JPH0532017Y2 - - Google Patents

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JPH0532017Y2
JPH0532017Y2 JP1987118375U JP11837587U JPH0532017Y2 JP H0532017 Y2 JPH0532017 Y2 JP H0532017Y2 JP 1987118375 U JP1987118375 U JP 1987118375U JP 11837587 U JP11837587 U JP 11837587U JP H0532017 Y2 JPH0532017 Y2 JP H0532017Y2
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JP
Japan
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egg
lid
microwaves
microwave
receptor
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JP1987118375U
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JPS6425026U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は茹卵がつくれる電子レンジに関する。
(ロ) 従来の技術 卵にマイクロ波を直接照射すると、卵が破裂す
ることは一般に良く知られており、このため電子
レンジにおいて茹卵及び蒸卵等の卵料理を行なう
には特別な構成を要する必要がある。実公昭57−
36964号公報には蒸卵がつくれる電子レンジが提
案されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は卵へのマイクロ波の照射を排除して迅
速に茹卵がつくれる実用的な電子レンジを得よう
とするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案の電子レンジは、マイクロ波が供給され
る加熱室、マイクロ波透過材料からなり、上記加
熱室内に配置され、マイクロ波加熱される水を収
納する容器と、マイクロ波非透過材料からなり、
水を通過させるがマイクロ波を通過させない多数
の開口を有し、上記容器内に水没配置される卵受
体、マイクロ波非透過材料からなり、水を通過さ
せるがマイクロ波を通過させない多数の開口を有
し、上記容器内で水没すると共に上記卵受体上に
配置され、斯る卵受体と共に卵を覆う蓋体と、マ
イクロ波透過材料からなり、下端部が上記卵受体
上面中央に配置され、使用時に上端部が前記蓋体
に設けられた透孔を貫通し該上端部が把手となる
棒体とを備え、上記蓋体の閉鎖時、前記蓋体及び
棒体が互いに係合し、加熱途中に上記蓋体が上記
卵受体から外れないようにする突部を前記棒体に
形成したことを特徴とする。
(ホ) 作用 卵はマイクロ波非透過材料からなる卵受体と蓋
体で覆われており、マイクロ波照射されない。
斯る卵受体及び蓋体はマイクロ波透過材料から
なる容器内にて水没しており、そして上記卵受体
及び蓋体の外側の水はマイクロ波加熱されて湯と
なり、斯る湯は上記卵受体及び蓋体の開口を通り
ながら上記容器内を対流し、よつて上記卵受体と
蓋体とで覆われている卵はマイクロ波照射されな
いが対流する湯により加熱され茹卵となる。
更に、湯が沸騰する状態においては、発生する
気泡は上記蓋体内面まで上昇した後、上記蓋体に
設けられた開口を通過して排出されるが、その際
気泡の圧力によつて上記蓋体は上方に持ち上げら
れる力を受け、上記卵受体から外れて移動しよう
とするが、この場合、上記蓋体頂点を貫通する棒
体には蓋体が卵受体から外れないように係合する
突部が設けられているため、上記蓋体は上記容器
内にて上記卵受体から外れて、上記卵受体と蓋体
との間に隙間があくようなことが防止される。従
つて、上記卵受体内の気泡の圧力によつて、上記
蓋体が不所望に外れて中の卵にマイクロ波が照射
されるようなことを防ぐことができる。
(ヘ) 実施例 図面は本考案実施例の電子レンジを示し、1は
電子レンジ本体、2は該本体内に配置された加熱
室、3は該加熱室内にマイクロ波を供給するマグ
ネトロン、4は上記加熱室2の外側上部に配置さ
れ、加熱室2内の被検知部の温度を検知する赤外
線センサで、該センサの検知温度に基づいて上記
マグネトロン3の駆動が制御される。
5は上記加熱室2内に配置され、マイクロ波加
熱される水6を収納する容器で、該容器はポリプ
ロピレン樹脂、セラミツクス、ガラス等のマイク
ロ波透過材料からなり一対の把手7,7を有して
いる。更に、上記容器5は平面が円形状であり、
その横方向の内寸aは133mmとなつている。
8は上記容器5内に水没配置される卵受体で、
該卵受体は、アルミニウム等のマイクロ波非透過
材料からなり、卵9が配置される4つの凹部10
を有すると共に、水を通過させるがマイクロ波を
通過させない多数の開口11,11……を有して
いる。更に、上記卵受体8は平面が円形状であ
り、その横方向の外寸bは130mmとなつている。
12はポリプロピレン樹脂等のマイクロ波透過材
料からなり、上記卵受体8の中央上面にビス13
留め固定され、上端が把手14となる棒体であ
る。
15は上記容器5内で水没すると共に上記卵受
体8上に配置され、上記卵受体8と共に卵9を覆
う蓋体で、該蓋体は、アルミニウム等のマイクロ
波非透過材料からなり、水を通過させるがマイク
ロ波を通過させない多数の開口16,16……及
び円筒部17を有している。斯る円筒部17には
上記棒体12が貫通し、該棒体12には前記円筒
部17に対応する位置に突部19が形成され、上
記蓋体15を上記卵受体8上に配置した時、前記
突部19が前記円筒部17に嵌合し、前記蓋体の
浮きが防止される。また、上記卵受体8及び蓋体
15の周縁に設けられた、係合部18の蓋体15
側は、全周に亙つて外方に突出した突部が形成さ
れ、前記係合部18の卵受体側は、全周に亙つて
前記突部に対応した、内方に突出した係合片が設
けられ、使用時に双方が互いに軽く係合すること
によつて、蓋体15の外れを防ぐ。
さて、茹卵をつくるに際しては、まず上記卵受
体8の凹部10に卵9を配置し、上記蓋体15を
その円筒部17に上記棒体12が貫通するように
して上記卵受体8上に配置する。この時、卵9は
これら卵受体8及び蓋体15により覆われる。そ
の後、上記棒体12の把手14を持ち、上記卵受
体8を蓋体15と共に持上げて上記容器5内に配
置し、上記容器5内に卵受体8及び蓋体15が水
没配置状態となるように水6を入れる。この時上
記棒体12の把手14は水面から上に出ている。
次いで、上記容器5をその把手7,7を持つて上
記加熱室2内に入れる。
而して、マグネトロン3を駆動制御して加熱室
2内にマイクロ波を供給し始める。この時、マイ
クロ波非透過材料からなる上記卵受体8及び蓋体
15の外側の水6だけが直接マイクロ波照射され
て加熱される。これら卵受体8及び蓋体15によ
り覆われている卵受体9は直接マイクロ波照射さ
れず破裂の恐がない。又、卵受体8及び蓋体9内
に開口11,11……及び16,16……を通つ
て入れた水6も同様にマイクロ波照射されない。
そして、卵受体8及び蓋体15の外側の水がマイ
クロ波加熱されて湯となると、斯る湯は卵受体8
及び蓋体15の開口11,11……及び16,1
6……を通りながら容器5内を対流し、よつて卵
9はマイクロ波照射されないが対流する湯により
加熱され始める。その後、上記センサ4の検知に
基づいて、被検知部である湯の温度が90〜95℃と
なると、以後20分間斯る温度を保持すべくマグネ
トロン3を駆動制御する。これにより、茹卵がで
き上がる。
ところで、湯温が90〜95℃であると湯は沸騰す
る状態にあり、すると気泡が発生し、斯る気泡に
よつて上記卵受体8が上記容器5内にて横方向等
に移動しようとする。しかるに、この場合、上記
容器5の横方向の内寸a(133mm)が上記卵受体8
の横方向の外寸b(130mm)と略同一となつている
ため上記卵受体8は上記容器5内にて少なくとも
横方向に移動するのが抑えられている。従つて、
上記卵受体8の移動に伴つて上記蓋体15が不所
望に外れて中の卵にマイクロ波が照射されるよう
なことも、できるだけ未然に防止されている。
更に、上記容器5は、その横方向の内寸aが上
記卵受体8の横方向の外寸bと略同一となるくら
い小さくなつており、従つて上記容器5内に入る
水をすくなくでき、それだけ茹卵が迅速につくら
れる。
また、第3図に示す如く、上記蓋体15を卵受
体8上に配置した時、卵受体8に固定された棒体
12及び蓋体15の双方が互いに係合するよう
に、棒体12に突部19を設けたので、上記沸騰
する状態において、蓋体12が不所望に外れて中
の卵にマイクロ波が照射されることが確実に防止
される。
尚、前記卵受体8及び蓋体15の周囲に係合部
18を設けると、尚一層の効果がある。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、把手の設けられている棒体に
係合用の突部を形成し、蓋体の頂点において該蓋
体を係合したので、非常に簡単な構成で最も効果
的に蓋体の移動を防止することができるようにな
り、湯の沸騰中も含めて卵へのマイクロ波の照射
を排除して迅速に茹卵がつくれる実用的な電子レ
ンジを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案実施例の電子レンジを示し、第1
図は外観斜視図、第2図は正面断面図、第3図は
要部側面断面図、第4図は容器の平面図、第5図
は卵受体の平面図、第6図は蓋体の平面図であ
る。 2……加熱室、3……マグネトロン、4……赤
外線センサ、5……容器、8……卵受体、10…
…凹部、11……開口、12……棒体、15……
蓋体、16……開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マイクロ波が供給される加熱室、マイクロ波透
    過材料からなり、上記加熱室内に配置され、マイ
    クロ波加熱される水を収納する容器と、マイクロ
    波非透過材料からなり、水を通過させるがマイク
    ロ波を通過させない多数の開口を有し、上記容器
    内に水没配置される卵受体、マイクロ波非透過材
    料からなり、水を通過させるがマイクロ波を通過
    させない多数の開口を有し、上記容器内で水没す
    ると共に上記卵受体上に配置され、斯る卵受体と
    共に卵を覆う蓋体と、マイクロ波透過材料からな
    り、下端部が上記卵受体上面中央に配置され、使
    用時に上端部が前記蓋体に設けられた透孔を貫通
    し該上端部が把手となる棒体とを備え、上記蓋体
    の閉鎖時、前記蓋体及び棒体が互いに係合し、加
    熱途中に上記蓋体が上記卵受体より外れないよう
    にする係合突部を前記棒体に形成したことを特徴
    とする電子レンジ。
JP1987118375U 1987-07-31 1987-07-31 Expired - Lifetime JPH0532017Y2 (ja)

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JP1987118375U JPH0532017Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

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JP1987118375U JPH0532017Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

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JPS6425026U JPS6425026U (ja) 1989-02-10
JPH0532017Y2 true JPH0532017Y2 (ja) 1993-08-17

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040223B2 (ja) * 1980-07-02 1985-09-10 松下電器産業株式会社 光通信受信系の自動しきい値制御方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040223U (ja) * 1983-08-26 1985-03-20 佐藤 隆右 電子レンジ調理用ゆで卵作り容器
JPS6094125U (ja) * 1983-12-01 1985-06-27 佐藤 隆右 電子レンジ用ゆで卵作り容器

Patent Citations (1)

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JPS6040223B2 (ja) * 1980-07-02 1985-09-10 松下電器産業株式会社 光通信受信系の自動しきい値制御方式

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JPS6425026U (ja) 1989-02-10

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