであり、しか
も脱泡後、加圧手段にて加圧兼減圧口からキヤビ
テイ内を加圧すると、樹脂の硬化時の収縮にてキ
ヤビテイの面から離れるのを防止して精度のよい
成形品を得ることができるものである。
面開口を蓋体にて気密的に閉塞し、蓋体に加圧兼
減圧口を設けてこの加圧兼減圧口を加圧手段と減
圧手段とに連通させているので、キヤビテイ内に
樹脂を充填して減圧手段にて加圧兼減圧口からキ
ヤビテイ内を減圧すると、樹脂内の気泡を脱泡で
きるものであつて、簡単な設備で脱泡して品質の
よい成形品を安価に製造できるものであり、しか
も脱泡後、加圧手段にて加圧兼減圧口からキヤビ
テイ内を加圧すると、樹脂の硬化時の収縮にてキ
ヤビテイの面から離れるのを防止して精度のよい
成形品を得ることができるものである。
第１図は本考案の一実施例の一部切欠正面図で
あつて、１は成形型、２はキヤビテイ、３は蓋
体、４は加圧兼減圧口、５は加圧手段、６は減圧
手段である。
あつて、１は成形型、２はキヤビテイ、３は蓋
体、４は加圧兼減圧口、５は加圧手段、６は減圧
手段である。
Claims (1)
- 成形型のキヤビテイの上面開口を蓋体にて気密
的に閉塞し、蓋体に加圧兼減圧口を設けてこの加
圧兼減圧口を加圧手段と減圧手段とに連通させて
成る注型成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17405387U JPH0532265Y2 (ja) | 1987-11-14 | 1987-11-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17405387U JPH0532265Y2 (ja) | 1987-11-14 | 1987-11-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0180313U JPH0180313U (ja) | 1989-05-30 |
| JPH0532265Y2 true JPH0532265Y2 (ja) | 1993-08-18 |
Family
ID=31465928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17405387U Expired - Lifetime JPH0532265Y2 (ja) | 1987-11-14 | 1987-11-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0532265Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-11-14 JP JP17405387U patent/JPH0532265Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0180313U (ja) | 1989-05-30 |
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