JPH05320580A - 親水性の層を形成するつや出し組成物およびスプレー除去つや出し方法 - Google Patents

親水性の層を形成するつや出し組成物およびスプレー除去つや出し方法

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JPH05320580A
JPH05320580A JP4226025A JP22602592A JPH05320580A JP H05320580 A JPH05320580 A JP H05320580A JP 4226025 A JP4226025 A JP 4226025A JP 22602592 A JP22602592 A JP 22602592A JP H05320580 A JPH05320580 A JP H05320580A
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polish composition
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polish
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JP4226025A
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David R Berlin
デイビッド、アール、バーリン
Bonnie A Rishel
ボニー、エー、リシェル
Richard L Wolstoncroft
リチャード、エル、ウォルストンクロフト
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09GPOLISHING COMPOSITIONS; SKI WAXES
    • C09G1/00Polishing compositions
    • C09G1/06Other polishing compositions
    • C09G1/08Other polishing compositions based on wax
    • C09G1/10Other polishing compositions based on wax based on mixtures of wax and natural or synthetic resin
    • C09G1/12Other polishing compositions based on wax based on mixtures of wax and natural or synthetic resin mixtures of wax and silicon-containing polycondensates

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  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 各成分が有効量で存在する多成分混合物から
なり、自動車の表面に塗布した時に、効果的な乾燥条件
下で該多成分混合物の成分の少なくとも一つを含む実質
的に乾燥した親水性フィルムを形成し、前記表面を水洗
することにより前記表面からその親水性フィルムを実質
的に除去する。 【効果】 アミノ官能性シリコーンおよびワツクス、お
よび所望によりジメチルシリコーンの相関的な有効量を
使用する点で先行技術と異なり、塗装表面に塗布した
後、親水性の乾燥フィルムを形成し、その表面を水で洗
浄することによりそのフィルムを除去することができ
る。アミノ官能性シリコーンおよびワツクスが塗装表面
に保持され、保護被覆が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は、まったく新しい考え方に基づく、乗用車、ト
ラック、オートバイまたはボートなどの塗装表面をつや
出しするためのつや出し組成物および方法に関する。
【0002】本発明は、塗装表面に塗布し、次いで形成
された乾燥フィルムを水で洗浄することにより使用する
つや出し組成物を提供する。このつや出し組成物は表面
に疎水性の保護層を与える。
【0003】発明の背景 塗装表面に光沢および保護被覆を与えるために使用する
つや出し組成物は良く知られている。米国特許第3,6
45,946号、第3,836,371号、第4,11
3,677号、第4,247,330号および第4,5
92,934号から分かる様に、多くのいわゆる「ワッ
クス」またはつや出し組成物が公知である。先行技術の
つや出し組成物は2つの異なった様式で使用されてい
る。塗装表面に対する最も一般的なつや出し組成物の使
用方法は、固体または液体のつや出し組成物を塗装表面
に塗布することである。次いでそのつや出し組成物を乾
燥させるが、それによって密着性のワックス含有フィル
ムが形成されるので、それをこすり取る必要がある。例
えば、米国特許第4,592,934号はその様なつや
出し組成物および塗布/除去方法を開示している。ある
いは、洗車設備で使用するための水に分散し得るつや出
し組成物が製造されているが、そこではつや出し組成物
の成分が水性スプレーで与えられる。例えば、米国特許
第3,645,946号はその様な水性つや出し組成物
を開示している。
【0004】米国特許第3,645,946号(ライマ
ン)は、シリコーン、陽イオン系界面活性剤および他の
原料を含むつや出し組成物を開示している。第4級アン
モニウムの陽イオン系界面活性剤を含むのは、表面に対
するシリコーンの密着性を促進するためであるといわれ
ている。
【0005】米国特許第3,836,371号(ココス
ツカ)は、特殊なヒドロキシル末端で閉塞したポリジメ
チルシロキサン、およびワックス、溶剤、界面活性剤、
増粘剤、研磨材、染料、香料、およびその他の、つや出
し組成物製造に一般的に使用されている原料からなるグ
ループから選択された少なくとも一種の原料を含むつや
出し組成物を記載している。
【0006】米国特許第3,847,622号(ブラン
ドルら)は、ワックス、オルガノポリシロキサンの混合
物、溶剤、アミン官能性シリコーン、陽イオン系界面活
性剤、香料および安定剤からなるつや出し組成物を開示
している。
【0007】米国特許第4,113,677号(スベダ
スら)は、アミノ官能性シリコーン、ジメチルシリコー
ン、ミクロクリスタリンワックス、酢酸、アルコールお
よび他の成分を含む熱水で塗布するつや出し組成物を記
載している。米国特許第4,113,677号のつや出
し組成物は、水性分散つや出し組成物、例えば商業的な
洗車設備用としてのみ使用される。塗装表面にすり込ん
で使用するペーストまたは液体のつや出し組成物はな
い。さらに、アミノ官能性シリコーンおよびミクロクリ
スタリンワックスの濃度は、実質的に水性のつや出し組
成物を使用する、すなわちつや出し組成物を大量の水中
でスプレーにより塗布する際に、乾燥フィルムは生じな
いので、有利な除去方法を与える様な相関関係にはな
い。
【0008】米国特許第4,354,871号(サット
ン)は、陽イオン系界面活性剤、溶剤、ポリジメチルシ
ロキサン、ワックス樹脂および非乾燥オイルからなる家
具用つや出し組成物を記載している。陽イオン系界面活
性剤は第4級アンモニウム化合物でよい。
【0009】上記の組成物および方法は何十年にも渡っ
て効果的に使用されているが、より簡単な家庭用つや出
し組成物およびつや出し組成物の塗布および除去方法が
なお必要とされている。この需要には幾つかの理由があ
る。第一に、従来のつや出し組成物は一般的にペースト
または液体として塗装表面に塗布し、乾燥したワックス
フィルムを面倒な研磨により除去しなければならない。
乾燥したワックスフィルムは亀裂、隙間および自動車表
面上の多くのインディカ(indica)中に止まる傾向があ
る。そのために使用者はその乾燥したフィルムを除去す
るために多大の時間と労力を費やすことになる。第二
に、従来のつや出し組成物は、塗装表面に粘着するのを
防止するために、乾燥させた後比較的すぐに除去しなけ
ればならないので、従来のつや出し組成物の使用者は、
そのつや出し組成物が除去し難くなるのを防ぐために絶
えず塗布および研磨することになる。第三に、水性スプ
レーとして塗布されたつや出し組成物では、使用者は、
「こすり」型のつや出し組成物により得られる様な清掃
および保護の感覚が得られない傾向がある。第四に、そ
の様な水性塗布組成物は、ワックス組成物の機能成分に
匹敵するかさ濃度を有していない傾向があり、濃度が低
く、塗装表面と接触している時間が短いために、その様
な機能成分の残留量がワックス組成物により与えられる
程多くない傾向があり、表面上のつや出し組成物をこす
ることにより得られる清掃作用が得られない。
【0010】本発明は、新規なつや出し組成物およびそ
の塗布および除去方法を提供する。本発明のつや出し組
成物およびつや出し方法は、アミノ官能性シリコーンお
よびワックス、および所望によりジメチルシリコーンの
相関的な有効量を使用する点で先行技術と異なってお
り、塗装表面に塗布した後、親水性の乾燥フィルムを形
成し、その表面を水で洗浄することによりそのフィルム
を除去することができるつや出し組成物を提供する。一
実施形態では、乾燥フィルムを水洗により除去した後、
アミノ官能性シリコーンおよびワックスが塗装表面上に
保持され、保護被覆が得られる。水洗した後、洗浄水に
含まれている鉱物により引き起こされることがある水の
しみを防止するために、所望により塗装表面を乾燥させ
ることができる。
【0011】発明の概要 本発明は、先行技術でこれまで知られているつや出し組
成物およびつや出し方法とまったく異なっている。本発
明は、乾燥させることにより「スプレー除去(spray-aw
ay) 」性乾燥フィルムを与えるこすり型のペーストまた
は液体多成分つや出し組成物を初めて提供する。ここで
使用する「スプレー除去」の用語は、表面から親水性乾
燥フィルムを水洗することを意味する。これまで、塗布
後に乾燥フィルムを形成するつや出し組成物は乾燥した
布で強くこすることにより除去された。本発明は、表
面、好ましくは自動車またはトラックの塗装表面に塗布
した後、乾燥した、好ましくはワックスを含む親水性の
フィルムを与え、実質的に疎水性表面が得られるまで水
で洗い流すことによりその乾燥フィルムを実質的に除去
できる様につや出し組成物の成分の有効量を相関させる
ことにより、こする必要性をなくしている。
【0012】本発明は、一つの態様において、相関的有
効量のワックス成分およびアミノ官能性シリコーン、お
よび所望によりジメチルシリコーン成分を有する、塗装
表面用の多成分つや出し組成物に関する。別の態様にお
いては、水で洗浄することにより容易に除去できるスプ
レー除去性の親水性乾燥フィルムの形成を促進するため
に段階的除去剤(phase-out agent) を使用する。上記の
成分は相関的な有効量で存在し、即ち、ワックスおよび
アミノ官能性シリコーンの塗装表面に対する親和力は、
表面を水洗することにより乾燥したワックス含有フィル
ムが実質的に除去される、すなわち簡単に「スプレー除
去される」程度である。
【0013】発明の具体的な説明 本発明は、新規な多成分つや出し組成物およびつや出し
方法における新規な概念を提供する。本発明は、乾燥さ
せることにより「スプレー除去」性乾燥フィルムを与え
る独特のこすり型ペーストまたは液体つや出し組成物を
提供する。ここで使用する「スプレー除去」の用語は、
表面から親水性乾燥フィルムを、好ましくは塗装表面か
らワックス含有親水性フィルムを水洗することを意味す
る。これまでは、塗布後に乾燥フィルムを形成するつや
出し組成物は、乾燥した布を使用する困難で時間のかか
る研磨により除去している。本発明は、表面に塗布し、
効果的な乾燥条件下で乾燥させた後、乾燥した親水性の
フィルムを与え、実質的に疎水性の塗装表面が得られる
まで水で洗い流すことによりその親水性乾燥フィルムを
除去できる様にするために、多成分つや出し組成物の成
分の有効量を相関させることにより、面倒な研磨を行う
必要性をなくしている。表面の疎水性は、塗装表面の水
滴形成特性を観察することにより、容易に確認できる。
さらに、本発明の組成物の各種成分の独特な濃度プロフ
ァイルにより、揮発性有機化合物(VOC)の少ない組
成物が得られる。VOCは、一般的に1気圧、20℃で
蒸気圧が約0.1mmHg未満であるか、あるいは、蒸気圧
が分からない場合は、炭素原子数が12個以下の有機化
合物として特徴付けられる。代表的な市販のつや出し組
成物が通常15〜約75%のVOCを含むのに対して、
本発明のつや出し組成物は、一般的に、VOCが10重
量%未満、好ましくは約7重量%未満であるのが特徴で
ある。VOCの低減は、つや出し組成物の使用者、およ
び日用品から放出されるVOCを減少させるための現在
の環境上の努力の両方にとって有益である。さらに、本
発明のつや出し組成物は、他の市販のつや出し組成物に
見られるよりもpHが低く、一般的に最終pHが約3.5〜
約7.0、好ましくは約4.0〜約5.0である。
【0014】本発明は一般的に、表面処理により環境的
要素に対してより耐性の高い表面、例えば水に対する抵
抗の高い表面を得るための、つや出し組成物に関する。
このつや出し組成物は、各成分の有効量を有する多成分
混合物からなり、そのつや出し組成物を表面に塗布し、
効果的な乾燥条件下で乾燥させた時に、親水性で、該多
成分混合物の少なくとも一つの成分を含むフィルムが形
成されるが、そのフィルムはその表面を水洗することに
よりその表面から実質的に除去できる。水洗により除去
すべき親水性フィルムの実際の組成は、多成分つや出し
組成物の少なくとも一つの成分を含む。例えば、つや出
し組成物がワックス含有つや出し組成物である場合、有
効量のワックス成分の少なくとも一部が乾燥フィルム中
に存在し、そのフィルムは水洗によりその表面から実質
的に除去されるが、ワックス成分の一部はその多成分つ
や出し組成物の他の成分と共に表面上に保持され、その
表面上に保護層を与える。
【0015】一つの態様においては、本発明の新規なつ
や出し組成物およびつや出し方法は、相関的な有効量の
アミノ官能性シリコーンおよびワックス成分、および所
望によりジメチルシリコーンを含む多成分つや出し組成
物により得られる。別の態様においては、塗装表面につ
や出し組成物を塗布した後、親水性の、乾燥したワック
ス含有フィルムを形成し易くするための段階的除去剤を
使用する。
【0016】本発明のつや出し組成物中の各種成分の有
効濃度を相関させることにより、新規な「使いやすい」
つや出し組成物が得られることが分かった。その上、こ
のつや出し組成物は、乾燥フィルムを水洗により除去し
た後、光沢のある外観を与え、塗装表面に保護被覆を与
える。
【0017】もう一つの態様においては、アミノ官能性
シリコーンおよびワックス成分、および所望によりジメ
チルシリコーン成分を「スプレー除去」性のつや出し組
成物を得る様に相関した有効量で使用する。この方法に
より、先行技術のつや出し組成物に対して幾つかの利点
が得られる。第一に、つや出し組成物を自動車に塗布す
る時、フード、ドア、その他の突き合わせになった自動
車部品のために形成される隙間の中に幾らかのつや出し
組成物を塗布することになる。第二に、塗布したつや出
し組成物の乾燥により形成される乾燥つや出し組成物の
フィルムは、布で擦ることにより除去される。塗布、乾
燥されたワックス含有フィルムは、自動車の塗装表面か
ら十分に擦り取らないと、自動車表面の隙間に残る傾向
がある。本発明は、乾燥フィルムを水洗することにより
塗装表面から実質的に除去され、実質的に疎水性の塗装
表面が得られる、「スプレー除去」性の親水性のワック
ス含有フィルムを与えるつや出し組成物により、上記の
残留乾燥ワックスの問題を解決する。その上、迅速に塗
布および除去することができるので、塗布および除去に
かかる時間が著しく短縮される。さらに、ペーストまた
は液体として塗布する場合、このつや出し組成物にはつ
や出しする表面を清掃する作用もある。
【0018】本発明のつや出し組成物中の重要成分の有
効量を相関させることにより、新規なスプレー除去性つ
や出し組成物を形成できることが分かった。このつや出
し組成物は、すべて活性成分の重量%で表して、約0.
05〜約10.0重量%、好ましくは約0.2〜約7.
5重量%の段階的除去剤(好ましくは陽イオン系界面活
性剤)、約0.05〜約2.5重量%、好ましくは約
0.2〜約2.0重量%のアミノ官能性シリコーン、お
よび約0.5〜約4.0重量%、好ましくは約0.5〜
約3.0重量%のワックスからなるのが好ましい。ジメ
チルシリコーンも約0.1〜約7.5重量%の有効量で
使用できる。上記の重量%は活性成分の重量%として与
えられるが、他の不活性成分、例えば水の様なキャリヤ
ー液体を加えることができる。上記の有効量を相関させ
て本発明のスプレー除去性特徴を得ることが重要であ
り、それによって表面につや出し組成物を塗布した後、
効果的な乾燥条件下で実質的に親水性の乾燥フィルムが
形成される。この乾燥フィルムは実質的に親水性であ
り、水洗により表面から実質的に除去され、水洗後には
疎水性で耐水性の表面が残る。
【0019】ここで効果的なアミノ官能性シリコーン
(「アミノ官能性ポリシロキサン」および「アミン−官
能性シリコーン」とも称する)は、ダウ コーニング5
31、ダウ コーニング536およびGE SF170
6である。ダウ コーニング531アミノ官能性シリコ
ーン重合体は、本来極性で、塗装した自動車表面に強く
接着するポリジメチルシロキサンである。アミノ官能性
シリコーンは、耐洗剤性が優れ、高い耐腐食性を与え、
深い光沢を与え、ほとんどの脂肪族炭化水素に可溶であ
る。ダウ コーニング531アミノ官能性シリコーン
は、実質的に無色であり、粘度が77°F(25℃)で
150センチストークス、屈折率が77°F(25℃)
で1.410、比重が77°F(25℃)で0.86
0、および引火点、オープンカップ、が95°Fであ
る。このアミノ官能性シリコーンは、そのアミノ官能性
シリコーン用の増量剤としてジアルキルシロキサンも使
用するか否かにより、活性成分に対して約0.05重量
部〜約2.5重量部の量で存在できる。約0.2重量部
未満を使用する場合、つや出し組成物は必要な耐性およ
び耐洗剤性がなくなり、約2重量部を超えると水洗によ
り実質的に除去されない乾燥フィルムが形成される。ダ
ウ コーニング536は、ダウ コーニング531と類
似のアミノ官能性ポリジメチルシロキサンである。ダウ
コーニング536は、明るい麦わら色を有し、粘度が
77°F(25℃)で35センチストークス、屈折率が
77°F(25℃)で1.408、比重が77°F(2
5℃)で0.95、および引火点、オープンカップ、が
95°Fである。アミノ官能性ダウ コーニング536
樹脂は、活性成分に対して約0.05重量部〜約2.5
重量部の量で存在でき、約0.05未満では耐洗剤性お
よび耐性を与えるには不十分である。約2.5重量部を
超えると、アミノ官能性シリコーンが多すぎて、本発明
の水洗により除去される乾燥フィルムの形成が阻止され
るので、本発明のフィルム形成特徴に悪影響を与える。
GEシリコーンから市販されているGE SF1706
は、ダウ コーニング531およびダウ コーニング5
36と類似のアミノ官能性シロキサンであり、透明色を
有し、粘度が25℃で30センチストークス、屈折率が
約1.04、比重が77°F(25℃)で0.98、お
よび引火点、オープンカップ、が165°Fであるアミ
ノエチルアミノプロピルポリシロキサンとして特徴付け
られる。アミノ官能性シリコーンGE SF1706
は、上記と同じ方法で、および同じ効果の理由から、約
0.05〜約2.5重量部の活性成分量で使用できる。
他のアミノ官能性シリコーンとしては、ワッカー シリ
コーン コーポレーションから市販されているF−75
6がある。F−756アミノ官能性シリコーンは実質的
に透明で、粘度が25℃で20センチストークス、比重
が0.978、引火点(ペンスキーマルテンス)が12
0°Fであり、活性成分100%を含む。英国のインタ
ーナショナル ケミカル社もアミノ官能性シリコーンを
ICI−M466の商品名で販売している。ここで使用
するアミノ官能性シリコーンは一般的に粘度が25℃で
約15〜約200センチストークスである。
【0020】本発明におけるワックス成分は、炭化水素
ワックスまたは酸化されたミクロクリスタリン炭化水素
ワックス、またはワックスのエマルションでよく、ペト
ロナウバ、カルナウバ、パラフィン、ドゥロキソン、ワ
ックスSおよびワックスEの様な良く知られたワックス
を含むが、これらに限定するものではない。ワックスS
およびワックスEは、ヘキスト セラニーズ コーポレ
ーション、サマービル、N.J.から市販されている。
コンコルド ケミカル社から市販の共ワックス(co-wa
x) エマルションは、この目的に効果的であり、天然
(例えばカルナウバ)および合成ワックスの混合物であ
り、さらに比重が1.04(25℃)で、半透明の明褐
色を有し、pH約8.6で固型分が約12重量%である。
ワックス成分は、活性成分として0.5〜約4.0重量
%の量で存在するのが好ましく、つや出し組成物を塗装
表面に塗布し、効果的な乾燥条件下で乾燥させた時にス
プレー除去性の親水性乾燥フィルムが形成される様に、
実際の有効量をアミノ官能性シリコーンの量に相関させ
る。
【0021】アミノ官能性シリコーンおよびワックス成
分に加えて、本発明では、塗装表面に対するアミノ官能
性シリコーンの親和力を改良し、スプレー除去性乾燥フ
ィルムの形成を改良するための段階的除去剤を使用する
のが有利である。段階的除去剤は、好ましくはジココジ
メチルアンモニウムクロリドを含む陽イオン系洗剤の様
な陽イオン系界面活性剤である。その様な陽イオン系洗
剤の代表例は、アークァド2C−75およびバリクァト
K−300である。両者共約75重量%のジココアルキ
ルジメチルアンモニウムクロリドを含み、琥珀色の液体
で、比重が約0.885(25℃)である。この目的に
は、約55重量%のアルキルジメチルベンジルアンモニ
ウムクロリドを含み、琥珀色を有し、pHが5〜7で、密
度が21℃で約0.95g/mlであるアルカサン 7LU
Fも使用できる。ここで使用できる段階的除去剤は、第
4級アンモニウム塩、第4級脂肪酸アミド、第4級イミ
デアゾリン、等の界面活性剤を含む。段階的除去剤は、
スプレー除去性の乾燥フィルムを形成するのに効果的な
量で使用することができ、アークァド2C−75の様な
第4級アンモニウム塩の場合は、活性成分について約
0.05〜約10.0重量%、好ましくは約0.2〜約
7.5重量%の有効量で存在できる。乾燥したワックス
含有フィルムを水洗して除去した後、光沢のある疎水性
層を有する塗装表面を与えるために、段階的除去剤の有
効量をアミノ官能性シリコーンおよびワックス成分の有
効量と相関させる。
【0022】必須成分(アミノ官能性ポリシロキサンお
よびワックス成分)に加えて、つや出し組成物を塗装表
面に塗布し易くし、つや出し組成物を塗布する際に塗装
表面を清掃するための他の成分を含むのが有利である。
つや出し組成物に陽イオン系界面活性剤、有機溶剤およ
び有機酸を配合するのが、このつや出し組成物の塗布お
よび除去特性を改善するのに有利であることが分かっ
た。そこで、つや出し組成物は、溶剤(例えばアルコー
ル、2−ブトキシエタノール、ミネラルスピリット、
等)、パラフィン、パラフィンオイルまたは他のオイル
(例えば鉱物油、有機性油、等)、有機酸および鉱酸
(例えば氷酢酸、塩酸、等)、増粘剤(例えば酸増粘
剤、ベントンLT[ヘクトライト製品]、クアーガム、
等)、清掃用研磨材(ベントンLT、シリカ、ゼオライ
ト、等)、染料、香料および他の公知のつや出し組成物
の成分をも含むことができるが、その様な追加の成分を
使用することにより、本発明により得られる有利なスプ
レー除去性フィルムが損なわれてはならない。
【0023】ジアルキルシリコーンを所望により使用す
ることができ、好ましくはアミノ官能性シリコーンのた
めの増量剤として使用し、77°F(25℃)における
粘度が約5〜20,000センチストークスであるのが
好ましい。ジアルキルシリコーンは、光沢を与えると共
につや出し組成物に耐洗剤性をも付与するジメチルシリ
コーン液体が好ましい。ジメチルシリコーン液体は、0
〜約7.5重量部の量で存在できる。その様なジアルキ
ルシリコーンを使用すると、処理した塗装表面の光沢お
よび外観の一様性が改良される。
【0024】本発明は、表面、例えば塗装表面に保護被
覆を与えるための、塗装表面をつや出しするための方法
にも関する。代表的な塗装表面は、自動車、トラック、
ボート、飛行機、オートバイ、等に一般的に使用される
塗装表面である。この方法では、該塗装表面に、多成分
混合物からなるつや出し組成物を塗布するが、このつや
出し組成物は、塗装表面に塗布した時、効果的な乾燥条
件下で実質的に親水性の乾燥フィルムを形成し、そのフ
ィルムがその塗装表面の水洗により塗装表面から実質的
に除去され、それによって疎水性の塗装表面が残る。こ
のつや出し組成物は、効果的な乾燥条件下で乾燥し、親
水性のフィルムを形成することができる。布で擦ると、
つや出し組成物が粘着するので、この親水性フィルムは
布で擦っても容易に除去されないことが分かっている。
この親水性フィルムは、塗装表面を水洗することにより
実質的に除去され、それによって塗装表面が該多成分混
合物の少なくとも一つの成分をその上に保持する。
【0025】一つの態様では、本発明のつや出し組成物
は大体下記の成分の組成範囲からなる。
【0026】 重量%(活性成分として) 陽イオン系界面活性剤 0.05〜10.0 ジアルキルシリコーン 0.0 〜 7.5 アミノ官能性シリコーン 0.05〜 2.5 パラフィンおよび/またはパラフィンオイル 0.0 〜15.0 溶剤 2.0 〜10.0 増粘剤 0.0 〜 5.0 香料および/または染料 十分に 酸 0.05〜 1.5 非イオン系または他の界面活性剤 0.0 〜10.0 ワックス 0.5 〜 4.0 水 35〜98 別の態様では、本発明のつや出し組成物は下記の組成を
有する。
【0027】 重量% 脱イオン水 72.63 水酸化アンモニウム(0.28重量%のアンモニア) 0.25 ベントンLT(ヘクトライト) 1.25 氷酢酸 0.20 陽イオン系界面活性剤 6.70 イソプロパノール 0.32 2−ブトキシエタノール 3.00 ジメチルシリコーン 4.50 共ワックスエマルション 10.00 アミノ官能性シリコーン 1.00 香料 0.15 本発明のつや出し組成物は、塗装表面に塗布し、効果的
な乾燥条件下で乾燥させて実質的に乾燥したフィルムを
形成し、次いでその実質的に乾燥したフィルムをその塗
装表面から洗い流す。つや出し組成物は好ましくはペー
ストまたは液体として表面をこすることにより塗布する
が、その際に清掃作用が得られる。つや出し組成物が乾
燥する効果的な乾燥条件は良く知られており、一般的に
約50°F〜約90°Fで、相対湿度が約20%〜80
%である。水洗した塗装表面は好ましくは乾燥した綿布
またはシャモアで乾燥させ、乾燥の際に水のしみを形成
することがある水滴を除去する。
【0028】実施例1 下記の量の成分を使用して本発明のつや出し組成物(つ
や出し組成物A)を製造した。
【0029】 成 分 重量% 脱イオン水 70.95 水酸化アンモニウム(水性)5 0.25 ベントンLT 1.25 氷酢酸 0.20 アークアド 2C−75 6.70 イソプロパノール 2.00 2−ブトキシエタノール 3.00 ジメチルシリコーン(350cs)1 4.50 共ワックスエマルション3 10.00 アミノ官能性シリコーン2 1.00 香料4 0.15 100.00 1 ジメチルポリシロキサン、ユニオン カーバイド
ケミカルス アンド プラスチックスからシリコーン
フルードL−45の品名で市販されている。 2 アミノ官能性シリコーンGE SF1706 3 共ワックス(co-wax) エマルション、コンコルド
ケミカル社製、固型分12重量%。 4 香油、黄色、ハッカの香りを有する。 5 0.28重量%のアンモニア。
【0030】つや出し組成物Aは下記の様にして製造し
た。攪拌装置を備えたステンレス鋼製の容器に60°F
の脱イオン水を入れ、希釈水酸化アンモニウムを加えて
pHを8.5以上に調整した。この混合物を攪拌しながら
ベントンLTを徐々に加え、水とベントンLTの混合物
を増粘させた。残りの成分を下記の順序で加えた。 1. 氷酢酸 2. アークアド 2C−75 3. イソプロパノール 4. 2−ブトキシエタノール 5. ジメチルシリコーン 6. 共ワックスエマルション 7. アミノ官能性シリコーン 8. 芳香油 得られた混合物を2時間攪拌し、濾過して浮遊物を除去
した。pH値は4.5であった。
【0031】本発明の第二のつや出し組成物(つや出し
組成物B)を、アミノ官能性シリコーンを1.5重量%
に増加し、脱イオン水を0.5重量%減少させ、つや出
し組成物Aの製法に準じて製造した。pH値は5.0であ
った。
【0032】つや出し組成物Aおよびつや出し組成物B
はそれぞれ約7重量%未満のVOCを含んでいた。
【0033】実施例2 実施例1で製造した製品(つや出し組成物Aおよびつや
出し組成物B)を2種類の市販のつや出し組成物タート
ル ワックス ハード シェル カー ペースト ワッ
クスおよびシモニズ スーパー ブルー リキッドと、
塗布し易さ、水滴保持程度、光沢および塗布時間につい
て比較した。タートル ワックス ハード シェル カ
ー ワックス(タートル ワックス ペースト)および
シモニズスーパー ブルー リキッドは自動車ワックス
製品の分野を代表する製品と見なされている。比較評価
は、コネチカット州で7月に6台の自動車に対して行っ
た。データは、比較評価の開始時、2週間後、および4
週間後に集めた。
【0034】各自動車に対して4つの区域(ブロック)
を選択し、各選択区域において4つの区域で、1区域を
比較用に使用し、各つや出し組成物製品を使用して試験
し、各つや出し組成物製品を評価した。設計全体は、釣
り合わせた不完全ブロック設計と呼ばれ、「エクスペリ
メンタル デザイン」、W.C.コクランおよびG.
M.コックス、第2版に記載されている。評価するつや
出し組成物および対照区域は各試験区域に無作為に割り
当て、どのつや出し組成物または対照区域も、各自動車
の4つの試験区域のそれぞれに2回以上現れず、どのつ
や出し組成物も試験自動車に4回以上現れない様にし
た。対照区域は各ブロックに現れる、すなわち1台の自
動車に4回現れる様にした。この試験配置により、各つ
や出し組成物は各自動車上で3つの異なった区域で試験
され、各つや出し組成物は合計18試験区域で試験され
ることになる。経験的に、日光、雨および大気中の降下
物に対する露出により、水平表面がより厳しい影響を受
けることが分かっているので、評価は主として自動車の
水平表面に対して行った。さらに、光沢および水滴形成
は、通常自動車の水平表面の観察により測定されてい
る。
【0035】比較評価に使用する自動車は、各種のメー
カー、年式、色、および塗装状態を表す様に選定した。
評価には、クリヤコートおよび非クリヤコート塗料を含
めた。1985〜1991年型の供試自動車を下記の表
Iに示す。
【0036】 表 I 供試自動車 初期仕上げ 走行距離 車種 年型/色 塗料の型 条件 計の読み ポンティアック グランプリ 1991/暗青色 クリヤコート つや消し 16,444 ダッジ 600 1985/黒色 非クリヤコート つや消し 56,428 フォード トーラス 1991/暗赤色 クリヤコート つや消し 1,087 フォード トーラス 1991/ネイビー クリヤコート つや消し 2,025 ブルー VW ジェッタ 1988/茶色 クリヤコート つや消し 104,457 ポンティアック グランプリ 1991/黒色 クリヤコート つや消し 16,221供試つや出し組成物の塗布方法 つや出し組成物を塗布する直前に、各供試自動車を、フ
ァースト ブランズコーポレーション、ダンベリー、C
Tから市販されているシモニズ スーパーブルー カー
ウォッシュで、ラベルの指示にしたがい、洗車用に設
計されたブタの剛毛製ブラシを使用して手作業で洗浄し
た。自動車のつや出しした塗装表面には暑い夏の条件が
有害であることが分かっているので、試験はコネチカッ
ト州ダンベリーで、暑い夏の条件下で行った。清浄な水
ですすいだ後、各供試自動車は100%の綿タオルで手
作業により乾燥させた。続く各評価の直前に、供試自動
車を同様に洗浄し、乾燥させた。
【0037】供試つや出し組成物は、部分的に釣り合わ
せた不完全ブロックデザインを使用した配列において、
自動車に塗布した。つや出し組成物Aおよびつや出し組
成物Bは水洗により除去するので、まず塗布し、乾燥さ
せ(乾燥したワックス含有フィルムが形成される)、水
洗により除去した。次いで表面を乾燥させた。その他の
ペーストおよび液体つや出し製品は、ラベルの指示にし
たがって塗布し、研磨により除去した。供試つや出し組
成物は、観察者が1回に4ブロックの中の1つの、2つ
の未確認供試つや出し区域だけを比較する様に配置して
ある。すなわち、各自動車は、3つの組の4回の処理に
対する釣り合わせたデザインの1つである。供試自動車
上のパターンは、正方形配置における4つの品目の、3
つの順列として選択し、自動車の前部は無作為に選択し
た。採点は、試験区域を並べて比較することにより行っ
た。この評価方式により、各つや出し組成物をつや出し
した区域と直接、およびつや出ししていない対照区域と
直接または間接的に比較することができる。タートル
ワックス ペーストおよびシモニズ スーパー ブルー
リキッドつや出し組成物は、それらの容器上に印刷し
てある指示にしたがって自動車に塗布した。2つの市販
つや出し組成物は白く曇るまで乾燥させ、次いで清浄な
柔らかい布を使用して一様な光沢になるまで研磨した。
布は粘着を防ぐために頻繁に裏返した。採点方式 自動車のつや出し保護フィルムは、主として風化による
磨滅のために破壊される。これは自動車の通常の使用で
見られる、光沢および水滴形成の低下により確認され
る。したがって、自動車上のつや出し剤の寿命は、つや
出し区域とつや出ししていない区域を比較することによ
り決定できる。つや出し区域の光沢および水滴形成が対
照区域と明らかに違わなくなった時、つや出し剤の寿命
は尽きたことになる。高光沢は、表面がつや消し状態と
反対に非常に反射性(鏡状)である状態である。自動車
用つや出し剤から得られる高光沢は、色の増強を伴う場
合が多い。水滴形成は、自動車塗装表面の疎水性と相関
する。つや出ししたばかりの表面の様な疎水性表面上の
水滴は大きい接触角を示し、水滴は小さく、一様で、球
状になる。風化によりつや出し剤フィルムが破壊される
と、フィルムの水滴形成特性が低下する。水滴形成特性
が低下すると、自動車表面は疎水性が低下し、水滴の外
観はより大きく、平らになり、最終的に水滴は「シー
ト」状に、つまり真っ平らになる。
【0038】3人の観察者が、指示事柄を記載した評価
用紙を使用し、すべての自動車のすべての区域を評価し
た。この評価用紙により、観察者は各試験区域を厳密な
目視検査により評価し、その区域を隣の区域と比較する
ことができる。それらの区域が等しければ、その様に評
価する。ある区域が隣の区域よりも良好であると認めら
れれば、そのより良好な区域に評価1をつける。これら
の区域が著しく異なっていれば、その「はるかに良好」
な区域に評価2をつける。最初に光沢を評価した。次い
で、自動車に散水して雨の代わりとし、水滴形成特性を
評価した。各評価作業に3人の観察者を使用した。これ
らの観察者には、どの区域が対照区域で、どの区域が供
試つや出し剤でつや出ししたかは知らせなかった。ま
た、これらの観察者には供試つや出し剤の配置も知らせ
なかった。各検査期間の最後にこれらの観察者のデータ
を集めた。このデータを解析することにより、つや出し
剤を対照と、あるいは相互に比較することができる。
【0039】各評価期間で、6台の自動車に塗布したつ
や出し剤を下記の様に他のつや出し剤または対照区域と
比較して採点した。
【0040】 この試験で得たデータを解析して差を決定した。
【0041】前に説明した様に、一つのブロックは3種
類のつや出し剤のための試験区域および対照用のつや出
ししていない区域を含む。各ブロックを評価した後、ブ
ロック中の各つや出し剤に得点を与えた。両性能試験で
「生の」得点を記録した。この得点が、個々のつや出し
剤が対照区域と比較してどの様に異なっているかを示し
ている。2種類のつや出し剤が対照区域と隣接してい
る。これらの2種類のつや出し剤に対する得点は、記録
した生の得点から直接採った。対照区域と対角の位置に
ある第三のつや出し剤は代数学的に採点した。これは、
4つの得点すべてを加算し、その合計を2で割ることに
より求められる。0〜2の評価方式を使用することによ
り、得点は−4〜+4の範囲になる。例えばつや出しし
た区域が対照区域よりもはるかに悪い場合、そのつや出
しした区域は−2の得点を得る。この試験結果は、本発
明の供試つや出し剤区域が4週間の試験期間を通して、
光沢および水滴形成に関して対照区域と同等またはより
優れていることを示す。各期間および各特性、すなわち
光沢または水滴形成に関する、清掃しただけの対照区域
と比較した各つや出しした区域に対する評価者のデータ
を統計的解析の一部として平均した。個々の試験区域
で、最高4の採点が可能であり、個々の試験区域評価の
範囲で最低−4の採点が可能である。これに関して、こ
の試験において可能な最高の合計評価者採点の平均は
2.7である。これは、評価者がある試験区域の、他の
試験区域に対する優位性を2度まで示すことを求められ
ているためである。平均評価者採点は、評価者採点を代
数学的に合計し、その合計を特性当たりの期間毎の観察
回数で割ることにより求められる。経験から、0.5を
超える、清掃しただけの対照区域と比較したつや出し区
域に対する平均評価者採点は、比較するつや出し剤間
の、またはつや出し区域と清掃しただけの対照区域との
間の妥当な差を示す。0.5未満の採点は、差または利
点がほとんどないことを示している。したがって、0.
5未満の採点は、つや出し剤が明らかに風化したことを
示している。その様なつや出しした区域は、非常に厳密
な観察によってのみ清掃しただけの対照区域と見分ける
ことができ、そのつや出し剤の使用者にとって利益には
なり得ない。
【0042】本発明のつや出し組成物に対する平均評価
者初期光沢採点は、市販のワックスよりも優れており、
2週間の試験期間後は、4種類のつや出し組成物は同等
の光沢を有していた。アミノ官能性シリコーン含有量の
多い組成物(つや出し剤A)に対する平均評価者光沢採
点は試験期間を通して高い光沢を維持していた。したが
って、上記の試験結果から、各つや出し組成物に対する
実際の平均評価者光沢採点を下記の表IIに示すことがで
きる。
【0043】 表 II 清掃したペイント(清掃しただけの対照区域) と比較した平均評価者光沢採点 つや出し剤 つや出し剤 タートルワックス シモニズワックス 試験期間 (ペースト) (液体) 初期 1.12 1.27 0.77 1.09 2週間 0.19 0.46 0.55 0.24 4週間 0.07 0.18 0.19 0.10 本発明のつや出し剤およびタートルワックスペーストお
よびシモニズワックス液体つや出し製品についての平均
評価者水滴形成採点を表III に示す。
【0044】 表 III 対照区域と比較した平均評価者水滴形成採点 つや出し剤 つや出し剤 タートルワックス シモニズワックス 試験期間 (ペースト) (液体) 2週間 1.22 1.73 1.13 0.76 4週間 0.54 0.85 0.27 0.01 表III から、つや出し組成物Aおよびつや出し組成物B
に関する平均評価者水滴形成採点は、4週間の試験期間
を通して、市販のつや出し剤に関して報告された値より
も十分に優れていることが分かる。対照的に、表III か
ら、タートルワックスペーストの平均評価者水滴形成採
点は、4週間の試験期間後につや出し剤Aの50%、つ
や出し剤Bの32%となっているのが分かる。したがっ
て、上記の試験結果から、本発明のつや出し組成物は4
週間を超える有効な水滴形成寿命を有し、4週間の時点
で2種類の市販つや出し剤よりも優れた水滴形成特性を
有していると結論付けることができる。
【0045】実施例3 この実施例では、実施例1のつや出し剤Aを使用し、実
施例2の市販のタートルワックスペースト製品、そして
市販のNuフィニッシュ液体つや出し剤を使用し、各つ
や出し組成物を塗布および除去するのに必要な合計時間
を測定した。各つや出し組成物を無作為に大型および小
型自動車に適用してつや出しした。自動車 つや出し組成物 1991赤色フォードトーラス Nuフィニッシュ 1991白色フォードトーラス タートルワックス 1991銀色フォードトーラス つや出し剤A 1986白色ホンダシビック タートルワックス 1990白色サーブターボ900 Nuフィニッシュ 1990白色ホンダSi つや出し組成物A 各自動車は、上記の実施例IIに記載する方法で洗浄し
た。各自動車をつや出しし、つや出し剤の塗布に要する
時間を記録した。次いで、このつや出し剤を乾燥させ
た。乾燥時間は記録しなかったが、各供試つや出し剤に
ついて同等であることが観察された。次いで、乾燥フィ
ルムを100%綿布で研磨することにより除去し(ター
トルワックスペーストおよびNuフィニッシュ液体)、
あるいは水道水ですすぐ(つや出し剤A)ことにより除
去し、続いて100%綿布で自動車を乾燥させた。各自
動車について乾燥フィルムを除去する時間を記録した。
下記の結果が得られた(単位:分)。
【0046】 塗布 除去 合計 動車 つや出し組成物 時間1 時間1 時間1 1991赤色フォードトーラス Nuフィニッシュ 25 19 44 1991白色フォードトーラス タートルワックス 21 19 40 1991銀色フォードトーラス つや出し剤A 11 8 19 1986白色ホンダシビック タートルワックス 19 17 36 1990白色サーブターボ900 Nuフィニッシュ 16 16 321990白色ホンダSi つや出し組成物A 8 6 14 1:時間は全て分である 上記の、2種類の市販つや出し剤と比較したつや出し剤
Aの塗布および除去時間の著しい差は、本発明のスプレ
ー除去特徴の結果である。つや出し剤を自動車に塗布す
る際、乾燥したワックスを研磨によって除去するのは困
難な飾り、隙間、裂け目を注意深く避ける必要はない。
つや出し剤Aにより形成された乾燥フィルムは自動車を
水洗し、次いで乾燥させることにより除去するので、つ
や出し剤Aを塗布する者はその様な区域を避けることを
考える必要がない。したがって、つや出し剤をより迅速
に、心配なく塗布することができる。このスプレー除去
性は、研磨を必要としないので、つや出し剤Aにより形
成された乾燥フィルムの除去にも有利である。つや出し
剤Aが乾燥した後に形成される乾燥フィルムは、屋外の
水道水ですすぐことにより簡単に除去される。次いで、
水のしみ(一般的に水中に見られる鉱物による)を避け
るために、表面から水を乾燥させるのが好ましい。これ
らの利点の結果、自動車をつや出しする合計時間が50
%以上も短縮される。
【0047】つや出し剤Cは、実施例1のつや出し剤A
に関して記載した方法に準じて、ただし0.32重量%
のイソプロパノールおよび72.63重量%水を使用し
て製造した。つや出し剤Cは5.3重量%のVOCを含
んでいた。この実施例3でつや出し剤Aに関して記載し
た塗布/除去方法に準じ、つや出し剤Cをつや出し剤A
と比較したが、つや出し剤Aと実質的に同じ塗布および
除去時間を必要とすることが分かった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ボニー、エー、リシェル アメリカ合衆国ニューヨーク州、ヨークタ ウン、ハイツ、ハノーバー、ストリート、 ボックス、26エー (72)発明者 リチャード、エル、ウォルストンクロフト アメリカ合衆国ニューヨーク州、マウン ト、キスコ、レッド、オーク、レーン、11

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各成分が有効量で存在する多成分混合物か
    らなり、自動車の表面に塗布した時に、効果的な乾燥条
    件下で該多成分混合物の成分の少なくとも一つを含む実
    質的に乾燥した親水性フィルムを形成し、前記表面を水
    洗することにより前記表面からその親水性フィルムを実
    質的に除去することができることを特徴とする、自動車
    表面用つや出し組成物。
  2. 【請求項2】前記組成物が、少なくとも一種のワックス
    成分および少なくとも一種のアミノ官能性シリコーンを
    含むワックス含有つや出し組成物であり、前記表面が塗
    装表面であることを特徴とする、請求項1に記載のつや
    出し組成物。
  3. 【請求項3】前記組成物が有効量の段階的除去成分を含
    み、それによって前記つや出し組成物を乾燥させて前記
    塗装表面上にフィルムを形成した後、前記表面を水洗す
    ることにより前記フィルムを実質的に除去することがで
    きることを特徴とする、請求項2に記載のつや出し組成
    物。
  4. 【請求項4】前記段階的除去成分が、第4級アンモニウ
    ム塩、第4級脂肪酸アミド、第4級イミデアゾリンおよ
    びそれらの混合物からなる群から選択されることを特徴
    とする、請求項3に記載のつや出し組成物。
  5. 【請求項5】前記段階的除去成分がジココジアルキルア
    ンモニウムクロリドであることを特徴とする、請求項4
    に記載のつや出し組成物。
  6. 【請求項6】前記つや出し組成物が、相関的な有効量
    の、少なくとも一種のワックス成分、少なくとも一種の
    アミノ官能性シリコーン、少なくとも一種の、前記つや
    出し組成物を表面に塗布した後に水溶性の乾燥フィルム
    を形成するのに有効な段階的除去成分、揮発性溶剤およ
    び有機酸を含んで成ることを特徴とする、請求項2に記
    載のつや出し組成物。
  7. 【請求項7】前記ワックス成分が天然および合成ワック
    スの共エマルションであり、前記アミノ官能性シリコー
    ンの粘度が25℃で約5〜約200センチストークスで
    あり、前記段階的除去成分がジココジメチルアンモニウ
    ムクロリドであり、前記揮発性溶剤がイソプロパノール
    と2−ブトキシエタノールの混合物であり、前記有機酸
    が氷酢酸であることを特徴とする、請求項6に記載のつ
    や出し組成物。
  8. 【請求項8】前記つや出し組成物を前記表面に塗布し、
    効果的な乾燥条件下で空気乾燥させた後、水洗により実
    質的に除去できるワックス含有乾燥フィルムを形成する
    様に、前記ワックス成分、前記アミノ官能性シリコーン
    および前記段階的除去成分の有効量が相関していること
    を特徴とする、請求項3に記載のつや出し組成物。
  9. 【請求項9】自動車の塗装表面に保護被覆を形成するた
    めのつや出し組成物であって、前記組成物が、ワックス
    成分、アミノ官能性シリコーン、溶剤および陽イオン系
    界面活性剤を、前記ワックスおよび前記アミノ官能性シ
    リコーンの前記自動車塗装表面に対する親和力を調整す
    る様な相関的有効量で含み、それにより、前記つや出し
    組成物を前記自動車塗装表面に塗布した後、効果的な乾
    燥条件下でワックス含有フィルムが形成され、前記ワッ
    クス含有乾燥フィルムが実質的に乾燥した時にそのワッ
    クス含有乾燥フィルムを水洗により実質的に除去できる
    ことを特徴とするつや出し組成物。
  10. 【請求項10】前記の実質的に乾燥したフィルムを水洗
    により除去できる様にするために、前記アミノ官能性シ
    リコーンが、約0.5〜約4.0重量%の有効量で存在
    する前記ワックスの有効量に相関して与えられ、前記ア
    ミノ官能性シリコーンが約0.05〜約2.5重量%の
    有効量で存在することを特徴とする、請求項2に記載の
    つや出し組成物。
  11. 【請求項11】ジアルキルシリコーンが有効量で含まれ
    ることを特徴とする、請求項1に記載のつや出し組成
    物。
  12. 【請求項12】多成分混合物からなり、自動車の塗装表
    面に塗布した時に、効果的な乾燥条件下で実質的に乾燥
    した親水性フィルムを形成し、前記塗装表面を水洗する
    ことにより前記塗装表面からその親水性フィルムを実質
    的に除去できることを特徴とする、自動車塗装表面用つ
    や出し組成物。
  13. 【請求項13】 成 分 重量%(活性成分として) 陽イオン系界面活性剤 0.05〜10.0 ジアルキルシリコーン 0.0 〜 7.5 アミノ官能性シリコーン 0.05〜 2.5 パラフィンオイル 0.0 〜15.0 溶剤 2.0 〜10.0 増粘剤 0.0 〜 5.0 香料/着色剤 十分に 酸 0.05〜 1.5 非イオン系界面活性剤 0.0 〜10.0 ワックス 0.5 〜 4.0 水 35〜98 を含んでなることを特徴とする、請求項2に記載の組成
    物。
  14. 【請求項14】 成 分 重量% 水 72.63 水酸化アンモニウム(0.28重量%のNH3 ) 0.25 増粘剤 1.25 氷酢酸 0.20 第4級アンモニウム界面活性剤 6.70 イソプロパノール 0.32 2−ブトキシエタノール 3.00 ジメチルシリコーン 4.50 共ワックスエマルション(12重量%ワックス) 10.00 アミノ官能性シリコーン 1.00 香料 0.15 を含んでなることを特徴とする、請求項1に記載の組成
    物。
  15. 【請求項15】表面をつや出しし、前記表面に保護被覆
    を与える方法であって、多成分混合物からなり、表面に
    塗布した時に効果的な乾燥条件下で実質的に乾燥した親
    水性フィルムを形成し、前記表面を水洗することにより
    前記表面からそのフィルムを実質的に除去することがで
    きるつや出し組成物を前記表面に塗布し、前記つや出し
    組成物を効果的な乾燥条件下で乾燥させて前記親水性フ
    ィルムを形成させ、次いで前記表面を水洗することによ
    り前記表面から前記親水性フィルムを除去し、それによ
    って前記表面がその上に前記多成分混合物の少なくとも
    一つの成分を保持することを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】前記表面が塗装表面であり、前記つや出
    し組成物が、少なくとも一種のワックス成分および少な
    くとも一種のアミノ官能性シリコーン成分を含むワック
    ス含有つや出し組成物であることを特徴とする、請求項
    15に記載の方法。
  17. 【請求項17】前記組成物が段階的除去成分を含み、そ
    れにより、前記つや出し組成物を乾燥させて前記塗装表
    面上にフィルムを形成した後、前記塗装表面を水洗する
    ことにより前記フィルムを実質的に除去できることを特
    徴とする、請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】前記段階的除去成分が、第4級アンモニ
    ウム塩、第4級脂肪酸アミド、第4級イミデアゾリンお
    よびそれらの混合物からなる群から選択された陽イオン
    系界面活性剤であることを特徴とする、請求項17に記
    載の方法。
  19. 【請求項19】前記段階的除去成分がジココジアルキル
    アンモニウムクロリドであることを特徴とする、請求項
    18に記載の方法。
  20. 【請求項20】前記組成物が、有効量の、少なくとも一
    種のワックス成分、少なくとも一種のアミノ官能性シリ
    コーン、少なくとも一種の、前記つや出し組成物を表面
    に塗布した後に水溶性の乾燥フィルムを形成するのに有
    効な段階的除去成分、揮発性溶剤および有機酸を含んで
    成ることを特徴とする、請求項15に記載の方法。
  21. 【請求項21】前記ワックス成分が天然および合成ワッ
    クスの共エマルションであり、前記アミノ官能性シリコ
    ーンの粘度が25℃で約5〜約200センチストークス
    であり、前記段階的除去成分がジココジメチルアンモニ
    ウムクロリドであり、前記揮発性溶剤がイソプロパノー
    ルと2−ブトキシエタノールの混合物であり、前記有機
    酸が氷酢酸であることを特徴とする、請求項20に記載
    の方法。
  22. 【請求項22】前記つや出し組成物を前記塗装表面に塗
    布し、効果的な乾燥条件下で空気乾燥させた後水洗によ
    り除去できる親水性のワックス含有乾燥フィルムを形成
    する様に、前記ワックス成分、前記アミノ官能性シリコ
    ーンおよび前記段階的除去成分の有効量が相関している
    ことを特徴とする、請求項20に記載の方法。
  23. 【請求項23】前記つや出し組成物が、ワックス成分、
    アミノ官能性シリコーン、溶剤および陽イオン系界面活
    性剤を、前記ワックスおよび前記アミノ官能性シリコー
    ンの前記塗装表面に対する親和力を調整する様な相関的
    有効量で含み、それにより、前記つや出し組成物を前記
    塗装表面に塗布した後、効果的な乾燥条件下でワックス
    含有親水性フィルムが形成され、前記ワックス含有親水
    性層が実質的に乾燥した時にそのワックス含有親水性層
    を水洗により実質的に除去できることを特徴とする、請
    求項15に記載の方法。
  24. 【請求項24】前記の実質的に乾燥したワックスを水洗
    により除去できる様にするために、前記アミノ官能性シ
    リコーンが、約0.5〜約4.0重量%の有効量で存在
    する前記ワックスに対して相関的な有効量で与えられ、
    前記アミノ官能性シリコーンが約0.05〜約2.5重
    量%の有効量で存在することを特徴とする、請求項23
    に記載の方法。
  25. 【請求項25】ジアルキルシリコーンが有効量で含まれ
    ることを特徴とする、請求項23に記載の方法。
  26. 【請求項26】塗装表面に保護被覆を与えるための請求
    項15に記載の方法であって、有効量の少なくとも一種
    のワックス成分、アミノ官能性シリコーン、および前記
    ワックスおよび前記アミノ官能性シリコーンの前記塗装
    表面に対する親和力を調整し、それによって前記ワック
    スが実質的に乾燥した時に水洗により実質的に除去され
    る様にするための陽イオン系界面活性剤を含む組成物を
    前記塗装表面に塗布することを特徴とする方法。
  27. 【請求項27】前記つや出し組成物が、 成 分 重量%(活性成分として) 陽イオン系界面活性剤 0.2 〜 2.5 ジアルキルシリコーン 0.0 〜 7.5 アミノ官能性シリコーン 0.2 〜 2.0 パラフィンオイル 0.0 〜15.0 溶剤 2.0 〜 5.0 増粘剤 0.0 〜 5.0 香料 十分に 酸 0.05〜 1.5 非イオン系または他の界面活性剤 0.0 〜10.0 ワックス 0.5 〜 4.0 水 35〜98 を含んでなることを特徴とする、請求項15に記載の方
    法。
  28. 【請求項28】前記つや出し組成物が、 成 分 重量% 脱イオン水 72.63 水酸化アンモニウム(1重量%) 0.25 増粘剤 1.25 氷酢酸 0.20 第4級アンモニウム界面活性剤 6.70 イソプロパノール 0.32 2−ブトキシエタノール 3.00 ジメチルシリコーン 4.50 共ワックスエマルション(12重量%ワックス) 10.00 アミノ官能性シリコーン 1.00 香料 0.15 を含んでなることを特徴とする、請求項27に記載の方
    法。
  29. 【請求項29】自動車の塗装表面をつや出しするための
    請求項21に記載の方法であって、 (1)請求項28の前記つや出し組成物を前記自動車塗
    装表面に塗布する工程、 (2)前記塗装表面上の前記つや出し組成物を、効果的
    な温度および相対湿度の空気乾燥条件下で乾燥させ、前
    記塗装表面上に親水性のワックス含有乾燥フィルムを形
    成する工程、 (3)前記塗装表面を水洗することにより、前記親水性
    のワックス含有乾燥フィルムを除去する工程、 を含んでなることを特徴とする方法。
  30. 【請求項30】更に、 (4)水洗した塗装表面を布で乾燥させる工程 を含むことを特徴とする、請求項29に記載の方法。
  31. 【請求項31】前記つや出し組成物が、 成 分 重量%(活性成分として) 第4級アンモニウム界面活性剤 0.2 〜 2.5 ジメチルシリコーン 0.0 〜 7.5 アミノ官能性シリコーン 0.2 〜 2.0 パラフィンオイル 0.0 〜15.0 溶剤 2.0 〜 5.0 増粘剤 0.0 〜 5.0 有機酸 0.05〜 1.5 非イオン系または他の界面活性剤 0.0 〜10.0 ワックス 0.5 〜 4.0 水 35〜98 を含んでなることを特徴とする、請求項28に記載の方
    法。
  32. 【請求項32】前記つや出し組成物のpHが約3.5〜約
    7.0であることを特徴とする、請求項1に記載のつや
    出し組成物。
  33. 【請求項33】前記pHが約4.0〜約5.0であること
    を特徴とする、請求項32に記載のつや出し組成物。
  34. 【請求項34】前記つや出し組成物のpHが約3.5〜約
    7.0であることを特徴とする、請求項6に記載のつや
    出し組成物。
  35. 【請求項35】前記pHが約4.0〜約5.0であること
    を特徴とする、請求項34に記載のつや出し組成物。
  36. 【請求項36】前記つや出し組成物中の揮発性有機化合
    物が約10重量%未満であることを特徴とする、請求項
    2に記載のつや出し組成物。
  37. 【請求項37】前記つや出し組成物中の揮発性有機化合
    物が約10重量%未満であることを特徴とする、請求項
    6に記載のつや出し組成物。
  38. 【請求項38】前記つや出し組成物のpHが約3.5〜約
    7.0であることを特徴とする、請求項15に記載の方
    法。
  39. 【請求項39】前記つや出し組成物のpHが約4.0〜約
    5.0であることを特徴とする、請求項38に記載の方
    法。
  40. 【請求項40】前記つや出し組成物中の揮発性有機化合
    物が約10重量%未満であることを特徴とする、請求項
    15に記載の方法。
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