JPH0532037Y2 - - Google Patents

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JPH0532037Y2
JPH0532037Y2 JP3142487U JP3142487U JPH0532037Y2 JP H0532037 Y2 JPH0532037 Y2 JP H0532037Y2 JP 3142487 U JP3142487 U JP 3142487U JP 3142487 U JP3142487 U JP 3142487U JP H0532037 Y2 JPH0532037 Y2 JP H0532037Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はコードリール室から冷却空気を取り入
れるようにエアープロテクターを備えた電気掃除
機に関するものである。
従来の技術 従来の電気掃除機としてはたとえば第7図に示
すように、コードリール室1と集塵室2とを仕切
る壁3の一部に冷却空気取り入れ用の穴4を設
け、コードリール室1の側から集塵室2の内部に
冷却空気を吸引するようにしてコードリール5と
電動送風機6を同時に冷却するようにして構成し
たものが知られている。
また第8図に示すように集塵室2の上端を覆う
集塵室蓋7の内側に内部の真空度の上昇により開
動するエアープロテクター8を設け、真空度が上
昇したときにエアープロテクター8が開動して外
部の空気を集塵室2の内部に吸引した後電動送風
機室9に導き、電動送風機6を冷却するように構
成された電気掃除機も知られている。前記エアー
プロテクター8は前記集塵室蓋7に内方に凹入す
るように形成された凹部7aの内部に弁体8aと
この弁体8aを上方に付勢するばね8bを設け、
中央に孔部10aを有する蓋体10を前記弁体8
aに当接するように前記凹部7aの上端に設けて
構成されている。
考案が解決しようとする問題点 ところが、第7図に示す構成の電気掃除機では
コードリール室1と集塵室2とを仕切る壁3に形
成されている穴4は常時開口しているため、コー
ドリール5や電動送風機6の冷却を必要としない
ときでも冷却時と同様に真空度の低下を来たし、
吸込性能が大きく低下するという問題があつた。
また、使用中において常時、前記穴4を空気が流
れることにより空気の洩れ音が発生し、これによ
り冷却時以外のときでも騒音が大きくなるという
問題があつた。
また第8図に示す構成の電気掃除機では掃除機
に部品点数の多いエアープロテクター8を装着す
るのに1つづつ部品を組み立てながら作業を行な
わねばならず、作業能率が悪いという問題があつ
た。また、エアープロテクターを集塵室蓋に設け
た場合は、蓋を開閉する度に衝撃が生じ、しかも
その衝撃は途中にほとんど緩衝作用のないもので
あつた。よつて、エアープロテクターの精度をい
かに良好に保つかが極めて重要な問題であつた。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
真空度が高くなつたり温度が上昇したとき冷却空
気を吸い込んでコードリールと電動送風機の冷却
を同時に行なえるようにするとともに、冷却を必
要としないときは冷却空気の吸い込みを止めて吸
込性能の低下防止と、騒音の低下を図るものであ
る。さらに、バンパーの弾性を利用して衝撃がエ
アープロテクターに与える影響を低減することを
目的とする。また、掃除機に対するエアープロテ
クターの装着を能率良く行なえるようにすること
を目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、前方の
集塵室と左右に並設された後方の電動送風機室お
よびコードリール室とを壁を介して仕切つた下部
本体と、前記集塵室の上端全周に設けたバンパー
と、この集塵室を開閉自在に覆う集塵室蓋と、前
記電動送風機室およびコードリール室とを覆う上
部本体とを備え、前記コードリール室側の上記壁
には略U字状の切り込み部を設けるとともに、前
記バンパーにはこの切り込み部に対応して略U字
状の支持体を一体に成形し、かつ支持体の集塵室
側には底部中央に孔部を有する凹部を設け、さら
にこの凹部には真空度の上昇により開動する弁体
を備えたプロテクターケースを圧入してなるもの
である。
作 用 この構成により、真空度が上昇したり、温度が
上昇したときにエアープロテクターが開動して冷
却空気を吸い込み、コードリールと電動送風機の
冷却を同時に行なえ、その他のときは冷却空気の
吸い込みが止まり、吸込性能の低下防止と騒音の
低下を図ることができる。また、エアープロテク
ターはバンパーと一体に形成されている支持体に
組み込まれ、バンパーの取り付けと同時に掃除機
に対するエアープロテクターの装着を行なうこと
ができる。しかも、エアープロテクターはバンパ
ーを介して掃除機の下本体に取りつけられるた
め、集塵室蓋の開閉による衝撃が伝わる事なく、
掃除機本体の移動時に段差を越えることによる衝
撃もバンパーの弾性により吸収されるものであ
る。
実施例 以下、本考案の一実施例について、図面に基づ
いて説明する。
第1図〜第6図において、11は下部本体12
と上部本体13とで構成される掃除機本体14の
前部に設けられた集塵室で、バンパー15を介し
て上部に開閉自在に集塵室蓋16が設けられてい
る。バンパー15はゴム等の弾性体で構成され、
掃除機本体が家具等にぶつかつた際に衝撃を吸収
するとともに、下部本体12と上部本体13との
間のパツキンの役目も果たしている。また、前記
集塵室11の後方には掃除機本体14の内部にコ
ードリール室17と電動送風機室18が形成され
ている。なお、このコードリール室17と電動送
風機室18とを構成する下部本体12と上部本体
13との間にもバンパー15が介在されている。
19は前記コードリール室17および電動送風機
18と集塵室11とを仕切る壁で、コードリール
室17の部分に位置する壁19にはコードリール
室17からの冷却空気を電動送風機室18に取り
入れるためのエアープロテクター20が設けられ
ている。このエアープロテクター20は第4図お
よび第5図に示すように、プロテクターケース2
1と、このプロテクターケース21の内部に位置
する弁体22およびこの弁体22を閉じる方向に
付勢するばね23とから成り、前記壁19に形成
したU時形の切り込み部24に嵌合させた支持体
25に支持されている。さらに詳しくは支持体2
5は前記壁19の上端に嵌合するバンパー15に
下向きに一体に形成されて外周に前記切り込み部
24に係合する溝26を有し、さらに中心に孔部
27を有するとともに、この孔部27の周りに前
記プロテクターケース21の一端を嵌入させる凹
部28を有している。前記ばね23は前記プロテ
クターケース21の内部において他端側のばね受
け部29に一端が当接し、他端が前記弁体22に
当接して弁体22を前記孔部27側に押し、孔部
27を閉じるように構成している。また、前記弁
体22の外周とプロテクターケース21の内面と
の間には空気の流路が形成されている。さらに前
記壁19の上端に取り付けられたバンパー15は
上面にリツプ部15aを一体に有し、前記集塵室
蓋16の内面に設けたリブ30によつて上方より
押さえられるようになつている。
ところで前記集塵室11の後端内部には前記壁
19に近接してフイルター31がフイルター枠3
2によつて支持されて設けられており、集塵室1
1に入つた空気はフイルター31を通つて前記壁
19に形成した孔部33から電動送風機室18に
吸引されるように構成されている。また前記コー
ドリール室17から前記エアープロテクター20
を介して電動送風機室18に冷却空気を導くため
のカバー34が前記フイルター31の下手側に位
置するように前記フイルター枠32と一体に形成
されており、このカバー34の内側と壁19との
間に形成されている冷却空気通路は前記壁19に
形成した孔部33に連通している。
なお、図中35は前記電動送風機室18に設け
た電動送風機、36は前記コードリール室17に
設けたコードリールで、このコードリール36に
巻回されているコード37はコード引き出し口3
8より外部に引き出されるようになつている。3
9は前記集塵室11の内部に装着される集塵袋
で、掃除機本体14の前端に設けたフロントカバ
ー40に形成された吸気口41より吸い込んだ塵
埃を集めるようになつている。42は掃除機本体
14の後端に設けた排気口である。
さらに上記の構成において、前記エアープロテ
クター20は吸込仕事率のピーク時点で動作しな
い、すなわち前記弁体22で前記孔部27を閉じ
るように構成するとともに、平均入力状態の温度
上昇のきびしい条件(真空度が高くなつたとき)
において動作する、すなわち弁体22が開動する
ように構成されている。
したがつて、電気掃除機を運転して通常の使用
条件のときはエアープロテクター20は動作せ
ず、吸込仕事率の低下が防止され、平均入力状態
の温度上昇のきびしい条件のときはエアープロテ
クター20の弁体22が開動することにより冷却
空気が前記コード引き出し口38からコードリー
ル室17を通つてエアープロテクター20からカ
バー34の内側の冷却空気通路を通り、前記孔部
33から電動送風機室18に吸引され、電動送風
機35を冷却することができる。同時にこの冷却
空気の流れによりコードリール36の冷却も行な
うことができる。
また、清掃時に掃除機本体14を引つ張つて敷
居等の段差を越える際に発生する衝撃もバンパー
15により吸収されてエアープロテクター20に
はあまり伝わることがなく、エアープロテクター
20の耐衝撃性が極めて向上するものである。
なお、前記エアープロテクター20としては温
度変化によつて動作させるために周囲の温度が設
定温度に上昇したときに変位するばね23を用い
て、このばね23の変位により弁体22が開動で
きるように構成しても良い。
ところで上記実施例におけるエアープロテクタ
ー20は前記バンパー15と一体に形成されてい
る弾性を有する支持体25に容易に組み込まれ、
バンパー15を前記壁19の上端に取り付けるこ
とにより掃除機に対するエアープロテクター20
の装着がなされる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、コードリール室
と集塵室とを仕切る壁の一部に、バンパーと一体
に形成した支持体に装着したエアープロテクター
を設け、このエアープロテクターは真空度の上昇
時あるいは周囲の温度上昇時に開動するように構
成してコードリール室から電動送風機室に冷却空
気を導くように構成されてあることにより次に述
べるような効果が得られる。
1 通常使用時において発生する衝撃をバンパー
の弾性により吸収することにより、エアープロ
テクターへの伝播を最小限にでき、耐久性に優
れた電気掃除機を提供できる。
2 温度上昇のきびしい条件ではエアープロテク
ターが開動して、コードリールおよび電動送風
機の両方を同時に冷却できる。
3 エアープロテクターはバンパーと一体に形成
されている支持体に組み込まれ、バンパーの取
り付けと同時に掃除機に対するエアープロテク
ターの装着を行なうことができる。しかも、エ
アープロテクターのバンパーへの組み込みは、
弾性を利用して圧入することにより極めて容易
になされ作業効率も向上するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の一実施例を示すもの
で、第1図は電気掃除機の要部切欠平面図、第2
図は同縦断側面図、第3図は同縦断正面図、第4
図はエアープロテクター取付部の分解斜視図、第
5図は同断面図、第6図は電気掃除機の外観斜視
図、第7図は従来例における電気掃除機の要部切
欠平面図、第8図は別の従来例における電気掃除
機の縦断側面図である。 11……集塵室、14……掃除機本体、15…
…バンパー、17……コードリール室、18……
電動送風機室、19……壁、20……エアープロ
テクター、21……プロテクターケース、22…
…弁体、23……ばね、24……切り込み部、2
5……支持体、26……溝、27……孔部、28
……凹部、31……フイルター、32……フイル
ター枠、33……孔部、34……カバー、35…
…電動送風機、36……コードリール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前方の集塵室と左右に並設された後方の電動送
    風機室およびコードリール室とを壁を介して仕切
    つた下部本体と、前記集塵室の上端全周に設けた
    バンパーと、この集塵室を開閉自在に覆う集塵室
    蓋と、前記電動送風機室およびコードリール室と
    を覆う上部本体とを備え、前記コードリール室側
    の上記壁には略U字状の切り込み部を設けるとと
    もに、前記バンパーにはこの切り込み部に対応し
    て略U字状の支持体を一体に成形し、かつ支持体
    の集塵室側には底部中央に孔部を有する凹部を設
    け、さらにこの凹部には真空度の上昇により開動
    する弁体を備えたプロテクターケースを圧入して
    なる電気掃除機。
JP3142487U 1987-03-03 1987-03-03 Expired - Lifetime JPH0532037Y2 (ja)

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