JPH05321410A - 屋根板 - Google Patents
屋根板Info
- Publication number
- JPH05321410A JPH05321410A JP9515991A JP9515991A JPH05321410A JP H05321410 A JPH05321410 A JP H05321410A JP 9515991 A JP9515991 A JP 9515991A JP 9515991 A JP9515991 A JP 9515991A JP H05321410 A JPH05321410 A JP H05321410A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical wall
- plate
- roof
- wall step
- roof plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 厚み感に富んだ外観の屋根板にする。
【構成】 階段形状の屋根板3の縦壁段部2の前面が平
板部1の上面よりも暗色に形成されるか、又は、同屋根
板3の縦壁段部2の前面にエンボス模様が施されてお
り、縦壁段部2が平板部1間に介在して影のように強調
されて立体的に現出し、厚み感に富んだ外観が得られ
る。
板部1の上面よりも暗色に形成されるか、又は、同屋根
板3の縦壁段部2の前面にエンボス模様が施されてお
り、縦壁段部2が平板部1間に介在して影のように強調
されて立体的に現出し、厚み感に富んだ外観が得られ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平板部と縦壁段部とが
前後方向に連続してなる階段形状の屋根板に関するもの
である。
前後方向に連続してなる階段形状の屋根板に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、図8に示す如く、平板部
(イ)と縦壁段部(ロ)とが前後方向に連続してなる階
段形状の屋根板(ハ)は知られている。該屋根板(ハ)
においては、その上下両縁に係止折曲部(ニ)が各々形
成されており、両係止折曲部(ニ)が相互に係合される
ことによって、該屋根板(ハ)は上下方向に接続並設さ
れて、屋根下地上に取着固定されるものである。
(イ)と縦壁段部(ロ)とが前後方向に連続してなる階
段形状の屋根板(ハ)は知られている。該屋根板(ハ)
においては、その上下両縁に係止折曲部(ニ)が各々形
成されており、両係止折曲部(ニ)が相互に係合される
ことによって、該屋根板(ハ)は上下方向に接続並設さ
れて、屋根下地上に取着固定されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の屋根板(ハ)においては、階段形状に形成されては
いるものの、太陽光が強くて明るい場合には特に、平板
部(イ)間に介在する縦壁段部(ロ)が目立たず立体感
が現出され難く、厚み感に富んだ外観が得られないもの
であった。
来の屋根板(ハ)においては、階段形状に形成されては
いるものの、太陽光が強くて明るい場合には特に、平板
部(イ)間に介在する縦壁段部(ロ)が目立たず立体感
が現出され難く、厚み感に富んだ外観が得られないもの
であった。
【0004】本発明は、上記従来の技術における問題を
解決するために発明されたものであり、すなわちその課
題は、平板部間に介在する縦壁段部が強調されて立体的
に現出され、厚み感に富んだ外観が得られる屋根板を提
供することである。
解決するために発明されたものであり、すなわちその課
題は、平板部間に介在する縦壁段部が強調されて立体的
に現出され、厚み感に富んだ外観が得られる屋根板を提
供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1)記載
の屋根板は、平板部と縦壁段部とが前後方向に連続して
なる屋根板において、縦壁段部の前面を平板部の上面よ
りも暗色に形成してなるものであり、この構成によって
上記課題が解決されたものである。
の屋根板は、平板部と縦壁段部とが前後方向に連続して
なる屋根板において、縦壁段部の前面を平板部の上面よ
りも暗色に形成してなるものであり、この構成によって
上記課題が解決されたものである。
【0006】又、本発明の請求項2)記載の屋根板は、
平板部と縦壁段部とが前後方向に連続してなる屋根板に
おいて、縦壁段部の前面にエンボス模様を施してなるも
のであり、この構成によっても同様に上記課題が解決さ
れたものである。
平板部と縦壁段部とが前後方向に連続してなる屋根板に
おいて、縦壁段部の前面にエンボス模様を施してなるも
のであり、この構成によっても同様に上記課題が解決さ
れたものである。
【0007】
【作用】本発明の請求項1)記載の屋根板においては、
縦壁段部の前面が平板部の上面よりも暗色に形成されて
いるため、該暗色となった縦壁段部が、明色である平板
部間に介在して影のように強調されて立体的に現出し、
厚み感に富んだ外観が得られるものである。
縦壁段部の前面が平板部の上面よりも暗色に形成されて
いるため、該暗色となった縦壁段部が、明色である平板
部間に介在して影のように強調されて立体的に現出し、
厚み感に富んだ外観が得られるものである。
【0008】又、本発明の請求項2)記載の屋根板にお
いては、縦壁段部の前面にエンボス模様が施されている
ため、該エンボス模様にて光沢艶のない縦壁段部が、平
板部間に介在して影のように強調されて立体的に現出
し、厚み感に富んだ外観が得られるものである。
いては、縦壁段部の前面にエンボス模様が施されている
ため、該エンボス模様にて光沢艶のない縦壁段部が、平
板部間に介在して影のように強調されて立体的に現出
し、厚み感に富んだ外観が得られるものである。
【0009】
【実施例】図1、図2に示す屋根板3は、本発明の請求
項1)記載の屋根板の一実施例で、平板部1と縦壁段部
2とが前後方向に連続してなる屋根板3において、縦壁
段部2の前面を平板部1の上面よりも暗色に形成してな
るものである。
項1)記載の屋根板の一実施例で、平板部1と縦壁段部
2とが前後方向に連続してなる屋根板3において、縦壁
段部2の前面を平板部1の上面よりも暗色に形成してな
るものである。
【0010】該屋根板3は、金属板4の表裏両面に軟質
合成樹脂層5を被覆形成してなる帯板状素材を、平板部
1と縦壁段部2とが前後方向に連続してなる階段形状に
折曲加工して形成されたものである。この場合、帯板状
素材の縦壁段部2となる部分の表面に、合成樹脂製の暗
色シ−ト6が予めラミネ−トされている。該縦壁段部2
の前面を構成する暗色シ−ト6は黒色であり、前記平板
部1の表面を構成する軟質合成樹脂層5が灰色であっ
て、該平板部1の上面よりも暗色に形成されている。
合成樹脂層5を被覆形成してなる帯板状素材を、平板部
1と縦壁段部2とが前後方向に連続してなる階段形状に
折曲加工して形成されたものである。この場合、帯板状
素材の縦壁段部2となる部分の表面に、合成樹脂製の暗
色シ−ト6が予めラミネ−トされている。該縦壁段部2
の前面を構成する暗色シ−ト6は黒色であり、前記平板
部1の表面を構成する軟質合成樹脂層5が灰色であっ
て、該平板部1の上面よりも暗色に形成されている。
【0011】又、該屋根板3の上下両縁には係止折曲部
7が各々形成されており、図3に示す如く、両係止折曲
部7が相互に係合されることによって、該屋根板3は上
下方向に接続並設されて、屋根下地8上に取着固定され
るものである。この場合、屋根下地8に固定される支持
具9によって、屋根板3の係止折曲部7相互の係合部分
が係止保持されて、屋根板3は屋根下地8上に取着固定
されるものである。又、屋根下地8は野地板10上に下地
樹脂シ−ト11を敷設してなり、又、支持具9は固定釘12
によって同屋根下地8に打ち付け固定されている。
7が各々形成されており、図3に示す如く、両係止折曲
部7が相互に係合されることによって、該屋根板3は上
下方向に接続並設されて、屋根下地8上に取着固定され
るものである。この場合、屋根下地8に固定される支持
具9によって、屋根板3の係止折曲部7相互の係合部分
が係止保持されて、屋根板3は屋根下地8上に取着固定
されるものである。又、屋根下地8は野地板10上に下地
樹脂シ−ト11を敷設してなり、又、支持具9は固定釘12
によって同屋根下地8に打ち付け固定されている。
【0012】したがって、該実施例の屋根板3において
は、縦壁段部2の前面に黒色の暗色シ−ト6がラミネ−
トされて、該縦壁段部2の前面が平板部1の上面の灰色
よりも暗色に形成されているため、該暗色となった縦壁
段部2が、明色である平板部1間に介在して影のように
強調されて立体的に現出し、厚み感に富んだ明確な階段
形状の外観が得られるものである。又、屋根板3の接続
部分も同様に現出されるため、該接続部分が階段形状の
外観の中で目立たないものである。
は、縦壁段部2の前面に黒色の暗色シ−ト6がラミネ−
トされて、該縦壁段部2の前面が平板部1の上面の灰色
よりも暗色に形成されているため、該暗色となった縦壁
段部2が、明色である平板部1間に介在して影のように
強調されて立体的に現出し、厚み感に富んだ明確な階段
形状の外観が得られるものである。又、屋根板3の接続
部分も同様に現出されるため、該接続部分が階段形状の
外観の中で目立たないものである。
【0013】なお、本発明の請求項1)記載の屋根板に
おいては、図4に示す実施例の如きであっても良いもの
である。すなわち、該実施例の屋根板3においては、平
板部1の上面に明色塗膜層13が塗装されて形成されてお
り、該明色塗膜層13は白色であり、縦壁段部2の前面が
灰色であって、該縦壁段部2の前面は平板部1の上面よ
りも暗色となっている。
おいては、図4に示す実施例の如きであっても良いもの
である。すなわち、該実施例の屋根板3においては、平
板部1の上面に明色塗膜層13が塗装されて形成されてお
り、該明色塗膜層13は白色であり、縦壁段部2の前面が
灰色であって、該縦壁段部2の前面は平板部1の上面よ
りも暗色となっている。
【0014】又、図5、図6に示す屋根板3は、本発明
の請求項2)記載の屋根板の一実施例で、平板部1と縦
壁段部2とが前後方向に連続してなる屋根板3におい
て、縦壁段部2の前面にエンボス模様14を施してなるも
のである。
の請求項2)記載の屋根板の一実施例で、平板部1と縦
壁段部2とが前後方向に連続してなる屋根板3におい
て、縦壁段部2の前面にエンボス模様14を施してなるも
のである。
【0015】該屋根板3は、塗装金属板でなる帯板状素
材を、階段形状に折曲加工して形成されたものである。
この場合、帯板状素材の縦壁段部2の前面突出部となる
部分に、ロ−ル成形によってエンボス加工が施され、
又、折曲加工がなされるものである。又、縦壁段部2の
奥へ凹んだ部分にはエンボス加工が施されていないが、
該奥へ凹んだ部分にエンボス加工が施されても差し支え
のないものである。
材を、階段形状に折曲加工して形成されたものである。
この場合、帯板状素材の縦壁段部2の前面突出部となる
部分に、ロ−ル成形によってエンボス加工が施され、
又、折曲加工がなされるものである。又、縦壁段部2の
奥へ凹んだ部分にはエンボス加工が施されていないが、
該奥へ凹んだ部分にエンボス加工が施されても差し支え
のないものである。
【0016】したがって、該実施例の屋根板3において
は、縦壁段部2の前面にエンボス加工によってエンボス
模様14が施されているため、該エンボス模様14にて光沢
艶のない縦壁段部2が、平板部1間に介在して影のよう
に強調されて立体的に現出し、厚み感に富んだ明確な階
段形状の外観が得られるものである。
は、縦壁段部2の前面にエンボス加工によってエンボス
模様14が施されているため、該エンボス模様14にて光沢
艶のない縦壁段部2が、平板部1間に介在して影のよう
に強調されて立体的に現出し、厚み感に富んだ明確な階
段形状の外観が得られるものである。
【0017】なお、本発明の請求項2)記載の屋根板に
おいては、図7に示す実施例の如きであっても良いもの
である。すなわち、該実施例の屋根板3は、合成樹脂層
16内に薄肉金属板17をインサ−トしてなる帯板状素材を
折曲加工して形成されたものであり、この場合、帯板状
素材の縦壁段部2の凸曲前面となる部分の表面に、表面
が凸凹に形成されたエンボス樹脂シ−ト15が予めラミネ
−トされており、該エンボス樹脂シ−ト15の表面が縦壁
段部2の前面のエンボス模様14として現出するものであ
る。
おいては、図7に示す実施例の如きであっても良いもの
である。すなわち、該実施例の屋根板3は、合成樹脂層
16内に薄肉金属板17をインサ−トしてなる帯板状素材を
折曲加工して形成されたものであり、この場合、帯板状
素材の縦壁段部2の凸曲前面となる部分の表面に、表面
が凸凹に形成されたエンボス樹脂シ−ト15が予めラミネ
−トされており、該エンボス樹脂シ−ト15の表面が縦壁
段部2の前面のエンボス模様14として現出するものであ
る。
【0018】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1)記載の
屋根板にあっては、縦壁段部の前面が平板部の上面より
も暗色に形成されており、又、請求項2)記載の屋根板
にあっては、縦壁段部の前面にエンボス模様が施されて
おり、いずれにおいても、縦壁段部が平板部間に介在し
て影のように強調されて立体的に現出するため、厚み感
に富んだ外観が得られるものである。
屋根板にあっては、縦壁段部の前面が平板部の上面より
も暗色に形成されており、又、請求項2)記載の屋根板
にあっては、縦壁段部の前面にエンボス模様が施されて
おり、いずれにおいても、縦壁段部が平板部間に介在し
て影のように強調されて立体的に現出するため、厚み感
に富んだ外観が得られるものである。
【図1】本発明の請求項1)記載の屋根板の一実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】同実施例の屋根板の素材を示す拡大断面図であ
る。
る。
【図3】同実施例の施工状態を示す断面図である。
【図4】請求項1)記載の屋根板の別の実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図5】本発明の請求項2)記載の屋根板の一実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図6】同実施例の屋根板の素材を示す拡大断面図であ
る。
る。
【図7】請求項2)記載の屋根板の別の実施例である屋
根板の素材を示す拡大断面図である。
根板の素材を示す拡大断面図である。
【図8】本発明の従来例である屋根板を示す斜視図であ
る。
る。
1 平板部 2 縦壁段部 3 屋根板
Claims (2)
- 【請求項1】 平板部と縦壁段部とが前後方向に連続し
てなる屋根板において、縦壁段部の前面を平板部の上面
よりも暗色に形成してなる屋根板。 - 【請求項2】 平板部と縦壁段部とが前後方向に連続し
てなる屋根板において、縦壁段部の前面にエンボス模様
を施してなる屋根板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9515991A JPH05321410A (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 屋根板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9515991A JPH05321410A (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 屋根板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05321410A true JPH05321410A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=14130005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9515991A Pending JPH05321410A (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 屋根板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05321410A (ja) |
-
1991
- 1991-04-25 JP JP9515991A patent/JPH05321410A/ja active Pending
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