JPH0532115U - 車両用灯具の組付構造 - Google Patents
車両用灯具の組付構造Info
- Publication number
- JPH0532115U JPH0532115U JP8794291U JP8794291U JPH0532115U JP H0532115 U JPH0532115 U JP H0532115U JP 8794291 U JP8794291 U JP 8794291U JP 8794291 U JP8794291 U JP 8794291U JP H0532115 U JPH0532115 U JP H0532115U
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- Japan
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- vehicle body
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- guide
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の構造の車両用灯具を車体へ自動組付を
行う場合においては、ハーネス先端に取付けられたカプ
ラーの自動挿着までは不可能であり、この工程が手作業
となり煩雑化していた問題点の解決を図る。 【構成】 車体10と車両用灯具1とには夫々にカプラ
ー4、5が直接に取付けられ、同時に前記車両用灯具1
側には複数のガイドボス6が設けられ、車体側に設けら
れたガイド孔12とで少なくとも前記カプラー4、5の
嵌合ストロークの範囲は前記車体10と車両用灯具1と
の位置決めがなされている組付構造としたことで、前記
した自動組立を行うときに前記カプラー4、5の自動挿
着も可能として生産性の向上を可能とする。
行う場合においては、ハーネス先端に取付けられたカプ
ラーの自動挿着までは不可能であり、この工程が手作業
となり煩雑化していた問題点の解決を図る。 【構成】 車体10と車両用灯具1とには夫々にカプラ
ー4、5が直接に取付けられ、同時に前記車両用灯具1
側には複数のガイドボス6が設けられ、車体側に設けら
れたガイド孔12とで少なくとも前記カプラー4、5の
嵌合ストロークの範囲は前記車体10と車両用灯具1と
の位置決めがなされている組付構造としたことで、前記
した自動組立を行うときに前記カプラー4、5の自動挿
着も可能として生産性の向上を可能とする。
Description
【0001】
本考案はリアコンビネーションランプなど車両用灯具に関するものであり、詳 細にはこの車両用灯具を車体へ組付けるときの構造に係るものである。
【0002】
従来のこの種の車両用灯具90における車体10への組付構造の例を示すもの が図3であり、車両用灯具90のハウジング91の背面側には車体10に当接す るように適宜数の取付ボス92が設けられ、この取付ボス92に対応して車体1 0側に設けられた取付孔11を利用して車体10の車室内側から螺着を行うもの とされている。
【0003】 このときに、前記車両用灯具90の側には先端にカプラー93aが取付けられ たハーネス93が設けられ、前記した取付を行う際にハーネス93を車体10に 設けられた開口部12から車室内側に挿入し、車室内側に敷設された配線20と 接続を行うことで電気的接続を行うものとされている。
【0004】
しかしながら、近来の自動車組立ラインにおいては前記車両用灯具90の組付 工程も産業ロボットによる自動組立に移行する傾向と成っているが、現状の産業 ロボットの技術水準では、特に前記開口部12には防水用グロメット13が取付 けられることもあってハーネス93の開口部12への自動挿入までは不可能であ り、この結果、ハーネス93の開口部12への挿入工程を、自動取付が行われた 後の手作業に頼らざるを得ないものとなり、自動化が行われたにも係わらず一層 に作業が煩雑化する問題点を生じ、この点の解決が課題とされるものとなってい た。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は前記した従来の課題を解決するための具体的手段として、車体に車両 用灯具を組付けるときの車両用灯具の組付構造において、前記車体と車両用灯具 とには夫々が嵌合するカプラーが直接に取付けられと共に、前記車両用灯具側に は複数のガイドボスが設けられ、車体側に設けられたガイド孔とで少なくとも前 記カプラーの嵌合ストロークの範囲は前記車体と車両用灯具との位置決めがなさ れることを特徴とする車両用灯具の組付構造を提供することで、電気的接続の工 程も自動化を可能として課題を解決するものである。
【0006】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて詳細に説明する。 図1に符号1で示すものは本考案に係る車両用灯具であり、この車両用灯具1 のハウジング2には背面側に取付ボス3が設けられ、車体10側に設けられた取 付孔11を介して螺着を行うことで車体10に取付けられる構造とされている点 は従来例のものと同様である。
【0007】 しかしながら、本考案により前記ハウジング2の背面には、例えば雄形状とし た灯具側カプラー4が直接に取付けられ、前記車体10側にも前記灯具側カプラ ー4に対応して雌形状とした車体側カプラー5が取付けられるものとなり、前記 車両用灯具1を車体10の所定の取付位置に設定したときには両カプラー4、5 は嵌合するものとされている。
【0008】 上記灯体側カプラー4に加えて本考案により前記ハウジング2の背面には、車 体10側に設けられるガイド孔12と嵌合する複数のガイドボス6が設けられる ものとされ、前記ガイドボス6は前記灯具側カプラー4に比較的に近接する位置 に、この灯具側カプラー4を取囲むようにして例えば四個所に設けられて、同様 にして車体側カプラー5の周縁に設けられたガイド孔12とで前記の灯具側カプ ラー4と車体側カプラー5との位置決めを行うものとされている。
【0009】 ここで、前記ガイドボス6について更に詳細に説明を行えば、このガイドボス 6は図2に示すように例えば円筒状とした位置決め部6aと、その位置決め部6 aの先端側に設けられる略円錐状としたガイド部6bとで構成されるものであり 、前記ガイド孔12とは前記位置決め部6aの部分で両者にそれ程のガタを生じ ない状態で摺動可能なものとされ、かつ、前記位置決め部6aの長さLは前記灯 具側カプラー4と車体側カプラー5とを挿着するときのストロークと同一若しく はそれ以上のものとされている。
【0010】 次いで、上記の構成とした本考案の車両用灯具1の作用、効果について説明を 行えば、ガイドボス6に位置決め部6aとガイド部6bとが設けられたことで、 前記灯具側カプラー4と車体側カプラー5とを挿着するときには、先ずガイド部 6bがガイド孔12の孔径の範囲内にあるように、車両用灯具1と車体10とを 凡そに位置合わせし、その後に車両用灯具1を車体10に近接させていくことで 前記灯具側カプラー4と車体側カプラー5とは自動的に位置合わせが行われ、両 カプラー4、5は嵌合されるものとなる。
【0011】 このときに、前記位置決め部6aの長さLを前記両カプラー4、5の挿着時の ストロークと同じ若しくはそれより長いものとしたことで、前記両カプラー4、 5の挿着時の、特に端子同士が係着する範囲においては直線運動が保証され、端 子などに無理な応力が加わるのを避け、係着後に接触不良などの事故を生ずるこ とを防止するものとなる。
【0012】 尚、上記の説明のように灯具側カプラー4と車体側カプラー5とが挿着された 後の車両用灯具1と車体10とは螺着などにより組付が行われるものとなるが、 この部分については従来例で説明したものと全くに同様であるので、ここでの詳 細な説明は省略する。
【0013】
以上に説明したように本考案により、車体と車両用灯具とには夫々が嵌合する カプラーが直接に取付けられと共に、前記車両用灯具側には複数のガイドボスが 設けられ、車体側に設けられたガイド孔とで少なくとも前記カプラーの嵌合スト ロークの範囲は前記車体と車両用灯具との位置決めがなされている車両用灯具の 組付構造としたことで、前記カプラーを車体と車両用灯具との双方に直接に取付 け、かつ車体と車両用灯具とを組付するときには前記ガイドボスとガイド孔とで 双方のカプラが正確に対峙するものとしたことで、例えば産業ロボットによる自 動組付時に電気的接続も同時に行えるものとして生産性の向上に優れた効果を奏 するものである。
【図1】 本考案に係る車両用灯具の組付構造の一実施
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図2】 同じ実施例の要部を略示的に示す断面図であ
る。
る。
【図3】 従来例を示す斜視図である。
1……車両用灯具 2……ハウジング 3……取付ボス 4……灯具側カプラー 5……車体側カプラー 6……ガイドボス 6a……位置決め部、6b……ガイド部 10……車体 11……取付孔 12……ガイド孔
Claims (1)
- 【請求項1】 車体に車両用灯具を組付けるときの車両
用灯具の組付構造において、前記車体と車両用灯具とに
は夫々が嵌合するカプラーが直接に取付けられと共に、
前記車両用灯具側には複数のガイドボスが設けられ、車
体側に設けられたガイド孔とで少なくとも前記カプラー
の嵌合ストロークの範囲は前記車体と車両用灯具との位
置決めがなされることを特徴とする車両用灯具の組付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8794291U JP2562393Y2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 車両用灯具の組付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8794291U JP2562393Y2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 車両用灯具の組付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0532115U true JPH0532115U (ja) | 1993-04-27 |
JP2562393Y2 JP2562393Y2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=13928954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8794291U Expired - Lifetime JP2562393Y2 (ja) | 1991-10-02 | 1991-10-02 | 車両用灯具の組付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2562393Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0993988A2 (en) * | 1998-10-15 | 2000-04-19 | Stanley Electric Co., Ltd. | Attachment means of automobile light to automobile body |
JP2008059862A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用灯具 |
-
1991
- 1991-10-02 JP JP8794291U patent/JP2562393Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0993988A2 (en) * | 1998-10-15 | 2000-04-19 | Stanley Electric Co., Ltd. | Attachment means of automobile light to automobile body |
EP0993988B1 (en) * | 1998-10-15 | 2008-07-02 | Stanley Electric Co., Ltd. | Attachment means of automobile light to automobile body |
JP2008059862A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用灯具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2562393Y2 (ja) | 1998-02-10 |
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